常住山正願寺



 永正十年(1513年)掛川城主朝比奈備中守泰能の創建と伝わり、初めは草堂で法要堂と称した。身延山十三世法主寶聚院日上人を請じて開山された。
 当時の寺域は広く慶長年間に天王山(現在の龍華院・子角山)の天王祠を北西部に移した折、境内地に預かっていた薬師堂を城主松平家が神宮寺とした。 元和三年(1617年)寺田として、松平定行が四石を寄進し二世の安住院日城上人を住せしめ近郷の化導に励んだ。中興の三世は本学院日定上人は井伊家の帰依により本堂を建立した。


正願寺本堂

御宗旨日蓮宗
御本尊十界諸尊









妙見山古墳群

 妙見山古墳群は古墳時代中期(6世紀後半)の古墳とされ、御所原の南端の丘陵上に正願寺の裏山から東南に掛川東高校運動場北側から東側不動院境内までに小円墳六基が一連に有った。 東高校の運動場拡張と不動院の境内地として整地、平削され原形を止めるのは正願寺裏山のもののみとなった。

鬼子母神堂

鬼子母神堂
延宝六年(1678年)井伊伯耆守直武と母堂玉心院殿は当時の住職日當上人に深く帰依して、その昔城内天主に勤請した伝教大師作と伝わる、愛染明王を寄進し建立した。  また、鬼子母神像は三十番神、七面天女と共にお堂に祀られている。







清正公

 中町に正願寺境外仏堂として、万延元年(1860年)木根万蔵邸に祀られていた御像を移転し建立された。
 戦国の武将加藤清正が神格化され、本宗寺院では、守護神として祀られている。例年六月二十三日、清正公御命日の前日にお開帳が行われている。




主な年中行事
アクセス方法
 正月 元旦   新年祝祷会
  1月10日   身延山初参
  1月15日   星まつり祈願
  3月16日   淨行菩薩大祭
 春分の日    彼岸法要
  4月 8日   花祭り
  6月23日   清正公お開帳
  7月15日   施餓鬼法要
  9月 8日   鬼子母神大祭
 秋分の日    彼岸法要
 11月23日   御会式
毎月1日14時   祈願会
毎月16日14時   御題目講 
・JR掛川駅より徒歩10分。
・東名掛川インターより車で5分

<住所>
 静岡県掛川市仁藤67

<電話>
 (0537)22-3975

墓地分譲中

正願寺墓地

常住山 正願寺 公式サイト

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