愛知県

    ≪名古屋市南部≫

     南区、緑区、港区

住所  神社 祭礼日 内容 備考
 ≪南区≫
呼続4丁目13−38 富部神社
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10/2土日
(元・旧6/12)
車楽1台 高砂車
石取祭車1台 城下町1、2丁目 
神輿 厄年会・還暦会・子供会
高砂車=市指定有形民俗文化財。享保12年(1727)制作。人形は尉と姥。
昭和12年の『汎太平洋博覧会』が最後の曳行。その後は屋根を外し例祭日に山車蔵のシャッターを上げて下半部の屋台部分と2体の人形を展示。

 慶長11年(1606)神社創建時に山車2台を創建したと云われる。
本星崎町宮町620 星宮社 10/1土日 山車4台 本町組、田古屋組、大道組、廻間
町内山車2台 本城町、星宮町
宝暦5年(1755)の尾陽村々祭礼集には、廻間・田古屋・町・大道の山車4台が曳かれていたことが記されている。
老朽化 等の理由で昭和43年(1969)に山車曳行は休止。平成4年(1992)に町組が改修して山車祭りが再開。平成12年(2000)より山車曳行再開。廻間・田古屋・大道の3組は、山車を新たに建造して、山車祭り復活。また町内山車ではあるが、
本城町、星宮町も出している。
町組=昭和30年頃に名古屋型で再建。昭和43年以降休止するが、平成4年復活。ゴムタイヤから木の車輪になる。

 先代は昭和20年、戦災で焼失。

田古屋組=平成12年残っていた旧車の部材(屋根 など)を利用して名古屋型の山車として復活。

 先々代は明治35年に東区相生町より160円で購入。大工は森棟九郎。当地では「浦島車」と呼ばれていて、戦前までは浦島太郎のか らくり人形が乗っていたらしい。昭和43年以降休止し解体保存。
 先代は平成4年制作。トラックベースの町内山車。
大道組=平成17年(2005)9月25日、お披露目。山車としては37年ぶり。大道組の会員約20人で1年がかりで制作。高さ5.5m。幅2.6m。長さ3.5m。

 先々代は明治9年に常滑市西之口、鉄砲津より購入した名古屋型山車。老朽化で屋根が揺れるので昭和43年の曳行を最後に廃棄。
 先代は平成5年制作の町内山車で祭礼復活。トラックに唐破風の屋根を乗せ、彫刻で飾った。現・山車新調に伴い新興住宅の星宮町へ幕ごと譲渡。
廻間組(はさまぐみ)=平成14年9月22日、新調御披露目。知多型外輪。大工は葛將テ社寺工務店。

 先々代は安政3年(1856)購入。知多外輪型。老朽化のため屋根や一部の部材を残して解体廃棄。
 先代は平成5年制作で復活。小型トラックベースの町内山車。自動車の足回りを利用して山車としていた。
雷車=ここは“本地祭りを盛り上げる会”が運営し神事無しで引き回し。
往来は昭和37年西区の富士浅間神社の山車をして制作されるが、平成10年より同会の山車となるが、その後飾付けのみとなり、平成19年より名古屋市博物館に保管。
要町5−112 八幡神社 10/3日曜 神輿
豊1丁目35−17 古伝馬神社 10/17頃の日曜 例祭
豊2丁目26−10 若宮八幡宮 10/10 例祭
源兵衛町5丁目1385 須佐之男神社 10/1 例祭 氏子は源兵衛町、鶴見通、鳴浜町、松下町、三吉町
内田橋1丁目33−25 紀左衛門神社 10/2日曜 例祭 昭和34年(1959)、神明社から紀左衛門神社に改称
笠寺町天満12 七所神社 10/初旬 神幸祭
市場中切、新町、大門、西之門、松本、迫間から傘鉾神楽台。氏子23町は子供神輿をお供にし、武者行列をなし御旅所(丹八山)へ渡御を行う。
元鳴尾町218 牛毛神社 10/2日曜 例祭
鳴浜町6丁目1−164 千鳥神社 6/28 例祭
鳥栖1丁目18−10 鳥栖神明社 10/2土日 子供神輿、子供山車 神影流桜の棒の手
鳥栖2丁目20 鳥栖八剣社 提灯行列

 ≪緑区≫
鳴海町米塚10 有松天満社 10/1日曜 山車3台 布袋車(東組)、唐子車(中組)、神功皇后車(西組)
布袋車(東組)⇒旧称は橋東町。
延宝5年(1677)制作。明治24年(1891)9月名古屋の袋町の道具屋に置いてあったんで有志で約1300円を出して購入。元は下玉屋町(中区錦2丁目)の山車。
からくりは天明8年(1788)、人形師不明の「文字書き唐子」と明和5年(1768)、玉屋庄兵衛作、昭和51年、7代目玉屋庄兵衛修復の「文字書き人形」。
大幕は文政9年(1826)作、山本梅逸下絵。「鳳凰、亀、龍、麒麟」。
水引幕は明治25年制作、「白羅紗、雲鶴」。
唐子車(中組)=旧称は清安町。知多の内海の御用商人の前野小平治という豪商が20年あまりの歳月をかけて作らせた個人持ちの山車。完成は弘化4年(1847)。この山車を明治8年に購入。
からくりは弘化4年(1847)、真守(二代目隅田仁兵衛)作の「采振り人形」と「文字書き唐子」。
追幕は弘化4年(1847)作、冷泉家の書。
神功皇后車(西組)⇒山車蔵は有松町大字有松字往還南159−3。
旧称は金華町。明治6年(1873)制作。大工は名古屋市久屋町の久七。費用は500余円。
からくりは「采振り人形」、明治27年、土井新七作?「神功皇后の糸からくり」。
大幕は平成6年、金龍町(旧称)と金糸で刺繍。
水引幕は渡辺小華(渡辺華山の次男)の下絵。「芙蓉、水仙、牡丹、杜若」。
 【有松絞りまつり】
6/1土日有松・鳴海絞会館 横駐車場をメイン会場に東海道有松一帯で開催。2014年で30回を数える。絞りの実演・体験・展示・パレード、町並みツアー、山車飾りなど盛りだくさん。
鳴海町前之輪23(表方祭り) 鳴海八幡宮 10/2日曜 山車5輌 ※街道南で表方。
作町=天保8年(1840)制作。
彫師は瀬川治助重定。檀箱「鞠に唐獅子」、脇障子「巣父、許由」、蟇股「龍」、懸魚「鳳凰」、高欄狭間「波に千鳥」。
本陣車(根古屋)=天保10年(1842)制作。
彫師は瀬川治助重定。欄間「雲龍」、脇障子「獅子の谷落とし」、懸魚「鳳凰」、欄間「松に鶴」、高欄狭間「牡丹」。
本町(街)=嘉永元年(1848)8月制作。
彫師不詳。太平鰭:正面「親子鶏」、後ろ「松に鷹」。
大幕は「龍・虎」。水引幕の下絵は森高雅。
唐子車(相原)=明治11年10月に相原町の下郷本家が子供の誕生祝いに知多郡小野浦村の森田清兵衛氏より購入し翌12年より曳く。
彫師は中野甚右衛門重富。
人形3体。「采振り、大唐子、柿の木で倒立する唐子」。明治12年、5代目玉屋庄兵衛の作。購入費は73円余り。
中島(下中)=弘化3年(1846)制作。
彫師は瀬川治助重定。欄間「玉川」、蟇股「親子龍」、懸魚「梅の鳩」。
大幕は「波に千鳥」。後幕は水谷納斎の筆「中嶋街」。
鳴海町乙子山85(裏方祭り) 成海神社 10/連休の日曜 山車4輌 ※山側で裏方
丹下=享保17年子年(1732)6/18暁に大工半七より請取。元々半田の山車か?。
 山車蔵に文政元年(1819)瀬川治助重定により改修の板書きあり。
北浦(横町)=丹下と兄弟山車。享保17年子年(1732)6/18暁に大工半七より請取。元々半田の山車か?。壇箱は瀬川治助重定。
大幕は「鯉の滝登り」の刺繍。
花井=享保3年(1718)に半田?より購入。
からくり人形は昭和63年より2年かけて改修。人形師は八代目玉屋庄兵衛。「采振り」。
水引幕は「龍、亀、麒麟、鳳凰」の刺繍。
城之下(三皿)=享保2年(1717)に半田?より購入という伝承あり。天保12年(1841)総塗り替え、金具の新調。
からくり人形の制作年、作者不明。前山人形は「幣振り」。上山人形は「采振り」。
大幕は張月戴下絵。
熊の前2−102(鳴海町神ノ倉2) 徳重熊野社 10/中旬 子供神輿 式内社
鳴海町上ノ山5 古鳴海八幡社
鳴海町諸ノ木2 明神社 子供獅子 往古は馬の塔が出た
鳴海町向田2 本川浅間神社 2019年3/20、遷座式。21日、奉祝大祭
鳴海町雷1 雷社
鳴海町諏訪山159 諏訪社 10/18頃 例祭
大高町火上山1−3 氷上姉子神社 10/1日曜(元・8) 傘鉾車、握々
5/6 頭人祭り 昔の鷹狩りで奉納されていた鷹の代わりに鷹の絵馬を奉納する
6/4日曜 大高斎田御田植祭
大高町北大高畑15 津島社 10/初旬 山車
大高町西丸根26 神明社 9月 例祭 牡丹餅を奉納してみんなで食す
大高町城山23 城山八幡神社 旧・8/15 例祭
大高町田中46 神明社 9月 子供相撲
大高町町屋川14 大高八幡社 旧・8/15 例祭

 ≪港区≫
千鳥1丁目9−14 築地神社 7/海の日 石取祭車1台 二号地西部
山車7台 二号地東部、港元町、神頭町、港本町1丁目、港本町2丁目、真砂町、高六
南陽町畑中 神明社 石取祭車1台 休止中
宝神町敷地759 熱田社 10/8 神楽 宝神新田の鎮守
新茶屋五丁目1809 新茶屋神明社 神楽太鼓、男獅子舞
新茶屋神明社神楽保存会=海東流神楽太鼓:尾張平野に生まれ育った里神楽に色々の曲目を加え生み出した太鼓が新茶屋海東流神楽太鼓。
男獅子舞:江戸期に海部郡七宝町徳実から伝授されたもので、秋の大祭には神社境内において、村中集まって護国豊穣、豊年万作を祝って舞いを行ってきた。
この二つの郷土芸能は伊勢湾台風以後消滅していたが、昭和40年に新茶屋神楽が名古屋市の文化財に指定を受け、昭和46年に新田開発300年祭が開催された時保存会を結成した。
土古町36 八剱社 10/15 神楽 藤前新田の鎮守
藤前1丁目221 神明社 神楽
知多二丁目2406(南陽町大字福田字知多81) 山神社 10/1 神楽 中ノ切新川堤防内法収蔵庫にあり。安政6年制作。
福前1−319(南陽町大字福田前新田字いの割12 神明社 10/1 神楽
南陽町大字西福田字宮ノ切36 宮ノ切神明社 10/1土曜 例祭
南陽町大字西福田字中島14 神明社
南陽町大字西福田字寺前38 神明社
西福田1−1706(南陽町大字西福田字野田40) 熱田社 10/8
例祭   
西福田三丁目324(南陽町大字西福田字堤裏103) 熱田社 10/8 例祭   
 ※西福田新屋敷、西福田上中、西福田東之割、西福田中之割、西福田西之割、西福田六軒家に神楽あり。
南陽町大字茶屋後新田字大手堤外法21 秋葉社
南陽町大字茶屋後新田字口ノ割24 茶屋後神明社  春秋の祭り  神楽
文政13年制作と思われる。これは「文政庚寅十三歳」と銘記されており、かの伊勢湾台風のときにも高台に保存されていたため、被害を受けることなく制作時からの原形を保っている。
南陽町川原 神楽 伊勢湾台風で大破のため、新たに購入。 
小川町3−96(南陽町大字小川新田字四字105) 熱田社 10/3 神楽
七島1丁目182−1 神明社 10/5 神楽 七島新田の鎮守
稲永町5丁目1−41 神明社
稲永町5丁目13−36 神明社
錦町14−22 錦神社 10/12 例祭
福屋一丁目120−2 熱田社
東築地町2 東築地神社
春日野三丁目181 南陽神社 10/11 神楽
春田野3−801 神明社
船頭場一丁目217 白山社 10/1 神楽
藤高一丁目314 神明社 10/5 例祭
小賀須三丁目150(南陽町小須賀) 秋葉社 10/1 神楽2台 小西、小東
東茶屋一丁目539 八幡社 10/4 神楽
八百島二丁目205 稲荷社 10/1 神楽
東蟹田1711 神明社 10/1 例祭
東茶屋一丁目163 神明社 10/1日曜 例祭
七反野二丁目1106 神明社 10/1 神楽
秋葉三丁目137 秋葉社 10/3 例祭 旧・茶屋新田
正徳町一丁目16 1丁目神明社 10/1日曜 神楽 二十番割
正徳町2丁目53 2丁目神明社 10/1日曜 神楽 二十二割
正徳町5丁目 5丁目神明社 二十四か二十五番割に相当か?
当知町三丁目408 神明社 10/2日曜 神楽 弘化4年(1847)製作
当地町用水束神楽堂にあり。弘化4年制作。市内本町十一丁目の大久保見町(現・中区栄三丁目)の十人錺屋佐助の作。明治20年頃に修理が行わた。
辰巳町30−11 稲荷社 10/17 神楽 熱田前新田東ノ割の鎮守
神楽は津金中之組(現・津金1丁目)、津金西之組(現・津金2丁目)、津金辰己(現・辰巳町)がある。
港北町2−47(旧・寛政町六丁目1−2 二名社 神楽
加良浦町一丁目4 神明社 10/5 神楽 甚兵衛後新田の鎮守
魁町一丁目31 池鯉鮒社 10/15 例祭
本宮町三丁目1 龍神社 7/2日曜 天王祭
10/10 例祭
善進町四丁目25 善進神明社 10/2日曜 神楽
善進町真影流棒の手 善進町は西ノ割(荒子川の西9
善進町真影流棒の手=市指定無形民俗文化財。弘化元年(1844)頃から行われ、衣装は昔の百姓のスタイル。
十一屋三丁目148 稲荷社 10/10 神輿
明正一丁目98 神明社 10/5 神楽 旧・三十一番割
小碓一丁目440 神明社 10/5 神楽  二十八番割中ノ切の鎮守
小碓町字十四番割17
(二十八番割西ノ切)
素盞鳴神社 神楽 現・小碓3、4丁目
獅子舞 休止
二十八番割西神楽保存会=寛政年間に某所で制作。明治初年部落の什物として購入。
 ★展示場
 【有松山車会館】 
緑区有松町2338 052−621−3000。10:00〜16:00。土日に開館。入場料200円。“館内には3台のうち1台を交互に展示”