青 森 県

  ≪上北地域≫

    三沢市、十和田市
    上北郡〔六戸町、七戸町、おいらせ町、東北町、野辺地町、横浜町、六ヶ所村〕


住所 呼称 祭礼日 内容 備考

 ≪三沢市≫
     ⇒三沢、天ヶ森
古間木山 薬師神社 8/4金土日 山車14台 自作の町は“大通り町内会”のみで後は全て八戸三社大祭より借用だったが、平成15年(2003)より自作となった。  
本町1丁目 不動神社
本町4丁目 雲龍大権現
 大正11年に開通した、私鉄十和田鉄道の軌道工事が困難であったため、資材や米俵の運搬用に荷車を利用していたことから、俵を積んだ荷車が山車の始まりと言われており、その後、八戸三社大祭を参考に山車の自作や借用などの方法により古間木地区の商人と住民らが祭りを作り上げた。
 大正時代、古間木地区(JR三沢駅周辺)では火事が多かったので、そのため、古間木地区にある不動神社、権現神社、薬師神社の神々を楽しく遊ばせることにより、火を鎮めようと考えられたのが祭りの始まると言われている。
 当時は不動神社が権現神社を誘い薬師神社に二晩泊まり、そして権現神社、不動神社へそれぞれの神々が帰ったことから、現在の祭り期間が三日間となっている。

 永らく八戸市より山車を借り上げてきたが、交通事情等の問題により、平成15年から各町自作に転向した。技術的にはまだ発展途上だが、伝統的な枠組みを越えて国際色豊かな演題を採り入れるなど、独自の工夫がされている。
 主催は三沢市商工会。共催は三沢市・三沢市観光協会・三沢青年会議所・市内各町内会。
後援は航空自衛隊三沢基地・陸上自衛隊青森駐屯地第五普通連隊・米軍三沢基地・三沢市教育委員会・おいらせ農業協同組合・三沢市漁業協同組合・各婦人団体・各青年団体。
協力は日本原子力文化財団。
 ≪2014年の三沢まつりの行事案内≫
◎前夜祭(木曜)

(16:00〜)山車展示、山車審査
(18:00〜21:00)祭りばやし競演会


◎お通り(金曜)
(13:00〜)御神輿渡御〔神事:権現神社
(18:30〜)山車合同夜間運行

◎中日(土曜)
(13:00〜)郷土民俗芸能
(15:00〜)大仮装行列

(16:30〜)三沢まつり流し踊り
(17:30〜)国際サマーフェスティバル(みこしパレード)
(18:00〜)古間木三社奉納まつり

◎お還り(日曜)

(13:00〜)御神輿還御〔神事:薬師神社〕
(13:00〜)山車合同運行

(16:00〜)山車別れ
 ■平成26年[2014]の演題
ふるまき祭礼委員会=「不動明王」。

薬師町祭礼=「人形姫(寺山修司・戯曲」。

本町4丁目祭礼⇒本町4丁目・栄町1丁目・猫又の一部。かつては200世帯をこえたが、平成18年(2006)現在、47世帯となる。
=「孫悟空」。

新町祭礼=「本能寺炎上と戦国時代の三大武将」。

岡三沢祭礼委員会岡三沢1、2、4〜8丁目。
=「神楽−神の化身 地上を救う」。

平畑祭礼委員会=「三国志」。

中央町1丁目祭礼=「西遊記 牛魔王」。

中央町2丁目祭礼委員会⇒5町内会(中央町二丁目町内会・第一中央商店街町内会・中塩通り町内会・ゲート前通り町内会・一二三街町内会)より成る。
=「三湖龍神伝説」。

大町連合町内会=「浦島太郎」。

銀座連合町内会祭礼=「うらしまたろう」。

大通り祭礼委員会⇒中央町2・3丁目の一部。昭和34年より自作山車始める。
=「琵琶湖伝説 竹生島縁起絵巻」。

桜町2丁目町内会祭礼=「時今也桔梗旗揚 猛火の本能寺」。

三沢市職員互助会
=「ピノキオの冒険」。

幸町1丁目祭礼委員会
=「源平合戦盛衰記」。
 【平成23年(2011)は出ていたが】
南町祭礼委員会⇒南町1〜4丁目。
=「清水次郎長旅立ち」。
 【自作山車以降出ていない】
松園町2丁目町内会、幸町3丁目町内会
三沢字早稲田1254 谷地頭神社 7/24 例祭
 三沢の郷土芸能】
岡三沢神楽岡三沢神楽保存会)=岡三沢。県指定無形民俗文化財。2月最終日曜に行われる岡三沢神楽定期公演会他
伝承などから藩政期には行われていた民俗芸能と推定される。演目は23演目。


南部駒踊り(浜三沢駒踊保存会)=三沢字浜三沢。県指定無形民俗文化財。1月に三沢市公会堂で披露。
南部駒踊りは旧南部領だけにしかない特異な舞踊で、馬と農民生活との深いかかわり合いの中から生まれたこの踊りは、馬のいなくなった今日も、馬産地といわれたほとんどの村々に伝えられているが、伝承のはっきりしている、5つの保存会は、青森県の無形文化財に指定されている。

 全体は3部の構成で、
第1部駒乗りの舞は、12頭の駒が紅白の手綱と鈴、それに馬の毛色と同じ3種の幕をつけ、太鼓と手平鉦各2人のはやしを先頭に、円陣をつくって踊る。はやしの変化につれ、はらい駒・通り駒・返し駒・庭のり・休み駒・はや駒・三宝荒神・抜け駒の8演目がある。
第2部総太刀の舞は駒に乗らず、12人の若者が短衣にたすぎがけ、小太刀を持ち、草鞋ばきで野馬捕りのさまを踊る。
第3部七つ道具の舞も駒に乗らず、太鼓・笛・手平鉦・長太刀・小太刀・棒・杵の採り物を手に、野馬捕りの前に神に祈願する踊りを演ずる。

 ≪十和田市≫ 
  平成17年(2005)1/1、十和田市+上北郡十和田湖町が合併。
 ◎旧・十和田市
       三本木:三本木、赤沼、切田
       大深内:沢田、深持、洞内、立崎、八斗沢、馬洗場
       藤坂:藤島、相坂
       四和:米田、伝法寺、滝沢、大不動
稲生町5−8 稲荷神社 9/2金土日 神輿 新渡戸傳が奉納
自作山車14台
 【十和田市秋まつり】
昭和24年から開催。昭和46年から十和田市官庁街通りをメイン会場に「お祭り広場」を開催。毎年9月第2金土日曜日に開催するようになる。
 ≪十和田市秋まつりの行事予定≫
◎初日(金曜)
ちびっこ駒踊り、パレード 等、山車合同運行(14:00〜17:00) 三本木大通り(旧・国道4号線)
神輿渡御・流し踊り 等(18:00〜20:30) 官庁街通り

◎中日(土曜)
お祭り広場 官庁街通り
オープニングセレモニ―(14:30〜)、マ―チング(15:10〜)、けんか太鼓(16:00〜)、山車の展示(17:00〜)、「十和田囃子」合同演奏(18:00〜)
山車夜間運行(18:30〜20:30) 


◎最終日(日曜)

山車合同運行、少年駒踊り(大深内中学校)、十和田新駒踊り、みこし・パレ―ド 等(14:00〜17:00) 三本木大通り(旧・国道4号線)
 ■平成23年[2011]の演題
元町・ちとせ町内会=「七福神」。平成10年(1998)より自作となる。

中央町=「太素御所車」。

東小稲祭典委員会=「花咲かじいさん 再生の願い」。平成11年(1999)より自作となる。

上金崎町内会=「義経と弁慶の衣川奮戦の場」。

西十一番町内会=「一寸法師御伽話」。

あけぼの祭典委員会=「天照大神『岩戸神楽の起源』」。

若葉地区四町内会祭典委員会⇒西二十二番町と西二十三番町に位置する、若葉町・花園町・ひばり町・桜木町の四町内会で構成。
=「猛将清正 虎を討つ」。昭和58年(1983)より参加。

公園街地区町内会連合会=「頼光四天王の邪気封印」。官庁街の南側の6町内による連合会。

切田創遊会=「南部俵つみと切田神楽」。

寺向町内祭典委員会=「鬼」。

西茜会=「武田騎馬隊」。

南小稲祭典委員会=「白鷺の舞 風魔小太郎」。昭和55年より参加。

南町内会祭典委員会⇒稲生町一丁目・二丁目・三丁目と三小通り八戸街道との4町内会で構成。
=「本能寺信長炎上」。
昭和45年頃、中心市街地の世帯数減少に伴い、それまで各町内会独自に運行してきた秋まつりを4町内合同で行うようになる。
以前は八戸市吹上・廿六日町より山車を借りたが、平成20年より自作山車となる。

並木祭典委員会⇒南地区コミュニティー内にある、4町内会よりなる。
=「西遊記 天竺への旅」。

西小稲町内会=「花咲かじいさん」。

相坂上お祭り会=「関ヶ原の戦い」。平成22年より参加。

まつり徒三本木=平成22年発足。市民ボランティア有志で、南吾郷町内会に拠点を置いて秋祭りに太鼓車とお囃子をもって参加。
 【平成23年は不参加】
並木第三町内会=平成22年は参加。自作山車で「龍馬 大海に船出!!」。

西十四番町内会=平成22年は参加。自作山車で「牛若丸と弁慶」。

(社)十和田青年会議所=平成21年(2009)は参加。

中央公民館=山車を出したことがある。平成19年(2007)は出していない。

たかしず・ひがし山車会=平成12年(2000)には出場し、十和田信用金庫理事長賞の表彰を受ける。

いなおい川祭典委員会=平成12年(2000)には出場し、土地改良区理事長賞の表彰を受ける。
平成15年(2003)には市農協組合長賞の表彰を受ける。
晴山 桂水・大明神神社 9/3 晴山獅子舞
赤沼下平283 新山神社 9/19 例祭
沢田長根172 白山神社 9/中旬 例祭
深持 深持八幡宮 9/3 深持神楽
深持字板ノ沢 板ノ沢神社 7/下旬 カヤ人形作り
切田字下切田10 切田八幡宮 9/15 南部切田神楽
洞内字舘 豊良八幡宮 4/15&9/15 例祭
藤島字中道25−9 藤島稲荷神社 9/2 藤島獅子舞
相坂字高清水74 高清水神社 9/8 例祭
相坂字相坂115−1 大池神社 9/1 相坂南部駒踊り、六日町鶏舞
伝法寺字上伝法寺2−1 八幡宮 9/15 例祭
滝沢字中渡62−2 滝沢八幡宮
 十和田の郷土芸能】
南部切田神楽南部切田神楽会)=切田字下切田49。県指定無形民俗文化財国選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財。
切田八幡宮例祭(9/15)奉納。
切田八幡宮は鎌倉時代から南部家が祀った古社で、当時仕えた山伏修験がこの山伏神楽を伝えた。代々南部家の御用神楽で、本県南部地方の山伏神楽のかなめと言われた。その後一時衰えたが、江戸時代後期に岩手小鳥谷の舞太夫から、75番の神楽を習って復活。それが現在の舞と囃子技法という。

 演目は「権現舞・鳥舞・翁・三番叟・番楽・山神舞・機織」など16番。

南部駒踊り(洞内南部駒踊保存会)=洞内字沼田野9−1。県指定無形民俗文化財&国選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財。
9/2土曜に法蓮寺(洞内字前田88)で披露、各種行事に披露。
踊り手は10人で、饅頭笠をかぶり、黒い羽織を着て、駒の頭をつけた木枠の中に入り、手綱を取った騎乗の姿で踊る。木枠の下に垂れて馬体を包む白幕(葦毛馬)・黒幕(アオ、黒毛馬)・赤幕(栗毛馬)の3馬は御幣を持ち、役馬である。笛・太鼓・手平鉦のはやしにつれて、庭入り・直り駒・引返し駒・休み駒・進み駒を演ずる。三方講子では御幣を持つ3頭の役馬が中央で踊る。付け踊に七つ道具があり、棒・杵・太刀・長刀を採り物にして踊る。
 南部駒踊りは旧南部領だけにしかない特異な舞踊で、馬と農民生活との深いかかわり合いの中から生まれたこの踊りは、馬のいなくなった今日も、馬産地といわれたほとんどの村々に伝えられているが、伝承のはっきりしている5つの保存会は、青森県の無形文化財に指定されている。


板ノ沢のカヤ人形作り(板ノ沢町内会)=市指定無形民俗文化財。深持字板の沢。由緒は不詳。起源は江戸時代以前と思われる。市内では梅集落(2013年より休止)、また各集落でも行われていたが、今や板ノ沢集落のみとなった。
往古は旧・6/24に男性のみで高さ3mほどの男女一対のカヤ人形を作っていたが、現在は7月下旬に集会所の隣りの家に女性も交えて作っている。またカヤ人形の足もとに置く小さな藁人形は屯所の駐車場で子供たちが女性と作る。
道を隔てた敷地では去年作られた人形が燃やされる。
 ◎旧・十和田湖町
       ⇒奥瀬、沢田、法量
奥瀬字十和田16 十和田神社 旧・5/14、15 例祭
奥瀬字北向10 新羅神社 8/25 例祭
沢田字長根172−2 白山神社 9/17 例祭
沢田字大反17 八幡宮 9/15 例祭
法量字山ノ下25 法量神社 9/10 例祭
 【消滅集落】
惣辺山=昭和39年頃廃村。林業。

大森開拓=昭和47年頃廃村。現・ゴルフ場。

仙ノ沢開拓=奥瀬の小字。昭和49年頃廃村。

漆畑開拓=法量の小字。戦後の開拓集落。
 【十和田湖国境祭】
9月1土日、十和田湖畔休屋で開催。主催は十和田湖国境祭実行委員会。
昼祭りは15:30〜17:00。夜祭りは18:50〜21:20。
青森県からは青森ねぶた、黒石ねぷた、黒石よされ、沢田鶏舞、八戸えんぶり。秋田県からは秋田竿燈、小坂七夕、小坂音頭、花輪ばやし、大湯大太鼓。岩手県からは盛岡さんさ踊り、岩崎鬼剣舞など、北東北3県の代表的なお祭りが十和田湖畔・休屋に集合し、出演者と観客が一体となり、大競演が繰り広げられる。

 ≪上北郡≫     
 六戸町
    ⇒犬落瀬、折茂、柳町、小平、鶴喰、上吉田、下吉田
犬落瀬字柴山56 熊野神社 9/1金土日 神輿 あり
山車8台 上町、下町、南町第一、南町第二、上吉田、押込、館野、七百
山車が町内を練り歩くほか、神輿や鶏舞・神楽などの伝統芸能が祭列に加わり、秋の実りに感謝するまつり。
各町内会が趣向を凝らす仮装行列や、中日に行われる流し踊りが見どころ。
 【自作】
上町町内会
=自作。 
南町第一町内会
=平成18年(2004)の風流は「花咲爺さん」。
上吉田愛友会
=平成14(2002)年より自作。 
押込町内会=
平成13年(2001)より自作。平成18年(2004)の風流は「金太郎」。 
館野町内会
=自作。
七百地区親睦会
=自作。
 【他所より借りる】
南町第二町内会
=五戸・上大町自治会より借りる。
下町
=八戸市十六日町より借りる。 

 【休止】
高舘町内会
=2023年は出ていない。五戸・荒町自治会より借りていた。
 ≪六戸秋まつりの行事案内≫
  ※平成23年(2011)
◎前夜祭 
お囃子競演会と山車の展示(18:00〜21:00)

◎初日(金曜)
夜間運行 神輿渡御、山車、仮装行列等の合同運行(17:00〜21:00)

◎中日(土曜)
流し踊り (13:00〜18:00)
お祭り広場(18:00〜20:30)

◎最終日(日曜)
合同運行 神輿還御、山車、仮装行列等の合同運行(13:00〜18:00)
折茂字今熊 今熊神社 5/5 例祭
柳町字柳町 柳町八幡宮 4/15 例祭
上吉田字長谷4 稲荷神社 6/2 例祭

 七戸町
  平成17年(2005)3/1、七戸町+天間林村が合併。
 ◎旧・七戸町
旧・七戸町南町 神明社、天王神社、蒼前神社 9/初旬金土日
(元・3〜5
神輿 御旅所に安置
山車17台 荒熊内、上町、柏葉町、川向、川原町、小川町、城内、新川原、新町、蒼前、舘野、中央、野々上、東大町、向町、横・袋町
 平成10年の祭礼において自主制作は上町、柏葉町、川向、川原町、城内、新町、東大町、横・袋町の8台である。
現在は各町内会が昔話や神話などから題材を選び山車を自主制作し市街地を練り歩く。
※本来は神明宮大祭だったが、そこに天王神社、蒼前神社祭礼も加わり“七戸秋祭り”となった。山車の半分は八戸 より上北町を経由して借りてくる。
 ≪七戸秋まつりの行事案内≫
◎前夜祭(木曜)
山車夜間運行(雨天中止) 公民館通りから出発 19:30〜21:00

◎初日(金曜)
山車合同運行 向町から出発 14:00〜17:00
※雨天の場合は翌日

◎中日(土曜)
青年部仮装大会 昭和橋スタート 14:00〜17:00

◎最終日(日曜)
山車合同運行 向町から出発 14:00〜17:00
 【消滅集落】
寺下=平成10年頃廃村。
 ◎旧・天間林村
     ⇒天間舘(てんまだて)、榎林、附田、二ツ森、野崎、中岫(なかぐき)、花松
天間館字菩提木56 千曳神社 旧・6/15 例祭
天間館字小田平41 天間舘神社 8/19 例祭
花松字林の根36 花松神社 4/19 例祭
天間林村役場産業課に問い合わせると、山車、神輿 等は無いとのこと。
 【天間ダム】
昭和35年(1960)着手。昭和45年(1970)竣工。民地取得面積26.3ha、国有地払下げ94.1ha、家屋移転4戸
 【消滅集落】
上北鉱山=昭和48年(1973)6月に上北鉱山閉山のため。戦前はわが国第一の銅山として軍需物資補給の要請に応え、「神風鉱山」と呼ばれた。昭和46年9月に休止になるまで硫化鉄と銅を産出した。
戦後は従業員の子弟が通う天間林村立上北鉱山小学校・同中学校や、鉱山従業員が学ぶ県立七戸高等学校上北鉱山分校(定時制)が開校。最盛期の人口は3400人もの人々が暮らし病院、映画館、生活用品供給所、共同浴場、理髪店・美容院もある一大鉱山町だった。

山神社があり例祭日は8/14、15。神輿渡御。地区対抗(大坪台、立石、上の沢、中の沢1区・2区、下の沢1区・2区、坪川高森、奥の沢 など)の盆踊り、相撲、弓道、柔道、剣道があった。

 おいらせ町
 平成18年(2006)3/1、百石町+下田町が合併。
 ◎旧・百石町
上明堂40−21 若宮八幡宮
土鼻神社
9/連休(元・5〜7) 神輿 あり
山車10台 北組、南組、肴町組、大工町組、上新町組、新町組、七軒町組、藤ヶ森組、一川目町、根岸町
 明治13年から始まる。山車は北組、南組の他に大正末期から和合組(後に肴町組、大工町組に分かれる)と新道組(後に上新町と新町組に分かれる)三丁目(北組より分離)七軒町と8台出た。
その後、昭和36年から三丁目組が人手不足で山車運行を中止している。新たに藤ヶ森町内会が昭和44年から山車を運行し、一川目町は昭和49年より山車を運行。昭和57年より根岸町内会より山車が参加するようになった。
 ≪おいらせ百石秋まつりの行事案内≫
◎前夜祭(金曜)
■祭りばやし競演会 中央公園(18:00〜) 

◎お通り(土曜)
■神輿渡御 八幡宮より(14:00〜)
百石高校ブラスバンド 1丁目より(15:00〜)
おいらせ町連合婦人会流し踊り、鶏舞・虎舞、山車合同運行(14:30〜17:30)

◎中日(日曜) 交通安全パレ―ド
県警音楽隊 6丁目より(14:00〜)
町内保育園・幼稚園パレ―ド(14:00〜16:30)
花美流稲扇会舞踊ショ― (18:00〜)
ナニャドヤラ大会 (19:00〜)

◎お還り(祝日)
神輿還御 明神山(12:30〜)
百石高校ブラスバンド 六丁目より(15:00〜)
■おいらせ町連合婦人会流し踊り、鶏舞・虎舞、仮装行列、山車合同運行(14:30〜17:30)
 【百石の郷土芸能】
百石えんぶり=2/15〜17、旧百石地区内で開催。天保年間から続く。
 ◎旧・下田町
旧・下田町  伏見稲荷神社 9/4土日 神輿 あり
山車4台 三田町内会北組、〃 南組、三本木町内会、下田町連合青年団、間木町会
生き人形と呼ばれる仮装した人々が山車にのるユニークな山車まつりとして知られているが、初めは“停車場のまつり”と呼ばれた。
1回目は昭和26年(1951)、三田地区の有志が思い思いの仮装とリヤカーを曳く素朴な行列。翌年は寂しいので誰か乗せようと小向マメ(24)さんが男装して、自家製の味噌仕込みをする「味噌踏み」作業の格好でリヤカーに乗った。それから毎年みんなで代わる代わる人形役をするようになった。現在は山車に乗る人形役は大人の男女と子供の3人1組が基本。昭和58年(1983)に「下田まつり」と改称する頃には、三本木町内会、下田町連合青年団も参加して5台となった。
 ≪おいらせ下田まつりの行事案内≫
◎前夜祭(金曜)
■祭り囃子競演会 山車展示(19:00〜) 駅前広場

◎土曜
お通り
14:00出発 三田神社出発
 山車審査会、神輿、下田中学校ブラスバンド、獅子舞・鶏舞、パレード団体、山車合同運行 
駅前広場
 
レード参加団体による踊り等(16時〜)、歌謡ショー(17:30〜)、一般参加カラオケ大会(18:30〜)

◎日曜
お還り
 14:00出発 三田バイパス北口出発
 神輿、木ノ下中学校ブラスバンド、獅子舞・鶏舞、パレード団体、山車合同運行

駅前広場
 
パレード参加団体による踊り等(16時〜)、歌謡ショー(17:30〜)、一般参加カラオケ大会(18:30〜)大抽選会(19:30〜)
神輿=昭和46年9月、地元の大工の中野岩吉の作で奉納された。
三田町内会北組=当初より参加。昭和30年分れて参加するようになる。北組ドームは平成17年(2005)8月に落成式。

三田町内会南組=当初より参加。昭和30年分れて参加するようになる。

三本木町内会=昭和58年(1983)に「下田まつり」と改称する頃に参加。

間木町会=平成17年(2005)より参加。
三田町内会中組=当初より参加。昭和30年分れて参加するようになるが平成13年より休止となる。

下田町連合青年団=昭和58年(1983)に「下田まつり」と改称する頃に参加するが、平成24年(2012)には出ていない。
上久保51−1 気比神社 7/1土日 例祭
館越39 神明宮 9/3 例祭

 東北町
 平成17年(2005)3/31、上北町+東北町が合併。
 ◎旧・上北町
      ⇒上野、大浦、新舘
上野山添116 高山稲荷神社 8/最終木〜日 山車8台 新町、本町、南町、旭町、花向町、新山、上野、栄町
ねぶた3台 上北中学校が学年別に夏休み中に作りあげ、山車の後ろにつき舞い踊る
 ≪東北町秋まつり≫
 上北地区の秋まつりで高山稲荷神社の例大祭として、明治期に駅前周辺町内会を中心に始まる。山車祭りとなったのは昭和8年頃からで旧上北地区全町参加のお祭り形態となったは昭和60年頃から。 
 駅前イベント広場から東北町役場本庁舎までの駅通りが主会場となり、8月の最終日曜日を祭り最終日として木曜日から4日間開催される。

駅前商店街を練り歩く歩く山車と、上北中学校が学年別に夏休み中に作りあげた扇ねぶたがメイン。山車合同運行に流し踊り、仮装行列や神楽、舞鶴の共演などが見られる。
 ≪2018年の行事予定≫
 ■前夜祭(木):役場本庁舎前駐車場
(15:30)山車集合
(15:40〜16:10)祈願祭
(16:15〜16:20)開会宣言
(16:25〜16:45)神楽演技
(16:45〜17:00)主催者挨拶
17:05〜18:00)よさこいソーラン
(18:10〜18:25)スポーツ少年団によるヒップ ホップ ダンス
(18:30〜19:50)祭り囃子競演会

  ※会場は役場本庁舎前広場
 ■初日(金)
(14:00〜16:00)山車合同運行〔保健センター駐車場⇒消防署前⇒新町⇒本町⇒駅前イベント広場〕
 ※各町内会の単独運行は合同運行前後
(18:30〜20:50)流し踊り大会〔本庁舎前広場⇒新町⇒本町⇒駅前イベント広場〕

 ■中日(土)
(13:30〜16:20)仮装大会〔本庁舎前広場⇒新町⇒本町⇒駅前イベント広場で審査〕
(17:30〜19:45)
上北中学校によるねぶた運行・流し踊り〔上北中⇒新町⇒本町⇒駅前折返し〕
 ■最終日(日)
(14:00〜16:00)山車の合同運行〔駅前イベント広場⇒本町⇒新町⇒本庁舎前広場〕
(16:10〜)東翔太鼓演技
(16:30〜)祭り囃子合同共演会
(16:45〜)閉幕挨拶
山車は平成15年より自作となる。かつては八戸三社大祭の山車を借り上げさらに、七戸町へと移動した。
 【上北の民俗芸能】
念仏鶏舞(沼崎念仏鶏舞保存会)大浦字家の前。県指定無形民俗文化財。
広沼大明神例祭(4/21)奉納&沼崎観音堂で踊り始めたあと、墓地で墓念仏を踊り、各家の先祖供養の踊り(7/13)&共同墓地(8
/13)で披露。
7世紀ごろ、都から落ちのびて来た貴人と、その跡を追って来て小川原湖に投身し、沼の主になったという姉妹の霊を慰めて踊ったと伝えられるが、亡魂供養のため盆行事に演じた念仏踊りから始まったものとも云われている。
 
 ◎旧・東北町
    赤川道、空久保(あきくぼ)、家ノ下タ(いえのした)、家ノ前、五十嵐、石坂、板橋山、後久保、内蝦沢道ノ上、内蝦沢向、宇道坂、姥沢、馬尻、狼ノ沢、大久保、大沢、大平、大撫沢、大籏屋、往来ノ上、往来ノ下、小沢、乙供(おっとも)、乙供山乙越、 乙部道ノ上、乙部道ノ下、数牛(かそし)、上板橋家ノ後、上久保、上笹橋、上清水目、ガス平、北膳前、狐沢山、切左坂道ノ上、切左坂道ノ下、栗山添、枋木(こぼのき)、賽ノ神、坂ノ下、寂代、漆玉(しったま)、篠内平、下板橋、下笹橋、下山、素柄邸、膳前、添ノ沢、外蛯沢後久保、外蛯沢北久保、外蛯沢西平、外蝦沢前平、高森、滝沢平、蓼内久保、田ノ沢、田面木(たもぎ)、舘(だて)、舘花、千曳、千曳下山、長者久保、堤尻、鶴ケ崎、塔ノ沢山、鳥口平、中村道ノ上、中村道ノ下、長久保、沼添左ノ平、子ノ鳥平、野田頭、野田頭山、野田尻、浜家苫、浜台、林ノ下、日影林ノ上山、寒水、寒水下、寒水山、船ケ沢、古屋敷、夫雑原、夫雑原下山、細津、細津橋ノ上、ほとけ沢、保戸沢家ノ後、保戸沢家ノ上、保戸沢家ノ前、饅頭長根、水流、水喰(みずはみ)水喰向、道ノ北、向平、向籏屋、向屋敷、萌出道ノ上、萌出道ノ下、谷地頭、柳沢、山添、山ノ下、湯沢、横沢、横沢頭、横沢山、横志多、和山平
乙供神社 9/2金土日 神輿3基 JAとうほく天間、甲地ポプラ保育園、保戸沢子供会
山車7台  新町、本町、栄町、坂下町、緑町、表町、元町 
山車は平成15年より自作となる。
 ≪日の本中央たいまつまつり≫
平成19年(2007)より乙供神社の秋まつりと昭和24年(1949)に赤川上流で発見された「日本中央」と刻まれたつぼの碑に由来する火まつりが合同となり開催されるようになった。JR乙供駅前広場を主会場に9月の中旬に前夜祭、初日、中日、最終日と4日間開催され、乙供駅周辺7町内会が神輿、山車を運行する。中日には、流し踊り、仮装大会の他12本のたいまつが赤川河川敷から夜空を焦がす。
 ≪日の本中央たいまつまつりの行事案内≫
◎お通り(金曜)
■神楽囃子競技大会          乙供駅前お祭広場(15:20〜)
神輿渡御・山車合同運行       乙供駅前お祭広場〜乙供郵便局前(17:00〜)
郷土芸能披露(数牛能舞、上板橋剣舞、甲地剣舞、保戸沢神楽) 乙供駅前お祭広場(18:00〜)

◎中日(土曜) 乙供郵便局前〜乙供駅前お祭広場 
保育園児によるオータムフェスタパレード、仮装大会(12:30〜)
よさこいソーラン、東翔太鼓      (14:00〜)
ナニャドヤラ流し踊り        (15:00〜)
ナニャドヤラ大会           (15:30〜)
日の本たいまつ儀式祭り       赤川河川敷(17:30〜)
日の本花火大会            赤川河川敷(19:00〜)

◎お還り(日曜)  乙供駅前お祭広場〜乙供郵便局前
流し踊り           (11:30〜)
神輿渡御・山車合同運行 (14:30〜

 野辺地町
    ⇒野辺地、馬門、有戸
野辺地370−2 野辺地八幡宮 8/3金土日 神輿  
山車10台 浜町組、下袋町組、袋町組、駅前組、金沢町組、下町組、城内組、新道組、馬門組、野辺地西高組
山車(不定期) 新町組、松ノ木平組、本町組、八幡町組
野辺地538 神明宮
南部藩領随一の湊だった野辺地。南部藩でも有数の廻船問屋たちに支えられ、北前船で伝わった文化が根付き祇園まつりが始まった。山車には三味線の伴奏で太鼓を叩く稚児が乗り、この上に人形で作った舞台が載るが、稚児達が合奏する格調高い祇園囃子が情緒を誘う。中日には約150隻の海上渡御、花火大会もある。
 ≪野辺地まつりの行事案内≫
 ※時間・コースは平成26年(2014)を参考にした
◎前夜祭(木曜)
しめあげ(大注連縄縄奉納)(15:00〜16:00) 
野辺地八幡宮要宮祭 (18:00〜)
宵宮 野辺地八幡宮・神明宮 (18:30〜)


◎初日(金曜)
祗園囃子披露、神楽共演、ささ踊り、表彰式 駅前広場 17:00〜
山車合同運行(初日) 駅前出発 (17:00〜20:30) 駅前出発→鳴沢→下町→本町→八幡宮前解散

◎中日(土曜)
海上渡御 野辺地漁港 (11:00〜)
山車町内自主運行 (13:00〜17:00)
花火大会
 野辺地港湾 (19:30〜)

◎最終日(日曜)
山車合同運行 野辺地八幡宮出発 (13:00〜16:30) 八幡宮前出発→八幡町→浜町→新道→城内→上袋町→中袋町→下袋町→本町
 ■平成26年[2014]の演題
浜町組=「宝船」。浜町はいつもこの演題。

金沢町組=「那須与一」。

下町組=「天照大御神 天岩屋隠れ」。


城内組=「日本伝説 天照大神、天子の夢」。

野西高組=「清州会議 秀吉と三法師」。
正式名は光星学院野辺地西校。初日の夜間運行には参加せず日曜のみ参加。

駅前組=「五条大橋 牛若丸と弁慶」。


下袋町組=「義経千本桜 伏見鳥居前」。

袋町組=「鍋島化け猫騒動」。婦人会の流し踊り隊もある。

新道組=「八犬伝 芳流閣の決闘」。

馬門組=「奇術競」。
 (以下は不定期)
新町組、松ノ木平組、本町組、八幡町組
寺ノ沢75 愛宕神社 9/23 例祭
向田73 稲荷神社 9/19 例祭
大平下4 熊野神社 10/9 例祭
笹館12 八幡宮 9/15 例祭

 横浜町
有畑64 稲荷神社 7/22 神楽
茅平1 八幡神社 8/15〜18 獅子舞、神楽
 【横浜の民俗芸能】
横浜町の獅子舞(横浜町郷土芸能保存会)=百目木・向平。県指定無形民俗文化財。
1月中旬の発表会(ふれあいセンター)と8月18日の桧木八幡神社の例大祭で披露。
12月20日より31日まで打ち習い。正月3日に門打ち8月15日〜18日まで八幡神社の大祭で踊る。
 演目は権現舞、剣舞、盆舞、その他南部馬方三下がりなどの「手踊り」が伝えられており、『歌本』には28種の演目が記載されている。
用具として獅子頭、梵天、刀、盆、扇などを用い、笛・太鼓・手平鉦の囃子に合わせて舞う。
 明治18年頃、それまでの五拍子系を三拍子系に改めた。三拍子系の神楽は岡獅子とも呼ばれ、山伏によって下北・上北に伝えられたと云われている。
横浜町の神楽(横浜町郷土芸能保存会)=有畑、浜田、鶏沢、大豆田、檜木。県指定無形民俗文化財。
1月中旬の発表会(ふれあいセンター)と8月18日の桧木八幡神社の例大祭で披露。
門打ちを正月3日に行い、祭礼・祝儀など、年間20回ほど演じられている。
 演目は獅子舞、さんば、杓子舞や、つきあげ、都々逸などの「手踊り」、やだらざえもんの道化舞を伝承しているが、かつては27演目があったという。
横浜町9地区のうち桧木八幡神社以北に神楽が伝承されている。
 【横浜ネブタ】
8/13・15に人形ねぶたが出る。13日は町内運行。15日は合同運行。

 六ヶ所村
   ⇒泊、平沼、倉内、出戸:尾駮おぶち、鷹架たかほこ
泊字滝川5 貴宝山神社 7/18 山車1台 神輿 
泊字川原158−1 諏訪神社 7/20 神輿
貴宝山神社・諏訪神社合同の祭りで、神輿、山車、流し踊り、花火大会、大漁祈願祭などが行われる。19日は中日で休み。
山車=特に名称は無い。山車は村全体で運行。以前は船山車もあった。往古は3、4台出たこともあったと云われる。
平沼字追舘122 熊野神社 4/1 神楽
 【六ヶ所村の神楽】
泊、平沼、出戸、
尾駮、千歳平(旧・鷹架)、新山権現(旧・新納屋)、二又、戸鎖、倉内
 【むつ小川原開発計画】
火力、石油化学コンビナート建設のため多くの家が立ち退きとなる。

鷹架たかほこ
=「角川」によると本村のみで昭和16年38戸、47年60戸。昭和54年、石油備蓄基地建設に伴う近辺の開発により閉村。村史によると住民は千歳平地区に移転。神社は稲荷神社で保食神社と合祀され、昭和55年4月15日、千歳平神社として勧請される。

新納屋
=鷹架の枝村。明治6年3月10日、開村。昭和35年、88戸・469人。神社は泉田稲荷神社。

新栄=鷹架の枝村。昭和31年入植。昭和35年、11戸・61人。

幸畑=鷹架の枝村。昭和31年入植。昭和35年、34戸・146人。

弥榮平尾駮の中心部。昭和35年、39戸・242人。村史によると住民は千歳平地区に移転。神社は保食神社で稲荷神社でと合祀され、昭和55年4月15日、千歳平神社として勧請される。

尾駮=尾駮の枝村。現在は日本原燃(株)の敷地と化す。昭和31年入植。昭和35年、14戸・90人。

上弥栄=尾駮の枝村。現在は国家石油備蓄基地周辺。昭和22年5月、外地より引揚者により入植。昭和35年、85戸・413人。

大石平=尾駮の枝村。現在は日本原燃(株)の敷地と化す。昭和26年入植。昭和35年、10戸・45人。
 【六ヶ所村民俗芸能発表会】
1月初旬、開催。平成24年(2012)で29回を数える。会場は持ち回り。入場無料。
平成24年の出場団体は泊神楽会
、新山権現保存会、平沼神楽保存会、平沼子供神楽会、泊子供神楽会、倉内神楽保存会、倉内子ども神楽、

 ★展示場 
 【山車展示館】
七戸町字荒熊内67−49。期間は祭礼終了〜11月30日。10:00〜17:00。無料。
七戸十和田駅 敷地内(道の駅しちのへ北側にある。山車の展示とパネルによる秋まつりの解説ほか、お囃子と太鼓を聴き祭りの臨場感を感じる事が出来る。