青 森 県
【三八地域】
八戸市、三戸郡〔三戸町、五戸町、南部町、田子町、階上町、新郷村〕
住所 | 呼称 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | |
≪八戸市≫ 平成17年(2005)3/31、八戸市+三戸郡南郷村が合併。 |
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◎旧・八戸市 | |||||
二十六日町26−1 | 神明宮 | 8/1〜3 “八戸三社大祭” |
神輿 | ||
山車7台 | 廿六日町山車組、新荒町附祭若者連、上組町附祭、根城新組町附祭、売市附祭、吉田産業グループ、白山台振興会山車組 | ||||
内丸9 | おがみ神社 | 神輿 | |||
山車12台 | 朔日町附祭、十一日町龍組、塩町附祭組、下組町山車組、内丸親睦会、柏崎新町附祭、淀山車組、城下附祭、新井田附祭振興会、青山会山車組 | ||||
笠鋒(かさほこ) | 平成18年復活 | ||||
華屋台 | |||||
長者1丁目6−10 | 新羅神社 | 神輿 | |||
山車10台 | 鍛冶町附祭若者連、、六日町附祭若者連、十六日町山車組、吹上山車組、長横町粋組、八戸共進会山車組、糠塚附祭組、、、八戸市職員互助会、華屋台 | ||||
法霊神楽(おがみ神社法霊神楽保存会)=内丸2丁目。県指定無形民俗文化財。八戸三社大祭ではおがみ神社の神輿に従う。また6/15・16の法霊神楽祭で奉納。 おがみ神社は、もと龍神をまつる法霊神社で、八戸城内にまつられ、山伏たちは神楽奉納をした。戦後地元の青年たちが、旧八戸領内の九戸郡から市内に伝わっていた江刺家手という舞い方と、太鼓の打ち方を伝習したのがこの神楽である。 加賀美流騎馬打毬(八戸騎馬打毬会)=県指定無形民俗文化財。三社大祭の中日(8月2日)、八戸市糠塚の長者山新羅神社の境内、桜の馬場で行われる古式馬術。 八戸藩8代藩主南部信真が武芸奨励のため、御家流加賀美馬術の騎馬八道に、当時江戸で行われていた打毬を、騎乗武術の訓練を目的に取り入れ、藩主に伝承させたものである。新羅神社では文政10年(1827)新築造営が落成し、その祭典行事に初めて行った。騎馬打毬は、現在宮内庁と山形県でも行われている。 紅白2組で4騎ずつの武士が、馬上で先端に網のついた毬杖を持ち、地上に置いた紅白4つずつの毬を、両組入り乱れて馬を御し馬場を回りながら、毬杖の網ですくい上げ、味方の毬門に投げこむ。 見定め奉行の判定で、白毬が入れば太鼓、紅毬が入れば鐘が鳴らされ、4つ全部を早く毬門に入れた方が勝ちとなる。 |
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≪八戸三社大祭の行事予定≫ ※令和6年(2024) ◎前夜祭(7/31) (18:00〜21:00)山車の展示とお囃子実演:八戸市中心街〔三日町・十三日町・廿三日町・市庁前市民広場〕 ◎お通り(8/1) (13:30〜)出発式〔おがみ神社〕 (15:00〜19:00)神輿と山車の合同運行。順番は神明宮・おがみ神社・新羅神社の順でしんがりは華屋台〔市庁前⇒長者山新羅神社方面〕 ◎中日(8/2) (11:00〜)長者山新羅神社例祭 (13:00〜14:00)おがみ神社例祭 (14:00〜16:00)加賀美流騎馬打毬〔長者山新羅神社 桜の馬場〕 (18:00〜21:00)夜間山車運行〔三日町交差点出発〕 ◎お還り(8/3) (15:00〜19:00)神輿と山車の合同運行〔鍛冶町出発〕 ◎後夜祭(8/4) (18:00〜21:00)山車の展示とお囃子実演:八戸市中心街〔三日町・十三日町・廿三日町・市庁前市民広場〕 |
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【神明宮】7台 廿六日町山車組=明治期の消防2番組が母体。廿六日町・本鍛冶町などからなる。 山車参加は明治39年より。 新荒町附祭若者連=明治期の消防若組が母体。新荒町・荒町・稲荷町・上徒士町・常番町・町組町などからなる。 山車参加は大正10年より。 上組町若者連=上組町・藤子・藤子新町・桝形・大杉平・休場・二ッ家・根城1〜2丁目などからなる。 山車参加は昭和30年より。 根城新組町山車組=根城1〜8丁目・東根城・新組町・桜木町・鹿島町・南鹿島町・白山などからなる。 山車参加は昭和31年より。 売市附祭山車組=熊野堂・西売市・南売市・売市・長根などからなる。 山車参加は昭和33年より。この時山車運行を止めた廿八日町から太鼓や台車を譲りうけて始まった。 吉田産業グル―プ山車組=八戸三社大祭で唯一企業から参加。 山車参加は平成2年より。 白山台振興会山車組=八戸三社大祭の山車組では歴史が一番新しい。 山車参加は平成14年より。 |
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【おがみ神社】 朔日町附祭=朔日町・岩泉町などからなる。 風流山車が初めて登場した明治20年(1887)には登場。 十一日町龍組=明治期の消防龍組が母体。十一日町・若葉町・十八日町などからなる。 山車参加は明治40年より。 下大工町附祭=明治期の消防三番組が母体。下大工町・若葉町などからなる。 山車参加は大正4年(1915)より。 塩町附祭組=明治期の消防和合組が母体。 山車参加は大正5年(1915)より。 下組町山車組=青葉町・江陽1〜2丁目・小中野1〜2丁目・緑町などからなる。 山車参加は昭和2年より。 内丸親睦会=昭和33年、内丸と改称。以前は八幡町。 山車参加は昭和6年より。 柏崎新町附祭=山車参加は昭和25年より。 淀山車組=淀とは沼館地区。祭りが終了した後のお盆期間も地元のショッピングセンターで山車展示が行われていると聞く。 山車参加は昭和48年より。 城下附祭=昭和50年、城下小学校開校を機に結成。 新井田附祭振興会=山車参加は昭和53年より。この時は他の組より人形などを借りてきたと伝わる。 青山会山車組=「正式名は青少年の山車を制作運行する会」。 山車参加は昭和53年(1978)より。以前は青年会議所に加わっていたが、運行停止に伴い独立した。 |
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華屋台=八戸三社大祭華屋台実行委員会が中心となって運営しており、運行には商工会議所青年部のメンバーが携わっている。屋台の上では舞踊各流派の代表が八戸小唄などにあわせて、踊りを披露している。昔は「芸者屋台」、「芸姑屋台」等と呼ばれ八戸三社大祭の最後尾を飾っている。 八戸三社大祭華屋台運営委員会のチラシ 等によると、 「明治時代に当時の鮫や小中野の芸者衆が三社大祭へ唄や踊りを奉納したという心を受け入れ 酒造会社老舗の「河内屋」が屋台を寄進し 法龍神社行列に参加したことがはじまりと記録されていますその頃は華屋台の先頭を藤娘、三番叟等が歩き、屋台の上では三味線 太鼓 鼓を奏で それに合わせて芸姑達が唄をうたい 踊り 舞を披露し それは艶やかで華やかなもので さながら動く歌舞伎座のようなものでした 昭和になり 戦後の混乱や社会経済の変還などで中断されていましたが、平成9年に昔を懐かしむ有志の情熱と日本舞踊各流派の方々そして多くの市民のご協賛を戴いて25年ぶりに「八戸三社大祭華屋台」として見事に復活しました」とある。 実際は昭和39年中断に追い込まれ、41年に「河内屋」の協力により三ヶ年だけ復活したが、43年からは三たびに中断に追い込まれた。しかし平成9年(1997)に河内屋の倉庫に保管されていた屋台を修理して復活させ、今日にいたっている。 現在は華屋台運営委員会が中心となり、日本舞踊の若柳流・泉流・花柳流・水木流の師匠筋の方々が美しい舞を披露され行列の最後を務めている。 |
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屋台山車=平成16年(2004)復元新調。嘉永元年(1848)〜明治24年(1891)まで運行された。人形は文化9年(1812)京都で作られた“太公望”。 この他“武田信玄”の山車もある。 笠鋒(かさほこ)=江戸期には、「出し」として巡行され、一時廃れたが平成18年(2006)より復活した。 |
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【長者山新羅神社】9台 鍛冶町附祭若者連=明治期の消防四番組が母体。 山車参加は明治25年より。 六日町附祭若者連=肴町とも呼ばれる。 山車参加は明治26年(1893)より。 十六日町山車組=明治期の消防義組が母体。 山車参加は明治34年より。 吹上山車組=明治期の消防わ組を母体。月岡町・長者町・元町・館越・田向・松富町・仲町・積善町・高園町・栄町・春日町・南類家などからなる。 山車参加は大正10年(1921)より。 類家山車組=類家1〜5丁目・南類家1〜3丁目などからなる。 山車参加は昭和27年(1952)より。 糠塚附祭組=山車参加は昭和35年より。 八戸市職員互助会山車組=八戸市職員・広域市町村事務組合・八戸圏域水道企業団の職員の福利増進のための団体 山車参加は昭和47年より参加。 長横町粋組=山車参加は昭和60年より。この時は小中野の大町2丁目から台車を借りて始める。 八戸共進会山車組=平成25年名称改称。市内の小規模作業所・福祉施設・養護学校から参加者を募り参加。 山車参加は平成5年より。往時はは八戸共作連。 |
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【かつて参加した町】 十三日町=明治34年が最後。 三日町=明治35年が最後。 廿三日町=明治35年が最後。 八日町=明治35年が最後。 沼館=大正4年が最後。 旭町=昭和10年が最後。 大工町=昭和21年が最後。 湊柳町=昭和22年が最後。 廿八日町=明治25年〜昭和32年。 本鍛冶町=昭和31年〜昭和48年。 |
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【かつて参加した団体】 大久保酒店=2回。大正4年が最後。 加賀平酒店=3回。大正7年が最後。 向田屋=昭和8年に1度だけ出した。 合同酒精=昭和28年参加。八戸工場が城下2−11−67にある。 子どもお祭り会=昭和31年参加。 青年会議所=昭和45年〜52年まで出した。 デイリー東北新聞社=昭和48〜53年参加。 丸光=昭和58年に参加。 三菱製紙=5回。昭和54年〜59年まで出した。 日商月金会=21回。昭和47〜平成6年参加。 |
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【山車の貸し出し】 各山車組とも三社大祭が終わった後、近郷近在のお祭に山車を貸し出す。今まで以下の地区に貸し出したことがある。三沢市、十和田市、野辺地町、上北町、五戸町、六戸町、七戸町、剣吉町、北福岡、葛巻、久慈市、普代、岩手県日詰、石鳥谷、秋田県大館市 |
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≪芸能≫ 高館駒踊=平成17年(2005)、40数年ぶりにお通りに参加。 初参加は明治43年(1910)頃だが、後継者不足のため昭和35年(1960)頃より参加が途切れていた。県指定無形民俗文化財。 |
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■小中野地区 ⇒小中野、江陽(こうよう)、諏訪 |
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小中野8丁目1−19 | 御前神社 | 5/15 | 例祭 | ||
諏訪1丁目14−16 | 諏訪神社 | 7/27 | 笹の葉踊り | 平成16年復活 | |
■湊地区 | |||||
湊町字下条12 | 大祐神社 | 9/2 | 例祭 | ||
湊町字下条30 | 川口神社 | 6/27 | 例祭 | ||
湊町字舘鼻20 | 八坂神社 | 6/15 | 例祭 | ||
根城1丁目4−11 | 枡形稲荷神社 | 10/3 | 例祭 | ||
■鮫(さめ)地区 | |||||
鮫町字大作平45 | 厳島神社 | 4/15 | 例祭 | ||
鮫町字鮫56 | 蕪嶋神社 | 旧3/3 | 例祭 | ||
鮫町字住吉町22 | 八幡宮 | 9/15 | 例祭 | ||
鮫町の三社祭り(山車祭り)=戦後の一時期見られた祭り。夜には盆踊り。当時昭和20年代の写真が「保存版 八戸・三戸今昔写真帖」2008年、郷土出版社に載っている。 | |||||
鮫町字種差11−2 | 熊野神社 | 6/9 | 例祭 | ||
鮫町番屋23 | 神明宮 | 6/8 | 例祭 | ||
鮫町字堀込22 | 大祐神社 | 4/29 | 例祭 | ||
【さめ浜祭り】 7月、蕪島海浜公園とその周辺で開催。10:00〜15:00。主催はさめまつり実行委員会。令和5年(2023)で22回を数える。 ステージと合同運行がある。 ステージでは鮫中学校吹奏楽部・八戸水産高校 八水大漁太鼓・さめ保育園・かもめ幼稚園・バレエ教室・鮫公民館フラダンス愛好会 など。 沿道合同運行は鮫青年会山車組・鮫踊り愛好会・流し踊り・うぐいす保育園 などが鮫浦漁協⇒海浜公園⇒蕪島神社などを練る。 また安全祈願祭として神輿海上渡御もある。 |
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■下長苗代地区 ⇒河原木、石堂、長苗代 |
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河原木字小田18 | 八幡宮 | 9/15 | 例祭 | ||
■是川(これかわ)地区 | |||||
是川字舘前110 | 新山神社 | 9/3 | 例祭 | ||
是川字雲畑11−17 | 天狗山神社 | 11/23 | 例祭 | ||
■館地区 ⇒売市、沢里村、根城村、田面木村、八幡村、櫛引村、坂牛村、上野、沼館 |
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売市字長根6 | 天満宮 | 9/25 | 例祭 | ||
八幡字八幡丁3−2 | 櫛引神社 | 9月中旬(元・旧・8/15) | 神賑 | 神事武芸、流鏑馬、弓道大会、少年相撲大会、文芸大会、演芸会 など | |
櫛引字寺沢29 | 高岩神社 | 8/28 | 例祭 | ||
櫛引字一日市28 | 朝日神社 | 8/19 | 例祭 | ||
櫛引字蒼前14 | 火産霊神社 | 旧6/1 | 例祭 | ||
坂牛字坂牛18 | 八幡宮 | 9/17 | 例祭 | ||
■上長苗代地区 ⇒尻内、根岸、大仏、花崎、根市 |
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尻内町字尻内60 | 白山神社 | 9/2 | 例祭 | 氏地は尻内、根岸 | |
■市川地区 79の小字がある |
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市川町字橋向2 | 白髭神社 | 6/15 | 例祭 | ||
■豊崎地区 44の小字がある。上永福寺・上七崎・池田 など。 |
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七崎字上永福寺127−2 | 七崎神社 | 9/7 | 例祭 | ||
■大館地区 ⇒新井田、妙、十日市、松館 |
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新井田字舘平10 | 新田八幡宮 | 8/15 | 例祭 | ||
新井田字岩淵34 | 別雷神社 | 8/17 | 例祭 | ||
妙大茂館 | 大茂館蒼前神社 | ? | ― | ||
松舘字篭田38 | 月山神社 | 5/15&12/14 | 例祭 | ||
【八戸の民俗芸能】 えんぶり=国重要無形民俗文化財。八戸市を中心とした青森県三八上北地方と岩手県北部に伝わる豊作を祈願する祭り。毎年2月17日から22日まで八戸市中心街などで行われる。 2月17日の早朝、長者山新羅神社の境内に、馬の頭を形どったきらびやかで美しい烏帽子をかぶった「太夫」と呼ばれる舞手と笛、太鼓、手平金で囃子をつける総勢15〜20人ほどの人達で構成された「えんぶり組」が何十組も集まり、一同にそろって神前に参詣する。 えんぶりの名前の由来は田んぼをならす時に使う「えぶり」という農具を手にして舞ったことに由来し、「えぶり」がなまって「えんぶり」になったとも言われています。 馬の頭を形どったような烏帽子(えぼし)をかぶった太夫たちが、首を大きく傾け傾け、ジャンギと呼ばれる棒を地面に突き立てたりしながら、大地を力強く踏みしめるように摺ります。 えんぶりの型は、唄やしぐさのゆったりとした「ながえんぶり」、唄も摺りもテンポが速い「どうさいえんぶり」の2種類がある。 また、摺り込みの間には軽快な笛や手平鉦などのお囃子にあわせて「松の舞」や「えびす舞」、「金輪切り」などの祝福芸が演じられる。 鮫の神楽(鮫神楽連中)=鮫町字上鮫。県指定無形民俗文化財。5月中旬鮫生活館で発表会、8月14、15日に浮木寺で披露。盆に墓地で演ずる墓獅子のほかは、祭礼や祝い事に頼まれて演ずる。 八戸鮫浦は諸国の船が出入りする藩の港として栄えた。神楽も山伏修験の手から離れて、神楽連中と呼ばれる舟大工や漁夫たちの愛好者が中心となり、神楽の古式を守りながら新しい組舞を考案し、民衆の娯楽として演じられてきた。 山伏神楽の伝統をもつ四方堂権現舞と式舞・神楽・武士舞など12番と、組舞として江戸時代末ごろから歌舞伎や人形芸居を組み合わせて神楽化した壇ノ浦錣引き・安宅の関勧進帳・羅生門なども合わせて、34番の演目がある。また盆の8月14、15日には浮木寺の境内で迎え火をたき、先祖供養の歌に合わせ、獅子が身体を震わせ墓前に伏すなどして舞う。これは神仏混交の芸態である。囃子は笛・太鼓・手平鉦・ささらなどである。 藩日記の承応2年(1652)の記録によれば、藩主重直の病気平癒祈願を諸社に命じた、この時に湯立をして、別当が神楽を演じているとある。また獅子頭の中に文化13年(1816)の墨書きもある。 南部駒踊(高館駒踊組)=河原木字高館65。県指定無形民俗文化財。小田八幡宮例祭(8/14、15)で奉納。倉石村石沢から切谷内に伝わったものを、江戸末期に習得したと伝えている。 太鼓・手平鉦の通り拍子で一巡する庭入りで始まる。太鼓を先頭に10人の駒が円陣を組み、拍子の変化につれて直り駒・引返し・かけ合い・三方講子・回り駒・引き駒を演ずる。駒は割裂き袖なし黒羽織を着て菅笠を被る。 付け舞の「七つ道具」は、手平鉦・太鼓・杵・小刀・長刀・太刀・棒と2人ずつで円陣となって踊る。同様に「うつぎァさァ」では、採り物は七つ道具と同じだが、拍子や踊りが違う。また「扇舞」は、扇を持って踊る。 |
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【民俗芸能の夕べ】 1月下旬、八戸市公会堂文化ホールで開催。平成24年(2012)で34回を数える。 平成24年(2012)の出演団体は中居林大神楽、中野神楽保存会、白銀沖揚音頭保存会、湊虎舞保存会。 |
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■南郷区(旧・南郷村) 中沢:中野、市野沢、大森、泉清水、泥障作(あおづくり) 島守:島守、頃巻沢 |
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南郷村役場企画振興課に問い合わせると、山車・神輿の出る祭礼は無いとのこと。 | |||||
南郷大字中野字八ツ厄3 | 中野月山神社 | 5/8 | 中野神楽 | ||
南郷大字市野沢字林合13 | 市野沢稲荷神社 | 8/25 | 中野神楽 | ||
南郷大字大森 | 清水大明神 | ? | ― | ||
島守字北向43 | 高山神社 | 8/17 | 例祭 | ||
島守字内山 | 龍興山神社 | 旧・4/13 | 例祭 | ||
【地域伝統芸能まつり】 2月初旬、八戸市南郷文化ホールで開催。主催は南郷郷土芸能保存会。入場無料。 平成25年(2013)の出演は島守駒踊、島守小学校神楽クラブ、島守神楽保存会、島守虎舞、中野神楽、大平大神楽、荒谷えんぶり組、泉清水えんぶり組、鳩田学区えんぶり組と大正琴サークル、ソフィアコール、民謡保存会、歌謡愛好会。 |
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≪三戸郡≫ | |||||
三戸町(さんのへまち) | |||||
同心町(梅内字諏訪内46) | 三戸大神宮 | 9/連休 | 神輿 | ||
同心町(梅内字上川原79) | 熊野神社 | 山車10台 | 昭和55年より三社合同の運行となり“三戸三社大祭"となる。それ以前は三戸大神宮だけで“三戸祭”と称していた。全町自作の山車。 | ||
川守田字東張渡56 | 熊野神社 | ||||
上同心町、八日町、下在府小路、久川、同心町、城南、上二日町、下二日町、六日町、元木平 | |||||
≪三戸秋まつりの行事案内≫ ※平成22年(2010) ◎お通り(金曜) ■山車集合 13:20 元保健所前(上同心町) ■山車出発 14:00 元保健所前(上同心町) ■運行休憩 15:20 六日町 ■山車出発 16:00 ■折り返し 17:30 三戸中央病院経由(元木平) ■山車格納 19:30 ※雨天の場合は中日に延期。 ◎中日(土曜)三戸高校入口(六日町)〜八日町町内会館 ■三戸小ブラスバンド 14:05〜 ■三戸中ブラスバンド 14:10〜 ■ミュ―ズ保育園ミニ山車出発 14:15〜 ■さんのへ秋まつり流し踊り出発 14:25〜 ■三戸高校流し踊り出発 14:30〜 ■久川保育所ヨサコイソーラン出発 14:40〜 ■三戸中流し踊り出発 14:50〜 ■三戸神の舞・扇の舞出発 15:00〜 ■三戸中よさこいソ―ラン出発 15:10〜 ※パレード終了 (17:00) ■お祭り歩行者天国(八日町町内会館〜三戸高校入口) 19:00〜 ■斗内ナニャトヤラ保存会、三戸よさこいチーム出発 19:00〜 ◎お還り(日曜) ■山車集合 12:50 三戸中央病院駐車場(元木平) ■山車出発 13:30 住谷橋たもと(元木平)元保健所前 ■運行休憩 15:00 商工会前(下二日町) ■山車出発 15:40 ■折り返し 17:30 上同心町(三叉路) ■山車格納 19:00 |
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梅内字前田2−2 | 白滝神社 | 8/27 | 例祭 | ||
梅内字城の下4−2 | 糠部神社 | 8/21 | 例祭 | ||
泉山字船場の上38 | 月山神社 | 旧6/12 | 例祭 | ||
斗内字田屋ノ下58 | 稲荷神社 | 9/3 | 例祭 | ||
目時字村中14 | 八幡宮 | 旧8/15 | 例祭 | ||
久慈町字中屋敷11−1 | 法呂神社 | 8/19 | 例祭 | ||
豐川字下村中69−1 | 三嶽神社 | 4/3 | 例祭 | ||
貝守字林ノ後60 | 三嶽神社 | 旧8/3 | 例祭 | ||
【三戸の郷土芸能】 斗内獅子舞(斗内獅子舞保存会)=斗内字清水田36−1。県指定無形民俗文化財。例祭、各種行事に披露。 江戸時代三戸地方山伏の総支配を行なっていた修験「斗内威徳院」のもとに、山伏神楽として創設されたと伝えられている。 演目は「権現舞」、「番楽」、「鳥舞」 |
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【民俗芸能保存会発表会】 3月、町民体育館で開催。神楽や舞踊、虫送り、民謡などを披露。入場料無料。主催は三戸町民俗芸能保存会。平成24年(2012)で22回を数える。 |
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五戸町(ごのへまち) 平成17年(2005)1/1、五戸町、倉石村が合併。 |
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◎旧・五戸町 五戸町 浅田:浅水、扇田 川内:切谷内(きりやない)、上市川 野沢:(編入)手倉橋 豊崎:(編入)豊間内 |
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上大町(野月2) | 稲荷神社 | 8/最終金土日 “五戸まつり” |
自作山車7台 | 上大町、下大町、新町、川原町、博労町、荒町、ひばり野 | |
神明後27 | 神明宮 | ||||
根岸10−2 | 八幡宮 | ||||
借り上げ山車(八戸) | 蛯川 | ||||
蛯川=八戸市廿六日町より借りる。 | |||||
【お通りの団体】 下大町山車、博労町山車、ひばり野山車、蛯川山車、川原町山車、新町山車、荒町山車、上大町山車、大名行列、虎舞(消防)、虎舞(八戸信用金庫)、稚児、天満権現、少年神楽、駒踊り、五戸小山車、女神楽 |
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◎前夜祭(木曜) ※平成23年(2011) ■豊年感謝祭 稲荷神社 (16:00〜17:00) ■山車自由運行 (17:00〜20:00) ◎お通り(金曜) ■小・中学校鼓笛隊パレ―ド 五戸小学校発〜各町内 (9:30〜11:00) ■神輿、山車合同運行(山車審査)稲荷神社発〜各町内 (13:30〜17:00) ◎中日(土曜) ■五戸地方小・中学校相撲大会 五戸小学校相撲場(9:00〜12:00。過去は15:00まで) ■五戸町連合婦人会流し踊り 五戸小学校発〜稲荷神社 (17:00〜18:15) ■山車夜間競演 歴史みらいパーク駐車場・中央商店街(18:30〜20:30) ◎お還り(日曜) ■神輿・山車合同運行 八幡宮発〜各町内(13:00〜17:30) ※喧嘩太鼓…五小前交差点。以前は薬王堂駐車場前の年もあり。 ■第20回奥州よさこい祭り 歴史みらいパ―ク駐車場(11:00〜13:30) |
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※ 1日のお通りと3日のお還りで神社を巡る。 稲荷神社(上大町)、神明宮(神明後)、八幡宮(根岸)神輿と山車8台の合同運行 | |||||
神輿:五神会=万灯神輿。令和6年(2024)7月26日、稲荷神社で御披露目。2019年に復活するが、八戸市大祐神社青年部より借りていた。 | |||||
【ねぶた】 「ねぶた祭り調査報告書」(昭和61年、弘前大学人文学部人間行動コース)によれば、昭和58年から五戸まつりにねぶたが登場。当時の例祭日は9/1〜3。昼間は山車の運行。平内町などから購入。 |
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浅水字浅水70 | 八幡宮 | 9/15 | 例祭 | ||
上市川字赤川川原79 | 神明宮 | 8/11 | 例祭 | ||
切谷内字金山川原39 | 切谷内天満宮 | 8/25 | 例祭 | ||
◎旧・倉石村 ⇒又重、中市、石沢 |
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又重字前平77 | 新山神社 | 8/18 | 神輿 | ||
例大祭には舘町保存会の神楽舞、舘町鶏舞も一緒に大祭の行列に毎年参加する。 | |||||
舘町神楽舞=獅子頭を中心とする舞で、神前で舞うのと大衆の前で舞う二通りからなっている。 神前の前で舞うのは「権現舞」、「山神舞」、「三番9叟舞」等があり、大衆で舞うのは「盆舞」、「寿老人舞」、「鬼舞」等がある。 |
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中市字田茂代66 | 高良神社 | 9/20 | 神輿 | ||
倉石字石沢 | 駒形神社 | 8/31 | 南部駒踊り | ||
【倉石の郷土芸能】 南部駒踊り(南部駒踊保存会)=倉石字石沢。県指定無形民俗文化財。駒形神社例祭(8/31)奉納&五戸まつり披露。 南部駒踊りは旧南部領だけにしかない特異な舞踊で、馬と農民生活との深いかかわり合いの中から生まれたこの踊りは、馬のいなくなった今日も、馬産地といわれたほとんどの村々に伝えられているが、伝承のはっきりしている5つの保存会は、青森県の無形文化財に指定されている。 踊り手は花笠をかぶり、陣羽織を着て、駒の形の木枠を腰につけた騎乗の姿で踊る。青毛3頭、鹿毛・茶毛・月毛それぞれ1頭ずつの7頭が円陣をつくり、太鼓・笛・手平鉦のはやしで、庭入り・直り駒・引返し駒・休み駒を踊る。三方講子では役駒と呼ぶ青毛3頭が中央に進み出て、乗り違い、回り駒を演じたあと、庭引きで第1部が終わる。 第2部は七つ道具で、踊り手は順番にたすきがけ、袴をはいて、長刀・棒・太刀・杵を手にした7人で、立揃い・進み駒・回り駒・品踊・庭引きを踊る。 第3部は駒と七つ道具が合同で演じ、庭引きで終わる。 |
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【ねぶた】 「ねぶた祭り調査報告書」(昭和61年、弘前大学人文学部人間行動コース)によれば、昭和58年から一部の集落(中市)が8/13〜15に開催。弘前より借用。掛声は青森調。 |
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三戸町(さんのへまち) 三戸町:同心町、八日町、馬喰町、二日町、在府小路町、六日町、川守田町、久慈町+川守田、梅内(一部) 斗川(とがわ):斗内、豊川 留崎:泉山、目時、梅内(一部) 猿辺:貝森、袴田、蛇沼 |
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同心町字諏訪内46 | 三戸大神宮 | 9/13 | 例祭 | ||
同心町字上川原79 | 熊野神社 | 8/31 | 例祭 | ||
川守田字下比良19 | 馬暦神社 | 2/8 | 例祭 | ||
川守田字東張渡56 | 熊野神社 | 2/8 | 例祭 | ||
久慈町字中屋敷11−1 | 法呂神社 | 8/19 | 例祭 | 川守田の新興町? | |
梅内字前田2−2 | 白滝神社 | 8/27 | 例祭 | ||
梅内字城の下4−2 | 糠部神社 | 8/21 | 例祭 | ||
斗内字田屋ノ下58 | 稲荷神社 | 9/3 | 例祭 | ||
豐川字下村中69−1 | 三嶽神社 | 4/3 | 例祭 | 往古は三嶽山蔵王大権現と称された | |
泉山字船場の上38 | 月山神社里宮 | 旧6/12 | 例祭 | ||
泉山字矢吹沢77 | 月山神社奥宮 | 7/25 | 泉山7歳児初参り | 数え年7歳の男子が白装束を着て父親と一緒に月山神社奥宮を目指す | |
目時字村中14 | 八幡宮 | 旧8/15 | 例祭 | ||
貝守字林ノ後60 | 三嶽神社 | 旧8/3 | 例祭 | ||
田子町(たっこまち) 田子:田子、相米 上郷:石亀、原、茂市、遠瀬、山口、関、夏坂 |
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田子字上の平3−1 | 八坂神社 | 旧・7/15 | 神輿 | ||
田子神楽 | |||||
【田子夏祭り】 8月中旬日曜開催。商工会青年部主催。虫追い祭り、ナニャドヤラ盆踊り大会、にんにくねぶた、神輿。 山車は平成6年頃までは山車2台を岩手県二戸市より借りた。 八坂神社総代の神輿・神楽合同運行(12:00〜) ガーリック納涼大会、小学校、中学校の演奏会、よさこい踊り(17:00〜) 盆踊り大会(19:00〜) |
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【ねぶた】 「ねぶた祭り調査報告書」(昭和61年、弘前大学人文学部人間行動コース)によれば、昭和57年から「田子夏まつり」に子供ねぶた登場。 |
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田子字堂の東20 | 真清田神社 | 5/6 | 例祭 | 以前は旧・3/17 | |
相米字相米2 | 稲荷神社 | 9/17 | 例祭 | 以前は旧・8/3 | |
石亀字上の平11 | 石亀神社 | 9/22 | 例祭 | 以前は旧・8/8 | |
関字関119 | 神明宮 | 9/29 | 例祭 | 以前は旧・8/15 | |
原字原63 | 諏訪神社 | 8/27 | 例祭 | ||
【田子の郷土芸能】 田子神楽(田子神楽保存会)=田子七日市。国選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財。八坂神社の例祭(旧7月14、15)と旧正月などに行なわれる。権現の獅子頭をまわして祈祷するのを本旨とする山伏神楽・番楽とかいわれる神楽の一種である。 特に旧正月中は、「春祈祷」と称して各家々を回って祓いをする。これは「舞立ち」「門打ちの通り神楽」などともいい、その練りは古風を遺している。 江戸時代初期、田子の修験大法院は南部藩御用神楽を務め、正月16日盛岡城に登城して神楽祈祷を行ったのが始まり。 一時衰え、その後池田文左衛門が岩手から獅子舞を移し、その弟子由蔵が伝えたのが今の田子神楽と云われている。曲目は計十六番が伝承されている。 石亀神楽(石亀神楽保存会)=石亀。町指定無形民俗文化財。旧正月に地区の家を廻る。 始まりは明治時代、石亀地区は火災に見舞われたことで、権現様を造り守護神として祀った。そこで石亀獅子舞組を発足させ、火伏の門打ちを例年行事とした。 大正元年、斗内の道尻円造師一派の指導を受け、大正4年に石亀獅子舞が独立誕生。昭和21年、獅子舞を神楽と改め、石亀神楽保存会発足。 田子の虫追い(たっこのむしぼい)=田子町相米字細野(細野虫追い保存会)と原字飯豊(飯豊自治会)。県指定無形民俗文化財。 細野は毎年旧例6月24日。稲荷神社で悪虫退散と五穀豊穣を祈った後、集落の田畑を回って行う。 飯豊は毎年7月24日に法呂神社で悪虫退散と五穀豊穣を祈った後、集落の田畑を回って行う。 青森県のHPでは『細野では笛・太鼓・手平鉦の囃子で村人たちが、男女一対の大きなムギカラ人形をかつぎ回る。道の十文字で「何虫祭りや、ゴヨ虫祭りや」とはやして人形を踊らせ、村境で「悪虫退散・・・」と書いた紙旗とともに、谷底に投下する。 飯豊では同様に「ホイー、ホイー」とはやしながら紙旗を振り、または地面を打つなどしながら回り、村境に人形を立てて終わる。』とある。 |
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南部町(なんぶちょう) 平成18年(2006)1/1、南部町+名川町+福地村が合併。 |
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◎旧・南部町 向:小向、大向 平良崎:相内、赤石、沖田面、玉掛 |
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小向字二又101 | 稲荷神社 | 4/3 | 祈年祭 | ||
9/15 | 例祭 | ||||
小向字八幡27−1 | 八幡宮 | 9/15 | 例祭 | ||
小向字村中39 | 若宮八幡神社 | 旧8/25 | 例祭 | ||
大向字飛鳥63 | 長谷山神社 | 8/16 | 例祭 | ||
相内字沢構14−1 | 熊野神社 | 9/15 | 例祭 | 豊年神楽舞、中学生女子の舞、湯立神事 | |
赤石字待場37 | 十二神社 | 9/8 | 例祭 | ||
沖田面字早稲田9 | 新羅神社 | 8/25 | 例祭 | ||
玉掛字諏訪の平49 | 諏訪神社 | 9/5 | 例祭 | ||
玉掛字前田44 | 玉掛神社 | 9/1 | 例祭 | 奉納演芸 | |
【南部まつり】
平成23年(2011)で32回を数える。8月4日曜に青い森鉄道「三戸駅」周辺で開催。 自作山車4台は大向、駅前ぼたん園、小波田、門前町。 ■パレード 流し踊り、神楽、稚児行列、大名行列、神輿、山車(15:00〜南部町営市場入口前を出発し、三戸駅までパレード) ■山車の競演 (三戸駅前通り。16:30〜)
■盆踊り(ナニャドヤラ)18:30〜 |
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【ねぶた】 「ねぶた祭り調査報告書」(昭和61年、弘前大学人文学部人間行動コース)によれば、昭和53年頃から一部の集落(諏訪ノ平)の例大祭(9/6、7)に登場。五戸町より借用。 |
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◎旧・名川町 北川:剣吉、虎渡、斗賀 名久井:上名久井、下名久井、高瀬、平、法光寺、鳥谷、鳥舌内、森越 |
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剣吉字上町44 | 諏訪神社 | 9/8〜10 | 神輿 | ||
山車5台 | 桜本町、桜町、荒町、中町、上町 | ||||
≪名川まつり≫ 毎年9/8〜10の3日間、剣吉地区(剣吉上町〜南部芸能伝承館)で開催。主催は南部町観光協会、名川秋まつり実行委員会。 お通りとお還りは、諏訪神社の神楽に続いて、鹿踊り、杵舞、虎舞、神輿など郷土色豊かな芸能や、各町内から集まる山車が加わっての大名行列である。 また、各山車に設けられたステージで、尺八や三味線、太鼓に合わせて南部手踊りが披露される。 |
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≪2017年名川秋まつりの行事予定≫ ◎初日 (14:30〜)中学校パレ―ド(ブラスバンド)〔剣??上町出発〕 (14:35〜)名久井農業高等学校パレード〔久住自動車歩道出発〕 (14:40〜) お通り(露払人、神楽、鹿踊り、虎舞、権現舞、実行委員会、御神輿、商宮律、桜本町山車、桜町山車、荒町山車、仲町山車、上町山車) (21:00〜) ※パレ―ド終了次第、山車は自由運行 ◎中日 (14:00〜)消防団パレード (14:15〜)小学校パレ―ド(剣吉小金管バンド・名久井小金管バンド・子ども駒踊り(南部小)〔剣吉上町出発〕 (14:35〜)盛岡さんさ踊り(ミスさんさ)〔剣吉上町出発〕 (14:40〜)盛岡さんさ踊(盛岡大学生)〔剣吉上町出発〕 ※パレ―ド終了次第、山車は自由運行(21:00まで) ◎最終日 (14:30〜)中学校パレ―ド〔南部芸能伝承館出発〕 ブラスバンド 等(名川中学校) (14:40〜) お通り(露払人、神楽、鹿踊り、虎舞、権現舞、稚児行列、実行委員会、御神輿、商宮律、上町山車、仲町山車、荒町山車、桜町山車、桜本町山車)〔南部芸能伝承館出発〕 (21:00〜) ※パレ―ド終了次第、山車は自由運行 |
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【渡御列】 露払い、世話係、町内五色旗、神楽、町内五色旗、大麻、榊松、町内五色旗、猿田彦、宝剣、鏡、五色布、町内五色旗、獅子舞(鹿踊り)、世話係、斎技舞、虎舞、権現舞、大太鼓、町内五色旗、騎馬、町内五色旗、三種の神器、連絡係、町内五色旗、神輿、商宮律、町内五色旗、稚児行列、町内五色旗、山車6台(名川幼稚園山車、桜本町山車、桜町山車、荒町山車、中町山車、上町山車) |
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虎渡字上山63 | 熊野神社 | 9/14 | 例祭 | ||
斗賀字上斗賀7 | 斗賀神社 | 9/17 | 例祭 | ||
斗賀字下斗賀28 | 稲荷神社 | 3/28 | 神楽 | 各家庭を廻り家内安全、商売繁盛を祈願する | |
上名久井字上町 | 諏訪神社 | 春 | 神楽 | 文久2年(1862)獅子頭奉納 | |
下名久井字鍛冶長根2 | 八坂神社 | 7/15 | 例祭 | ||
下名久井字白山3 | 白山神社 | 9/上旬(元・16) | 例祭 | ||
高瀬字宮野38 | 諏訪神社 | 8/27 | 例祭 | ||
平字若宮前1 | 平神社 | 9/10 | 例祭 | ||
鳥谷字鳥谷22 | 荒神社 | 8/15 | 例祭 | ||
鳥舌内字舘21 | 八幡宮 | 8/25 | 例祭 | ||
森越字上小路9 | 稲荷神社 | 9/13 | 例祭 | ||
◎旧・福地村 地引:苫米地、片岸、麥澤、高橋、小泉 田部:法師岡、福田、杉澤、樺木、埖渡 |
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苫米地 | 苫米地神明宮 | 9/連休 | 山車4台 | 上町、中町、後町、下町 | |
※“とまべち祭り”の山車は町によって、自主制作もあれば八戸より買う町もある | |||||
≪とまべち祭りの行事予定≫ ■前夜祭(土曜) (17:00〜)ミニトークライブ (17:40〜)開会セレモニー (18:00〜)ライブ (18:50〜)ふくち演芸会(福地芸能保存会、福地よさこいの会、町内各踊りの会 ほか) ■本祭(日曜) (14:00〜)山車の合同運行 (16:30〜)苫米地山車組 お囃子競演 (18:00〜)和太鼓 (18:30〜)阿波踊り (19:15〜)カラオケ大会 |
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福田字古舘32 | 厳島神社 | 5/8 | 例祭 | ||
法師岡字林の後39 | 月山神社 | 5/1 | 例祭 | ||
小泉字小泉13 | 八幡宮 | 4/15 | 例祭 | ||
階上町(はしかみちょう) ⇒赤保内、道仏、晴山沢、平沢、田代、鳥屋部(とやべ)、金山沢、角柄折(つのがらおり) |
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赤保内字寺下11 | 潮山神社(公式HPへ) | 5/3日曜 | 例祭 | ||
道仏字道仏3 | 舘神社 | 旧5/5 | 例祭 | ||
晴山沢字中城23 | 日吉神社 | 7/14頃の日曜 | 例祭 | 氏地は晴山沢、平内、田代 | |
階上町役場水産商工課に問い合わせると、山車、神輿等は無いとのこと。 | |||||
【階上の郷土芸能】 道仏神楽(道仏神楽組)=道仏。白龍大権現といって、山伏であった赤松家に代々継承されてきたもので、この神楽は「中山」の系統に属し、リズムは5拍子。神楽の舞は12種類。 平内の鶏舞(ひらないのけいばい)(平内鶏舞組)=県指定無形民俗文化財。8月14・15日に地区墓地で公開。8月13日盆の入りの夜、墓地の広場で先祖供養の墓念仏を演じ、そのあと旧平内村の各集落の墓地や家の仏壇の前でも踊る。6月の階上岳つつじ祭にも出演。 踊り手は9人で太夫は鍬形つきのかぶと、太夫ムカイは鳥かぶとの上にボタンの花がつき、トリは雌雄の鶏のついた鳥かぶとをかぶる。単衣の両肩を脱ぎ、じゅばんにたすきをかけ、腰の後ろにシカ(黒布)を下げる。はやしは太鼓・笛・手平鉦・ささらなど6人。 ツユギ(六角灯籠)を立て、その周りを採り物の棒・刀・長刀・あや棒・扇を打ち合わせながら、右回りに踊る。踊ることを「ハネル」という。庭踊りは、さんば、一本扇など8演目、念仏は墓念仏・仏壇念仏・幼子和讃・花和讃などがある。 安政年間(1854〜59)、陸前(宮城県)気仙から来た新坂庄右衛門が伝えたという。 南部駒踊り=赤保内。県指定無形民俗文化財。南部駒踊りは旧南部領だけにしかない特異な舞踊で、馬と農民生活との深いかかわり合いの中から生まれたこの踊りは、馬のいなくなった今日も、馬産地といわれたほとんどの村々に伝えられているが、伝承のはっきりしている5つの保存会は、青森県の無形文化財に指定されている。 赤保内は宝暦8年に、五戸町切谷内部落の駒踊りを伝授されたと云われている。南部の殿様の御前にて駒踊りを演じ、お褒めの言葉を頂き、紋章として「丸に三つ引き」を賜り、現在も駒の紋として使用している。 通り拍子で入場し、庭入り・引き返し駒・廻り駒・休み駒・進み駒・乗り違い駒・庭引きの7演目で構成され、荒駒踊りと言われている。 えんぶり=階上町にはえんぶりが鳥屋部、田代、平内の3組ある。平成25年(2013)2月初旬に初めての企画として、わっせ交流センター(旧登切小学校)で9日、「早生(わせ)えんぶり祭り」を実施し3えんぶり組が公演した。 起源は鳥屋部は藩政時代から苗取りとして継承されていたが、、明治中頃八戸市松舘字細越のえんぶり組を師匠とし、「どうさいえんぶり」が習得された。 田代は享保年間、平内は明治中期である。 |
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新郷村(しんごうむら) ⇒戸来(へらい)、西越(さいごし) |
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戸来字三嶽下15 | 戸来三嶽神社 | 8/19 | 神輿 | あり | |
山車1台 | 戸来地区青年会。かつては2台の山車 | ||||
金ヶ沢鶏舞 | 権現舞、神楽、ナニャドヤラ | ||||
西越字中鶴間21−20 | 蒼前神社 | 9/19 | 例祭 | ||
西越字林の前62−2 | 西越三嶽神社 | 8/16、17 | 神輿 | ||
【新郷の郷土芸能】 金ヶ沢鶏舞(金ヶ沢鶏舞保存会)=戸来字金ヶ沢。県指定無形民俗文化財。 毎年盆の期間に墓地で供養の墓念仏を踊り、その後各家を回って先祖供養。8月19日の三嶽神社大祭、9月1日の五戸町稲荷神社の例祭にも踊りを奉納する。 八幡太郎義家が奥州征討の際、三嶽神社で戦勝を祈願したのに始まると伝えられているが、実は文政8年(1825)新郷村の長泉寺の新築落成で、岩手ニ戸郡から指導者を招いて踊ったとも言われている。 演目は「鶏舞」、「七つ道具」、「さんさ」。タイシカという太夫とその相手のシケンバイが、鍬形のかぶとをかぶり、トリという踊り手は鶏形のえぼしをつけてはねる。ハナと呼ぶ六角灯籠を中心に、笛・太鼓・手平鉦・ささらのはやしで庭入りし、三国という供養の歌に合わせて一本扇・サンパ・高太刀など10種目がある。七つ道具では太鼓・杵・太刀・棒・長刀・手平鉦・ささら・笛が庭入りし、太鼓の拍子の変化に応じて5種目を踊る。 |
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★展示場 | |||||
【八戸市立博物館】(公式HPへ) 八戸市根城字東構35−1。хрO178−43−2111。9:00〜16:00(入館は16:00まで)。入館料は個人250円。休館日は月曜(ただし第一月曜および祝日は開館。祝日の翌日。年末年始。 “今では出なくなった八戸三社大祭の屋台風の山車が展示。おがみ神社にも同形式の山車が展示” |
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【ユートリ−】(公式HPへ) 八戸市一番町一丁目9−22。п@0178−27−2227。JR八戸駅隣り。財団法人 八戸地域地場産業振興センター。天皇来八時に拵えた山車の展示。 |