千 葉 県
≪鴨川市≫
住所 | 神社名 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | |
≪鴨川市≫ 平成17年(2005)2/11、鴨川市+安房郡天津小湊町が合併。 |
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◎旧・鴨川市 | |||||
■鴨川地区 ⇒前原町、横渚、貝渚(かいすか)、磯村 |
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前原121 | 日枝神社 | 9/2土日(元・14) “鴨川地区合同祭礼” |
山車1台 | 山王講 | |
貝渚2202 | 大浦八雲神社 | 屋台1台 | 祇園講 | ||
小型担ぎ屋台 | 水交団 | ||||
貝渚3102 | 白幡神社 | 屋台1台 | 白幡講 | ||
横渚554 | 熊野神社 | 屋台1台 | 熊野講 | ||
横渚812 | 諏訪神社 | 山車1台 | 諏訪講 | ||
横渚973 | 横渚八雲神社 | 山車1台 | 横渚講 | ||
貝渚801 | 八幡神社 | 屋台1台 | 貝渚区 | ||
【かもがわんまち(鴨川地区合同祭)】 鴨川地区合同祭礼で、それぞれ独自に祭礼が行われていたが、昭和48年頃に統一化が図られ昭和57年(1982)に日程が9月13,14日に統一されたので第一回鴨川合同祭が始まる。なお平成12年(2000)より開催日は9/2土日となる。 鴨川地区の7つの神社から合わせて山車3台、屋台4台、担ぎ屋台1台、7基の神輿が参加する。 この7社とは日枝神社(前原121)、大浦八雲神社(貝渚2202)、白幡神社(貝渚3102)、熊野神社(横渚字州崎)、諏訪神社(横渚字芝)、横渚八雲神社(横渚973)、八幡神社(貝渚字東台)である。 さらに田町厳島神社も参加していると聞く。 |
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【日枝神社】 山王講=江戸型人形山車。市指定有形民俗文化財。明治42年(1909)に神田祭25番山車の神田新石町と35番山車の神田白壁町より別々に購入。 山車と人形は霊岸島より東京湾汽船に船積みされ海路運ばれ、加茂川河岸に陸揚げされ、個人の蔵で保管されていた。往時は祭礼の度に組立られて、祭礼終了後は解体されて収納されていたが、現在は解体することなく、格納庫に保管。 人形は神田神社の36番の人形「恵比須」。嘉永年間の作と云われている。山車本体は25番と35番の町会より。そのため人形のカラクリと枠のカラクリは別々である。 その後改造し外輪式の三つ車。長さ3.7m。幅2.2m。高さ7.5m(カラクリ伸長時)。 神輿=台輪幅118cm。 |
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【大浦八雲神社】 水交団=担ぎ屋台。市指定無形民俗文化財。天保4年(1833)に厳島神社の弁財天の祭礼で初披露された。大浦・川口地区の「明神講・山若講・宮本講・観音講」の屋台4基・4つの講が「水交団」として統合した。 現在の担ぎ屋台は中開帳の昭和58年の作。 祇園講=囃子屋台。大正9年以降制作。彫師は三代目後藤滝治義光。脇障子に刻印あり。平成2年、鈴木敏通により修復。 宮神輿=台輪幅116cm。 天王様神輿=東西2基。1基は鳳凰。もう1基は宝珠を乗せている。 子供神輿=黒潮子供会。 |
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【川口白幡神社】 白幡講=囃子屋台。文化年間制作。彫師は後藤義信。明治30年、彫物修復。武志信明による。 川口浜若=神輿。台輪幅117cm。 |
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【熊野神社】 熊野講=囃子屋台。平成3年、御大典記念に建造。川股宮匠(川股三喜男)の作。彫物は三代目後藤滝治義光の部材利用。 宮神輿=台輪幅115cm。 |
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【諏訪神社】 諏訪講=江戸型人形山車。市指定有形民俗文化財。外輪式の三つ車。 人形は神功皇后と源頼義。 明治43年(1910)に江戸の神田祭りに参加していた5番神功皇后山車一揃えを購入。 山車と人形は、霊岸島より東京湾汽船に船積みし,海路運ばれ、加茂川河岸に陸揚げし、個人の蔵で保管していた。祭礼の度に組み立てを行い、祭礼終了後は解体して収納していた。 大正時代中頃、さらに神田祭り36番山車。神田松田町の源頼義人形を購入した。 幅2.7m。長さ4.25m。高さ7.2m(人形伸ばした時)。車輪直径1.13m。 宮神輿=台輪幅122cm。昭和51年、16代浅子周慶にて修復。 |
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【横渚八雲神社】 横渚講=人形山車。4輪。昭和35年、浅草の宮本卯之助商店の作。人形は「神武天皇」。久月人形店の作。 宮神輿=神輿蔵は諏訪神社の境内。大正期の作。平成10年代に国吉の麻生で修復。台輪幅108cm。 |
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【貝渚八幡神社】 貝渚区=囃子屋台。昭和56年、川股宮匠(川股 三喜男)の作。彫刻は再利用。彫師は後藤滝治義光。 神輿もあり。 |
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【田町厳島神社】 子供神輿 |
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■弁天島(あいじま) 面積は0.002km2。周囲は0.5km。最高標高は40m。防波堤から橋でつながっている。 巳(みずのとみ)の年の3月に60年に一度の大開帳、また30年に一度中開帳が行われ、その時は浜から弁天島まで漁船が横に並び、船伝いに渡る儀式が行われる。 平成25年(2013)に大開帳が執り行われた。 |
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磯村139 | 厳島神社 | 60年毎の巳年5月 | 神輿 | 担ぎ手は女性で2日かけて巡幸 | |
■田原地区 ⇒池田、押切、京田、太田学、竹平(たけひら)、坂東、川代(かわしろ)、太尾、来秀、大里 |
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池田 | 愛宕神社 | 9/4土日 | 囃子屋台1台 | ||
明治33年制作。彫師は武志信明。平成7年、川股三喜男により改修。 | |||||
押切158 | 御嶽神社 | 9/4土日 | 例祭 | ||
坂東633−4(竹平) | 愛宕神社 | 9/4土日 | 神輿飾付け | 江戸後期の作 | |
囃子屋台1台 | 明治22年以前の作。彫師は武志信明。 | ||||
花万燈廃絶 | 太田学、金山 | ||||
太田学(おだがく)=屋台廃絶。昭和33年が最後の曳行。休止中は解体保管したが、彫刻が散逸したり、部材の老朽化のため。 日摺間(ひしま)⇒太田学の枝村。公民館は太田学11−1。 昭和中頃、花万燈廃絶 金山=太田学の枝村。鎮守の諏訪神社を合祀。花万燈廃絶。休止中の保管悪く廃絶。 |
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川代1362 | 熊野神社 | 9/4土日 | 神輿と宮立 | ||
川代1556 | 須賀神社 | 9/4土日 | 神輿 | ||
囃子屋台1台 | |||||
神楽(獅子舞) | 須賀神社⇒熊野神社⇒-区長宅⇒須賀神社 | ||||
屋台=大正5年制作。彫師は5代伊八(高石信明)。 | |||||
太尾445 | 瀧口神社 | 9/4土日 | 例祭 | ||
来秀177 | 天満神社 | 9/4土日 | 例祭 | ||
大里506 | 八幡神社 | 9/4土日 | 例祭 | ||
■東条地区 ⇒広場、東、西、和泉 |
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広場819 | 須賀神社 | 7/1土曜(元・7) | 神輿 | 子供神輿もあり | |
囃子屋台1台 | 待崎(広場の一部) | ||||
広場1482 | 八坂神社 | 10/2土日 | 囃子屋台1台 | 八坂(広場細谷) | |
東町1048 | 八幡神社 | 囃子屋台1台 | 東町 | ||
西町701 | 痔(もうけ)神社 | 囃子屋台1台 | 西町 | ||
和泉1639 | 男金神社 | 囃子屋台1台 | 和泉 | ||
東条地区の祭り=4社合同のまつりで、東条小学校の校庭に集まり太鼓や笛の競演など、屋台4台、神輿2基、子供神輿4基が参加する。 | |||||
須賀神社=平成10年頃、千葉の刑務所の作。台輪幅93cm。 先代は保管で江戸期の作。台輪幅132cm 痔神社=昭和初期の作?昭和51年、豊田工務店修復。台輪幅112cm。 |
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広場=昭和10年頃、尾瀧常治の作。彫師は武志伊八郎信月。 八坂(広場細谷)=彫師は5代伊八、武志伊八郎信月。 東町=大正末期か昭和初期の作。彫師は5代伊八、武志伊八郎信月。 昭和55年頃、鴨川市の川股宮匠(川股三喜男)により改修。欄間・蛙股追加。 神輿は昭和56年頃より登場。流鏑馬は昭和初期に途絶える。 西町=囃子屋台。昭和56年、豊田喜重郎の作。彫師は野村順一。 神輿もあり。 和泉=囃子屋台。大正期の作。彫師は後藤喜三郎橘義信。昭和59年、川股宮匠(川股三喜男)により改修。 |
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■西条地区 ⇒打墨(うっつみ)、粟斗(あわと)、花房、八色、滑谷(ぬかりや) |
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打墨1343 | 打墨神社 | 10/2土日 | 囃子屋台 | 打墨(うっつみ) | |
粟斗710 | 春日神社 | 例祭 | |||
花房874 | 滝口神社 | 恵比須山車 | 花房講 | ||
八色491 | 神明神社 | 例祭 | |||
滑谷551 | 熊野神社 | トラックシャーシ屋台 | 滑谷(ぬかりや) | ||
打墨=平成13年9月制作。大工は鴨川市の川股宮匠(川股三喜男)。車大工は富津市の坂井武夫。飾り金物は館山の滝川板金。 人形は神功皇后。熊谷の樺キ野屋の作。 先代は白浜より譲り受ける。 花房=平成5年、宝くじ助成金を利用して新調。八色・杉田工務店(杉田敏明)の作。人形は「恵比須」。 初代は現・山車新調に伴い処分される。子供神輿1基、宮立もある。 滑谷=トラックシャーシ屋台。昭和60年、青年会会員で制作。彫刻も自作。 |
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■江見地区 ⇒西江見、東江見、青木、内遠野(うとの)、真門、江見外堀 |
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東江見332 | 神明神社 | 10/2土日 | 屋台3台 | 宮本町、神明町、水神下町 | |
江見青木347 | 諏訪神社 | 屋台休止 | 吉浦 | ||
屋台1台 | 諏訪町 | ||||
江見内遠野202 | 日枝神社 | 神輿 | 合戸 | ||
屋台1台 | 新栄会=内遠野+西山 | ||||
江見東真門276−1 | 天道神社 | 10/2土日 | 屋台1台 | 同志会=西真門+東真門+外堀 | |
江見の祭り=10/2土日開催。江見7地区の合同祭。午前中は子ども御輿が各家をまわり、午後からが本祭。合戸地区の神輿を先頭に6基の屋台が続く。 各地区は屋台を曳きまわし、所々にとまり、路上で踊る。民謡の和踊り、日本舞踊、子供の踊り、男踊り などの伝統的な踊りや創作ダンス的な踊りもある。 |
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宮本町=昭和26年10月制作。粕谷兼三郎・鈴木隆治の作。彫師は後藤義孝。 先代は昭和20年8月13日、戦災で焼失。 神明町=昭和24年制作。大工は川名工務店。彫師は初代後藤義徳。 先代は昭和20年8月13日、戦災で焼失。 水神下=昭和25年制作。平成13年、根本和男により大改修。 先代は昭和20年8月13日、戦災で焼失。 |
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吉浦=昭和38年頃より休祭。 | |||||
諏訪町=昭和58年、鴨川の諏訪講から譲り受ける。江戸後期に制作と伝えられる。弘化4年(1847)に屋台を巡行していたという記録があるので、その屋台かもしれない。彫師は武志滝蔵。 |
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合戸=神輿。 新栄会(内遠野+西山)=囃子屋台。昭和57年、当時の新栄会の会員全員で作る。これ以前は1度、曽呂地区畑の屋台を借りたこともある。 |
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同志会(西真門+東真門+外堀)=昭和20年代?に石井兼松・川名梅造の作。。 | |||||
■太海(ふとみ)地区 ⇒太海(旧・岡波太)、太海浜(旧・浜波太)、天面(あまつら)、西山、吉浦、太夫崎 |
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太海2370 | 香指(かざし)神社 | 7/4土日(元・28) | 神輿 | 江戸期の作 | |
囃子屋台1台 | 太海岡 | ||||
太海浜152−1(旧・浜波太) | 津嶋神社 | 7/4土日(元・28) | お船(津嶋丸) | ||
太海祭礼=神輿1基、屋台2台、子供神輿2基が参加。漁村のため、船形の屋台がある。太海駅下の集結が見どころ。 | |||||
太海岡=屋台。大正期の作。彫師は後藤滝治義光。 平成元年頃に神社改築時に、手作り人形付きの万燈を廃棄。 太海浜=お船(津嶋丸)。昭和3年、江沢栄次郎・竹次郎親子の作。彫物は後藤滝治義光。 |
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天面160 | 四社神社 | 10/2土日 | 屋台1台(休止中) | 平成5年が最後の曳行 | |
西山143 | 山祇神社 | 10/2土日 | 屋台1台 | 新栄会=西山+内遠野区 | |
江見吉浦117 | 皇大神社 | 10/2土日 | 屋台1台 | 休止中。 | |
屋台倉庫に組立保管。昭和35年頃が最後で休止中。 | |||||
江見太夫崎192 | 皇大神社 | 10/2土日 | 屋台1台 | 解体のまま休止中 | |
神社倉庫に解体保管。昭和54、5年が最後で休止中。 | |||||
■曽呂地区 ⇒宮、代、二子(ふたご)、仲町、上、東、西、畑 |
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宮235 | 東宮神社 | 10/連休日曜(元・9) | 神輿2基 | 飾付け | |
囃子屋台1台 | 宮 | ||||
宮=囃子屋台。明治16年制作。彫師は後藤利兵衛橘義光。 | |||||
代397 | 八雲神社 | 10/連休日曜(元・9) | 神輿 | ||
囃子屋台1台 | 代区(代野) | ||||
代=囃子屋台。彫物は安政3年(1856)石井半兵衛、林清吉、座間平吉の作。平成12年、畠山靖弘により改修。 | |||||
二子119 | 石尊神社 | 10/連休日曜(元・9) | 囃子屋台1台 | 二子 | |
二子=囃子屋台。昭和3年頃、松本善治の作。彫物には松本勲、鈴木政吉の銘がある。 | |||||
仲町711−1 | 奥野神社 | 10/連休日曜(元・9) | 神輿 | ||
囃子屋台1台 | 仲区(仲野) | ||||
仲町=囃子屋台。昭和4年、上区より購入。 | |||||
上246 | 八雲神社 | 10/連休日曜(元・9) | 囃子屋台1台 | 上区 | |
上区=囃子屋台。昭和4年制作。上の佐粧勇治の作。彫師は後藤滝治義光。先代は仲町へ。 | |||||
東522 | 東神社 | 10/連休日曜(元・9) | 囃子屋台1台 | 休止中 | |
西744 | 西神社 | 10/連休日曜(元・9) | 神輿 | 館山市笠名の神明神社より譲り受ける | |
囃子屋台1台 | 西 | ||||
西=休止中。囃子屋台。明治24年制作。彫師は後藤喜三郎橘義信。 | |||||
曽呂地区では畑以外の地域(宮、代、ニ子、仲町、上、東、西)はJA曽呂支店広場に屋台7台、神輿8基、子供神輿数基が集合。 | |||||
畑375 | 熊野神社 | 3/中旬 | 神輿1基、子供樽みこし1基 | ||
宮立 | |||||
囃子屋台1台 | 畑区 | ||||
畑=現在は神事のみだが、神輿1基・宮立1基・囃子屋台1基ある。囃子屋台は昭和3年制作。江見の石井治郎吉の作。彫師は後藤滝治義光。 | |||||
■大山地区 ⇒平塚、金束(こずか)、古畑(こばた)、佐野、釜沼、奈良林 |
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平塚1723 | 高蔵神社(大山不動尊) (公式HPへ) |
8/初旬土曜(元・7) | 神輿3基(大小とも) | ||
人形屋台6台 | 平塚、金束、古畑、奈良林、佐野、釜沼 | ||||
神楽(獅子舞) | 当番区奉納 | ||||
宮立と神輿は昼間、大山不動尊に集合。夕方屋台は旧・大山小学校に集合。 | |||||
平塚=神輿とお囃子隊。鎮守は八幡神社(平塚1539)。 人形屋台は明治後期制作。彫師は後藤喜三郎橘義信。 金束=神輿とお囃子隊。鎮守は八雲神社(金束320)。 人形屋台は明治30年以前制作。彫師は後藤福太郎義道。 奈良林=神輿とお囃子隊。鎮守は三島神社(奈良林336)。 人形屋台は明治23年制作。彫師は太田五郎平藤原政信。 古畑=子供神輿とお囃子隊。神輿は手放す。鎮守は諏訪神社(古畑533)。 人形屋台は大正4年制作。彫師は後藤福太郎義道。 佐野=子供神輿とお囃子隊。神輿は手放す。鎮守は八幡神社(佐野174)。 人形屋台は制作年不詳。彫師は後藤庄三郎橘忠明。 釜沼=子供神輿とお囃子隊。神輿は手放す。鎮守は日枝神社(釜沼1000)。 人形屋台は昭和3年制作。彫師は三代目後藤庄三郎橘忠明。 |
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■吉尾地区 ⇒仲、宮山、大幡、北風原(ならいはら)、松尾寺、寺門、細野、横尾、大川面 |
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仲253 | 吉保八幡神社 | 9/最終日曜(元・28) | 流鏑馬 | ||
神輿8基 | |||||
人形屋台6台 | 仲区、宮山、松尾寺、大川面、北風原、大幡 | ||||
宮立9基 | 宮立=宮屋根付きの太鼓 | ||||
人形屋台廃絶 | 横尾、細野、八丁、寺門 | ||||
吉尾地区合同祭=吉保郷の郷社である吉保八幡神社例祭を中心に行われる。 9月最終日曜開催。吉尾地区10区(仲区、宮山、松尾寺、大川面、北風原、大幡、寺門、細野、横尾、八丁)が吉保八幡神社に集合。 早朝には朝祭りが行われ、午後には祢宜迎えと称して笛太鼓に伴われた練り歩きがある。お練りには、神輿8基、屋台5台、宮立ちと呼ばれる太鼓9基が登場する。 やがて15時頃、流鏑馬神事が行われる。これは吉保八幡神社の馬場3ヶ所に的を立て、一走3回で三走し、合計9的を騎射し、一番的に当たれば早稲、二番的が中稲、三番的が晩稲と、その命中度で次の年の豊作・凶作・適種を占う。 |
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仲区=人形屋台は明治7年制作。彫師は初代後藤滝治義光。 宮立。鎌倉時代続く流鏑馬神事がある。 宮山=人形屋台&宮立。鎮守は宮山(子安)神社(宮山978)。 松尾寺=人形屋台&宮立。鎮守は八幡神社(松尾寺374)。 大川面=人形屋台&宮立。鎮守は神明神社(大川面1)。 また旧暦6/15の牛頭天王まつりに、小型の曳き屋台が時折出る。彫師は初代後藤義光。この神社は八雲神社。 北風原=鎮守は春日神社(北風原307)。人形屋台&宮立。例祭日が9/28の頃は直前の日曜に所曳きだった。人形屋台は昭和8年、永井菊松・鶴岡政吉らの作。 神輿は明治5年以前の作。三芳村の滝田より購入か?。台輪幅130cm。 また7/4日曜には鞨鼓舞を奉納。鞨鼓舞は県指定無形民俗文化財で三匹の獅子(雄獅子、雌獅子、中獅子)が腹につけた太鼓(鞨鼓)をたたきながら踊って雨乞いをする神事である。 大幡=鎮守は皇大神社(大幡412)。屋台は平成13年に打墨より購入。先代屋台は昭和40年、丸山町丸より購入するがほとんど曳かれることが無かったらしい。現屋台購入につき処分される。 宮立。神輿は制作年不詳。台輪幅105cm。 寺門=宮立。鎮守は春日神社(寺門11)。 細野=宮立。鎮守は熊野神社(細野836)。屋台は廃絶しているが神社に部材の一部は保管。神輿は明治末か大正初期の作。台輪幅103cm 横尾=宮立。鎮守は横山神社(横尾282−1)。 八丁=屋台は廃絶。 |
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■主基(すき)地区 ⇒北小町、南小町、成川(なりがわ)、上小原、下小原 |
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南小町2034 | 加茂神社 | 10/2日曜 | 神輿2基 | 子供みこし1基 | |
山車1台 | 南小町 | ||||
屋台2台 | 成川、広田 | ||||
南小町⇒鎮守は奥野神社。平成2年、田村一郎・秀夫の作。人形は「大黒天」。 | |||||
成川⇒鎮守は加茂神社(成川2470)。 =明治28年制作。彫師は太田五良平藤原政信。 広田=屋台。昭和63年、村の青年の作。 |
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北小町2033 | 北辰神社 | 10/1 | 例祭 | ||
上小原886 | 日枝神社 | 10/2日曜 | 例祭 | ||
下小原241 | 諏訪神社 | 10/2日曜 | 例祭 | ||
主基地区合同祭=加茂川にて神輿の川入りが行われる。 | |||||
◎旧・天津小湊町 | |||||
■天津地区 ⇒天津、浜荻、清澄、四方木(よもぎ) |
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天津2950 | 天津神明宮(公式HPへ) | 10/16 | 例祭 | 房州伊勢の宮 | |
20年ごと | 式年鳥居祭 | 20年毎に鳥居建替え。前回は平成27年。 | |||
天津1386 | 須賀神社 | 7/28頃の金土日 | 大神輿 | 旧・郷社 | |
笹万灯6台 | 芝町、城浜、新町、仲橋、引土、谷町 | ||||
神輿=戦後地元の大工の作。台輪幅132cm。 | |||||
芝町=笹万燈。以前は神功皇后山車だが解体し昭和32年の万燈制作が天津で最初となる。彫物は初代後藤義徳の作。 この神功皇后山車は車輪は無く、たまに神事やイベントに展示されたこともある。 城浜[城戸町+浜町]=船万燈。彫物は稲垣祥三と川股三喜男の作。 以前は城戸町より神武天皇山車出していた。館山市東藤より購入と伝わる。 新町=笹万燈。以前は屋台があり、この脇障子や懸魚などを万灯に飾り付ける。 仲橋[仲宿+橋本町]=笹万燈。平成、川股三喜男の作。 引土=笹万燈。 谷町=船型万燈。 |
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浜荻1185 | 貴船神社 | 8/1土曜 (元7/31〜8/2) |
宮神輿 | 旧・郷社 | |
笹万灯3台 | 東町(恵車)、仲町(宮本)、西町 | ||||
神輿=平成14年、行徳の浅子の作。台輪幅98cm。先代は拝殿に収蔵。 | |||||
東町(恵車)=詳細不詳。 仲町=神社の宮本町。 西町=仲町より独立して制作。 |
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清澄323 | 天富神社 | 4/22 | 例祭 | ||
四方木89 | 熊野神社 | 10/祝日 | 餅みこし | 現在は集会所で担がれるのみ | |
■小湊地区 ⇒小湊、内浦 |
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小湊199 | 小湊神社 | 7/3日曜(元・24) | 神輿 | ||
囃子屋台2台 | 西田町、大萩 | ||||
内浦354−1 | 大萩神社 | 山車1台 | |||
内浦1806 | 吾妻神社 | 神輿 | |||
内浦2736 | 若宮八幡神社 | 神輿 | |||
内浦2912 | 八雲神社 | 神輿 | |||
内浦3222 | 大山祇神社 | 例祭 | |||
小湊地区合同祭=7/3日曜開催。2014年より変更。以前は毎年7月23・24日。 小湊地区6社(小湊神社、大萩神社、吾妻神社、若宮八幡神社、大山祇神社)の合同祭。神輿3基と山車2台で行われる。 山車は内浦と小湊地区にそれぞれ1台ずつあり、内浦地区は大萩神社の氏子、小湊地区は3つの地区が交替で担当。 |