千 葉 県

     南房総市・鋸南町

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪南房総市≫
  平成18年(2006)3/20、安房郡富山町、富浦町、和田町、白浜町、千倉町、丸山町、三芳村が合併して誕生。
 ◎旧・富山町 
 ■岩井地区
   ⇒市部、二部、竹内、久枝、合戸、高崎、小浦、宮谷、検儀谷原
市部325 市部天満神社 8/20以降の土曜 人形屋台1台 市部
竹内128 八雲神社 人形屋台1台 竹内
久枝626−2 久枝天満神社 人形屋台1台 久枝
合戸506 八幡神社 人形屋台1台 合戸
二部1532 松尾神社 人形屋台1台 二部
担ぎ屋台1台 二部
宮谷346 八雲神社 8/20以降の土日 人形屋台1台 宮谷(みややつ)
検儀谷674 検儀谷674 人形屋台1台休止 平成になって休止
市部=人形屋台。彫師は後藤興之助正明。また踊り屋台もあるが休止中。

竹内=人形屋台。彫師は後藤喜三郎。  

久枝=人形屋台。彫師は後藤義久。

合戸=八幡神社。人形屋台。小まち屋台あり?。

二部
=人形屋台。上、中、下部落の担ぎ屋台3台を1台の曳き屋台に改造。残った屋台も保存。小まち屋台もあり。

宮谷(みややつ)=人形屋台。平成5年に2台あった久枝より購入。先代は平成3年に焼失。
高崎906 岩井神社 8/20以降の土曜 神輿
人形屋台5台 浜下、本町、岡、下里松、出口
かつては8/7に開催。その後8/20に変更。現在では20日以降の土曜に開催。往時は13台の人形屋台が出たという。
浜下=人形屋台。明治24年制作。彫師は後藤義光。 

本町=人形屋台。明治30年制作。彫師は後藤義光。

=人形屋台。 

下里松〔さがりまつ]=人形屋台。明治期制作。彫師は後藤義久。

出口
=人形屋台。
小浦415 神明神社 8/20以降の土日 人形屋台1台
 ■平群地区
   ⇒平久里中、平久里下、山田、荒川、犬掛、吉沢、川上、井野
平久里中207 平郡天神社 10/24直前の土曜 神輿 あり
担ぎ屋台8台 中区、下区、犬掛、荒川、山田、吉沢、井川(井野・川上)、米沢
※これと全部で約20台の小まち用の屋台がある。
中区=担ぎ屋台。小まち曳き屋台は、現在子供会所有。
鎮守は諏訪神社(平久里中165)。

下区
=担ぎ屋台。下区には小まち用の担ぎ屋台が5台(大塚、原、中、川前、真門 )あるが11/23に出る。長藤にも小まち屋台があったが、現在は真門と合同。
鎮守は豊受神社(平久里下2024)。

犬掛
=担ぎ屋台。小まち屋台は神社新築記念の平成6年2/11が最後で、本屋台と観音堂に解体保管。
鎮守は春日神社(犬掛852)。


荒川
=担ぎ屋台。小まち屋台は平成元年制作。
鎮守は山神社(荒川1290)。

山田=担ぎ屋台。彫師は後藤喜三郎義信。長さ4.8m。幅3.4m。高さ4.4m。
小まち屋台3台あり。山中組(山田の中組)⇒一番新しいが未整備、石川(石原と川辺)⇒整備、東星田⇒整備。
鎮守は山神社(山田1171)。

吉沢=担ぎ屋台。小まち屋台は吉井、西沢、沢又の3組3台。戦後永らく休止。
鎮守は豊受神社(吉沢190)。

井川
=担ぎ屋台は2区(井野・川上)の合同。小まち屋台は2台か?。
鎮守は御嶽神社(井野604)と鹿島神社(川上136)

米沢
=担ぎ屋台。3代目。小まち屋台もあり。
 ◎旧・富浦町
       豊浦:南無谷(なむや)、豊岡(塩入+坂)、原岡(原+岡本)、多田良(ただら)
       八束:丹生、宮本、大津、居倉、手取、福沢、深名、青木
富浦町南無谷2103 豊受神社 7/3土日 神輿 あり
屋台1台  
富浦町豊岡1−1(塩入) 大宮八幡神社 7/3土日 神輿 あり
屋台1台 昭和10年代制作。平成13年改修 
富浦町豊岡885(坂の下) 八幡神社 7/3土日(元・25) 神輿 昭和27年制作
富浦町原岡962(原) 愛宕神社 7/3土日 神輿 あり
屋台1台  
富浦町原岡63(岡本) 稲荷神社 7/3土日 神輿
お船『弁天丸』 平成8年7月吉日新調。旧船屋台は焼却
富浦町多田良1280(北浜) 神明神社 7/3土日 お船『神明丸』  
富浦町多田良446(岡) 天満宮 7/3土日 神輿 あり
屋台1台 土曜は瀧渕神社に宮入り
=平成23年(2011)6月5日、御披露目。彫物は地元の人の作。
富浦町多田良1193 瀧渕神社 1/28 例祭 岡と西浜の屋台は7月例祭時に宮入り
富浦町多田良1206(西浜 熊野神社 7/3土日 神輿 昭和2年、岩井で作られる
屋台1台 昭和62年制作。先代は三芳村へ。
神輿=昭和2年創建。西浜の若衆が3年かけて貯めたお金で作った当初は鎮守の浅間神社(多田良1202)の御霊を入れようとしたが、熊野神社の御霊を入れることになった。
富浦町丹生357−1 広田神社 10/3日曜(不定期) 屋台1台 数年に1度
富浦町丹生135−4 廣田神社 10/3日曜(不定期) 例祭
富浦町宮本55 宮本神社 10/3土曜 担ぎ屋台1台  
富浦町大津545 熊野神社 10/3土曜 担ぎ屋台2台   
富浦町手取53 聖真名子神社 10/3土曜 担ぎ屋台1台(共通)  “鶴鳴会”…居倉と手取の合同
富浦町居倉114 山宮神社 10/3土曜
富浦町福沢194 金氣神社 7/中旬 神輿
富浦町深名115−2 八坂神社 10/15頃の日曜 神輿
富浦町青木66 青木神社 7/3土日(元・25) 人形屋台1台

 ◎旧・和田町
       和田:和田、花園、柴、仁我浦、真浦(もうら)
       北三原:黒岩、小川、上三原、小向、布野、磑森、五十蔵
       南三原:海発(かいほつ)、松田、白渚(しらすか)、御原
和田町和田421(和田浦) 熊野神社 10/2土日 人形山車2台 和田、花園
踊屋台1台 仁我浦
お船 小浦
和田町柴853(和田浦) 御霊神社 手踊り屋台1台
和田浦祭礼=昼間にJR和田浦駅前に5台(和田、花園、仁我浦、小浦)の山車、屋台、御船が集合。夜は各地区で曳きまわされる。
和田=詳細不詳。
花園
⇒鎮守は諏訪神社(和田町花園104)。山車の詳細は不詳。
仁我浦=鎮守は熊野神社(和田町仁我浦612)。制作年 等は不詳。彫師は三代目後藤義光。

小浦(弁天丸)
=詳細不詳。人形は「恵比寿」。彫師は後藤義孝。
=昭和3年(1928)の昭和天皇の御大典を記念して作られた。
和田町真浦 真浦神社 7/2土日 神輿
熊野神社 10/2土日 山車2台 上区、下区
和田町小川511(北三原) 天御中主神社 手踊り屋台1台 小川
北三原地区は上区、下区、小川の3台の山車が出る。
上区昭和末期より祭礼に不参加。詳細不詳。

下区
=黒岩周辺。彫師は後藤喜三郎橘義信。
小川=手踊り屋台。先代もあった。
和田町北三原 熊野神社他 10/2土日 人形山車2台 東組、中組
子供用の舟型扇ねぷた 『中組丸』
南三原地区は中組、東組の2台の山車が出る。
東組=昭和10年以前に作られたらしい?。人形は「神武天皇」。

中組=
江戸型。人形と同じく大正15年作か?彫師は後藤喜三郎橘義信。人形は「天照大神」。大正15年11月制作。浪花屋(庄田)七郎兵衛。
和田町上三原1349 神社 11/3 人形屋台1台 竹ノ中&布下(ふげ)
和田町五十蔵218(上三原) 春日神社 人形屋台1台 合戸&五十蔵
花屋台山車1台 上区。昭和末より休止中
竹ノ中&布下(ふげ)=旧上三原神社小学校(現・自然の宿くすの木)周辺。鎮守は山神社。人形屋台。彫師は後藤滝治義光。
合戸&五十蔵=鎮守は春日神社。屋台。彫師は三代目後藤義光。

上区=鎮守は春日神社。昭和末期より祭礼に不参加。花屋台あり?詳細不詳。
和田町海発716 春日神社 7/16頃の土曜 神輿(大小)
和田町白渚171 熊野神社 10/7 例祭
和田町白渚560 熊野神社 10/12 例祭

 ◎旧・丸山町
 ■豊田地区
   ⇒加茂、沓見、岩糸、西原、小戸
加茂2070 賀茂神社 9/2 例祭
岩糸999 貴船神社 10/23 例祭
沓見253 莫越山(なこしやま) 神社 7/9 例祭
西原207 西原神社 1/25 例祭
小戸382 八幡神社 10/10 例祭
 ■丸地区
   ⇒川谷、石堂、珠獅ヶ谷(しゅしがやつ)、前田、丸本郷、大井、嶺岡柱木牧
宮下27 莫越山神社 10/連休土日 屋台12台 西方(丸本郷大畑組、丸本郷上組、宮下畑組、宮下西根組、宮下才開組、宮下中組)
東方(川谷犬切組、川谷鯨岡組、川谷仲組、神子神組、宮下吉野組、宮下根方組)
10/1土曜 屋台1台 本郷上組
丸本郷大畑組、丸本郷上組、宮下畑組、宮下西根組、宮下才開組、宮下中組)
川谷犬切組、
川谷鯨岡組
=鎮守は山神社。人形屋台。昭和7年頃の作。先代もあり。
川谷仲組=鎮守は水神社。人形屋台。昭和60年頃制作。先代は昭和22年頃、鴨川の主基へ譲る。
神子神組、宮下吉野組、宮下根方組
石堂原161 諏訪神社 10/連休(元・27) 人形屋台2台 郷都組、本郷組
屋台廃絶 枝郷組
本郷組=屋台。昭和初期に地内の石井由蔵の作。平成16年、改修。

郷都組
=屋台。館山の亀ヶ原より購入と伝わる。 
枝郷組=屋台があったが、戦後は5戸所有のため曳き回し困難となり、御子神組へ譲渡した。
珠師ケ谷546 八幡神社 7/2土曜(元・15)  神輿飾付け
大井218 大井神社 7/3土曜 神輿
屋台4台 上組、茂沢組、本郷西谷組、本郷西組
大井神社は地内に熊野神社、愛宕神社、八雲神社、神明神社、御嶽神社が鎮座していたが、昭和31年に熊野神社に合祀し、大井神社と改称。例祭は7/3土曜。
地内の字は本郷・大井下・五反目・大井・重沢・細田・入宇田。

 ≪平成30年の行事予定≫
八雲神社(15:00)⇒大井下(15:10)⇒本郷集会所(16:10)⇒西谷(16:50)⇒五反目集会所(17:10)⇒入宇田集会所(17:45)⇒細田集会所(18:00)⇒大井神社下(18:25)⇒大井青年館(18:50)
本郷西谷組(本郷+西谷)=屋台休止。神輿(大小)で例祭参加。

本郷下組
=屋台休止それとも廃絶。


大井上組
=屋台。館山市亀ヶ原より購入。先代は永らく休止中。 

大井五反目組
=屋台休止。現在は花火を受け持つ。

茂沢組
=人形屋台休止。しかし平成16年10月10日、丸山町生誕50周年には登場。

細田
=不詳。

入宇田
=不詳。
前田409 大宮神社 10/22 例祭
丸本郷352 丸郷神社 10/1土曜 人形屋台1台 上組
屋台廃絶 大畑組の屋台は部材の一部のみ残存。
■千歳地区
   ⇒安馬谷、峰
安馬谷936 安馬谷八幡神社 3/3(毎年) 御神的神事
10/2土日 人形屋台1台 古川組
山車2台 安馬谷新田組、安馬谷根方組
御神的(おまと)神事=市指定文化財。3月3日開催。以前は馬上から矢を射っていたが、見物人にあたる事故のため、現在は境内で歩射を行うようになる。射手は区長がつとめ、早生3本・中生3本・晩生3本の9本の矢を入り、矢の当たり具合で農作物の豊凶や天候を占う。
日曜:13時頃にJA安房花卉出荷場に古川組安馬谷新田組、安馬谷根方組と千倉町白子の山車・屋台が集合。
古川組=人形屋台。大正期の作。彫師は後藤滝治義光。
安馬谷新田組=山車。大正後期の作。、神功皇后。幕は「千鳥と波」京都の日本刺繍工業の作。 

安馬谷根方組
=山車。大正期、館山の六軒町?から購入か?。楠木正成
。前人形は「応神天皇」の頭を塗り替え。
峰95−4 安房大杉神社 7/海の日 例祭

 ◎旧・白浜町
白浜町滝口1728 下立松原神社 8/1土日(元・2) 神輿
山車4台 本郷、横渚、川下、砂取
本郷=彫師は後藤喜三郎橘義信。人形は天費鷲命。  
横渚
=?  
川下
彫師は後藤喜三郎橘義信。人形は源頼朝。
砂取
=平成12年改修して外6輪を内4輪とする。彫師は後藤義雄。人形は日本武尊。
白浜町根本950−2 三島神社 8/1、2 山車1台  
根本=明治28年(1895)制作。彫師は後藤利兵衛橘義光。
平成27年(2015)4月18日、山車幕新調御披露目。群馬県桐生市の業者の作。
正面幕には「白波」、後幕には「鳳凰」、横幕には「水龍」。
幕の新調に合わせ、舵棒、電線よけ、提灯枠も新しくし、波と千鳥の図柄に「根本」の文字を入れた泥幕は、篤志家から寄贈された。
白浜町滝口4254(砂取) 御嶽神社 8/1、2 山車1台  
白浜町白浜2134(青木) 青根原神社 7/2土曜 囃子屋台1台 以前は山車2台
鎮守の青根原神社は青木の八幡神社、根本の金毘羅神社、原田の諏訪神社を合祀したことでついた名前である。
白浜町白浜629(島崎) 厳島神社 7/20 神輿
囃子屋台1台 以前は二月と七月の年2回
神輿=平成4年7月吉日作。作人札に「十六代浅子周慶」とある。台輪幅87cm。
白浜町白浜977(東横渚 加茂神社 7/12 桶屋台廃絶 部材は神社床下に安置
白浜町白浜1595(下沢) 熊野神社 7/4土曜 神輿 明治期制作。台輪幅113cm。
白浜町白浜4290(原 八幡神社 6/20(隔年) 神輿(大中小)
=明治12年(1879)9月制作。台輪裏銘に昭和60年6月修理とあり。台輪幅107cm。=先代神輿である。江戸後期の作。子供神輿もある
白浜町白浜4312(名倉) 神明神社 6/中旬 神輿 江戸後期制作。昭和57年・平成12年改修。台輪幅113cm。
白浜町白浜7102(塩浦) 浅間神社 7/1 神輿 昭和30年頃の作。台輪幅65cm。先代は社殿に保管。
白浜町乙浜828 八幡神社 8/1 子供神輿

 ◎旧・千倉町
 ■千倉地区
   ⇒南朝夷、北朝夷、平舘(へだて)、忽戸(こっと)、川口
 【千倉の夏祭り
 「千倉八地区祭礼、 ちくらんまっちとも称する。
千倉8地区とは寺庭、谷津、岡瀬田、川口、忽戸、北千倉、南千倉
7/2金土日に行われる(本来は7/7,8。また選挙のため1週早くなった年もあり)。神輿13基、子供神輿13基、山車・屋台10台が町内を練り歩く。
 ■金曜:各地区神社近くで山車・屋台を曳き廻す「宵宮」が行われる。
 ■土曜:各地区の神社から、お昼前後に神輿や山車、屋台が出発し町内を練り歩く。16時近くになると、川口地区から寺庭地区の7基の神輿が千倉漁港に集合する。これを「神輿統一行動」と呼んでいる。
      (18:00〜)8地区の神輿や山車・屋台が国道410号線を行き交う。
 ■日曜:(16:00〜)山車・屋台統一行動:6地区の山車・屋台が千倉漁村センター北側に集結。
       (18:30〜)山車・屋台連続交差:6地区の山車・屋台が千倉郵便局入口の三叉路を中心に集結。 
寺庭 八幡神社 7/2土日 神輿(大、小2)
囃子屋台1台  
神輿=昭和5年頃購入。昭和63年に修復。
寺庭=彫物は後藤義光(千倉町北朝夷)、義光実弟の義孝(千倉町瀬戸)、三代目門人の義徳(千倉町北朝夷)の共同作と伝わる。
上瀬戸 水神社 7/2土日 子供みこし 千倉八地区祭礼に参加していない
中瀬戸(千倉町瀬戸1687) 八剣神社 7/2土日 子供みこし 千倉八地区祭礼に参加していない
矢原 根之神社 7/2土日 子供みこし 千倉八地区祭礼に参加していない
下瀬戸(千倉町瀬戸3293) 根之神社 7/2土日 神輿 千倉八地区祭礼に参加していない
椎の木原(千倉町瀬戸2224) 稲荷神社 7/2土日 神輿(大小) 千倉八地区祭礼に参加していない
南千倉(南朝夷1197) 熊野神社 7/2土日 神輿(大小)
山車1台
山車=人形は「伊弉諾命」。
神輿=昭和32年、行徳の浅子周慶の作。昭和63年修復。子供神輿もあり。
千倉町南朝夷164(谷津) 高家神社公式HPへ 7/2土日 神輿(大小)
岡瀬田(千倉町南朝夷2059) 八幡神社 7/2土日 神輿
神輿=昭和37年、後藤義徳の作。昭和59年白子の石井一郎による漆塗装が施された。
北千倉(北朝夷2809) 千倉神社 7/2土日 神輿(大小)
山車1台、子供山車1台 人形は弁天様 
神輿=昭和6年、府中(旧・三芳村)の佐野道雄の作。屋根には三代目後藤義光の彫刻、白木龍が配されている。昭和59年修復。
山車=昭和25年、小川亀吉の作。人形は「弁財天」。昭和40年代、幕を改修。
千倉町平舘968 神明神社 7/2土日 神輿(大小)
山車1台 人形は神武天皇。 
神輿=昭和35年新調。昭和59年に修復。先代もあった。
千倉町怱戸1042 荒磯魚見根神社 7/2土日 囃子屋台1台
千倉町川口523 鹿嶋神社 7/2土日 神輿(大小)
屋台1台
屋台=大正10年代に三芳村平群より担ぎ屋台を購入。彫師は後藤義徳。昭和33年、土台を改修。
神輿=明治28年、初代後藤利兵衛橘義光の作。昭和55年修復。子供神輿もあり。
 ■七浦地区
   ⇒平磯、千田、大川、白間津
千倉町平磯1300 諏訪神社 7/2土日 子供神輿
山車1台
平磯=山車。南千倉より購入。人形は「伊弉再命」。子供みこしもあり。
千倉町千田1393 高皇産霊神社 7/2土日 神輿
屋台1台
千田=屋台。平成10年頃制作。彫師は後藤義則。以前は山車。
 神輿=明治期制作。石井五郎七の作。彫師は後藤義則。
千倉町大川327 長尾神社 7/2土日 神輿
屋台1台
大川=平成初期制作。彫師は後藤義徳。
 神輿は大小。
千倉町白間津335 日枝神社 7/下旬(4年毎) 白間津大祭
白間津大祭(しらまづのおおまち)=国指定重要無形民俗文化財。4年に一度の日枝神社の大祭の神事に、地区住民のほとんどが参加して盛大に行われる。
白間津の氏神日枝神社の祭礼と、日天・月天を象った一対のオオノボリを曳くオオナワタシと呼ばれる行事からなる。
内容は奉納舞の「ササラ踊り」「トヒラ踊り」「エンヤホウ踊り」からなる総称白間津踊り。また、「酒樽萬燈」「大網渡し」「神幸の儀(お浜下り)」などが行われる。
 ■健田(たけだ)地区
   ⇒川戸、瀬戸、大貫、宇田、牧田
千倉町牧田193 下立松原神社 10/2土日 神輿(大5、小2)
大貫・川戸・上瀬戸・宇田の神輿が牧田の下立松原神社に集まる
神輿=大貫(大小)=鎮守は熱田神社(千倉町大貫1441)、川戸=鎮守は川戸神社(川戸1022)、上瀬戸、宇田(大小)=鎮守は熊野神社(宇田956)。
千倉町瀬戸1169 水神社 10/2土日 例祭
 ■千歳地区
   ⇒白子、川合、久保
千倉町白子2137 三嶋神社 7/2土日 神輿(大4、小2) 三嶋、中原、白子[南北、元田]
10/2土日 山車1台 人形は弁天様 
千歳地区の神輿4基、子供神輿2基が三嶋神社やJR千歳駅に集結する。
丸山町三嶋=鎮守は八雲神社。丸山町中原=鎮守は八雲神社。
白子町南北=鎮守は八雲神社。白子町元田鎮守は八雲神社。
川谷221 水神社
久保649 高倉神社 10/2土日 例祭
 ◎旧・三芳村
 ■国府地区
 
  ⇒谷向、明石、海老敷、大学口、山下、川田、本織、府中
谷向53 高子神社 7/14頃の日曜 神輿 奉納
屋台1台   
子供神輿=平成3年1/22奉納。アルミ製で45kg。
神輿は江戸期よりあったが、明治期より休止となり戦後に自然消滅。
屋台=谷向青年館に保管。大正2、3年頃購入。彫師は後藤流の後藤よしお。平成7年、修復。江戸期から屋台があったと云われている。
明石226 稲荷神社 10/連休日曜 例祭
海老敷781 諏訪神社 7/15 神輿
宮神輿=明治初期に奉納。重さは約4俵。
大学口39 熊野神社 10/連休日曜 例祭
山下319 天満神社 10/連休日曜 例祭
川田23 川田神社 10/連休日曜 例祭
本織667 本織神社 7/15前の日曜 屋台1台 昭和62年制作。 
宮神輿=本織神社に屋台と共に保管。明治14年8月制作。昭和3年の昭和天皇御大典に間に合わせ大改修。高さ1、9m、重さ200kg。
屋台=昭和62年5月制作。大工は地元の関口光男。彫師は富浦町の川島忠男。長さ4、8m。幅2、1m。高さ3、45m。
府中273 八坂神社 7/14 神輿
宮神輿=昭和36年7月、地元の宮大工の佐野通雄の作。高さ2、05m、重さ330kg。その他2基の神輿があるが、これらはいずれも御大典時に佐野通雄が制作したものである。

子供神輿=昭和56年購入。
 ■滝田地区
 
  ⇒上滝田、下滝田、増間、千代、三坂、上堀、下堀
上滝田1286 白山神社 7/7 神輿 昭和3年制作
10/2日曜 担ぎ屋台1台
神輿=昭和3年制作。重さ約500kg。最近はお休みが多い。
担ぎ屋台=彫師は後藤滝治義光。

大畑(上滝田の一部)=小まち用 担ぎ屋台。最近休止中
高月(上滝田の一部) 熊野神社 11/2 屋台1台
下滝田511 下滝田神社 10/9 神輿 明治初期購入。
屋台1台
宮神輿=神社社務所に保管。明治初期に購入。合祀した八雲神社の神輿だった。長さ6m、高さ1.8m、幅2m、重さ300kg。
増間552 日枝神社 3/1 御神的神事(おびしゃ) 県指定無形民俗文化財
7/15   神輿
宮神輿=大正11年1月に増間出身の香取利兵衛氏の奉納。高さ1.8m、台座1.08m、堂0.5m、屋根1.38mの四角形。重さ270kg。
千代29 皇神社 10/連休土日 屋台1台 担ぎ屋台を改造。
 皇神社は明治初年までは近郷15ヶ村の総社として例年8月に各村々より獅子舞、神楽などの祭り行列が練りこんだ。
明治維新後、これらの行事は廃止となり、明治中期頃までは4ヶ村の祭礼に神輿の渡御が続けられた。
その後、上堀、三坂より神輿の渡御、上滝田、下滝田、千代の屋台3台が曳き出されたがこれらの行事も廃止となった。
明治初期担ぎ屋台として制作。その後曳き屋台に改造。昭和58年、彫物以外全て新調する。
三坂347 鹿島神社 7/15以前の土曜 神輿
神輿=創建不詳、昭和3年に改修しているので、それ以前。平成15年8/8、75年ぶりに大改修。重さ約350kg。
上堀10 諏訪神社 7/2土日 神輿
屋台1台
屋台は2代目。平成14年、彫物備え完成。彫師は川島忠男(富浦町)。昭和63年創建。往古は神輿。
下堀2 菅原神社 10/9? 神輿
屋台1台
神輿=菅原神社に安置。明治35年制作。丸山町宮田の宮大工野口林冶の作。重さ3俵。最近では平成2年に修復。

屋台=屋台小屋は神社境内にあり。昭和60年、富浦町多田良区の西浜より購入。
 ■稲都地区
 
  ⇒池ノ内、中村、御庄、山名
池之内330 熊野神社 10/2日曜 神輿
屋台1台
神輿=昭和25年、地元の大工の作。
屋台=2代目。昭和21年、地元の大工の作。彫師は後藤喜三郎橘義信。平成15年、屋根の改修。明治までは神輿渡御。
中1238 駒形神社 10/2日曜(元・9) 屋台1台 昭和22年制作。 
御庄545 熱田神社 7/15前の日曜 宮神輿(大小)
神輿=明治中期制作。地元の宮大工の岡崎師の作。高さ1.95m、幅1.3m、重さ250kg。昭和27年修復。
子供神輿は現・平成天皇御生誕を祝って作られる。
山名667 八雲神社  7/15前の日曜 屋台廃絶  明治27年以降神輿になる
神輿
神輿=明治27年、地元宮大工により創建。現・子供神輿。大人神輿は明治39年頃奉納。昭和35年頃に共に塗替え。

 ≪安房郡≫
 鋸南町
 ■勝山地区
 
  ⇒竜島、勝山(旧・加知山)、岩井袋
竜島165 神明神社 7/2土曜(元・6/7) 神輿
お舟『天王丸』 元町
勝山319 加知山神社 7/2土日 神輿 内宿、仁浜
踊り屋台 町区
勝山 白幡神社 踊り屋台 田町
勝山 八幡神社 人形屋台 両向
本郷(宮和=宮ヶ谷+和見) 熊野神社 屋台 大正期の作。彫師は後藤滝治義光。
竜島 八王子神社 7/2土曜 人形屋台 竜島区
勝山祭礼=勝山地区と竜島地区で行われる合同祭。次の日は浮島神社の例祭がある。 
勝山地区の屋台5台と神輿4基、竜島地区の御船1台の曳きまわしがあり、夜には5台の屋台が集結しお囃子の競演がある。
翌日には加知山神社より勝山港西方の浮島の浮島神社(加知山神社境外社)へ渡船する「島渡し」がある。
お舟『天王丸』=昭和28年、彫師・後藤義孝。往古は担いでいた。

両向=人形屋台。昭和8年制作。彫師は東京の森兄弟と伝わる。
岩井袋88 海上神社 7/2土曜 神輿 明治期の作。平成20年改修。台輪幅118cm
 ■佐久間地区
   ⇒佐久間中、佐久間下、奥山、大崩
上佐久間1989 日枝神社 8/15 曳き屋台1台 中組
担ぎ屋台2台 上組、下組
中佐久間626 八幡神社 曳き屋台1台 塚原
担ぎ屋台3台 赤伏、中尾原、谷組[やつくみ]
佐久間地区祭礼=8/15は佐久間地区の神輿1基の渡御、曳き屋台2台、担ぎ屋台5台の引き回しが行われ、20時頃から合同祭礼とし7台の屋台が旧・佐久間小学校に集結し、各屋台の祭り太鼓で盛り上がり、最後は打ち上げ花火が上がる。
下佐久間2776 熊野神社 10月中旬土曜 人形屋台2台 宮和(宮ヶ谷&和見)、大門(東組&西組)
奥山907(佐久間) 奥山神社 9/23 担ぎ屋台(大小) 奥山
担ぎ屋台=大正期後半、平群の吉井新調。昭和10年頃に購入。先代は明治期、地元の大工が制作するが、川に転落し破損。平成元年頃に改修。
大崩(佐久間) 天形星八雲神社 9/24 担ぎ屋台 大崩
※公民館裏の屋台小屋内の梁上に子供屋台を解体保存。下台は老朽化し廃棄
 ■保田地区
  ⇒保田、本郷、吉浜、大帷子(おおかたびら)、大六、元名、江月、小保田、市井原、横根
保田337 保田神社 9/4金土 江戸型山車1台 中道台
保田241 加茂神社 9/4金土 囃子屋台 芝台、元名、大澤区、中原、本郷上
大杉様 本郷浜下町
保田2058 貴船神社 9/4金土 担ぎ花車2台 本郷浜上町、 〃仲町
大帷子367 磯邊神社 9/4金土 神輿 川向。台輪幅105cm。
元名921 鶴崎神社 9/4金土 神輿 佐貫町の大工の作。台輪幅112cm。
囃子屋台 旧・郷社
吉浜 吉浜神社 9/4金土 大杉様・子供用小型花車
保田(ほた)地区祭礼=保田の合同祭とも称する。9地区(芝台、本郷浜、中道台、元名、本郷上、中原、大澤、川向、吉浜)が合同して行う祭りで、江戸型山車1台、屋台5台、大杉様2台、神輿2基が登場する。
保田地区は各地区ごとに神社があり、かつてはそれぞれの神社の祭日に祭りを行っていたが、
明治の頃に館山の船形の祭りを見に行った若者たちがその賑やかなのに感激して、自分たちの祭りも賑やかにしようと、それ以来合同で祭りを行うようになったと云われている。現在、大正3年の合同祭の写真が残っている。
その頃は保田神社ではなく、保田小学校の東で合同祭を行っていた。
祭礼は毎年9/4金土(以前は9/23,24)に行われる。
 14時頃に
保田9地区の神輿や人形屋台、踊り屋台、人形山車、大杉山車が宮入りする。

大杉様=実際に杉の木を切り、リヤカーより一回り大きい台車にセッティングをしたもの。吉浜と本郷浜の2つの集落がこの屋台で、引き回しと担ぐのと両方できるのがこの屋台の特徴。
(9:00〜)花火が2発打ち上げられる。各地区では、お囃子と共に地域の神社から神輿や山車・屋台を出しはじめ保田神社に向かう。
(13:30〜)保田神社で祭典始める。
(13:45〜)中道台の子供神輿到着。
(14:10〜)川向の神輿、元名の神輿、中道台の山車、本郷浜の花山車、大澤の屋台、中原の屋台、吉浜の大杉山車、本郷上の屋台が到着。
(15:15〜)芝台が到着して集結が完了する。
(15:20〜)神社の拝殿に向かって芸の奉納をする。子供神輿から境内への参入が行われ、神輿を揉んだり、それぞれの芸などを披露する。
(18:00〜)子供神輿は一番に退出。芝台の芸者踊りの披露の終了と同時に、各地区の山車や屋台のお囃子が競われ、川向の神輿を先頭にして参入順に退場を始める。
(19:00〜)神輿や山車・屋台はJR保田駅前に集合して鶴ヶ崎神社に遥拝して、順番に芸を披露して交差点に向かう。
(21:00〜)交差点に集合すると、各会長は揃って磯辺神社、伊勢神社、神明神社を遥拝し、その後解散して各地区に戻っていく。
中道台=神社は保田神社。江戸型人形山車。平成3年購入。人形は神武天皇。三段のせり出し山車。
初代は大正期にと東京か埼玉より購入。人形は京都より購入。
 子供神輿もある。
 【賀茂神社(保田241)】
本郷浜
=担ぎ花山車。昭和40年代の作。

大澤区=屋台。昭和9年制作。地元の大工、宇津木師の作。彫師は後藤滝治義光。

芝台=踊り屋台。昭和7年制作。彫師は後藤滝治義光。引き出しの踊り舞台が付いていてその上で芸者踊りが披露される。

本郷浜大杉様(大杉屋台)と花山車がある、いずれを出すかは青年会長の判断による。
 【磯邊神社】
川向
=昭和28年、岩井袋の海上神社より譲り受ける。昭和49年、改修。台輪幅105cm。1日目は保田合同祭に参加。2日目はお浜降りして海に入る。

 先代の神輿は本殿に保管。
 【日枝神社】
中原=曳き屋台。昭和初期の作。彫師は後藤滝治義光。
 【貴布禰神社(保田2058)】
本郷上=曳き屋台。
 【鶴崎神社】
元名=囃子屋台。神輿は佐貫町の大工の作。台輪幅112cm。
 【神明神社】
吉浜=大杉様(大杉屋台)と子供用小型花車がある。
大六38 大六神社 10/2日曜 大杉様の山車 大六
鋸東祭礼=以前は3地区(市井原・小保田・横根)合同祭だったが、現在は市井原・小保田の2地区で開催。
小保田 安岡神社 9/2土曜 担ぎ屋台2台 大帷子(おおかたびら)、小保田
子供曳き屋台1台 小保田
市井原158 八幡神社 9/2土曜 担ぎ屋台
子供曳き屋台
2台とも彫師は後藤滝治義光
三匹獅子舞 宵宮に行われる
鋸南町唯一の獅子舞。獅子頭に安永3年(1774)に当村大工新六と墨書があるところから、それ以前から行われていたと思われる。
横根 大山祇神社 9/2土曜 例祭
 ★展示場
 【菱川師宣記念館】
鋸南町吉浜516。 0470−55−4061。9:00〜16:30。休館日は月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月29日〜1月3日)。入館証は一般&大学生500円。
「見返り美人図」の作者であり、浮世絵の祖である菱川師宣の生誕の地の鋸南町に建てられその業績、作品を紹介する浮世絵美術館。
この美術館に加地山神社先代神輿が展示されている。