≪中予地方≫
※忽那諸島(安居島、興居島、釣島、中島、睦月島、野忽那島、怒和島、津和地島、二神島)
住所 | 神社名 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | ||||
≪松山市≫ 平成17年(2005)1/1、松山市+北条市+温泉郡中島町が合併し松山市となる。 |
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◎旧・松山市 | ||||||||
■安居島(あいじま) 面積は0.26km2。周囲は3.5km。最高標高55m。 人口は10人(2023年、住民基本台帳)、20人(平成27年、国勢調査)。24人、14世帯(2015年)。最盛時の昭和30年は人口532人だったが、過疎化が進んでいる。 |
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安居島 | 天神社 | ? | ― | |||||
■興居島(ごごしま) 面積は8.49km2。周囲は27.7km。最高標高は282m。 人口は1005人(2023年、住民基本台帳)。1118人(平成27年、国勢調査)。1350人(2015年)。 |
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泊町901 | 厳島神社 | 6/17 | 例祭 | |||||
門田町小室 | 岩神神社 | 10/5〜7 | 例祭 | |||||
門田町 | 住吉神社 | 10/5〜7 | 例祭 | |||||
門田町 | 浜宮神社 | 10/5〜7 | 例祭 | |||||
由良町 | 船越和気比売神社 | 10/1土日 (元・7) |
神輿 | 大4、小2 | ||||
船踊り | 13:00〜15:00 | |||||||
船踊り=神輿の海上渡御に供奉して演じられる芸能(風流)である。この踊りの起源は伝承によると、忽那七島に本拠を置く伊予水軍の出陣や凱旋ごとに、戦いの模様を留守の家族に演じてみせたのが、氏神の祭礼行事となり伝承されたという。 10月6日の当日は、伝馬船をもやって舞台を設け、歌舞伎や新作の舞踊などを演じる。演目は、「伊予水軍」「大阪城夏の陣」「先代萩」「太功記」「曽我兄弟」などで、大太鼓と拍子木に合わせた立ち回りがある。また船の舳先のボンデン踊りは氏子の中泊、軒島、由良、門田の4集落が奉納することになっていた。櫂伝馬は、瀬戸内海地域に広く祭礼行事として行われるが、豪快勇壮な船踊りは、独自な地方芸能として極めて珍しい存在である。 |
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■釣島(つるしま) 面積は0.36km2。周囲は2.9km。最高標高は151m。 人口は37人(平成27年、国勢調査)。61人(2015年)。 |
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泊町 | 五十鈴神社 | ? | ― | |||||
◎旧・温泉郡中島町 | ||||||||
■中島(なかじま) 面積は21.14km2。周囲は31.2km。最高標高は296m。 人口は2236人(2023年、住民基本台帳)。2781人(平成27年、国勢調査)。2971人、1524世帯(2015年)。 |
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中島大浦3111 | 忽那八幡宮 | 10/連休日曜 | 神輿3基 | 宮出し10:00、宮入り17:00 | ||||
巫女舞、餅まき | ||||||||
小浜640 | 剣陵神社 | 4/下旬 | 子供相撲 | |||||
与理家神社 | 10/中旬 | 神輿 | 宮出し8:00、宮入り16:00 | |||||
長師甲106 | 三島大明神社 | 10/1日曜 | 神輿 | 宮出し13:00、宮入り16:00 | ||||
宮野330 | 天満神社 | 10/2日曜 | 子供みこし | 宮出し8:00、宮入り15:00 | ||||
神浦734 | 瀧神社 | 10/2日曜 | 子供みこし | 宮出し9:00、宮入り16:30 | ||||
中島粟井1232 | 桑名神社 | 10/2日曜 | 神輿 | 宮出し9:00、宮入り16:00 | ||||
畑里甲756 | 賀茂神社 | 10/2日曜 | 神輿 | 宮出し10:00、宮入り14:00 | ||||
饒(にょう)本郷甲452 | 天満神社 | 10/2日曜 | 神輿 | 宮出し9:00、宮入り16:00 | ||||
吉木765 | 五十鈴神社 | 10/2日曜 | 神輿 | 宮出し10:00、宮入り16:00 | ||||
熊田甲541 | 宇佐八幡神社 | 10/2日曜 | 神輿 | 宮出し10:00、宮入り17:00 | ||||
宇和間892 | 天満神社 | 10/2日曜 | 神輿 | 宮出し12:00、宮入り15:00 | ||||
奴振り | ||||||||
奴振り=市指定無形民俗文化財。奴の衣装を着けて、鋏箱・台笠・馬印・馬印・大鳥毛・毛奴・投槍などを持って供揃いし練られる。 | ||||||||
■睦月島(むづきじま) 面積は3.82km2.周囲は13.2km。最高標高は218.2km。 人口は186人(2023年、住民基本台帳)。222人(平成27年、国勢調査)。248人、164世帯(2015年)。 |
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睦月372 | 当田八幡神社 | 9/27、28 | 神輿、子供みこし | 宮出し8:30、宮入り16:00 | ||||
■野忽那島(のぐつなじま) 面積は0.92km2。周囲は5.7km。最高標高96m。 人口は83人(2023年、住民基本台帳)、106人(平成27年、国勢調査)。133人、95世帯(2015年) |
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野忽那2 | 宇佐八幡神社 | 10/14、15 | 神輿(大小) | 宮出し7:00、宮入り16:00 | ||||
■怒和島(ぬわじま) 面積は4.75km2。周囲は14.7km。最高標高は206m。 人口は292人(2023年、住民基本台帳)。354人(平成27年、国勢調査)。416人、211世帯(2015年)。 集落は元々北側に宮浦に集落があったが、豊臣秀吉による四国攻めの際に小早川隆景軍に攻略されて、宮ノ浦から逃げ出し、現在の東側の上怒和地区と西側にある元怒和地区に定住した。 |
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上怒和甲399 | 天満神社 | 10/連休日曜 (元・12) |
神輿 | 宮出し9:00、宮入り17:00 | ||||
獅子舞 | ||||||||
上怒和の獅子舞=市指定無形民俗文化財。中島地域では唯一、伝承されている獅子舞。江戸末期に宮脇家の先祖が郡中方面から伝えたといわれる。 獅子頭や胴は普通のものより大きく、2人で操り舞う。雄獅子と雌獅子があり、宮出しには雄獅子を、御旅所では雌獅子をつかう。 |
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元怒和字宮浦甲1711 | 若宮八幡神社 | 10/2土曜 | 神輿 | 宮出し11:00、宮入り13:30 | ||||
元怒和甲986 | 厳島神社 | 10/10〜12 | 神輿 | |||||
獅子舞 | ||||||||
宮出し11:30、宮入り18:00。稚児行列は中断中。 | ||||||||
■津和地島(つわじしま) 面積は2.85km2。周囲は12.2km。最高標高は163m。 人口は242人(2023年、住民基本台帳)。291人(平成27年、国勢調査)。349人、192世帯(2015年)。 |
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津和地1422 | 八幡神社 | 10/2土曜 | 布団だんじり3台(かつては4台) | 東、中村、上南、南小路 | ||||
神輿(大小) | カラオケ | |||||||
宮出し11:30、宮入り18:00 | ||||||||
■二神島(ふたがみじま) 面積は2.15km2。周囲は9.9km。最高標高は90.8m。 人口は83人(2023年、住民基本台帳)。127人(平成27年、国勢調査)。約200人、97世帯(2015年)。 |
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二神甲570 | 宇佐八幡神社 | 10/1日曜(元・19) | 神輿 | 宮出し10:00、宮入り16:00 | ||||
船踊り | ||||||||
かつては漕ぎ船・神輿船・櫂船・踊り船の順で海上を三周して終わった。 船踊りは以前は中学生の男子が踊っていたが、今では小中学生全員によって踊られる。昭和62年(1987)からは、神輿の海上渡御は行なわれず、船踊りも陸上で踊るようになった。 |
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■由利島(ゆりじま) 面積は0.45m2。かつては由利千軒と呼ばれるくらいたくさんの人家があったといわれているが、弘安年間に地震(津波とする説もあり)により水没したといわれ、海中にそれをうかがわせる石積みも見えるという。 昭和初期には好漁が続き、夏の漁期には数百人が暮らしていたという。やがて不漁となったため、人口も減り、昭和30年代は約16戸となり、あったが、昭和40年(1965)最後の6人が移住し無人島となる。 |