≪飛騨≫

       【飛騨市

住所 神社名 祭礼日 内容 備考

 ≪飛騨市≫
  平成17年2/1、吉城郡古川町、神岡町、河合村、宮川村の合併により誕生。
 ◎旧・古川町
古川町上気多1297(宮本組) 気多若宮神社 4/19、20(毎年) 神輿 明治5年(1872)制作。
屋台9台 青龍台(殿町組)、鳳凰台(壱之町中組)、麒麟台(壱之町下組)、三光台(弐之町上組)、金亀台(弐之町中組)、龍笛台(弐之町下組)、清曜台(三之町上組)、白虎台(三之町下組)、神楽台(向町)
青龍台(殿町組)⇒殿町、金森町、東町、片原町、若宮1丁目
文化4年(1807)に黄鶴台として、高山の山王祭に曳かれていた。天保6年(1835)に購入し、安政6年(1859)に玄翁台と改め文久元年(1861)に青龍台と改称し改築した。昭和15年に改修した。
 からくり人形は高山の鳩峰車のもので、「福禄寿」と「童子」。 
 
昭和15年の改修時は棟梁中村房吉。大工は住井兵太郎、直井孫二。彫師は岡部光真。塗師は稲垣忠右ェ門。鉄金具は山腰長太郎。金具は不破健人。
 見送りは昭和15年の作で堂本印象の「昇天龍」。
鳳凰台(一之町中組)⇒壱之町3、5、6、7、8
=大正6年(1917)7月に手斧始めし同11年(1922)4月完成。
 設計制作彫刻(中段手すり、見送りの登り竜、下段の前面に有る龍)は村山群鳳。中段の鳳凰は南部白雲。下段&入口彫刻は大島五雲。塗師は和田卯之助。金具は町田長之助、町田吉太郎。
見送りは大正11年頃の作で長谷川玉純筆の「鳳凰飛舞の図」。

 文化年間(1804〜1817)創建するが老朽化のため明治24年(1891)に廃台する。
麒麟台(一之町下組)⇒壱之町8、11、12、13、14、15。本町、若宮2、3丁目。
屋台を所持する組が、金森氏〔旧高山藩主〕から麒麟の香炉を拝領していたことによるといわれる。
=4代目。昭和8年(1933)制作。設計は上谷彦次郎。大工は中村房吉。彫師は大島五雲。金具は井上芳之助。塗師は渡辺正八、長瀬清兵衛。
人形は先々代より残る。文政3年作で人形師は亮長秀彦。祭りの時に屋台蔵に展示。新しい人形は昭和53年2月完成。
見送りは昭和27年、前田青邨画伯の「風神雷神の図」。
替見送りは昭和8年、玉舎春輝の「日本武尊東征の図」。

 初代は弘化3年(1846)頃に屋台創建する。
 二代目は文久3年(1863)頃に高山二之町上組より石橋台を譲り受け麒麟台と改名して曳行するも元治元年(1865)2月25日の大火で焼失。※慶応元年は4月7日より。
 先代は明治14年(1881)制作するが、大正13年(1924)を最後に廃台。

三光台(二之町上組)⇒弐之町1、2、3
=文久2年(1862)制作。古くは龍門台と呼んでいた。幅約1、9m。長さ約3、6m。
 
設計は蜂谷理八。大工は石田春皐。彫師は石田春皐、蜂谷理八、坂井嘉一郎、大島五雲、村山群鳳。
見送りは明治22年頃の作で幸野楳嶺筆「八岐大蛇退治の図」。
替え見送りは文久2年(1862)頃の作で松村梅宰筆。
金亀台(二之町中組)⇒弐之町3,5、6、7、8
=天保12年(1841)6月制作。明治35年と大正15年に改修した。幅約2、4m。長さ約4、1m。高さ約4、2m(上段まで)、約7、7m(千木まで)。
 大工は谷口与三郎。大正は上谷彦次郎。彫師は大正時に大島五雲。飾具は飾屋茂兵衛(京都)。
見送りは天保12年に舶来のゴブラン織を京都の大丸屋惣八より購入「双龍図」。
替見送りは明治43年、塩瀬生地で鈴木松年筆「亀上浦島の図」。

 最初に屋台を作ったのは貞享年間(1684〜88)と言い伝えあり。
 記録上では安永5年(1776)屋台を新調し、文政3年(1820)に修復し、天保11年(1840)8/8に向町組に売却され現存せず。
龍笛台(二之町下組)⇒弐之町8、10、11、12、13、末広町、宮城町
明治17年手斧始めで19年(1886)完成。幅2、7m。長さ3、6m。高さ7m。
大工は谷口権守宗之、谷口与三次宗俊。彫師は諏訪の清水寅吉。塗師は長瀬清兵衛、渡辺正八。金具師は野沢卯助。
見送りは明治19年の作で垣内雲麟筆「雲龍の図」。

 初代は安永年間(1772〜81)に作られるが老朽化で廃絶。
清曜台(三之町上組)⇒三之町1、2、3
=昭和8年(1933)手斧始めで8年かけて昭和16年(1941)4月吉日完成。(扇子台の金具が一部使われている)。
大工は上谷彦次郎。
彫師は大島五雲(中段)、岡部圭秀(下段)、蜂谷理八(中段)。中段の蜂谷理八の彫物は元・三光台の物だった。塗師は渡辺正八、神出貞三。金具師は不破健人。
見送りは宵宮は昭和21年作で今尾景祥筆の「海浜老松の図」。本宮は近衛文麿書の「八紘一宇」。

 最初の屋台は扇子台と言い文政初年(1818)頃の建造で三之町全体の所有で天保10年(1839)頃に三之町が上組と下組に分かれた時に抽選で上組となり清曜台と改名し曳行した。
明治26年(1893)の曳行中に転倒し大破する。その後48年間屋台は出ず。
白虎台(三之町下組)⇒三之町3、5、6、7、8、10
=天保13年(1842)5月吉日制作。設計は酒屋で大地主の西村治郎兵衛。大工は町内の大久保与蔵。
老朽化のため、昭和18年に休台。
 昭和59年3月吉日改修し復活。指導監督は安藤守人。木工事は田嶋慶一、森本幸信。金具師は不破健人。塗師は坂本賢児、野川和彦、長瀬武。人形修復は田中秀山。費用は追加分を除き約2、500万円という。これを機会に踊り台を復元し百年以上途絶えていた子供歌舞伎復活。題目は「橋弁慶」で継承する。また義経の武者人形も復元して屋台の上段に飾るようになった。
神楽台(向町組)⇒向町1、2、3丁目、増島町、幸栄町の大部分
明治16年8月に高山の一本杉神社から神楽台を譲り受けた。これは地役人の寄進により造られた屋台だが三輪内車のため安定が悪く時々転倒した。そのために売却されたが、向町は高山の大工の村山民次郎を呼んで外車四輪に改造して曳きだした。
 大正14年に改修は大工は西野松之助、吉野久助。彫師は土村栄吉。
 昭和56年は獅子の彫刻取付けと塗箔、金具の渡金等の修復。彫師は元田五山、不破健人。
 創建は不明だが、朱雀台と称する屋台があったと云われる。
 先代は天保11年(1840)8/8に弐之町中組から2両3分と酒2升の謝礼で古屋台を購入するも、数年後に破損し曳行不能となり二十数年休止。明治5年に修復し黄鶴台と称したが例祭に参加出来るようになる。

瑞鳳台(ずいほうたい)=平成15年新調予定。大工は山脇八尋師弟、中屋三四郎親子。
三番叟(壱之町上組⇒壱之町1、2、3、5
⇒例祭においては台名旗(屋台の名称を記した旗)のみ曳行に参加する。
=宝暦3年(1754)8月吉日創建と云われている。老朽化のため明治28年(1895)以降休台し、明治37年(1904)8/25の大火事で大部分を焼失。
現存するのは猩々緋大幕とからくり人形のみ。大幕には嘉永4年(1851)8月吉日作とある。人形は昭和60年制作。人形師は当町の藤白徳太郎。

闘鶏楽組
(栄町)⇒栄町1、2丁目、新栄町
=闘鶏楽を持つ。


宮本組(気多)⇒上気多
=本社の所在地で神楽・獅子舞を持つ。
  
瑞鳳台=屋台製作の技術などを後世に残すことなどを目的に郷土民芸会館で制作された。
手斧始めは平成13年5月/27
日、午前10時に起し太鼓の里広場にて行った。平成15年完成。製作費は約3000万円。
古川町貴船町8−6 貴船神社 4/20 例祭
古川町上町410 栗原神社 4/25 例祭
 ■細江地区
古川町杉崎字御構3433 諏訪神社 4/25 例祭
古川町杉崎字大歳41 大歳神社 4/28 神輿 神輿蔵は昭和56年建造
古川町太江字神垣内2669 高田神社 4/28 神楽獅子舞 県指定無形民俗文化財
古川町末真字川原780 末高白山神社 5/2 例祭
古川町数河字宮廻2621 松尾白山神社 9/5 獅子舞
古川町数河字宮田1776 白山神社 9/5 例祭
 ■小鷹利地区
古川町高野1929 五社神社 9/14 例祭
古川町平岩197 神明神社 9/15 例祭
古川町畦畑1291 諏訪神社 5/1 例祭
古川町寺地800 八幡神社 4/23 例祭
古川町笹ヶ洞432 恵比寿神社 5/3 神輿 制作年 等は不詳。昭和55年、神輿蔵建造
金蔵獅子 明治44年、細江村戸市より曲獅子と金蔵獅子伝授するが、大正3年より金蔵獅子のみになる。
例祭日は9月4日(明治期)⇒4月14日(大正10年〜)⇒4月28日(昭和3年〜)⇒4月26日⇒5月3日(平成〜)。
古川町黒内152 春日神社 5/3 例祭
古川町信包1256 熊野神社 5/4 例祭
古川町谷1298−2 白山神社 4/24 例祭

 ◎旧・神岡町
 ■船津地区
神岡町船津1823−2 大津神社 4/4土曜 船津の行列祭り 飛騨国八社の1つ。旧・県社。
神岡町朝浦601 朝浦八幡宮 4/4土曜 神輿
神岡町東町字大洞1097 白山神社 4/4土曜 獅子舞
 【飛騨神岡祭】
大津神社・朝浦八幡宮・白山神社が同日に行う合同例祭で、飛騨三大祭りの1つに数えられ、船津の行列祭りとも称される。

700人を超す渡御行列で、笛、太鼓、鉦を打ち鳴らす祭囃子の中、進路を清める「猿太彦」を先頭に、獅子、神楽、雅楽、鶏闘楽、奴、采女、大中小神輿と続く。
神岡町割石字南沼308 白山神社 10/25 例祭
神岡町東漆山192−1 水無神社 10/1土曜 例祭
神岡町西漆山158 白山神社 9/28 例祭
神岡町牧218 白山神社 10/10 例祭
神岡町土135 白山神社 10/17 例祭
神岡町跡津川234 常磐神社 4/21 例祭
神岡町佐古117 津島神社 5/5 例祭
神岡町佐古163 常磐神社 5/5 例祭
神岡町佐古笈破218 白山神社 10/中旬日曜 例祭
神岡町中山字上ヶ平441 撞玉神社 4/中旬土曜 例祭
神岡町釜崎649 稲荷神社 4/3日曜 例祭
 ■阿曽布(あそぶ)地区
神岡町吉田1513−2 白山神社 5/2土曜 例祭
神岡町小萱151 白山神社 5/3 例祭
神岡町小萱2046 東白山神社 10/3土曜 例祭
神岡町丸山29 日野宮神社 4/29 例祭
神岡町野首902 神明神社 4/29 例祭
神岡町阿曽保大笠332 白山神社 8/3日曜 例祭
神岡町東雲518−7 桂本神社 10/2土曜 例祭
神岡町数河544−2 走淵神社 4/21 例祭
神岡町石神522 白山神社 4/18 例祭
神岡町麻生野1111 遊幡石神社 4/2土曜 例祭
神岡町麻生野296 麻生野神社 4/7 例祭
神岡町和佐保字前平1464 神岡鉱山神社 9/12 廃社 平成17年3月15日、神社本庁に廃社申請。
神岡町和佐保251 神明神社 4/23 例祭
神岡町伊西1137 神明神社 10/連休日曜(元・26) 例祭 獅子舞は曲獅子、金蔵獅子、越中獅子があったが、昭和50年頃より行われなくなり、神事のみになる。
神岡町森茂1634 白山神社 10/3土曜(元・24) 金蔵獅子 県指定無形文化財
以前は祝詞のあと、剣の舞、巫女さんが舞を行う浦安の舞、森茂獅子(曲獅子・金蔵獅子)、そして狐つりが奉納されたが、子供の減少により現在は浦安の舞、狐つりは行なわれていない。
神岡町岩井谷326 神明神社 5/3 例祭
10/28 例祭
秋祭りは以前10月28日に行われ、13戸の家があった頃は毎年ではなくとも行列を作り、そして獅子舞が行われていた。全ての神事が済んだあとは、集落の家で宴会が行われていた。
その後、5月4日に合同祭に参加するが、戸数が4戸に減少したので、再び地元での祭礼を始め5月3日に始め、転居されて人も交えて神事の後、神社で直会を行う。
神岡町下之本621 神明神社 5/4 獅子舞
神岡町打保490 桂本神社 5/4 例祭
神岡町和佐府326 神明神社 5/4 例祭
合同祭=下之本・和佐府・打保・瀬戸の4つの集落が集まって行う祭。各地域で行われていた祭が、人口の減少と共に続けにくくなり、協力することで昭和40年頃より始まる。
祭に加わるのは、病気から村を守るためにある津島神社の祭り「ギオン」(岩井谷)、春祭りや秋の例祭がある神明神社(下之本)、白山神社(和佐府)、火伏せの神様を祭る愛宕神社の祭り(和佐府)、桂本神社(打保)、五穀豊穣を願って立てた虚空蔵菩薩の祭り(打保)である。
 祭は祭壇が築き上げられた下之本にある小学校の体育館で行われ、各地域より神社の神様が枠輿に入れて運びここに集まる。かつて祭では、豊作の年や記念の年には、神輿を担いで回っていたことがあったが、現在は行われていない。
また神主によって祝詞が上がり、森茂とは違う舞い方をする下之本の獅子舞が維持されている。
神岡町東茂住470 神明神社 5/2 例祭
神岡町西茂住字宮338 白山神社 旧・4/23 例祭
神岡町杉山字中段102 神明神社 旧・5/2 例祭
神岡町横山字上ノ平494 神明神社 旧・4/7 例祭
 ■袖川地区
神岡町柏原大多和100 白山神社 10/5 例祭
神岡町柏原字蟹沢663 白山神社 5/3 例祭
神岡町巣山460 伊太祁曽神社 4/1土曜 例祭
神岡町西茂住字宮338 白山神社 旧・4/20 例祭
神岡町西596 倉野神社 4/29 例祭
神岡町伏方641 二柱神社 4/23 例祭
神岡町堀之内488−1 白山神社 4/28 例祭
神岡町寺林1496 若宮八幡神社 5/1 例祭
神岡町梨ヶ根515 神明神社 9/23 例祭

 ◎旧・河合村
河合町角川字井ノ平1531 神明神社 9/22 闘鶏楽 通称:お神明様
河合町小無雁字洞口159 諏訪神社 5/3 例祭
河合町羽根字山畔528 埴土神社 5/4 例祭
河合町保木林字東垣内121 白山神社 5/2 例祭
河合町中沢上字清水49 桂木神社 9/2 例祭
河合町大谷字高畑19 大山神社 5/3 例祭
河合町稲越字多の谷514 稲越神社 5/3 例祭
河合町稲越字宮ノ脇936 富士神社 5/3 小雀獅子 小雀獅子保存会
小雀獅子=天正13年(1585)、稲越地区東側の湯峰峠にあった小鷹利城落城の際、この地に身を隠した家臣たちが、冨士神社に奉納したのが始まりと伝えられる。
河合町月ケ瀬字下野656 白山神社 9/14 例祭
河合町天生字大佐古64−2 白山神社 9/14 例祭
河合町元田字廻尾448 元田神社 9/14 例祭
 【下小鳥ダム(下小鳥湖)】
昭和45年(1970)着工。昭和48年(1973)竣工。保区の116戸水没。

 ◎旧・宮川町
 ■坂上地区
宮川町大無雁字岩野327 若宮八幡神社 4/16 例祭
宮川町小谷字下巾70 白山神社 4/16 例祭
宮川町落合字小山333 五社神社 4/16 例祭
宮川町林字宮ノ尾256 富岡神社 4/18 例祭
宮川町巣之内字上川原35 八幡神社 4/16 例祭
宮川町種蔵字家廻289 山神神社 4/16 例祭
宮川町菅沼字山腰201 白山神社 4/16 例祭
宮川町森安字谷口37 白山神社 4/29 例祭
宮川町西忍字牛山472 神明神社 4/29 例祭
 【廃村】
小谷(こだに)=昭和46年頃廃村。

ニコイ平(にこいだいら)=穂蔵の字。昭和37年廃村。開拓集落。
 ■坂下地区
宮川町三川原字宮ノ上99 八幡神社 4/16 例祭
宮川町鮎飛117 白山神社 4/29 例祭
宮川町洞219 白山神社 4/29 例祭
宮川町塩屋293 塩竃金清神社 4/29 例祭
宮川町中沢上133 日枝神社 4/29 例祭
宮川町祢宜ヶ沢上448 春日神社 4/29 例祭
宮川町小豆沢227 白山神社 4/29 例祭
宮川町杉原318 春日神社 4/29 例祭
宮川町桑野69 熊野神社 4/29 例祭
宮川町桑野453 山神神社 4/29 例祭
宮川町戸谷142 山神神社 4/29 例祭
宮川町打保700 白山神社 4/29 例祭 通称:権現さま
 【廃村】
(ほら)=昭和42年頃廃村。開拓集落。

 ★展示場     
 【起し太鼓の里 (飛騨古川まつり会館)】(公式HPへ) 
飛騨市古川町壱之町14−5 0577−73−3511。年中無休。9:00〜16:30。
“神輿と祭屋台3台を展示”半年ごとに定期的に入替え。外には、起こし太鼓の原寸大のものが展示されている。
 【飛騨古川祭資料館 起し太鼓会館】
飛騨市古川町高野220。 0577−73−5691。休館日:木曜日。9:00〜14:00、16:00〜20:00。入館料300円。
千貫神輿あり。現在は閉館?。