群 馬 県


   ≪北毛地方≫

     沼田市、吾妻郡〔中之条町、東吾妻町、長野原町、草津町、嬬恋村、高山村〕、利根郡[みなかみ町、川場村、昭和村、片品村]

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪沼田市≫
  平成17年(2005)2/13、沼田市に利根郡白沢村、利根村が編入。
 ◎旧・沼田市
 ■沼田地区
中町1141 須賀神社(天王様) 8/3〜5 神輿
マンドウ(万灯、山車)5台 中町(な組)、上之町(か組)、下之町(に組)、坊新田町(ほ組)、鍛冶町(い組)
榛名町2851 榛名神社 8/3〜5 神輿
マンドウ(万灯、山車) 5台 材木町(さ組)、西原新町(は組)、高橋場町(た組)、西倉内町(西組)、東倉内町(東組)
中町(な組)=平成6年(1994)新調。彫師は富山県井波町の南部白雲工房。人形は「弁慶の勧進帳」。制作費は8、000万円。
 先代は昭和36年に清水町より購入。現・マンドウ新調につき鍛治町に売却。

上之町(か組)=昭和52年(1977)制作。大工は高崎市下横町の高橋工務店。
人形は平成15年、「小鍛冶」。人形師は田口義雄。
 大正末期に渋川・南町より購入し昭和37年まで使われた。
 先代は西倉内町へ。

下之町(に組)=昭和48年(1973)制作。渋川市寄居町の大工の作。人形は暫。
 戦前よりマンドウを出していた。

坊新田町(ほ組)=昭和57年(1982)制作。坊新田の若手有志の集い「昭親会」の作。人形は「茨木童子」。
マンドウは明治22年より毎年出し、昭和30年代は2台出した。

鍛冶町(い組)
=平成6年(1994)中町より購入し30年ぶりに復活。渋川の山車⇒清水町⇒中町⇒鍛冶町。人形は素盞鳴命。
 戦前は毎年マンドウを出した。戦後は自動車マンドウを出した。
 【山車廃絶など】
馬喰町(む組)=戦前は毎年マンドウを出したが、戦後は30年代以降は出していない。今は町内神輿で参加。
材木町(さ組)=昭和49年(1974)制作。彫物は先代のを利用。人形は「牛若丸と弁慶」。以前は吉野山。
 明治、大正期に山車を出していたと云われる。
 その後、前橋より踊り屋台を購入するが休止となる。やがて昭和47年に復活する。

西原新町(は組)=昭和51年(1976)制作。みんなの手作りで次第に出来上がりほぼ完成したのは、55年頃である。
人形は平成15年、「鏡獅子」。人形師は昔、旅芸人をしていた一座の座長。以前も鏡獅子。
せりあげの下段の幕は「西車」上段の幕は「は組」。下幕:正面は「御祭礼」、右は「大黒天」、左は「恵比寿」。見送り幕は「は久美」。
 大正、昭和と山車があったが、昭和32年の正月のどんど焼きの際、その火が山車小屋に飛び火し山車を焼失した。
昭和48年トラック山車として祭礼を復活させた。

高橋場町(た組)
=平成2年(1990)制作。大工は町内の染谷至。彫師は館林の寺田芳蔵、幸次。人形は鍾馗。前は鏡獅子。
昭和45年高橋場町祭ばやし保存会を設立。昭和48年〜50年までの間隔年、トラックに飾り付けて山車を出した。
昭和51年〜平成元年までの間隔年、沼田青年会議所より譲り受けた山車にて祭礼を執行した。

西倉内町(西組)
=昭和52年(1977)に上之町より100万円で購入。人形は「佐藤忠信」。最初は鏡獅子。次は連獅子。
 大正9年、12年、昭和15年に山車新調するが途絶えた。
 その後、昭和27年〜32年頃は自動車利用の山車を出していたが、再び途絶えた。

東倉内町(東組)
=昭和53年(1978)制作。人形は平成15年、岩槻市の矢作の作。「小松姫(真田太平記)」。 
平成14年に台車、梶棒、せり上げ等を大改造を行った。
 【山車廃絶など】
清水町(よ組)=昭和24年自動車マンドウを出した。
昭和26年に渋川より19万8000円で購入したが、昭和37年に中町に売却。現・鍛冶町マンド。現在は山車が無い。
 【天狗みこし】
 天狗みこしは、若い女性に担がれ、3日は18:30に市役所前をスタート。「せいや、せいや」「よいさ、よいさ」という威勢のよい掛け声に乗り、3、3kmにわたって渡御。五日も登場する。
現在沼田まつりに登場している天狗みこしは2基。
 1基は平成11年(1999)、沼田商工会議所青年部が作成。顔の丈:4、3m。幅:2、3m。鼻の高さ:2、9m。素材はFRP。観光PRを目的に上之町『街なか天狗プラザ』に収納
 もう1基は昭和58年(1983)、沼田青年会議所が作成。顔の丈:4、2m。幅:2、3m。鼻の高さ:2m。素材は張子。諸願成就として迦葉山座禅堂に奉納され、その年より参加渡御されているもの。

 昭和3年、下之町商栄会が創建。顔の丈:5、45m。幅:2、66m。鼻の高さ:2、18m。素材は不明。今上天皇即位記念として創建されるが、翌4年焼失。
 昭和14年、商工会有志が作成。顔の丈:6、7m。幅:4m。鼻の高さ:2、7m。素材は張子。出征兵士武運長久として作る。迦葉山中峰堂に安置。
 昭和34年、観光協会が作成。顔の丈:3m。幅:2m。鼻の高さ:1、37m。素材は木彫り。商売繁盛として作る。沼田公園天狗堂に安置。
 昭和34年、市内寿司店が作成。顔の丈:5m。幅:3m。鼻の高さ:1、8m。素材は張子。七夕飾りとして作る。上川田町東光寺に安置。
 昭和45年、大天狗奉賛会が作成。顔の丈:4m。幅:2、5m。鼻の高さ:2、7m。素材は張子。交通安全として作る。迦葉山中峰堂に安置。
 【町みこし】
3、4日に10ヶ町6団体が参加
⇒馬喰町みこし、高橋場町みこし、東倉内町みこし、柳町みこし、東原は組みこし、上原町みこし、恩田町みこし、桜町みこし、薄根町みこし、下川田町みこし
出世みこし、大聖みこし、沼田姫纏みこし、貳石會みこし、凰燕會みこし、不雲睦会みこし
 【子供みこし】
3〜5日に14ヶ町から15基が参加し、歩行者天国を元気よく担ぎ歩く。また、子供みこし行列も実施される。
かつては16ヶ町から20基が参加したこともある。
西原新町、高橋場町、東倉内町、柳町(2基)、桜町、材木町、上原町東原新町、榛名町、清水町、薄根町、戸鹿野町、硯田町、井土上町下 など。
 ■利南地区
   ⇒戸鹿野、戸鹿野新町、沼須、上沼須、上久屋、下久屋、横塚
戸鹿野町800 八幡宮
沼須町694 砥石神社 4/3 沼須人形芝居 安政年間に始まり、長く中断したが、昭和50年に保存会が結成され復活。
上沼須町682 神明宮
上久屋町1375 上久屋神社
下久屋町312 八幡宮
横塚町113 愛宕神社
 ■池田地区
   ⇒上発知、中発知、下発知、発知新田(ほっちしんでん)、奈良、秋塚、岡谷、佐山
発知新田町917 池田神社
 ■蓮根地区
   ⇒下沼田、善桂寺、堀廻、大釜、原、宇楚井、石墨、戸神、町田、白岩、井土上、恩田、硯田
下沼田町287 武尊神社
宇楚井町646 三峰山河内神社
石墨町978 羽黒神社
井土上町923 莊田神社
恩田町364 熊野神社
 ■川田地区
   ⇒上川田、下川田、今井、屋形原、岩本
上川田町2251 砥石神社
下川田町465 川田神社 7/中旬 神輿
屋形原町635−2 八幡宮
屋形原町2207 篠尾神社
岩本町458 岩本神社
 ◎旧・白沢村
   ⇒高平(たかひら)、上古語父(かみここぶ)、下古語父(しもここぶ)、生枝(なまえ)、尾合(おあい)、平出(ひらいで)、岩室(いわむろ)
白沢町高平154 白佐波神社 7/23 神幸祭
白沢町上古語父2085 二荒山神社
白沢町下古語父609 諏訪神社
白沢町生枝1189 生枝神社 3月 獅子舞 生枝獅子舞保存会
生枝獅子舞(生枝獅子舞保存会)=市指定重要無形民俗文化財。沼田城主真田伊賀守より鬼門除けとして三面の獅子頭を賜ったことに始まるといわれ、沼田町の祇園祭には、必ず、大手前で舞ったという。舞方、楽方ともに黒紋付きを付け、袴・白足袋に一本差しと威儀を正し、沼田須賀神社に参り、獅子舞の神事を奉り、沼田祇園祭典開きとする例であったという。旧生枝村の長子相伝の秘技として伝承され、一時期中断されていたが、昭和52年に復活。舞の曲名は庭神楽・笹掛け(初座)・庭見(後座)とに分かれている。
白沢町尾合994 尾合神社 4/中旬 ヤアヤアドリ祭り 15:30〜
ヤアヤアドリ祭り=神事が行われた後、人々に向かって素饅頭が投げられ、赤飯の入ったおひつが人々の中に渡される。人々はそれぞれのおひつに手を突っ込み赤飯を奪い合う。
白沢町平出751 平出神社
白沢町岩室326 岩室神社
  【白沢ふるさと祭り】 
7月下旬、14:00〜16:00、に道の駅「白沢」(白沢町平出1297)を特設会場のお祭り広場を設けて行われ、町内7地区より神輿14基が集合し、競演をする。また伝統芸能の発表もある。
 ◎旧・利根村
   ⇒老神(おいがみ)、穴原(あなばら)、平川(ひらがわ)、追貝(おっかい)、大楊(おおよう)、園原(そのはら)、大原新町、高戸屋(たかとや)、千鳥(ちどり)
利根町老神157 赤城神社 5/2金土 大蛇の張りぼて
老神温泉大蛇まつり=老神温泉の開祖といわれる大蛇を御輿に仕立て温泉街を練り歩く祭り。
 その昔、赤城の神様が蛇に姿を変え、日光二荒山の神ムカデと領地争いをした。戦場ヶ原で戦い、赤城の神様は敵の矢に傷つきこの地まで逃げ帰り、弓を地上にさすとそこから温泉が噴きだし、その温泉で矢傷を癒すとたちどころに直り、追ってきた敵を追い返したという。そこから「追い神」、「おいがみ」、「老神」という地名になったという。老神温泉を発見したのにちなみ、5月8日(現・5/2金土)に大蛇の張りぼてを担ぎ温泉街を練り歩く。

 子供蛇みこしは長さ22m、若衆蛇みこしは30m。普段は展示館に展示しているギネス世界記録に認定された大蛇みこしは108mで12年ごとの巳年に出す。
利根町老神 諏訪神社 8/夏休み最後の日曜 とねふるさと風のまつり
とねふるさと風のまつり=風から農産物を守る「諏訪神社」。伝統的なまつりを中心に行われる交流イベント。13:30〜21:00。主催はとねふるさと風のまつり実行委員会事務局
場所は利根老神多目的広場。神輿、郷土芸能や体験イベントなど。最後は花火。
利根町穴原212 武尊神社
利根町平川甲777 日光神社
利根町追貝398 追貝大国神社 3/最終日曜(元・29) 獅子舞
8/下旬 神輿(大小)
利根町大楊241 二荒山神社 11/中旬 おしくら祭り 御幣を先頭に参加者全員で、外宮と内宮の間で両手を張った若者(「とめ」と呼ばれる)と押し合って内宮の外側をまわる。このとき、おしくらまんじゅうのようになり、一年の豊作を祝う。
利根町園原464 武尊神社 11/15 エーチョ祭り
エーチョ祭り「エーチョ、エーチョ」の祝声を繰り返しながら本堂をまわり、子供を抱き合わせて参拝者一同で胴上げを行う。銘酒や甘酒を振る舞い、お供え餅を参拝者に配る。
利根町高戸谷511 産土神社
 【薗原ダム(薗原湖)】
昭和34年(1959)着工。昭和40年(1965)10月完成。水没は85戸、土地取得面積81.8ha、神社2。特殊補償として漁業補償1、温泉権(老神温泉)など。
 ■赤城根地区
   ⇒青木(あおき)、石戸新田(いしどしんでん)、大原(おおはら)、柿平(かきだいら)、小松(こまつ)、砂川(すながわ)、多那(たな)、二本松(にほんまつ)、根利(ねり)、日影南郷(ひかげなんごう)、日向南郷(ひなたなんごう)、輪組(わくみ)
利根町青木621 神明宮
利根町大原1224 大原神社
利根町多那1029 大山祗神社
利根町日影南郷166 武尊神社
利根町日向南郷159 三社神社
利根町輪組332 武尊神社
 ≪吾妻郡≫
 中之条町
 【鳥追い祭】
 毎年1月14日開催。豊年を祈り田畑の作物を荒らす鳥や獣を追い払い、五穀(米・麦・あわ・きび・豆)やその他の作物の豊かな実り・町内厄除・家内安全を願って直径1.5mの大太鼓をたたきながら大通りを練り歩く。
伊勢宮での神事の後に町中を練り歩き、『鳥追いだ、鳥追いだ、唐土(とっと)の鳥を追いもうせ、セッセッセ、サーラバよって追いもうせ』の掛声とともに太鼓をたたく。厄年の人や商店等から厄落としや商売繁盛を祈ってみかん投げも行われている。

 みかん投げは昭和30年頃までは、太鼓の運行とともに、通りの両脇の店々の二階や屋根から、これでもかこれでもかとばかりにカンが大量にまかれ、その厄除けのミカンを1つでも多く拾おうと、子供も大人も異様な熱気で、怪我人がでたり、喧嘩があったりということで、いつしか規制され、今では、決められた時間に決められた場所での、礼儀正しいミカン投げとなっている。
中之条町。1/13、14。大太鼓は小川町、田町、宮元町、上之町、仲之町、志茂之町、堅町、王子町。

伊勢町=1/14。大太鼓は上之町、中之町、下之町。

上沢渡=1/14。大太鼓は沢田6区。

山田・大竹鳥追い=1/14。大太鼓は山田大竹。

四万新湯・桐ノ木平鳥追い=1/14。大太鼓は新湯・桐ノ木平組。

小雨・生須の鳥追い太鼓=1/14・15。大太鼓は小雨・生須鳥追い太鼓保存会。
 ■中之条地区
   ⇒中之条町、伊勢町、西中之条、青山、市城
中之条町429 中之条伊勢宮 8/1金土日(元・1) 神輿1基
花車8台 小川町、田町、宮元町、上之町、仲之町、志茂之町、堅町、王子町
9/連休日曜 太々神楽 中之条伊勢宮芸能保存会
小川町、田町、宮元町(6区)、上之町(7区)、仲之町(8区)、志茂之町、堅町(10区)、、王子町(11区)
伊勢町 伊勢宮 4/3 太々神楽 伊勢町郷土芸能保存会
9/1土日 神輿1基
山車3台 上之町、中之町、下之町
上之町(中之条12区、13区)⇒山車小屋は昭和58年建立。
 
先代は紀元節のお祝いに昭和3年制作。

中之町
(中之条14区、15区、18区)平成19年(2007)制作。

下之町
(中之条16区、17区、19区)=昭和54年制作。山車人形は「鏡獅子」。
西中之条901 柴宮神社 3/3日曜
(彼岸中日の時は翌日)
太々神楽 柴宮神社芸能保存会
獅子舞 柴宮神社芸能保存会
市城字塔本861 白鳥神社 山車1台
 ■沢田地区
   ⇒四万、上沢渡、下沢渡、折田、山田
四万字貫湯平1594 四万稲裹神社 5/3 太々神楽 四万太々神楽保存会
獅子舞 駒岩獅子舞保存会
四万 湯前神社 10/7、8(毎年) 山車2台 四万温泉下組祭
上沢渡1011(反下) 諏訪神社 4/29 反下獅子舞 反下獅子舞保存会
9/下旬 大岩獅子舞 大岩獅子舞保存会
上沢渡2192 澤渡神社 4/14&9/27 例祭
下沢渡934 下沢渡諏訪神社 4/2日曜 太々神楽 下沢渡太々神楽保存会
9/2日曜 獅子舞 下沢渡獅子舞保存会
折田1170 折田報コ神社 9/27頃の日曜 太々神楽 折田太々神楽保存会
獅子舞 折田獅子舞保存会
山田572 吾嬬神社 9/1か2日曜 太々神楽 吾嬬神社郷土芸能保存会
山車1台 下山田区
 ■伊参地区
   ⇒五反田、岩本、蟻川、大道新田
五反田220 五反田親都神社 5/5 太々神楽 親都神社芸能保存会
岩本331 岩本諏訪神社 3/27頃の日曜 太々神楽 岩本芸能保存会
9/27頃の日曜 獅子舞 岩本芸能保存会
蟻川2334 蟻川熊野神社 4/1日曜 太々神楽 蟻川太々神楽保存会
9/1日曜 獅子舞 蟻川獅子舞保存会
大道 八坂神社 5/3 獅子舞 大道獅子舞保存会
 ■名久田地区
   ⇒平、横尾、大塚、赤坂、栃窪
横尾1354 吾妻神社 4/1か9/連休日曜 太々神楽 高津太々神楽保存会
獅子舞 平獅子舞保存会、大塚獅子舞保存会
 ◎旧・六合村
    ⇒小雨(こさめ)、生須(なます)、入山(いりやま)、太子(おおし)、日影(ひかげ)、赤岩(あかいわ)
小雨649 諏訪神社 4月 例祭
入山字諏訪原4031 諏訪神社 4月 例祭
日影1013 八幡宮 4月 獅子舞 日影獅子舞保存会
赤岩字中野651 赤岩神社 4月 例祭
 東吾妻町
  平成18年(2006)3/27、吾妻町+東村が合併して誕生。
 ◎旧・吾妻町
 【鳥追い祭】
 東吾妻町の鳥追い祭りあり、毎年1月14日か近い土曜に開催。
松谷の鳥追い、三島生原の鳥追い、須郷沢の鳥追い、須賀尾の悪魔払い鳥追い がある。
 ■原町地区
   ⇒原町、金井、川戸
原町811 八坂神社 7/26頃の金土 山車3台 上之町、下之町、紺屋町
屋台1台 新井町
子供みこし
上之=明治38年制作。平成3年改修。
 以前は担ぎ屋台。

下之町=
明治39年に山車を沼田より購入。
 創建時は
担ぎ山車だった。

紺屋町=平成元年に埼玉県久喜市上清久より購入。平成3年に改修費用は1300万円。
 創建は大正10年で費用は323円30銭。昭和63年まで使用した。

新井町
=昭和26年(1951)制作。大工は中島巌。
原町 大宮巌鼓神社 5/5&9/9 太々神楽 大宮巌鼓神社太々神楽保存会
金井字市敷481 一宮神社 4/15&9/19 例祭
川戸66 浅間神社 4/15&9/15 例祭
川戸字上之宮1072 川戸神社 4/29&10/9 太々神楽 川戸神社太々神楽保存会
 ■太田地区
   ⇒植栗、岩井、小泉、泉沢
植栗278 鹿島宮 4/15&9/連休日曜 例祭
岩井1026 白山神社 4/29 例祭
小泉344 白鳥神社 10/15 カラオケ大会、芸能奉納
泉沢乙1413 八幡宮 4/3日曜&9/15頃の日曜 獅子舞 泉沢獅子舞保存会
 ■岩島地区
   ⇒岩下、松谷、三島、矢倉、郷原、厚田
岩下1581 八坂神社 7/連休土日 屋台4台 大村、机、仲之町[天神・姉山]、漆貝戸
大村=昭和10年(1935)制作。
 創建は明治29年だが、昭和8年の火災で焼失。

=昭和3年(1928)制作。御大典記念に作る。

仲之町[天神・姉山]
=詳細不詳。

漆貝戸=昭和27年(1952)制作。
 先代は破損して戦後曳けなくなった。
松谷516 松谷神社 5/3&11/23 獅子舞、太々神楽、雅楽 松谷神社獅子・太々神楽保存会
三島6504 諏訪神社 4/27&11/17 例祭
三島3552(三島小字唐堀) 三島鳥頭神社 4/29&11/3 獅子舞 春は太々神楽のみ
太々神楽 鳥頭神社太々神楽保存会
三島 熊野講社 5/5&9/18 太々神楽 熊野講社太々神楽保存会
矢倉字宮ノ脇899 鳥頭神社 4/3土曜&11/3 太々神楽 鳥頭神社太々神楽保存会
郷原字中村396 榛名神社 4/29 太々神楽 榛名神社太々神楽保存会
厚田馬渡1477 太田神社 4/3&11/3 例祭 参拝客にお菓子振舞う
 ■坂上地区
   ⇒本宿(もとじゅく)、大戸(おおど)、萩生(はぎゅう)、大柏木(おおかしわぎ)、須賀尾(すがお)
本宿656 吉岡神社 4/8&11/8 太々神楽、雅楽 吉岡神社氏子会
本宿 熊野権現 1/14頃の日曜 鳥追い獅子舞 権現で舞いを奉納した獅子は、その後、部落13戸を1戸ずつ回って悪魔払いをする。
道泉谷戸の鳥追い獅子舞元々は春秋の例祭に奉納されていたが、明治35年頃正月に行われるようになった。当地では珍しい神楽獅子舞。道行きと称する笛太鼓の囃子と共に各家々を回る。最初に2人で「四方固めの舞」、次に1人で「御幣の舞」(このとき外で人々が獅子の歌を歌う。)、最後に2人で「神の舞」を舞うが獅子は怒りの形相となって悪魔を追い払い舞を納める。
大戸3487 畔宇治(くろうじ)神社 4/9頃&11/20頃 獅子舞、雅楽 畔宇治神社獅子舞保存会
上大戸 古賀良神社 11/19 獅子舞 古賀良神社獅子舞保存会
萩生401 浅間神社 4/2日曜(元・15)&11/23 獅子舞 浅間神社獅子舞保存会
大柏木字殿原2226 諏訪神社 4/1&11/1 例祭 同地の佐奈神社と共に祭礼
須賀尾1269 菅原神社 5/3 例祭
須賀尾1550 須賀尾諏訪神社 4/29&11/3 太々神楽 諏訪神社太々神楽保存会
須賀尾では1/14頃に須賀尾獅子舞保存会により悪魔払い鳥追いが行われる。
獅子が須賀尾地区の各家をまわり、「は〜らいじゃ〜、は〜らいじゃ〜」と一年の健康を祈り、その家の人の頭をかじる。その後、お祓いと鳥追いの意味を込めてミカンを投げたのが始まり。今はミカンの代わりにお菓子を投げる家が多くなり、、多い子ではミカン箱に入りきらないほどのお菓子を拾う。
 ◎旧・東村
   ⇒五町田(ごちょうだ)、箱島(はこじま)、新巻(あらまき)、奥田(おくだ)、岡崎(おかざき)
五町田515 五町田持分神社 4/2日曜&10/2日曜 太々神楽
箱島1136 甲波宿祢(かわすくね)神社 9/最終土曜 神輿  
新巻1296 菅原神社 3月・9月下旬 太々神楽 新巻太々神楽講中
奥田967 白鳥神社 3/15 例祭
岡崎183 八幡宮 4/29頃の日曜 例祭
岡崎1659 榛名神社 4/8頃の日曜&9/29頃の日曜 獅子舞 岡崎獅子舞保存会
榛名神社の獅子舞=元は諏訪神社のものであったが、合祀により榛名神社の獅子舞になる。諏訪神社の「明細帳」によると社宝右の獅子頭は文化10年(1813)に奉納されたとある。
獅子舞は1人立ちで雄獅子2人雌獅子1人の3人一組で舞う。舞は初庭、中庭、奥庭の三部に分かれ歌詞がある。
中庭の「雌獅子隠し」の場面では、2頭の雄獅子が雌獅子に関心を持ち、雌獅子を奪い合う激しい場面もある。

 長野原町
   ⇒長野原(ながのはら)、大津(おおつ)、羽根尾(はねお)、与喜屋(よきや)、古森(ふるもり)、川原畑(かわらはた)、川原湯(かわらゆ)、横壁(よこかべ)、林(はやし)、応桑(おおくわ)、北軽井沢(きたかるいざわ)
長野原241 諏訪神社 4/24、25 獅子舞 長野原文化会
山車2台 上の町、下の町
※二段の屋台になっており子供がその上で太鼓を叩き、それを大人たちが曳く。但し今では山車は用いられずトラックで子供たちを乗せて行われる。
大津乙1477 神明神社
羽根尾字宮原100 羽根尾諏訪神社 4/9、10 獅子舞
与喜屋字萩原314 養蚕神社 5/15 神楽
川原畑656−1 諏訪神社
川原湯 川原湯諏訪神社 1/20 湯かけ祭り
4/8 神楽
8/27 納涼祭
湯かけ祭り=1/20、5時〜、始まりは突然温泉が出なくなった。村人達が困り果てたが、そのうちひとりが温泉の匂いをかいだところ、ニワトリの卵をゆでた匂いがしたので、ニワトリを生贄にしてお祈りしたところ、お湯が再び出てきたので、みんなでお祝いする事となった。はじめは「お湯わいた、お湯わいた」と言って喜んでいたが、そのうち「お祝いだ、お祝いだ」と言ってみんなでお湯をかけあうようになった。
昭和3年4/8の川原湯神社の例祭の時に、吾妻町松谷神社の神楽を奉納してもらったのがきっかけで、地元の青年たちが、この神楽を習得したのが始まりという。
林字宮原502 王城山神社 5/5 神楽 神社大正殿で御神楽が奉納。大正2年から始まった
8/28 だんご相撲
だんご相撲=名前の由来は昔は米の粉で人形を作り男子に持たせ神前に投げ、その身の守りと健全な成長を祈ったことによる。現在は境内で村の子供たちに相撲をとらせ勝敗に関係なく祝い品を与え、成長への祈願を込める。
応桑1305 応桑諏訪神社 氏子は御所平、田通など
応桑字小宿665 神明宮
応桑字新田16 諏訪神社 氏子は狩宿
北軽井沢1987 牧宮神社
 【北軽井沢高原まつり】
8月お盆19:00〜20:00に北軽井沢ふれあい広場で開催。主催は北軽井沢観光協会。2016年で54回を数える。
ダンス、納涼踊り、浅間鬼押し太鼓、フラダンス、神輿、特産物直売 など。花火大会は19:30より。

 草津町
   ⇒草津、前口
草津538   白根神社 7/17、18(毎年) 宮神輿   
神輿、子供神輿 約20基 
前口29 諏訪神社 9/15 獅子舞 前口獅子舞保存会
明治初年、長野原町大桑に住む師匠から氏子に伝授された遠州の流儀をくむ獅子舞であると伝えられている。一時廃れるが昭和55年頃復活。

 嬬恋村
  ⇒芦生田(あしうだ)、今井(いまい)、大笹(おおざさ)、大前(おおまえ)、門貝(かどがい)、鎌原(かまはら:あやまヶ原・大カイシコ・奥軽井沢・鬼の泉水・柏木塚・群馬坂・高峰高原・浅間焔)、西窪(さいくぼ)、田代(たしろ)、袋倉(ふくろぐら)、干俣(ほしまた:吾妻鉱山・万座温泉)、三原(みはら)
芦生田73 三原神社 9/上旬(元・10) 神輿約10基
今井812 諏訪神社 9/上旬 子供神輿
大笹176 大笹神社 9/中旬 大笹獅子舞
大前277 諏訪神社 5/上旬(元・2) 山車1台
獅子舞  大前八十八夜祭典団
例祭日は5/1、2だったが、5/2、3に変更した。境内で獅子舞を奉納後「宮下し」で屋台が階段を下ろされ、区内を曳かれる。獅子舞が役場の構内など7ヶ所で披露される。場所によっては「小獅子」「中獅子」なども加わる。
門貝499 熊野神社
鎌原398 鎌原神社 4/30〜5/1&9/9 鎌原獅子舞 鎌原獅子舞保存会
鎌原獅子舞=年2回、鎌原神社の宵祭りの際に行われる。夕刻に拝殿前で神前奉納が行われ、その後は神社を出て区内6ヶ所において獅子の舞いが披露される。
西窪161 西窪神社
田代34 吾妻山神社
干俣365 諏訪神社
三原1108 三原神社 8/最終土曜(元・31) 神輿約15基

 高山村
   ⇒中山(なかやま)、尻高(しったか)
中山2202 中山神社 4/1&9/1 神楽
中山5546 三嶋神社 4/中旬&9/中旬(元・15) 太々神楽 三島神社太々神楽保存会
尻高2193 尻高神社 4/中旬&9/中旬 太々神楽 尻高神社太々神楽保存会
尻高字役原 諏訪神社・浅間神社 8/27頃の日曜 役原獅子
役原獅子=室町時代に尻高氏が役原に城を築き、付近一帯を支配したとき、これは崇敬している信州諏訪神社の加護によるものと考え、諏訪神社を建立し、遠州流獅子舞を招いたのが起源。
今の獅子頭は弘化3年(1846)の作。獅子舞には、大太鼓をつけた頭、笛吹3人、万燈及び太鼓を持った3人の獅子、それに「ささら」という竹の楽器を持った踊り子を各獅子に組ませる。以前は小・中学生男子という構成だったが、現在は女子も入って獅子を舞う。
舞は2庭あり、1庭は役50分で休憩し、2庭は役40分で終了となる。
尻高字関田 金甲稲荷神社 2/11 屋台1台 関田(7区)
金甲稲荷神社の社殿床下から山車の部材(車輪・柱等)が発見されこれらを基に軽トラックのフレームを利用して、欄干・屋根は新造され、昭和62年(1887)復元されて以来、毎年巡行。
囃子は伝承されていなかったので、中之条町より習った。曳行は午前中のみ。この日は関田のほか、原 須磨子稲荷、五領清水稲荷、戸室稲荷、北之谷稲荷神社(尻高4300−2)などでも祭典が行われる。

 ≪利根郡≫  
 みなかみ町
  平成17年(2005)10/1、月夜野町+水上町+新治村が合併して誕生。
 ◎旧・月夜野町
 ■桃野地区
   ⇒月夜野、小川、石倉、上津、下津
月夜野1259 月夜野神社 4/15頃の土曜 太々神楽 月夜野神社御神楽保存会、10:00〜
8/1〜3 神輿2基   
山車1台  
小川1049 小川神社 4/3日曜 太々神楽 小川神社御神楽保存会、10:30〜
石倉1717 武尊神社
上津1234 村主八幡神社 4/3 太々神楽、浦安の舞 10:00〜
10/1日曜 稚児行列
下津1314(小川島) 若宮八幡宮 9/最終土曜 やっさ祭り 18:30〜
やっさ祭り=ふんどし姿の若い男子十数名が、「ヤッサ、ジンジューロー」の掛声で境内を数珠つながりになって、鉦叩きを先頭に大蛇のように練り歩き、引き合い押し合い、駆け回り、はい回り、寝そべりなど7回繰り返した、最後に本殿前に吊るされた大鈴をもぎ取る。
ヤッサとはアサという掛声から名付けられている。五穀豊穣、無病息災、水害除けを祈願する。
下津2332 天満宮
下津4299 小松八幡宮 4/1日曜 太々神楽 10:00〜
小松八幡宮の太々神楽=文政8年(1825)、後閑の小高諏訪神社の神主が上方で神楽を伝授され、帰村して近隣の神社に教えてことが始まり。4/1日曜の例祭に12座が奉納される。
 ■古馬牧地区
   ⇒後閑、師、政所、真庭、上牧、下牧、大沼、奈女沢(なめざわ)
後閑2531 小高諏訪神社 4/1日曜 太々神楽 13:00〜
10/1 獅子舞(坂上組)
師1589 三峯神社
真庭1 熊野神社 4/中旬 太々神楽 10:00〜
上牧528 子持神社 上牧、下牧の鎮守
 ◎旧・水上町
   ⇒藤原、小日向、寺間、小仁田、川上、高日向、湯原、阿能川、谷川、鹿野沢、吉本、大穴、湯檜曽、幸知、綱子、向山、粟沢、夜後
藤原字関ヶ原3419 諏訪神社 8/17(毎年) 獅子舞、子供奉納相撲
獅子舞は建久2年(1191年)に源頼朝の家臣によって伝えられたという記録が残っている。
獅子舞が奉納される舞台は地方歌舞伎が演じられていた歌舞伎舞台で、寛保2年(1742年)に建てられた。歌舞伎舞台は通常、舞台に対して観覧席は地面から同じ高さ、あるいは観覧者が舞台を見上げる形体だが、この舞台は地形を利用して観覧席が斜面に設けられ、現代の劇場のように後方へ行くにつれて座席が高くなるように設計されている。石垣の上(後方座席)はいわゆる桟敷で、昔から来賓席、招待者席として利用されている。
小日向473 菅原神社 4/下旬 例祭
小仁田74 大峰神社 5/3 太々神楽 大峰神社太々神楽保存会、11:00〜
川上170 諏訪神社 4/下旬 例祭
湯原268 湯原神社
谷川533 富士浅間神社 4/29 太々神楽 富士浅間神社太々神楽、10:00〜
湯桧曽179 朝日神社
幸知200 羽黒神社 4/中旬 例祭
粟沢 粟沢武尊神社 5/5 太々神楽 武尊神社氏子連、11:00〜
旧・神輿? 境内に保存状態不良のがある
 【みなかみ おいで祭り】 
9/初旬(8/下旬の年もあり)開催。水上温泉街が会場。主催はみなかみ町観光協会・おいで祭り実行委員会。2016年で10回を数える。
開催にご賛同願える方々に「手ぬぐい」を1本千円で購入して頂き、その差益で運営費を作っている。
「おいで」はお湯が出るという意味と、水上温泉においでくださいという願いがこめられている。
 ≪2016年の行事予定≫
 ■土曜
(17:30〜)おいで祭りオープニングセレモニー
(19:00〜)おいで祭りパレード(踊り)
 ■日曜
(12:00〜)JR水上駅前にて御輿出発式
(12:30〜)御輿渡御(=SLの到着に合わせて出発)※当初は囃子屋台1台も出た?。
(15:30〜)御輿終了式、おいで祭り終了式
 【藤原ダム(藤原湖)】
昭和26年(1951)着工。昭和34年(1959)竣工。159戸水没。
 ◎旧・新治村
 ■湯ノ原地区
   ⇒新巻、相俣(あいまた)、羽場
新巻589 新巻日枝神社 4/2日曜 太々神楽 新巻日枝神社太々神楽保存会
相俣1457 日枝神社
相俣2170 大山祇神社  
羽場588 羽場日枝神社 5/3 獅子舞 10:00〜
羽場日枝神社獅子舞(羽場日枝神社獅子舞保存会)由来書によると天文2年(1533)に、旅の伊勢の神職夫婦が伝えたという。
獅子舞の大筋の流れは宮廻、 社吉利、初吉利、中吉利、後吉利という構成になっていて、境内の一角に、青竹に注連縄を張った獅子場で舞われる。
 ■久賀地区
   ⇒須川、入須川、西峰須川、東峰、布施、師田、猿ヶ京、吹路、永井
須川798 須川熊野神社 4/2日曜 神楽舞。流鏑馬中止。
東峰978 野々宮神社 4/中旬 例祭
布施2013 布施稲荷神社 4/3日曜 太々神楽
師田317 熊野神社
猿ヶ京温泉1501 猿ヶ京神明神社 4/3日曜(元・16) 太々神楽 10:00〜
神道修成派太々神楽4/3日曜と大晦日から元旦に演じる。明治20年(1887)に中之条の吾妻神社より伝授された。
永井 永井十二神社 4/2日曜 獅子舞 永井十二神社祭典保存会、不定時

 川場村
   ⇒川場湯原(かわばゆはら)、小田川(こたがわ)、立岩(たついわ)、天神(てんじん)、中野(なかの)、生品(なましな)、萩室(はぎむろ)、門前(もんぜん)、谷知(やち)、太田川、小田川
川場湯原649 武尊神社 7/4日曜 神輿
立岩415 武尊神社 7/4日曜 神輿
天神441 武尊神社 7/4日曜 神輿
中野55 諏訪神社 7/4日曜 神輿
生品966 武尊神社 7/4日曜 神輿
萩室833 諏訪神社 10/上旬 獅子舞 萩室獅子舞保存会=平成9年復活
門前695 中川場神社 7/4日曜 神輿
谷地353 諏訪神社 7/4日曜 神輿
小田川=生活上も行政上も隣接する中野と一本化されている。
 【川場まつり】
7/4日曜開催。主催は川場村むらづくり振興課。
正午に中央広場に各地区(8地区?)の神輿が集結。まただんべえ踊りなどの郷土芸能、大抽選会などのアトラクションなど多くの行事がある。最後は花火。

 昭和村
    久呂保:川額(かわはけ)、橡久保、森下
    糸之瀬:糸井、貝之瀬
    利根:生越
(おごせ)
川額2666 永井箱根神社 4/3日曜(元・15) 太々神楽 永井太々神楽保存会
太々神楽=村指定無形民俗文化財。明治16年に有志が武州豊穂教会から伝授。その後、北橘村下南室の神楽師の教えを受け、永井豊穂講社を発足。現在は永井太々神楽保存会として引き継がれている。演目は20以上ある。
川額1007 川額八幡宮 9/28、29(毎年) かつぎまんどう2本 子ども育成会 
森下747  森下大森神社 9/30&10/1(毎年) かつぎまんどう4組 森下上組・中組・下宿・入沢の小中学生
橡久保101 千賀戸神社 かつぎまんどう廃絶 昭和初期まで行った
糸井1295 小高神社
貝野瀬1132 武尊神社 4/5 例祭
生越401 武尊神社
 かつぎまんどう】
江戸中期、稲垣利平という人が祇園祭の山車を見本に一本の心棒に山車そっくりに飾り付けたのを諏訪祭の行事として毎年作って飾ったのが始まりと云われている。子供たちがそれぞれが作った、戦国武士の乗るまんどうをぶつけ合いながら櫓を回る。

 片品村
第一区〔須賀川・御座入・菅沼・築地・下平〕
第二区〔摺渕、幡谷〕
第三区〔花咲・針山=鍛治屋・栃久保・登戸・山崎・栗生・針山〕
第四区〔東小川=上小川・下小川・中井・穴沢〕
第五区〔越本=太田・細工屋・阿村・上而・中里〕
第六区〔土出=新井・古仲・伊閑町・閑野〕
第七区〔戸倉〕
第八区〔鎌田=鎌田1〜5〕
御座入339 武尊神社
菅沼1 二荒神社
築地223 築地神社
下平525 日光神社
摺渕 武尊神社 7/下旬土曜 神輿 18:30〜
幡谷282 武尊神社
花咲2021 花咲武尊神社 7/連休日曜 まんどう2台 花咲祇園祭 
子供みこし
旧・9/中の申の日 猿追い祭り
猿追い祭=国指定重要無形民俗文化財。祭りは猿の害を防ぐため始まったと伝えられ、毎年旧暦9月の中の申の日に花咲の6集落によって行われる。参加者の席次が固定し猿役が特定の家から選ばれるなど、東日本では珍しい氏神の祭祀に関係する宮座を持つ祭りである。
 祭では風呂敷を被った氏子たちが拝殿前で東西に分かれ、「栄長(えっちょう)」「茂長(もっちょう)」と声をかけながら赤飯をしゃもじで投げ合った後、拝殿内で酒と謡をかわす。謡は東西交互で3曲目の途中で奥の院から白装束の猿役が躍り出て社殿の周りを走り出すと、参加者が後を追う。
翌年が不作にならないよう猿を追い越すことは厳禁とされており、猿は無事3周して終える。
針山108 稲荷神社
東小川夏祭り=7/連休土曜。15:30〜。東小川地内。神輿(大小)。
越本 武尊神社 11/3 にぎりっくら
越本祇園祭=村内最初の夏祭り。神輿(大小)が出る。
にぎりっくら=戦前は旧暦中の申の日に開催。現在は11月3日開催。昔は越本5地区の「ふかし番」が持ち寄った赤飯の入ったお櫃を、参拝者が奪い合って赤飯を握ったそうだが、今は農協が用意した赤飯を区長の合図とともに一斉に握る。10分ほどで終わってしまう祭りだが、こぼれた赤飯が多いほど豊作という
 【越本御神火祭】
2/1土曜、19時〜、越本中里広場で開催。第5区と越本神輿保存会主催。2014年で19回を数える。
片品川沿いの中里広場に、尾瀬の廃木道などを積み重ねた高さ約4mのやぐらを築き、尾瀬太鼓の演奏後に火をつけ、地元の小学生による「稚内ソーラン節」の踊りが祭りに華を添え、お神酒や温かい鍋物などもサービスで振る舞われ、フィナーレは花火の打ち上げ。
 また、村内外の神輿愛好者や、スキー、スノーボードに訪れた宿泊客らが2基の神輿を担ぐ。
土出84 武尊神社
土出862 大国神社
土出2017 諏訪神社 7/下旬日曜
(元・旧・7/27)
子供神輿 昭和40年代に舞台を壊したが、戦前は年に1・2度歌舞伎を旅役者が演じに来た
戸倉211 武尊神社 7/30(毎年) 神輿(大小) 戸倉天王祭。13:30〜。
鎌田4078−5 笠科神社 7/下旬土曜 神輿(大小) 13:00〜。
 ★展示場
 【大蛇みこし展示館】
沼田市利根町老神607−1。2015年4月17日、落成式。
老神温泉大蛇まつりに出す蛇みこしを展示。子供蛇みこしは長さ22m、若衆蛇みこしは30m。普段は展示館に展示しているギネス世界記録に認定された大蛇みこしは108mで12年ごとの巳年に出す。
 【鳥追い太鼓ギャラリー】
中之条町大字中之条町909−16。旧・廣盛酒造は明治18年(1885)創業の蔵元で、「廣盛」、「不動の霊水」といった銘柄の日本酒を作っていたが、2007年に中之条町が土地と建物を購入。
事務所棟、貯蔵庫、倉庫などを改修してイベント施設として活用。
 この中で貯蔵庫を改修したのが「鳥追い太鼓ギャラリー」で1号〜11号の鳥追い太鼓を常設展示。

鳥追い太鼓1号は直径1.03mで慶応3年(1867)製。
2号は直径1.03mで文久元年(1861)製。
3号は直径1mで慶応3年製。材料のケヤキは茨城県真壁郡産で、太鼓の内面には江戸浅草の太鼓師・丸山重好が作ったと書かれている。
他の太鼓にも、宝暦13年(1763))から安政5年(1858)の文字が書かれている。