兵 庫 県
≪姫路市東部≫
住所 | 神社名 | 例祭日 | 内容 | 備考 | |
≪旧・飾東(しきとう)郡≫ | |||||
白浜町甲399 | 松原八幡神社 | 10/14、15(毎年) | 神輿 | 3基 | |
屋台7台 | 東山、木場、松原、八家、宇佐崎、中村、妻鹿 | ||||
獅子壇尻3台 | 東山、松原、妻鹿 | ||||
丹鶴廃絶 | 木場、宇佐崎、木場西、妻鹿にはあった。 | ||||
宵宮は11時から夕方まで、屋台7台が楼門前広場で練り合わせ。 本宮は9時から12時に屋台6台が宮入り。午後からは3基の神輿合わせと屋台練りの後、お旅山練り場で屋台6台の練り合わせ。本宮で1台少ないのは神輿番の町は屋台を出さないからである。 |
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神輿=平成20年(2008)6/1、3基とも上棟式。大工は河野屋台製作所(河野敏信)。 | |||||
東山⇒シデの色はピンク。 =平成25年9月22日、新調入魂式。平成27年完成。 三先代は昭和2年(1927)制作。 先々代は昭和42年制作。 先代は平成2年(1990)制作。大工は立森氏他2名。4年、漆塗り。新調に伴い、福崎町井ノ口(熊野神社)に嫁入り。 狭間:平成4年新調。彫師は二代目中山龍雲。「桃山御殿」、「安宅の関 弁慶義経徴打す」、「巴御前の雄姿」、「村上義光 錦の御旗奪還す」。 露盤:「五條大橋 弁慶と義経」、「加藤清正の虎退治」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「村上義光 錦の御旗奪還す」。 高欄掛は退治物。平成21年復元新調。「加藤清正の虎退治」、「隠岐次郎左衛門の鷲退治」、「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」、「坂田金時の鯉退治」。 幕:「龍虎」。 |
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木場⇒屋台蔵は平成7年5月竣工。シデの色は若緑。 =平成7年(1995)制作。大工は福喜建設(福田喜次)。8年、漆塗り、露盤、狭間新調。彫師は二代目小河義保。 狭間:「木場風景」、「新田義貞勇戦の場」、「神功皇后応神天皇平産す」、「赤松弾正と永山遠江守の血戦」。 露盤:「阿吽の唐獅子と牡丹」、「阿吽の仁王像」。 高欄掛は退治物。「隠岐次郎左衛門の鷲退治」、「西塔鬼若丸の鯉退治」、「鎮西八郎の龍退治」、「加藤清正の虎退治」。 幕:「金糸のねじ幕」。 先々代は昭和8年制作。仁色へ。 先代は昭和47年制作され福崎町西野へ。 |
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松原⇒シデの色は赤。 =平成17年(2005)9/25、新調入魂式。大工は笹原英穂。彫師は大西一生。縫師は川村雅美。 狭間:「神功皇后の凱旋」、「関羽と黄忠の戦い」、「源義経の八艘飛び」、「加藤清正の虎退治」。 露盤:「児島高徳 櫻木に詩を詠む」、「碁盤忠信」、「平知盛 壇ノ浦の合戦」、「鎮西八郎為朝 剛弓の場」。 高欄掛は退治物。「大巳貴命の大鷲退治」、「西塔鬼若丸の鯉退治」、「赤松円心の大蛇退治」、「後藤又兵衛の虎退治」。 幕:「阿吽の龍虎」。 松原自治会発行の赤本によりますと、 嘉永7年新調の松原村中ノ丁屋台→神西郡行重村へ売却 明治4年新調の棟梁大工直三郎氏制作の屋台→深志野村へ売却 昭和3年新調の岡本重作氏制作の屋台→? 昭和26年新調の麦本政雄氏制作の屋台→旧神崎郡船津村へ売却 昭和44年新調の岡本覚三氏制作の屋台→兵庫県立歴史博物館寄贈。 先代は昭和55年(1980)制作。現屋台の新調入魂式に共に担がれ、現在はJR姫路駅新幹線待合室に展示。 大工は岡本覚三氏。新調屋台は笹原氏 狭間:「神功皇后」、「関羽雲張」、「加藤清正虎退治」、「義経八艘飛び」。 高欄掛は「上杉謙信」、「武田信玄」と「牛若丸」、「弁慶」。 |
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八家⇒シデの色は黄赤。 =平成26年(2014)10月5日、新調入魂式。大工は地元の大工。彫師は木下彫刻工芸(木下健司)。 露盤:「登竜門」。 挟間:「川中島の合戦」、「秀吉本陣 佐久間の乱入」、「石橋山の合戦」、「稲荷山の合戦」。 水引幕:「龍虎」。 高欄掛:「鷲尾三郎の熊退治」、「三浦介義純 九尾の狐退治」、「鎮西八郎の大蛇退治」、「仁田四郎 猪退治」。 往古よりあり。 先々代は昭和48年制作。 先代は平成5年(1993)10月10日、新調入魂式。大工は地元の大工。彫師は中山龍雲。6年、狭間新調。7年、漆塗り、錺金具新調。12年、伊達綱新調。露盤。 新調に伴い、香寺町北恒尾(櫃倉神社)に嫁入り。 狭間:平成8年新調。彫師は二代目中山龍雲。「秀吉本陣佐久間の乱入」、「稲荷山の合戦」、「頼朝朽木隠れ」、「川中島の合戦」。 露盤:「阿吽の龍」。 高欄掛は平成12年新調。退治物「源頼光の酒呑童子退治」、「加藤清正の虎退治」、「坂田金時の鯉退治」、「甲賀三郎の飛龍退治」。 幕:「龍虎」。 |
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宇佐崎⇒シデの色は黄。屋台蔵は平成25年9月8日、竣工式。 =平成29年10月8日。新調入魂式。24年ぶり。 狭間新調。神事は平成30年9月23日。彫師は富山県砺波市の山下木彫工房(山下継浩)。 「源義平と平重盛一騎打ち」、「円教寺 弁慶の鏡井戸」、「巴御前の雄姿」、「熊谷次郎直実と平敦盛」。 令和元年(2019)9月22日、完成式。 往古は宇佐崎地区は(東・中・西)三台の屋台を出しており、西が氷上市石生新町が使われている。 五先代は明治33年(1900)〜昭和7年(1932)。地元の大工の武田達次の作。新調した昭和8年(1933)に加古川市志方町原へ売却。(昭和10年(1935)、11月説もあり)。平成20年(2008)5/18、里帰り。いずれは資料館に展示したいと仰っている。 狭間は「戻り橋の鬼」、「弁慶三井寺の鐘」、「小督局琴の曲」、「巴御前の勇戦」。 四先代は昭和8年(1933)制作。 三先々代は昭和41年制作。現・生野町の生野2区。 先々代は昭和54年(1979)制作。大工河野屋台製作所。は同市太尾へ。(昭和54〜平成4年)。平成6年に同市豊富町の太尾町が購入。 ただし露盤・挟間・衣装・舁き棒は購入時に更新。 先代は平成5年(1993)10/3、新調入魂式。大工は河野屋台製作所。彫師は南部寿宣(井波)。 同市香寺町南恒屋へ。 狭間:「秀吉本陣佐久間の乱入」、「村上義光錦の御旗奪還」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「布引四段目 小櫻責め」。 露盤:「朱雀」、「玄武」、「青龍」、「白虎」。 高欄掛は平成11年新調。給梍刺繍工芸の作。「頼朝初陣」、「五條大橋 牛若丸と弁慶」、「義経八艘飛び」、「那須与一扇の的」。 幕:「龍」。 |
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中村⇒シデの色はブルー。屋台蔵は庄屋の土蔵を明治26年9月吉日に釈迦堂付近から移転。 =平成13年(2001)10月8日、新調入魂式。大工は宮本住建(宮本昌治)。 彫師は初代中山龍雲。昭和54年制作。先代屋台より引き継ぐ。 彩色は平成13年、塗師は京都の安川如風。 平成23年、衣裳新調。高欄掛、水引幕「龍虎」、太鼓内襦袢、太鼓打頭巾、伊達綱。祭典関係者の衣裳も新しくなる。 狭間:「天の岩屋戸」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「村上義光 錦の御旗奪還」、「秀吉本陣佐久間の乱入」。 露盤:「加藤清正虎の退治」、「仁田四郎の猪退治」、「西塔鬼若丸の鯉退治」、「弁慶 五条大橋」。 高欄掛:平成23年、川村刺繍により復元新調。川村刺繍さんに頂いた中村屋台衣裳新調パンフレットを参照すると退治物で、 朱雀:南(屋台正面)=「源頼政の鵺退治」。頭が猿、胴が狸、手足が虎、尾が蛇という「鵺」を源 頼政が退治する場面。古典「平家物語」の説話の一場面。屋台正面を飾り邪気を祓う。今回新調のこだわりは「顔」凛々しく、鵺をにらみつける顔と目線。 玄武:北(屋台後正面)=「西塔鬼若丸の鯉退治」。「鬼若丸」は「弁慶」の幼名。村人を襲う怪魚を鬼若丸が小太刀を持ち、退治する。弁慶は書写山 圓教寺で修行していたが、寺を焼き弁済のため刀狩をしていた時牛若丸と出会う。 青龍:東(屋台正面右)=「鎮西八郎の龍退治」。有田郷の白川の池にすむ 龍を鎮西 八郎「源 為朝」が朝廷の命で、里人を救う為強弓をもって、退治する。為朝と龍の目線に注目! 白虎:西(屋台正面左)=「和藤内の虎退治」。国姓爺合戦の一場面。伊勢皇太神宮の護符をかざし千里ヶ竹から飛び出した虎を素手で退治する。唐人の父と和の母を持つ武将和=日本人でも藤=唐人でも内=無いが「和藤内」の名前の由来。 幕:「黄虎の図」。 初代とすると、文明5年(1473)頃の作。 二代目は江戸末期の作。 三代は明治24年制作。 四代目は大正14年制作。 先々代は昭和39年〜53年。大工は宮本長治。 先代は昭和54年9月30日完成で平成12年まで使われる。大工は宮本長治。 |
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妻鹿⇒シデの色は朱赤。 =平成20年(2008)9/28、新調入魂式。17年ぶりの新調。大工は木下工務店(木下公一)。露盤は平成21年新調。 挟間:「川中島の合戦」、「本能寺の変」、「曽我五郎大磯驀進す」、「関ヶ原の合戦」。 露盤:「神功皇后 応神天皇平産す」、「久津里」、「黒田官兵衛孝高の初陣」、「妻鹿孫三郎の合戦図」。 高欄掛:平成20年制作。「神功皇后 応神天皇平産す」、「久津里」、「黒田官兵衛の初陣」、「妻鹿孫三郎の合戦図」。 幕:「阿吽の龍虎」。 昭和8年(大工は福田瀬次)、昭和39年、昭和52年も作られる。 先代は平成3年(1991)制作。大工は木下工務店(木下公一)。5年、漆塗り。幕は「龍虎」。 露盤、狭間は昭和58年、初代中山龍雲。「川中島の合戦」、「本能寺の変」、「曽我五郎大磯驀進」、「加藤清正 山路将監の血戦」。 高欄掛:平成10年、「赤松政則の合戦図」、「黒田職隆、孝隆親子の合戦図」、「妻鹿孫三郎の合戦図」、「母里太兵衛友信の合戦図」。 |
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松原=獅子屋台。令和4年9月23日、屋台入魂式。18年ぶりの新調。 42歳の厄年の練り子が担当。 妻鹿=だんじり。平成20年(2008)9月28日、新調入魂式。30年ぶりの新調。 |
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丹鶴=歌舞伎狂言を演じるための芸屋台。宝暦8年(1758)の「八幡宮神事規式定」には、木場、宇佐崎、木場西、妻鹿から出したと記されている。いつの間にか消滅。 | |||||
飾東町志吹542 | 白山神社 | 10/連休土曜 | 屋台1台休止 | 北山=昭和初期購入。昭和50年代後半より休止 | |
屋台廃絶 | 志吹 | ||||
飾東町塩崎815 | 春日野神社 | 10/連休日曜 | 神輿 | 旧・郷社 | |
子供屋台4台 | 塩崎、豊国、春日野、上原田 | ||||
飾東町小原624 | 熊野神社 | 10/連休日曜 | 子供屋台 | ||
飾東町八重畑1293−4 | 春日神社 | 10/連休日曜 | 子供屋台 | ||
飾東町山崎1623 | 清水八王子神社 | 10/連休日曜 | 子供神輿 | ||
獅子舞 | |||||
飾東町山崎1662 | 山崎八王子神社 | 10/連休日曜 | 神輿 | ||
獅子舞 | |||||
飾東町豊国584 | 大年神社 | 10/連休日曜 | 屋台廃絶 | 屋台があったらしい | |
北原字宮西1098 | 北原八幡神社 | 10/14、15 | 屋台廃絶 | 北原 | |
明治末か大正初めより中止。大太鼓と泥台は残っている。屋台庫は昭和40年頃まで残っていた。現在は精米所。往古は松原八幡神社に宮入りしていたらしい。 | |||||
四郷町坂元406 | 春日神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
6/初旬 | 湯立神事 | ||||
四郷町山脇358 | 若宮印鐸大神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
獅子舞 | |||||
四郷町本郷字宮山560 | 大年神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
四郷町見野字坊ノ垣内11 | 大年神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
四郷町見野字貝淵601 | 大年神社 | 7/上旬 | 湯立神事 | ||
10/連休土日 | 屋台1台 | ||||
獅子舞 | 子供相撲 | ||||
四郷町東阿保41 | 国王社 | 7/4 | 湯立神事 | ||
10/連休土日 | 例祭 | ||||
四郷町上鈴11 | 大歳神社 | 6/下旬 | 湯立神事 | ||
10/連休土日 | 屋台2台 | 上鈴、西御着 | |||
子供神輿 | |||||
四郷町中鈴182 | 天満神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
6/下旬 | 湯立神事 | ||||
四郷町明田字下道居706 | 新羅神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
獅子舞 | |||||
明田(あけだ)=昭和61年制作。幕の図柄は「追い龍」。高欄掛は「龍、虎、鯉、鷲」の退治物。 大正の頃から屋台あり。昭和52年、26年ぶりに復活。休止中は子供たるみこしの秋祭りをしていた。 |
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奥山556 | 麻生八幡神社 | 10/連休土日 | 屋台&壇尻 | 奥山 | |
屋台廃絶 | 継 | ||||
獅子舞 | |||||
奥山=昭和2年制作。大工は福田瀬次。彫師は堤義法。挟間は「村上義光 錦の御旗奪還す」、「神功皇后 応神天皇平産す」、「秀吉本陣 佐久間の乱入」、「安宅の関」。 幕は「加藤清正の虎退治」、「源義家の龍退治」。高欄掛は「神武天皇東征」。 |
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飾東町佐良和963 | 大歳神社 | 10/連休土日 | 子供屋台1台 | ||
花田町加納原田字ノ坪161 | 加納神社 | 10/連休土日 | 子供屋台3台 | ||
獅子舞 | |||||
花田町一本松字宮ノ前399 | 五霊天神社 | 10/連休土日 | 子供屋台1台 | ||
花田町勅使字字高川原422 | 大歳神社 | 10/連休土日 | 子供屋台1台 | ||
加納原田・一本松・勅旨は合同で、毎年持ち回りで各神社を訪問し、3町で練り合わせを行う。 | |||||
花田町小川字山ノ下495 | 天満神社 | 10/連休土日 | 神輿 | 獅子舞 | |
子供屋台1台 | |||||
花田町上原田字星谷608 | 若宮神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | 本宮には春日野社(飾東町塩崎)に宮入りする | |
御国野町御着字東ノ丁955−2 | 大歳神社 | 10/連休土日 | 神輿 | 地元では大歳神社・五社宮神社・妙見神社の3社をまとめて大歳神社と言っている | |
屋台1台 | |||||
獅子舞 | 雌獅子の舞 | ||||
深志野⇒屋台蔵は深志野1038.新調に伴い天井を作り替える。 =令和元年(2019)9月14日、新調入魂式。36年ぶりの新調。彫師は木彫 高場。 先代は子供屋台。 |
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兼田609 | 兼田大年神社 | 10/15 | 屋台廃絶 | 上兼田、下兼田 | |
6/下旬 | 湯立神事 | ||||
屋台=明治末年に中止。地蔵尊の屋根に使われている。 | |||||
平成20年(2008)10月5日付けのの神戸新聞によると、「10月4日に明治45年(1912)以来の神社の改築があり地元住民ら約四十人が祝った。この日は、神事を厳かに執り行った後、宮大工らに感謝状を贈呈するなど、完成を祝った。十二日の秋祭りでは、改築を祝い、約四十年ぶりに獅子舞や太鼓の奉納がある」。とあるところから従来は神事のみと思われる。 | |||||
≪旧・神東郡≫ | |||||
豊富町御蔭2477 | 新次神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
獅子舞 | |||||
曽坂=制作年、大工は不詳。彫師は二代目松本義廣。狭間は「菅原道真公遊歩の場」、「神功皇后」、「大江山 頼光木渡り」、「名和長年後醍醐天皇お迎えの場」。 高欄掛は「龍、虎、鯉、鷲の退治物」。 |
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豊富町江鮒(豊富1375) | 甲八幡神社 | 10/連休土日 (元・15) |
神輿 | 神輿蔵は昭和58年10月竣工 | |
屋台15台 | 江鮒、酒井、重国、鍛冶内、橋爪、栗橋、津熊、太尾、藪田、砂川、金竹、細野、岩屋、黒田、仁色 | ||||
町練り | 中仁野、仁豊野、上砥堀、中砥堀、下砥堀 | ||||
獅子舞 | 金竹 | ||||
氏地は豊富町(豊富=江鮒、酒井、重国、鍛冶内、津熊、太尾・御蔭=籔田、砂川、金竹、栗橋、橋爪・神谷=細野・岩屋・黒田)と船津町仁色と香寺町中仁野・仁豊野・砥堀 | |||||
■豊富地区 江鮒⇒シデの色は赤。 =平成元年(1989)制作。平成6年高欄掛新調。 狭間:「布引四段目 小櫻責め」、「本能寺の変」、「安宅の関 弁慶義経徴打す」、「巴御前の雄姿」。 酒井⇒シデの色は赤に黄色。 ⇒宵宮は大歳神社、本宮は甲八幡宮に宮入り。 =昭和8年、制作。大工は豊富町重国の荻原清次。平成5年、川村商店で改修と露盤新調。平成10年、高欄掛新調。 狭間:「楠公子別れ櫻井の駅」、「鎮西八郎為朝の剛弓」、「曾我五郎大磯驀進」、「布引四段目 小櫻責め」。 先代の布団屋根は加西市北条へと売却。移動中の加西市山下町で引渡し。 重国⇒シデの色は白に赤。 =平成17年(2005)10/1(土)、完全完成入魂式。平成15年(2003)9/6新調入魂式。大工は宍粟市山アの居緕R工務店。 狭間は先代を利用。他は新調。 狭間:「天の岩屋戸」、「本能寺の変」、「曾我五郎大磯驀進」、「楠公子別れ櫻井の駅」。 高欄掛:「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」、「隠岐次郎左衛門怪鳥退治」、「加藤清正虎退治」、「西塔鬼若丸退治」。 先代は昭和45年に北今宿より購入。 鍛冶内⇒シデの色は白に緑。 =平成26年(2014)9月26日、改修入魂式。前回は平成5年改修。 狭間:先代のを利用。「神功皇后朝鮮出兵」、「加藤清正朝鮮出兵」、「日清戦争」、「日露戦争」。 先々代は明治30年代に船津町中野に布団屋根屋台を売却。 大正12年、姫路市野里の鍛冶町より購入。 津熊=平成8年棟、錺金具、高欄掛新調。9年漆塗り。幕は「龍虎」。 高欄掛:「龍、虎、鯉、鷲」。 先代もあり。 太尾⇒シデの色は青。 =平成24年(2012)9月9日、新調入魂式。本棒、太鼓、狭間以外を新調。大工は河野屋台製作所。 平成26年(2014)9月15日、完成入魂式。 明治38年、屋台蔵建造。その頃に姫路市栗山より購入。 先々代は昭和32年頃、飾東町豊国より購入。 先代(=宇佐崎先代屋台)は平成6年(1994)購入。宇佐崎では平成4年まで使われる。昭和54年灘の宇佐崎新調。8年伊達綱、高欄掛新調。河野屋台製作所が引き取る。 |
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■神谷(こだに)地区 細野⇒シデの色は紫・青。 =平成13年(2001)9/23、新調入魂式。大工は毛利工務店。 狭間:「安宅の関 弁慶義経徴打す」、「菅原道真公遊歩の場」、「本能寺の変」、「楠公子別れ櫻井の駅」。 高欄掛:退治物「鯉、虎、龍、鷹」。 加西市北条より布団屋台購入。昭和32年、屋台壊れ中断となる。 先代は昭和60年に飾磨より購入し復活。平成19年、高砂市東本町へ売却。 岩屋⇒シデの色は赤。 =平成5年(1993)10月3日、新調入魂式。7年漆塗り。8年錺金具の改修。露盤の彩色。 高欄掛:退治物「龍、虎、鯉、鷲」。 先代は大正期に加西で購入。 黒田=平成28年(2016)9月10日、新調入魂式。 大工は毛利工務店。錺金具は竹内錺金具。 初代は布団屋台。 二代目も布団屋台。かき手不足のため、昭和10年頃に加西市西上野に売却。 先代は 平成4年(1992)中古屋台購入し復活。平成5年高欄掛を灘の宇佐崎より購入。 平成28年7月31日、引取り。 狭間:「頼朝初陣」、「義経八艘飛び」、「那須与一扇の的」、「牛若丸と弁慶」。 |
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■御蔭(みかげ)地区 藪田=平成9年(1997)制作。大工は毛利工務店。10年漆塗り、 狭間:「本能寺の変」、「鶴ヶ岡八幡宮」、「曽我五郎大磯驀進」、「天神記」。 高欄掛:平成10年、「龍、虎、鯉、鷲」。 先代は昭和28年に西今宿から購入。 砂川⇒シデの色はオレンジ。 =平成11年(1999)制作。甲南興業の作。狭間の図柄は三代目松本義廣の模写と云われる。12年、漆塗り、錺金具新調。 狭間:「楠公子別れ櫻井の駅」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「芦屋道満童子問答の場」、「名和長年後醍醐天皇お迎えの場」。 先代は大正10年飾磨の清水町より購入し砂川を経て橋爪へ。彫師は二代目黒田正勝。 金竹⇒シデの色は黄緑。 =平成22年(2010)9月23日、新調入魂式。 平成24年(2012)9月9日、屋台完成式。 初代?は大正10年、布団屋根屋台新調?。昭和8年もしくは10年に、加西の高室地区に売却。 先代は平成4年(1992)飾磨の玉地より購入し復活。昭和47年新調。48年、漆塗り、錺金具。 平成21年まで使われ、姫路市仁豊野地区に嫁入り。 狭間:「神功皇后」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「桃山御殿 石川五右衛門取り押さえ」、「大江山 頼光木渡り」。 高欄掛:「源義家 龍退治」、「加藤清正虎退治」、「佐々木高綱」、「梶原景季」。 栗橋⇒シデの色はピンク。 =平成8年(1996)10月制作。 往古は布団屋台。 先代は昭和初期制作で重国の大工、荻原清次師の作。平成8年5月の豊富中学校創立50周年記念行事が担ぎ納め。 橋爪⇒シデの色は緑。 =平成11年(1999)砂川より購入。62年ぶりの復活。この屋台は大正12年に清水(恵美酒宮)より購入。彫師は二代目黒田正勝。 戦前には加東郡社町の絹常より購入した布団屋台があったが戦時中に加西市方面に売却し一時途絶える。 平成9年は屋台をリースして祭り再開の糸口とする。翌10年は不参加。 |
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仁色⇒シデの色は赤。 =平成10年(1998)制作。川村商店の作。屋根新調は平成2年(1990)、地元大工の作。泥台新調は昭和63年(1988)地元大工の作。 高さ4.56m。幅2.55m(伊達綱付けると約3.3m)。屋根幅1.85m。全長8.51m。 江戸末期は布団屋根。 二代目は明治初期〜大正14年。神輿屋根。福崎町井ノ口へ。昭和40年代までは白木屋根。 先々代は大正14年(1925)、飾磨の都倉より購入。昭和46年(1971)まで使われ埋められる。 先代は昭和8年(1933)灘の木場新調。昭和47年木場より購入。昭和47年〜平成9年まで使われ製造元の福善建設に里帰り。 |
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【町練り】 甲丘=江鮒内の子供山車。団地内しか出ない。 中仁野(東側の旧仁色新田のみ氏子)=宮入りはしないが神輿番は廻る。他の町練りの町は神輿番無し。仁色新田は明治初期には市川の中を担いで渡り、甲山を登って奉納していたらしい。 屋台は昭和7年制作。彫師は長谷川義秀。挟間:「戻橋の鬼」、「箙の梅−梶原景季生田の森の合戦」、「安宅の関」、「曽我五郎時致大磯驀進」。 昭和30年金具新調。平成10年高欄掛新調。[平知盛」、「源義経」、「弁慶」、「那須与一」。 上砥堀=子供屋台1台。 中砥堀=子供屋台2台。 下砥堀=子供屋台1台。 |
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金竹獅子舞(金竹獅子保存会)=市指定無形民俗文化財。 宵宮では、太鼓屋台の巡行の後、鎮守の土居八幡神社付近の金竹公会堂において、全曲全種類(11曲12種類)の舞が行われ、本宮では、甲八幡神社氏子各地区の太鼓屋台の宮入が完了した後、甲八幡神社拝殿前で、ボタン、曲舞、梯子獅子が奉納される。 舞は、次の庭舞10曲(導引、ボタン、曲舞、蝶、吉野、神楽、刀、相の山、棒、岡崎)と梯子獅子1曲2種類で、雄、雌が交互に舞う形式をとっている。この中でも梯子獅子はやや鋭角に組んだ高さ約7mの梯子上で神に雨乞いをすると伝承されている神楽を舞うものである。 |
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仁豊野185 | 泡子八幡神社 | 10/連休土日 | 屋台1台 | ||
仁豊野⇒昭和6年、先代屋台新調に合わせて建造。 =平成22年金竹より購入。 昭和47年飾磨の玉地新調。48年、漆塗り、錺金具。平成4年(1992)に金竹へ。 狭間:「神功皇后」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「桃山御殿 石川五右衛門取り押さえ」、「大江山 頼光木渡り」。 高欄掛:「源義家 龍退治」、「加藤清正虎退治」、「佐々木高綱」、「梶原景季」。 子供屋台各1台。獅子2頭。 先代は昭和6年制作。大工は重国の荻原清次。 |
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山田町南山田1139 | 竹の宮神社 | 10/連休土日 | 神輿屋台2台 | 北山田、西山田 |
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反り屋台 | 南山田 ※昔は3台とも反り屋台 |
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平成20年の秋祭りには、神社の玉垣を90年ぶりに新しくたので、祝賀として山田町6台の屋台が宮入した。 | |||||
北山田=昭和54年新調。大工は川村商店。55年に狭間の彩色。57年に漆塗り。漆塗りは砂川仏壇店。 狭間は花岡一門の作品?。場面は、「朝比奈三郎義子錣引き」、「宇治川の先陣争い」、「曽我五郎大磯驀進」、「三国志−関羽と忠黄の戦い」。 露盤の構図は、「五条大橋の出会い−牛若丸と弁慶」、「碇知盛」、「児島高徳」 「鎮西八郎為朝の剛弓」。 幕、高欄掛は、平成13年新調。幕の図柄は、「龍の珠取り図」。 高欄掛の図柄は「西塔鬼若丸鯉退治」、「加藤清正虎退治」、「隠岐次郎左衛門鷹退治」、「源義家龍退治(か八俣の大蛇退治?)」。 提灯は「阿吽の虎」。 平成12年まで使われていた幕は、麦本製総刺繍。図柄は、「龍の珠取り図」。
平成17年には総メッキ、伊達綱新調。
平成18年に法被新調。 先代は大正7年、現在の加西市北条町東南より購入。布団屋台で高欄、梵天、金綱など変えられ昭和55年に川村商店が多可町加美区豊部に売却。 元は加古川市志方町東中で新調の屋台と云われる。 |
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西山田=平成21年(2009)制作。大工は轄原建設(姫路市白浜町)。彫師は大西一生。金具は谷口錺金具。
平成23年10月2日、屋台完成式。漆塗り、錺金具、電飾、太鼓の新調。漆塗りは砂川仏壇店。
幕の図柄は、「阿吽の龍」。狭間は「菅原道真公 外国使節との接見の場」、「菅原道真公 天満大自在天神になる場」、「菅原道真公 剛弓の場」、「菅原道真公 雷神化身の場」。
露盤は「阿吽の龍と風神、雷神の図」。高欄掛けは、平成14年新調「源頼政鵺退治」、「安倍の泰親 九尾の狐退治」、「渡辺綱茨木童子退治」、「源義家龍退治」。新調した屋台に使用。 以前の高欄掛の図柄は、「源平合戦」。 平成12年頃に法被、幟を新調。 平成14年、乗り子の頭巾と襦袢を新調。 三先代屋台は、大正9年、現在の加西市坂元町より新調して間もない白木の布団屋台を購入。 先々代は、昭和53年に神崎郡より神輿屋根型屋台を購入。 先代は昭和60年頃新調。棟は毛利工務店製作。金具は先々代屋台の金具を受け継ぐ。63年に漆塗り。平成21年、泥台、枡組などを改修して朝来市竹田町新町に嫁入り。 狭間の作者は花岡義一。「大江山 頼光木渡り」、「巴御前の雄姿」、「布引四段目 小櫻責め」、「石橋山の合戦−源頼朝の木隠れの場」。 露盤の構図は、「龍」。 |
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南山田=大正3年(1914)制作。平成18年(2006)改修。 彫師は堤義法。狭間の場面は「天の岩戸の変」、「平維茂紅葉狩」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「楠公子別れの桜井の駅」。 幕、提灯は、絹常の作。幕の図柄は、「龍虎」。提灯は、大正15年、絹常の作。「阿吽の龍」。 高欄掛:京都の川島織物の作。「隠岐次郎左衛門怪鳥退治」、「源頼光酒呑童子退治」、「児雷也の大蛇退治」、「坂田金時鯉退治」。 平成13年に、脇梵天のシャチを新調。 平成15年、法被新調。 平成18年に、播州屋台工房まつりやにて本棒、脇棒の研磨磨き、泥台、高欄、四本柱、閂と高欄掛、屋根の白綱を新調した。 同じく川島織物で幕の修復と乗り子の頭巾と襦袢を新調。 令和3年に川村刺?で布団屋根を青色、伊達綱を青白に代えて新調。 |
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北山田は獅子舞。西多田は長持ちを奉納。 | |||||
山田町東多田 | 大歳神社 | 10/連休土日 | 屋台1台(神輿) | ||
昭和22年飾磨区栄町で制作。33年まで使われ、その後姫路市高岡の今宿にあった安積温泉で展示。昭和50年に東多田が購入。平成18年に法被新調。平成22年に本棒、脇棒、泥台を新調。 彫師は花岡正一。狭間は先代の布団屋台から受け継ぐ。「村上義光錦の御旗奪還の場」、「三国志−関羽と忠黄の戦い」、「二代周」、「金龍武王を護る」。 露盤は「須佐之男命八岐の大蛇退治」、「村上義光錦旗奪還の場」、 「桜井駅楠公父子訣別の場」 「源頼光酒呑童子退治」。彫師は三代目松本義廣。 高欄掛は絹常の作。「加藤清正虎退治」、「隠岐次郎左衛門怪鳥退治」、「児雷也の大蛇退治」、「源為朝の龍退治」。 幕は滑%烽セんじり店の作「龍の珠取り図」。 先代は布団屋台。 |
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山田町西多田(多田920) | 諏訪神社 | 10/連休土日 | 屋台1台(反り) | 明治27年制作。 | |
西多田⇒平成10年、公民館・屋台蔵を建造。平成17年、屋台新調に伴い扉を高くするなど屋台蔵を改装。
=平成17年(2005)新調。大工は三木市の宮脇建設。金具は竹内錺金具店。 狭間は明治27年、久保経一長正の作を受け継ぐ。場面は「大江山源頼光木渡り」、「金龍武王を護る」、「三国志―諸葛亮孔明の空城の計」、「弁慶三井寺の鐘を投げ捨てる」。 幕の図柄は「平清盛安芸の宮島」。 高欄掛は灘の木場から甲八幡の船津町仁色さらに西多田へ嫁入りした。 図柄は 「隠岐次郎左衛門怪鳥退治」 「源頼光土蜘蛛退治」 「西塔鬼若丸鯉退治」 「加藤清正虎退治」 衣装は刺繍のおくむら請負。 先代屋台の衣装は、幕、提灯、高欄掛共に絹常製で図柄は「一の谷の合戦」。 平成13年には、白地に金糸で「西多田」の文字が刺繍された提灯が新調された。 平成25年、刺繍のおくむらで胴締めの綱新調。 令和5年に城谷刺繍で布団屋根を黒⇒赤色に変更と乗り子襦袢の新調。 先代屋台は三木市細川町垂穂に嫁入り。布団の色、狭間、提灯、担き棒は変えられているが、金具類、高欄、泥台は、西多田の時からの物である。 なお購入先として安富町安志又は市川町瀬加より購入の説あり。 |
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山田町牧野456−1 | 大歳神社 | 10/連休土日 | 屋台1台(反り) | ||
明治34年に菅公千年記念に曽根天満宮氏子の高砂市曽根南ノ丁で新調。彫師は二代目松本義廣。 大正9年、現在の加東市社町方面より購入。 平成23年に美匠にて屋台を大改修。大工は笹原建設。
布団屋根、井筒、四本柱、高欄、脇棒、脇棒受けと幕、高欄掛、提灯を新調。
飾金具のメッキ、新たに高欄掛、脇梵天の追加新調。
狭間は「菅原道真公遊歩の場」、「鶴ヶ岡八幡宮」、「平忠盛祇園の社油注ぎの怪僧を捕える」、「曽我夜討の図」。 幕の図柄は龍の珠取り図。提灯は阿吽の虎。高欄掛けには鯉、虎、怪鳥、八俣の大蛇退治の刺繍。 梵天は、前後が「海老」、左右は「龍」。
平成12年頃には、担き棒、泥台を新調。屋根の白綱は、昭和57年に新調。 平成18年に法被新調。 |
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船津町宮脇(船津町2989) | 正八幡神社 | 10/連休土日 | 屋台6台 | 宮脇、御立、大沢、上野、中野、八幡 | |
子供屋台2台 | 御立、大沢 | ||||
龍王舞 | 宮脇、中野 | ||||
宮脇=平成25年(2013)4月29日、新調入魂式。 平成27年(2015)9月22日、完成式。大工は塩見建築。伊達綱は城谷刺繍。錺金具はきたかど錺金具。 彫師は砺波の山下木彫工芸(山下継浩)。 挟間は「天孫降臨」、「神功皇后 応神天皇平産す」、「黒田官兵衛 英賀浜の合戦」、「佐久間玄蕃 奮戦の場」。 先代は昭和3年、姫路市御幸新調。大工は北原の福田。翌4年、露盤新調。松本義廣の作。平成11年改修。 香寺町中村より購入。 狭間は2代目松本義廣の作。「天の岩屋戸」、「梶原景季 生田の森」。三代目黒田正勝は「鎮西八郎為朝の剛弓」、「太田道灌 山吹の里」。 御立=平成16年(2004)9/23新調入魂式。まつりかわにし播州屋台工房請負。大工は荒池建築工芸(荒池清則)。彫師は木下彫刻工芸。衣裳はまつりかわにし播州屋台工房。 露盤、狭間は平成17年追加。露盤は「四神」。狭間は「川中島の合戦」、「桶狭間の合戦」、「真田幸村家康本陣急襲」、「秀吉本陣佐久間の乱入」。 漆塗りは平成18年の予定。 水引幕は「龍虎」。 高欄掛は退治物。「源頼光 酒呑童子退治」、「源頼政 鵺退治」、「隠岐次郎左右衛門鷲退治」、「西塔鬼若丸 鯉退治」。 先々代は制作成年代は不詳。前後菊水紋、左右巴紋、昼提灯使用(幕とセットの絹常?)。 戦時中の金属供出により、金具類を国家に提供。しかしながら、現在でも高欄・泥台は練習太鼓用として使用されている。 先代は昭和46年頃に東今宿より購入(白木屋根)。 狭間は、「布引四段目 小櫻責め」、「鎮西八郎為朝剛弓」、「村上義光錦の御旗奪還」、「曽我五郎大磯驀進」。 水引幕は明治期の作?。絹常三代目常三郎の作。「川中島の合戦」。 高欄掛は平成元年に荒川神社氏地の町坪より伊達綱とともに購入。退治物。「鵺、百足、鯉、虎」。 幕・太鼓については先々代の物を使用。 大沢=平成7年(1995)制作。8年漆塗り。宇佐崎の露盤を付ける。9年錺金具新調。 狭間は「秀吉本陣佐久間の乱入」、「布引四段目 小櫻責め」、「村上義光錦の御旗奪還」、「楠公子別れ櫻井の駅」。 先代もあり。 |
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上野=平成15年(2003)新調。反り屋根。 布団の色は黒。梵天は海老。脇梵天は唐獅子。天幕は市松模様。屋根絞りは金綱。 先代は反り屋根屋台。大正末期に青年団が加西市北条町本町より譲り受け担いで帰ったと云われている。 |
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中野→毛獅子2匹奉納。 =平成14年(2002)9月16日、御披露目。10/12入魂式。 狭間は「川中島の合戦」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「安宅の関 弁慶義経徴打す」、「巴の勇戦」。 高欄掛は「川中島の合戦」。 先代は明治30年代に豊富町鍛冶内より布団屋根屋台を購入。同40年代に神輿屋根に改造。昭和初期に昼提灯吊るしていたらしい。 |
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八幡=平成元年(1989)制作。2年錺金具新調。3年漆塗り。 露盤は「唐獅子」。 狭間は「天の岩屋戸」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「頼朝朽木隠れ」、「大江山 頼光木渡り」。 高欄掛は退治物。「龍、虎、鯉、猪」。 先代あり。 |
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下垣内=唐獅子奉納廃絶。 氏地として他に三又、瑞岡もある。 |
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≪旧・印南郡≫ | |||||
大塩町汐咲1−50 | 大塩天満神社 | 10/14、15 | 屋台6台 | 大塩町東之丁、〃 宮本丁、〃 中之丁、〃 西之丁、高砂市北浜町西浜、 〃 北脇 | |
屋台廃絶 | 別所町小林、高砂市牛谷 | ||||
壇鶴廃絶 | 6台はあったようだ | ||||
毛獅子 | 県指定重要無形民俗文化財。8地区より | ||||
宵宮は屋台6台の練り合わせ。夕方からは毛獅子の7頭による毛獅子の乱舞。 本宮は神社境内で毛獅子8頭の道中舞。続いて6台の練り合わせが22時頃まで行われる。 |
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大塩町東之丁⇒シデの色は青色。 =平成20年(2008)9/21、新調入魂式。22年(2010)9/26、完成式。 伊達綱は令和4年(2022)新調。 先々代は昭和47年制作。 先代は昭和63年(1988)制作。昇魂式は平成19年(2007)12/30。姫路市矢倉西に売却。 彫師は二代目中山龍雲。露盤は昭和59年。狭間は平成5年。 高欄掛は昭和61年。幕は平成8年。 |
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〃 宮本丁⇒シデの色は赤色。 =昭和8年(1933)制作。平成18年、屋根・四本柱・高欄・担棒・泥台を新調。20年10/4、完成お披露目。 狭間は昭和8年、三代目松本義廣。「天の岩屋戸」、「本能寺の変」、「曽我五郎大磯驀進」、「秀吉本陣佐久間の乱入」。 斗組・正角は令和4年(2022)新調。 高欄掛は平成29年(2017)、紀繍乃屋の作。「退治物4面」。 以前のは平成4年作で退治物「龍、虎、鯉、鷲」。 |
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〃 中之丁⇒シデの色は白紺。 =平成15年(2003)10/4新調入魂式。9/21搬入。大工は福喜建設。20年(2008)四本柱新調。 狭間の彫師は二代目松本義廣。「菅原道真公遊歩の場」、「布引四段目 小櫻責め」、「頼朝朽木隠れ」、「佐久間玄蕃と中川清秀の血戦」。 幕は「四頭の龍」。 高欄掛は「龍」、「虎」、「鯉」、「鷲」の退治物。 先代は昭和47年制作。加古川市西神吉町大国へ。 |
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〃 西之丁⇒シデの色は黄色。 =平成13年(2001)5月3日新調入魂式。 狭間は「菅原道真公遊歩の場」、「佐久間盛政 中川清秀の血戦」、「大江山 頼光木渡り」。 先々代は明治34年3月制作。 先代は平成元年制作。 |
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高砂市北浜町西浜⇒シデの色は緑色。 =平成16年(2004)本体を新調。平成18年(2006)狭間・錺金具・正角を新調。漆塗りを施して完成。 平成19年(2007)露盤を新調。 彫師:姫路市土山の大西一生。 狭間復元新調「菅原道真公遊歩の場」、「天の岩屋戸」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「安宅の関 弁慶義経徴打す」。 露盤:「渡辺綱 茨木童子退治」、「史跡 藤ノ井の場」、「川中島の合戦」、「畠山重忠 鵯越え」。 高欄掛は平成14年作で退治物「鷲、鯉、龍、虎」。 先々代は昭和24年制作。狭間は三代目・松本義廣の作。 先代は平成元年(1989)10月制作。狭間は前の屋台のを利用。 |
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〃 北脇⇒シデの色は白赤。 =昭和62年(1987)制作。大工は毛利工務店。 平成18年、屋台の棟、斗組、正角、井筒、四本柱、高欄と伊達綱、乗り子頭巾、獅子を新調。 狭間は「梶原景季 生田の森」、「本能寺の変」、「安宅の関 弁慶義経徴打す」、「巴御前の勇戦」。 高欄掛は平成元年作で退治物「酒呑童子、飛龍、虎、鯉」。 先代は中島で昭和10年制作。43年売却。 |
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【屋台廃絶】 別所町小林、高砂市牛谷=明治32年〜大正初期まであった。和田山町竹田の上殿へ。 |
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◎壇鶴 享保18年(1733)「書合之事」は壇鶴(「だんづる」「だんずり」とも)道中の順番を東・西・中の三所連中が9月1日に籤を引いて決めること等を定めている。並び順を示したと思われる図から6台あったと思われる。 ・宮本丁=「永代帳」に昭和4年に「山車(壇尻)の寄進があったと記されている。 ・中之丁=屋台蔵に残されている壇尻は昭和初期まで使われていた。「永代帳」には明治以降も壇尻で浄瑠璃や芝居があったと記されている。 ・臨済宗清勝寺阿弥陀堂の厨子は壇鶴転用で西(西之丁と中之丁が分かれる以前か?)のものと伝わることから、江戸末期の作と思われる。 |
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【毛獅子】 平成元年、県重要無形民俗文化財に指定。獅子舞は始め6頭の獅子で舞われたと文献に伝わっているが現在は8頭で獅子舞を奉納。 北脇町の舞=暗い洞窟に潜んでいて神の恩恵を浴しない獅子が牡丹の花にあやされて洞窟を出てくる。 西浜町の舞=外にあやし出された獅子は神の恩恵に浴して万物が生き生きと幸福に繁栄している世界を初めて眺め、生を歓喜し舞う。 大塩町西之丁の舞=晴々とした稔り豊な広場に踊り出た獅子は限りなき天地の神の恩恵に歓喜して舞う。 大塩町中之丁の舞=歓喜と感謝に充ちて獅子の興奮は絶頂に達する。 大塩町宮本丁の舞=感謝の喜びを現して激しく舞う獅子も漸く疲労の色が見え始める。 大塩町東之丁の舞=再び元気を回復した獅子は神の恩恵に歓喜し、天を仰いで感謝しつつ舞い納める。 牛谷町・小林町の舞=上記の舞とは別のもので独特の趣向を表現して舞う。 |
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的形町的形1249 | 湊神社 | 10/13、14(毎年) | 渡御 | 湊神社より御旅所の八幡神社へ | |
屋台7台 | 児島、地、南山河、北山河、福泊、大鳥、仮屋 | ||||
子供屋台6台 | 児島、地、南山河、北山河、福泊 | ||||
宵宮:13時〜16時まで神社境内で屋台7台が屋台練り。 本宮:11時から屋台7台宮入り。14時から渡御行列の後、小高い山上の御旅所(八幡神社)に巡行し、19時から駅前で屋台練り。 |
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渡御=児嶋の御前幟を先頭に、御供物箱、金幣、鼻高、御飾弓、御旗、御弓、御鉾、御鎌、御山刀、御毛槍、金幣、白幣の後、神職、氏子総代、各町屋台が続く。 往古は神輿があり、天童馬、流鏑馬などもが行われた。 |
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児島⇒シデの色は赤色。 =平成24年3月20日、新調入魂式。合わせて先代屋台の除魂式を行う。平成25年、完成式。福喜建設+岸本建築の作。 江戸後期よりあった。 先々代は昭和5年制作(大工は福田瀬次)。 先代は昭和49年(1974)制作。平成13年、漆塗り直し。平成24年3月20日除魂式。合わせて新調入魂式を行う。 狭間は先々代のを使用。彫師は二代目松本義廣。「天の岩屋戸」、「神功皇后」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「秀吉本陣佐久間の乱入」。 高欄掛は退治物「龍、鷲、狐、?」。 |
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地⇒シデの色は黄色。 =平成21年(2009)9月22日、完成式。 平成19年(2007)9月29日、新調入魂式。大工は清水建設。彫物(露盤・挟間)、衣装や錺金具などは旧屋台の物を使用。 令和4年(2022)漆塗替え・正角彩色。 彫物(正角)は前田貴史の作。伊達綱は新調。 初代は昭和初期作。 先代は昭和50年(1975)制作。平成11年、露盤、伊達綱新調。 |
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南山河⇒シデの色は赤色。 =平成25年(2013)9月28日新調入魂式。平成27年(2015)10月4日、完成式。清水建設の作。 露盤や擬宝珠を1.5倍にし、屋根正面には地元の守り神キツネ2体の装飾、周囲にはウサギやツル・カメを配した。 先々代もあり。 先代は昭和49年(1974)制作。12年、伊達綱新調。 狭間:「鶴ヶ岡八幡宮」、「本能寺の変」、「安宅の関 弁慶義経徴打す」、「巴御前の勇戦」。 高欄掛は平成7年作、「龍退治」、「虎退治」、「牛若丸」、「弁慶」。 |
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北山河⇒シデの色は青色。 =昭和58年(1983)制作。59年、漆塗り、錺金具。平成11年、伊達綱。13年、泥台、脇棒受け新調。 高欄掛は平成8年作、退治物「鬼、龍、鷲、飛龍」。 先代は明治中期制作。 |
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福泊⇒シデの色は薄い黄色。 =平成12年(2000)5月3日、新調入魂式。13年9月29日、完成入魂式。大工は福喜建設(福田喜次)。昭和54年、幕新調。 令和4年(2022)井筒金具新調。漆塗替え。 狭間:「神功皇后」、「布引四段目 小櫻責め」、「大江山 頼光木渡り」、「秀吉本陣佐久間の乱入」。 高欄掛は平成27年(2015)復元新調。「富士の巻狩り」。以前は昭和54年新調。 先々代は昭和3年制作。 先代は平成元年制作。棟のみ和田山町柳原に嫁入りしたらしい。 |
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大鳥(おおどり)⇒シデの色は濃い黄色。 =平成21年(2009)9月22日、新調入魂式。大工は福田工務店。彫師は白浜の棒谷雅敏。 平成24年(2012)狭間・露盤・金具の新調。漆塗り完成。 先代は昭和56年(1981)制作。57年、錺金具新調。58年、漆塗り。平成20年(2008)11/23、昇魂式。 |
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仮屋⇒シデの色はピンク色。 屋台蔵は平成25年(2013)地鎮祭。7月25日、屋台蔵棟上げ。 =平成25年(2013)9月22日、新調入魂式。大人屋台の復活。平成27年(2015)10月4日、完成式。毛利工務店の作。 先代(子供屋台)は昭和56年(1981)制作。58年、漆塗り。 往古は江戸末期〜明治期に屋台あったが廃絶。 |
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【屋台廃絶】 仮屋、鍋島⇒天保年間には屋台あり。 磯⇒天保年間には屋台あり、明治30年頃まで練られた。現在は公民館に屋台に使われた太鼓、乗り子頭巾、露盤、狭間、お迎え堤燈などが残されている。 麓=昭和30年代まで屋台あったが、売却した。 岩鼻⇒昭和30年代まで獅子壇尻があった。 |
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別所町別所687 | 日吉神社 | 10/連休土日 | 屋台2台 | 別所西、別所東 | |
毛獅子 | 市指定無形民俗文化財 | ||||
別所西=平成8年(1996)制作。シデの色はは青。 別所東=平成18年(2006)制作。シデの色はピンク。 先代は子供屋台。 |
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別所町北宿254 | 加茂神社 | 10/連休土日 | 子供壇尻1台 | ||
毛獅子 | |||||
別所町佐土字新畑313 | 白髪神社 | 10/連休土日 | 例祭 | ||
佐土新田(別所町佐土新字長尾64) | 山神社 | 10/連休日曜 | 子供神輿 | 昭和40年(1965)頃創建。以前は青年団の奉納芝居。 |