兵 庫 県
【北播磨】  
 

    加西市、小野市、加東市

   

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪加西市≫
 ■北条地区
 北条:福吉町、本町、南町、駅前町、御旅町、御幸町、笠屋町、宮前町、江ノ木町、住屋町、栄町、小谷、栗田、横尾、古坂、東高室、西高室、東南、西南、黒駒、曽根自治区、北条第三住宅自治区、古坂1丁目自治区、古坂2丁目自治区、古坂3丁目自治区、北条団地自治区、女鹿山自治区、清水団地自治会、カナダ村自治会、荒神山住宅自治区。
 富田:畑、窪田、西谷、吸谷、谷口、福居、坂元、吉野、谷、西上野、市村
 賀茂:福住、山下、東横田、西横田、鎮岩(とこなべ)、岸呂、東長、西長、東剣坂、西剣坂、中山、大柳
 下里:王子、東笠原、西笠原、三口、坂本、倉谷、野田、野条、琵琶甲、牛居、中西、段下、尾崎、大村、両月(わち)、戸田井(とたい)
 ≪北条の祭りの歴史(抄)≫
 ※播磨郷土研究 25号より抜き書き。なお酒見社とは現・住吉神社。
文化5年(1808):酒見社拝殿棟上げ=造り物色々かざり立て練込む
文化12年(1815):酒見社千百年祭=作り物、俄だん尻献上物数不知
文化15年(1818):「坂田 大宮」 岸村 新しき屋台出す 谷口村よりも出る
文政8年(1825):酒見寺 仁王門上棟式=やたい引きだんじり 数々なり
天保14年(1843):「坂田 大宮」谷口村屋台喧嘩口論
弘化4年(1847)酒見社立替砂持 作り物村々参り候
文久2年(1862)段下村 屋台作る
元治元年(1864)余田村四ヶ村「祭礼規定書」奉納屋台クジ引き
元治2年(1865)西高室村太鼓蔵棟札
明治12年(1879)本町が拝殿上棟式に合わせ伊保崎中町より屋台購入
明治20年(1887) 本町が屋台を神東郡某所に280円で売却
大正4年(1915)3月3日、播州鉄道北条支線(現・北条鉄道)の開通式に住吉神社の屋台19台登場。
平成27年(2015)4月4日(土)北条鉄道100年を記念し、北条節句祭の屋台13台が北条町駅西側の市道に整列。
北条町北条1318 住吉神社 4/1土日(元・3) 神輿2基 東郷、西郷
屋台15台 東郷(本町、横尾、東高室、古坂、西高室、南町、栗田、御旅町)
西郷(谷、小谷、笠屋、西上野町、市村、黒駒)
子供みこし 江ノ木町、古坂1丁目自治区、古坂2丁目
 ≪北条節句祭の行事予定≫
 ◎宵宮(土曜)
(10:00〜)本社祭典・浦安の舞
(12:00〜)屋台本社入り
(14:00〜)神輿出御
(14:30〜)御旅所祭典
(14:50〜)御旅所浦安の舞
(16:30〜)神輿・屋台 御旅所入り
(18:30〜)屋台引き取り

 ◎本宮(日曜)
10:00〜)御旅所祭典・浦安の舞
(11:00〜)屋台御旅所入り
(13:00〜)龍王舞=県指定無形民俗文化財。東郷・西郷の順。
(14:00〜)神輿出御
(14:20〜)本社浦安の舞
(15:30〜)播州加西あばれ太鼓
(16:20〜)屋台本社入り
(18:20〜)神輿本社還御
(19:00〜)龍王舞=県指定無形民俗文化財。西郷・東郷の順。
(20:00〜)鶏合せ=市指定無形民俗文化財。
(20:10〜)打ち別れ
(20:20〜)屋台の引き取り
 ■東郷8台
本町=昭和4年(1929)制作。姫路市白浜町松原の麦本屋台製作所の作。
梵天:前後に孔雀一対。
伊達綱:金色。
水引幕は川村刺繍の作。「宇治川の先陣争い」。
布団:黒。
昼提灯:絹常の作。「阿吽の龍」。
狭間:彫師は川原啓秀。「曽我五郎大磯驀進(矢の根)」、「川中島の合戦」、「清水一学の勇戦」、「赤穂義士両国橋引揚げ」。
昼提灯:「阿吽の龍」。絹常の作。

 初代は明治12年(1879)に伊保崎中町より購入するが、明治20年(1887)に神東郡(後の神崎郡)某所に280円で売却。
一説によると、ここは姫路市船津町上野と云われている。平成14年まで使われた。
 二代目は明治45年に神崎郡某所より購入。
横尾⇒屋台蔵は横尾公民館(北条町横尾243)併設。
=令和4年(2022)3月19日、入魂式。
明治15年制作。昭和56年(1981)改修。
令和5年(2023)3月19日、化粧幕新調御披露目。
梵天:前後に「海老」一対、右は「武者」、左は「霊峰富士」。
伊達綱:正絹の白色。
水引幕:川村刺繍の作。「浦島」。
布団:黒色。
挟間:彫師は花岡秀一。「楠公子別れ桜井の駅」、「曽我の夜討ち」、「曽我五郎大磯驀進」、「赤松弾正と長山遠江守の血戦」。
昼提灯:川村刺繍の作。「栄壽」。

 以前はだんじり。
東高室⇒屋台蔵は東高室公民館(北条町東高室838)隣り。
=昭和10年、姫路市豊富町より購入。
令和4年(2022)井筒金具新調。
梵天:前後に雌雄の鷲一対。
伊達綱:白色。
水引幕:明治3年、絹常初代常蔵の作。「浦島太郎と乙姫」。先代、先々代も保管。
布団:黒色。
挟間:彫師は鎌田秀一 他。「宇治川の先陣争い」、「伍子胥」、「佐久間玄蕃秀吉本陣乗込」、「金龍武王を護る」。
昼提灯:絹常の作。「阿吽の龍」。
古坂⇒屋台蔵は消防車庫併設。
=明治28年?制作。姫路市別所町の大西嘉七郎の作。
令和4年(2022)漆塗り。
梵天:前後に「鯱」一対。
伊達幕:金色。
水引幕:令和4年、水引幕新調。以前は平成12年、川村刺繍の作。「平清盛と安芸の宮島」。
布団:黒色。
狭間:彫師は花岡正一。「頼光木渡り」、「渡辺綱 羅城門の鬼退治」、「天神記 尊意僧正」、「菅原伝授手習鑑」。
昼提灯:川村刺繍の作。「阿吽の龍」。
西高室⇒屋台蔵は鎮守の大歳神社境内。
=昭和10年購入。
梵天:前後に「唐獅子」一対。
伊達綱:金茶色。
水引幕:「安芸の宮島と平清盛」。
布団:黒色。天幕は白色。
挟間:彫師は花岡義一。「朽木隠れ」、「宇治川の先陣争い」、「巴御前の勇戦」、「安宅の関」。
昼提灯:「夫婦岩」。

 屋台蔵建造は元治2年(1865)、これが屋台蔵の最古記録?と言われる。
 先々代は明治30年に河内に売却。この屋台は御輿屋根で明治5年姫路市重国新調で明治24年(1891)頃購入か。
 先代は明治32年制作。西高室町有文書によると、製作費は724円61銭。
南町⇒町内にお旅所(大歳神社)があり、境内に屋台蔵あり。
=明治36年11月、521円で神崎郡柏尾村より購入。
梵天:前後は「荒鷲一対と兎」。
伊達綱:金色。
水引幕は明治8年、二代目絹常の作。「義経八艘飛び」。元大塩八幡から購入。婦人会で修理をした。
布団:紺色。天幕は水色。
狭間:彫師は花岡義一。「戻橋の鬼」、「小督局琴の曲」、「張良と黄石公」、「大江山頼光の木渡り」。
昼提灯:令和4年(2022)新調。「阿吽の龍」。

 初代は明治25年以前に印南郡天ヶ原(現・加古川市)から購入する。
 先代は明治25年3月に神崎郡三又村より82円で購入し明治36年5月、156円余りで但馬に売却。 
栗田⇒屋台蔵は栗田公民館(北条町栗田230)横。
=昭和41年(1966)に八千代町三原より購入。
梵天:前後「海老」一対。脇「鳳凰」。
伊達綱:金色。
水引幕は昭和57年、五代目絹常の作。「平清盛と安芸の宮島」。
布団:紫色。
挟間:彫師は久保経一。「金龍武王の護」、「村上義光錦の御旗奪還」、「戻橋の鬼」、「赤松彈正と永山遠江守の血戦」。
昼提灯:「阿吽の龍」。

 先代は神崎郡市川町瀬加村より購入。大工は大西嘉七郎。
このとき、瀬加村より屋台を馬力(荷馬車)に乗せて辻川交番まで持ち帰って来たところ、“無許可でこんな長い大きなものを運ぶとは何事か”と降ろされてしまいました。
しかたなく一晩留め置き、翌日に村中総出で担いで帰ったと伝えられている。
昭和40年の台風23号で潰れる。
御旅町=姫路市別所町の大西嘉七郎の作。錺金具は姫路の川村商店。
梵天:前後は「海老」一対。
伊達綱:白色。
水引幕:「一ノ谷の合戦」。昭和63年、日本刺繍の作。
布団:紺色。
狭間:彫師は花岡義一。「神功皇后」、「金龍武王を護る」、「天の岩戸の変」、「楠公子別れ櫻井の駅」。

昼提灯:「鷹と鯉」。
東南、福吉、駅前、栄町=屋台は無いが、神輿奉納で参加。

古坂1丁目自治区、古坂2丁目は子供みこしがあるが、新興町のため宮入りはしないようだ。町内曳行のみ。
 ■西郷7台
⇒屋台蔵は平成13年建築。
=昭和10年(1935)制作。
梵天:前後は「海老」一対。脇は「兎を掴む鷲」。
伊達綱:金色。
水引幕:「龍虎」。平成18年、川村刺繍の作。
布団:黒色。天幕は白色。
狭間:彫師は堤義法。「天の岩屋戸の変」、「曽我五郎大磯驀進」、「宇治川先陣争い」、「大江山 頼光の木渡り」。
昼提灯:「阿吽の龍」。

 先代は大正期制作。
小谷(こだに)=昭和10年(1935)姫路市内より購入。黒駒の一本松までは馬力で運び、一本松から小谷までは担いで帰った。
梵天:前後は「鯱」一対。脇は「龍」。
伊達綱:黄金色。
水引幕:「平清盛と御神体を現した宮島弁財天」。昭和30年頃か?。絹常4代目雅康の作。
布団:黒羅紗色。
狭間:彫師は川原啓秀。「天の岩屋戸の変」、「曽我五郎大驀進」、「村上義光錦の御旗奪還」、「吉良邸討入り」。
昼提灯:「阿吽の龍」。

 先代は大正3年(1914)頃、通説では曽根の梅井より購入し、大正末期に加美町的場に売却と云われているが、
梅鬼さんからのメールによると、梅井には明治34年松本義廣作の狭間が残っているが、この狭間は柱間寸法(芯〜芯)が的場725mm、梅井798mmとサイズの違いから、的場屋台に収まる物では無い。また提灯の文字に西と書かれていたこと、そこでて阿弥陀西に屋台があり、同地区では北条の某町に売却されたという言い伝えから、証拠は無いものの阿弥陀西⇒小谷⇒的場では無いかと思われる。
この先代は大正3年の「住吉神社大祭典神輿及奉納之図」に掲載されている。
笠屋町=昭和21年(1946)頃に購入。
梵天:前後は「雌雄の飛龍」、脇は「飛龍」。
伊達綱:金色。
水引幕:「龍の珠取り」。絹常の作。
布団:黒色。天幕は白色。
狭間:「楠木正成の戦い」、「曽我五郎時致 矢ノ根の場」、「弁慶と牛若丸」、「熊坂長範の夜襲」。彫師は久保経一。
昼提灯:「阿吽の龍」。
西上野町=姫路市豊富町方面より購入。
梵天:前後は鯱一対。脇は鷹一対。
伊達綱:金色。
水引幕:「龍虎」。昭和63年、川村刺繍の作。
布団:黒色。
狭間:「源頼光鵺退治」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「壇ノ浦合戦 碇知盛」、「赤松弾正と長山遠江守の血戦」。

昼提灯:「阿吽の龍」。
市村=昭和8年(1933)福崎町長目より購入。
令和5年(2023)屋台改修入魂式。挟間は岸和田の彫健。梵天の鍍金は竹内錺金具商店。
令和4年(2022)は水引幕改修。
梵天:前後は「雌雄の飛龍」、脇は「鷹」。
伊達綱:「金色」。
水引幕:「川中島の合戦」。明治末期か大正初期の製?。絹常三代目 常三郎の作。
 令和4年(2022)3月13日、水引幕改修。御披露目。
布団:黒色。天幕は白色。
挟間:「天の岩屋戸の変」、「神功皇后」、「巴御前の勇戦」、「楠公子別れ櫻井の駅」。
 彫師は三代目松本義廣。泉大津の彫健(堀健二)により改修。
昼提灯:「鷹」。
 大正期までは神輿屋根だった。
黒駒=大正元年(1912)頃に曽根の高須より購入。
梵天:「鷲」。
伊達綱:「金色」。
水引幕:「龍虎」川村刺繍の作。先代は「波に浜千鳥」。
布団は黒。天幕は市松模様。
狭間:「堀川夜討ち」、「足柄山の金太郎」。彫師は久保経一長正。

昼提灯:昼提灯の代わりに房が付いている。
宮前=平成30年(2018)9月23日、搬入。これにより56年ぶりに15台の屋台の練りとなる。
福崎町山崎先代屋台を購入。令和5年(2023)3月19日、改修お披露目。屋根・錺金具メッキ、綱新調 など。
山崎は昭和3年、昭和天皇即位に合わせて新調。大工は麦本政男。彫師は川原啓秀。平成14年、幕新調。
御幸町・住屋町=屋台は無いが、神輿奉納で参加。

江ノ木(ごうのき)町=子供みこしは土日とも午前中のみ。往古は屋台あり。神輿奉納も参加。
畑町1062 高峰神社 10/2日曜(元・17) 子供みこし 窪田 
屋台3台 畑西組、畑東組、窪田 
子供屋台2台 西谷西、西谷東
(9:00〜)屋台集合(畑町凱旋門)
(11:00〜)神社宮入り、宮入り順は毎年交代。
(11:30〜)秋祭祭典、浦安の舞奉納、奉納相撲
(13:00〜)演芸大会(各町より出演もしくはプロを呼ぶことも)
(15:00〜)屋台引取り

(16:00〜)屋台打ち別れ
畑西組=反り屋根。屋根は白で布団は黒。梵天は前後に海老一対、
明治32年、福居村(現・姫路市)別所の大工、大西彦三郎の作。
彫師は二代目松本義廣。狭間は「児島高徳忠義桜」、「新田義貞稲村ヶ崎宝刀流し」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「?」。
金具は下間清平。
幕は「武者、龍」。
提灯は「阿吽の龍」。伊達綱は金色。

畑東組
反り屋根。屋根は白。布団はエンジ色。梵天は前後に鯱1対、脇に扇と鯱。
彫師は久保経一長正。狭間は「平清盛と御神体を現した宮島弁財天」、「加藤清正虎退治」、「佐久間玄蕃と中川清秀の血戦」、「?」。
幕は「追龍」。
伊達綱は金色。

窪田=反り屋根。昭和20年代制作。大工は姫路市豊富町重国の萩原清次。
彫師は長谷川義秀。狭間は「鎮西八郎為朝の剛弓」、「曽我五郎大磯驀進」、「村上義光錦の御旗奪還」、「楠公子別れ櫻井の駅」。
屋根は白。布団は黒。梵天は前後に鯱、左右に龍。伊達綱は金色。
提灯は「阿吽の龍」。幕は「龍の珠取り図」。


西谷東=布団屋根(5枚)。平成14年購入。屋根と布団は赤茶色。梵天は無し。伊達綱は白黒のねじり。
 平成13年までは神輿。

西谷西=反り屋根。町内の人の手作り屋台。
屋根は白色。布団は赤茶色。梵天は無し。伊達綱は紅白のねじり。
吸谷町502 大歳神社 10/17 例祭 元は高峯神社氏子
谷口町16 谷口八幡神社 10/2土日(元・17) 神幸式 神輿2基、相撲、竜王舞
屋台2台 福居町、坂元町  
屋台廃絶 谷口町、北条町西南
氏子は谷口町、福居町、坂元町、吉野町、北条町西南
神輿=文化13年(1816)8月10日坂田庄の村役が衆議検討し、2基の神輿を購入することに決め、銀1貫200匁を準備し、これを持って谷口村作大夫、岸村甚右衛門、吉野村忠次郎の3名が御堂前の問屋、大和屋吉右衛門を訪れ、銀1貫200匁にて2基の神輿を購入。神輿は9月8日に高砂に着き、翌9日に八幡神社に宮入りした。
2014年より車輪付き台車で別宮の三十番神宮へ屋台と共に巡幸するようになる。なお別宮へは隔年で渡御。
福居町=加西市唯一の神輿屋根。明治初期の作。彫師は黒田富長。狭間は「秀吉本陣、佐久間の乱入」、「加藤清正虎退治」、「四方田但馬守」、「明智佐馬介唐崎より坂本城に入る」。幕は「源義家と加藤清正虎退治」。
 
文政2年(1819)に布団屋根屋台を購入。

坂元町
=鎮守の大歳神社に太鼓蔵あり。反り屋根。狭間は「神功皇后」、「曽我五郎大磯驀進」、「村上義光錦の御旗奪還」、「本能寺の変」。
谷口町=文政2年(1819)の記録に屋台が記されている。

北条町西南
=屋台廃絶。明治末か大正初期頃に多可郡中町の奥中に売却。現在は徳畑天神社の春祭りに練り出されている。
福居町=龍王舞
野上町258 大歳神社 10/2日曜(元・旧9/9) 神輿
山田町512 新宮神社 10/2日曜 神輿
和泉町1190 有馬神社 10/2日曜 神輿
別府町甲1084−1 大歳神社 10/2日曜 神輿 氏子は別府、都染
地車1台
獅子舞=都染 相撲=別府
地車=江戸末期の作か?。大工 等は不詳。
平成24年(2012)、鎮座1100年祭を記念し、氏子の別府西町・中町・東町と都染町の四地区から成る富合北部まちづくり協議会が宝くじのコミュニティ助成事業から助成金250万円を受け昭和7、8年の曳行を最後に休止していた地車を約80年ぶりに復活。
復活にあたり、地元大工の別府智昭が修復、本体の洗い、担い(肩背)棒の取り付け、組み直し など。また欠損していた脇障子も彫り直す。
飾り幕一式は大阪府能勢町の(株)谷尾で誂える。
河内町658−1 山王神社 4/1日曜 神輿
屋台1台 申祭(さるまつり)
河内=神輿屋根型屋台。明治30年購入。挟間を保管する箱に明治5年(1872)重国村(現・姫路市豊富町)で新調と墨書きあり。
経路は重国村〔現・姫路市豊富町〕(明治5年〜)⇒加西市西高室(明治24年頃〜29年)⇒河内。
満久町627−1 八幡神社 11/23 山車
西剣坂町423 剣之宮王子神社 10/連休土日(元・17) 浦安の舞休止
氏地は旧・賀茂村全域(東横田、西横田、鎮岩[とこなべ]、山下)と旧・下里村段下。
王子町231 王子神社 4/下旬(元23) 神輿廃絶
屋台廃絶
獅子舞
氏地は旧・下里村全域( 段下除く=西笠原、中西、琵琶甲、野條、三口、坂本、倉谷、千の沢)、九会村(田原、網引、新村、栄、鶉野上、鶉野下)と旧・富合村。
段下町250 日吉神社 7/16 屋台廃絶 文久2年(1862)屋台制作
両月町38 大将軍神社 4/23 例祭
戸田井町140 大歳神社 4/23 例祭
明治22年の記録では下里村に屋台18台、九会村(田原、網引、新村、栄、鶉野上、鶉野下)に屋台6台あったが、おそらく日露戦争の自粛ムードで明治期に全て屋台廃絶。
 ■泉地区
 在田:上野、広原、殿原、鴨谷、北、佐谷、笹倉、越水、別所、上芥田、下芥田、中富
 西在田:上道山(かみみちやま)、下道山、若井、大内、上万願寺、下万願寺
 多加野:池上、和泉、河内、山田、野上、西野々、島、満久、馬渡谷、油谷、田谷、大工、鍛冶屋、国正、小印南、青野
上野町69−2 石部神社 10/連休土日 屋台、だんじり廃絶
神輿1基、子供みこし11基
子供相撲奉納
神輿は磯辺神社(越水町)に渡御し還御、途中で若王子神社(別所町691)及び磯崎神社(下道山町559)の両神輿と出会い、当社へ還御の後、神輿は各々本社へ還御する。
戦前は各氏子より屋台、だんじりを出し、能の奉納があった。
殿原=だんじりは戦前より休止。お堂に保管。
笹倉=だんじりはかつて公会堂に保管。
上野鴨谷佐谷広原上芥田下芥田越水=詳細不詳。
中富町1245 磯部神社 10/2日曜 神輿
上道山町239 熊野神社 10/17 例祭
下道山町559 磯崎神社 10/2日曜 神輿 子供みこし
若井町1476 礒崎神社 10/17 例祭
大内町974 五社神社 10/2日曜(元・旧9/9) 相撲
上万願寺町389 若一神社 10/2日曜(元・旧9/9) 神輿
往古は上野の石部神社へ神輿の渡御があったが、昭和以前に廃され、村芝居を演じるようになる。
池上町71−2 日吉神社 10/2日曜(元・旧9/9) 神輿6基、子供みこし2基 かつては7基
獅子舞
日吉神社を中心にして周辺約4kmの半径内にある7つの神社(甲乙和泉町、河内町、山田町、野上町、中富町、別府、都染町)の神輿が定まった順序で日吉神社に渡御して共同の祭典を行なう。
田谷町1265 八王子神社
公式HPへ
10/連休日曜 神輿2基 八王子神社(男神)、妙見社(女神)
子供神輿4基 餅まき
大工町418 稲荷神社 2/4 例祭
鍛冶屋町418 稲荷神社 9/15 例祭
 ■南部地区
 九会(くえ):繁昌、上宮木、下宮木、桑原田、中野、田原、網引、栄、鶉野(旧・鶉野新家)
 富合:別府(べふ)、常吉、山枝、都染(つそめ)、朝妻、豊倉、玉野、玉丘(旧・玉野新家村)、青野原町
繁昌町529 乎疑原神社 3/25 屋台廃絶
子供みこし15基 繁昌町、朝妻は2基
4/1土日(20年毎) 地車1台 次回は平成45年
かつて35ヶ村の総氏神。今は10ヶ村の総氏神。
氏子は旧・九会村の繁昌町、上宮木町、下宮木町、桑原田町、中野町と旧・富合村の朝妻町、豊倉町、常吉町、玉野町、玉野新家(現・玉岡)、山枝町
子供みこし=昭和57、8年頃より始まり、現在15基。
屋台戦前にあったが廃絶。戦後も2、3台神社に一部保存されていたらしいが、昭和50年頃に焼却処分されたという。
玉野・山枝=明治25年より廃絶したという。
中野=鎮守は稲荷神社。10月に神輿。
網引町842 八幡神社 10/連休土日 獅子舞
網引獅子舞=市指定無形民俗文化財。3年に1度奉納。明治20年、小野市来住町より習得。
13演目あり。「八嶋(やしま)、洞入り(ほらいり)、吉野(よしの)、幣の舞(へいのまい)、幕切り(まくきり)、攻獅子(せめじし)、勇獅子(いさみじし)、花遊び(はなあそび)、花掛かり(はながかり)、剣(つるぎ)、谷渡り(たにわたり)、唄獅子(うたじし)」。

 ≪小野市≫
 ■小野地区
   ⇒小野町、垂井、片山町(旧・久下山)・葉多、黒川、中、天神町(旧・奥)、浄谷(きよたに)、長尾、後谷(現:栄・大開)、島谷(現:日吉・大開)
本町299 八坂神社 10/祝日 例祭
西本町474 磐代神社 3/29 例祭
垂井町908 住吉神社
公式HPへ
7/31 夏まつり 子供相撲、夏まつり踊り
10/2日曜 子供神輿10基 大島町東、大島町西 等
 ≪行事予定≫ 
(11:00〜)例祭
(14:00〜)子供神輿渡御、市場太鼓奉納演奏
(15:30〜)還暦者特別神楽祈祷
(16:00〜)餅まき(還暦者による厄除け行事)
垂井町313 神明神社 7/16 例祭
中町273 大歳神社 9/13 例祭
天神町1188(旧・奥) 天満宮 7/24 屋台1台 飾付けのみ
子供神輿 盆踊り
屋台蔵の棟札には安政5年と書かれている。狭間は「獅子」。水引幕は明治36年、宮示製「龍虎」。
浄谷1610 若宮神社 10/14 例祭
長尾57 熊野神社 10/2日曜 例祭
栄町27 熊野神社 10/9 例祭
日吉町666 日吉神社 10/2日曜 例祭
 ■大部(おおべ)地区
   ⇒王子、敷地、高鹿喜、土橋、中島
王子町801 熊野神社
公式HPへ
10/2日曜(元・9) 子供みこし約15基
子供屋台 昭和63年制作
氏子は王子、葉多町、久茂、下大部町、片山町、高田、鹿野、喜多町、敷地町、古川町
敷地町1070 八幡神社 10/14 例祭
中島町276 大歳神社 10/14 例祭
 ■河合地区
   ⇒復井、河合中、新部、西、西森、三和、粟生
復井町1725 若宮八幡神社 10/17 例祭 復井町の下曾我井
復井町1358−1 王子神社 10/17 例祭 復井町の上曾我井
復井町青野ヶ原町 住吉八幡神社 10/連休日曜 獅子舞
河合中町2 新宮神社 10/17 例祭 新部町
河合中町161 八王子神社 10/17 例祭 王子、松院の一部
河合中町942 岩浪神社 10/17 例祭 河上
河合西町228−1 八王子神社 10/17 湯祭り 湯祭り
三和町841 鈴ノ神社 10/17 例祭
粟生町1489 近津神社 10/17 湯立神事 粟生町
粟生町1518 天満神社 10/17 例祭 粟生町島
 ■来住(きし)地区
   ⇒来住、下来住、西脇、福甸(ふくでん)、阿形、黍田
下来住661 鍬渓神社 10/連休日曜 屋台
往古は相撲奉納くらいしか行なわれなかったが、2区が昭和61年に屋台制作し、他3町内も神輿や屋台を作るようになる。
来住(きし)町=平成18年制作。同時に屋台庫も新調。
狭間は「安宅の関」、「菅公遊歩の場」、「神功皇后応神天皇平産す」、「川中島の合戦」。水引幕は阿吽の追い龍。

 先代になるのかな?昭和27年制作の神崎郡福崎町福田の屋台は小野市来住町に売却と云われる。
下来住町=反り屋根の子供屋台。2019年、地元在住の大工、大西建築(大西秀直)の作で寄贈された。
高さ2.3m。幅1.2m。長さ2.5m。
 以前は子供みこし。
1区=詳細不詳。
2区
=昭和61年軽トラックベースの屋台制作。17万円。
3区
=平成20年(2008)姫路の業者より反り屋根の屋台を購入。
 先代は平成4年(1992)に住人10数人で作った。
4区
=詳細不詳。
来住町1227 春日神社 10/初旬 例祭 来住町のうち岩倉
阿形町121 西脇若一神社 10/2日曜(元・旧9/9) 獅子舞 氏地は西脇町、阿形町
西脇町獅子舞=市指定無形民俗文化財。江戸期に村内に流行した疾病退散を祈願して奉納されたのが始まりと伝えられる。13種目の舞が披露される。
中でも「谷渡りの舞」は圧巻で、舞台に舞台に又状に組まれた約6mの梯子に2頭の獅子が舞い上がり、梯子の頂上で入れ替わり反対側へ降りていくものである。
加西市網引町の網引獅子舞(明治20年)、加東市大門の大門獅子舞は、西脇町から伝えられたとされている。
黍田996 大歳神社 9/12 例祭
 ■市場地区
   ⇒市場(旧称は太郎太夫)、樫山、山田、池尻、大島(西・東)
市場町671 大歳神社 9/13 例祭
樫山1447 山ノ神社 1/9 例祭
山田町橋形1102 住吉神社 10/14 例祭
池尻町151 大歳神社 9/11 例祭
 ■下東条地区
   ⇒中番、下番、菅田、小田、船名、浮坂、曽根、脇本、池田、中谷、万勝寺+久保木、高山
中番町1211 住吉神社 10/9 屋台廃絶
昭和30年頃まで練り歩いたが、老朽化した屋台蔵が倒壊して壊れる。昼提灯の木箱には明治30年の墨書きあり。
菅田町568 菅田神社 10/8 例祭
小田町1649 垣田神社 10/9 神輿2基 旧・県社
曽根町561 八幡神社 9/11 例祭
脇本町123−13 大歳神社 9/12 例祭
池田町444−36 祗園神社 7/14 屋台1台 原則として7年に1度
三段の平屋根。水引幕は「八岐大蛇退治」。
中谷199 八幡神社 10/10 例祭
万勝寺町369 熊野神社 10/2土日(元・9) 例祭
久保木町978 住吉神社 10/3土日(元・9) 神輿
屋台1台
獅子舞 明治10年頃、加東郡より伝わる
2019年、補助金1600万円(さらに地元も負担)し、神輿、獅子頭、屋台を修復。
久保木=1922年、加西市北条より購入と伝わる。2016年、2019年修復。
狭間の彫師は花岡富蔵義一。「小督の局 琴の曲」。水切り金具は「海女の珠取り」。

 ≪加東市≫
  平成18年(2006)3/20、加東郡社町、滝野町、東条町が合併して誕生。
 【加東市制10周年 屋台大集合】
平成28年(2016)10月30日、開催。
ちなみに平成18年(2006)3月20日、社町・滝野町・東条町に合併。
市内にある8台の太鼓屋台(社上組・社下組・上中・東古瀬・牧野・上滝野・新町・高岡)が集合した。
 ◎旧・社町
 ■社地区
   ⇒社、山国、田中、貝原、窪田、鳥居、家原、西垂水、松尾、上中、梶原、北、出水、野村
社777 佐保神社 10/連休土日(元・16) 神輿2基
屋台4台 社町上、下、上中、:滝野町新町
屋台休止 出水
獅子舞 大門
戦前は屋台が約10台(12台と断言する人もいた)宮入りしたという。それがどこの町かは1回の調査では不十分なので、氏子を書いてみよう。
旧・社町では、社、梶原、喜田、上中、家原、鳥居、西垂水、貝原、小部野、田中、松尾、出水、山国、大門、澤部、中古瀬、東古瀬、屋度。

旧・滝野町では、北野、新町、多田井、曽我、稲尾。
小野市では、菅田、中番の合計25ヶ村である。
 また昭和30年代中頃までは社町上、下、上中、:滝野町新町、東古瀬、出水の6台の屋台が宮入りしたと伝わる。
上組=平成13年、梶内だんじり店で改修。
狭間:彫師は三代目黒田正勝。「鎮西八郎為朝の豪弓」、「巴御前の勇姿」。花岡義一は「天の岩屋戸」、「天神記」。
13年に幕は梶内だんじりで「宝珠を抱く双龍」、金綱新調。


下組=平成14年(2002)新調。一部の部材は再利用。
狭間:彫師は川原啓秀。「川中島の合戦」、「鶴ケ岡八幡宮」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「村上義光錦の御旗奪還」。
高欄掛は毛利の作。「鯉、鷲、虎、鵺」の退治物。
 往古はいつからの物かは不明だが、先代の太鼓蔵は大正7年建設というからその頃から始まったのかもしれない。
 先代は昭和10年制作。

上中
=2代目。昭和8年、姫路市白浜の業者より購入。
平成15年、布団屋根新調。平成19年(2007)、梶内だんじり店にて修復。水引幕、布団締めの鷲と提灯の金具も修復。
狭間:彫師は三代目松本義廣。「天の岩戸」、「布引四段目 小桜の責め」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「曽我五郎大磯驀進」。

幕は絹常の作。「宇治川の先陣争い」。
 初代はもう一回り大きかったらしい。

滝野町新町
=昭和7年、有志で購入。姫路・飾磨の業者より購入
狭間:彫師は川原啓秀。
「楠公子別れ櫻井の駅」、「安宅の関、弁慶義経徴打す」、「新田義貞宝刀流し」、「為朝剛弓 沖の船を沈める」。
平成14年改修。布団屋根一式、水引幕新調。狭間洗い修理。247万8千円。前回は平成6年。
幕は「双龍」。川村の作。 

 子供神輿=平成15年10月28日、姫路市の河野建設より40万円(ただし中古)で購入。「ふるさとづくり交付金」を活用。
昭和58年(1983)以来、子供会は宵宮に地区内を手作りの子供みこしで巡幸していた。
出水=氏子数が少ないためか?昭和40年中頃より休止された。
 【廃絶先?】
平成16年の祭礼時に多くの人に聞くが、あくまで伝聞である。
戦後しばらくあり⇒家原、松尾
戦前にはあったと云われるが?⇒梶原、山国
野村925 大歳神社 10/16 例祭
 ■福田地区
   ⇒上田、大門、沢部、東古瀬、西古瀬、中古瀬、屋度(やど)、東実
上田783 大芋神社 10/1日曜(元・旧9/9) 獅子舞 氏子は上田、野、福吉
大門700 大歳神社 9/13 例祭
東古瀬584 八坂神社 7/2土曜 屋台1台 平成15年、48年ぶりに佐保神社宮入り
東古瀬=反り屋根。明治中期に曽根より購入。天幕は「白」。
狭間の彫師は鎌田与一。「宇治川の先陣争い」、「巴御前の雄姿」、「頼朝朽木隠れ」、「?」。
梵天:前後は「海老」、左右は「鷹」。
水引幕は絹常の銘があるが修理のみと思われる。「八岐大蛇退治」。
屋度333 大年神社 7/14 例祭
東実34 佐保神社 10/1日曜(元・6) 神輿
獅子神楽
 ■上福田地区
   ⇒永富、三草、上三草、下三草、木梨、藤田、山口、馬瀬(うまぜ)
   ※牧野+吉馬=永富。その後元に戻る
牧野1855 住吉神社 10/1日曜 屋台1台
牧野=反り屋根。昭和4年、加西市北条町古坂から購入。平成11年修復。高欄より下部は新調。狭間は「一ノ谷の合戦」。
三草20−1 稲荷神社 /3 締太鼓で奏楽。夜は仮装行列
上三草1131 住吉神社 10/1日曜(元・9) 例祭
藤田229 木梨神社 10/1日曜 例祭 氏子は藤田、木梨、下三草。旧・郷社。
山口 住吉神社 10/1日曜 例祭
馬瀬566 住吉神社 10/1日曜 例祭
 ■米田地区
   ⇒久米、上久米、下久米、廻淵、畑、池之内
久米536 住吉神社 10/1日曜(元・17) 例祭
下久米67 住吉神社 10/体育の日 例祭 例祭日は10/3⇒10/17⇒10/祝日
廻淵93 大年神社 1/19 例祭
畑360 住吉神社 10/3日曜(元・17) 例祭
池ノ内465 住吉神社 10/3日曜(元・17) 例祭
 ■鴨川地区
  ⇒上鴨川、下鴨川、平木
上鴨川571 上鴨川住吉神社 10/1土日(元・5) 上鴨川住吉神社神事舞
上鴨川住吉神社神事舞 国指定重要無形民俗文化財。宮座制のもとに伝承されてきた神事芸能で、中世の田楽、能舞などの遺風をよく伝えるものとして貴重である。
 宵宮では、「太刀舞」「獅子」「田楽舞」「扇舞」「高足」などを演じ、続いて翌日の本祭には、これらの曲目の後に、「翁舞」として猿楽風な曲が舞い、語られる。特に「高足」「翁舞」などは芸能史上特色が著しい。
下鴨川214−2 下鴨川住吉神社 10/4、5 例祭 初め上鴨川住吉神社の氏子なれど、寛文6年(1666)氏子間の紛争により独立。
平木1198 平木八幡神社 10/3日曜(元・17) 手作り子供みこし 平成2年製作
奉納相撲

 ◎旧・滝野町
       滝野:上滝野、下滝野、高岡、河高、光明寺
       茂:新町、北野、稲尾、曽我、多井田、穂積
上滝野915−1 春日神社 10/1日曜 屋台1台 上滝野
戦後廃絶  下滝野
例祭日は昭和18年までは10/20⇒(〜昭和37年)10/18⇒(〜昭和42年)10/6⇒(昭和43年〜)10/1日曜と変遷。
上滝野=明治中期の作。大正3年購入。経路は高砂市曽根町中筋新調→加西市富田の谷→福崎町大門→滝野町上滝野へ
狭間:彫師は松本義廣。「三国志」、「神功皇后」、「頼光木渡り」、「平清盛 布引の瀧遊覧」。
幕は「双龍」。京美刺繍の作。
下滝野=獅子神楽奉納。
 屋台は戦後廃絶。屋台蔵は田んぼと化す。
高岡549 稲荷神社 10/1日曜 子供みこし多数
屋台3台 北東組、北西組、町組 
昭和初期に時を同じくして姫路より中古で購入したと云われている。ただ某町(赤山?)が消防ポンプ購入のため売却されるが、その後別の屋台を購入したという云われている。
北東組(旧称は赤山)=狭間:彫師は川原啓秀。「曽我五郎大磯驀進」、「新田義貞宝刀流し」、「川中島の合戦」、「清水一学の奮戦」。
 令和2年(2020)9月27日、高欄掛新調御披露目。

北西組
(旧称は別府屋[べふや])=狭間:彫師は堤義法。「鎮西八郎為朝の豪弓」、「曽我五郎大磯驀進」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「布引四段目 小桜の責め」。幕は「素盞鳴尊 八岐退治」。

町組
(町西・町東の2区に分かれる)=狭間:彫師は川原啓秀。「一ノ谷の合戦」、「本能寺の変」、「厳島神社」、「?」。
幕は絹常。「桶狭間の合戦」。
河高2480 住吉神社 10/1日曜(元・12) 獅子舞 昭和57年、18年ぶりに復活
光明寺1573−2 稲荷神社 10/1日曜 例祭
北野322 天神社 7/25 例祭
稲尾51 稲荷神社 9/12 例祭
曽我120 八幡神社 10/1日曜 例祭 敷地内に公民館
多井田538−1 八幡神社 10/1日曜(元・2) にわか芝居 昭和57年、13年ぶりに復活
穂積322 八幡神社 10/1日曜 例祭

 ◎旧・東条町
        中東条:厚利(あっとし)、森尾、松沢、大畑、吉井、東垂水、小沢、栄枝、藪、新定(しんじょう)、岩屋、岡本
        上東条:秋津、森、天神、横谷、永福、長貞、少分谷(しょうぶたに)、黒谷、椅鹿谷(はしかだに)
厚利535 厚利山王神社 10/1日曜(元・17) 神輿 子供みこし
屋台 老朽化休止
神幸式 餅撒き、カラオケ大会
神輿=休止。損傷が激しい。
子供みこし
=昭和58年購入。
猿踊り=明治25年頃まで厚利が奉納。
神幸式は13時に厚利公会堂出発。御旅所に行き、曽根、池田の氏子を待ち、共に宮入り。
氏子は厚利、森尾、小野市曽根と池田、栄枝の一部。
松沢173 八幡神社 1/19 例祭
大畑1114 大歳神社 9/13 例祭
吉井98 住吉神社 10/3日曜(元・13) 例祭
東垂水401 大歳神社 10/17 例祭
小沢504 山王神社 10/1日曜(元・旧9/8) 屋台休止 昭和初期以降休止
栄枝885 武大神社 10/3日曜(元・17) 獅子舞
新定91 若宮八幡神社 10/13 例祭
岩屋431 八幡神社 8/15 例祭
岡本1585 若宮神社 10/12 例祭
秋津1113 秋津住吉神社
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4/29 百石踊五穀豊穣祈願祭 百石踊
10/20〜26までの日曜 神輿
神賑、餅まき
氏子は常田、貞守、横谷、西戸、永井、森、古家、長谷、平田、少分谷、黒岡
秋津百石踊=県指定重要無形民俗文化財。氏子11地区の内の8地区に、旱魃時のみに演じる雨乞祈願の神事芸能「百石踊」が伝わっていたが、定期的に演じる事がなかった為に、一般には幻の神事芸能と称されていた。「百石踊」の名前の由来は、神事芸能を演じる経費に米百石を要した事からと伝わる。
「百石踊」は戦争を機に衰退の一途をたどり、農業用ダム「東条湖」の完成による水不足解消が一層衰退を助長する結果となり、現在では、氏子地区のうち西戸地区のみが保存会として「百石踊」を伝えている。
 平成6年(1994)の大旱魃で8月21日午後、住吉神社境内にて本来の雨乞いとしての踊りを奉納すると、その直後から一晩中雨が降り続いた。
平成23年からは「百石踊五穀豊穣祈願祭」として祭祀を始めて、神事芸能「秋津百石踊」を演じる。その後「昭和の日奉祝百石踊五穀豊穣祈願祭」として、4月29日(昭和の日)に祭祀日を定められた。
黒谷275 若宮八幡神社 10/3土日(元・15)  屋台廃絶 昭和40年の25号台風により大木の下敷になり大破したので、付属品等々が競売された
掎鹿谷556 大歳神社 9/13 例祭
 【鴨川ダム(東条湖)】
昭和24年に起工され、昭和26年11月に完成し東条湖が誕生した。この影に上東条村土井が水没した。土井は7戸、51人の集落で、田畑7ha、山林70haも水没した。
加東市の屋台は全て反り屋根