兵 庫 県
【三木市】
住所 | 神社名 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | |
≪三木市≫ 平成17年(2005)10/24、三木市+美嚢郡吉川町が合併。 |
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◎旧・三木市 三木:大塚町・芝町・平山町・東条町・滑原町・上町・中町・明石町・下町・新町 久留美:大村、鳥町、平田、加佐、跡部、久留美、平井、長屋、宿原、与呂木 別所:小林、興治、高木、東這田、西這田、花尻、石野、下石野、正法寺、和田、近藤新 志染:安福田(あぶた)、窟屋、細目、吉田、御坂、井上、志染中、高男子(こうなんじ)三津田、戸田、広野 細川:垂穂(たるほ)、瑞穂、中里、増田、西、高篠(たかしの)、脇川(わきがわ)、高畑 口吉川: 桃坂、蓮花寺、西中、東中、馬場、東、保木、桾原、殿畑、南畑、善祥寺、久次、里脇、大島、笹原、槇、吉祥寺 |
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本町2丁目19−1 | 大宮八幡神社 (公式HPへ) |
10/連休土日 (元・16、17) |
神輿 | あり | |
屋台9台 | 大村、平田、高木、全末広、全明石町、栄町 | ||||
新町、下町 | |||||
休止=城山町 | |||||
子供屋台 | 全末広 | ||||
子供神輿 | 栄町、中町 | ||||
≪三段平屋根≫ 大村=明治初期制作。平成10年大修理。昭和10年頃より宮入りに参加。 狭間:彫師は柳源五郎正則。明治25年の作。「天の岩戸」、「屋島合戦弓流れ」、「節分豆まき」、「加藤清正征伐」。 高欄掛:「龍、鬼、高、鯉と金太郎」の退治図柄。 水引幕:「八岐の大蛇」。 子供屋台は平成20年(2008)6月22日、御披露目。 |
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平田=昭和41年(1966)神崎郡市川より反り屋根の屋台を購入。制作時期は不明。昭和53年に大改修で平屋根に。 狭間:彫師は三代目松本義廣。昭和初期の作。正面は「本能寺の変」、右は「楠公子別れ櫻井の駅」、左は「秀吉本陣佐久間の乱入」、後ろは「菅原道真公遊歩」。 高欄掛:絹常。大正末期の作。「宇治川の先陣争い」。 水引幕:絹常。大正末期の作。「三韓征伐の場面」。 先代は昭和40年の台風で破損。 |
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高木=昭和3年(1928)制作。大工は麦本政雄(姫路市白浜)。 狭間:彫師は川原啓秀。正面は「川中島の合戦」、右は「新田義貞稲村ヶ崎」、左は「宇治川の先陣争い」、後ろは「吉良邸での清水一学奮戦」。 高欄掛:正面は「素盞鳴尊八岐大蛇退治」、右は「仁田四郎忠常の猪退治」、左は「岩見重太郎の狒々退治」、後ろは「義経の八艘飛び」。 水引幕:須磨の細川の作。「正面に城。左右・後ろに大蛇」。 先代は公会堂建設のため明治20年売却。 |
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全末広[新宿・末広・神明・大開]=平成14年(2002)9/16新調入魂式。大工は(有)宮脇建築。長さ10m。幅3、4m。高さ4、05m。 狭間:彫師は畠山勲(井波)。「三木合戦」。 高欄掛:川村刺繍の作。「西塔鬼若丸 鯉退治」、「隠岐次郎左衛門鷲退治」、「鷲尾三郎の熊退治」、「六孫王経基の龍退治」。 水引幕:川村刺繍の作。「清盛が威勢を挫く」。 先代は昭和3年姫路市妻鹿より500円で購入。平成14年加古川市上西条に売却。 子供屋台は昭和55年購入。 |
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全明石町[明石町・宮前・大日・清水・杣宮の五ヶ町よりなる]=平成23年(2011)9月25日、屋台改修入魂・御披露目式。 ⇒屋台蔵は本町3−9−2。 屋台:上内工務店の作。 新調は斗組、井筒、平桁、格天井、泥台、格子。 雲板の中段:春夏秋冬を正しい位置に改める。 隅木受け:昭和初期の応急処置のものを籠彫りに改める。 高欄・布団台 等の改修。 錺金具:竹内錺金具店の作。 新調は隅木、尾垂木、跳高欄(架木、平桁、地覆い)、高欄縁板、高欄縁框、井筒通し、平桁、出桁。 改修は布団台、布団締め隠し、井筒端。 衣装:太鼓台こやまの作。 新調は水引幕「海女の珠取り」。以前の図柄に戻す。 高欄掛「土蜘蛛退治、虎退治、鷲退治、素盞鳴尊の八岐大蛇退治」、布団締め「鯱」、昼提灯「飛龍」。 制作年は不明なれど、江戸期よりある。昭和3年に柏木福平師により改修。平成元年にも改修。 狭間:江戸期の作。彫師は池田芦角斉。「川中島の合戦」、「小督の局琴の曲」、「祝物」、「合戦物」。 以前の衣装は三木市立堀光美術館に寄託されている。 |
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栄町⇒屋台蔵は平成10年移転完成。 =平成14年(2002)10/14新調入魂式。長さ9.5m。幅3.05m。高さ3.74m。 大工は山崎町の(有)上内工務店(上内兼夫)。 雲板:彫師は姫路の二代目中山龍雲。 狭間:彫師は貝塚の山本仲伸。「屋島の合戦 那須与一」、「一ノ谷の逆落し」、「義経八艘飛び」、「平清盛 日招き」。 高欄掛:昭和59年、梶内だんじり店の作。「甲賀三郎の飛龍退治」、「源頼光の酒呑童子退治」、「加藤清正の虎退治」、「坂田金時の鯉退治」。 屋台衣装は川村刺繍(姫路市)の作。水引幕:「海女の宝珠取り」。提灯・布団締めは「龍・鳳凰の図」。 往古は昭和23年より獅子舞。35年まで奉納。 屋台奉納の始まりは昭和24年に東這田を借りて参加。 先代は大正期制作。昭和36年多可郡中町より購入。加古川市国包へ。 |
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≪反り屋根≫ 新町[新町・大宮町]⇒屋台蔵は新調に併せ建造。三木土建鰍フ建造。 =平成21年(2009)9月22日、新町屋台復興お披露目式。 赤の布団屋根。天幕は白。金綱・房は紫と一部金色。 大工は宍粟市山崎町の(有)上内工務店(上内兼夫)。 彫師は愛媛県西条市の石水彫刻所(石水信至)。 狭間:「清盛の日招き伝説」、「天の岩戸隠れ」、「源氏物語」、「鍛冶古式鍛錬図」。 衣装は香川県観音寺市の太鼓台刺繍こやま(小山幸雄)。 高欄掛:「鷲、虎、龍、鯉」の退治物。 水引幕:「宇治川の先陣争い」。 三先代は平屋根。 先々代は明治25年頃制作。大塚町へ売却。現在は三木市立堀光美術館に保管。 先代は昭和36年(1961)8/10購入入魂式。加西市北条町の御幸町より20万円で購入。総費用は44万8千円。 平成19年(2007)10/3早朝、放火?により焼失。屋台庫から出火し、屋台が全焼。新調していた水引幕と高欄掛もお披露目前に焼失した。 狭間:「楠公子別れ櫻井の駅」、「曽我五郎大磯驀進」、「川中島の合戦」、「赤穂浪士吉良邸討入り」。 高欄掛:「龍、鷲、虎、鯉」の退治物。 水引幕:「宇治川の先陣争い」。 |
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下町[下町・前田町・丸一町]=平成8年9月制作。梶内だんじり店鰍フ作。 狭間:「源頼光の酒呑童子退治」、「川中島の合戦」、「敦盛呼び戻す熊谷次郎直実」、「秀吉本陣佐久間の乱入」。 高欄掛:「源頼光の酒呑童子退治」、「加藤清正の虎退治」、「伊勢三郎の鷲退治」、「半蔵の獅子退治」。 水引幕:「双龍の珠取り図」。 先代は大正2、3年頃に購入。昭和30年頃に平屋根にするが、38年に反り屋根に戻す。 |
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城山町=昭和40年住宅開発。昭和50年宮入りするも、平成8年より休止。 狭間:彫師は三代目黒田正勝。「素盞鳴尊 八岐大蛇」。 高欄掛:彫金は手作り。正面は「伊勢三郎の鷲退治」、右は「加藤清正の虎退治」、左は「源満仲の龍退治」、後ろは「坂田金時の鯉退治」。 水引幕:手作り。「浦島太郎」。 |
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岩宮町391 | 岩壺神社 | 10/ 2土日 (元・17) |
屋台6台 | ≪反り屋根≫大手町、東条町 | |
≪三段平屋根≫岩宮町、大塚町、芝町、滑原町 | |||||
子供屋台廃絶 | 大塚県住 | ||||
屋台廃絶 | 平山町 | ||||
町の紹介は屋台年番の順。宮当番は従来の7ヶ町で宮入り順は東條町と滑原町が入れ替わる。 4番は欠番。縁起が悪いのと平山町が復帰したときのためと思われる。 |
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岩宮町⇒屋台蔵は岩壺神社境内にある。 =明治25年制作。三段平屋根。平成21年(2009)9月13日御披露目、(有)宮脇建築により改修。 狭間:明治25年。彫師は花岡正一。「西南戦争」。 高欄掛:平成12年新調。「鷲尾三郎の一ノ谷熊退治」、「義経」、「弁慶」、「亀井六郎」 等。 水引幕は3代目。平成12年の作。「源頼政鵺退治」。 |
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大塚町⇒屋台蔵は戎神社境内にある。 =平成16年(2004)3/21、新調入魂式。三段平屋根。 大工は(有)宮脇建築。彫師は木彫り山本[山本仲伸(岸和田)]⇒狭間、木鼻、籠彫。瀧川千春(石川)⇒雲板。 錺金具は竹内錺金具店。 狭間:「天の岩戸」、「神功皇后、応神天皇平産す」、「敦盛呼び戻す熊谷次郎直実」、「福原殿怪異の場」。 高欄掛:平成10年新調。正面は「伊勢三郎の鷲退治」、右は「加藤清正の虎退治」、左は「神功皇后」、後ろは「安宅の関 弁慶義経徴打す」。 水引幕:平成10年新調。「俵藤太の百足退治」。 先代は明治25年頃制作。新町より購入。平成10年に改修。三木市立堀光美術館に保管。 狭間:明治中期の作。彫師は柳源五郎正則。正面は「矢の根」、右は「加藤清正の虎退治」、左は「神功皇后」、後ろは「安宅の関 弁慶義経徴打す」。 |
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芝町⇒屋台蔵は平成12年(2000)に公民館併設で建造。 =平成6年(1994)9月 25日、購入入魂式。明治初期制作。購入時の改修は荻野建設。平成16年にも改修。三段平屋根。 経路は三木市志染町⇒明石市西八木⇒明石市立博物館⇒芝へ。 平成8年布団締め、提灯制作。平成11年水引幕、高覧掛。(有)ネットワ―ク。 狭間:明治の制作。【太閤記】「秀吉本陣 佐久間の乱入」、「清洲城修復」、「藤吉郎初陣」、「日吉丸 小六矢矧橋の出会い」。 高欄掛:【宇治川の先陣争い】「佐々木高綱」、「畠山重忠」、「梶原景季」、「大彌太行親」。 水引幕:「安芸宮島弁財天 真体をあらわし、清盛が威勢を挫く」。 先代は昭和5年に個人が購入し、無償で貸し与えた。やがて昭和21年に町に寄贈した。 |
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大手町(昭和21、2年に、平山町より独立)⇒屋台蔵は正入寺門前。 =明治中期制作。昭和39年9月に美嚢郡吉川町細田神社より購入。反り屋根。 平成16年に鳴太鼓を購入。 狭間は明治中期の作。彫師は鎌田秀一。「劉備、関羽、張飛三豪傑桃園に義を結ぶ」、「牛若丸鞍馬山の修行」、「諸葛孔明の空城の計」、「盗賊熊坂長範を退治」。 高欄掛:昭和44年9月購入。「赤地に獅子と虎の雄」。 水引幕:昭和44年9月購入。「赤地に龍の珠取り、金の刺繍」。 |
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滑原(なめら)町⇒屋台蔵は三木城本丸跡の稲荷神社境内(岩壺神社の御旅所)にある。 =平成10年(1998)9月27日、入魂式。2月に譲渡式。別所町花尻の屋台を購入し、本体新調。 大工は荻野建設(明石)。彫師は柳正則。修復時は木下彫刻工芸。久留美より旧衣裳購入。三段平屋根。 狭間:「賤ヶ岳の合戦」、「待賢門の戦い」、「大江山酒呑童子」、「加藤清正虎退治」。 高欄掛:「伊勢三郎の鷲退治」、「坂田金時の鯉退治」、「源満仲の龍退治」、「加藤清正の虎退治」。 水引幕:「神功皇后 応神天皇平産す 龍神も奉祝」。 往古は文化14年(1817)の古文書に記載あり。 先々代は明治20年頃に淡路で制作するが、昭和40年(1965)の台風7号で大木の下敷きになり破損する。 先代は子供屋台。昭和54年制作で平成9年まで使われた。平成13年に大阪府豊能郡の樺J尾に売却。 |
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東条町⇒屋台蔵は三木市シルバー人材センター付近に平成15年建造。 以前は解体して公民館に保存。 =2代目。明治初期制作。昭和3年(1928に多可郡中町より購入。反り屋根。 平成23年(2011)10月2日、改修入魂式。大工は宍粟市山崎町の(有)上内工務店(上内兼夫)。錺金具は竹内錺金具店。 改修場所は改修場所は屋根(ケヤキ)、布団、枡組(黒檀)狭間、飾り金具。狭間は姫路市菅生屋台の70〜80年まで使用していた屋台を購入。 彫師は二代目松本義廣。改修につき、岸和田市の前田工房が修復。 高欄は令和4年(2022)新調。 狭間:「桃山御殿」、「大江山の木渡り」、「五条大橋」、「布引四段目小桜責め」。 以前の狭間:彫師は柳岩吉正信。「素盞鳴尊の八岐大蛇退治」、「牛若丸弁慶五条大橋の出会い」、「三国志」、「長坂波」、「趙雲子龍」、「加藤清正」。 高欄掛:「絹常」4代目雅康の作。昭和初期の作。「坂田金時鯉退治」、「源頼政鵺退治」、「加藤清正の虎退治」、「隠岐次郎左衛門の鷲退治」。 水引幕:「平清盛の日招き」。 初代は大正初期に電線が原因で処分。 |
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大塚県住=子供屋台。平成3年購入するが、平成23年(2011)。別所町花尻に売却。衣装はネットワーク製。 以前は昭和51年より個人所有の子供屋台を借りていた。 |
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平山町=明治期に屋台あったが、今は無い。 | |||||
大村1086 | 禰御門神社 | 10/16、17 | 屋台(大小) | 大村 | |
獅子舞 | 大村青年団 | ||||
宮入り後に獅子舞。大宮八幡神社にも屋台宮入り。 | |||||
大村=明治初期制作。平成9年大改装。布団屋根平屋根三段型。 狭間は明治25年作、彫師は柳正則。「天の岩戸、屋島合戦弓流れ、節分豆まき、加藤清正勇戦」。 高欄掛:「龍、鬼、鷹、鯉と金太郎の退治」。 水引幕:「八岐大蛇」。 子供屋台は平成20年(2008)6月22日、御披露目。 |
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久留美1840 | 久留美八雲社 (公式HPへ) |
10/連休日月 | 屋台2台 | 久留美、与呂木 | |
獅子舞 | 平井 | ||||
氏子は久留美、与呂木、平井、跡部。 | |||||
久留美=万延元年(1860)頃に村家の納屋で制作。 平成17年改修。担い棒、四本柱、高欄、布団台、屋根を新調。 平成19年改修。土呂台、四本柱、高欄、腰組を新調し、枡組、狭間を改修。 狭間:正面は「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」、右は「源頼政の鵺退治」、左は「一ノ谷の合戦」、後ろは「鵯越えの谷落とし」。 高欄掛:梶内の作。正面は「源頼光の酒呑童子退治」、右は「加藤清正虎退治」、左は「渡辺綱の羅生門の鬼退治」、後ろは「隠岐次郎左衛門の飛龍退治」。 水引幕:梶内の作。「大坂夏の陣」。 |
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与呂木=昭和3年制作。大工は柏木福平(淡路)。平成17年、18年に改修。18年は屋根、布団締を新調。 狭間の彫師は川原啓秀。正面は「天の岩戸」、右は「川中島の合戦」、左は「安宅の関 弁慶義経徴打す」、後ろは「神功皇后応神天皇平産す」。 高欄掛:昭和3年制作。「鯉、龍 など」。 水引幕:昭和3年制作。「赤地に金糸で龍」。 先代もあり。 |
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平井=二頭獅子舞奉納。宵宮は当社へ。本宮は大宮八幡神社へ。 | |||||
宿原1223 | 若宮八幡神社 | 10/3土日(元・17) | 屋台1台 | ||
明治30年購入。神戸市西区の神出方面より購入と云われる。 平成14年、土呂台、高欄掛新調。平成15年、昼提灯新調。平成18年、本体の大改修、衣装の修理。 狭間:彫師は柳甚平(平荘ノ里)。正面は「秀吉本陣佐久間の乱入」、右は「?」、左は「木村又蔵奮戦」、後ろは「賤ヶ岳の戦い 大岩砦にて中川清秀 佐久間盛政の猛攻を退ける」。 高欄掛:「義経八艘飛び、平知盛、弁慶、平教経」。 水引幕:「龍宮城」。 |
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加佐911 | 三坂神社 | 5/2、3 | 屋台 子供屋台 |
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馬駈け | |||||
加佐東⇒屋台蔵は昭和30年、屋台と共に建造。 =昭和30年4月淡路より購入。 狭間:彫師は不詳。狭間:正面は「曽我五郎大磯驀進」、右は「布引4段目 小桜責め」、左は「鎮西八郎為朝剛弓」、後ろは「村上義光 錦の御旗奪還」。 天蓋:「龍」。 雲板:「瑞雲に龍、桐に鳳凰」。 高欄掛:昭和46年、須磨の細川氏の作。「川中島の合戦」。 水引幕:昭和46年、須磨の細川氏の作。「双龍」。 先代は明治初期から中期に淡路でつくられたが、昭和29年9月の台風で杉の大木が直撃で倒れ蔵が大破。 子供屋台は昭和57年に町内有志で制作。 |
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加佐西⇒屋台蔵は加佐西公民館併設。 =子供屋台。平成18年(2006)4月2日、新調入魂式。約半世紀ぶりに復活。水引幕は「阿吽の龍」。高欄掛は「一の谷の合戦」。 |
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別所町和田459 | 小和田神社 | 10/17頃の土日 | 屋台廃絶 | 明治期は4台あった | |
馬駈け中止 | |||||
獅子舞 | 鳥町獅子舞保存会 | ||||
子供相撲 | 昭和40年以降より始まる | ||||
氏子は和田、正法寺、鳥町。かつては花尻も氏子。 | |||||
別所町小林566 | 八幡神社 | 10/13頃の土日 | 子供神輿 | 昭和60年、200万円で購入。約70kg。 | |
獅子舞 | 輪番で奉納 | ||||
別所町興治140 | 熊野神社 | 旧・9/15 | 獅子舞 | 興治獅子舞保存会 | |
別所町東這田712 | 美坂神社 | 5/3、4 | 屋台 子供屋台 |
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獅子舞 | 美坂神社獅子舞奉賛会 | ||||
東這田=平成14年に73年ぶり新調。大工は宮脇建設(三木)。錺金具は竹内錺金具。衣裳は川村刺繍が復元新調。 狭間:彫物は川原啓秀のを残す。正面は「曽我五郎大磯驀進」、右は「布引四段目 小桜の責め」、左は「鎮西八郎為朝の豪弓」、後ろは「村上義光錦の御旗奪還」。 高欄掛:【壇ノ浦の合戦】正面は「弁慶」、右は「能登守教経」、左は「義経」、後ろは「平知盛」。 水引幕:「平清盛と安芸の宮島」。 先代は昭和3年制作で淡路の柏木福平の作。 |
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子供屋台は平成18年(2006)3月12日、新調入魂式。三代目。33年ぶりの新調。彫師は中国の人。衣裳は先代の大人屋台のを頂く。 | |||||
別所町西這田 | 大歳神社 | 10/18頃の日曜 | 子供神輿 | ||
屋台廃絶 | |||||
戦前は屋台があったが、老朽化で廃絶。現在は大太鼓と担ぎ棒が残っている。 平成元年、子供神輿を購入。 |
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別所町花尻371 | 八雲神社 | 10/1土日 | 屋台1台 | 五段の布団屋根 | |
子供屋台1台 | |||||
平成9年2月加古川市八幡町の船町より購入。三木唯一の五段の布団屋根。制作年は不詳。 狭間:「武士の一騎討ち」。 高欄掛:左右が「武田信玄・上杉謙信」、前後は「虎金子」。 水引幕:「赤地に金糸、水引にて作られた阿吽の龍」。 先代は滑原町へ。 |
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子供屋台=平成23年(2011)大塚県住より購入。大塚県住は平成3年購入。衣装はネットワーク製。高欄掛けは退治物、水引幕は龍虎、提灯は虎。 先代は昭和51年9月に、社町古瀬より購入。三段反り屋根。 |
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別所町石野941 | 御酒神社 | 5/3、4(元・1) | 屋台1台 子供屋台1台 |
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獅子舞 | 石野青年団 | ||||
平成11年3月に竹内錺金具店(太子町)より購入。 狭間:正面は「天の岩戸、祭神の天太玉命、天鈿女命」、左右は「騎馬武者の合戦」、後ろは「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」。 高欄掛:「那須与一、源義経、弁慶、平知盛」。水引幕:「双龍」。 先代は昭和3年の御大典の時に地元の大工が作る。 |
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子供屋台は平成13年(2001)に購入。 | |||||
別所町下石野1112 | 王子神社 | 10/連休 | 屋台廃絶? | ||
志染町御坂242 | 御坂神社 (公式HPへ) |
5/4、5 | 屋台2台 | 宮屋台 | |
獅子舞 | 東吉田獅子保存会 | ||||
明治37年頃までは氏子8地区[安福田、窟屋、細目、吉田甲、御坂、井上、志染中、高男寺]に各々屋台があったが、 日露戦争の影響でなくなり、その後2台復活するが、昭和48年に安福田と志染中が宮に奉納。現在は宮屋台として担がれる。 担ぎ役の輪番は御坂、細目⇒井上、志染中⇒窟屋、高男寺⇒吉田、大谷⇒安福田、四合谷である。 |
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安福田奉納屋台=昭和3年(1928)制作。平成16年改修。 狭間:彫師は川原啓秀。正面は「赤穂浪士討入り」、右は「楠公子別れ櫻井の駅」、左は「牛若丸」、後ろは「曽我兄弟」。 高欄掛:「黒縁縁に赤地、合戦の武士」。 水引幕:「白地に市貴島姫」。 志深中奉納屋台=昭和2年(1927)制作。 狭間:彫師は中川為助。正面は「獅子の子育て」、右は「神功皇后」、左は「獅子の子育て」、後ろは「大岩砦 中川清秀奮戦」。 高欄掛は「一ノ谷の合戦」。水引幕は「赤地に双龍」。 |
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井上=明治10年頃の作。現在は狭間、雲板、木鼻が保存。狭間の彫師は明石・材木町の橘正義。 | |||||
志染町三津田31 | 満田社 | 1/20 | 例祭 | ||
志染町広野5−180 | 住吉神社 | 10/2日祝(元・17) | 子供屋台1台 | 平成12年制作 | |
初代。平布団屋根3段型。大工は稲美の人。以前は子供相撲奉納。 | |||||
細川町西640 | 九社神社 | 10/1 | 相撲 | ||
細川町垂穂581 | 御酒神社 | 10/2日曜(元・11) | 子供神輿 | ||
宮屋台 | |||||
細川町小川谷の氏子8地区を6つのブロックに分けて輪番で奉仕。 氏子は大二谷・入野・下二谷・荻谷・原坂・上芝原・下芝原・増田。このうち入野&大二谷。上芝原・下芝原が合同である。 |
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宮屋台=平成17年(2005)9月25日、購入入魂式。姫路市山田町西多田から反り屋根屋台を購入し改修。 昼提灯、狭間、太鼓は先代屋台を継承。 狭間:正面は「敦盛呼び戻す熊谷次郎直実」、右は「義経八艘飛び」、左は「秀吉本陣 佐久間の乱入」、後ろは「朝比奈三郎錣引き」。 梵天:「前後に二対の海老」。 高欄掛:「壇ノ浦の合戦合戦の武士」。 水引幕:「富士の巻狩り」。 先代は明治29年神出町古神より購入と伝わる平屋根屋台。昭和51年大修理。 |
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細川町中里1021 | 六社神社 | 10/連休の日曜 | 神輿 | ||
宮屋台 | 明治36年頃購入。 | ||||
氏子は上南、下南、鍛冶、谷口で四地区で輪番で世話をしていたが、人口減で平成30年(2018)7月、六社神社屋台保存会結成し合同で運営。 | |||||
屋台=旧・刺繍制作と同じ慶応3年(1867)制作と思われる。 淡路もしくは現・神戸市西区の神出から購入と伝わるが定かではない。 また明治36年頃に購入と云われるが?。 令和2年(2020)10月11日、修復入魂式。費用1100万円。屋台本体、彫物修復。新調したのは、水引幕と高欄、提灯、布団締めの4種類。 挟間:「長坂坡の戦い 趙雲阿斗を救う」、「佐久間玄蕃太閤本陣乗込み」、「玄徳馬を躍らせ壇渓を跳ぶ」、「生田の森の合戦 梶原源太景季−箙の梅−」。 高欄掛は退治物「須佐之男命」、「大国主命」、「源頼光」、「源頼政」。 以前のは絹常の作。「赤地黒枠の中に源平合戦」。 水引幕は「赤地に龍」。 |
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細川町豊地589 | 三坂神社 | 10/連休の土日 | 神輿 | 戦前に渡御中止 | |
屋台1台 | 反り屋根 | ||||
氏子は大柿、佐野、金屋、桃津、高篠、高畑、脇川 | |||||
屋台=平成11年(1999)10月に(有)ネットワ―ク制作。(香川県坂出市)。彫物は明石市二見・御厨神社氏子の上西が使っていた屋台の彫物などを再利用。 狭間:正面は「弁慶と牛若丸」、右は「為朝の豪弓」、右は「平景清の綴引き」、後ろは「義経の八艘飛び」。 水引幕:平成11年制作。「大坂夏の陣」。 高欄掛:平成11年制作。「空」=伊勢三郎鷲退治、「地」=加藤清正虎退治、「水」=坂田金時の鯉退治、「地中」=尾形同馬宣行の蛇退治。 初代は明治4年(1871)大柿村の造り酒屋小島荘兵衛氏の寄贈。反り屋根屋台。 |
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細川町細川中 | 大日神社 | 10/1土日 | 屋台1台 | 制作年不明だが、太鼓に文政4年(1821)とある。 | |
屋台=平成21年(2009)12月、大日神社屋台保存会発足。氏子は細川中・細川中上。 三段平屋根。制作は不詳だが、屋台を保有していない地区に貸したと伝わる。水引幕は「金糸の昇り龍」。高欄掛は「虎」。 |
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口吉川町馬場216 | 衣笠神社 | 10/17 | 屋台廃絶 | 戦前 | |
口吉川町蓮花寺114 | 天津神社 | 10/1 | 例祭 | ||
口吉川町殿畑843 | 篠原神社 | 10/4土日(元・17) | 神輿 | 中学生が担ぐ | |
屋台1台 | 宮屋台 | ||||
氏子6地区(大島、殿畑、君原、笹原、南畑、保木)が、輪番で屋台の運行を奉じている。 | |||||
宮屋台=昭和10年頃「太鼓正」制作?。昭和60年7月「太鼓正」で約300万かけて修復。この時に提灯、雲板、布団締め、水引幕も新調。 | |||||
※旧・三木市には28台の屋台と子供屋台6台が出る。他に休止が2台ある。 | |||||
◎旧・吉川町 中吉川:山上、法光寺、西奥、大畑、鍛冶屋、長谷、上松、田谷、湯谷、渡瀬、米田、貸潮、大沢、吉安 奥吉川:稲田、奥谷、市野瀬、金会、福吉、豊岡、東田、楠原、水上、毘沙門 北谷:前田、上中、富岡、古市、有安、実楽、福井、畑枝、新田、古川、上荒川 |
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吉川町山上154 | 新宮神社 | 10/中旬(元・3) | 神幸式 | 神輿 | |
屋台太鼓 | 休止中 | ||||
氏子は中吉川(山上、法光寺、西奥、大畑、鍛冶屋、渡瀬)と北谷(有安、古市、宝楽) | |||||
神幸式には天狗、子供みこし、樽みこし などが出る。 | |||||
吉川町長谷423 | 細田神社 | 10/5 | 神輿 | ||
屋台廃絶 | 昭和39年7月、三木市大手に売却 | ||||
氏子は上長谷、下長谷、上松、田谷、湯谷、久沢、里脇、槇、奥畑、鍛冶、安場、大沢、山ノ上、古市、宝楽、有安、下渡瀬、西畑、吉祥寺。 | |||||
吉川町稲田557 | 若宮神社 | 10/1日曜 | 神輿 | ||
屋台壇尻 | 休止中 | ||||
氏子は中吉川(吉安、大沢、米田)と奥吉川(稲田、金会、福吉、毘沙門、豊岡、市野瀬、東田、楠原、水上) | |||||
獅子頭を先頭に一同が行列を作り神楽歌を歌いながら、境内を進んでいく。そして神前で並び、鱗小紋を染め抜いた赤茶色の衣装と鬼の面をつけた棒振りと、馬に乗った子ども、蚊帳の中に入った子供との問答が行われる。 ヤホー神事も室町時代から始まったといわれ、「ヤホー」は、神楽歌の「イヤァホー〜」からつけられたといわれている。 |
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屋台=神社境内に小屋あり。戦後(20年代は不詳)は出ていなく、例祭日にも出していない。老朽化が進んでいる。 | |||||
吉川町前田998 | 天津神社 | 10/16(毎年) | 神輿 | 流鏑馬 | |
子供みこし | 樽みこし | ||||
氏子は前田、古川、上中、福井、富岡、新田、武士田、畑枝。 | |||||
流鏑馬=馬の都合がつかなくなり中止へ。かつての神事を記念して馬の像を昭和4年7月に建立。 | |||||
樽みこし=平成20年(2008)10数年ぶりに復活。子供みこし購入を期に姿を消したが、平成19年にもう一度復活しようと声があがり復活。氏子の8地区は、それぞれ山田錦を栽培。地区ごとに灘五郷の酒造三社と契約し納めているので、酒造会社に依頼し寄贈してもらう。3つの樽を積み上げて紅白のひもで担ぎ棒に固定したものである。 | |||||
吉川町上荒川698 | 八幡神社 | 9/5 | 例祭 | ||
★展示場 | |||||
【みき歴史資料館】 三木市上の丸町4−5(三木城跡南角)。рO794−82−5060。 平成28年(2016)5月5日開館。 休館日は月曜、祝日の翌日(ただし土日は振替休館なし)。年末年始(12月28日〜1月4日)。10:00〜17:00(入館は16:30まで)。 通常は無料。特別展は有料。 若宮神社(吉川町稲田557)の神輿展示。 別館に大塚町旧屋台 等を保管。 大塚町=明治25年(1892)頃新町新調。その後大塚町へ。平成15年まで使われた。彫師は柳源五郎正則。 木鼻:「阿吽の獅子」。 雲板:「鷹」、「唐獅子牡丹」、「雉に紅葉」、「飛鶴」。 狭間:正面は「矢の根」、右は「加藤清正の虎退治」、左は「神功皇后」、後ろは「安宅の関 弁慶義経徴打す」。 全明石町=平成23年(2011)に全明石町屋台水引幕等新調委員会より従来使われていた衣装の寄託を受ける。 水引幕= 昭和45年10月、細川長冶の作、「宝珠を抱く阿龍、剣を持つ吽龍」。 高欄掛=昭和46年10月、細川長冶の作、「素盞鳴尊 八岐大蛇退治」、「鷲尾三郎の熊退治」、「菅六之助の虎退治」、「鷲退治」。 布団締め=平成3年、川村刺繍の作。 昼提灯=昭和46年、細川長冶の作、「阿吽の飛龍」。 |
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★水引幕、高欄掛、昼提灯は堀光美術館の寄託収蔵品がある。無記はみき歴史資料館所蔵。 水引幕=旧・明石町。昭和5年、絹常の作。赤地刺繍85x428。「海女の玉珠取り」。堀光美術館の寄託収蔵品。 六社神社屋台。先代水引幕。「見返り龍」。慶応3年(1867)制作。 高欄掛=与呂木。昭和3年、梶内の作。赤地刺繍88x115。「退治物」。堀光美術館の寄託収蔵品。 昼提灯=元・明石町。個人所蔵。阿吽の龍。1対。昭和初期、絹常の作。堀光美術館の寄託収蔵品。 岩宮。昭和3年、絹常の作。堀光美術館の寄託収蔵品。 布団締め=御酒神社屋台。先代布団締め。「唐獅子牡丹」。明治29年(1896)制作。堀光美術館の寄託収蔵品。 六社神社屋台。先代布団締め・先々代高欄掛 収納箱。慶応3年(1867)墨書きあり。 |