【丹波】 
    

      丹波篠山市

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ◎旧・篠山町
 ■篠山地区(旧・篠山町、岡野村、八上村、城北村、畑村)
篠山城下町16町:(鉾山あり)上河原町、下河原町、小川町、上立町、下立町、呉服町、上二階町、下二階町、魚屋町、西町
 鉾山無し:東新町、西新町、南新町、北新町、乾新町、山内町

岡野:大野、野尻、東浜谷、西浜谷、今福、矢代、東岡屋、西岡屋、有居、風深(ふうか)
八上:糯ヶ坪(もちがつぼ)、池上、小多田(おただ)、京町、殿町、渋谷、西八上、八上下、八上内
城北:新荘、野間、沢田、北沢田、大熊、黒岡、郡家、熊谷、寺内、佐倉、大谷、鷲尾、知足(ちそく)、藤岡奥
畑:畑宮、今谷、火打岩(ひうちわん)、奥畑、丸山、瀬利、菅、大淵、和田、般若寺、大上(おおがみ)
黒岡75 春日神社公式HPへ 4/3 春季例祭
10/3土日(元・17) 金神輿4基 健甕槌命、経津主命、天児屋命、姫大神
山鉾9台
三笠山(上河原町)、鳳凰山(下河原町)、孔雀山(上立町)、高砂山(下立町)、剣鉾山(呉服町)、猩々山(上二階町)、諫鼓山(下二階町)、蘇鉄山(魚屋町)、鏡山(西町)
太鼓みこし8台
 ≪金神輿≫
健甕槌命、経津主命の2基は元禄7年(1694)6月旧・城北村黒岡より寄進。
天児屋命、姫大神の2基は安永8年(1779)9月に篠山町内より寄進。
山鉾は9台。最古は寛文3年(1663)に奉納。多くが1600年代に寄進)。
山鉾は、明治43年街路に電燈線が張りめぐらされたので、山車の屋上に鉾をとりつけることができなくなり、鉾は町内9箇所に両日飾られる。
三笠山(上河原町)=寛文3年(1663)9月に上河原町、下河原町、小川町が合同で制作した最古の山車。現在は上河原町に属している。制作当時は引山だが改造して現在の形へ。
 鉾は笠を三つ重ねた上に「三日月」が組み合わせ。
 中水引は紅葉に鹿を配し、奈良の秋の情景。
 見送りは昭和11年10月新調。「須佐之男命(素盞鳴尊)の八岐大蛇退治」。

鳳凰山(下河原町、小川町)=天保3年(1832)新調。創建は不明。
 天水引は桐と鳳凰、中水引は桐。
 見送りは鳳凰。  

孔雀山(上立町)明治8年9/24新調。延宝5年(1677)9月創建。
 鉾は孔雀、見送りは牡丹に雌雄の孔雀と岩。天水引は桐の紋で、中水引は六歌仙。
 見送りは江戸後期の京都西陣製。綴れ織。

高砂山(下立町)昭和9年9/24新調。延宝2年(1674)とも正保2年に創建?。
 鉾は波に太陽。天水引は金の扇地紙模様。中水引は赤の無地
 見送りは翁と媼。

剣鉾山(呉服町)昭和9年11月新調。元禄3年(1690)創建。先代は文政4年(1821)制作。
 天水引は雲模様、中水引は雲に龍、胴巻は波模様。
 見送りは、劉備が火鉢をさし上げている図柄。

猩々山(上二階町)貞享4年(1687)9月二階町藤屋治郎兵衛氏の寄進で「小船山」と言っていたが、その後3回改修。いつ猩々山になったか不明だが、安政6年(1859」9月に猩々山という記録がある。
 鉾は葉菊の上に月と太陽、中水引は赤地に波と松竹。
 見送りは猩々が酒を飲んでいる図柄。菊、月、太陽と猩々は、それぞれ長生悠久を象徴し、お祝いを表わす。


諫鼓山(下二階町)=昭和11年10/16新調。創建は不明。
 鉾は、太鼓に鶏だったが現存せず。
 見送りは、太鼓に鶏の図で、太鼓のひもに「天下和順」の刺繍がある。

蘇鉄山(魚屋町)
=明治3年制作。貞享4年(1687)創建。これは春日神社の拝殿と舞殿を再建記念の奉納で引山だったという。
 鉾は蘇鉄だったが現存せず。
 中水引は大正期に今村金兵衛氏の寄進で、日本三景の綴れ織。
 見送りは、三国志の張飛か関羽。

鏡山(西町)
=鉾は鏡。天水引は赤地に桐と鳳凰の図、中水引は唐子遊楽。
 見送りは安政2年(1855)に京都で作られる。極楽、竜宮、唐の三界を表現した図柄。
太鼓みこしは,文化・文政年間(1804〜1830)に王子山焼の陶工たちが祭りに賑わいを添えるために太鼓みこしを建立し、担いだのが始まりとされる。
 ≪上町≫
1949年まで
三笠山
(上河原町)。
鳳凰
(下河原町・小川町)。
孔雀・高砂
(上立町、下立町が合同で担ぐ)=平成20年(2008)制作。105年ぶりの新調。

 ≪下町≫1949年まで
剣鉾・猩々・諫鼓
(呉服町、上二階町、下二階町が合同で担ぐ)。
蘇鉄・鏡山
(魚屋町、西町が合同で担ぐ)。

 ≪上町≫
あづま
(東新町)=1948年参加。
 ≪下町≫
いぬい
(乾新町)=1948年参加。
南風(南新町)=1994年参加。
北新町1−1 青山神社 4/中旬(元・15) 神輿
青山藩主を祀る神社。子供の武者に護られ神輿が青山神社より春日神社まで渡御。
河原町 王地山稲荷社 4/中旬 神輿 王地山公園内
負け嫌い稲荷と呼ばれ、勝負事、受験等に御利益があり、
土曜は奉納相撲。日曜は正午より子供により神輿2基が曳かれる。14時より餅まき。
大野字宮ノ下坪348 春日神社 10/8 例祭
野尻391 春日神社 10/16 例祭
東浜谷179 春日神社 10/10以降の日曜(元・16) 例祭
西浜谷102 春日神社 10/10以降の日曜 例祭
矢代字宮ノ下ノ坪534 大歳神社 10/2日曜 例祭
今福255−1 八幡神社 10/15 例祭
今福3−1 熊野神社 10/9 例祭
西岡屋字二ノ丸579 諏訪神社 9/1土日 樽みこし、餅まき 氏子は東岡屋、西岡屋
嬬ヶ坪字赤早稲ノ坪甲80−3 稲荷神社 10/17頃の日曜 例祭
池上字蔵ノ前坪157−2 春日神社 10/2土日 餅まき
小多田字堂ヶ鼻1490 天満神社 9/25 例祭
西八上字宮ノ下坪349−1 稲荷神社 10/13頃の土日 餅まき
八上内735 春日神社 10/13 餅まき
新荘645 八幡神社 10/17頃の日曜 子供みこし、餅まき
(10:00〜)例祭
(13:00〜)子供みこしを曳き町内をくまなく廻る。宮入り時は、大人が担ぐ。
(16:00〜)餅まき、大抽選会
  
野間419 厳島神社 5/1 例祭
沢田523 八幡神社 10/3日曜 鱧切祭
鱧切祭=市指定無形民俗文化財。北沢田地区の公民館で開催。2016年、11年ぶりに復活。氏子の前沢田と北沢田で継承。
沼田の多かった沢田地区に人々に危害を加える大蛇が生息していた。村人は長男をスッテンテンと呼び、生贄に出していたが、ある時、大蛇を退治する神が現れ、ドブロクを御神酒持につがせ、大蛇が酔いつぶれたところを退治したと伝えられている。
 また大蛇は水害を象徴し、鱧を沼地に生息する大蛇に例えたという説もある。
神が大蛇を退治した場面を模倣して鱧切りを行う祭りで、五穀豊穣や天下泰平を神に奉告する。
郡家字宮ノ東177 新宮神社 10/17 例祭
郡家字研屋354 八幡神社 10/17 例祭
郡家390 居籠神社 10/17 例祭
寺内356 大売神社 10/2日曜(元・11) 神輿(大1、小2) 獅子神楽
知足 厳島神社 10月 神輿,、手作り子供みこし3基
藤岡奥 神社 10/1日曜 例祭、直会
畑宮377 佐々婆神社 10/1土日 金神輿3基
山車10台 畑宮、今谷、火打岩、奥畑、丸山、瀬利、菅、大淵、和田、般若寺、大上
太鼓みこし7基
流鏑馬
流鏑馬=寛永2年(1625)頃より始まる。
宵宮に山車10台、太鼓みこし7基、金御輿3基が宮入りする。
本宮祭の御旅所の若宮の渡御には清道、宮太鼓、天狗、獅子、御手鉾、神輿3基、金幣、白幣と続き、その後に宮司以下祭員、騎馬童子、神酒持乙女 、氏子総代、最後に山車10基と続く。
 また本宮では、馬上から射られる「流鏑馬」が行われる。
 ≪行事予定≫
 ■宵宮
(18:30〜)鳥居前に山車・太鼓御輿が参集。
 ■本宮
(10:00〜)鳥居前に山車が参集
(11:00〜)御神楽奉納・御神幸式
(14:00〜)流鏑馬奉納
(14:30〜)餅まき
畑宮=太鼓山と称する。

今谷
=船山。八幡丸と称する。

火打岩=だんじりと称する。見送り幕・中水引は「天岩戸」。

奥畑
=だんじりと称する。明治期の作。見送り幕は「神功皇后三韓征伐」。

丸山
=詳細不詳?

瀬利東(中村)
=船山。唐破風。見送り幕は「龍」。

(すげ)=だんじりと称する。

大淵
=詳細不詳?

和田
=引山と称する。明治期の作。

般若寺=詳細不詳?

雲龍山(大上)=見送り幕は「鷲退治」。
大上229 天満神社 3/25 例祭
7/1日曜 餅まき 夏祭り

 ■城東地区(旧・雲部村、日置村、後川村)
雲部:春日江、泉、倉谷、佐貫谷、西本荘、東本荘、県守、奥県守
日置:日置(旧・八上新)、八上上、西荘、野々垣、辻、小中、畑井、上宿、畑市、北島、井之上、宮之前、曽地口、曽地中、曽地奥
後川(しつかわ):後川上〔西・東〕、後川新田〔原・籠坊〕、後川中、後川下、後川奥
春日江824 稲荷神社 10/13 例祭
春日江4
熊按神社 10/12、13 樽みこし 昭和54年新調。34年頃までは太鼓みこし。
泉831 八幡神社 10/2日曜(元・13 太鼓みこし
佐貫谷3 八坂神社 10/13 例祭
西本荘19 春日神社 10/13 例祭
東本荘224 天満神社 10/13 例祭
県守597 春日稲荷神社 10/13 PTAによる子供みこし
奥県守1
稲荷神社 10/13 例祭
日置167 磯宮八幡神社 10/2日曜 太鼓みこし、子供みこし
八上上197 弓月神社 10/15 例祭
野々垣205 八幡神社
宮ノ前3−2 波々伯部神社 8/1土日(元・4、5)※98年より変更 神輿3基
おやま2台 3年ごと
だんじり8台 毎年出る
神輿=大正14年3基新調。以前は御旅神事の行列に加わっていたが、現在は1基のみが境内で暴れ回る。
おやま=胡瓜山ともいう。標山になぞらえて造られた。材料が角柱、藤蔓、笹の付いた真竹などで、1辺2、7m、高さ6、8mほどの円錐形の曳山。創建の年代を記した記録は無いが、桃山期の天正19年(1591)頃ではないかと云われている。
=宵宮4番、本宮1番。切妻屋根。御所車。四輪。
木軸に万延6年(1860)6月初旬に棟上げをした墨書きあり。大工・彫師 等は不詳。
扁額は「波々伯部神社」。
妻飾りは「鶴に乗った仙人」。
見送り幕は「竹に虎」。
胴幕は「牡丹に唐獅子」。
小中=宵宮5番、本宮2番。切妻屋根。御所車。四輪。
制作年・大工・彫師 等は不詳。
扁額は「八坂社」。
妻飾りは「菊」。
見送り幕は「羅生門」。胴幕は「大江山の酒呑童子」。
畑井=宵宮3番、本宮3番。切妻屋根船型。御所車。四輪。
江戸末期の作?。大工・彫師等は不詳。
扁額は無し。妻飾り:「龍、竹に虎」。
脇障子:「唐松に騎馬貴人(張良?)、龍に乗った賢人(黄石公)」。
見送り幕は「飛龍」。
胴幕・見送り幕は「龍」。見送り幕の箱に天保12年6月とある。
天水引は波々伯部氏の幕紋「松喰み対鶴紋、左三巴紋」。
上宿=宵宮2番、本宮4番。切妻屋根。御所車。四輪。
制作年・大工・彫師 等は不詳。
扁額は無し。妻飾り:「鳳凰に桐」。
脇障子:「唐獅子牡丹」。
見送り幕・胴幕は「素盞嗚尊大蛇退治」。
胴幕は「大蛇用の8つの酒樽」。
天水引は波々伯部氏の幕紋「松喰み対鶴紋、左三巴紋、木瓜紋」。
以前は船山だった?。
畑市=宵宮6番、本宮5番。切妻屋根船型。御所車。四輪。
江戸末期の作?。
扁額は無し。妻飾りは「鳳凰に乗る仙人」。
見送り幕は「獅子の子落とし」。胴幕は「龍」。
幕箱に「嘉永5年6月」の墨書きあり。

北嶋=宵宮1番、本宮6番。切妻屋根。御所車。四輪。
制作年・大工・彫師 等は不詳。
扁額:「波々伯部神社」。妻飾り:「鶴に松」。
脇障子:右は「龍」、左は「竹に虎」。
見送り幕は「関羽雲長」。以前は「加藤清正虎退治」。
胴幕は「唐武人の図」。以前は「伊勢物語 東下り」。
天水引は波々伯部氏の幕紋「松喰み対鶴紋、木瓜紋」。
井ノ上=宵宮7番、本宮7番。江戸末期の作?。切妻屋根。御所車。四輪。
扁額は無し。妻飾り:「鳳凰に桐」。
見送り幕は「唐松に騎馬童子」。胴幕は「天の岩戸」。
懸魚の箱浦に弘化4年の墨書きがある。
宮ノ前=宵宮8番、本宮8番。切妻屋根。御所車。四輪。
妻飾り:「神亀」。
見送り幕は「素盞嗚尊大蛇退治」。以前は「龍に虎」。
胴幕は「蓑亀」。
曽地中343 八幡神社 10/15 例祭
曽地奥41 八幡神社 10/15 例祭
後川上14 上春日神社 7/23 例祭
10/4日曜 子供みこし
後川中622 春日神社 10/4日曜(元・17) 神輿 氏子は中・下・奥
後川新田422 八幡神社 10/17 例祭 原地区に鎮座

 ■多紀地区(旧・村雲村、大芋村、福住村)
村雲:草ノ上、向井、栃梨、貝田、井串、細工所、塩岡、小田中、小立、垂水、山田、上篠見、下篠見
大芋:中村、福井、小原、藤坂、三熊(みくま)、小倉、市野々、奥山、大藤、立金、宮代
福住:福住、川原、本明谷、安田、小野新、小野奥谷、箱谷、二之坪、藤ノ木、幡路、安口(はだかす)、西野々、下原山、中原山、奥原山
草ノ上3 左近神社 10/2土日 山車2台 草ノ上、細工所
車輪付きの御輿山5台 垂水、塩岡、井串、向井、貝田
草ノ上=明治27年、村の大工の高橋百之助の作。
見送りは「鯉の滝登り」。

細工所、垂水、塩岡、井串、向井、貝田=詳細不詳。
小田中上川原100 稲荷神社 10/2日曜(元・7) 子供みこし、餅まき
下篠見912 九頭女神社 10/7 例祭
福井1170 櫛岩窓神社 4/25 太鼓みこし 巫女踊り、餅まき
小原6 梅田神社 10/2土曜(元・17) 造り物の山車廃絶 現在は大芋まつりで造り物復活。
藤坂216
春日神社 10/17 造り山の山車、子供相撲廃絶 現在は大芋まつりで造り物の山車復活。
三熊78 水分神社
小倉 椿森神社 10/3日曜 例祭
市野々767 八幡神社 10/17 例祭
大藤1 若宮神社 10/17 例祭
立金100 大杉神社 10/中旬 例祭
宮代17 八幡神社 10/17 例祭
川原270 住吉神社 7/最終金土(元・31) 山車5台 川原、上町、中町、下町、本明谷
山車廃絶 木穴木(うとぎ)
氏子 安田
鶴寿山(福住上)=切妻屋根。
 扁額は「鶴寿山」。見送り幕は「龍」。「鶴」もあり。

獅子王山(福住中)=波々伯部神社氏地より購入という言伝えもある。
 扁額は「獅子王山」。見送り幕は「唐獅子」。

亀甲山(福住中)=高欄箱に文政六末六月の記載あり。
 見送り幕は「亀に乗った浦島太郎」。

菊水山(川原)=上部は切妻屋根で下部は船山の形式。
創始は文化5 年。宮入りは文化9年と記されてた小覚書があるらしい。
 扁額は「菊水山」。
 胴幕は「波の形」。
 見送り幕は平成16年、京都で新調「亀に乗った浦島太郎」。創建以来の幕も保管。

鳳凰山(本明谷)=見送り幕は「天界の鳳凰、地上の東方朔」。元禄期(1608〜1704)の作。京都より購入と伝わる。
龍水山(木穴木[うとぎ])=老朽化のため昭和45年頃に解体。
二ノ坪374 熊野神社 8/31・9/1(毎年) 山車7台 小野新、小野奥谷、二ノ坪、藤ノ木、栃梨、貝田、箱谷
往古は野菜物を神前に供する風習から始まったが、延宝年間の頃から、造り物を屋台にのせて神社に引き入れるようになり、後には京都の祇園祭の山鉾を真似て宮入りするようになった。
今では野菜物は使わず、造り物は各部落で、毎年独特の秘法や趣向をこらしている。
幡路4−2 稲荷神社 10/13 例祭
西野々541 松森神社 10/9 例祭
中原山字鳥居本19 日吉神社 5/5(元・5) 山車休止 下原山、中原山、奥原山の3区があり中原山より造り物の山車が出ていた。
 ◎旧・丹南町
味間:味間奥、味間北、味間南、味間新、西古佐、東古佐、中野、網掛(あがけ)、吹上、吹中、吹下、吹新(ふきしん)、東吹、西吹、大沢、大沢新、杉
城南:小枕、栗栖野、真南条上、真南条中、真南条下、野中、北、谷山、岩崎、宇土
古市: 古市、不来坂、住山、油井、草野、古森(こうもり)、当野(とうの)、波賀野、波賀野新田、見内、犬飼、初田、牛ヶ瀬、矢代新、南矢代
大山:大山宮、大山上、大山下、大山新、長安寺、町ノ田(ちょうのた)、一印谷、高倉、石住、追入(おいれ)、徳永、北野、北野新田、東河地(とうこうち)、明野、荒子新田、園田分(そのだぶん)
味間奥280 二村神社 10/9頃の日曜 山車4台 昭和60年、21年ぶりに巡行復活
太鼓みこし5基 味間奥、味間北、味間南、味間新、西古佐
味間奥、味間北、味間南、味間新、西古佐、東古佐、中野の各集落から曳山や太鼓みこしが集結する。
味間奥=切妻屋根。中水引は「桐と?麒麟」。

味間北
=2015年復活。切妻屋根。中水引は「唐獅子牡丹」。

味間南(龍虎山)=だんじり。切妻屋根。明治期の作。

味間新=だんじり。唐破風屋根。明治期の作。中水引は「桐と?麒麟」。
西古佐 西山稲荷神社 4/2日曜 餅まき、抽選会
網掛9 八柱神社 10/15頃の日曜 例祭
吹新 春日神社 10/中旬 子供みこし
東吹1577 八幡神社 10/16頃の日曜 子供樽みこし、餅まき
西吹249 二村神社 10/3日曜 獅子舞、流鏑馬中絶 獅子頭は飾付け
大沢70 大沢八幡神社 10/2日曜(元・15) 太鼓御輿、子供みこし 氏子は大沢、大沢新、杉
大沢、大沢新、杉地区は太鼓みこしを3地区で練り歩き祭礼を実施していたが、戦後すぐの大型台風で神輿の大半が壊れ長い間中止していたが、杉が修理を加えて復活。同時に子供神輿も新調。現在は3地区合同行っている。
小枕423 春日神社 10/1日曜 餅まき 9月下旬の年もあり
栗栖野108 大歳神社 9/2日曜(元・16) 直会、餅まき
真南条中142 二村神社 10/8 太鼓御輿 3基あるが1基を3地区で担ぐ
真南条下226 諏訪神社 10/27 例祭
野中633 屋根川天満宮 1/25 例祭
谷山52 稲荷神社 10/2日曜(元・8 餅まき
岩崎71 春日神社 10/最終日曜(元・8 樽みこし
宇土17 熊野神社 10/8 例祭
古市56 蛭子神社 10/10 だんじり廃絶
古市は元・宿場町で栄えた。大正11年(1922)元・だんじり小屋を賃貸と記録あり。それ以前に廃絶したと思われる。
不来坂1 大歳神社 10/17 例祭
油井220 大歳神社 10/6 神輿2基 氏子は油井、草野、古森
だんじり 古森
古森=唐破風。明治期の作?中水引:「唐獅子牡丹」。
当野7 大歳神社 6/下旬 獅子舞 巨大粽にかぶりつく
10/17頃の日曜 子供みこし 獅子舞、最後は餅まき
波賀野455 出雲神社 10/3日曜 太鼓みこし 昭和62年、10年ぶりに巡行復活
獅子舞
見内1−3 二村神社 5/15 餅まき
犬飼824−1 大歳神社 12/10 神事 神事を未明に行なう
初田字屋敷ノ坪504 八柱神社 10/17 餅まき 元は犬飼村の大歳神社の末社。明暦元年(1655)当地へ遷座。
矢代新17−1 大歳神社 12/6頃の日曜 公民館で会食後、餅まき
南矢代32 大歳神社 10/5 例祭
南矢代70 一宮神社 10/5 例祭
大山上字古河坪728 神田神社 10/9頃の日曜 神幸式
太鼓山6台
鉾山2台(休止)
例祭はもとは旧暦9月9日。現在は10月9日頃の日曜に二宮神社へ鳳輦の渡御が行われる。
宵宮は村の祭りとして自村の氏神の神輿を担いで村内を巡幸。
本宮は氏子村社の神輿6基が氏子区域を渡御し各々二の宮に至る。
大山下1214 愛宕神社 10月 神輿
長安寺8−1 大川神社 4/23 例祭 幟立て
町ノ田62 池尻神社 10/2日曜(元・8) 神輿 人形狂言
(10:00〜15:00)神輿
(15:30〜)人形狂言
(16:00〜)くじ引き、直会
高倉 松尾神社 10/2土曜 餅まき
石住7 松尾神社 10/8 例祭
追入166 追入神社 10/2日曜 神輿 三番叟
徳永308 愛宕神社 8/24 例祭
北野22 大歳神社 10/8 例祭
東河地103 神明神社 10/8 餅まき
明野47 稲荷神社 10月 例祭
 【廃村】
夙(しゅく)=味間南の中。最盛期80戸あったそうだが、現在は植林された杉や檜が林立する森になっている。その山中には屋敷跡とみられる台地が点在し、集められた墓石や石仏など約30基が鎮座している
記録では「篠山領地誌」貞享4年(1687)日付けに夙の記述が登場。
「多紀郡明細記】嘉永4年〜5年(1851、2)には柿渋師 夙村ノモノ」の記述がある。
「兵庫県多紀郡地誌」明治17年(1884)編纂に、嘉永年間(1848〜55)のわずか7年の間に7戸にまで戸数を減らし、さらにその後、全戸がなくなったという記述がある。
おそらく疫病が流行したからだと思われる。
 加茂神社旧跡碑があり。鎮守の加茂神社は明治41年10月、二村神社に合祀とあり。

 ◎旧・西紀町
       西紀地区(=旧・南河内)〔上板井、下板井、小坂(おさか)、乗竹、宮田、打坂、垣屋、高坂、倉本、坂本、栗柄(くりから)〕
       西紀南地区(=旧・北河内)〔東木之部、西木之部、川西、高屋、黒田、西谷、西阪本、口阪本、川北、上新田、下新田〕

       草山:本郷、川坂、遠方、桑原
下板井字川内原坪74 川内多多奴比神社 10/9頃の日曜 神幸式
西紀地区〔上板井、下板井、小坂、乗竹、宮田、打坂、垣屋、高坂、倉本、坂本、栗柄〕
西紀南地区〔東木之部、西木之部、川西、高屋、河内台、黒田、西谷、西阪本、東阪本、川北、上新田、下新田)
岡野地区〔野尻、東浜谷、西浜谷、今福、大野、矢代、東岡屋、西岡屋、有居、風深〕
の3地区19集落の氏子が集まり、御旅では、上板井集落の二ノ宮から一ノ宮(川内多々奴比神社)までの約1kmの行程を巡行。「ヨーイサージャ」の掛声で、子供が中心となって曳く金神輿6基、大人たちが曳く太鼓神輿2基、大宮神輿1基の順に宮入り。
境内では太鼓神輿2基の練り込みが奉納された。
神輿の宮入りは氏子18地区を6地区ずつ交代して二宮神社の神輿を捧げて宮入りする。
上板井=太鼓みこし。切妻。明治期に購入。
宮田=太鼓みこし。切妻。明治6年に購入。
栗柄=山車。切妻屋根。明治期に購入。見送り幕は「宝船」。天水引は「宝物」。
鎮守は八柱神社(栗柄457)。金神輿2基、子供みこしあり。
小坂=獅子舞。獅子頭は大正7年、伊勢よりの寄贈。
乗竹=鉾。
小坂1125 明月神社 10/1日曜 子供みこし 台車に乗せて曳く
西木之部87 賀茂神社 10/1日曜 子供みこし
黒田173 稲荷神社 10/1日曜 子供みこし 子供相撲、餅まき
口阪本9 天満神社 9/25頃 餅まき
本郷字口ノ坪141−1 春日神社 10/21頃の日曜 曳山4台 草山各集落(本郷、川阪、遠方[おちかた)、桑原)
本郷=切妻。
川阪=船山と称する。江戸期の作。
遠方[おちかた)=曳山と称する。切妻。大正期の作。
桑原
=山と称する。切妻。明治の作か?。
 ◎旧・今田町
       ⇒黒石、本荘、今田、今田新田、佐曽良新田(さそらしんでん)、市原、芦原新田、木津(こつ)、四斗谷(しとだに)、辰巳、上小野原、辰巳、下小野原、休場(やすんば)、上立杭、下立杭、釜屋、間新田
今田黒石字清水ノ坪566−2 住吉神社 10/連休(元・17) 子供花相撲、輪投げ おひゃくど(餅まき)
例祭は旧・9/9⇒10/17⇒10/10と変遷。戦前は青年相撲があった。
今田町本荘888 住吉神社 8/31 夏祭り 子供みこし、相撲、餅まき
10/連休(元・17) 神輿、子供みこし 餅まき
太鼓山廃絶 昭和30年代初期に廃絶
神輿=昭和53年復活。子供みこし=昭和61年復活。
今田町佐曽良新田13 天満神社 10/17 例祭
今田町市原3
住吉神社 9/23(元・10/17) 子供花相撲 餅まき
田楽(ヒヨヒヨ踊り) 昭和20年代後半より休止
氏地は市原・今田・今田新田。
今田町木津108 木津住吉神社 10/連休(元・17) 田楽踊り、子供相撲、餅まき :
田楽踊りは昭和56年(1981)復活。昭和37年(1962)以降休止していた。
今田町上小野原30
住吉神社 8/30 夏祭り
10/1土日(元・5) 田楽(蛙踊り) 住吉神社神舞保存会
太鼓御輿休止
小野原田楽は「カエロ、カエロ」といって飛びかわることから「カエル踊り」とも呼ばれている。村では神舞と呼び、秋祭りの宵宮に奉納される。
上小野原=太鼓御輿と称する。布団3段。昭和26年に始まり、20年余り続くが、諸事情で昭和45年より中断。
今田町四斗谷 稲荷神社 2/1 俵や繭の形に作った稔入り団子を持って参拝する
今田町辰巳 稲荷神社 10/中旬 餅まき、子供相撲
今田町上立杭宮ノ坪162 住吉神社 7/29 夏祭り 福引入りの餅まきを昭和42年より始める
10/8 子供樽みこし 平成元年より始まる。夏にすることもあり。
今田町下立杭字坊垣内ノ坪489 金刀比羅神社 7/10 夏祭り 子供相撲。タコ祭りと称する。
11/10 福引き入りの餅まき
今田町下立杭字森ノ坪189−3 大年神社 旧・9/27 例祭 昭和31年(1956)例祭日を10/10に変更するが、落雷による焼失で元に戻す。戦前は田で巡業芝居や映画。青年相撲があった。
今田町釜屋80 稲荷神社 3/上牛の日 稲荷祭
11/10 金比羅祭 子供相撲
今田町間新田161 島姫神社 10/10 お当、餅まき、子供相撲