茨 城 県

  ≪県北地方≫

     常陸太田市、久慈郡[大子町]

住所 神社名 祭礼日 内容 備考

 ≪常陸太田市≫
  平成16年(2004)12/1、常陸太田市+久慈郡金砂郷村、水府村、里美村が合併。
 ◎旧・常陸太田市
 ■太田地区
   ⇒宮本町、内堀町、中城町、栄町、東一町、東二町、東三町、塙町、金井町、木崎一町、木崎二町、山下町、西一町、西二町、西三町、寿町、新宿町、寄東新町、西新町
宮本町2344 若宮八幡宮公式HPへ 5/15(5年毎) 神幸祭 屋台
金井町2661 伊勢神社 6/30 例祭
東二町2257 板谷稲荷神社 旧・6/14 子供神輿
 ■世矢地区
   ⇒小目、亀作、真弓、大森
小目町1 鷹房神社 5/8 例祭
亀作町1349 明世神社 5/3 例祭
真弓町十二所1406 熊野神社 4/5 例祭
真弓町陣ケ峰2766 真弓神社 2/15 例祭
大森町410 鹿嶋神社 4/8 例祭
大森町1590 熊野神社 4/8 例祭
 ■機初(はたそめ)地区
   ⇒長谷、高貫、田渡、幡、三才、西宮:町屋
長谷町345 長谷神社 4/14 例祭
高貫町532 春日神社 5/7 例祭
田渡町800 白山神社 5/10 例祭
幡町539 長幡部神社 5/9 例祭
三才町464 諏訪神社 5/4 例祭
西宮町854 西宮神社 4/9 子供神輿休止 神輿殿に保管
町屋町1323 吉田神社 4/9 例祭
 ■佐竹地区
   ⇒堅磐、上土木内、内田、岡田、小沢、沢目
上土木内町669 静神社 5/8 例祭
内田町2500 吉田神社 5/8 例祭
岡田町566 熊野神社 4/8 例祭
旧・6/7 例祭 境内社・八坂神社例祭
 ■幸久(さきく)地区
   ⇒上河合、下河合、藤田、粟原、島
上河合町1 河合神社 4/15 例祭
下河合町109 岩船神社 4/15 例祭
藤田町1473 雷神社 5/7 例祭
9/9 せんど祭り休止
9月9日には秋の宵祭りとして「せんど」祭りが行われる。氏子たちが何組かに分かれお神酒や神饌を持参して神前に集合。神官がお供えし神楽を奏すると,氏子たちが到着順に裸足で「おせんどおせんど」と歓声をあげながら瑞垣を3回まわり、鈴の間に額づいて神事を行ったが、平成に入って中断している。
粟原町464 鹿島神社 4/11 例祭
粟原町853−1 見目神社 6/30 例祭
島町2235 鹿島日吉神社 4/9 例祭
 ■佐竹地区
   ⇒天神林、稲木、磯部、谷河原
天神林町3228 稲村神社 5/1 例祭
雨乞い神事=稲村神社から雷神社が分祠され雨の神として崇拝され「雨乞い」神事が始まった。夏に雨が降らないとき、若い衆が雷神社を中に入れた神輿を作り、村人が神輿を担いで村中をまわる「雨乞い神事」は昭和29年まで行われた。
稲木町996 高房神社 5/9 例祭
磯部町1687 熊野鹿島神社 5/9 例祭
谷河原町71 天白羽神社 5/3 例祭
谷河原町2446 天満神社 2/25 例祭
 ■誉田(ほんだ)地区
   ⇒馬場、新宿、増井、上大門、下大門、瑞龍
馬場町574 八幡宮 5/5 例祭
新宿町1448 諏訪神社 4/15 例祭
増井町786 熊野神社 4/15 例祭
下大門町2018 天満神社 4/25 例祭
瑞龍町507 白鷺神社 4/9 例祭
 ■佐都地区
   ⇒里野宮、白羽、茅根、常福地、春友
里野宮町1052 薩都神社 5/10 例祭 旧・郷社。延喜式内社
大助人形祭り=場所は里野宮町運動公園。日時は8/3土曜15:30〜19:30。
茨城県北地域では旧暦7月10日に大助人形を作り、虫送りや疫病退散を願う行事が行われていた。
里野宮では昭和30年代後半にとだえるが、平成6年に復活し、以来毎年8月第3土曜日に行っている。
大助人形の材料は小麦わら、武者の顔を墨で書いて人形の顔を包む。
篠竹で刀と脇差しをつくり、刀の「つば」は「茄子」の輪切りです。
人形の腹には饅頭などを入れ、竹竿を通して庭先に建てる。
白羽町1670 天志良波神社 4/10 例祭
茅根町1094 十二所神社 5/9 例祭
常福地町946 熊野神社 4/15 例祭
春友町406 鹿島神社 4/19 例祭
 ◎旧・金砂郷村
 ■郡戸地区
   ⇒小島、中野、松栄、新地、花房
小島町699 鹿島神社 4/15 例祭
中野町536 諏訪神社 5/10 例祭
松栄町1089 鹿島神社 4/29 例祭
松栄町3192 春日神社 4/10 例祭
新地町739−1 稲荷神社 4/15 例祭
花房町2361イ 伊勢神社 5/10 例祭
 ■久米地区
   ⇒大里、薬谷、久米、大平、玉造、芦間
大里町1587 赤城神社 5/5 例祭
薬谷町128 近津神社 4/8 例祭
久米町2035 鹿島神社 4/10 例祭
大平町757 鹿島神社 4/18 例祭
大平町941 飯綱神社 9/29 例祭
玉造町1423 愛宕神社 4/5 例祭
芦間町1994イ−1 八幡神社 4/8 例祭
 ■金郷地区
   ⇒高柿、千寿、岩手、大方、竹合、中利員、下利員、箕
高柿町1452 吉田神社 4/9 例祭
千寿町62 金砂神社 4/3 例祭
大方町1248 鹿島神社 5/10 例祭
竹合町194 北野神社 2/25 例祭
中利員町1 天満神社 4/25 例祭
下利員町592 日吉神社 4/10 例祭
箕町535 吉田神社 4/15 例祭
 ■金砂地区
  ⇒上利員、上宮河内、下宮河内、赤土
上利員町1143 熊野神社 3/15 例祭
上利員町2084−ロ 別雷皇大神 旧・4/3 例祭
上宮河内町1915 西金砂神社 11/12 例祭
72年ごとの未年 磯出大祭礼 72年ごと
丑年と未年 小祭礼 嵯峨天皇の弘仁6年(815)の3月以来7年目ごとに丑年・未年に行われている。
常陸大宮市のたからものHPでは「西金砂神社は、常陸太田市上宮河内町の西金砂山山上にに鎮座する大己貴命を主神とする神社。9世紀半ばの平安時代から続くと伝えられる、72年ごとの未年に行われる磯出大祭礼と、6年ごとの丑年と未年に行われる小祭礼、それに伴い奉奏される田楽舞で有名である。第17回目の大祭礼は平成15年に催行され、前回の小祭礼は丑年に当たる平成27年の3月下旬に催行された。
 西金砂神社を支える氏子地区は、常陸太田市の上宮河内・下宮河内・赤土と、常陸大宮市諸沢の4地区。この4地区を西四か村と呼び、神幸行列を迎える主要地区で、東三か村と呼ばれる常陸太田市天下野・中染・町田を加えた七か村の総意で祭礼の実施は決定される。
 磯出大祭礼が6泊7日もの日程で、数百人もの行列が日立市水木浜まで神幸する大掛かりな祭礼であるのに対し、3泊4日で常陸太田市馬場町の仮殿まで神幸する祭礼を「小祭礼」と称している。しかし、神輿を中心とした百数十人の行列が、各地区での祈祷のほか、中染、和田、馬場町の三ヶ所で田楽舞を奉奏しつつ進む祭礼は、十分に大きな祭りである。小祭礼では、祭礼当日に見ることのできる行事のほかに、氏子地区をはじめとする関係地区内での伝統的な組織作り、桟敷割りや警固などの先祖伝来の役割、地区ごとの作業分担や独自の付祭りなど、準備段階や祭りの背後に深い歴史を髣髴とさせる様々な古いしきたりが伴っており、そこにこそ小祭礼のみどころや面白さがある。」とある。
火消し行列=県指定無形民俗文化財。町田火消行列が初めて小祭礼に神輿渡御の前駆として供奉したのは、延享2年(1745)である。
これは元文4年(1739)、祭りが盛大に行われている時、あちこちの集落から火災が発生した。それを見た町田の医師・土岐千角は、神輿渡御の行列に火消組を参加させる必要を痛感した。
千角は、神田明神の祭礼を拝観し、火消組が供奉して威儀整然とした行列の壮観さに感銘し、その組織形容を模範にしてそれに自己の独創を加味した町田火消行列を案出し、関係各村の有志とその実現を図った。
下宮河内町1 金砂本宮神社 3/下旬
(めったとしない)
屋台3台 中組、下組、北組
屋台廃絶 上組
中組=明治6年制作。     

下組
=明治19年制作。 

北組
=幕末か明治制作。   
上組…焼失したので借りてくる。
赤土2206 赤土天満宮 3/25 神輿 昭和12年建造
 【太田まつり
8月中旬、開催。
1日目(鯨ヶ丘夏舞台):16:30〜21:00。鯨ヶ丘商店街(栄町⇒東一町⇒東三町)で天神ばやしや市民みこしを中心としたパレード、久自楽舞など。

2日目(山吹夏舞台):16:00〜21:00。山吹運動公園(新宿町1)で納涼盆踊り大会、子供盆踊り、久自楽舞など。最後は花火。
 ◎旧・水府村
 ■山田地区
   ⇒東連地、松平、和田、棚谷、国安
東連地町628 嵯峨神社 4/9 例祭
松平町1495 稲荷神社 2/16 例祭
和田町1016 白鷺神社 6/28 例祭
棚谷町1139 棚谷神社 3/1 例祭
国安町70 日吉神社 9/28 例祭
 ■染和田地区
   ⇒和久、町田、西染、中染、東染、西河内上
和久町852 冑神社 3/19 例祭
和久町1693 雷神社 4/18 例祭
町田1 鹿嶋神社 7/10 例祭
西染町245 岩船神社 3/24 例祭
西染町247 石尊神社 3/24 例祭
中染町2651 熊野神社 3/15 例祭
東染町298 十二所神社 4/15 例祭
東染町3314 堺神社 4/15 例祭
西河内上町877 高宮神社 4/3 例祭
西河内中町239 天満神社 11/25 例祭
西河内下町892−3 富士神社 4/9 例祭
 ■天下野地区
   ⇒天下野、上高倉、下高倉
天下野町9740 東金砂神社 旧・1/13 嵐除祭 田楽舞
3/22〜31(72年毎) 磯出大祭礼 田楽舞 
嵐除祭田楽舞は国選択無形民俗芸能。茨城県指定無形民俗文化財。舞台構成は、天から降りてきた瓊々岐尊を猿田彦(鼻の高いりりしい男子の白面)が出迎える様子を表した「四方固め」、白色の羽毛を付け、笑いの面を被った大国主命が鈴を鳴らしながら、粗暴な神(獅子の面)たちを鎮め、思いのままに舞うことで、武力を用いず人徳をもって国を統治する様子を表現した「獅子舞」、前段の粗暴な神を平定した後、その心を慰める「御子舞」、赤鬼、青鬼、黒鬼がそれぞれの顔と同じ色の装束を身に付けるとともに、赤鬼は松明、黒鬼は斧、青鬼は金棒を持って荒々しく踊る「三鬼舞」の4つ。
金砂神社磯出大祭礼=72年毎に行われる。前回は平成15年(2003)に第17回開催。次回は2075年。
東西の金砂神社の氏子たちがそれぞれ500人ほどの大行列を編成し、神輿を担いで西金砂神社・東金砂神社と日立市水木浜までの間(およそ75km)を延べ10日で往復(西金砂神社は3日遅れてスタートする)。
このような行列は「磯出」と呼ばれ,渡御の途中の数カ所で、金砂田楽が奉納されるほか,水木浜では,磯出伝説にちなんだ非公開の神事が行われる。
行列には,平安時代や江戸時代など,さまざまな時代の衣装を着た人々が登場し,天下泰平や五穀豊穣を祈願します。
 起源はその昔、金砂の神が水木浜に現れたことが神社の始まりとなったという逸話や,神様を近江国日吉神社から金砂山へ出迎える際,海路を経て水木浜に着いた神様が、久慈川とその支流を遡って金砂山に着いたという伝説からなど諸説ある。


 第17回(2003年)のルートは中染祭場 ⇒和田祭場⇒馬場八幡宮祭場⇒水木浜祭場⇒上河内祭場⇒久米祭場⇒ 本丸祭場⇒東金砂神社である。
下高倉2268 武生神社 9/中旬(3年毎) 山車
 ◎旧・里美村
 ■小里地区
   ⇒小中、大中、小妻、徳田、里川新田
小中町1855 羽黒神社 11/17 例祭
大中町1706 大中神社 11/15 例祭
小妻町170 天満宮 10/3 例祭
徳田町1780 境神社 11/15 例祭
里川町524 素鵞神社 10/15 例祭
 ■賀美地区
   ⇒上深荻、大菅、小菅、折橋
上深荻町779 白羽神社 4/15 例祭
上深荻町1767 石尊神社 4/24 例祭
上深荻町2492 熊野神社 9/9 例祭
大菅町892 高宮神社 5/1 例祭
小菅町2533 高宮神社 11/10 例祭
折橋127 折橋天満宮 11/23頃 神輿
山車
以前は毎年3月に祭礼行なっていたが、最近は3〜7年ごと。通年は神輿渡御のみ。
大祭の年は清水のささらを先頭に火消し行列、山車、神輿が出る。

 ≪久慈郡≫
 大子町
 ■大子地区
大子458 十二所神社 5月連休(4年に1回) 山車1台 近町
屋台4台 小久慈町、本町、金町、泉町、栄町
近町=昭和3年(1928)制作。 
小久慈町=昭和58年(1983)制作。同町大沢から彫刻譲り受けて制作。

本町=明治初年(1868)制作。大正4年に台車部分新調。

金町=明治11年(1878)制作。大工は細野助太郎。彫師は石右吉、神山留吉(鹿沼)。
屋台軸部、破風、金物類の大方は、は平成元年(1989)新調。屋台展開時に接続される本舞台は平成25年(2013)新調。
間口(柱端間・柱巾含む。)は1.995m。奥行き(前後柱端間・柱巾む)は3.376m 高さ(棟木下端まで)は4.191m。

泉町=弘化2年(1845)7月制作。

栄町=戦時中に疎開していた大工が制作。
浅川2881 真弓神社 4/3 獅子舞
浅川3903 熊野神社 春(毎年ではない) 屋台2台
4/3 獅子舞
浅川のささら=県指定無形民俗文化財。大子町浅川の熊野神社に伝わる獅子舞で、同社並びに同地区真弓神社の祭礼に奉納される。
 由来は、伝承によると元禄年間に西金砂神社で行われた田楽祭に浅川の獅子舞も自製の獅子頭で参加し、その舞が妙技を極めたので、当時この祭事を鑑賞していた徳川光圀公よりお褒めのことばを戴き、公秘蔵の獅子頭3体を賜ったといわれ、以来この拝領の獅子頭で地元神社の祭礼に際し獅子舞を奉納する習わしになっていると伝えられています。獅子舞は、一人立ちの3頭の獅子が囃子の笛の音に合わせて胸元に抱えた太鼓を打ち鳴らしながら踊る。
 その舞は「かいどう、いれは、ひいらいとうらい、おひゃらひゃろう、おかざき、うたたね、ふっくつし、すっこまい、ししんまい、とどのめ」の10種からなり、それぞれ平和を願う舞、開運の舞、精進の舞、五穀豊穣を祈念する舞、天地の神に感謝を捧げる舞などである。
上岡653 十二所神社 4/15 例祭
上岡1996 八龍神社 4/15 例祭
山田879 熊野三枝祇神社 3/21 例祭
 ■袋田地区
    ⇒袋田(ふくろだ)、下津原(しもつはら)、久野瀬(くのせ)、南田気(みなみたげ)、北田気(きたたげ)、池田(いけだ)
袋田1338 諏訪神社 4/中旬
(5年毎。元4/21)
山車1台 滝本
屋台3台 大塩、宿、川西
滝本=???。  
大塩(中組)
=明治13年美和村鷲子より購入。  
宿=明治5年9月新調。大工は梅吉(小生瀬村)、文吉(小○村)。  
川西=?
  【平成10年の交通事故】
平成10年(1988)4月11日午後8時40分ころ、大子町袋田の県道で、神社祭礼の山車4台が行列を作り進行していたところ、その最後尾の山車の周囲にいた祭礼参加者28人の列に乗用車が猛スピードで突入し、5人が死亡し、20人以上が負傷した。
運転していた飲食店店員の男性(22歳)は、勤務先の飲食店で飲酒をしており酒気帯び運転だった。
 祭礼は、4月11、12日の2日間の予定で、4集落合同で開催されたため山車も4台が参加しており、衝突された山車はこのうち最後尾を進んでいた。
現場となった見返橋の脇に慰霊碑が建立されている。
下津原1179 稲荷神社 11/29 例祭
久野瀬220 諏訪神社 4/3 例祭
南田気1 王子神社 4/15 例祭
北田気1025 二荒神社 3/28 例祭
池田598 静神社 9/24 例祭
池田1582 吉田神社 4/23 例祭
 ■宮川地区
    ⇒矢田(やだ)、川山(かわやま)、冥賀(みょうが)、高田(たかだ)、下野宮(しものみや)
矢田824 大鈴神社 10/1 例祭
川山470 八龍神社 9/9 例祭
冥賀1644 日月神社 3/28 例祭
高田512 熊野神社 3/29 例祭
下野宮1626 近津神社 11/7 例祭
 ■依上地区
    ⇒芦野倉(あしのくら)、塙、田野沢、上金沢、下金沢、相川、初原、槇野地、左貫
芦野倉872 吉田神社 3/30 例祭
塙1438 依上神社 4/14 例祭
田野沢570 素鵞神社 4/3 例祭
上金沢128 羽黒神社 3/17 例祭
下金沢1068 十二所神社 4/17 例祭
相川1101 越方神社 4/3 例祭
初原329 鹿嶋神社 4/5 例祭
槙野地815 金砂神社 3/13 例祭
佐貫931 花室神社 4月(不定期。元・1) 山車
 ■黒沢地区
    ⇒町付、上野宮、上郷、中郷、北吉沢
町付1218 近津神社 2/27 例祭
上野宮2129 八溝嶺神社 5/3(元・旧4/17) 梵天 木に金紙や銀紙を貼った長さ1.5m位の鉾を中心に、稲、干瓢、芋幹、餅、麻、布などで飾った御幣
梵天祭=往古は旧4/17、現在は不定期で5/3に奉納。 1年上げれば3年続けて上げる習わしだったが、現在は上野宮の氏子たちが不定期で上げている。
若衆30人ほどで担ぎ、山麓から山頂まで登っていく。朝、地区を出発し、途中この梵天を揉みながら正午近く頂上に着く。頂上に着くと神社の周りを3周し、拝殿前に梵天を納め、神官の祝詞奏上ののち、お札が配られ、人々は梵天を置いて下山する。
かつては、福島、栃木の各山麓の村々からも梵天が上がり、相当な賑わいであったといわれている。
上野宮3208 近津神社 2/1 例祭
上郷1705−1 笠置神社 旧・8/24 例祭
中郷1888 中山神社 3/10 例祭
北吉沢1841 熊野神社 3/19 例祭
 ■生瀬地区
    ⇒大生瀬、小生瀬、高柴、内大野、外大野
大生瀬5051 大生瀬神社 4/3 例祭
小生瀬2848 諏訪神社 3/27 弓的行事
9月下旬(4年に1回) 山車
高柴1522 五霊神社 4/1 例祭
内大野2138 十二所神社 4/12 例祭
秋(3年に1回) 山車
 ■上小川地区
    ⇒栃原、頃藤、大沢
栃原434 鹿嶋神社 3/28 例祭
頃藤3154 男体神社 4/8 例祭
頃藤6506 関戸神社 4/3 例祭
大沢406 根渡神社 3/21 例祭
 ■下小川地区
西金249 諏訪神社 3/27 例祭
 ★展示場 
 【ふるさと歴史民俗伝承館】
常陸太田市上宮河内町1911。 0294−76−9777。
郷土の歴史や民俗などに関する市民の理解を深めるとともに、教育や学術、文化を発展させることを目的に建てられた施設。
地域の伝統芸能を永く伝えるために、それらの稽古場のほか、発表や展示を行う場所としても利用されている。展示されているのは、平成21年3月に行われた第198回の小祭礼で使用された花まといである。
また、館内には入浴施設「杜の湯」が併設されている。