石 川 県

   ≪中能登≫

       七尾市、鹿島郡〔中能登町〕

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪七尾市≫
  平成16年(2004)10/1、七尾市+鹿島郡田鶴浜町、能登島町、中島町が合併し成立。
 ■七尾地区
  
 ⇒湊町一丁目、湊町二丁目、今町、鍛冶町、川原町、塗師町、相生町、橘町、作事町、大手町、桧物町、府中町、生駒町、亀山町、一本杉町、魚町、阿良町、米町、三島町、木町、常磐町、白銀町、富岡町、松本町
山王町1−13 大地主神社 5/3〜5 曳山(デカ山) 3台 鍛冶町、府中町(HP)、魚町
7/2土曜(元・8) 神輿
奉灯11本 湊町1丁目、湊町2丁目東部、湊町2丁目西部、郡町東部、郡町西部、塗師町、鍛冶町、川原町、山王町、上府中町、本府中町
奉灯お休み 袖ヶ江町、今町
 【青柏祭】(公式HPへ
 5月3日〜5日、七尾市市街地中心部で行われる能登地区最大の祭礼。高さ12m、重さ20mの日本一大きな山車「でか山」3台が狭い町なかを曳き廻される。
言伝えでは、平安時代の天元4年(981)に時の国主源順が能登の国祭りと定めたのが始まりとされる。
文献上では、貞享2年(1685)であった。

5月2日夕刻、市内の人形宿に「でか山」の人形が飾られる。
5月4日正午過ぎ、3台の「でか山」が大地主神社(山王神社)に揃う。
5月5日午前11時半頃、能登食祭市場前に3台の「でか山」が揃う。
その後、七尾駅前(ミナクル・パトリア)と御祓川河畔に向かい再3台の「でか山」が揃う。
 【七尾祇園祭】
 7月2土曜、(平成11年までは7/8)七尾市街地東部で行われる。
七尾祇園祭の奉燈は明治期は高さ12〜18mで能登最大の巨大な奉灯だったが、明治43年に七尾市内町に電線が張られたことにより、近隣の石崎村に譲られた。
 往古(戦前)は川原町をはじめ、周辺の町々でも四ッ車の山車を曳いており、この山車を「チンコ山」とか「チョンコ山とか称し、曳山囃子を演じていた。
祭りが終わると解体し、宮や寺の縁の下に部材を保管していたが、何年か出さないうちに車輪を除く他の部分は虫食い
現在は川原町では山車の車輪が2つ山王社境内社登口神社拝殿の縁下に納められている。
 ただ上府中町は戦前は祭礼当日は各自が手持ちのごく小型のキリコ提灯を持って湊町西浜の仮宮へお参りしていたが、後に皆で担ぐ奉灯を作ったとされる。
 その後は、にわか奉灯を担ぐようになったが、昭和36年より全町よりキリコ奉灯に統一し、笛・鉦・太鼓の奉灯囃子を取り入れいっそう賑やかになった。

キリコはかつて氏子12町から大小20本だったが、現在は大小17本のキリコ奉灯が出る。
(20:30〜)奉灯は湊町仮宮前に集結。ただし郡町西は高さ14mのため、電線にかかるので直接、大地主神社へ。
(21:30〜)全奉灯は神輿を先導湊町一丁目、鍛治町、郡町通りを経て山王神社へ向かう。

(23:15〜)先頭の奉灯が宮入り。
(23:40頃)神輿が神殿に到着。
湊町1丁目=文字は「聯飛龍」。

湊町2丁目東部
=文字は「風氣凉」。

湊町2丁目西部
=文字は「福和来」。

郡町東部
=文字は「寿無極」。小奉灯あり。

郡町西部
=文字は「歓無極」。高さ12m。小奉灯あり。

塗師町
=平成17年頃新調。文字は「開清泉」。
 先代は昭和53年7月新調。本府中町へ譲る。

鍛冶町
=平成12年7月新調。

川原町
文字は「能登海」。小奉灯あり。

山王町
=文字は「仁?威」。小奉灯あり。

上府中町
=平成元年7月新調。文字は「開寿城」。小奉灯あり。

本府中町=平成17年頃に、塗師町より購入。
 昭和53年7月、塗師町新調。
袖ヶ江町=平成20年(2008)現在、お休み。

今町=平成29年(2017)はお休み。文字は「涼風無限」。
富岡町70 西宮神社 9/17 例祭 氏子は富岡町、松本町
 ■矢田郷地区
  
 ⇒府中、藤橋町、所口町、天神川原町、藤野町、後畠町、古屋敷町、古城町、古府町、小池川原町、矢田町、矢田新町、竹町、緑ヶ丘町
府中町223 印鑰(いんにゃく)神社 7/2 土曜(元・1) 神輿
奉灯6本 浜通り、川渕通り、七軒町、女良浜通り、作事町、相生町
山車1台 橘町
廃絶 檜物町
境内に「府中町でか山車輪が展示され、社務所がでか山会館と兼用。所在地は慶長2年大手町、寛永16年府中町と府中村の入会浜に移転、文政8年現地に遷宮。
互一祭り(印鑰のお涼み奉灯祭り7/2 土曜、市街地東部(円山病院から印鑰神社の間)で開催。互いに市が栄えるようにとの願いがこめられている。
(14:00頃〜16:00頃)祭典終了後、神幸。印鑰神社⇒能登食祭市場⇒川淵通リ⇒檜物町⇒大手町⇒相生町⇒橘町⇒塗師町天神社旧地⇒作事町⇒立町⇒七軒町⇒印鑰神社

(15:00〜16:00頃)幼稚園児と小学生が母親等に付き添われて「わっしょい、わっしょい」の掛声で一斗缶をガンガン叩きながら町内を町触れに練り歩く。
(17:30〜)各町出発
(18:00〜)仮宮(湊1丁目)で御幣授受。仮宮前の四つ辻で乱舞
(21:00〜)仮宮前を出発
(21:30〜)大地主神社宮入り
(23:30〜)神社境内、乱舞

(24:00)各町奉灯は自町内へ戻る。
府中町浜通り=文字は「福天翔」。小奉灯あり。
 以前はニワカ(作り物)を出した。

府中町川渕通り
=文字は「龍翔」。

府中町七軒町
=文字は「飛仁風」。小奉灯あり。
 以前はニワカ(作り物)を出した。


府中町女良浜通り
=文字は「榮萬世」。小奉灯あり。
 以前はニワカ(作り物)を出した。


作事町
=文字は「瑞雲」。小奉灯あり。

相生町
=文字は「福如海」。小奉灯あり。
橘町=二層露天四輪の人形山。現在、上山には人形の代わりに台棒を除いた小奉灯(角行灯)を載せている。文字は「一刀両断」。
人形はチョンコ山のように毎年定まっているか、デカ山のように毎年変えていたかは不明。小奉灯あり。
檜物町=昭和30年代始めまで、チョンコ山様の山車を出していた。
 ※ニワカ(作り物)=昭和30年代後半に奉灯に変わるまで使われた。毎年趣向を変えて竹に西瓜や瓢箪など野菜をモチーフにしたり、将棋の駒を象った上に紙を貼って彩色したものを、台棒の上に載せて担いだ。
所口町ハ48 気多本宮 4/2土日 神輿
チャンチキ山6台 米町、木町、亀山町、一本杉町、阿良町、生駒町
7/4土曜(元・31) 神輿
奉灯11本 馬出町、亀山町、生駒町、一本杉町、阿良町、木町、魚町、三島町、寿町、桜町、南藤橋町
奉灯お休み 米町
チャンチキ山祭(公式HPへ=青柏祭ののデカ山に対して小さい曳山なので「ちょんこ山」と呼ばれたり、「ちいさ山」、「ちゃんちき山」、「ちんちゃ山」と呼ぶこともある。当初は米町、木町の2台だったが、今は6台となる。
土曜は18時頃より、各曳山町の有志の家(人形宿)で人形を飾る人形見。日曜は裁判所に13時集合で、仮宮に17時頃に到着。
最古の記録は森田盛昌「能州記行」で享保2年(1717)に『竹町(三島町)に仮屋をかまえ神輿を移し奉り、加持祈祷有て後町内を御通り也。御先へ獅子頭かづきたる者一人腰に太鼓を付是を打つ。次に小旗二十本二行に是を持何も上下着、次に神馬一疋。次に四神の旗四本是も乳付の旗なり。四神を染込たる也。次に立笠・台笠・榊に幣切懸て二本。金幡二流、ほこ二本、次に布衣の神主七八人歩行、次に神輿玉を荘り数十人して捧ぐ、次に神主舟木豊前束帯にて乗物也。舟木相撲は騎馬にて是は布衣也。次に散在銭箱是にも白き幣を立たり、打込に鎚二本、小旗六本・・・・』と書き記している。
また一本杉町・阿良町・生駒町は往古は歌舞伎であったが、ちゃんちき山に変わった。

例祭日は戦前は4/13〜15。14日は御祓地区を、15日は川東の袖ヶ江地区(塗師町から湊町付近)まで巡行された。
米町⇒保管場所は昭和町。木町と共同使用。
享保2年(1717)の「能州記行」に気多本宮の神輿の巡幸に供奉したとある。人形は「大黒天」。幕は前後左右の4枚とも猩々緋羅紗地幕。縁取りは黒色。

木町⇒保管場所は昭和町。木町と共同使用。
享保2年(1717)の「能州記行」に気多本宮の神輿の巡幸に供奉したとある。人形は「恵比寿」。幕は猩々緋羅紗地幕。縁取りは黒色。

亀山町⇒旧・味噌屋町の一部。安政3年(1856)、曳山(ちょんこ山)に初参加。これは亀山町から「安政3年亀山町曳山道具預ケ置先」の古文書が見つかり、その中に曳山に参加するための入用だった費用の細目などが載っていたため。
保管場所は一本杉通りの牧山玉泉堂(お茶屋さん)の裏側の亀山町の倉庫(大野木家の寄付)に奉灯と共に保管。
=人形は「恵比寿」。幕は前後左右の4枚とも猩々緋羅紗地幕。縁取りは黒色。前幕に金色の梅鉢紋(加賀藩の紋所)が2つ金糸の縫取りで描かれている。
安政3年(1856)2月の「曳山出来入用控」に曳山創建の費用が載っている。銀735匁4分。銭16貫303文。酒5升。干烏賊1把。春木屋嘉助と佐味屋嘉兵衛の作。
この年に地山は出来たが、車は間に合わなかったので、田鶴浜の車を借用した。人形は「住吉大明神」。
 ※一本杉町、安良町、生駒町の3町は本宮拝殿前(御旅所〔三島町の仮宮〕の前という説もあり)、町奉行前、府中の町の三ヶ所に仮舞台を組み、13・14日の両日、この3町が1年交代で、3年に1度町内旦那衆の素人歌舞伎を演じた。
この3町は文化5年(1808)よりチョンコ山に参加した。

一本杉町
⇒保管場所は一本杉公園内の常設テント。松の木、人形、大棒は外して他は組み立てた状態である。
=箱部分は平成14年新調。人形は「楠正成」。
胴幕の生地は前後左右の4枚とも猩々緋羅紗地幕。縁取りは白い生地で花柄などが描かれている。左右の幕は無地。前幕は梅鉢紋(加賀藩の紋所)が2つ白い縫取りで描かれている。後幕は慶維新と白い縫取りである。

阿良町⇒昔は荒町と称した。保管場所は骨組は祭りのたびに解体保存されるので、阿良センターの裏側の物置に保管。
=平成22年に台車より上の部分を新調。人形は「神功皇后」。

生駒町⇒昔は豆腐町と称した。保管場所は寿町50。
=人形は「藤原鎌足」。幕の生地は赤色で縁取りは黒色。前幕に金色の梅鉢紋(加賀藩の紋所)が2つ入っている。
 【気多本宮夏祭り(西のお涼み奉灯祭り)】
七尾市街地西部で行われ、「西のおすずみ」とも呼ばれる。大小約15本の奉燈が乱舞し、ちびっこ奉燈ばやし大会なども行われる
(15:00〜)神社で出御祭が営まれ、御神幸が始まる。
(17:00〜)奉灯が担ぎ出される。
(20:00〜)仮宮へ到着順に練り、練り終わると仮宮前へ奉灯を据える。ただし南藤橋町の奉灯は仮宮へは来ない。
(22:00〜)神輿は仮宮を立ち、気多本宮社へ還御する。同時刻、各町奉灯は自町内へ戻る。
馬出町=平成2年頃制作。文字は「翔鳳舞」。

亀山町
=昭和47年7月制作。文字は「天祥雲」。

生駒町=文字は「歓無極」。

一本杉町=文字は「吉祥」。小奉灯もある。

阿良町=文字は「天誠」。

木町
=文字は「瑞氣満堂」。

魚町=文字は「敬愛真」。

三島町
=文字は「飛翔」。小奉灯もある。

寿町=文字は「悠遊満帆」。

桜町
=文字は「福聚海」。

南藤橋町
=???。同町は線路を渡った南側で距離的にも遠いので、仮宮へは行かない。
米町=以前は奉灯を出したが、担ぎ手の減少から平成初期より担ぎ出さなくなる。
所口町リ3 松尾神社 氏子は所口町、西藤橋町
藤野町ホ68 白山神社
古府町キ22 總社 氏子は古府町、後畠町、南ヶ丘町
古城町ナ14 八幡神社
小池川原町ホ1−2 神明神社 4/18&10/18 例祭
矢田町ヌ7甲 松尾天神社 獅子舞 氏子は矢田町、矢田新町、竹町、天神川原町、古屋敷町 万行町、大和町、緑ヶ丘町
矢田新町ロ21 金刀比羅神社 獅子舞
 ■徳田地区
  
 ⇒国分町、千野町、細口町、八幡町、下町、白馬町、国下町、八田町、中挟町、飯川町、江曽町、若林町、多根町、青葉台町
国分町ラ1 久志伊奈伎比盗_社 旧・郷社
千野町ワ64 妙剣白石神社
細口町レ28 若宮八幡神社
八幡町ラ2 八幡神社
下町ヒ1 月夜見神社
白馬町35−1 白山神社
国下町ム71 日吉神社
八田町レ31 藤原四手緒神社
中挟町ツ16 藤原四手緒神社
飯川町1−30 飯川神社 獅子舞
飯川町40−56 久志伊奈伎比盗_社
江曽町オ33 白山神社
若林町フ66甲 菊理姫(くくりひめ)神社 10/3土曜 獅子舞 地内は上出、下出に分かれる
多根町ム1 多根伊弉那岐神社 神輿 往古は60世帯、2014年は31世帯
青葉台町=福井県の三谷不動産の分譲地。町会としては昭和55年発足。2014年、115世帯、350人。山車と獅子舞がある。獅子舞は徳田町より伝授。
 ■東湊地区
  
 ⇒万行町、佐野町、佐味町、大田町、大田新町、殿町、沢野町
佐野町ロ227 八幡神社 7/19 例祭
佐味町14−65 白山神社
佐味町27−30 八幡神社
佐味町28−22−1 長浜神社
大田町3−25 熊野神社 海門寺の鎮守
大田町ハ33乙 諏訪神社 内瀧の尻の鎮守
大田町102−1 田門神社 藤平谷内の鎮守
大田町27−6 日吉神社 此乃木、赤崎の鎮守
殿町ヲ2 日吉神社
沢野町ヌ46 大己貴(おおなもち)神社
沢野町ケ99 上沢野神社
沢野町ナ26 日吉神社
 ■西湊地区
  
 ⇒小島町、津向町(つむぎまち)、松百町、新保町、祖浜町、赤浦町、赤浦新町、直津町、つつじが浜、なぎの浦、小丸山台
小島町ル36 唐崎神社 氏地は小島町、つつじが丘
津向町ト1 熊野神社 神輿
獅子舞
松百町3−17 市杵島姫神社 氏地は松百町、松百新町
新保町カ1 菅原神社
祖浜町ハ95 白山神社 10/5 獅子舞
赤浦町ヨ52 白山神社 海上渡御休止
直津町ワ1 八幡神社
つつじが浜=68世帯、140人(平成27年)

なぎの浦
=102世帯、285人(平成27年)

小丸山台
=平成9年発足。
 ■石崎地区
石崎町ロ52 八幡神社 8/1土曜 神輿
奉灯(大7、中7) 東1区〜4区、西1区〜3区 
往古は祇園系の山車だったが、度重なる大火のため、明治22年に網すき(網大工)の口添えで奥能登より古いキリコを移入して石崎奉燈祭りが始まった。
例祭日は旧暦6/15だったが、平成8年より8/1土曜に変更。
東1区(前場出町・小坂出町)=文字は「魚満浦」(魚が浦に満ちる)。町内カラーは緑色。

東2区(十七軒山町)=文字は「満年楽」(満年 楽あり)。町内カラーは黄色。

東3区(左近殿山町・寺町)=文字は「志欲静
」(志[こころざし]静ならんと欲す)。町内カラーは赤色。

東4区(三四郎山町)=文字は「智仁勇」。町内カラーは白色。

西1区(白崎町)=文字は「襲銀鱗」(銀鱗(魚)を襲う)。町内カラーは白色。

西2区(中田浦町・中町)=文字は「満祥雲」(祥雲が満る)。町内カラーは桃色。

西3区=文字は「慶雲飛」(慶雲が飛ぶ)。町内カラーは紫色。
新しく出来た町で、昔は海だった。昭和60年に石崎町よりキリコを譲り受け現在は大小1基ずつある。
 ■和倉地区
   ⇒和倉町、奥原町、光陽台、和倉町ひばり
和倉町ヨ47 少比古那神社
奥原町リ4 八幡神社
 【祭りの國 能登の賑い】
6月上旬に和倉町で開催された。以前単独で行われていた「能登よさこい祭り」と「能登キリコフェスティバル」が平成16年から一体となったイベントで、数十組のよさこい踊りが披露され、能登の数地区からキリコ数本が和倉に集結し乱舞した。石崎の大奉燈が参加した年もあった。御陣乗太鼓など数種類の太鼓の演奏や郷土芸能、花火大会などが行われる年もあった。
現在は大変残念なことによさこい踊りのみのイベントに変更され「祭りの國能登の賑い 能登よさこい祭り」と改称され、キリコなどは出ないらしい。
 ■北大呑地区
   ⇒佐々波、菅沢、須能、麻生、小栗、清水平、外林、庵町(いおりまち)、江泊、柑子町(こうじまち、旧称は柑子山)、大野木
佐々波町ソ16甲 八幡神社
麻生町ヘ17 日山神社
小栗町谷内171 小槙神社 10/28(毎年) 奉納相撲
清水平町オ9乙 諏訪神社
外林町利48 道祖神社
庵町大神宮谷内36 鹿島神社
庵町ア69 児宮神社
庵町ソ1 菅原神社
庵町ノ109 諏訪神社 百海の鎮守
江泊町イ31 日吉神社
江泊町ヌ17乙 諏訪神社
日室町(江泊町諏訪236) 諏訪神社 8/下旬 日室の鎌祭り 戸数が16→3戸に減ったが頑張っている
日室の鎌祭り=日室町に伝わる奇祭。江戸期は灘浦有数の漁村である江泊の枝村で、山中の町でありながら漁業とは深いつながりがあるため、神木、タフ゛の木に魚の形を刻印した二丁の鎌を打ち込み「鎮風」、「豊漁」を祈願する祭儀。
柑子町子部13 日吉神社
大野木町ホ13 八幡神社
 ■南大呑地区
   ⇒黒崎、花園、東浜、大泊、山崎、熊淵
黒崎町ヘ28−3 宿那彦神像石神社
大泊町33−44 南住神社 5/3土曜(元・4/2) 神輿
獅子舞
山崎町カ35 阿良加志比古神社 7/4土曜(元・15) 神輿 氏子は山崎町、花園町。式内社、旧・郷社
奉灯1本 山崎町
神輿は山崎町から花園町を経て、東浜の海岸に設けられたオタヤまで神幸される。還後の途中、神輿は花園町と山崎町に立ち寄り、祭典が行われる。東浜や花園、山崎の各オタヤでは各々の町内の人々が神供米を持ってお参りする。神輿の担ぎ手は山崎町である。
山崎=他所より中古を購入し、さらに他所より求めた台棒の両端を切り詰めた。高さ6.78m。以前の奉灯は現在の2倍近くあったとされる。大棒、横棒とも1本ずつ残る。
また少年団の担ぐ小奉灯もあり、現在は光円寺の縁の下に部材が保管されていた。
熊淵町高尾部チ76−2 西枝神社
熊淵町シ52 火宮神社
 ■崎山地区
   ⇒上湯川、岡、三室、鵜浦
岡町リ25 日吉神社
三室町ヲ75−67 三室神社 三室は上三室、今田、福留、福浦の4字よりなる
鵜浦町11−20 御門主比古神社 4/23 例祭
 ■高階(たかしな)地区
   ⇒青山町(あおやままち)、旭町(あさひまち)、池崎町(いけざきまち)、盤若野町(はんにゃのまち)、東三階町(ひがしみかいまち)、西三階町(にしみかいまち)、温井町(ぬくいまち)、町屋町(まちやまち)、満仁町(まにまち)
青山町3−30 立山神社 昭和23年4月、国営青山開拓団員の総意により、神社創立を決定。
池崎町ワ70 日宮神社
盤若野町ト22 若宮八幡神社
東三階町ツ8乙 伊弉諾神社
西三階町ラ5 藤原比古神社 7/15 神輿
獅子舞
温井町リ76 火宮神社
町屋町リ49 住吉神社
満仁町ヲ76乙 八幡神社

 ◎旧・田鶴浜町
 ■田鶴浜地区
田鶴浜町ニ252 住吉神社 4/4金土 神輿
曳山6台 殿町、西町、東町、中町、登町、上野ヶ丘
曳山廃絶 南町、丸山町
 織田信長より鹿島半群の領主として長連龍が田鶴浜に本拠を構えた際、村民が曳山を作って祝ったのが始まりと伝承される。
当時は青柏祭の「でか山」と同じく逆三角形の形であったが、明治20年頃に現在の形になった。当初は、東町・中町・西町・登町の4台であったが後に殿町・上野ヶ丘町が新調し現在の6台となった。
また曳山が無くなった町も人形は持っている。南町は「恵比寿様」、円山町は「木村長門守重成」である。
例祭日は以前は4/24だったが、平成4年より第四土曜日が例祭日となる。
訪れる人々が山車を曳くことができる。
 ◎金曜
奉幣迎え(18:00頃)神社より拝戴した奉幣を建て、若衆が太鼓、鉦の音、角を曲がるときの木遣り音頭で賑やかに町内を曳きまわす。
 ◎土曜
(9:00〜)祭礼開始〔住吉神社〕
(9:30〜)曳山曳行
(23:00頃〜)奉幣納め:住吉神社に還り、神輿の神移しと奉幣を返納
 ※曳行コースは毎年変更される。
殿町=花山。人形は八幡太郎義家。

西町=花山。人形は神功皇后と武内宿禰。

東町=船山車。人形は大黒様。

中町=花山。人形は楠木正成、正行。

登町=花山。人形は恵比寿様。

上野ヶ丘
=花山。人形は桃太郎。
 以前は上杉謙信。山車は七尾のチキ山車を流用。
 ■端地区
   ⇒新屋、川尻、垣吉、舟尾
川尻町チ1甲 荒石比古神社 8/20 神輿
獅子舞 氷見系
舟尾町ワ52乙 白山神社 8/1日曜 キリコ1本 元・7/14
 ■赤蔵地区
   ⇒高田、杉森、三引
高田町ケ99 八幡神社 8/9 キリコ1台
杉森町ワ32 火宮神社
三引町53−5 赤倉神社 8/16 キリコ休止?
 ■金ヶ崎地区
   ⇒白浜、深見、大津
白浜町21−1 白比古神社 7/14 キリコ廃絶
大津町ナ50 大津八幡神社 9/2土曜(元・13) 神輿
キリコ4基(以前は5基) 16:00〜20:00
 ■相馬地区
   ⇒伊久留、七原、吉田、西下
伊久留町ツ11 火宮神社 8/14、15 キリコ1本 4本ある(向出、上出、中出、下出)
七原町ヌ108 八幡神社
吉田町ウ1 吉田気比古神社
西下町ル126 岩武神社

 ◎旧・中島町
 ■中島地区
   ⇒中島
 ■熊木地区
   ⇒宮前、上町、山戸田、浜田、横田、谷内
中島町宮前ホ部68−1−1 久麻加夫都阿良加志比古神社 9/20 枠旗
お熊甲祭=国指定重要無形民俗文化財。この祭は大陸の渡来神を祀る久麻加夫都阿良加志比古神社の大祭で、毎年9月20日に行われる。
天狗面をつけた猿田彦が鉦、太鼓に合わせて踊りながら祭りを先導し、屈強の若い衆が20mもある真紅の枠旗を担ぐ勇壮な祭り。
 【熊甲祭に神輿の渡御がある境内末社は19社】
加茂社(宮前ホ部68−1−1)、市姫社(上町カ部78)、本宮社(山戸田ヲ部43)、八幡社(浜田子部3)、八幡社(横田レ部1)、白山社(谷内ヲ部94)
白山社(中島2部1)、愛宕社(中島8部82)、熊野社(中島32部19)、菅原神社(中島ハ64)
八幡社(横見リ部80−1)、菅原神社(田岸チ部64)、白山社(小牧ユ部53)、白山社(深浦ル部13)、加茂社(外リ部46)、加茂社(長浦レ部61乙)、人麿社(瀬嵐ク部79−3)、白山社(別所6部68)
神明社(外原チ部18)
 ■西岸地区
   ⇒横見、田岸、小牧、深浦、外(そで)、長浦、瀬嵐、別所
浜田子部3 八幡神社 7/2土曜 キリコ(大小) 雨だと小のみ。18:30〜22:00。 
 ■釶打(なたうち)地区
   ⇒大平、古江、上畠、河内、鳥越、町屋、北免田、西谷内、藤瀬、呉竹
中島町藤瀬3−128 藤津比古神社 8/14 おあかし大小10数基 往古は約30基
9/23 神輿、大幟旗約10余り
新宮納涼祭=市指定無形民俗文化財。8/14、20時〜1時頃開催。藤津比古神社〜御旅所。古くは熊野権現とも称した藤津比古神社の納涼祭。
大小10数基の「おあかし」とよばれる奉燈(キリコ)が神社に参集し「やんさこ、やんさこ」と唄われた祭り唄に合わせて境内を練りまわる。
それから「みずおとし」と呼ばれる広場に集結し、鉦、太鼓の音が高鳴り、光の乱舞のうちに祭りは最高潮となる。
「おあかし」と呼ばれる奉燈は、大は9m、小は子供用の2mで漆塗り、美麗な彫刻を施し金箔で彩り、天井には龍などの彫刻にふちどられた鏡をはめこみ正面には浮き字、背面には絵などが描かれ、中にはロウソクのあかりがゆらめいている。

往古は約30基出たが、過疎化のため2012年は9町会より大小約10基出た。
中島町西谷内レ103 服狭雄神社 7/14 神輿 20:00〜23:00
キリコ廃絶
 ■豊川地区
   ⇒豊田、豊田町、河崎、奥吉田、奥吉田新、崎山、外原、土川
中島町豊田町ヲ42 日吉神社 7/最終土曜 神輿約10基 氏子は豊田、豊田町、河崎、奥吉田、崎山、土川、筆染
キリコ約10基
六保納涼祭(六保のおすずみ祭り)=市指定無形民俗文化財。7/最終土曜開催。
豊田町の日吉神社で夕刻から夜半にかけて行われる。蒸し暑い夏の夜に神様にお涼み頂こうと神輿と共に各集落の末社から集まった大小約10基のキリコが巡行する。
 ■笠師保地区
   ⇒笠師、笠師新、筆染、塩津
中島町笠師ソ236 菅忍比盗_社
中島町塩津サ1 日面神社 7/4土曜(元・23) 神輿
奉燈
中島町塩津久々浦イ64 唐島神社 神輿
奉燈
塩津かがり火火恋祭り(塩津納涼祭)=市指定無形民俗文化財。7/4土曜、19時〜24時頃開催。
塩津地区の山側の男神である日面神と海側の女神である唐島の神が海上で年に1度再会する。その逢瀬のひと時に五穀豊穣と平穏無事を願う祭礼。
神輿とキリコ4本を乗せた船が海に漕ぎ出す。その時に火のついたハスの葉が約2000枚海に流される。この灯りが両神の道しるべとなり、両神は海上で合流し、かがり火の周りを3周し、終了ごはそれぞれの社に帰る。

 ◎旧・能登島町
 能登島(のとじま)】
面積は46.78km2。周囲は71.9km。最高標高は196.8m。人口は3232人(平成20年7月)。
 ■東島地区
   ⇒祖母ヶ浦、F目(えのめ)、長崎、八ヶ崎、小浦、野崎、日出ヶ島、二穴
能登島祖母ケ浦町4−51 白山神社 10/4 例祭
F目(えのめ)町31−6 嶽神社 9/3土曜 神輿
獅子舞
能登島長崎町32−12甲 春日神社 10/7 例祭
能登島八ケ崎町9−35 日吉神社 10/5 獅子舞
能登島野崎町48−52 大宮神社 10/10 神輿
獅子舞
能登島日出ケ島町ヨ29 日吉神社 10/6 例祭
能登島二穴町イ56 多賀神社 10/2 神輿
獅子舞
平成24年度、神輿改修及び獅子舞用具整備で500万円の予算が七尾市よりでた。
 ■中乃島地区
   ⇒向田、曲、佐波(さなみ)、島別所
能登島向田町115−26 伊夜比盗_社 7/最終土曜 神輿
奉燈(中5、小2)
向田の火祭り=県指定無形民俗文化財。7/最終土曜開催。
伝説では越後の伊夜比古神(男神)が訪れ、伊夜比盗_(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭り。
男衆が伊夜比盗_社から神輿と大小7基のキリコ(奉灯)を崎山御旅所まで担ぎ出し、高さ30mもの大松明の周りをまわり、手松明を投げつけて点火させる。
大松明は火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占う。
(20:00〜)火祭り神事
(20:15〜)奉燈7本、崎山広場に向けて出発。奉燈広場到着し大松明を7回周回。神事。手松明が大松明周囲をまわる。
(22:00〜)大松明に点火
(22:50〜)神輿、奉燈の帰還
能登島曲町9−32乙 大宮神社 9/最終土曜 枠旗3本 昭和57年に能登島大橋開通記念に50年ぶりに練った。
獅子舞
能登島佐波町ヲ27 佐波神社 10/8 例祭
能登島別所町54−2 別所神社 10/19 獅子舞
枠旗廃絶 昭和11年頃まで練る。
 ■西島地区
  ⇒南、無関、閨、通、久木、田尻、半浦、須曽
能登島南町ハ−42 柴山神社 10/15 例祭
能登島無関町オ22乙 柴山神社 10/9 枠旗2基 境内と村に据え置き。昭和10年まで練る。
能登島閨町63−27 柴山神社 7/31 枠旗3基 昭和40年頃まで練った。境内で夜に練る。 
10/12 例祭
能登島通町ノ2 八幡神社 10/14 枠旗
能登島久木町7−20−2 久木神社 10/14 枠旗据え置き
能登島百万石町 島山神社 10/14 例祭
能登島半浦町17−46 柴山神社 10/13 獅子舞
能登島須曽町23−29 先崎神社 10/11 例祭
昭和58年発行の「能登島町史資料編第二巻」には枠旗祭が各集落に賑っていたと記されている。


 ≪鹿島郡≫ 
 中能登町
  平成17年(2005)3/1鳥屋町+鹿島町+鹿西町が合併で誕生。
 ◎旧・鳥屋町
 【曳山】
旧・鳥屋町には14台の曳山があるが、寺社の落慶や公的慶事のような特別行事しか曳き出さない。
曳山保有町は地頭、仲村、新町、沖、黒氏、黒氏深沢、一青、末坂、羽坂・今羽坂、新庄、大槻、春木、瀬戸、花見月である。
良川地頭=昭和3年(1928)制作。山車蔵は昭和4年(1929)建造。
 先代は解体保存式。

良川仲村
=明治28年(1895)制作。
 以前は小さな藤蔓で組んだ曳山があったらしい。

良川新町=明治17年(1884)制作。明治35年(1902)漆塗り、金具 等の完成。
 以前は6軒でお守していたと伝えられる曳山があった。いまでも車輪が残っている。 

良川沖=明治20〜30年代制作か? 

黒氏
=明治20年代制作。
 先代は小さい曳山。  

黒氏深沢
=明治27年(1894)制作。 

一青(ひとと)
=明治10年頃建造。
 先代は小さな曳山。  

末坂
=明治初期制作。  

羽坂・今羽坂
=建造年は不明だが、明治29年の日清戦争勝利の祝賀には曳いている。 

新庄=明治15年(1882)制作。明治43年(1919)漆塗り。
 先代は扇型(七尾デカ山の小型)。 

大槻=昭和3年(1928)制作。始めての曳行は昭和8年。
 先代は明治7,8年に制作。 

春木=明治35年(1902)制作。
 以前は小型の曳山。  

瀬戸
=明治中期制作。  

花見月
=明治25年頃制作。
廿九日…昭和3年の御大典に「にわか曳山」 
川田
…昭和15年の紀元2600年に「にわか曳山」を出した
良川ト1 白比古神社 4/18&10/18 雌獅子
黒氏ホ152甲 八幡神社 4/15&10/15 神輿 平成20年、宝くじ助成金を使い改修
赤獅子
一青カ88−2 松尾神社 10/1日曜 雌獅子
末坂ラ123−1 白山神社 4/19&9/23 黒獅子
羽坂8−72

手間神社

4/7&10/14 神輿 氏地は羽坂と今羽坂
赤獅子
新庄チ35 八幡神社 4/16&10/17 赤獅子
大槻ヤ92 大日霊女神社 10/16 赤獅子
春木ナ87 鳥屋比古神社 4/13&9/15 赤獅子
瀬戸ケ1 瀬戸比古神社 4/11 越中獅子
花見月ヨ81 火之宮神社 9/24 雄獅子
廿九日(ひづめ) ひるめ神社 10/14 神輿 平成8年祭礼復活
子獅子
川田辛3 白山神社 4/1&10/1 黒獅子
 ◎旧・鹿島町
 【曳山】
旧・鹿島町には19台の曳山があるが、寺社の落慶や公的慶事のような特別行事しか曳き出さない。
曳山保有町は二宮、芹川、徳前、武部、高畠、小金森、福田、藤井、曽弥、小田中、上小竹、西小竹、水白、尾崎、上井田、下井田、東馬場、最勝講、久江。
 ■越路地区
   ⇒二宮、芹川、原山(旧・芹川村原山分)、浅井、徳前、武部、石動山、坪川、在江、蟻ヶ原村、西、久乃木
二宮子甲8 天日陰比盗_社公式HPへ 9/2土曜 神輿 氏子は二宮、二宮あおば台
芹川ミ4 朝日神社 10/17 神輿
原山ラ94乙 神明神社
徳前14部13 能登神明神社 9/19 神輿
武部8之部1 健部神社 10/13 神輿
石動山子乙1 伊須流比古神社 9/24 例祭
坪川カ63 白山神社 10/18 神輿
在江ユ15 火宮神社 10/2 神輿
西イ32 神明社 9/19 神輿
久乃木井92乙 久乃木神社 10/8 獅子舞
 【廃村】
蟻ケ原(ありがはら)=明治22年、16戸、95人いたが、昭和39年離村。神社は離村に伴い久志伊奈伎比盗_社(七尾市飯川町40−56)に合祀される。
 ■御祖(みおや)地区
   ⇒高畠、小金森、福田、藤井、曽弥、小田中
高畠ニ15乙 住吉神社 10/16 例祭
小金森ト1 木賀神社 10/20 例祭
福田イ83 菅原神社 10/11 例祭
藤井ロ1 住吉神社 9/26 例祭
曽弥ヌ75 奈鹿曽彦神社 10/20 神輿 平成20年、宝くじ助成金を使い改修
小田中ラ101甲 白久志山御祖神社 10/16 例祭
 ■滝尾地区
   ⇒小竹、水白(みじろ)、尾崎、井田、東馬場、最勝講(さいすこ)、久江、久江原山分
小竹テ140 小竹神社 10/20 神輿
水白ヨ88乙 八幡神社 10/24 神輿
尾崎り32 八幡社
井田86部34 熊野神社 10/14 神輿
下井田獅子舞 獅子舞衣装用具を平成20年、宝くじ助成金を使い更新。
東馬場ラ73 素盞鳴神社 10/21 神輿
最勝講イ1 天神社 10/19 神輿 平成20年、宝くじ助成金を使い改修
獅子舞 平成20年、宝くじ助成金を使い更新
久江へ66 久て比古神社 10/16 神輿 氏子は久江、久江原山分
4/11、12 オケラ餅神事 旧・県社
旧・鹿島町役場企画振興課によれば、25集落の例祭日は日曜にするなど変動があり、ほとんどの集落に神輿、山車はあるが、神輿は春祭りに出すか秋祭りに出すか年にならないと分からない。また山車は慶賀行事しか出さないと仰られた。
 ◎旧・鹿西町
   ⇒金丸、上後山、下後山、徳丸、西馬場、能登部上、能登部下
旧・鹿西町には11台の曳山があるが、寺社の落慶や公的慶事のような特別行事しか曳き出さない。
曳山保有町は正部谷、谷内、宮地、沢、杉谷、上後山、徳丸、西馬場、能登部上、
能登部下(上出)

能登部下(下出=平成18年再興。以前のは昭和30年代に神社の家事で焼失。
正部谷、谷内、宮地、沢、杉谷、上後山、徳丸、西馬場、能登部上、能登部下(上出)、能登部下(下出)。
横町(金丸) 住吉神社 4/22&10/4 神輿
正部谷(金丸) 鎌宮諏訪神社 4/22&10/4 神輿
谷内(金丸ヤ80) 貴布禰神社 4/22&10/4 神輿
宮地(金丸よ1) 宿那彦神像石神社 4/22&10/4 神輿
沢(金丸セ35) 能登生国王比古神社 4/22&10/4 神輿
杉谷(金丸5−11乙 八幡神社 4/22&10/4 神輿
上後山分ワ64 白山神社 4/22&10/9 神輿
下後山く部51 神明神社 4/22&10/9 神輿
徳丸カ31 能登貴船神社 4/22&10/23 神輿
12/15(毎年) あだけ祭り 藁や薪などに火を放ち、大声をあげ、あだけ(暴れ)回る
西馬場イ1 愛宕神社 4/22&10/3 神輿
能登部上ロ70 能登部神社 4/22&10/23 神輿 旧・県社
曳山
曳山=明治期制作。平成20年、宝くじ助成金を使い改修。
能登部下125甲29 能登比盗_社 4/22頃の日曜&10月下旬 神輿 氏子は能登部、清房
獅子舞
中能登町には全部で44台の曳山があるらしい。これは山倉から数える。新庄は新旧両方あるが1と数える。また41台という情報もあり、実際は倉のみで曳山がないのかもしれない。
 【織姫 夏ものがたり】
7月下旬か8月にレクトピアパーク広場(井田ほ部25番)で開催。
鳥屋町、鹿島町、鹿西町が2005年に合併してからできた町祭で、神輿や曳山が展示されたり運行が行われる。その他にも小学生の鼓笛隊、中学生のブラスバンド、キャラクターショー、獅子舞や太鼓の披露、町民総踊り(中能登音頭)や歌謡ショー、花火大会などが行われる。
 ちなみに最多は中能登中学校開校記念も重ねた平成25年(2013)で一青、末坂、能登部上の曳行。花見月、新庄、瀬戸、良川仲村、良川新町、能登部下上出、能登部下下部だった。
平成27年(2015)は能登部下下出の展示のみだった。
また、当日の様子を町のケーブルテレビでも生中継している。

 ★展示場 
 【能登祭歳事館】公式HPへ
七尾市府中町員外13−1。 0767−52−7071。9:00〜18:00。
“能登食祭市場内にある。でか山の館や能登の祭の館などがある”

奉灯は昭和37年、二丁目西部新調。
 【枠旗祭りの郷・祭り会館】
七尾市中島町横田1部148。 0767−66−2200。9:00〜17:00(入場は16:30まで)。定休日は月曜(祝日の場合は翌日)、12月11日〜3月10日(冬季休館)※予約があれば開館。
“中島町各地の枠旗を展示。ずらりと並ぶ天狗面も価値あり”
 【ふるさと創修館
鹿島郡中能登町一青こ部19―1рO767−74−2735。9:00〜19:00。休館日:毎週火曜日、12月28日〜翌年1月4日。入館料は100円。
“図書館、展示室(郷土資料。曳山の展示)機能を配置した複合施設”
“曳山展示室は旧・鳥屋町の町内14地区にある曳山を2年ごと2基ずつ展示。残る12基も写真パネルや映像で紹介”