石川県

住所	神社名		祭礼日	内容	備考

≪輪島市≫ 　　平成１８年（２００６）２／１１、輪島市＋鳳珠郡門前町が合併。
◎旧・輪島市
■輪島地区　　　⇒鳳至町、河井町、海士（あま）町、輪島崎村
海士町	奥津比咩神社（里宮）		８／２２、２３	神輿
				キリコ(中１１)	２０１５年は１１基のキリコが出た
輪島沖約４０ｋｍにある舳倉島に鎮座した女神は大蛇（龍）に姿を変え、松明を目印に重蔵神社の男神に会い、御仮屋で新しい氏神を出産するというもの。ここに中世の大屋庄の地頭のお国入りの話が加わり、重層的な意味合いも持っているらしい。火祭りであることや時節を考えると、精霊を迎え、夏を無事に過ごし秋に幸福が訪れるようにと祈願する厄払いの祭と思われる。祭りに供する人々は、この日に全ての厄を払い落とし、新しい神（精霊）の生命力を授かる。
◎２２日（１６：３０～）神輿渡御（１８：３０～）神輿入水神事（１９：００～）神輿は御仮屋到着。キリコは各町内を廻る。（２２：３０～）キリコ集合（２３：００～）御仮屋夜宮祭　◎２３日（８：００～）御仮屋朝祭（１６：３０～）出輿祭（浜に向って出発）（１８：３０～）神輿入水神事（神輿を担いで海に入る）（２０：００～）還幸祭
地内は本邑組、出村組、弁天組、恵比須大北組、上北組、弁天組、上三軒屋組、西組、上出村組、中北組、大和田組、金比羅組、小岩組、三軒家組、大西組に分かれる。最近は恵比須大北組、上三軒屋組、上出村組、金比羅組からはキリコが出ていない。
河井町４－６８	重蔵神社		８／２３、２４	神輿
				キリコ２３基（平成２７年）	氏子５０町内のうち３５町に町内キリコ、個人キリコは約１５基
◎２３日（１４：００～）キリコ御祓（１５：００～）御仮屋九字切縄ぬい神事（１７：００～）神人の松明お越し（２０：００～）神社本庁献幣式（２１：００～）神輿渡御（２２：００～）宮の下の松明点火（２３：００～）川尻の松明点火（２３：３０～）舳倉の神様迎神事（０：００～）御仮屋泊まり　◎２４日（１４：００～）御仮屋出発（１５：００～）大馬場御旅所（１６：００～）祇園御旅所（１７：００～）駅前御旅所（１８：００～）神社に還御
キリコは氏子５０町内のうち３５町内に町内キリコがあり、個人キリコは約１５本ある。平成２７年は２３本出た。はまなす会（大馬場町）、まだら館、上本町、本町一丁目、本町三丁目、旭町、重蓮区、諏訪区、常盤区、和太鼓・虎之介、神楽馬蛇々会、牛祥会などから出る。また二千五年辰巳会のように年齢で出すキリコもある。　輪島に電線架設の前年の明治４４年の夏祭りには大キリコは２０本出た。その後、大キリコは能登地方に流れた。
鳳至町鳳至丁１	住吉神社		８／２４、２５	神輿
				キリコ１２基(２０１５年）	１５基出た年もあり
◎２４日（１４：００～）キリコ御幣清祓、順列抽選、笹キリコ竹配布（１６：００～）大松明起こし（１９：００～）神社本庁献幣式（２０：００～）神輿渡御（２２：３０～）三角州松明神事（２２：４５～）駐輦祭（０：００～）御仮屋到着　◎２５日（１４：００～）御仮屋発輦祭（１６：３０～）還幸祭
地内は鳳至丁、上町、下町、稲荷、袖ヶ浜、畠田、堂金田に分かれる。平成２７年は１２基、２６年は１３基、２５年は１５基出た。
輪島崎町１－２００	輪島崎神社		８／２５、２６	神輿	地内は宮町（海側）、仲町、寺町（山側）に分かれる
				キリコ(中７)
				竹キリコ、鯛・海老神輿も出る
◎２５日（２０：３０～）神社本庁献幣式（２１：００～）神輿渡御（２２：００～）お祭り広場松明神事（２３：００～２３：００）御仮屋到着　◎２６日（１６：００～１８：００）神輿渡御
輪島大祭＝８／２２～２５の４日間、輪島市街地の４つの神社、奥津比咩神社・重蔵神社・住吉神社・輪島前神社それぞれの夏祭りでキリコが多く繰り出す。

輪島曳山祭＝毎年４／５、６。輪島市の中心部に位置する河井地区と鳳至地区とでは２つの神社から、重さ約２トン、高さ５mの総輪島塗の豪華な山車が町を巡る曳山祭が行われる。輪島の町に春を告げる祭りで、桜飾りや人形で装飾された総輪島塗りの山車が祭囃子にのって市内を廻りまだらや伊勢音頭が披露される。　起源は京都の祇園祭とされ、災いの類を取り払い、福をもたらすとされている。山車の舞台には、それぞれの年ごとに趣向をこらした人形が飾られ、春祭りらしく一面には桜飾りが添えられる。子供たちに曳山の先頭を曳いてもらい、山車正面には、御当組の会長が座って運行の総指揮をとる。この祭りを運営するのは、２つの地区の厄年の男達で、河井地区が数え年４２歳、鳳至地区が数え年４１歳と４２歳があたり、御当組(おとうぐみ)といわれる会を結成し、祭りに限らず神事にも関わることにより厄払いが出来るとされる。
◎５日（１４：００～）曳山巡行〔住吉神社。鳳至町〕　◎６日（９：００～）曳山巡行〔重蔵神社。河井町〕
【舳倉島（へぐらじま）】面積は０．５５ｋｍ２。周囲は５．１ｋｍ。最高地点は１２ｍ。人口は１１０人（２０１３年）。
海士町舳倉島高見２		奥津比咩神社（本社）	３／１５	神輿

■大屋地区　　　⇒〔大屋〕鵜入（うにう）、光浦（ひかりうら）、美谷（みたに。旧称・蕨野）、堀（ほり）、新橋通、釜屋内、水守（みともり）、中段（ちゅうだ）、小伊勢（おいせ）、稲屋、山本、長井、房田（ふさだ）、二ッ屋、宅田　　　　〔鳳至谷〕上黒川、下黒川、二俣、別所谷、縄又（なわまた）、滝又、空熊（そらくま）
鵜入町ニ７２	八幡神社		？	―	平成２２年、７９人、２９世帯。
光浦町４１－１８	光神社		？	―	平成２２年、１１７人、４２世帯。
美谷町１５－４３	白山神社		？	―	平成２２年、１０２人、４１世帯。
堀町１２－１	白山神社		？	―	平成２２年、１０１人、４３世帯。
釜屋内町９－１	稲荷神社		？	―	平成２２年、２３４人、８６世帯。
水守町峯山１	稲荷神社		？	―	平成２２年、９４人、３０世帯。
中段町入道２９	白山神社		？	―	平成２２年、１９３人、６９世帯。
小伊勢町丸垣６４	広田神社		１０／９、１０	キリコ３本	平成２２年、４５７人、１４９世帯。
稲屋町チ４	稲屋津神社		１０／９、１０	キリコ１本	平成２２年、７７人、２７世帯。
山本町三蔵前４９	八幡神社		１０／１４、１５	キリコ１本	平成２２年、３２４人、１０３世帯。
長井町２１－１	白山神社		１０／１８、１９	キリコ１本	平成２２年、１１０人、４２世帯。
房田町７－１	房田白山神社		１０／１９、２０	キリコ１本	平成２２年、１９６人、６４世帯。
二ッ屋町７－１８	熊野神社		？	―	平成２２年、２２３人、１０６世帯。
宅田町１２－４８	伊勢神社		？	―	平成２２年、２２５人、９０世帯。
上黒川町ホ１	伊勢神社		？	―	平成２２年、２０人、８世帯。
下黒川町２１－４０	下河合神社		１０／１５、１６	神輿	平成２２年、１２１人、４６世帯。
				キリコ３本休止	平成１８年より立たなくなる
二俣町１９－４８－８	二俣神社		？	―	平成２２年、７３人、２２世帯。
別所谷町神明２８－１	伊勢神社		？	―	平成２２年、１２１人、４８世帯。
別所谷町４６－４甲	別所谷八幡神社		？	―
縄又町荷継場６４	縄又神社		１０／５、６	キリコ３本	平成２２年、２０１人、７７世帯。
滝又町ト１	滝又神社		？	―	平成２２年、８３人、２９世帯。
空熊町落合９５	空熊神社		１０月	獅子舞	平成２２年、８４人、４２世帯。

■河原田（かわらだ）地区　　　⇒山岸、杉平、横地、石休場（いしやすみば）、東中尾、西脇、北谷（きただに）、山ノ上、市ノ瀬、熊野、打越
山岸町２２－１	火司神社		？	―	平成２２年、２８４人、８７世帯。
杉平町杉本谷内６５	諏訪八幡神社		？	―	平成２２年、２４３人、９０世帯。
横地町６－１	八幡神社		？	―	平成２２年、１７６人、７８世帯。
石休場町臂が谷４	伊勢神社		？	―	平成２２年、１４７人、５４世帯。
東中尾町ホ９７	中尾神社		？	―	平成２２年、１２４人、５４世帯。
西脇町坊田４２	伊勢神社		？	―	平成２２年、７０人、２６世帯。
北谷町ホ５８	北谷神社		？	―	平成２２年、１６人、７世帯。
山ノ上町カ１	水渕八幡神社		１０／２１	キリコ５本休止（昭和５５年より）	平成２２年、７４人、２４世帯。
市ノ瀬町ハ１４９	日吉神社		？	―	平成２２年、１５２人、５２世帯。
熊野町リ９３	熊野神社		？	―	平成２２年、６３人、１９世帯。
打越町豆木３６	日吉神社		？	―	平成２２年、３６人、１５世帯。

■鵠巣（こうのす）地区　　　⇒塚田、久手川（ふてがわ）、稲舟、大野、惣領、谷内
塚田町１－１	伊勢神社		？	―	平成２２年、１０９人、６７世帯。
久手川町宮前１３８	北神社		３／１５	例祭	平成２２年、３１７人、１０９世帯。
もっそう祭り＝かつては久手川町の４地区で行われていたが、現在も続いているのは２地区のみで、その中でも古式どおりに続けているのは、大字宮前、堂山（どうさん）からなる本村（ほむら）地区だけとなっている。また、昭和中頃までは、２月１６日の朝と３月１５日の北神社の春祭りの朝の年２回行っていたが、現在では、２月１６日の年１回だけの行事となっている。本村地区は１６軒からなり、３班に分かれている。３班が輪番で祭りの当番を行い、その年の当番班のうちから１軒が祭りの宿を提供する。宿はくじひきで決めることが慣例だが、同じ家が続いたりすると話し合いで決める場合もある。　祭りは藩政期の農家が役人の目を盗み、隠し田で収穫した米を満腹になるまで食べたことが始まりとされる。　祭りの料理は、前日、当番班の女性たちが準備する。料理は、円筒形に盛り上げた白飯５合、魚（めぎす）の団子汁、大根と人参の酢の物、ワラビのからし和え、ゴボウの唐辛子味噌和えである。食器は、朱塗りの輪島塗のお椀とお膳である。米は、班のメンバーがもちより、祭りの朝４時に炊き始める。もっそう飯をこしらえる道具は、アテ材でつくられた円筒形の曲げ物「ワッパ」である。小倉によると、この道具は、ヒワとも呼ばれ、昭和以降は５合、それ以前は８合の白米を盛り上げた。また、盛りつけは、当元（祭りの当番）の男性が行う慣習であった。もっそうとは、白飯の量をはかりながら盛ることで、もっそう飯は、盛り切りの飯と云われている。ワラビは、前年、班のメンバーが採取し保存しておいたものを使う。汁の具は、かつては小豆と大根菜であった。　祭りの当日は、他の２班の参加者が集まる前に、当番班の女性たちが料理を器に盛り、男性たちがそれを座敷に運び、御膳を他班の家の分も用意する。料理を盛った御膳は、本村地区の辻にある堂様（観音堂）にも供える。朝６時近くなると各家から１人ずつ参加者が集まり、空いている御膳の前に座り、参加者が揃うと食べ始める。白飯は食べきれないので、持参した重箱に詰めるなどして、器をきれいにした人から帰っていく。当番の者は給仕に徹し、お酌をしたり、おかずのおかわりを運んだりして、この時は食べない。全員が帰った後、堂様から御膳をさげ頂く。
稲舟町春日８３	菅原神社		？	―	平成２２年、１７４人、６３世帯。
大野町院内９０	高洲神社		１０／１２	子供キリコ２本	平成２２年、３５５人、１１６世帯。
惣領町１３－１６７	日吉神社		１０／１土曜	キリコ１本	平成２２年、１４９人、５１世帯。

■西保（にしほ）地区　　　⇒大沢（おおざわ）、上大沢、上山（かみやま）、下山、西二又、赤崎（あかさき）、小池（おいけ）
大沢町宝来７４	静浦神社		８／１７、１８（毎年）	神輿	平成２２年、１８７人、７８世帯。
				曳山１台	傘鉾を立て、人形を飾った簡素な曳山
			２／６	小串祭
大きな傘鉾や毎年変わる人形や吹き流しで飾られた山車を青壮年団が曳き廻し、夜には奉納相撲が行われる。この山車は神社境内で解体保存で２０１５年は５年ぶりに出た。子供山車もあり、通年はこれが出る。子供山車は大沢出身の人の寄贈で西保公民館に展示。
小串祭＝さらたたき祭りともいう。社記には御当祭が毎年正月の６日に行われるとある。今は月遅れの２月６日で古くから行われた儀式で人身御供の神事である。　昔、この里に猿鬼が住み、毎年娘の御供えを強いられた村民は、氏神に助けを求め難を逃れた。その後二度と災難が起こらないようにと、女子の黒髪を思わせるぎんば草（海藻）を髪飾りを思わせる串を神前に供え、安泰を祈願するお祭りである。
上大沢町４－１０７	日吉神社		８／１９	例祭	平成２２年、６７人、２０世帯。
上山町元雑座３－１７	上山神社		８／１８	例祭	平成２２年、１０３人、４３世帯。
下山町７－２０	白山神社		１０／１４	例祭	平成２２年、１２０人、４３世帯。
西二又町ト１１２	伊勢神社		９／２５	例祭	平成２２年、５２人、２３世帯。
赤崎町２－３６	白山神社		１０／１３	神輿	平成２２年、１８人、９世帯。
小池町１１－２０９	小池神社		１０／１６	神輿	平成２２年、６７人、２５世帯。
『西保村史』（昭和３５年発行）には西保村の７つの神社の例祭日、氏子戸数、祭礼行事が書かれている。

■三井（みい）地区　　　⇒本江、渡合、仁行（にぎょう）、中、興徳寺、長沢、与呂見（よろみ）、漆原、小泉、新保、細屋、内屋、市ノ坂、洲衛（すえ）、三洲穂（みずほ）
三井町本江ヌ４６	大幡神社		５／３	神輿９基	正式名は大幡神杉伊豆牟比咩神社
				獅子舞
大幡郷社祭＝猿鬼という怪物がいて、山から下りてきては村人たちに被害を与えていた。この猿鬼を大幡山の神様が退治して、その場所に社を建てたのが始まりと云われている。１４時頃より各地区（本江、渡合、仁行、中、興徳寺、長沢、小泉、打越、熊野）の神輿がくりだし、１５時頃より大幡神社に集合し、境内で小泉の獅子舞が猿鬼退治の様子を舞う。
本江＝平成２２年、８８人、３１世帯。渡合下落合５７（八幡神社）＝平成２２年、５５人、２５世帯（大和町含む）。　※大和町＝旧・河原田村打越の飛地。輪島市に合併を機に独立。仁行宮下２６（外神社）＝平成２２年、１８８人、７３世帯。９／２１にキリコが出た？中古田上野５（日吉神社）＝平成２２年、１２１人、３５世帯。興徳寺２７－１４（白山神社）＝平成２２年、１３４人、５４世帯。長沢１１－１０（伊弉諾神社）＝平成２２年、１５１人、５９世帯。小泉前田町８（白山神社）＝平成２２年、１７５人、２８世帯（漆原と合同）。
三井町与呂見太の２８	諏訪神社		？	―	平成２２年、５６人、２７世帯。
三井町漆原２－４	稲荷神社		？	獅子舞＝平安時代より	平成２２年、１７５人、２８世帯（小泉と合同）。
三井町新保ハ６１	白山神社		？	―	平成２２年、６５人、２１世帯。
三井町内屋三谷３１	伊勢神社		？	獅子舞＝明治３８年より	平成２２年、５２人、２３世帯。
三井町市ノ坂１０－８５	八幡神社		？	獅子舞＝天保期より	平成２２年、２２１人、７５世帯。
三井町洲衛三田６１	須恵神社		１０月	獅子舞＝昭和２７年より	平成２２年、７０９人、７９世帯。日本航空高等学校石川の学生がいる。

■南志見（なじみ）地区　　　⇒里、尊利地（そりぢ）、忍、小田屋（おだや）、東山、白米（しろよね）、野田、名舟、渋田、東印内、西院内、西山
里町９－３	住吉神社		７／３０、３１（毎年）	神輿５基	各神社
				キリコ１０本	現在担がれているのは６本ほど
水無月祭り＝南志見地区の５町（里町、尊利地町、小田屋町、忍町、東山町）の夏祭り。　◎７／３０は２１：００頃には各町内の神輿５基とキリコ１０本が動き出し、２３：００頃に住吉神社に集結。その後揃って街中を練り、０時過ぎに南志見中学校の校庭に作られた御仮屋前でキリコが乱舞。海岸に置かれた高さ約９ｍの大松明を火がつけられ、松明頂上の３本の御幣を奪い合うと祭りのクライマックスを迎える。　◎７／３１は１５：００より海岸で神事を行った後、住吉神社で神事を行い、その後各町内に帰って神事を行い、最後に神社に帰り終了。
各町のキリコ組は里町は上組・中組・浜組の３組。尊利地町は上組・浜組の２組、小田屋町は谷地組、中組、浜組の３組あり、それぞれの組で各自キリコを所有。その他各町で子供キリコを所有でキリコは５本前後出る。
■里町里町９－３（住吉神社）＝神輿。キリコは３本（上組、中組、浜組）。平成２２年、１９１人、７３世帯。里町（八幡神社）⇒上組の鎮守。神輿。キリコ（上組）。上（かみ）組＝上里の約３０戸が毎年１０戸ずつ交代して世話番になる。　昭和４９年までは、田尻組と角（すみ）組の２組だったが、過疎化のため２組が合併し上組となる。中組＝中里の約２６戸が三班に分れ、毎年１班ずつ世話番になる。浜組＝浜の約２７戸が三班に分れ、毎年１班ずつ世話番になる。　■尊利地町尊利地タ６２（白山神社）＝神輿。キリコは２本（上組、浜組）。平成２２年、８５人、２８世帯。平成１７年（２００５）現在、３４戸でキリコ１本だが、以前はキリコ２本、子供キリコと計３本出した。平成１７年（２００５）、約１０年ぶりに修復。　中組＝中里の約２３戸。毎年５戸ずつ交代して世話番になった。　浜組＝浜の約１９戸。二班に分れ、毎年交代して世話番になった。　■小田屋町小田屋町４－１（八幡神社）＝神輿。キリコは３本（谷地組、中組、浜組）最近は浜組のみ？。平成２２年、１３９人、５６世帯。八幡神社の行事としては２／１６の１４時～の祈年祭。９／５、６の秋祭り、湯立神事がある。谷地（やち）組＝約１８戸。毎年５戸ずつ交代して世話番になる。中組＝約２０戸。毎年５戸ずつ交代して世話番になる。浜組＝約２２戸。毎年５戸ずつ交代して世話番になる。　　　※３組と子供の計４本出た。　■忍町忍町ハ１１（忍神社）＝平成２２年、１３人、７世帯。昭和４２年より出さなくなった。これはキリコの破損と過疎化で１３戸になったことによる。　　■東山町東山町ル５８（白山神社）＝平成２２年、２６人、１５世帯。かつては神輿、キリコを出した。
白米町カ２２	日吉神社		９／１６	キリコ１本	平成２２年、４０人、１７世帯。
野田町	？		？	キリコ廃絶
名舟町ト６４乙	白山神社		７／３１・８／１	神輿	平成２２年、２２５人、６９世帯。
				キリコ５本	御陣乗太鼓（公式ＨＰへ）
キリコ組は谷内出組・西出組・向地組・上出組の４組がそれぞれ４組がありそれぞれでキリコを所有。その他に子供キリコがあり、計５本のキリコが宵祭りに担ぎ出される。
◎７月３１日（２１：００～）キリコ宿元出発（２１：３０～）キリコ神社境内に集合（２２：００～）キリコ神社出発（２２：１０～）キリコ港内道路上に整列（２２：３０～）御陣乗太鼓奉納打ち（２３：００～）神輿渡御、キリコ行列（０：００～）神輿が御仮屋に入る　◎８月１日（１４：００～）神楽奏上（１４：４０～）神輿広場に到着（１５：００～）御陣乗太鼓奉納打ち（１５：５０～）祭礼修了
渋田町ヤ６４	諏訪神社		８／２６、２７	キリコ２本（５本ある）	平成２２年、９３人、３２世帯。
東印内町ハ７	白山神社		８／５、６	キリコ１本	平成２２年、３１人、１２世帯。
西院内町ヘ２２	八幡神社		８／２０、２１	キリコ１本	平成２２年、５２人、１７世帯。
大西山町（西山町）	日吉社		８／１３、１４	キリコ１本（４本ある）	平成２２年、５６人、２７世帯。
小西山町（西山町）	青木神社		８／２９	神輿	平成２２年、５５人、１９世帯。
				キリコ１本（３本ある）
【七ツ島（ななつじま）】輪島から北へ約２０ｋｍ、５ｋｍ四方の中に７つの島の無人島群。大島（おおしま）、狩又島（かりまたじま・やわずじま）、竜島（うじま）、御厨島（みくりやじま）、赤島（あかじま）、烏帽子島（えぼしじま）、荒三子島（あらみこじま）の７つの島よりなる。住所は名舟町。この海域は魚が豊富で、昭和４０年頃までは漁の時期になると大島や御厨島には小屋が建てられ、住み込みで漁が行なわれていた。現在は輪島辺りからの出漁で島に住み込む人はいないが、大島には井戸や船着場が残されているし、無人の七ツ島灯台が立っている。

■町野地区　　　⇒〔町野〕鈴屋、粟蔵（あわぐら）、牛尾、寺山、佐野、舞谷、北円山、徳成、徳成谷内（とくなりやち）、東（ひがし）、真久（さんさ）、麦生野（むぎゅうの）　　　　〔西町〕大川、伏戸（ふせど）、川西、東大野（ひがしおおの）、真喜野（まきの）、桶戸、井面（いのもて）、金蔵（かなくら）　　　　〔岩倉〕西時国、南時国、曽々木、敷戸、寺地、広江
町野町鈴屋ユ６１	鈴屋神社		９／１土曜（元・１０／９）	キリコ５本	平成２２年、１０８人、４５世帯。
町野町粟蔵ハ７６	町野神社		１０／１土日	神輿	平成２２年、１９０人、６９世帯。
				キリコ４本	若連中、東組、西組、若桑区
町野町寺山３１－３８	加志原神社		１０／８	キリコ１本休止？	平成２２年、４７人、１９世帯。
町野町佐野マ１２	八幡神社		８／２１	キリコ１本	平成２２年、９９人、３４世帯。
				獅子舞
町野町舞谷ホ１５	舞原神社		？	―	平成２２年、２人、１世帯。
町野町北円山チ１８	八幡神社		１０／９、１０	キリコ１本	平成２２年、８２人、２３世帯。
町野町徳成ト７	布戸神社		９／１土日（元・８／２３）	キリコ１本	平成２２年、７２人、２３世帯。
町野町徳成谷内７－２６	石動社		８／２３	キリコ１本	平成２２年、５４人、１７世帯。
町野町東口４	石瀬比古神社		１０／２土曜	神輿	新旧。
				キリコ２本休止（平成２３年より）	２２：００～２３：００
氏子は東〔平成２２年、５５人、２２世帯〕と真久〔平成２２年、１７人、７世帯〕。
町野町麦生野ヲ２	火宮神社		１０／３、４	キリコ１本（最近は？）	平成２２年、５１人、２０世帯。
町野町大川リ１４	八幡神社		８／２８、２９	神輿	平成２２年、１６０人、６５世帯。
				キリコ５本
もともと５本のキリコがあったが、過疎化のため３組（西手組、河原組、中組）が順番に１本のキリコを出すようになった。
町野町伏戸前山２	菅原神社		？	―	平成２２年、３５人、１２世帯。
町野町川西二９６	瑞穂神社		９／２土日（元・８／２６）	キリコ３本	平成２２年、６２人、２２世帯。
キリコ会館に川西の大キリコ２本展示。
町野町東大野ロ７９－３	八幡神社		９／連休土曜（元・１４）	神輿	平成２２年、１１７人、４２世帯。
				子供キリコ１本	以前はキリコ２本、歌舞伎もしたらしい。
町野町桶戸ホ１７	日吉神社		１０／７	キリコ１本（最近は？）	平成２２年、５８人、２１世帯。
町野町井面イ５６	八幡神社		９／最終土曜	神輿	平成２２年、３７人、１４世帯。
				キリコ１本	２２：００～２３：３０
例祭日は９／７⇒８／３０⇒９／最終土曜と変遷。かつてはキリコはあっちゃ組、かっちゃ組、向地組の３本出た。
町野町金蔵エ７４	日吉神社		８／２０	神輿	平成２２年、５６人、２０世帯。
				キリコ２本
町野町西時国１６－８乙	石倉比古神社		８／２７	キリコ２本廃絶	旧・郷社
町野町南時国１５－５９	八幡神社		８／２７、２８	神輿
				キリコ２本	２０１２年、キリコ出ず
町野町曽々木カ１７	春日神社		８／１７、１８	神輿
				キリコ５本	港組、新出地組、下出組、若連中、小若連中
町野町敷戸ハ２０	八幡神社		８／２８、２９	キリコ１本	平成２２年、１１６人、３８世帯。
町野町寺地７－４２	ト田神社		８／２３	キリコ１本	平成２２年、１２１人、２４世帯。
町野町広江３０－１７	八幡神社		９／１土曜	神輿
				キリコ６本	広江、鈴屋、粟蔵
※平成４年６月現在、旧・輪島市でキリコ祭り実施は４３、中止は５。キリコ本数は保有本数は１９８本、使用本数は１４０本（「奥能登のキリコまつり」より）

◎旧・門前町
■門前地区　　　⇒門前、走出（はしりで）、清水、和田、深田、日野尾（ひのお）、鬼屋、舘（たち）、広岡、西中尾、栃木（とちのき）、上河内、小石（おいし）、広瀬、本市（もといち）、高根尾、小滝（こだき）、猿橋
門前町門前１甲１	櫛比神社		２／１１、１２（毎年）	万歳楽土	氏子は門前町門前、走出。
万歳楽土（まんざいろくと）＝県指定無形民俗文化財。１１日に宮司が当元の「オハケ」の前で宵祭を行い、１２日に当元で本祭を行った後、神社で春季例大祭、直合、当渡しの儀、獅子舞奉納が行われます。そして獅子が「オハケ」を迎えに行き、神社に帰ってくると御祭神を返し万歳楽土を奉納。厄年にあたる袴姿の舞人が神社拝殿中央で祝い棒と松の枝を持ち、参拝者がともに独特の節回しで「万歳楽土」と唱え、豊作を祈願する。鬼屋神明社の「ゾンベラ祭」と関連した田遊びの古い民俗行事。
門前町走出	櫛比神社		２／１１、１２	春季祭（お当祭り）	万歳楽土、獅子舞
			７／１８、１９	ごうらい祭り
ごうらい祭り＝曹洞宗大本山總持寺祖院の守護神がかつて櫛比神社だった名残りで，同神社の神様が年に一度同祖院の仏様にご機嫌伺いに参上したのが由来。猿面をつけた「ごうらい」がこん棒を持ち、露払いをつとめる。無病息災を願う祭りで、神輿と共に旗、獅子舞、氏子供人、楽人などの一行である。
門前町清水１０－８	豊受神社		２／２５頃の土日	万歳楽土	平成２２年、６９人、２７世帯。
下和田（門前町和田３－２３）	高佐岐神社		３／２５	例祭	和田＝平成２２年、２４３人、９４世帯。
中和田（門前町和田２１－９）	八幡神社		３／２５	例祭
谷内和田（門前町和田９－５）	伊須流岐神社		３／２５	獅子舞
門前町深田２－１９	大田神社		３／２＆１０／２４	例祭	平成２２年、１６９人、３４世帯。
門前町日野尾２－４３	伊須流岐神社		２／２８	湯立神事	平成２２年、８４人、３６世帯。
			１０／２８	例祭	神事の後、当屋の用意したにしめで直会がある。
門前町鬼屋（門前２－１－１）	鬼屋神明神社		２／６	ぞんべら祭り	平成２２年、５８人、２６世帯。
			１０／２１	例祭
ぞんべら祭り＝県指定無形民俗文化財。拝殿の一角を水田に見立て、田の荒おこしから田植えまでの１３の行事を神前で行って、豊作を祈る祭典。行事は、拝殿の中央を田地になぞらえ、氏子総代の１人が「農之次第」という巻物を読みあげ、農耕のしぐさをしながら、「エエゾンベラエエゾンベラ」の掛声とともに参列者の輪の中を回り、次いですげ笠をかぶった早乙女５～６名が出て、苗のかわりに松葉を植え、田植の模様を演ずる。
門前町舘７２４	若宮八幡神社		４／５、６	例祭	平成２２年、９３人、４６世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「昔は両日子供獅子舞があり、各戸や社前で演じたが、今は幣殿にその獅子頭を飾っている」とある。
門前町広岡９－４４	春日神社		４／３、４	子供獅子舞廃絶	平成２２年、１６３人、６６世帯。
			１０／１７、１８	例祭	神事の後、春祭りと同じくにしめなどを肴に直会がある。
門前町西中尾６－５６	石動神社		４／４＆１０／２０	例祭	平成２２年、１４人、５世帯。
門前町栃木ホ６０	石倉神社（下の宮）		３／７、８	獅子舞、キリコ廃絶	平成２２年、１５０人、５４世帯。
			１０／２３、２４	獅子舞
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「春祭りは昔はキリコ、獅子舞が出たが今は行っていない。秋祭りはキリコは出ないが獅子舞が出る」とある。
門前町上河内イ３４乙	瀧神社		３／１６	例祭	平成２２年、８人、５世帯。
門前町小石ム５７	石動神社		３／１８＆９／９	例祭	平成２２年、１５人、９世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「秋祭りは昔は幟旗を立て、獅子舞が出て神輿の巡幸もあったが、今は行われていない。神職による神事の後、氏子一同で拝殿にて直会を行う」とある。
門前町広瀬ホ１４	伊須流岐神社		１０／１７	例祭	平成２２年、１１５人、５３世帯。
門前町本市１６－５４乙	八幡神社		４／中旬	キリコ廃絶	平成２２年、１７４人、６８世帯。
				獅子舞
			１０／２１	秋祭り	神事の後の直会では、大盃の回し飲みがある。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「獅子舞を中心とした祭りで、１３日夕刻から獅子舞は笛・太鼓（昔はキリコ・奉灯も）と共に集落の半数を１戸１戸回る。翌１４日は、午前中残りの各戸を回り、午後は神社境内で約１時間にわたり獅子殺しの舞いを行い祭りを終わる。
門前町高根尾ソ２９	伊須流岐神社		３／１４	獅子舞	平成２２年、６９人、２７世帯。
			１０／１４	例祭
門前町小滝１３－７４	小瀧神社		３／１７＆９／１６	例祭	平成２２年、１９人、９世帯。
門前町猿橋１２－２	猿橋神社		３／１７＆９／１６	例祭	平成２２年、３６人、１９世帯。

■本郷地区　　　⇒二又川、鑓川、平、堀腰、百成（どうめき）、東大町、別所、荒屋（あらや）、地原、定広、長井坂、原、貝吹、能納屋（のうのや）、谷口、嶺（みね）、俊兼（としかね）、四位（しい）、滝上（たきのうえ）、内保（うちぼ）、本内（もとうち）
門前町二又川１９－２４甲	熊野神社		７／２土日（元・１４）	神輿２基	平成２２年、１５１人、５９世帯。
				獅子舞
門前町鑓川９－１８	八幡神社		３／２０	獅子舞廃絶	平成２２年、９人、１８世帯。
			１１／２５	例祭
門前町平３－２	熊野神社		３／２４＆７／１４＆１１／２５	例祭	平成２２年、１３人、８世帯。
門前町堀腰イ６８	伊須流伎神社		３／１＆１１／２３	例祭	平成２２年、９人、５世帯。
門前町百成ロ１	八幡神社		７／２土曜	神輿	平成２２年、３４人、９世帯。
				キリコ廃絶
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「以前は７／１２、１３。１３時頃から神社内で祭事を行った後、神輿を担ぎ出し、鉦や太鼓の音に合わせて当元の家まで行って休憩。そこで御馳走を頂いて祭りは終わる。昔は宵祭りから始まり、キリコや神輿の巡幸、そして境内では踊りの輪も広がって大変な賑わいだったといわれる」とある。
門前町東大町イ１１１	大町神社		３／７＆１０／２８	例祭	平成２２年、１０人、６世帯。
門前町別所ニ－２６乙	八幡神社		３／１＆７／１２	例祭	平成２２年、１４人、７世帯。
門前町荒屋２－４乙	熊野神社		７／３土日	神幸祭	平成２２年、２８人、１５世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「以前は７／２６、２７。１日目は宵祭りで、神社での神事のあと、２２時頃から高張提灯を先頭に獅子舞、神輿の順で集落を回り、当屋で一泊する。昔は、近隣の集落、親戚、友人ら多くの人々が集まり、美しき見事な祭りであった。二日目の本祭りは、１７時頃から当屋で酒盛りが始まり、１９時頃当屋を出発し、招待の家々を回って、神社に帰る。最後に直会をする」とある。
門前町地原リ７７	伊須流伎神社		７／１土曜	神幸祭	平成２２年、４１人、１４世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「夏祭りは以前は７／７、８。正午頃獅子舞をする青年団が団長宅を出発して神社に到着すると祭事が始まる。御祓いの後、神輿・獅子舞・神主が当元宅まで行き休憩。続いて獅子舞が集落の全戸を巡回して神社に還る。祭日には神社前に幟旗が立つ。最後は参拝者の直会。
門前町定広４－１４	定廣神社		７／３土曜	神輿	平成２２年、５５人、２３世帯。
				子供キリコ２本
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「夏祭りは以前は７／１６、１７。昔は２日だったが、現在は宵祭りだけになった。２０時頃から神社での祭事が始まる。その後、神輿を神社から出して当元の家まで行き休憩。２１～２２時頃神社に帰る。神輿の移動時は子供キリコ２基が同行。以前は大人キリコも２基同行していたが、現在は境内に安置している。
門前町長井坂前田５７－２	長井神社		４／７	例祭	平成２２年、４人、２世帯。
門前町原口２９	八幡神社		４／１１＆９／２３	神輿飾付け	平成２２年、３９人、１２世帯。
門前町貝吹ハ５－２	八幡神社		４／５＆９／１３	神輿飾付け、獅子舞休止	平成２２年、２６人、１２世帯。
門前町能納屋６－５０	八幡神社		４／１日曜	キリコ、獅子舞廃絶	平成２２年、２４人、１０世帯。
			１０／１８	例祭
門前町谷口１２－２６	春日神社		４／２	獅子舞廃絶	平成２２年、４０人、２０世帯。
門前町嶺ニ１１３	春日神社		？	―
門前町俊兼ハ１６	俊兼神社		３／２１	神輿、獅子舞	平成２２年、１５４人、７３世帯。
			１０／２２	例祭
門前町四位１２２－５２	石動神社		４／１日曜	神輿	平成２２年、３７人、１５世帯。
				獅子舞
			１０／４	例祭
門前町瀧上ト１０７	瀧上社		？	―	平成２２年、９人、６世帯。
門前町内保ト１	太玉神社		４／２土日	神幸祭	平成２２年、１４１人、６１世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「以前は４／８、９。一日目は宵祭りで、１８時頃から神社での神事が始まる。その後神輿と獅子舞が小字の伏坂・内保平・石坂の神社を巡幸して、御仮屋泊まりとなる。　二日目の本祭りは１４時頃から、御仮屋を出発して神明社、天神、貝喰の神社を巡幸して本社へ戻る。祭礼の終わりに神輿、幟旗、太鼓の次回当番の受渡しをして直会に入る。
門前町本内ロ２７	本内神社		？	―	平成２２年、４２人、１７世帯。
【八ヶ川ダム（八翠湖）】門前町地原。昭和５４年（１９７９）着工。平成６年（１９９４）竣工。水没記念碑がある。

■七浦地区　　　⇒皆月（みなづき）、五十洲（いぎす）、餅田、鵜山、吉浦、大滝、中谷内（なかやち）、矢徳、小杉、百成大角間（どうめきおおかくま）、井守上坂（いもりあげさか）、暮坂（くれさか）、樽見（たるみ）、薄野（すすきの）
門前町皆月ソ１０３	日吉神社		４／３（春季定例祭）	神幸祭
			８／１０、１１	神輿	平成２２年、２５０人、１１１世帯。
				曳山１台
春季定例祭＝境内に幟旗を立て、１０時より神事が始まる。その後、御幣・榊を持った総代を先頭に、伴旗持ち猿田彦の天狗・神馬・大太鼓・子供３人の小太鼓打ち・神輿と順々に神社を出発して御仮屋に到着して昼休み。１３時から御仮屋参りが始まり、１５時に神社に向って出発。神社境内での馬駈け、玉砂利参道で神輿かけが行われてから神様の本殿遷座が行われて祭礼終了。
皆月山王祭＝神輿が渡御し、数十本の五色の吹き流しで飾った船形の曳山が海岸道路を行く。夜、曳山は堤灯で飾られる。かつては神輿がお仮屋におさまると馬かけ行事が行われた。
◎１０日曳山＝曳始め（９：００～）、仮納め（１２：００）、曳始め（１７：００～）、御旅所到着（２０：００）神輿＝例祭（１５：００～）、御立ち（１６：００）、御旅所到着（２０：３０）　◎１１日曳山＝曳始め（１４：００～）、宮入り（１７：００）神輿＝御立ち（１５：００～）、宮入り（１７：００）
門前町五十洲３－２６	五十洲神社		９／２土曜	神輿、探湯式	旧称は神明宮
				黒島型曳山１台	平成２２年、６７人、３４世帯。
門前町餅田９－２３	餅田神社		３／１４＆９／１４	例祭	平成２２年、９人、４世帯。
門前町鵜山１５－１０	春日神社		３／７＆９／７	例祭	平成２２年、２９人、１３世帯。
門前町吉浦チ６３	白山神社		８／１８	探湯式	平成２２年、２９人、１２世帯。
門前町大滝２５－５６	大滝神社		３／８＆９／１０	例祭	平成２２年、１４人、８世帯。
門前町中谷内９－４９乙	日吉神社		２／２３＆３／２１	湯立神事	平成２２年、４０人、１８世帯。
門前町矢徳	八王子神社		８／２３	相撲廃絶	平成１５年、５２人、１９世帯。
門前町百成大角間３１－６	百成神社		３／１０	獅子舞休止	平成２２年、２４人、１１世帯。
門前町井守上坂１１－１４	井守神社		３／１２＆９／１２	例祭	平成２２年、１８人、１０世帯。
門前町暮坂９－６７	住吉神社		３／５	能登麦屋節踊り奉納	平成２２年、５人、５世帯。
門前町樽見池谷内１０８乙	日吉神社		３／６＆１０／２０	湯立神事	平成２２年、６人、４世帯。
門前町薄野５－１０１	八幡神社		３／１５＆１０／１５	例祭	平成２２年、５人、３世帯。

■浦上地区　　　⇒浦上、浅生田（あそだ）、安代原（あんだいはら）、中野屋、八幡、山辺、宮古場、田村、西円山
浦上１１８－１５１	浦上八幡神社		７／４土曜	神幸祭	平成２２年、３８９人、１７０世帯。
				枠旗売却	明治３２年、中島町中笠師に馬１頭の金額で売却
浦上祭り＝浦上地区には１９集落があり、以前はそれぞれの集落の宮で祭りを行っていたが現在は八幡神社に合祀した。例祭は７／１５、１６⇒７／２４⇒７／４土曜と変更した。古書に「浦上に八幡宮あり。浦上２７ヶ村の総社にて、８月の例祭には２７ヶ村の宮々へ神輿廻り給い賑わしき祭礼」とある。『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には現在の「渡御の行列は先頭に赤の伴旗７本、台車に乗せた大太鼓４台、獅子舞４組、小型の伴旗１０本、神社名の紺色旗２本、立傘、台傘、長柄傘（天傘）が各１本、御幣持ち１人、猿田彦１人、露払い役の鬼面１人、獅子（がちゃ）２人、六角面の県下でも数少ない神輿が台車に乗って曳かれる、太刀持ち、氏子総代、宮司」とある。
滝又（浦上の小字）	神明神社		３／１０＆１０／１０	例祭	８人、４戸
菅の原（浦上の小字）	菅原神社		３／１０＆１０／１０	お当祭り中止	９人、６世帯。過疎化のため平成１０年頃より中止。
盤若地（浦上の小字）	？		３／１０	お当祭り中止	３８人、１３世帯。昭和４０年頃まで続いていた。
清太郎（せたろう。浦上の小字）	？		３／１３	お当祭り中止	１７人、６世帯。過疎化のため平成６年頃に中止。
門前町浅生田７－１６０	浅生田神社		３／１７＆１０／１４	例祭	平成２２年、２１人、９世帯。
門前町安代原５－１０４	八幡神社		３／１６＆１０／１５	獅子舞休止	平成２２年、３５人、１６世帯。
門前町中野屋４－５０	伊須留岐神社		３／９＆１０／９	例祭	平成２２年、２３人、１１世帯。
門前町山辺１－４４	山辺神社		３／１３＆１０／１３	例祭	平成２２年、１８人、７世帯。
門前町宮古場ヌ６４	伊須留技神社		３／２６＆１０／２１	例祭	平成２２年、２４人、９世帯。
門前町田村ロ３５	八幡神社		１０／２土日、	キリコ１基、子供樽神輿	平成２２年、１０６人、３６世帯。
門前町田村ロ１５６	日吉神社			〃
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「一日目は宵のきりこ祭りで、７時頃から灯旗会の手によるキリコ１基と子供樽神輿１基が笛と太鼓に合わせて２つの神社と集落内を一巡する。二日目は１１時よりお宮での祭礼となる。それぞれ２つのお宮に参拝し、新しい収穫物を御供えした神前で、大地からの恵みに感謝して神事を終える」とある。
門前町西円山９－３５	白山神社		３／１８＆１０／１８	例祭	平成２２年、３４人、１３世帯。

■諸岡地区　　　⇒道下（とうげ）、鹿磯（かいそ）、深見、六郎木（ろくろぎ）、勝田、大生
門前町道下２２－１	諸岡比古神社		４／１７、１８	獅子舞、花見の宴
			７／３０、３１（毎年）	神幸祭	夫婦神輿、子供樽みこし
				曳山１台
道下祭り＝曳山や神輿２基（鉄川宮、住吉宮）、子供樽神輿が鉄川明神太鼓や木やり音頭に合わせて集落を練り歩く。神事を行った後、猿田彦を先頭に神社を出発する。曳山＝文政８年（１８２５）建造。名古屋城の天守閣を形どる。
◎３０日（１７：００～）諸岡比古神社で神事。その間に境内で獅子舞。巡幸は猿田彦、伴旗を持った２０人、子供樽神輿、御幣持ち２人、神輿２基（鉄川宮、住吉宮）、宮司、区長、当元、曳山。獅子舞、子供樽神輿は先行して花をもらった家の前で練る。巡幸は鉄川町と元町を通り、本通りへ出て元町、東町、中町を巡幸しお御仮屋に至る。（２１：００～）御仮屋で神事を行う。　◎３１日（１０：００～）御仮屋で日中祭が営む。（１６：００～）御仮屋出発。巡幸は中町、西町を通り、栄町の波除地蔵前のお休み所まで行き、神事が行われる。その後来た道で帰り神社境内で獅子舞の獅子殺しが演じられ、神輿を拝殿へ納め、神事を行い祭りを行う。
春祭り＝昭和２０年までは神輿２基（鉄川宮、住吉宮）、曳山の巡行があり、現在の夏祭りと同じ規模の祭りだった。現在は幟旗を立て、神事の後、境内で明神太鼓を打ち鳴らし、獅子舞が舞われる。境内では花見の宴も催される。
門前町鹿磯１－６８－２	菅原神社		７／２５	神幸祭	神輿や高さ約３ｍの旗２０本を担いで練り歩く。太鼓や天狗、２組の獅子も出る
門前町深見２３－４６	瀧神社		３／９＆９／１８	スリ米神事、湯立神事	氏子は深見、六郎木。平成２２年、深見は７３人、３３世帯。六郎木は１４人、８世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には夏祭りには「幟旗を立てる。神社で宮司が神事を行い氏子が参拝する。かつては樽神輿も出ていた」とある。
門前町勝田４－４９	日吉神社		３／４＆１０／７	かつては神輿の巡幸があった	平成２２年、２７人、１１世帯。

■黒島地区
門前町黒島町ロ１５	若宮八幡神社		８／１７、１８ “天領まつり”	神輿、樽神輿
				曳山２台	南町、北町
				獅子舞
南町＝嘉永３年（１８５０）７／１９制作。大工は柴田傳四郎。彫物に初代曳山の遺品を使用。　初代南町は文化元年（１８０４）に鍋屋勘七の甚兵衛の寄進により堺の港より小ぶりで船型の曳山を購入し、全村でなかよく曳いていた。曳山の図面や欄間など４点の彫物が残っており天領北前船資料館に展示されている。北町＝慶応末期か明治初期に改造。

■剱地（つるぎじ）地区　　　⇒剱地、大泊（おおどまり）、赤神（あかかみ）、腰細（こしぼそ）、馬場（ばんば）
剱地レ１３６	剱地八幡神社		７／連休土日	神輿	平成２２年、３３９人、１７５世帯。
				曳山１台キリコ(中２、小３）	キリコは往時１２本出た｡
				獅子舞
剱地八幡神社大祭（おさよまつり）＝７／連休土日開催。以前は８／２１、２２開催。その昔、この地に住んでいた「おさよ」という娘が、輪島で渡し船の船頭をしていた「重蔵」と恋仲になつたが、風の便りで重蔵の死を知り、自らも海に身を投じる。やがておさよが門前町渡瀬の黒髪神社に、重蔵が輪島市の重蔵神社に氏神様として祭られ、年に一度愛し合った二人が再会するといったロマンチックないわれのある祭り。門前町内では唯一キリコ担ぎが行われる祭りで、宵宮は１６時に神社で神事が行われ、１７時に出発。曳山が先頭、子供キリコ３基、大キリコ２基、太い棒で担がれた太鼓、鉦、高張提灯、神輿の鳳凰を持つ者、御幣持ちが続く。１班の小島医院で折返し、４班→５班→６班→３班→２班と回り２３時頃に終了。　本祭りは１６時に出発。神輿と獅子舞が巡幸に加わる代わりに曳山は神社前に飾付け。町内をくまなく巡行し、２２時頃に神社の前へ。鉦と太鼓の祭囃子に合わせて、神輿とキリコが力強く乱舞する中、神輿の上に若者が飛び乗り、屋根に飾られた神様の依代である鳳凰を抜き取る。鳳凰を抜き取るのは、厄年を迎える若者。ハレの仕事をやり遂げると「できたできた、うまいことできた」と一斉に称えられる。獅子殺しが演じられ祭りが終わるのが深夜の１２時頃である。
門前町大泊１－７８	八幡神社		５／１５	キリコ廃絶	平成２２年、４０人、２２世帯。
門前町赤神１－１２	西宮神社		５／１８	獅子舞廃絶	平成２２年、１５３人、２９世帯。
門前町腰細１－３８	腰細神社		８／７	キリコ廃絶	平成２２年、２６人、１５世帯。
門前町馬場ラ１１０（上馬場）	石倉神社		８／１８	神輿	平成１５年、７２人、３０世帯。
門前町馬場ロ１１９（下馬場）	馬場八幡神社			神輿	平成１５年、６５人、２７世帯。
昭和末期か平成初期までは上馬場、下馬場合同祭で神輿２基の巡幸が行われ、キリコ、旗、鉦、太鼓も出ていた。また古くは例祭日は７／１７、１８の２日間行われ、相撲もあった。

■阿岸（にぎし）地区　　　⇒池田、南、藤浜（ふじはま）、白禿（しらはげ）、大切（おおぎり）、二又、山是清、小山、椎木（しいのき）、新町分、鍛冶屋、中田、江崎、千代、是清、北川
門前町池田１４－６	大蔵神社		８／２８、２９（元・９／１０）	神輿	平成２２年、７０人、２８世帯。
				キリコ休止	池田、南
大蔵祭り＝池田と南の合同の秋祭り。例祭は９／９、１０⇒８／２８、２９⇒９／１０と変化した。奉納相撲は平成８年より中止。以前は子供キリコ６基と青年団キリコが出たが、現在は１４時より神事が始まり、巡幸は大太鼓２箇、旗４本、神輿、氏子総代が続き、本誓寺、池田のお休み所になっているゼンゴロウ浜で休憩し、その後神社に還る。
門前町藤浜１－５９	藤濱神社		６／２９	キリコ廃絶	平成２２年、２０人、１１世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「幟旗を立てる。神社で宮司が神事を行い氏子が参拝する。かつてはキリコも出していた」とある。
門前町白禿２１－４３	八幡神社		４／１１＆９／２０	湯立神事	平成２２年、１１人、６世帯。
門前町大切１４員外１	大田神社		３／２１＆９／１９	例祭	平成２２年、１８人、７世帯。
門前町二又１６－４１	金刀比羅神社		１０／１０	例祭	平成２２年、１２人、８世帯。
門前町山是清２２－１	白山神社		３／１１、１２	例祭	平成２２年、４０人、１３世帯。
			９／１４、１５	キリコ廃絶
門前町小山３２－７２	小山神社		９／５	キリコ５本休止	平成２２年、２８人、１２世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「かつては９／１、２に行われていた。神社での神事の後、キリコが５本担ぎ出され、鉦、太鼓と共に家々を回った」とある。
門前町椎木８－２６	椎木神社		８／２７	キリコ４本休止	平成２２年、２６人、１０世帯。
門前町鍛冶屋ホ５６	鍛冶屋神社		９／１３、１４	キリコ廃絶	平成１５年、１１人、４世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「宮司が豊穣を祝う神事を行い氏子が参拝する。かつては幟旗を立てキリコも出していた」とある。
門前町中田１０－１５	中田神社		９／１７	キリコ廃絶	平成２２年、２２人、１２世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「かつては幟旗を立て神輿やキリコも出していた。現在は神社で宮司が豊穣を祝う神事を行い、氏子が参拝だけとなった」とある。
門前町江崎２２員外１	諏訪神社		４／１２＆９／１９	例祭	平成２２年、１４人、６世帯。
門前町千代３－１	千代神社		９／２、３	神輿	平成２２年、７５人、３０世帯。
				キリコ廃絶	相撲もあった
				獅子舞
門前町是清２３－５８	諏訪神社		７／２７	キリコ、獅子舞廃絶	平成２２年、３４人、１５世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「宮司が神事を行い氏子が参拝する。御神酒が振舞われる。かつては幟旗を立てて、獅子舞やキリコも出ていた」とある。
門前町北川２－１０－２	八王子神社		９／２９、３０	キリコ廃絶	平成２２年、６０人、２９世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「幟旗を立てる。宮司が神事を行い氏子が参拝する。かつては獅子舞が出た。御仮屋を建て神輿の巡幸も行っていた」とある。

■仁岸（にぎし）地区　　　⇒舘分（たちぶん）、馬場、滝町（たきまち）、馬渡（まわたり）、清沢（せいざわ）、切挟（きりばさみ）、久川（くかわ）、窕（うつろ）、神明原（しめはら）、木原月、大釜、上代（うわだい）、黒岩、入山、渡瀬、飯川谷（えがわだに）　　　無人化：西中谷（にしなかたに）
門前町馬場ラ１１０	石倉神社		８／１８	キリコ１本休止	平成２２年、１５４人、７３世帯。
門前町馬場ロ１１９	馬場八幡神社		８／１８
門前町滝町３－４４	稲荷神社		８／２８	キリコ廃絶	平成２２年、１４人、８世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「４０年以前には幟旗を立てて、キリコも出していた」とある。
門前町馬渡２７－５	松尾神社		８／１６	キリコ３本休止	平成２２年、６６人、２８世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「夏祭り（お旅祭り）８／２８、２９　馬渡松尾神社と久川仁岸神社の合同祭として、平成７年まで行われていた。馬渡と久川が１年交代で神輿、キリコ３本、鉦、太鼓２組の巡行で両集落間を練り歩いた。古くは相撲もあった。３０年以前には両集落から高さ２０数ｍの枠旗が担ぎ出され壮観な祭りであった」とある。　この合同祭を終えてから８／１６が例祭日となり、現在は宮司による神事と氏子の参拝のみである。
門前町清沢ワ４２	春日神社		８／１６＆１１／３	神輿、キリコ廃絶	平成２２年、１人、１世帯。
平成１５年、（７人、５世帯）には既にキリコ廃絶。かつては夏祭りが７／８、秋祭りが９／８が例祭日で幟旗を立て、神輿、キリコが出た。
門前町切狭４０－７	切狭神社		８／２４	キリコ廃絶	平成２２年、９人、５世帯。
平成１５年、（１７人、６世帯）には既にキリコ廃絶。かつては幟旗を立て、キリコも出た。
門前町久川１４－２１０	仁岸神社		８／２８	神輿	２０１３年、学生ボランティアの力を得て１８年ぶりに復活
				キリコ	平成２２年、５４人、２５世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「８／２８、２９　久川仁岸神社と馬渡松尾神社との合同祭として、平成７年まで行われていた。久川と馬渡が１年交代で神輿、キリコ３本、鉦、太鼓２組の巡行で両集落間を練り歩いた。３０年以前には両集落から高さ２０数ｍの枠旗が担ぎ出され壮観な祭りであった」とある。
後谷（久川１１－８４。久川の垣内）	春日神社		３／２８＆８／２８	例祭	９人、４戸
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「大祭（８／２８）にはかつては幟旗を立て、久川と一緒に祭りを行いキリコを出していた。現在は神社で宮司が神事を行い氏子が参拝する祭りとなっている」とある。
門前町窕	春日神社		８／下旬	例祭	平成２２年、４人、２世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「集落独自で祭りを行っていたが、随分以前に神社が老朽化してしまい、御神体を久川の仁岸神社に合祀し、久川の祭りと同じ日に祭りを行っている」とある。
門前町神明原３－２	神明原神社		８／２５	キリコ廃絶	平成２２年、１人、１世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「神明原には高爪宮に奉仕した神職の源吾が住んでいた」とある。春祭りは３／１５、夏祭りは８／２５、秋祭りは１０／２０である。
門前町木原月５－２０	春日神社		９／１	キリコ廃絶	平成２２年、２人、１世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「かつては３月の春祭り、９月１日に秋祭りを行っていた。現在は神社も無くなり、戸数も１戸となってしまったため、祭りを行っていない」とある。
門前町大釜３－１４８	春日神社		８／２２	キリコ廃絶	平成２７年、４人、２世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「かつては９月１２日に行われていて、キリコが出る祭りだった」とある。
門前町上代丙１８５	黒髪神社		８／１４	神輿	平成２２年、１１人、３世帯。
				キリコ
黒髪神社郷社祭（お小夜祭り）＝仁岸郷の総社の祭りで元は９／８に行われ、幟旗を立て神輿、キリコの出る祭りだったが昭和３７年に中止となる。平成１３年に黒髪神社奉賛会を結成し３９年ぶりに黒髪お小夜祭りとして８／１４開催で復活。１６時頃に黒髪神社で神事が行われ、その後、泣き砂で有名な琴ヶ浜に行き、再度神事、その後町内を練り歩き、黒髪神社に帰る。
門前町黒岩チ９４	黒岩神社		８／２３	キリコ廃絶	平成２２年、２９人、８世帯。
門前町入山８－４２	稲荷神社		８／２２	キリコ廃絶	平成２２年、２６人、１０世帯。
門前町渡瀬９－７６	八幡神社		８／２１	キリコ廃絶	平成２２年、１９人、９世帯。かつて垣内に浦土村があった。
門前町飯川谷５８－１９	飯川谷神社		８／２０	キリコ廃絶	神輿渡御に合わせて、大旗、太鼓、奉燈が参加した。平成２２年、３０人、１３世帯。
『門前町の祭り』町制５０周年記念（平成１６年発行）には「「かつて神輿やキリコが出た。現在は神社で宮司が神事を行い氏子が参拝するだけになった」とある。また新町分（１人、１世帯）と一緒に祭礼を行うようになる」。
門前町飯川谷１１－７９（北浦）		北浦神社	８／１９、２０	キリコ廃絶	北浦＝飯川谷の垣内。神輿渡御に合わせて大旗、奉燈が参加した。
西中谷（にしなかたに）＝廃村。切狭の上流でかつては切狭と一緒に春祭り、夏祭り、秋祭りを行っていた。神社は中谷神社で絵馬と一緒に高爪神社（志賀町大福寺ナ５８）に合祀。神社跡地には石碑が建てられた。
【キリコ廃絶】上代、黒岩、渡瀬、入山、飯川谷、北浦、滝町、清沢、切挟、木原月、大釜、神明原、大泊、腰細、赤神、北川、千代、是清、山是清、中田
※平成４年６月現在、旧・門前町でキリコ祭り実施は７、中止は２０。キリコ本数は保有本数は２９本、使用本数は２３本（「奥能登のキリコまつり」より）
【輪島市民祭り】毎年６／１土日開催。塗師祭りが起源だが、現在は市民祭り。輪島市民一人ひとりの地域愛と連帯感を醸成し、豊かで住みよく活力ある輪島市を育むことを目的に開催。 ■土曜：マリンタウン会場（旧・輪島市内）。輪島商工会議所主催。昼間：倭の島交流大パレード、クラッシックカー車両展示、マーチングドリル演奏　など。夜：子供笹きりこ行列や御陣乗太鼓実演　など。最後は輪島市民大花火大会。 ■日曜：総持寺通り（旧・門前町）。輪島市門前総合支所総務課主催。禅の里交流ステージ・パレード、総持寺会場食まつり、クラッシックカー車両展示　など。

★展示場
【輪島キリコ会館】（公式ＨＰへ）輪島市マリンタウン６－１。℡ ０７６８－２２－７１００。８：００～１７：００。年中無休。入場料は一般６２０円。２０１５年３月２９日に輪島市塚田町３－２２－２より移転オープン。大キリコ７本、キリコ２４本、神輿３基、大松明を展示。藩政時代に総輪島塗で作られた高さ１２ｍの中島屋の大キリコ（、弘化４年（１８４８）に輪島大祭に出た最古の紺屋のキリコを始め石崎キリコ２台など約３０基を常設展示している。　中島屋の大切籠＝市指定文化財。平成２８年（２０１６）山岸町の漆器屋で修復。嘉永６年（１８５３）制作。鳳至町の豪商「中島屋」の中島三郎衛門（なかじま・さぶろうえもん）が、漆器職人を失業から救うために作らせたのが「蒙福徳」の大切籠。黒く光る総漆塗りの本柱の上下に八頭の昇り龍、下り龍の精巧な一本彫りが施され、装飾には金箔をあしらい、技巧をこらした豪華さは、当時の豪商ぶりが伺える。
【こうや】（公式ＨＰへ）輪島市門前町藤浜１１－１２－１。℡０７６３－４５－１１１５。１１：００～１８：００。定休日は不定休（火曜が多い）。２００７年開店。お店で飼っているヤギのお乳を搾って作ったクリームコロッケと、自家栽培ネギ、門前産ワカメをトッピングした「うどん」が人気。デザートには「自家製ヤギミルク愛す（アイス）」がお薦め。店内には高さ三間（＝５ｍ）の「キリコ」がある。このキリコは御主人出身の柳田村長尾（現・能登町上長尾）のキリコで金沢在住時は金沢で解体保管。店開店時に組み立てて展示。開店後に富来（西海祭り）のキリコ購入も依頼され２基のキリコを展示。
【キリコ会館】輪島市塚田町３－２２－２。℡０７６８－２２－７１００。稲忠漆芸堂が昭和５４年６月、能登のお祭り館　キリコ会館を開設するも、種々の事情２０１２年１０月６日、キリコ会館をはじめ全ての施設が閉鎖され営業を停止。このため１０月１４日より輪島商工会議所の借り受けで営業を再開した。やがて移転によるリニューアルオープンとなる。
【黒島天領北前船資料館】輪島市門前町黒島町ロの１１４の２番地。２０１１年、輪島市天領黒島角海家のオープンに伴い閉館。 ℡ ０７６８－４３－１１９３。９：００～１６：００。定休日は月曜、祝祭日の翌日、年末年始。近世から明治中期に活躍した北前船の雄姿をミニチュア模型で再現展示。又、航海で使用された必需品や神社に奉納された絵馬等が展示してある。また“天領祭の曳山２台や建造時の図面などの資料を展示”