岩 手 県

   水沢(奥州市、胆沢郡金ケ崎町)

住所 神社名 祭礼 内容 備考
 ≪奥州市≫
  平成18年(2006)2/20、水沢市+江刺市+胆沢郡前沢町、胆沢町、衣川村が合併。
 ◎旧・水沢市
 ■水沢地区
水沢日高小路13  日高神社 4/29 囃子屋台9台 横町組、袋町組、駅前三町組、川口町組、柳町組、城内組、立町組、吉小路組、大町組
 【囃子屋台運行】 ※2009年
遥拝式
 大手通り 10時40分(9台揃い打ち)
■昼の部
 13時15分(保健センター前出発)〜17時15分
■夜の部
 相打ち     駅前広場 18時40分
 揃い打ち    駅通り
      〜20時30分
昭和46年が担ぎ屋台としては最後の年で上組の屋台を上組下組合同で担いだ。昭和45年までは上組、下組の2台の担ぎ屋台を持っていた。
 【囃子屋台】
横町組=昭和13年(1938)2月に担ぎ屋台として制作。昭和29年に車輪付きの曳き屋台に改造。
 先代は明治28年制作の組立式担ぎ屋台。

袋町組
=昭和46年(1971)4月制作。山車の天井に「鎮」の文字がある。
 先代は明治初期に作られたが、不慮の災害で焼失。

駅前三町組
=3町内の5団体からなる。(駅通り商店街振興組合、駅通り町内会、中央通り町内会、中央通り商店会、青葉町商栄会)平成8年(1996)4月制作。
 初代は昭和38年制作。

川口町組
=昭和54年(1979)に吉小路新調の屋台を購入。当屋台は昭和32年に制作。
 当組は大正期には屋台があったが永らく中断した。

柳町組=昭和50年(1975)制作。
 三先代は明治10年頃制作し大正10年まで使われる。
 先々代は大正11年に232円で新調。
 先代は大町組より購入し曳き屋台に改造。

城内組
=大手町(旧・表小路)、東、西と川原小路の3行政区から構成されている。
昭和11年12月制作で翌12年の祭礼に参加。昭和36年12月に曳き屋台に改造。さらに昭和52年2月に回転屋台に改造。
 当初は表小路組として昭和5年よりあり。
 先々代は昭和7年制作でこの時に城内組として火防祭りに参加。


立町組=昭和31年下組のものを押し屋台に改造。さらに52年に回転屋台に改造した。
 往古は上、中、下組の3台の囃子屋台を持っていた。

吉小路組=昭和54年(1979)制作。3代目。また懸魚を昭和60年に新調する。
 初代は昭和32年制作。昭和7年吉小路地内で13戸を焼失する大火が起こったことから、既設6町組の火防祭りに参加を決定。大町組屋台の分台として祭りに参加。
 先代は昭和32年に作ったが川口組へ。

大町組=昭和47年(1972)制作。
 【打ちばやし】
横町組=昭和23年(1948)制作で29年に曳き屋台に改造。

袋町組
=昭和59年(1984)制作。
 先代は担ぎ屋台で昭和42年に曳き屋台に改造。 

川口町組
=昭和54年(1979)制作。

柳町組
=昭和51年(1976)制作。
 先代は昭和7年に42円25銭で制作。また大正11年の修理の記録あり。

立町組
=昭和53年(1978)制作。

大町組
=昭和40年(1965)制作。
 【町印】
横町組
=「定」。
袋町組
=「鎮」。明治期作。
川口町組
=「仁」。昭和52年(1977)制作。
 先代は文政10年作で日高神社に保存。
柳町組=「火」。昭和11年に38円40銭で制作。昭和51年に修理。
立町組
=「心」。昭和53年制作。

大町組
=「防」。

駅前三町組、城内組、吉小路組は町印無し。
消防団の“纏振り”を先頭に各町組とも“町印”“打ちばやし”“はやし屋台”の順に進む。以前は“町印”“打ちばやし”を持つ横町組、袋町組、川口町組、柳町組、立町組、大町組の6町組だけの参加だったが駅前三町組、城内組、吉小路組の“囃子屋台”が加わり“はやし屋台”9台の火防祭となった。
水沢新小路26 八幡神社 9/15 例祭
水沢神明町1丁目7−12 神明社 9/16 例祭
水沢中上野町1−83 駒形神社 9/19 例祭
水沢北半郷21−2 神明社 9/16 例祭
 ■姉体地区
水沢姉体町寺の西19 菅原神社 4/25 例祭
水沢姉体町字天神林28 新山神社 4/16 例祭
 ■真城地区
水沢真城字大壇12 立木八幡神社 9/15 例祭
水沢真城字畑ヶ田12 別雷神社 9/2 例祭
水沢真城字高根8 高根神社 9/15 例祭
水沢真城字折居町41 神明社 4/16 例祭 折居部落の鎮守
 ■佐倉河地区
水沢佐倉河字宮の内12 鎮守府八幡宮 9/15 献膳行列、子供神輿
水沢佐倉河字鞘田6 道祖神社 9/9 例祭
 ■黒石地区
水沢黒石町小島1 石手堰神社 4/19 例祭
 ■羽田(はだ)地区
水沢区羽田町字御山下431 出羽神社 6/15 例祭
水沢区羽田町字駅前1丁目28 五十瀬神社 9/28 例祭
水沢区羽田町字北鵜木1 八幡神社 7/15 例祭
羽田 荒神社 3/最終日曜 囃子屋台1台
“羽田火防祭”は昭和2年(1927)に羽田町内の大火で11軒焼失を機に翌年から火防祈願の祭りとして始まった。
25歳厄年連のたるみこしが町内を一巡し開幕。
参加団体は42歳厄年連中心となった「羽田ふるさと音頭」の手踊り大パレ―ド、羽田幼稚園児の防火パレ―ド、羽田小児童らスクールバンドパレード。33歳厄年連が曳く鋳鳳凰や菊をあしらった屋根飾りなどの鋳物屋台「羽田町剣ばやし」などである。
囃子屋台(羽田町剣ばやし)=昭和57年(1982)制作。全て鋳物による屋台。長さ6m、幅3m、高さが4m。重さが4、5トン。屋台の飾りになる「鳳凰」、「龍」、「菊」なども全て鋳物。
 ≪羽田火防まつりの行事案内≫
(9:00〜)  樽神輿(25歳厄年連)、防火パレード(羽田幼稚園、小学校 等、消防団まとい振り)、金津流獅子踊り(岩谷堂農林高校)
■(10:15と12:20 羽田町剣ばやし(鋳物屋台)

 ◎旧・江刺市
 ■岩谷堂地区
江刺南大通り5−6 秋葉神社 5/3、4 神輿   
屋台10台 川原町・本町、六日町、南栄会、南大通り、男石、中町、一親会、大通り
25歳と42歳の各年祝連江刺甚句の唄と踊りのパレードには、三千人以上の踊り手が街を練り歩き、年祝連の出し物、屋台のパレード、郷土芸能の披露などがある。
 由来
 
享保年間から明治30年代にかけて、旧・岩谷堂町は7度にわたり大火に見舞われ、延べ2、000軒の家屋が焼失した。人々は傷心の痛手を癒し町の復興を図るため、秋葉神社の例祭を火防祭とし、旧暦の1月24日には各町内から山車や踊り屋台が繰り出すなど、全町を挙げた祭りになったと云われている。明治の大山祭などは各町内毎に高さ15mの山車を作り約150人で担いで練り歩いた。しかしながら大正期に大山祭が廃止となり、仮装行列の祭りが多くなり、この頃より25歳年祝連が火防祭へ参加するようになった。
 昭和45年に市と商工会議所が中心となり春祭り実行委員会が設けられ、毎年4月24日を春祭りの日と定め、旧暦3月9日の春祭りを合体した新しい春祭りとなった。さらに昭和45年より「江刺甚句」踊りをメインとした「江刺甚句まつり」が誕生し5月3日、4日に開催されている。
 ≪行事案内≫
 
5/3
■音楽パレード(おまつり広場) (12:30〜13:30)
■子供甚句踊りパレ−ド(市街地) (13:30〜15:00)
■歴代連オリジナル披露(おまつり広場) (15:00〜16:30)
■歴代連甚句踊りパレ−ド (16:30〜17:15)

42歳年祝連 江陽会・25歳年祝連 舞勇陣合同提供イベント(おまつり広場)「心・響・祭・源(心に響く祭りの源点)」鬼剣舞・さんさ踊り・鹿踊など (19:00〜21:00)
 ◎5/
■25歳年祝連 舞勇陣・42歳祝連 江陽会 及び町内屋台の巡演(8:00〜16:30)
■江刺市三味線同好会・江刺市民謡保存会(おまつり広場) (9:30〜11:00)
■江刺市太鼓連合会公演(おまつり広場) (11:30〜13:00)
■42歳・25歳合同提供イベント 江刺華舞斗、ザ・クワガタ踊り披露 (13:00〜14:30)
■江豊神輿渡御 (13:30〜)
■江刺百鹿大群舞・礼庭披露(市街地) (15:00〜)
■屋台合同運行(市街地) (15:30〜16:30)
■江刺甚句大パレ−ド(市街地) (17:30)
■フィナ−レ(おまつり広場) (20:00)
江刺南町8−6 五十瀬神社 9/17 例祭
江刺岩谷堂字五位塚179 鎮岡神社 5/28 例祭 旧・郷社
江刺岩谷堂字舘下72 愛宕神社 7/24 例祭
江刺岩谷堂字雲南田212 新山神社 4/29 増沢権現舞
江刺岩谷堂字柳沢64−2 八雲神社 旧・6/14 例祭
 ■稲瀬地区
江刺稲瀬字袖野96 熊野神社 4/29 例祭
江刺稲瀬字広岡98 新山神社 4/16 例祭
江刺稲瀬字瀬谷子234 五十瀬神社 4/9 例祭
 ■愛宕地区
江刺愛宕字前中野336 皇大神社 9/16 例祭
江刺愛宕字川島307 川島神社 9/13 例祭
江刺愛宕字三百刈田133−2 谷清水神社 7/27 例祭
江刺愛宕字西下川原197 愛宕神社 7/24 例祭
江刺愛宕東下川原131−2 春日神社 8/19 例祭
 ■田原地区
江刺田原字虚空蔵74 大山祇神社 9/13 例祭
江刺田原字御免133 五十瀬神社 9/16 例祭
江刺田原字宮地189 五十瀬神社 9/16 例祭
江刺田原字高根下43 五十瀬神社 9/16 例祭
江刺田原字大日前198 皇大神社 9/8 神楽
 ■広瀬地区
江刺広瀬字平3 音石神社 9/17 軽石薩摩奴踊
江刺広瀬字見竹101 御嶽神社 9/16 神輿 昭和52年(1977)9月16日、氏子の浄財により神輿・舞殿の造営、この日より例祭日を9月16日に改める。
歌書神楽
江刺広瀬字宮田90 熊野神社 4/29 例祭
江刺広瀬字谷地田77 新山神社 3/9&9/9 斉部流大償野口家伝鴨沢神楽
 ■梁川地区
江刺梁川字藤渡戸446−2 松尾神社 9/12 流鏑馬、大名行列 不定期に奉納
江刺梁川字市道87 白山神社 3/15 栗生沢神楽
江刺梁川字大尻60 月山神社 9/19 例祭
江刺梁川字舘下335−1 氷上神社 旧・3/19 例祭
江刺梁川字舘下182−1 五十瀬神社 旧・3/17 神輿 小梁川家寄進。鎮火祭に使われる。
江刺梁川 八坂神社 旧・6/15 社風長京神楽
 ■玉里地区
江刺玉里字白山通り320 白山皇大神宮 旧・3/3 大償野口伝斎部流青篠神楽
江刺玉里字玉崎498 玉里駒形神社 3/17&9/17 例祭
 ■藤里地区
江刺藤里字智福39 愛宕神社 10/18 例祭
江刺藤里字石名田34 愛宕神社 旧・6/23 例祭
 ■米里地区
江刺米里字本小路41 麓山神社 5/5 例祭
江刺米里字中沢199−2 麓山神社 旧・9/19 例祭
江刺米里学間沢90 白鳩八幡宮 旧・9/15 岳流学間沢神楽
江刺米里 北野白山神社 4/3&10/3 大償流北野神楽
 ■伊手地区
江刺伊手字八幡1 八幡薬師相殿神社 5/8 例祭
江刺伊手字荒谷55 秋葉神社 4/3日曜 神輿 享和4年(1804)制作
伊手荒谷神楽
江刺伊手字角屋138 熊野神社 1/3土曜 蘇民祭
江刺伊手字隅川182 五十瀬神社 旧・9/17 例祭
江刺伊手字小田中54 戸隠神社 旧・3/23 例祭 旧・郷社
さて本日は、から最後の締めで権現舞です。

田中白山権現舞の由来について当日

権現舞は、紆余曲折を経て、今日まで100年あまり代々受け継がれ、現在は、平成26年からの4代目となっております。」
 【江刺の民俗芸能】
 ●神楽・太神楽
増沢権現舞=岩谷堂。新山神社例祭(4/29)。山伏神楽。

白山姫神社権現舞
岩谷堂。白山姫神社例祭(1/1)。山伏神楽。

片岡権現舞岩谷堂。春の彼岸中日に民家の座敷で披露。山伏神楽。

佐野向神楽=稲瀬。不定期に各種行事に披露。山伏神楽。

川内神楽=田原。八幡神社例祭(9/15)。科白神楽。

小田代神楽(小田代神楽保存会)=田原。不定期に五十瀬神社例祭に奉納。科白神楽。
 明治28る。年頃に胆沢郡南都田(なつた)村下幅部落より伝わるとも、真城村瀬台野より神楽士 金之丞氏が、田原村蟹沢に養子となり当部落に師匠として招き小田代神楽を創立したと伝えられる。

原体神楽=田原。不定期に各種行事に披露。科白神楽。

歌書神楽=広瀬。御嶽神社例祭(7/15?)。山伏神楽。
江刺神楽大会のパンフレットに「嘉永5年(1852)1月に、土沢村(現花巻市東和町土沢)より巻物伝授。以来現八代目まで続く」とある。

大償斉部流野口伝軽石神楽=広瀬。神社例祭日。山伏神楽。

斉部流大償野口家伝鴨沢神楽=広瀬。広瀬神社例祭(3/9&9/9)。山伏神楽。

栗生沢神楽=梁川。白山神社例祭(3/15)。山伏神楽。

社風長京神楽=梁川。八坂神社例祭(旧・6/15)。社風神楽。

大償野口伝斎部流青篠神楽=玉里。白山皇大神宮例祭(旧・3/3)。山伏神楽。

小河原流和田神楽=玉里。不定期に神楽大会・さなぶり大会で披露。科白神楽。

玉ノ木神楽=玉里。八雲神社例祭(9/15)・さなぶり大会で披露。山伏神楽。

次丸神楽=玉里。玉崎神社例祭(5年毎)。

浅井神楽=藤里。愛宕神社例祭(4/3)。山伏神楽。

愛宕下権現舞=藤里。愛宕神社例祭(4/下旬)・旧正月。山伏神楽。

白山大権現=藤里。厄払い。不定期。山伏神楽。

田中白山権現舞=藤里。不定期に披露。山伏神楽。
江刺民俗芸能フェスティバルパンフレットによると、
「昭和の初頭、「早池峰神楽」の流れを受けた稲瀬の佐野向地区に伝わる権現舞を、藤里村下横瀬地区の有志が伝習したものです。有志の一人であった大工の及川泰二郎氏が「権現獅子」を彫像しました。
この獅子頭を祀るために田中地区に白山神社を建立し、今に至っております。」とある。

斉部流大償西風神楽
=広瀬。不定期に各種行事に披露。山伏神楽。

岳流中沢神楽=米里字中沢。麓山神社例祭に奉納。山伏神楽。

岳流学間沢神楽=米里。白鳩八幡宮神社例祭。山伏神楽。

大償流北野神楽=米里。北野白山神社例祭奉納。山伏神楽。

大償流舘神楽=米里。火防祭に披露。山伏神楽。

伊手荒谷神楽=伊手。秋葉神社例祭。


川子野太神楽=玉里。1/3に民家の庭で披露。

歌書太神楽=御獄神社例祭(9/16)。

中田大神楽=梁川。不定期に各種行事に披露。

峰の後大神楽=玉里。不定期にさなぶり大会に披露。

 ※中断中
蟹沢神楽=田原。科白神楽。
太田代神楽=田原。山伏神楽。
内ノ目神楽=玉里。
横瀬神楽=藤里。科白神楽。
田谷神楽=愛宕。科白神楽。

一二三之関太神楽=広瀬。
軽石大神楽=広瀬。
西沢目大神楽=梁川。
 【江刺神楽大会】
10月下旬に開催。5団体参加。江刺神楽大会実行委員会主催。平成29年(2017)で33回開催。以前は江刺市神楽大会と称した。
 ●田植踊
三照座敷田植踊=稲瀬。中断中。

歌書座敷田植踊=広瀬。中断中。

鴨沢豊年田植踊=広瀬。中断中。

軽石座敷田植踊=広瀬。中断中。

日向田植踊=広瀬。中断中。

西風田植踊=広瀬。中断中。

長京座敷田植踊=梁川。正月に民家の座敷で披露。

梁川庭田植踊=梁川。中断中。

元町座敷田植踊=玉里。さなぶり大会で披露。

愛宕下庭田植踊=藤里。中断中。

山生田田植踊=藤里。中断中。
 ●その他
増沢人形劇=岩谷堂。詳細不詳。

増沢木遣音頭=岩谷堂。初盆供養。

大谷さんさ踊=稲瀬。不定期に盆に供養。

広瀬人形芝居常楽座=広瀬。地区郷土芸能発表会に披露。

歌書奴踊=広瀬。中断中。

軽石歌舞伎中村座=広瀬。各種行事に披露。演目は「志賀山三番叟」 等。

軽石薩摩奴踊=広瀬。音石神社例祭(9/17)・各種行事に披露。

軽石念仏踊=広瀬。盆に披露。

薩摩奴踊=梁川。各種行事に披露。

大名行列=梁川。松尾神社例祭(9/12)に奉納。

流鏑馬=梁川。不定期に松尾神社例祭(9/12)に奉納。

長京さんさ踊=梁川。盆踊り中断中。

玉里天人踊=玉里。中断中。

下大内沢大念仏跳人踊=米里。米里保育所運動会で披露。
 ◎旧・前沢町
 【奥州前沢春まつり】
 4/3日曜(10:00〜17:00)に厄年連、町内会、幼児連、事業所の参加団体がそれぞれの出し物を披露しながら歩行者天国にした町中心部に当る前沢区五十人町から二十人町地内(旧国道4号線)を練り歩く。
平成18年(2006)の参加団体は21団体。
厄年連は四十二歳厄年連「桜駿白蛇会」、二十五歳厄年連と四十九歳厄年連の三団体。町内会は三日町組が出演する。
大人団体は、本杉企業協議会、奥州市職員厚生会(前沢区)、にこにこ音楽隊、北天太鼓、エストゥディオ・ヴォニータ。
よさこいグループとして町内の紅翔連と遊夢舞、胆沢区の飛勇凛&北天が参加する。
 元は熊野神社の祭礼であり、風流山車と思われる担ぎ山が何十基も登場して当地有数の賑わいを見せた。戦後も厄年連や町内会が思い思いの山車を運行し(7台出たという)賑わったという。
 昭和50年代に稚児行列を神社祭礼、山車の要素を「前沢春祭り」に移行し、流し踊りなども取り入れて町民総参加のお祭りとなる。
前沢古城字幅90 熊野神社 9/1土曜 熊野神楽休止
前沢山下81 熊野神社 4/9 例祭
前沢字日向1 白鳥神社 6/6 例祭
前沢字中村47 八穂茂神社 4/28 例祭
前沢古城字野中51 止々井神社 例祭
前沢生母字伏畔39 八重垣神社 4/25 例祭
前沢古城字高大寺1 竈神社 3/28 例祭
前沢白山字舘55 白山神社 4/19 例祭
前沢白山字合野91 白山神社 旧・8/1 献膳の儀
前沢生母字二子2 月山神社 4/29 例祭
 【前沢の民俗芸能】
 ●神楽・その他
白鳥(しらとり)神楽(白鳥神楽保存会)=前沢長根117。市指定無形民俗文化財。
 大正9年に衣川川内神楽を受けて創立。

成岡田神楽(成岡田神楽保存会)村上護郎著「南部神楽」によると、「田河津横沢篭山の千葉栄三郎は西南戦争の際の同年兵、平泉町達谷の屋根ふき職人古太郎より、千葉幸蔵等と共に神楽を習い竹沢神楽を創始、明治30年岩井里に、大正10年夏山に、また前沢成岡田にも伝え、成岡田の面は千葉栄三郎の作であり、神楽台本も残されている。」とある。

古城林恵比寿舞(古城林恵比寿舞伝承保存会)=不定期に各種行事に披露。

上野原大黒舞(上野原大黒舞保存会)=詳細不詳。
熊野神楽(熊野神楽保存会)=古城。平成19年頃より休止。
明治40年(1907)頃、古城松ノ木沢の佐々木伊治(前谷地神楽の舞手で、胆沢小山の柴山神楽(廃絶)の創始者)を師匠に、小野寺栄治が初代庭元となって創始された南部神楽。
 もともとは名称を折居御本丸神楽と言ったが、昭和32年(1957)に中断後、昭和52年(1977)1977)に再興するにあたり、鎮守熊野神社の名前を頂いて「熊野神楽」と改称。
 演目は、御神楽、岩戸入、羽衣、楠正成、三番叟、岩戸開、牛若丸、海彦山彦。
 【前沢郷土芸能祭】
前沢に古くから伝わる神楽や恵比寿舞などの団体が出演し、日頃の練習成果を発表。毎年恒例の餅まきも予定している。
会場は前沢ふれあいセンター
平成25年(2013)は白鳥神楽、古城林恵比寿舞、成岡田神楽、白鳥こども神楽、赤生津こども神楽、白山小学校百姓踊り、上野原大黒舞、母禮太鼓、中田太神楽(奥州市江刺区)が出演した。
主催は前沢郷土芸能祭実行委員会(奥州市教育委員会前沢支所内)。

 ◎旧・胆沢町
胆沢小山字八幡堂69 八幡神社 9/15 狼ヶ志田神楽
胆沢小山字高縁97 神明神社 旧・9/15 大畑平念仏剣舞
胆沢小山字森123 胆堀神社 9/13 笹森神楽、演芸、手踊り
胆沢南都田字化粧坂16 久須志神社 9/8(毎年) 南下幅念仏剣舞
胆沢南都田字柳原13 伊勢神社 10/16 演芸奉納
胆沢若柳字新中39 新山神社 8/29 新里剣舞、手踊り、唄
胆沢若柳字下堰袋48 於呂閉志胆沢川神社 4/29 鹿合神楽、西風神楽、前谷地神楽 例大祭に神社境内神域に咲くユキツバキの小枝を家に持ち帰り、水口にさして拝む習慣がある。
 【胆沢郷土芸能まつり】
9月に胆沢文化創造センター 大ホールで開催。無料全席自由。2017年で50回を数える。市指定郷土芸能団体の念仏剣舞・田植踊・神楽団体が出演。主催は奥州市教育委員会。
 【いさわ伝承芸能まつり】
3月に胆沢文化創造センターで開催。入場無料。いさわ伝承芸能まつり実行委員会主催。旧胆沢町時代から行われおり、2011年で16回を数える。
胆沢の生活に根差してきた作業唄や祝い唄、踊りなどを後世に伝えるとめに行われる。
2011年は17団体が参加。権現舞いや田植唄など19演目を披露した。
 【胆沢の民俗芸能】
 ●神楽・獅子舞
狼ヶ志田神楽=小山。八幡神社例祭・郷土芸能祭。科白神楽。

笹森神楽=小山。胆堀神社・郷土芸能祭。科白神楽。

十文字神楽=小山。山神社例祭(9/12)・郷土芸能祭。科白神楽。

南下巾熊野権現舞=南都田。熊野神社例祭(旧・1/15)。山伏神楽。

鹿合神楽=若柳。於呂閉志神社・郷土芸能祭。科白神楽。

西風神楽=若柳。於呂閉志神社・郷土芸能祭。科白神楽。

前谷地神楽=若柳。於呂閉志神社・郷土芸能祭。科白神楽。

 ※廃絶
小山⇒鞍骨神楽、柴山神楽、菅谷地神楽、中沢神楽、二の台神楽、恩俗神楽
若柳⇒萱刈窪神楽、五丁ノ目権現舞。
南都田⇒化粧坂権現舞、椙乃宮流角塚権現舞、南下幅神楽、柳田神楽
 ●田植踊
都鳥田植踊
=南都田。郷土芸能祭・各種行事に披露。

出店田植踊
=若柳。郷土芸能祭・各種行事に披露。

 ※廃絶
小山⇒方八丁田植踊、久保田植踊、鞍骨座敷田植踊、横屋田植踊
若柳⇒上堰前田(谷地田)田植踊、新里田植踊
南都田⇒荻之窪田植踊、辻座敷田植踊、南下幅田植踊、柳田田植踊
 【廃村】
渋民沢=林業。昭和36年に離村。

下嵐江=農山村。昭和40年代に離村。
 ◎旧・衣川村
衣川松下64 三峯神社 旧・9/19 例祭
衣川石神99 磐神社 4/20 例祭
衣川松下64 月山神社 10/28 川内神楽
衣川西風山25 八幡神社 9/15 例祭
衣川女石50 女石神社 4/15 例祭
 【衣川の民俗芸能】
 ●神楽・獅子舞
大原神楽(大原神楽保存会)=上立沢。薬師神社例祭(10/31)・神楽まつりに披露。科白神楽。
 大正10年に、一関市厳美町の山谷神楽より伝わる。

川内神楽
(川内神楽保存会)=川内。月山神社例祭(10/29)・神楽まつりに披露。科白神楽。
 安政6年頃?に一関市本寺より伝承。

川東神楽
(川東神楽保存会)=上野。神明神社例祭(9/16)・神楽まつりに披露。科白神楽。
 大正15年、川内神楽より伝承。

大森神楽(大森神楽保存会)=大森。1970年(昭和45年)7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭佐々木久雄(直木賞作家三好京三)氏と当時村の教育長で大原神楽の師匠の小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まり。
その後学校教育とかかわり合いながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきた。1998年(平成10年)3月に大森分校が閉校となり、保存会として再スタート。一関市山谷から伝わる三輪流の流れを継承し、南部神楽の一団体として活動している。


川西獅子舞=表。荒沢神社例祭(10/28)・芸術文化祭に披露。
 ※廃絶
「衣川村芸能史」によれば、小安代神楽、六道神楽、山岸神楽、富田神楽、池田熊野神楽があったと記されている。
 【ころもがわ神楽まつり】
2月か3月に開催。9:30〜16:00。国民宿舎サンホテル衣川荘で開催。入場料は1000円。主催はころもがわ神楽まつり実行委員会(奥州市教育委員会衣川支所内)。2018年で28回を数える。
衣川で活動する4神楽団体が共演する。

 ≪胆沢郡≫
 金ケ崎町
西根諏訪小路14  金ヶ崎神社
(諏訪神社)
4/3日曜 樽神輿  
囃子屋台1台 屋台運行委員会(町下)
金ヶ崎火防祭は稚児行列を先頭に、樽みこし、手踊り、山車、厄年の男達による厄年連の踊りなどが金ヶ崎神社から約2kmにわたり町内を練り歩く。
囃子屋台=平成21年(2009)10年ぶりに運行復活。
これは「生涯教育の町」宣言30年の節目を迎えることから、街地区自治会連合会(佐藤力会長)と街地区生涯教育センターが共催する記念事業の一環として、屋台の復活運行が企画された。同連合会は平成20年(2008)10月、屋台運行委員会(佐藤力委員長)を設立。台車の点検、塗装作業などの事前準備を進めてきた。
 運行するのは、唯一現存する町下自治会の屋台を利用した。


 金ヶ崎火防祭は火伏せの祭礼で、明治32年(1899)年の大火を教訓に1928年に始まった。1932年からは隣の奥州市水沢区の日高火防祭の様式を取り入れ、囃子屋台を運行。町上、町下、南町、矢来、栄町、諏訪小路が屋台を運行していたが、昭和38年(40年代説もあり)に一度途絶えた。
平成に入り復活するも、少子化や世話人の不足から平成11年(1999)年で運行終了。以降は金ヶ崎神社からの稚児行列と神輿巡幸のみが行われていた。
※他の山車は昭和38年に廃絶(南町矢来、諏訪小路、栄町、町上)
西根鶴ヶ岡35 熊野神社 10/17 浦安の舞、子供権現舞、素人演芸会
西根雛子沢8−2 駒形神社 旧・9/19 例祭
西根二ッ堤45−30 熊野神社 9/17 例祭
六原二ッ森1 稲荷神社 9/12 例祭
永栄飛鳥田後2−2 永岡神社 5/3 百岡毘沙門神楽
三ヶ尻渋川堤下63 日吉神社 9/19(毎年) 神輿
神楽、皆白行山流三ヶ尻鹿踊 田植踊、甚句踊り
御神幸には神輿のお伴として三ヶ尻神楽と三ヶ尻鹿踊がつき三ヶ尻地区を廻る。境内では鹿踊、神楽、田植踊、甚句が奉納される。
 【金ヶ崎の民俗芸能】
 ●神楽
百岡毘沙門神楽=百岡。永岡神社例祭奉納・郷土芸能大会。科白神楽。

三ヶ尻神楽=三ヶ尻。科白神楽。
金ヶ崎町史によると、「明治38年川口田の後藤房松が地域の青少年が悪い遊びに入らないよう、将来のために善良な風俗を育成するには健全な娯楽が必要と考え、胆沢の前谷地神楽の米倉純治を師匠に迎えて神楽団を創始したことに始まる。その後、太平洋戦争時に中断したが、昭和45年に小学生に伝授して今日に至る。
しかしながら、その後は後継者を育成することに重点がおかれ、継承をどのように行えばよいのかということが喫緊の課題となっている。」とある。


 ●鹿踊り
奥野流富士麓行山北方鹿踊=西根。熊野神社例祭奉納・郷土芸能大会披露。
「冨士麓行山と皆白行山」(金田三夫著)によると「麓行山流の鹿踊は、千貫石の宮舘治郎左衛門から亨保年間に永徳寺の勘兵衛に伝わり、そこから弘化2年に北方の岩渕倉之助に伝授されている。
明治22年、大正6年、と再興したが昭和28年以降中断し、その後昭和53年に再興した。その際に踊組の名称に北方を入れたとのこと」。

富士麓行山流=細野。神社例祭奉納・郷土芸能大会披露。
「行山流鹿踊」(及川宏幸著)によると、「細野鹿踊の系譜は不明とするが、明治末頃に上永沢から伝授された。系統は衣川古洞⇒胆沢町小山笹間⇒上永沢⇒細野と伝わったと想定される。昭和32年頃から復活し、昭和54年に再び復活した。」とある。

皆白行山流三ヶ尻鹿踊=日吉神社例祭奉納・郷土芸能大会披露。
 【金ヶ崎町郷土芸能発表大会】
10月、金ケ崎町中央生涯教育センター 多目的ホール。主催は金ヶ崎町教育委員会 金ヶ崎町郷土芸能保存会。入場無料。2017年で37回を数える。

 ★展示場
 【菊田一夫記念館・おまつり伝承館】
奥州市江刺区大通り3−10197−35―9800(菊田一夫記念館)。10:00〜17:00。10:00〜17:00。休館日は火曜。入場無料。
平成15年(2003)4月19日開館。元は市指定文化財で、明治時代終期に建築された赤レンガ造り2棟の「中善蔵(なかぜんぐら)」を活用して整備。
東蔵は「菊田一夫記念館」。同氏はラジオドラマ「鐘鳴る丘」の劇作家であり、「君の名は」の執筆者である戦後演劇界の第一人者である。
西蔵は「おまつり伝承館」として「江刺甚句まつり」と「夏まつり」を中心に市内各地に伝承される祭りと郷土芸能の資料を展示。
 特筆されるのは、明治43年(1910)の岩谷堂地区の大山まつりで使用された高さ15mの山車を5分の1の大きさのレプリカと、江刺甚句まつりで男女が踊る姿の人形である。