鹿 児 島 県 

     ≪北薩地方≫      

     薩摩川内市、薩摩郡(さつま町)

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪薩摩川内市≫
  平成16年(2004)10/12、川内市+薩摩郡(樋脇町、入来町、東郷町、祁答院町、里村、上甑町、鹿島町、下甑町が合併して誕生。
 ◎旧・川内市
       隈之城:西手〔現・隈之城町・冷水町・中福良町・青山町・都町・尾白江町・木場茶屋町〕、
            東手〔宮崎町・矢倉町・勝目町・山之口町・川永野町・向田町・向田本町・東向田町・西向田町・神田町・若松町・東開聞町・西開聞町〕
            宮里〔宮里町〕

       平佐:平佐、天辰、楠元、中、久住
       水引:大小路、宮内、五代、網津(おうづ)、草道、小倉
       
(現・網津町・港町・水引町・湯島町・小倉町・五代町・宮内町・上川内町・御陵下町・大王町・花木町・若葉町・大小路町・東大小路町・国分寺町)
       永江:永利(旧・山田)、百次、田崎
       高江:高江、久見崎、寄田
       下東郷:田海、白浜、中郷(ちゅうごう)
       高城:高城(旧・麓)、城上、陽成(旧・麦之浦)、湯田、西方
隈之城町222 八幡神社 9/26 例祭
隈之城町978 熊野神社 4/7 例祭
青山町3954 松尾神社 3/7 例祭
都町3913 日枝神社 9/29 例祭
都町6488 八幡神社 10/9 例祭
尾白江町3221―イ 熊野神社 11/2日曜 例祭
宮崎町1834 森稲妻神社 9/29 例祭
宮崎町2884 春日神社 9月の彼岸の入りの日 例祭
宮崎町3368 矢奉射神社 7/28 例祭
勝目町5550 熊野神社 10/5 例祭
向田町諏訪平1336 南方神社 7/25 例祭
宮里町3102-ロ 志奈尾神社 4/13 例祭 旧・県社
西開聞町30 向田神社 7/24、25 例祭
平佐町1850 兼喜神社 9/1日曜 例祭
平佐町2091 南方神社 4/23 例祭
平佐町3630−1 白羽火雷神社 7月下旬 例祭 旧・県社
天辰町433 保食神社 7/18 例祭
天辰町470 日枝神社 12/15 例祭
天辰町699-イ 久木原神社 4/1日曜 例祭
天辰町1736 南方神社 9/28 例祭
楠元町1931 南方神社 4/5 例祭
1/31(4年毎) 牛這祭
中村町3024 南方神社 12/8 例祭
中村町5624 南方神社 12/25 例祭
中村町8733 水波賣神社 7/18 例祭
久住町358 日枝神社 9/25 例祭
網津町4396 枚聞神社 旧・8/15 例祭
2/7 網津ばら踊り 平成6年、15年ぶりに奉納
水引町5339 若宮神社 12/20 例祭
湯島町3194 南方神社 9/26 例祭
五代町685 日枝神社 12/15 例祭
五代町2705−1 若宮神社 12/1日曜 例祭
宮内町1935−2 新田神社 9/15 例祭 旧・国幣中社
1/7 武射祭
3/21 早馬祭 五穀豊穣と,これから始まる農作業と牛馬の安全を祈願する祭。
6月 お田植祭り
武射祭=新田神社参道で開催される。式中行列を立てて320余の石段を降り、表参道蘭珪馬場で古式による武射行事を行なう。 
お田植祭り=神事のあとに倉野、宮内地区に伝わる苗を植える際に踊る「奴踊り」(県指定無形文化財)が奉納される。
大小路町6−6 八坂神社 7/25頃の日曜 祇園祭
前夜は宵祭があり、舞台を造り歌謡芸能等を奉納し、また子供神輿 等が出て街中を練り歩く。
国分寺町6660 菅原神社 2/25 例祭 旧・郷社
永利町1183 若宮神社 11/10 例祭
永利町4130-イ 久木原神社 10/29 例祭 旧・郷社
百次町2054−1 熊野神社 9/29 例祭
田崎町771 鶴亀神社 12/18 例祭
7/21 夏越祭 当地区の小学生等が、榊の葉を十枚束にしたものを神田に向って投げ入れる。祓と無病息災の意味があるものと思われる。
高江町2255−4 南方神社 9/28頃の日曜 例祭 旧・郷社
3/2頃の日曜 太郎太郎踊り
久見崎町44 諏訪神社 9/17 例祭
3/3 二郎二郎踊
寄田町 新田神社 6/1日曜 寄田棒踊り
寄田町 菅原神社 6/1日曜 寄田棒踊り
寄田棒踊り=県指定無形民俗文化財。新田神社の御田植祭りに奉納。また菅原神社にも奉納。
鎌倉時代の戦乱時に、農民が自衛のため棒を持って身を守ったことを芸能化したとか、田開きの虫追いだとする説もある。

戦後とだえるが、昭和46年に寄田の青年団が中心となり復活した。
田海町1497 紫尾神社 10/3 例祭 中今村の鎮守
田海町5793 諏訪神社 丸山の鎮守
白浜町 阿羅人神社 白浜の鎮守
白浜町 杉ノ角熊野神社 杉ノ角の鎮守
中郷町6519 諏訪神社 8/28 例祭
高城町1400 高城神社 9/15 太郎踊り
高城町2426 蔵王神社 12/6 例祭
城上町4980 天震神社 12/14 例祭
城上町268 春日神社 12/13 例祭
城上町5001−2 児美神社 8/10 太鼓踊り
湯田町5538 諏訪神社 9/20 手踊り 7集落の婦人会により奉納
湯田町6454 熊野神社 旧・11/15 例祭
西方町3640 早馬神社 10/18 例祭
破乱踊り=不定期。最近では平成4年の秋祭の時9年振りに西方小の児童により奉納。関ヶ原の戦いで敗れた薩摩の将兵が敵陣を横断する際、敵の目をごまかすため変装し切り抜けた故事に因む踊り。
 【第●回薩摩川内はんやまつり】(公式HPへ
11月第一日曜、国道3号線(国道267号交差点〜川内中央交番前)が会場。
昭和43年(1968)に市内中心部にかかる開戸橋開通を記念して行われたのが始まり。合併後は“薩摩川内はんやまつり”と改称。
 音楽隊のパレードに続き、川内大綱引きにちなんだ綱をかたどった神輿などによる神輿パレード、古式ゆかしい鎧兜姿の約150人の武者行列。メインは、約60団体5000人が参加するはんや踊り。法被や着物、レオタードなど、多彩なコスチュームに身を包んだ踊り手が、「川内はんや節」と「川内よいとこ」の軽妙なリズムにのって街を練り歩く。
 【川内の郷土芸能】(大綱引保存会HPへ
川内大綱引=9月22日、19時〜開催。川内大綱引保存会主催。
慶長年間(1596〜1614)に始まったとされ、一説には関ヶ原の合戦に向かう薩摩藩主・島津義弘が、兵士を鼓舞するために始めたとも
「押し隊」と呼ばれる攻撃隊が相手陣営に攻め込み、壮絶な激闘が展開される。
19:00〜ダン木祭り(神事)、20:00〜〜市民綱引(一般参加型)、20:15〜大綱引(本綱)。


 ◎旧・樋脇町
       ⇒塔之原、倉野、市比野
樋脇町塔之原902 三島神社 12/4 例祭
樋脇町塔之原1194 菅原神社 9/25 例祭
樋脇町塔之原1246 霧島神社 10/9 例祭
樋脇町塔之原1332 霧島若宮神社 12/9 例祭
樋脇町塔之原1867 諏訪神社 8/25 太鼓踊り
樋脇町塔之原2584 菅原神社 8月上旬(不定期) 例祭
樋脇町塔之原4525 若宮神社 12/3 例祭
樋脇町塔之原5121 一之宮神社 7/2 例祭 旧・郷社。
令和4年8月10日、長谷神社(樋脇町塔之原5338)例祭日は12/7を合祀。
樋脇町塔之原11115 厳島神社 4/10 例祭 丸山頂上の社殿で斎行
10/29 例祭 丸山麓の社殿で斎行
樋脇町倉野536 諏訪神社 8/20 倉野太鼓踊り
樋脇町市比野2196 菅原神社 3/2日曜 例祭
樋脇町市比野2712 八幡神社 12/15 例祭
樋脇町市比野2812 受持神社 4/3より後の日曜 神幸祭
樋脇町市比野3791 市比野諏訪神社 8/21 太鼓踊り
樋脇町市比野3935 荒人神社
樋脇町市比野5128 盛立神社 11/28 例祭
樋脇町市比野5755 一の宮神社 11/16 例祭 以前は旧・11月初戌日に祭礼あり
樋脇町市比野6106 日枝神社 9/15 例祭
 【樋脇の郷土芸能】
野下鎌踊り=市無形民俗文化財。かつて牛馬を多く飼っていた野下の人々が、牛馬の安全と五穀豊穣を祈願して毎年7月18日の馬頭観音祭に奉納されていた。現在は小学校の秋季大運動会や慶事で踊っている

 ◎旧・入来町
       ⇒浦之名、副田
入来町浦之名7308−1 大宮神社 11/23・大晦日 神舞(神楽) 入来院の総社
入来神舞=市指定無形民俗文化財。15世紀から16世紀前半にかけては,入来院氏の勢力が最も伸張した時期で、戦国大名化し、社寺の復興や新建が盛行して,念仏踊りなどの民俗芸能も盛んになった時代。入来神舞もこの時代の成立ではないかと言われている。
 入来神舞は、古代入来の隼人神楽、上世雅楽、出雲神楽などが混成されて現在の入来神舞が生まれたものと推定されるが、この中で神舞36番中22番の12人剣舞は,奈良時代の前後にかけて,隼人族が皇宮12門の警衛にあったことから、12人剣士をもって衛門隼人を象徴されたものとみられ、舞人が左手に太刀を持って登場し,鬼神の前に出て、「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と声高らかに朗詠する。これが国歌の始まりになったと言われている。
入来町浦之名5129 鷹子神社 9/29 例祭 大馬越地区の産土神
入来町副田207 天御中主神社 10/29 例祭
入来町副田581 諏訪神社
入来町副田3190 若宮神社 12/19 例祭
入来町副田3278 諏訪神社
入来町副田6845 重来神社 10/29 例祭
入来町副田寺床6155 熊野神社

 ◎旧・東郷町
       ⇒斧渕、山田、南瀬(のうぜ)、藤川、鳥丸、宍野
東郷町斧渕1047 五社神社 10/18 例祭
東郷町斧渕1621 松尾神社 12/1 例祭
東郷町斧渕2050 紫尾神社 12/15 例祭
東郷町斧渕4759 御中主神社 12/18 例祭
東郷町斧渕6402−イ 諏訪神社
東郷町斧淵8700 水天神社 7/16 例祭
東郷町斧渕8847 久玉神社 12/13 例祭
東郷町山田534 諏訪神社 8/14 例祭
東郷町南瀬1929−イ 霧島神社 9/15 あけすめろ(太鼓踊り)
あけすめろ(太鼓踊り)島津義弘公の朝鮮出兵の際に踊ったとされ、上方限の凱旋、下方限の出陣の踊りからなる。戦後途絶えていたが、平成3年、40年ぶりに下方限の出陣の踊りが奉納された。
東郷町藤川1266 菅原神社 9/25 本俣兵六踊り 旧・郷社
本俣兵六踊り=昭和24年に初披露。東郷町五社より伝授。休止と復活を繰り返し、平成12年より再復活。
東郷町鳥丸2143 紫尾神社 9/21 例祭
東郷町宍野1194 軍神社 9/20 例祭

 ◎旧・祁答院町
       ⇒上手(かみで)、下手、黒木、藺牟田(いむた)
祁答院町上手544イ とよひるめ神社 10/8 上手太鼓踊り
上手太鼓踊り=朝鮮出兵から帰国した島津義弘公が勧めたと云われている。元々2つの集落で奉納されていて高度成長期に廃れるが青年団により復活する。
祁答院町下手273 南方神社 10/12 馬頃尾太鼓踊り
祁答院町黒木4129 大楠神社 10月 鷹踊り
祁答院町藺牟田290 日枝神社 12/10 例祭 旧・郷社
8/22 合祀記念祭 各集落に伝わる伝統の棒踊、金山踊り、太鼓踊りを奉納。
 【祁答院の郷土芸能】
田の神戻し(タノカンモドシ)=藺牟田地区に江戸末期から伝わる。持ち回りで1年間預かった田の神さあに絵の具で化粧を施し、ヤマブキ、山桜、ツツジなどで飾った花籠でつぎの家庭に「引っ越し」させる行事。道中、菜の花やレンゲの咲きほこる畑や水田で、軽妙な踊りが披露される。

 【甑島列島(こしきじまれっとう)】
旧・里村、上甑町、鹿島町、下甑町より成っていた。面積118、68km2。人口6206人(平成17年)。
薩摩半島の西約30kmの東シナ海に浮かび、上甑島、中甑島、下甑島と3つの主島とその周辺の小島によって構成されている。
 ■上甑島(かみこしきじま)
面積は44.2km2。周囲は81.1km。最高標高は423m。里村、上甑村より成っていた。
人口は1779人(2023年、住民基本台帳)。2174人(平成27年、国勢調査)。2750人(平成17年)。
里町里1593 里八幡神社 10/3土日
(旧・9/18、19
宵宮は古式による饗の儀式、巫女舞
本宮は相撲大会
宵宮は内侍舞(ないじまい)。「まつじょう」とも言う。衣装が古典的で美しく、古い形式を残す貴重なもの。神前に奉納される神楽の一つ。祝詞奏上のあと、氏子中から選ばれた少女(巫女)が、黒地の着物に花模様の前垂れをつけ、麻の上衣を羽織り、頭に冠をいただき、右手に鈴を持って拝殿で奉仕する。
19
日は村相撲大会。相撲踊り保存会が相撲甚句に合わせ相撲踊りを披露。
甑島の内侍舞=県指定無形民俗文化財。内侍舞(ないじまい)。「まつじょう」とも言う。衣装が古典的で美しく、古い形式を残す貴重なもの。神前に奉納される神楽の一つ。祝詞奏上のあと、氏子中から選ばれた少女(巫女)が、黒地の着物に花模様の前垂れをつけ、麻の上衣を羽織り、頭に冠をいただき、右手に鈴を持って拝殿で奉仕する。
上甑町中野360 厳島神社 旧・9/15 内侍舞(めーしじょう) 内侍(ないし)という巫女が、内侍舞を舞う。
上甑町江石塩巻340 金峯神社 旧・9/9 内侍舞(めーしじょう)
上甑町中甑黒岩1460 甑島神社 旧・9/8、9 内侍舞(めーしじょう)
上甑町桑之浦町93 宇佐八幡神社 旧・9/4 内侍舞(めーしじょう)
上甑町小島堅136イ 住吉神社 旧・9/6 内侍舞(めーしじょう)
上甑町瀬上字大良730 春日神社 旧・9/4、5 内侍舞(めーしじょう)
 【かみこしき夏祭り】
7月下旬、10:00〜2:00。上甑コミュニティーセンター・中甑港周辺で開催。主催はかみこしき夏まつり実行委員会(観光物産箇
踊り連と神輿のパレードで始まり、芸能ショー、スイカの早食い競争、踊り披露、花火大会などが行なわれる。
 ■中甑島(なかこしきじま)
面積は7.28km2。周囲は17.4km。最高標高は296m。上甑町より成っていた。
人口は185人(2023年、住民基本台帳)。224人(平成27年、国勢調査)。309人(平成23年)。
上甑町平良字池平255−4 三島神社 旧・9/12、13 例祭
 ■下甑島(しもこしきじま)
面積は65.56km2。周囲は84.8km。最高標高は尾岳(604m)。鹿島村・下甑町より成っていた。
人口は1801人(2023年、住民基本台帳)。2321人(平成27年、国勢調査)。3109人(平成17年)。
鹿島町藺牟田1638 鹿島神社 旧・9/9 棒踊り
棒踊り=本土で一般に踊られているものと歌詞が異なり、語り物音楽風が特徴。
昭和11年を最後に踊られることはなかったが、昭和54年鹿島村村政30周年の記念行事に復活が協議され、伝授者がいないため、明治17、18年の飢饉の際に寄田地区に移住した村民に協力を依頼し、寄田地区で踊られている棒踊りは鎌が加わらず三尺棒だけの踊りであるが、これにてよろしければ父祖の地鹿島に喜んで伝授すると回答を得、同年9月に村役場職員中より若者6名を選び派遣して伝承させた。(現在は鎌も加わっているらしい)。
 【下甑島の郷土芸能】
甑島のトシドン=国指定重要無形民俗文化財&ユネスコ無形文化遺産。
12月31日(大晦日)の夜、鬼のようなお面に茅や藁で作った衣を着たトシドンが幼い子どものいる家へやって来て「いい子にしていたか〜」などと恐ろしい声で脅す声に、怖くて泣き出してしまう子供たち。いい子にするよう約束させ、最後には子供の背中に載せた歳餅を落とさないように親の元へ運ばせて帰っていくというもの。古くから下甑島の各地域で受け継がれてきた。
 【鹿島みなとまつり in 甑島】
8月13日開催。鹿島みなと祭り実行委員会主催。イベントの一例は
船団パレード(9:00〜)藺牟田漁港沖。強風時は中止。 
船漕競争(10:00〜)港内。 
串木野海上保安部所属巡視船とから一般公開(10:30〜13:00)鹿島港桟橋。 
魚つかみ取り(11:00〜)漁協揚げ場。 
夜店出店(18:00〜)県道浜田旅館前付近。 
タルナイ・餅投げ・鹿島太鼓・盆踊り(18:30〜)民宿吉良前県道広場。 
花火大会(20:30〜)沖防波堤。
下甑町長浜859 敷塩神社 11/3(元・27) 例祭
下甑町手打1312−2 新田神社 10/中旬土曜 棒踊り
例祭日は9/19&2/4だった。神事の後、手打剣道スポーツ少年団による剣道の奉納や空手道の奉納、平成21年(2009)、26年ぶりに本町が棒踊りを復活し奉納。
 【消滅集落】
鹿島町藺牟田字寺家(てらか)=大正4年、4世帯入植。昭和30年、17戸あり。

鹿島町藺牟田字中野浦=明治22年発足。明治30年、6戸。

鹿島町藺牟田字中山=明治35年2月入植。昭和55年11戸・17人。

鹿島町藺牟田字林川原=明治38年、2戸入植するもすぐに無住。

 ≪薩摩郡≫
  さつま町
  平成17年(2005)3/22、薩摩町+鶴田町+宮之城町が合併し誕生。
 ◎旧・薩摩町
       ⇒求名、中津川、永野
求名2681 稲富神社 9/27 例祭
鷹踊り=県指定無形民俗文化財。過疎化 等で神社では奉納されず、小学校の運動会で児童たちに披露。
藩政時代に行われた領主の鷹狩の様子を踊りとしたのが始まりで、稲富神社の祭礼や領主の領内巡視の際に踊られ、武運長久と領内安寧、そして領民の安全と狩猟の際の獲物の鎮魂を祈ったという。この鷹踊は主に旧祁答院地方に「鷹踊り」や「鷹刺踊り」として分布しているが、求名の鷹踊から広まっていったといわれている。
求名5796 比叡神社 12/20 例祭
求名11708 白山神社 12/18 例祭
中津川2234 大石神社 9/18頃の日曜 郷土芸能 鷹刺し踊り・兵児踊り・虚無僧踊り・六尺棒踊り・三尺棒踊り など
子供みこし 中津川小学校とPTA
金吾様踊り=織田・豊臣時代にこの地域を治めていた祁答院島津家初代「金吾左衛門尉歳久」を祀る大石神社秋季大祭に奉納される踊りである。
奉納団体は地割舞(地割舞保存会)、俵踊り(中津川文化財少年団)、子供御輿(中津川小学校全児童)、子供ハンヤ節(恵光保育園児)、虚無僧踊り(別野公民会踊子連)、鷹刺し踊り(恵友会[弓之尾公民会])、兵児踊り(友励会[尾原公民会])、六尺棒踊り(清友会[北方町公民会])、三尺棒踊り(中岳会・新地会[武白猿公民会])、庭狂言(別野公民会踊子連)
中津川6557 白鳥神社 3/5&12/5 例祭
永野5399 南方神社 9/29 例祭
 【展示場】
 【薩摩町ふるさと 薩摩の館】
薩摩郡さつま町求名12753−3(薩摩町総合運動公園内)。рO996−57−1297。9:00〜17:00(入館は16:30分まで)
休館日は月曜・年末年始。入館料は大人210円。
民俗芸能に関するものを中心に生活用具、農機具、金山に関する用具、古墳に関する資料などを展示保存している。
 ◎旧・鶴田町
   鶴田町出身の知合いに聞くが、祭りらしいのは無いと仰られた。
    ⇒鶴田、柏原(かしわばる)、神子(こうし)、紫尾(しび)
鶴田2928 南方神社 10/28 例祭
柏原3903 古紫尾神社 9/19 例祭
神子381 稲留神社 10/26 例祭
紫尾2164 紫尾神社 10/19 例祭 旧・県社
11/23 新嘗祭 郷土芸能奉納=幣踊、金山踊、棒踊、太鼓踊、新地節踊 など
紫尾に伝わる種子島踊り・金山踊・幣踊 等を奉納。以前は大太鼓踊り・鷹踊り・疱瘡踊り・田の神舞 等の郷土芸能も交互に奉納していた。
 【鶴田ダム(大鶴湖)】
昭和34年(1959)着工。昭和40年(1965)竣工。鶴田村をはじめ旧・薩摩町、旧・大口市の1市2町村で90戸の民家と公共施設30棟が水没した。

 ◎旧・宮之城町
      ⇒旭町、轟町、柊野、久富木、白男川、田原、時吉、泊野、虎居、虎居町、西新町、平川、広瀬、二渡、船木、宮之城屋地、湯田、山崎
『ふるさとのお社』平成7年(1995)鹿児島県神社青年会創立40周年記念事業実行委員会発行には「旧六月、祇園の祭礼あり、他方の如く山車出て太鼓・三味線等にて賑やかに囃したて引廻る」とある。
旭町18−17 霧島神社 9/19 例祭
轟町9−1 水天神社 11/22 例祭
轟町3183 鎮守神社
轟町7827 八幡神社
柊野580 南方神社 11/20 例祭
久富木847−1 大山祇神社 12/14 例祭
久富木1791 稲富神社 12/4 例祭
久富木4005 鎮守神社 12/17 例祭
久富木5847 飯富神社 12/4 例祭
白男川1521 紫尾神社 9/19 例祭
白男川3324 大山祇神社 11/16 例祭
白男川5301 大山祇神社 11/21 例祭
田原710 日枝神社 12/8 例祭
田原1167 霧島神社 11/20 例祭
田原2038−乙2 霧島神社 12/7 例祭
時吉1520 多賀神社 7/15 例祭
時吉1523 二之宮神社 11/18 例祭
時吉1949 菅原神社 11/25 例祭
泊野553 現王神社 11/24 泊野狩踊
泊野狩踊=殿様にお祝いに献上する為に、猪狩の様子を見立てた踊り。役柄は狩猟師津田万八、見張役道悠、犬使小田原左京。また祭典中に忌火を以て社殿に煙を吹き込み、猟と見立てる行事がある。
虎居2836 日枝神社 12/15 例祭
虎居3183 鎮守神社 12/15 例祭
虎居5732 山神社 7/15&11/13 例祭 氏子は虎居川口
虎居6863 山神社 12/8 例祭 氏子は虎居日当瀬
虎居7827 八幡神社 12/8 例祭
平川1785−1 貴船神社 10/26 例祭
平川1989 南方神社 10/12 例祭
平川3386 上宮神社 12/5 例祭
平川6413−1 山神社 12/2 例祭
広瀬31 鎮守神社 12/20 例祭
広瀬740 阿宇賀神社 12/9 例祭
広瀬1729 鎮守神社 12/14 例祭
広瀬2488 山神社 12/21 例祭
広瀬2720−乙 霧島神社 12/16 例祭
広瀬5289 明良神社 12/18 例祭
広瀬5706 南方神社 12/6 例祭
二渡4755 南方神社 8/25 太鼓踊
船木697 菅原神社 12/4 例祭
船木729 御年神社 12/10 例祭
船木4120 大年神社 12/6 例祭
船木835−3 保食神社 10/8 例祭
船木2850 南方神社 10/15 例祭
宮之城屋地999 南方神社 9/25 例祭
宮之城屋地1030 楠木神社 4/12 例祭
宮之城屋地1047 八坂神社 7/25頃の土日を含む3日間 神幸祭
宮之城屋地1998 松尾神社 11/15 例祭
宮之城屋地2637 熊野神社 12/23 例祭
湯田93 菅原神社 10/15 例祭
湯田99−1 紫尾神社
湯田126 川原神社 9月中旬 例祭
湯田901 八幡神社 10/10 浜下り 川内川まで片道約200mの浜下りを行う。この時神輿の先導を怒猊が務める。
怒猊の獅子頭=文明4年湯田城主大前道祐奉納。
湯田1366−32 湯之神社 9/17 例祭
山崎1065 飯富神社 8/10 太鼓踊り 旧・郷社
 【さつま町夏祭り】
 8月1日曜開催。国道328号線の屋地・虎居商店街(旧宮之城町)で行われる。主催はさつま町「夏まつり」実行委員会事務局(さつま町商工会)。
「竹のふるさと宮之城夏祭り」が市町村合併により改称。
国道328号に並んだ200台の五ッ太鼓の音が鳴り響く中、踊り手が踊り歩き、山車巡行、竹神輿かぐや姫などのパレードが盛大に繰り広げられる。
 夜は歌謡ショー、花火大会、夜店などで賑わう。


御所車(山車)=昭和63年の宝くじ助成金備品として購入。屋根は銅板ぶき。車輪は鉄輪製で直径150Cm。十二単を着たミスかぐや姫のお披露目に使用する。
 ■2014年内容
(16:00〜)八坂神社奉賛会・山車巡行
(16:45〜)巡行パレード(中学生吹奏楽、あっくい、御神幸)
(17:00〜)神輿
(18:05〜)手踊り、五つ太鼓

(19:30〜)ステージイベント
(20:10〜)ねぶた
(21:10〜)花火
 【平川郷まつり】
11月下旬開催。11:00〜15:00。地元農林産物の販売や郷土芸能、お楽しみ抽選会等が行われる。