鹿 児 島 県 

   ※鹿児島祇園まつり     


    

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪鹿児島市≫
  平成16年(2004)11/1、鹿児島市に鹿児島郡吉田町、桜島町+揖宿郡喜入町、日置郡松元町、郡山町が編入合併。
 ■本庁地区
清水町26−1  八坂神社 7/海の日(元・25 御神幸(大鉾、祇園鉾、鉾、御所車など) 
祇園社と呼ばれていた頃は山車多数
おぎおんさあ(公式HPへ)=市指定無形民俗文化財。ご神幸行列は露祓いを先頭に、大鉾、祇園傘、諸道具、十二戴女、稚児花籠、御所車などが祇園囃の管曲も賑々しく巡行し、それに大人神輿5基、女神輿4基、子供神輿15基も加わる。
神官山車=平成21年(2009)制作。制作費は約600万円。
 【御神幸行列順番】
神事部長、露祓、社名旗、大鉾、祗園鉾、大鉾、祗園鉾、御賽銭箱、大榊、祓主(馬上)、祗園奉賛会会長、祗園奉賛会副会長、斎主(馬上)、御所車官女、御賽銭箱、道楽、弓矢、御賽銭箱、鉾、錦旗、太刀、御神馬、鉾、稚児花籠、子供神輿15基、大人神輿5基、女人神輿4基
 【笠鉾】
上町傘鉾連中=江戸後期より続く連中。
 鉾は昭和初期。傘は昭和26年作。大鉾は7.5m。小鉾は7m。大傘は11m。中傘は9m。小傘は8m。


傘鉾下町連中=戦前より下町港湾地域を中心に組織。現在は堀江町近隣の有志で運営。
 大鉾は7.5m。小鉾は7m。大傘は10m。中傘は9m。
 【神輿】
1番神輿=男神輿。公益社団法人鹿児島青年会議所(JC)担当。往古は沖仲士・消防団が担いだが、1952年以来、担ぎ手が無く休止となるが、1984年に復活し鹿児島青年会議所により担がれるようになる。御神体が入るのはこの1番神輿のみ。
       
弐番神輿=男神輿。納屋通り商店街振興組合担当。この振興組合は神輿棒持団体の中では最古参。

参番神輿=男神輿。参番神輿保存会(中青連)。天文館地区の商店主33名が奉納した神輿で、奉納者に因んで天文館神輿と呼ばれている。

四番神輿=女神輿。鹿児島相互信用金庫。2004年から参加。

五番神輿=女神輿。山形屋・アミュプラザ鹿児島・マルヤガーデンズ・サンテラス天文館。
 1992年に山形屋の女神輿として発足。2012年にアミュプラザ鹿児島合同で参加。令和5年(2023)より天文館エリア活性化のためマルヤガーデンズ・サンテラス天文館も参加。

六番神輿=女神輿。市民神輿。1991年に坂元町の渡辺義三郎氏の寄贈した手作り神輿。2000年より市民神輿として女性の一般参加者により担がれる。

七番神輿=男神輿。公益社団法人鹿児島法人会青年部会。2004年から参加。当初は川辺より神輿を借りる。

八番神輿=男神輿。鹿児島商工会議所青年部(YEG)。2007年より参加。

九番神輿=男神輿。鹿児島銀行。平成23年(2011)より参加。

10番神輿=女神輿。鹿児島銀行の女子行員が担ぐ。平成24年(2012)より参加。
「鹿児島日記」には「今日は祇園会とて鹿児島は勿論諸外城にても楼車(やぐらくるま)を造り、諸の雑曲を奏しなとする事なり。就中鹿児島は上下両町に祇園宮を壮麗に造立し、隔年に祭りを行なう。此年は下町の年番とて朝とくより神輿を担ぎ市中を徘徊す。儀衛には先に唐製の傘経り六尺樺色の紙張たる柄長さ三間余りなるに処々に同じ製(つくり)の総角など美しく飾りたると同じ長さの鋒に緋色の旗に祇園天王と染出したるを付け、上下差したる健き男子頭より竿受け革帯を下け股のあたりに石突を印し建て持つなり。続て社寺の神主位階の儀仗を備い、其後に神輿を捧げ、氏子の童男女皆礼服してこ従し、杞柳を以ってものしたる杯捲に黎明に汲たる海汐を満し、手に小箒を以て汐を天地四方に注ぎ福を祈る事と聞こえたり」とある。

「薩藩年中行事」昭和12年(1937)、鹿児島教育會発行には「1日以来祭を執行していた祇園祭は愈々十五日を以って本祭が行われる。今日商栄講が主になってやるのと異なって町役人が采配をふり、全市の祭りとして行われたもので、その盛大さは今日の比ではない。山台(だし)は上町から鶏が大きな太鼓の上にとまっているカンコウ山が出た。下町から四っ位、西田からも三輪の明神という山台が出た。此の外に毎年オゴジョ山が二っ位出た。町の金持の娘が衣装を着飾り、山台から善美を尽くして出すので中々盛んなものであった。行列は今日では大分略している様だが大体同じである。朝早く山が御迎えに行き、祇園洲で朝、祭りがあり、それが済むと再び行列を作り町を練りつつ一同御殿の下で集まり、此処で盛んに囃立てるものであるが、殿様方が例によって囃と踊りとを見聞されるものであった
」とある。
昭和40年くらいまで牛で曳いていたが舗装道路になり、牛が駄目になり、その山車をトラックの荷台に乗せるようになってから、だんだん消滅したいったり、山車を保管していたのが芸者の置屋だったりしていたが、置く場所がかかるので処分され町会の山車は消滅した。
 「八坂神社のおぎおんさあ」のしおりによると、八の人形山ー諫鼓山・天狗山・鍾馗山・竜田山・勧進帳山・菅公山・小鍛治山・皇孫山と女囃子山が紹介されている」
照国町19−35 照国神社
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10/28 例祭
7/15、16 六月灯
原良町3135 原良日枝神社 7/22 例祭
鴨池1丁目8−23 日枝鴨池山王神社 10/22 例祭
7/22 六月灯
常盤町1丁目 日枝神社 7/22 例祭
小野4丁目28−8 日枝神社 7/22 例祭
松原町3−35 松原神社 7/23 六月灯 旧・県郷社
宇宿三丁目27−3 神明神社 11/23 神幸祭
7/18 六月灯
新屋敷町5−15 船魂神社 7/2 六月灯
新屋敷町32−13 塩竈神社 10/25 例祭
長田町126 長田神社 10/26 例祭
7/25 六月灯
池之上町7−30 若宮神社 7/9 六月灯 旧・郷社
10/9 例祭
下荒田2丁目7−21 荒田八幡宮 10/4日曜(元・23) 神幸祭
7/24、25 六月灯 舞台、霧島九面太鼓、抽選会
春日町4−38 春日神社 7/28 例祭
武2丁目43−16 建部神社 7/19 例祭
武3丁目26−5 建部神社 10/19 例祭
草牟田二丁目58−3 鹿児島神社 2/18&10/18 神楽舞 旧・県社
神楽舞=藩政時代より、当社神職に伝えられる田之神舞・宮毘舞・鬼人舞・劍舞・薙刀舞の五つの神楽舞が有り、今も当社の宮司により奉仕される。
皆与志町3538 小鷹神社 10/30 例祭
坂元町2501 日枝神社 11/22 7/26
7/19 六月灯
田上町6丁目 八幡神社 7/15 例祭
西別府町2619 諏訪神社 7/26 例祭
山田町856 黒丸神社 3/8&12/18 例祭
上竜尾町2−1 南洲神社 9/24 例祭
上川添 川添鎮守神社 7/17 六月灯
11/17 方祭
下川添 川添諏訪神社
 ■東桜島地区
東桜島町高免49−イ 若宮神社 旧・9/18 例祭
黒神町647 原五社神社 旧・9/27 例祭
有村町478 若宮神社 11/23 例祭
7/11 六月灯
古里町261 七社神社 8/8 六月灯
東桜島町345−1 若宮神社 旧・9/16 例祭
六月灯 子供神輿
持木町1814 山宮神社 12/14 例祭
7/2 六月灯
野尻町363 姫宮神社 7/2 六月灯
 【小池島廻り踊り】
市指定無形民俗文化財。桜島では、春の彼岸に岳詣り、秋の彼岸には島廻りを行っていた。島廻りは、島津家第19代藩主光久の時代に始められ、豊年祭りの意味を持っていたと言われるが、次第に青壮年の腕力の優劣を競う競技となっていった。
 島廻りの船は、八丁櫓で38人〜40人を乗員とし、競技が行われていました。周りの船には着飾った女性が乗り、三味線・太鼓・唄・踊りで花を添えたと言わている。しかし大正3年の桜島大噴火で瀬戸海峡が埋まり、島廻り競争は廃れていき、現在ではこの島廻り踊りだけが残っている。
 踊りは、踊り手が浴衣にずきん、漕ぎ手がはっぴに鉢巻きのいでたちで、手に持った扇を使って踊る。
 ■谷山地区
    ⇒上福元、下福元、塩屋、和田、中山、山田、五ケ別府、平川
谷山中央2丁目4155 柏原神社 /13 六月灯
谷山塩屋町1056 塩釜神社 /11 六月灯
上福元町6300 南方神社 /26 六月灯
下福元町3786 谷山神社 4/29&12/1 例祭
下福元町7956 大山積神社 3/16&12/10 例祭
下福元町11356 大山祇神社 10/16 例祭
下福元町11148 立神神社 3/10&11/3 例祭
平川町4960−1 烏帽子嶽神社 /25 六月灯
春秋彼岸の中日 柴打
柴打=参拝者の請により神柴(マツコウ)を以て修祓する。この柴打神事は、当社独特の祓(社家道により伝承されている)であり門外不出の特殊神事である。
和田町1064−1 伊佐智佐神社 7/9 六月灯
10/最終土日(元・19) 浜下り 谷山ふるさと祭りと合同
塩屋傘鉾 和田塩屋町内会
以前は神楽・武者行列等が、久津輪崎まで御神幸になっていたが、現在は、和田、谷山地区に御神幸を行っている。
星ヶ峯3丁目55−1 恵宝神社 7/11 六月灯
五ヶ別府町437 鎮守神社 3/5&12/5 例祭
 【谷山ふるさと祭り】
10月最終土日。谷山ふるさと祭振興会(谷山商工会)主催。昭和55年より始まる。谷山電停から下松崎交差点までの1、8kmの区間で開催。郷土芸能披露。ちなみに平成20年(2008)は41の踊り連だった。他に音楽広場など様々な催し。
 ■伊敷地区
     ⇒上伊敷、下伊敷、小野、犬迫、小山田、比志島、皆房(現・皆予志)
伊敷町1659 伊勢神社 11/16 例祭
伊敷町1915 日枝神社 3/15&12/15 例祭
伊敷2丁目 伊邇色神社 7/28 例祭
犬迫町3453 八房神社 11/18&12/15 例祭 戦前は太鼓おどり、棒おどりが奉納されていた。
犬迫町11801 牧聞神社 旧・9/29 例祭
小山田町3456−ロ 小山田諏訪神社 3/15&10/15 例祭
皆予志町 皆房諏訪神社 3/18頃の日曜 二月祭 棒踊り
7/8 六月灯
 ■吉野地区
     ⇒吉野、坂元、下田、川上、岡之原
吉野町1379 白山姫神社 /11 例祭
吉野町2594 鎮守神社 7/10 例祭
2/14 祈年祭 棒踊、鎌踊
吉野町4234 菖蒲神社 12/16 例祭
3/16 春祭り 棒踊
7/10 六月灯
吉野町6648 原五社神社 12/9 例祭
吉野町7131 七社神社 7/10 例祭
吉野町9678 磯天神菅原神社 7/25 例祭
吉野町9698−2 鶴嶺神社 7/18 権者
吉野町9996 三船神社 9/15 例祭
7/10 六月灯
吉野町10691 平松神社 7/10 例祭 旧・郷社
下田町1171 小鷹神社 7/19 例祭
川上町834 川上天満宮 7/25 六月灯
11/25 例祭
2/25頃の日曜 棒踊り
棒踊り=幕末の頃南薩方面から伝えられたもので、保存会により三尺・六尺の棒や鎌等を用い数種の踊りを奉納する。以前は青年層で行っていたが、近年は小学校3年以上の児童にも教えて、参加してもらっている。
川上町1564 日枝神社 12/10 例祭
岡之原町1012 塚田神社 7/8 例祭
岡之原町3533 南方神社 11/3 例祭
7/8 六月灯
岡之原町屋敷添18 南方神社 11/8 例祭
7/8 六月灯

 ◎旧・鹿児島郡吉田町
現在の鹿児島市本城町、本名町、宮之浦町、牟礼岡1〜3丁目、東佐多町、西佐多町にあたる。
本城町882 花尾神社 4/8&9/23 例祭
/5 春祭り 棒踊り、田打神事
本名町3577 八幡神社 12/5 例祭
宮之浦町1399 八幡神社 12/5 例祭
宮之浦町3829 牟禮神社 12/5 例祭
宮之浦町字中野251 鎮守神社 12/5 例祭
東佐多町130 鎮守神社 11/13 例祭
東佐多町3101−1 猿田王子神社 11月初申の日 例祭 旧・郷社
2月初申 棒踊り・お田植踊り
西佐多町4635 金峯神社 11/18 例祭 相撲奉納
3月 春祭り
春祭り=棒踊り・田植踊が奉納され、祭典後集落では田の神移の行事がある。
 ◎旧・鹿児島郡桜島町
現在の鹿児島市桜島地区のうち、旧東桜島村を除いた桜島横山町、桜島白浜町、桜島二俣町、桜島松浦町、桜島西道町、桜島藤野町、桜島武町、桜島赤生原(あこうばる)町、桜島小池町、桜島赤水町にあたる。
桜島横山町1722−8 月読神社 /30 神幸祭
10/30 秋祭り 神舞い、棒踊り
桜島白浜町1098 豊受大山津見神社 旧・9/30 例祭日
桜島二俣町2724 大元神社 旧・9/30 例祭日
桜島西道町604 三柱神社 /28頃の日曜 例祭
桜島藤野町1280 地方神社 11/15 例祭
桜島武町210 南方神社 /27 例祭
桜島赤生原町217 尾地底神社 7/18 例祭
桜島小池町56 小鳥神社 7/25 六月灯
12/3 例祭
桜島赤水町1004 愛宕枚聞神社 7/24 例祭
 ■新島(しんじま)
面積は0.13km。周囲は2.3km。最高地点は43m。
最盛期の1951年には約250人、昭和45年は87人だったが、2013年に最後の2世帯、3人が離島して無人島になるが、復島して2023年、人口2人(住民基本台帳)。
桜島の安永大噴火は安永8年(1779)から10年(1781)にかけて起こったもので、新島は1780年8月と81年4月に発生した海底火山の噴火の時に隆起して出来た島である。周囲にある硫黄島(溶岩島)、猪ノ子島、中ノ島(軽石島)などもこの時に出来たもので、新島を含む小島群は安永諸島と名付けられている。
新島町3513 五社神社 11/20 例祭
 ◎旧・指宿郡喜入町
現在の鹿児島市喜入町・喜入瀬々串町・喜入中名町・喜入一倉町・喜入前之浜町・喜入生見町にあたる。
喜入喜入町8488 宮坂神社 10/15 神舞 旧・郷社
11/23 新嘗祭 垂乳母神社(喜入町8461)に御神幸祭を行う。
喜入瀬々串町3179−ロ 宮崎神社 12/10 ほぜ
喜入中名町1037 塞神社 11/15 例祭
喜入中名町5790 火産霊神社 10/24 例祭
喜入中名町9136イ 南方神社 10/28 例祭
喜入中名町10100−2 鎮守神社 2/24 例祭
喜入一倉町11405 山ノ神社 11/18 例祭
喜入前之浜町7109 水神社 11/8 例祭
喜入前ノ浜町11658 鈴村神社 11/7 例祭
喜入生見町396 羽出島神社 11/11 例祭
喜入生見町1406 伊勢神社 11/12 例祭
喜入生見町3285 苔神社 11/13 例祭
喜入生見町6978 帖地神社 11/13 例祭
 【喜入夏祭り】
7月最終日曜。会場はマリンピア喜入多目的広場(喜入町6094−1)。みこしパレード、歌謡ショ―、花火大会などが催される。
 ◎旧・日置郡松元町
現在の鹿児島市上谷口町、福山町、直木町、入佐町、春山町、石谷町、松陽台町、四元町、平田町にあたる。
福山町234 小長崎神社 7月日曜 例祭
直木町908 聖神社 11/16 例祭
直木町3806 鎮守神社 11/7 例祭
入佐町1225 大鳥神社 2月の日曜 入佐棒踊り(お田植踊り)
入佐棒踊り(お田植踊り)=六尺棒・三尺棒を使い棒で打ち合う「肩落とし」、「からみ」の踊りと、三尺棒に虚無僧が加わっての「虚無僧踊り」がある。
春山町456 彦山神社 11月の日曜 例祭
 ◎旧・日置郡郡山町
現在の鹿児島市郡山町・東俣町、西俣町、川田町、油須木町・花尾町(旧厚地)・有屋田町・郡山岳町(旧嶽)にあたる。
郡山町2744 潜木神社 11/15頃の日曜 例祭
郡山町4419−ロ 山祇神社 11/16 例祭
郡山町6473 菅原神社 3/25&11/25 例祭
郡元2丁目4−27 一之宮神社 7/9 例祭
11/9 神幸祭
東俣町74 一之宮神社 8/7(元・旧6/18) 夏祭り 小・中学生が灯籠を奉納し、氏子婦人会の踊りがある
西俣町1365 霧島神社 3/19&11/19 例祭
川田町1865 南方神社 2/24&11/26 例祭
油須木町1152 近都宮神社 12/5頃の日曜 例祭
花尾町4193 花尾神社 9/23 花尾太鼓踊り、大平獅子舞、岩戸ほうそう踊り
有屋田町340 南方神社 3/21&11/21 例祭
郡山岳町2313−1 智賀尾神社 3/19&11/19 例祭 元・県社
郡山岳町2313−2 熊野神社 11/28頃 例祭

 ≪日置市(ひおきし)≫
  平成17年(2005)5/1、日置郡伊集院町、東市来町、日吉町、吹上町が合併して誕生。
 ◎旧・伊集院町
       中伊集院:猪鹿倉、郡、下谷口、飯牟礼、土橋、大田、恋ノ原、中川、清藤、古城(ふるじょう)、竹之山
       下伊集院:上神殿、下神殿、麦生田、野田、桑畑、寺脇
伊集院町猪鹿倉88 熊野神社 7/15 例祭
伊集院町郡1528 九玉神社 7/8 例祭
5/5 郡青年団棒踊り
伊集院町郡2012 熊野神社 7/16 例祭
伊集院町下谷口1871 南方神社 7/28 例祭
伊集院町徳重825 日枝神社 10/19 例祭
伊集院町徳重1786 徳重神社 10/4土曜 徳重大バラ太鼓踊り 県指定無形民俗文化財
徳重大バラ太鼓踊り(徳重大太鼓踊り保存会)=瀬戸内集落を中心に徳重大太鼓保存会が結成されている。
朝鮮出兵のときに、大きな太鼓を打ち鳴らして敵を威嚇し味方の士気を鼓舞したものを、義弘公の許しを得て徳重村で行う様になった。踊りは、大太鼓が7人、入鼓が1人、鐘が9人で、以前は歌も歌われていたが、現在は歌い手がいなくなり、鐘の調子に合わせて踊っている。それに小太鼓担当の幼児も混じり2〜30人で奉納される。大太鼓は直径1.5mの大きなもので、また踊り手の1人は長さ66尺(約20m)の矢旗を背負い、四方八方から転倒防止の綱で覆われている。
伊集院町飯牟礼1763 熊野神社 5/5 棒踊り 上・中・下地区毎に奉納される。
お田植祭で「ヂクラとび」があり、豊作を祈って棒踊りが奉納された。「ヂクラ」とは大人のことで「ヂクラ」たちがカズラやシバを差した荒縄を背中や腰に巻きつけ棒踊りを奉納する若者たちのまわりをとびはねる。このあと、先端に飾りをつけた長い竹が登場。これを両手で支え、神社の境内を歩きますがなかなか上手くいきません。竹を持って境内の端から端まで無事歩き通すと大きな拍手が起こった。
伊集院町土橋2092 羽黒神社 9/9 例祭
伊集院町大田1137 伊勢神社 7/25 大田太鼓踊休止
伊集院町恋之原1579−イ 稲荷神社 7/20 例祭
伊集院町中川917 春日神社 8/13 例祭
伊集院町古城 古城大山祇神社
伊集院町竹之山 熊野神社
伊集院町上神殿1625 日枝神社 7/23 例祭
伊集院町下神殿445 八幡神社 2/25&11/25 例祭
5月 下神殿棒踊り
下神殿棒踊り=踊りは、三尺棒6人、チョイカラ役3、4人、歌1人、しべ棒2、3人で、踊り手は青年団が主体だが児童・一般も混じる。
伊集院町麦生田334 日枝神社 7/25 例祭
伊集院町野田字高山1361 諏訪神社 7/20 太鼓踊り
伊集院町史828ページによると、江戸時代には、士踊り、太鼓踊り、棒踊り、ほうそう踊り等が各地区や集落で踊られていた記録や言伝えはあるが、経費や踊り手等の関係で、途絶えてしまい現在行われているのは棒踊りが主であるとある。

 ◎旧・東市来町
        ⇒養母、長里、湯田、伊作田、神之川、南神之川、美山(旧・苗代川)、寺脇、宮田
東市来町養母7352 千賀王神社 12/10 例祭 田代の氏神
東市来町養母12194 鹿王神社 12/11 例祭
東市来町養母12949 伊勢神社 5/1日曜(元・6/1) 1日踊り
1日(ついたち)踊り=棒踊り、お田植え踊り、うた踊りとも呼ばれる。示現流をとりいれて考案された勇壮な踊り。地区毎に棒・鎌・太刀等を使って奉納される。
 昔は鈴懸馬(シャンシャン馬)、庭狂言(アトヤマ)等の奉納もあった。
東市来町長里182 春日神社 10/5 例祭
東市来町長里字藤の尾2730 藤の尾神社 11/17 例祭
東市来町湯田1896 諏訪神社 10/28 例祭
東市来町湯田2365 由須原八幡神社 10/15 例祭
東市来町湯田4008−イ 稲荷神社
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10/19 例祭 旧・郷社
3/3 御田植祭
御田植祭=牛面に江戸期のものがあるが、発祥は不明。伝統的庭狂言神事。社殿横の田にみたてた境内で、テチョ(亭主)の田作り、カカ(奥さん)・オンジョ(隠居)を加えた茶飲み話、親子牛の田起こし等を方言を交えて演ずる。更に宮司が「一升まきゃ十三俵」と唱えて籾を播き、全員で苗(松葉)を田に植え、五穀豊穣を祈る。後「さのぼい」と呼ばれる囃し方の踊り、豊作の予祝として参拝者に餅・飴等を撒き、神事は終了する。
東市来町湯田4872 霧島神社 12/10 例祭
東市来町伊作田827 若宮神社 3/9&11/9 例祭
8/15 伊作田踊り
伊作田踊り=南北朝時代の伊作田城主伊作田道材が、伊作の中原城攻めに失敗し捕らえられ、悲運の最後を遂げたのを偲ぶ踊り。現在では、虫追い、五穀豊穣、天下太平を併せて祈願する。
東市来町神之川267 諏訪神社 10/15 例祭
東市来町南神之川 南方神社
東市来町美山788 玉山神社 旧・9/15 例祭
東市来町宮田522 青剣神社
 【湯之元温泉馬踊り】
4月第2日曜、湯之元温泉街(東市来町湯田)で開催。鈴かけ馬と踊り連が太鼓・三味線・お囃子に乗り、湯之元温泉街を練り歩く。
 【湯之元温泉とうろう祭り】
7月下旬、湯之元温泉街(東市来町湯田)で開催。主催はがんばろう湯之元会(日置市商工会東市来支所内)。
市民手作りのとうろう約500個が温泉街の夜を彩る。また特設ステージでは、郷土芸能や抽選会が行われる。

 ◎旧・日吉町
       ⇒日置、吉利(よしとし)、神之川、山田
日吉町日置393 若宮神社 10/29 例祭
日吉町日置1237−イ 熊野神社 10/9 例祭
日吉町日置5301 八幡神社 6/1日曜
(元・旧5/6)
せっぺとべ 旧・郷社
日吉町吉利4827 鬼丸神社 せっぺとべ
せっぺとべ=田植祭。日置島津3代・常久が文禄4年(1595)、八幡神社を総鎮守社と定め9畝の御神田を寄付したことから始まったと云われている。
神社から斎田までの大王殿(でおどん)を先頭にした御神幸があり、八幡の虚無僧踊り、八幡の棒踊り、日新の鎌踊り、山田の鎌踊り、吉利の鎌踊り、諏訪の笹踊り、扇尾の虚無僧踊りが奉納された後に、白装束の男たちが境内並びに斎田で「やれとべ、せっぺとべ」の掛声とともに飛び跳ねる「せっぺとべ」がある。

「せっべとべ」とは精一杯跳べという意味である。
日吉町日置6602 南方神社 8/28 例祭
日吉町日置8755 日枝神社 12/7 例祭
日吉町吉利867 伊勢神社 10/17 例祭
日吉町吉利1229 池王神社 2/11 例祭
日吉町吉利5293 吉利神社 10/5 例祭
8/23 太鼓踊り
太鼓踊り=南区が出陣、中区が戦闘時、北区が凱旋踊りといわれ、毎年交替で当社を皮切りに地区内19ヶ所で踊られる。
日吉町吉利815 南方神社 8/23 例祭

 
 ◎旧・吹上町
吹上町田尻5743−3 大汝牟遅神社 6/3日曜 田植踊 3年毎
11/23(元・25) 神輿
流鏑馬 県指定文化財11:00〜
流鏑馬=県指定無形文化財。天文7年(1538)12月29日、伊作島津氏10代忠良(日新公)は、二回目の加世田城攻めに際し、この戦勝と長子貴久が鹿児島本家15代守護の職責を果たすことが叶えられたときは、毎年流鏑馬を奉納することを誓って出陣した。首尾よくその夜のうちに攻略できたので奉納するようになったと伝えられている。
これまで、射手は宮下、宮内両家による世襲制で行われてきたが、後継者難のため流鏑馬保存会を結成し地域の人により伝承されている。
吹上町中原3241 石亀神社 7/15 例祭
吹上町東本町(中原) 蛭子神社 8/3 蛭子神社六月灯
蛭子神社六月灯=本町地区で行われる六月灯。子供神輿やマイズル(回り灯籠)が奉納される。
吹上町上田尻(田尻2761−イ) 船木神社 3/20(固定) 舟こぎ祭り 以前は旧・2月2日。
舟こぎ祭り=11時より。大汝牟遅命が宮内に下向されたとき、猿田彦命が海上を無事に小野湊まで送り届けたことに由来する。当日は40人余りの氏子が円陣を組み、大小50隻の模型船を「エンヤオー、エンヤオー」の掛声とともに、波に揺られる船に見立てて三度回して隣の人へ。一周した船は航海を終えて、また宝殿へと納められる。他に刀踊り等の奉納もある。
吹上町湯之浦2147 南方神社 8/28 伊作太鼓踊り 県指定無形文化財
伊作太鼓踊り=県指定無形文化財。応永13年(1406)、伊作島津家当主久義が田布施の二階堂氏を攻め、攻略した際に考案された踊りと伝えられている。
毎年湯之元、和田、入来、中之里、田尻、花熟里が交代で奉納。白装束に鉢巻き、首にサツマドリの羽をつけ長さ二メートルもある唐団扇形の矢旗を背負い、大・小太鼓に鉦を叩きながら円陣をつくり踊る。毎年8月28日に南方神社に奉納し、その後2日かけて吹上の各地で披露する。
吹上町永吉15606 久多島神社 11/9 例祭 旧・郷社

 ≪いちき串木野市≫
  平成17年(2005)10/11、串木野市+日置郡市来町が合併して誕生。
 ◎旧・串木野市
       ⇒串木野町、上名、下名、冠岳、羽島、荒川
 【串木野さのさ祭り】
7月下旬開催。開催場所:串木野地域中心商店街(元町)。
鹿児島県の三大流し踊りの一つで、長崎県五島の「さのさ節」が源流で、昔から漁師たちに愛唱されてきた「串木野さのさ」(百万の敵に ひきょうはとらねども 串木野みなとの 別れには 思わず知らず 胸せまり おとこ涙を ついほろり♪)の調べにのって、踊りの列が中心商店街を練り歩く。
また山車各場所に止まって踊りを披露。山車はかつて2、3台あったが、現在は八坂山のみ。
【前夜祭】
 (土曜) 18:00〜21:00 夜店
【本祭】
 (日曜) 18:00〜19:45 市中流し踊り。 
元町227 伊勢神社 1/11 樽みこし巡幸
西浜町20 恵比須神社 7/10 神幸祭、魚願相撲
西島平町410 照島神社 4/10 馬踊り、敬神婦人会の踊り
9/9 神幸祭、稚児行列
上名7647−111 鎮国寺 4/2日曜 地車2台 花みこし
 【徐福花冠祭】
平成13年(2001)年より始まる。生冠中学校区内の11自治会から成る地域づくりコミュニテイと同地区に鎮座する鎮国寺によって組織される冠岳地車講によって運営されている。
秦の始皇帝の命を受けて来朝した方士徐福が,その冠を霊峰冠嶽に納め,稲作や五穀を伝えたという故事をふまえ,冠岳展望公園(徐福展望公園)で徐福に花の冠を捧げる感謝の祭り。祭りは、夜神楽に始まり、その翌日は地元の子供たちが徐福さんを乗せた地車を麓の村にて曳行する。大阪・都島神社地車講のお囃子を継承している。
【前夜祭】
 (土曜) 17:30〜20:30
 冠嶽(徐福)展望公園にて夜神楽、雅楽、コンサート等開催
【本祭】
  8:30 地車のお祓い (上石野公民館)
  9:00 地車御出山 曳行 (上石野公民館)
 10:00 休息 (生冠中学校前)
 11:00 休息 (生福農協支所)
 12:00 昼食 (多目的グラウンド駐車場)フリーマーケット、郷土芸能、踊り
 13:00 地車出発
 16:30  曳行終了(上石野公民館)
地車1号=制作年、大工等不詳。太鼓正経由で昭和59年に神戸市東灘区御影石町の某酒造メーカーが購入。震災のため維持出来なくなり、菩提寺の縁で鹿児島まで行ったと聞くが。

地車2号
=戦後すぐに都島の地元の大工の作。
2016年、都島神社地車講の地車を無償で譲渡。搬入の前に和歌山県の高野山の浦中寺社建築でコマの修復、ブレーキを新たに装着 等を行う。

見送り幕は県外在住の信者の寄進。

 ※地車小屋は鎮国寺の格納庫に2台ともあり、通年は1台しか出さないが大祭には2台曳く予定だそうである。
上名2797 南方神社 4/28&10/28 例祭
上名4558 伊多神社 4/10 例祭
上名6670 南方神社 10月 例祭
下名3196乙 八房神社 3/6 例祭
下名3606 稲荷神社 3/5 例祭
下名12423 串木野神社 4/29&11/23 例祭
下名14240 山之神社 1/16 例祭 金山、芹ヶ野の鎮守
下名20967 深田神社 旧・2/2頃の日曜 ガウンガウン祭り 田植えの様子をテチョ(おやじ)と太郎、次郎、牛に扮した男の4人で滑稽に演じる。
冠嶽13511 冠嶽神社 4/19&11/23 例祭 旧・郷社
羽島1672 南方神社 8月中旬 太鼓踊り 
羽島5944 羽島崎神社 旧・2/4頃の日曜 太郎太郎祭り
太郎太郎祭り=漁撈・農耕ふたつの予祝儀礼からなる複合行事で旧暦2月4日頃の日曜に行われる。
浜地区の5歳になる子供はフナモチ行事に参加する。長さ30p程度の木製の船を持たせ、親がその子を抱きかかえて境内を回る。その後、紋付袴姿の大人たちによる船歌が勇壮に歌われる。
 続いて在地区(農村集落)の農家の男児はタウチの田植え行事に、田植えの行事には、テチョ(おやじ)と太郎、コッテ牛が登場し田植えの様子を即興を交えながら面白おかしく演じる。稲作の模様を牛・テチョ(父親)・タロウ(子供)が演じるタウチ行事が見られる。
航海安全を願うフナモチ習俗(船持ち・船唄)と豊作祈願を願うタウチ習俗(田ごしらえ・牛使い・田植え)という漁撈・農耕二つの予祝儀礼を毎年順番を替えて行なう。
羽島8732 平石神社 11/16 例祭
羽島9978 土川神社 9/10 例祭
荒川2000 南方神社 10/6 例祭

 ◎旧・市来町
        ⇒湊町、大里、川上
市来町湊町3276 八坂神社 7/下旬or8/初旬 男山2台 天神山(天神町)、加藤山(栄町)
女山2台 道風山(祇園町)、龍宮山(土橋町)
 祇園祭は文化9年(1812)に八坂神社が建立された頃に遡る。当時、湊町が商港、宿場町として栄えた頃で、囃子山は、若松宇吉が京都で習ってきたものだと云われている。しばらく途絶えていたが、平成6年より復活。
天神山(天神町)=人形は天狗。
加藤山(栄町)=加藤清正。  
道風山
(祇園町)=小野道風。   
龍宮山
(土橋町)=浦嶋太郎。平成14年改修。
平成14年龍宮山の改修で18年ぶりに4台の連合曳き。
 【七夕踊り】
国指定重要無形民俗文化財。8/5〜11までの間の日曜日に開催され、太鼓踊りを中心に牛・虎・鶴・鹿などの作り物や、大名行列、琉球王行列、薙刀行列、甲冑行列などの行列ものが繰り出す。踊る場所も数多く、大里地区の様々な神や先祖霊に踊りを奉納することにより豊作を願っている。
 この踊りは島津義弘公の朝鮮の役での活躍を称えたものとして踊られたのが始まりと云われている。その約90年後、金鐘寺住職の捨範叟と地頭の床濤到住が大里水田への用水路建設を実施し、天和4年(1684)に用水路が完成、大里水田開拓を記念して再び踊り始められた。


鹿=宇都。竹で骨組みを作り、布をかぶせる。作り物の中に青年が4人入り、鹿捕りが3人いる。
=島内。木と竹で骨組みを作り、布をかぶせる。虎の頭は自在に動くように作られている。作り物の中に8人入り、虎狩りが4人いる

=木場迫、中福良、中原、払山、松原、堀、寺迫、平ノ木場、陣ヶ迫の集落が交代で担当(毎年2〜3頭出る)。
孟宗竹で骨組みを作り、布をかぶせる。作り物の前後には、牛使いが2人いる。
=門前。孟宗竹で骨組みを作り、布をかぶせる。
作り物の中には1人入り、餌まきが1人いる。(鶴は、作り物の最後、行列物の最前にいる)(鶴の後に、鷹匠が7人続く)
市来町大里1274 一ノ宮神社 10/7 例祭
市来町大里3267 御霊神社 11/8 例祭
市来町大里6557 安楽神社 10/10 例祭
市来町大里7034 鶴ヶ岡八幡神社 11/15 例祭
市来町川上743 葛城神社 12/13 例祭
市来町川上1593 長田神社 11/13 例祭
市来町川上4493 諏訪神社 10/15 例祭
 8/最終日曜 川上踊り、棒踊り
 【川上踊】
 8/最終日曜に行われる。以前は8/26だった。川上踊は戦時中に中断していたが、昭和39年から復活され川上踊保存会によって行われる。

長田神社、諏訪神社、葛城神社、中組公民館、川上地域館、川上小学校で演じられる。