南足柄市、足柄上郡〔中井町、大井町、松田町、山北町、開成町〕
住所 | 神社名 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | ||
≪南足柄市≫ | ||||||
■南足柄地区 ⇒苅野、狩野、飯沢、福泉、雨坪、関本、弘西寺、広町(旧・猿山) |
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苅野274 | 足柄神社 | 3/1日曜 | 神輿 | |||
山車10台 | ||||||
中番…山車8台(弘西寺、南坪、福西、広町、関本、向田、大雄寺) 下番…山車2台(日向、中沼) | ||||||
*中沼は足柄神社の祭礼では巡行しなくなり、自治会夏祭りや薬師堂祭典で巡行している。 | ||||||
3地区(上、中、下)の輪番制で実施しているので、3年に1回順番が回ってくる。中番と下番の年に山車が巡幸。 | ||||||
中番…山車8台(弘西寺、南坪、福西、広町、関本、向田、大雄寺) 下番…山車2台(日向、中沼) | ||||||
狩野 | 夏祭り | 7/下旬(2年毎) | 山車1台 | 平成20年制作 | ||
飯沢398 | 南足柄神社 | 4/7 | 神輿 | 旧・郷社 | ||
生駒536 | 熊野神社 | 7/15 | 例祭 | |||
福泉 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車1台 | 昭和23年制作 | ||
雨坪 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車1台 | |||
関本 | 道祖神 | 4/1日曜 | 山車3台 | 3つのブロックに別れている | ||
■福沢地区 ⇒怒田、小市、斑目、千津島、壗下、竹松 |
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怒田1912 | 福澤神社 | 5/5 | 神輿 | 氏子は上怒田、下怒田、班目、千津島、儘下、竹松 | ||
10/9 | 秋祭り | 往古は河川敷の馬場で競馬のため旗競馬が催されていたが、現在は神事のみ | ||||
神輿=平成21年(2009)、神社の移築に合わせ修復。 | ||||||
怒田 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車2台 | 下怒田、上怒田 | ||
班目・小市 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車1台 | |||
千津島 | 道祖神 | 7/下旬 | 山車1台 | |||
儘下 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車1台 | |||
竹松 | 道祖神 | 8/2日曜 | 山車1台 | 他に曳いていない山車が1台 | ||
■岡本地区 ⇒和田河原、駒形新宿、塚原、三竹、岩原、生駒(旧・炭焼所)、沼田 |
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和田河原695 | 神明神社 | 8/最終土日 (西暦奇数年) |
山車1台 | |||
和田河原=昭和8年(1933)制作。大工は日比野忠蔵。 | ||||||
駒形新宿25 | 八坂神社 | 7/15 | 例祭 | |||
塚原3889 | 神明神社 | 4/15 | 例祭 | 氏地は塚原日向、日影、矢佐芝、板屋久保、山崎,、台河原 | ||
三竹412 | 御嶽神社 | 4/10頃の土日 | 山車1台 | |||
三竹=笠鉾山車。江戸期制作。下廻りが破損のため永らく休止。平成18年頃に修復。 | ||||||
岩原937 | 八幡神社 | 3/28頃の土日 | 山車3台 | 岩原、台河原、日影 | ||
岩原=明治初期制作。平成19年(2007)修復。大工は小田原市の石内工務店(石内鉄男)。修復費用は約760万円。 台河原、日影=詳細不祥。 |
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生駒536 | 生駒熊野神社 | 10/15 | 例祭 | |||
沼田259 | 八乙女神社 | 3/19頃の日曜 | 神輿 | |||
7/7頃の日曜 | 天王祭 | |||||
■北足柄地区 ⇒内山、矢倉沢、怒田の飛地 |
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内山1275 | 神明神社 | 4/1日曜 | 山車1台 | |||
内山=天保12年制作。彫師は尾崎金左衛門、松川万蔵、原藤吉、矢後 某。 | ||||||
矢倉沢1483−ロ号 | 白山神社 | ? | ― | |||
【足柄金太郎祭り】 8月上旬、富士フイルム辻下グラウンド(中沼530)で開催。主催は南足柄市観光協会。昭和52年(1977)より始まり、令和5年(2023)年で47回を数える。 神輿・ねぶたパレードもある。令和5年には山車が4台登場。 |
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※南足柄市には約30台の山車があるらしい。 | ||||||
≪足柄上郡≫ | ||||||
中井町 中村:遠藤(えんどう)、田中、半分形(はぶがた)、古怒田(こぬた)、北田、久所(ぐぞ)、藤沢、比奈窪(ひなくぼ)、雑色、鴨沢、松本、岩倉、境、境別所 井ノ口:井ノ口 |
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遠藤104 | 五所宮八幡宮 (公式HPへ) |
2/23頃の日曜 | 祈年祭&天長祭 | |||
4/29 | 神輿 | 白と赤、子供神輿3基 | ||||
山車4台 | 半分形(はぶかた)、田中、宮本、藤沢 | |||||
≪行事予定≫ (10:00〜)山車4台が神社下に集まる (13:00〜)神輿2基が神社を出て町内へ。渡御には、猿田彦(天狗)、剣持、神職、辛櫃、神輿、宮司、大傘、総代、山車4台とつづく。 (16:30〜)神輿が馬場(御旅所)に到着。山車が馬場に移動する (17:00〜)鷺の舞を馬場で10分ほど奉じる。鷺の舞終了後、神輿が町内へ出る。山車が川沿いに移動。暗くなると松明がたかれる。 (19:30〜)神輿が中村川に入る。その後神社に帰る。 (20:00〜)山車が各地区に戻る |
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神輿=白と赤2基の神輿は、平成元年に大修復を行うが、その折に白の神輿の屋根裏の墨書きが写真に収められた。
それには、1、嘉永3年5月(1851年)再建 (再建の内容は修理なのか新しく建立したのかは不明)
山西村梅沢(いまの二宮町)番匠棟梁 杉崎周助、藤原政貴。
2、明治29年6月(1897年)再建
小田原 仏師 山田、小田原 錺師 小林
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半分形(はぶかた)=天保3年(1832)6月制作。大工は周助とその身内。彫師は梅沢宿の佐吉(二宮町)と江戸から来た茂吉と他1人。彩色師は青山。嘉永4年(1851)6月完成。長さ3、38m。幅2、7m。高さ3、27m。 田中=山車の造り大きさが半分形と酷似のため大工、彩色師は同じと思われる。 宮本=大正8年(1919)再建。平成12年、前橋市・鞄本木工振興により修復。 先代は大正5年4月の八幡神社大火で類焼。但し彫物は解体保存していたため無事だが、制作年代、彫師は不明。 藤沢=山車の造り大きさが他の3台と酷似のため制作時は同じと思われる。山車小屋の棟札に安政6年(1859)3月吉日再建屋台小屋とあるので初代の小屋はそれより30年以上前に建てられたと思われる。 |
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境1260 | 稲荷社 | 4/1日曜 | 例祭 | |||
境1730 | 須賀神社 | 4/1日曜 | 例祭 | |||
境井別所597 | 八幡神社 | 4/3 | 例祭 | |||
井ノ口358 | 八幡社 | ? | ― | |||
井ノ口977 | 稲荷社 | 9/28 | 例祭 | |||
井ノ口1310 | 厳島神社 | 4/16 | 例祭 | |||
井ノ口1853 | 神明社 | 10/17 | 例祭 | |||
井ノ口2039 | 蓑笠神社 | 4/10頃の日曜 | 子供神輿 | |||
井ノ口2062 | 八坂社 | 4/24 | 例祭 | |||
井ノ口3078 | 日枝社 | 4/3 | 例祭 | |||
井ノ口3760 | 飯綱神社 | 9/24 | 例祭 | |||
井ノ口3849 | 神明社 | 4/24 | 例祭 | |||
大井町 相和:篠窪、柳、赤田、金子、金手、山田 曽我:上大井、西大井 |
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篠窪908 | 三嶋社 | 4/9頃の日曜 | 例祭 | |||
柳4 | 稲荷社 | 10/10 | 例祭 | |||
赤田743 | 赤田八幡社 | 4/15 | 例祭 | |||
金子字河原726 | 日枝神社 | 10/5 | 例祭 | |||
金子字坊村2835(坊) | 神明社 | 4/1日曜 | 子供神輿 | 太鼓とともに地域を巡行 | ||
金子(根岸) | 熊野社 | 4月 | 子供神輿 | 日清戦争戦勝祝いに制作 | ||
金手144 | 三島神社 | 7/23 | 山車1台 | |||
山田字獅子久保1821 | 稲荷社 | 2/上午の日 | 例祭 | |||
山田字大中1125 | 天神社 | 3/25 | 例祭 | 神輿は境内に埋めたと伝わる。昭和30年代前半までは菅原連中(青年団)が素人芝居を演じた。 | ||
山田字大久保236 | 日月社 | 10/13 | 例祭 | |||
山田字芭蕉1 | 須賀社 | 4/8 | 例祭 | |||
高尾252 | 金山社 | 4/7 | 例祭 | |||
上大井331 | 三嶋神社(公式HPへ) | 4/2より後の土日 | 神輿 | 隔年 | ||
山車2台 | 西大井は隔年。上大井は毎年 | |||||
松田町 松田:松田惣領、松田庶子、神山 寄(やどりき):萱沼、弥勒寺、中山、土佐原、宇津茂、大寺、虫沢 |
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松田惣領1767 | 寒田神社 | 7/31 | 神輿 | |||
神山640 | 神山神社 | 4/2 | 屋台廃絶 | 老朽化のため | ||
松田惣領 | 道祖神 | 1/2日曜 | 花車4台 | 仲町屋、沢端(沢入)、沼尻、下庭 | ||
花車休止 | 大門 | |||||
仲町屋=昭和25年制作。 沢端(沢入)=大正9年制作。 沼尻=大正中期制作。 下庭=詳細不祥。 |
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大門=大正中期制作。山車蔵が破損しており山車の状態もひどい。 | ||||||
寄42 | 寄神社 | 3/1土曜(元・6) | 神輿 | |||
笠鉾4台 | 三ヶ村、弥勒寺、宮地、虫沢田代 | |||||
三ヶ村、弥勒寺、宮地=詳細不詳。 虫沢田代=「足柄之文化」第33号によると、山北町岸八幡神社より購入とある。 |
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山北町 山北(旧・川村):川村山北、川村岸、川村向原 共和:都夫良野(つぶらの)、皆瀬川 三保:中川、玄倉、世附、神縄の一部(字田ノ入・尾崎 など) 清水:川西、谷ケ、山市場、神縄の一部(字日影・日向・堀木沢 など) |
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山北1200 | 室生神社 | 11/3 | 山車2台 | 宮附け | ||
神輿3基 | 杉ノ木、梶山、宮下 | |||||
14:30の流鏑馬の前には神輿と花車の渡御があり、町内を巡行する | ||||||
岸1900 | 八幡神社 | 4/1土日 | 山車3台 | 現在は岸地区で3台共有。人手不足で2台の曳行 | ||
越地(1号)=江戸末期制作。 湯沢(2号)=江戸末期制作。 宿 斑目(3号)=江戸末期制作。 |
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神尾田709 | 神尾田神社 | 10/21 | 例祭 | |||
平山224 | 棚倉神社 | 10/8 | 例祭 | |||
向原水上227−7 | 天社神社 | 10/17 | 例祭 | |||
都夫良野 | 線守稲荷神社 | 4/初午 | 例祭 | |||
皆瀬川1533 | 神明社 | 10/16 | おねり | |||
中川307 | 大室生神社 | 4/3 | 例祭 | |||
玄倉262 | 八幡神社 | 7/17 | 例祭 | |||
世附本村326 | 太神社 | 10/16 | 例祭 | |||
神縄477 | 頼政神社 | 10/24 | 例祭 | |||
川西578 | 須賀社 | 4/1日曜 | 神輿1基 | |||
谷ヶ516 | 白籏社 | 4/4頃 | 祭り囃子 | 町指定無形民俗文化財。 | ||
神輿1基 | ||||||
山市場38 | 子之神社 | 4/4 | 神輿1基 | |||
道祖神 | 1/14に近い日曜 | 神輿3基 | 杉ノ木庭、梶山庭、宮下庭 | |||
6庭(6地区のこと)より花車(だし)が出る | 宮万、清水、馬場田中、鶴野田中、萩原上中、萩原下・田屋敷・池田庭 | |||||
祭は大正9年(1920)から始まり、昭和34年(1959)から45年(1970)まで一時中断、46年に復活した。主催は山北地区連合自治会。 | ||||||
宮万庭⇒宮地庭〔宮上・宮下〕と万随庭=昭和5年制作。 清水庭=詳細不祥。 馬場田中庭=詳細不祥。 鶴野田中庭=詳細不祥。 萩原庭(上中)=大正初期の作。 萩原下・田屋敷・池田庭=大正初期の作。 |
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向原 | 道祖神 | 1/15に近い日曜 | 花車1台 | 下本村 | ||
花車廃絶 | 上本村 | |||||
開成町 吉田島(よしだじま) 酒田:牛島、宮台(みやのだい)、延沢、中之名(なかのみょう)、円通寺、金井島、岡野 |
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吉田島2760 | 吉田神社 | 2/25 | 祈年祭 | |||
8/1日曜 | 神輿1基 | |||||
延沢465 | 酒田神社 | 2/26 | 祈年祭 | 旧・郷社。 | ||
10/9 | 子供みこし | 氏子は牛島、宮台、延沢、中之名(なかのみょう)、円通寺、金井島、岡野 | ||||
岡野 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車1台 | |||
金井島 | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車2台 | 本郷庭、下河原 | ||
円中(中之名384あたり) | 道祖神 | 1/2日曜 | 山車1台 | |||
下島 | 道祖神 | 8/2日曜 | 山車1台 | |||
榎本 | 道祖神 | ? | 山車1台 |