神 奈 川 県

    小田原市、足柄下郡〔真鶴町、湯河原町、箱根町〕

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪小田原市≫
 ■小田原ブロック
本町2―10―16 松原神社 5/3〜5 宮神輿3基 松原神社
龍宮の神輿 古新宿、千度小路
神輿27基  
山車11台
(6台くらい出る)
台宿、白菊、御幸町、新宿、萬町、大手前、宮の前、魚河岸、代官町、筋違・欄干橋
修理必要 駅前、七枚橋
宮神輿=大正15年制作。掛け声は「おいさー、おらさー」と担ぎ手が二手に分れて掛けあう。
千度小路=23区にある。

古新宿=15区・16区にまたがる。
1区(城山)⇒旧・緑町
=神輿は以前新調のため積立中と聞く。子供神輿で代用。初代の神輿は修繕不能となって以降、数十年以上休止。


2区(駅前)⇒旧・緑町
=神輿2基あり。
 山車はあるが修復必要。

3区(下幸田)⇒旧・緑町。自治会としては大稲荷神社氏地の「錦通り」も含み、子供会は一緒。
8区(台宿)⇒旧・新玉町
 山車は昭和28年曳き太鼓購入。その後山車に改造。
 先代は神武天皇のからくり人形の山車だったが関東大震災で消滅。

9区(白菊)⇒旧・新玉町
山車も神輿もあるらしい。

10区(七枚橋)⇒旧・新玉町
=神輿あり。山車はあるが修復必要。

11区(新玉)⇒旧・新玉町
=神輿あり。

12区(御幸町)⇒旧・新玉町
=神輿あり。
 山車は昭和29年4月制作。大唐破風造屋台。大工は一寸木峯吉。彫師は永田謹一郎。外輪。

13区(抹香町)⇒旧・新玉町
=神輿あり。

14区(新宿)⇒旧・新玉町
=神輿あり。
 山車は昭和62年(1987)制作。大唐破風造屋台。大工は山口某。人形は無し。外輪。
15区(北条稲荷)⇒旧・万年町。地内には北条稲荷神社(浜町4丁目25)がある。
=神輿は稲荷神社の宮神輿。

16区(上若・鍋町)⇒旧・万年町。
=神輿あり。

17区(萬町)⇒旧・万年町。区内には天王・稲荷神社が鎮座。
=神輿・山車あり。トラック荷台。

18区(高梨町)⇒旧・万年町。
=神輿あり。

19区(唐人町)⇒旧・万年町。
=神輿あり。

20区―1(一丁田)⇒旧・万年町。
=神輿あり。

20区―2(青物町)⇒旧・万年町。
=神輿あり。
21区(大手前)⇒旧・幸町。
=神輿・山車あり。

22区(宮の前)
⇒旧・幸町。
=神輿あり。
 山車は大唐破風造屋台。

23区(千度小路魚河岸)
⇒旧・幸町。
=神輿あり。
 山車は大唐破風造屋台。山車小屋は本町3丁目5−16。

24区(代官町)
⇒旧・幸町。
=神輿は昭和58年制作。箱根板橋・稲木初太郎の作。台輪2尺。制作費は400万円。
 先代、子供神輿もあり。
 山車は昭和30年(1955)制作。大工は石内元吉。外輪。人形無し。二層部分は分解して保管。平成12年を最後に休止。
 以前のは関東大震災で焼失。その後は千度小路より借りて曳行。

25区(茶畑)⇒旧・幸町。
=神輿あり。

26区(本町)⇒旧・幸町。
=神輿あり。

27区(本丸)⇒旧・幸町。
=神輿・曳太鼓あり。
28区(筋違・欄干橋)⇒旧・十字
=神輿あり。
 山車は2018年の祭礼で御披露目。元は静岡県森町の屋台。森町の山名神社に奉納される舞楽を伝えたのが外郎家でその縁で2017年11月に外郎家を経て青年会に寄贈。
 御披露目に先立ち、上部に障子屋根と、提灯壁を取付て小田原風に改修。
 以前は屋台(トラック荷台)。

32区(西海子)⇒旧・十字。居神神社の氏子でもある。例大祭は両方に参加。祭礼時の事務所には居神神社・松原神社の掛軸が連座している。
=神輿2基。
浜町4丁目30―15 山王神社 5/4、5 神輿
山車2台 東、70区
神輿=昭和2年制作。
 【小田原北條五代祭り】
5/2、3に開催。小田原城址公園を中心に開催され、武者行列をはじめ、ブラスバンドやちょうちん踊り、神輿みこしなどの大パレード。
2日:10:00〜11:00=「北條五代歴代城主墓前供養」(箱根湯本早雲寺)。
3日:12:30出陣式(銅門広場)。13:20=市内パレード(音楽隊・北條五代武者行列・まち衆隊)。
 なお北條五代とは、初代北條早雲から、氏綱、氏康、氏政、氏直と続く5人で、戦国時代に小田原を居城に東国に勢力を示した。
4日・5日は、小田原市内の4神社(松原神社・山王神社・大稲荷神社・居神神社)の例大祭が齋行され、山車・神輿数十基が渡御する。
中町2−11−3 熊野神社 10/1日曜(元・1) 山車 中町(33区)
町内神輿 昭和30年代より登場 
寿町 山神社 4/1日曜 山車1台 町田(36区)
町田(36区)=昭和30年制作。二層部分は分解して保存。外輪。
一色 八幡神社 5/4、5 山車1台 一色(71区)
城山4丁目23−29 居神神社
公式HPへ
5/4、5 神輿 小田原府内の山角町と旧・板橋村の鎮守。
山車
神輿=八つ棟。明治21年制作。江戸期より出ていたと云われている。
山車=板橋上町、板橋下町
 ■足柄ブロック
     蘆子(あしこ):荻窪、谷津(やつ)、池上
      二川:扇町、寿町、東町(旧・井細田・多古、今井)
      久野
      桜井:曽比(そび)、栢山
      富水:柳新田、蓮正寺、中曽根、飯田岡、堀之内、小台、新屋、清水新田、北ノ窪、府川、穴部、穴部新田
荻窪755 市方神社 10/2土日(元・9) 子供みこし
山車1台
荻窪=天保12年(1841)制作。内輪。
谷津(城山1丁目22−1) 大稲荷神社公式HPへ 5/4、5 山車2台 5区、竹の花。谷津・竹の花町・須藤町・大工町の鎮守。
氏子8町あり山車保有町もあるが、あまり出ない。
緑1(5区)=大工は不詳。二層部分は分解して保管。車輪はゴムタイヤ。

竹の花〔緑2〕(6区)
=昭和30年(1955)制作。大工は不詳。二層部分は分解して保管。
池上 稲荷神社 10/2土日 山車1台
井細田(扇町3丁目4−1) 井細田八幡神社 9/19頃の日曜 神輿 明治初期制作。
宮山車1台 昭和3年制作
元は道祖神の祭に出る山車で、昭和3年に作られた。昭和20年代に神社に寄贈され祭礼に出るようになった。
多古(扇町5丁目7ー29) 扇町白山神社 10/2日曜(元・9) 神輿2基
山車2台 上多古、内多古
上多古=詳細不詳。

内多古
=江戸末期の作。大工等不詳。明治中期に本町、千度小路の山車を購入。
平成14年修復。大工は加藤邦男、彫師は荒井右龍。外輪。人形無し。
道祖神祭=隔年。西暦偶数年。
上多古=大正期の作。大工 等不詳。材料は松。外輪。人形無し。
今井(寿町1丁目17―8 八幡神社 4/1日曜 神輿 昭和61年制作
山車1台 今井(37区)
今井(37区)=昭和30年(1955)制作。以前は昭和61年までは3年毎。
久野235 神山神社 10/2日曜(元・9) 神輿
山車2台 宮本、坂下
宮本=昭和60年(1985)制作。大工等不詳。外輪。人形無し。

坂下
=昭和29年制作。大工は高橋久治。外輪。人形無し。
道祖神祭=1/14頃。
中久野=二層部分は分解して保管。

中宿
=二層部分は分解して保管。外輪。

中宿
=休止中。二層部分は分解して保管。内輪。

下宿=二層部分は分解して保管。外輪。

留場
=二層部分は分解して保管。内輪。
曽比407 曽比稲荷神社 2/初午の日 例祭
栢山859 栢山神社 10/10頃の土日 山車1台 外輪
栢山(かやま)=昭和22年制作。大工は二宮茂吉。人形無し。外輪。
栢山3814 日枝神社 3/2日曜 例祭 西栢山地区の鎮守
柳新田 柳新田稲荷神社
蓮正寺247 稲荷神社 4/9頃の日曜 例祭
中曽根95 五社稲荷神社 4/2 例祭
飯田岡262 飯田神社 3/最終日曜 山車2台 飯田、若宮
飯田=昭和8年(1933)制作。大工等不詳。人形無し。外輪。

若宮
=子供山車。制作年、大工等不詳。人形無し。外輪。
堀之内158 若宮八幡宮 10/2日曜 神輿2基 昭和63年創建
山車1台 平成13年新調。
堀之内=平成13年(2001)制作。大工等不詳。人形無し。車輪はゴムタイヤ。
小台184 日枝神社 4/1日曜(元・3) 山車1台
小台=大正末期制作。外輪
新屋5 稲荷神社 4/2頃の日曜 例祭
清水新田4 八幡神社 4/3頃の日曜 例祭
北ノ窪144 北ノ窪天神社 3/25 例祭
府川293 諏訪神社 3/27 例祭
穴部367 姥神社 4/1日曜 山車1台
穴部=昭和10年(1935)制作。大工は立木啓次郎、山室萬吉、露木泰作、山室萬平。人形無し。外輪。
穴部新田31 稲荷神社 4/2頃の日曜 例祭

 ■橘ブロック
     下中:小船(おぶね)、中村原、上町、沼代、小竹
      前羽:前川、羽根尾
小船669 白髭神社 10/2日曜 神輿 あり
トラック仮装山車 花山車廃絶
神輿=昭和25年から氏子村内の神輿渡御始まる。
花山車廃絶=明治、大正期は武者人形を飾った花山車があった。現在はトラック仮装山車。
道祖神祭=1/14頃。小船(下中)の山車あり。
前川1431 近戸神社 9/連休 神輿 明治21年制作
道祖神祭=1/14頃。
中宿=分解して保管。人形は毎年代わる。外輪。

向原
=分解して保管。人形は毎年代わる。外輪。

 ■川東ブロック
     曽我:鬼柳、下大井、上曽我、曽我大沢
     下曽我:曽我谷津、曽我原、曽我別所、曽我岸
     国府津(こうず):国府津、田島
     上府中(かみふなか):高田、千代(ちよ)、永塚、延清、西大友、東大友、別堀
     下府中(しもふなか):中里、下堀、矢作、鴨宮、上新田、中新田、下新田
     豊川:飯泉、成田(なるだ)、桑原
     酒匂(さかわ):酒匂、小八幡(山王原、網一色)
鬼柳77−3 白山神社 9/16 例祭
曽我谷津386 宗我神社 9/下旬(元・25) 神輿
山車5台 上曾我、宮本、曾我原、曾我別所、曾我岸
子供山車1台 曾我神戸
上曾我=制作年、大工等不詳。人形無し。外輪。松田町より購入。

宮本(曾我谷津)
=制作年、大工等不詳。人形無し。外輪。

曾我原
=弘化3年制作。大工等不詳。人形無し。内輪。

曾我別所
=制作年、大工等不詳。人形は高砂の尉・姥。外輪。

曾我岸
=昭和30年(1955)制作。大工等不詳。人形無し。外輪。
曾我神戸=制作年、大工等不詳。車輪はゴムタイヤ。
国府津1752 菅原神社 4/25頃の日曜 神輿 昭和6年制作。
山車2台 岡(9区)、学校前(11区)
トラック仮装山車 東、南(天神丸)
神輿=昭和6年(1931)製。高さ4m。幅3m。2010年、約50年ぶりに担ぐのが復活。
岡(9区)=昭和20年代制作。外輪。

学校前(11区)
=詳細不祥。ゴムタイヤ。
=人形は朝日。

南(天神丸)
=人形は鯛。
田島1489 津島神社 4/1日曜 神輿 安政6年(1859)&昭和10年制作。
山車1台
山車=文政5年(1822)制作。人形無し。内輪。
高田198 高田八幡神社 10/9 例祭 氏子は高田、別堀
千代278 千代三島神社 10/9 例祭
永塚219 雷電神社 4/14 例祭
東大友214 大友八幡神社 10/10 例祭 氏子は東大友、西大友、延清
中里494 中里下堀八幡神社 4/1日曜(元・3) 例祭 氏子は中里、下堀
矢作325 浅間神社 4/3 例祭
鴨宮708 加茂神社 4/1日曜(元・3) 神輿多数 氏子は鴨宮、下新田
南鴨宮1丁目6−5(旧・中新田) 神明神社 4/1日曜(元・3) 神輿
道祖神祭=1/14頃。東組、中組の2台の山車あり。
東組=大正14年(1925)制作。大工は鈴木廣蔵。昭和14年、彫物追加。彫師は横田七郎。外輪。人形無し。

中組
=安政年間曽我別所より購入。平成10年修復。外輪。
飯泉1164 飯泉八幡神社 10/1土日 神輿
山車1台、小山車1台
山車=平成23年(2011)修復。

小山車
=小型トラックに仮装した山車。
成田256 三島神社 10/1土日 例祭
桑原489 三島神社 10/1土日 例祭
酒匂2丁目27−1 酒匂神社 4/1日曜(元・7) 神輿
小八幡3丁目1―1 八幡神社 4/2日曜 神輿 明治初期の作
山車1台
小八幡=昭和28年制作。大工は野地泰蔵、曽我彦七。元・宮東の道祖神の山車。車輪はゴムタイヤに変更。
山王原 山王神社 5/4、5 山車1台 休止
67区=神社境内に山車蔵あり。昭和2年制作。二層部分は分解して保存。外輪。山車蔵は開けるが、組立られず。

 ■西部ブロック
     大窪:水之尾、板橋、風祭、入生田(いりうだ)
     早川
     片浦:石橋、米神、根府川、江之浦
板橋(城山4丁目23−29) 居神神社
公式HPへ
5/4、5 宮神輿
山車4台 荒久(31区)、下河原(58区)、板橋中町(60区)、板橋上町(61区)
子供山車1台 宮本(30区)
氏子は29区(山角町)・30区(宮本)・31区(荒久)・32区(西海子)・58区(下河原)・59区・60区・61区
宮神輿=明治21年、小田原藩最後のお抱え城大工の香川文造高之の作。例祭には荒久海岸でお浜降りが行われる。
荒久(31区)=前輪はゴムタイヤ。

下河原(58区)=車輪は金属。

板橋中町(60区)=外輪。

板橋上町(61区)
=外輪。
風祭429
(62区)
八幡神社 4/15頃の日曜 山車1台 下(東)
山車1台(休止) 上(西)
元は道祖神の祭に出る山車で、2台とも明治中期に作られた。昭和10年代まで曳かれた。戦後は神社祭礼に出るようになり、下の山車が出ている。
入生田289 山神神社 4/17頃の日曜 神輿 あり
山車1台
入生田(63区)=昭和初期の作。外輪。先代もあり。
早川1183−1 紀伊神社 4/24頃の日曜 宮神輿 昭和3年(1928)制作。旧・神輿もあり。
町神輿 紀上会
山車5台 東組、西組、上組、港、中組
早川地区は子供かいが中心に山車を曳く。掛声は「おーらかどーじゃい」。JR早川駅前では巫女による奉納の舞も披露される。
東組=昭和28年(1953)制作。大工等不詳。人形無し。外輪。

西組、上組、港
=制作年、大工等不詳。人形無し。外輪。

中組=平成20年(2008)十数年ぶりに曳く。御所車車輪。昭和20年代に同市本町新宿より購入。
石橋16 子之神社 5/5 例祭
米神476 八幡神社 5/15頃の土曜 子供山車1台
根府川95−1 寺山神社 7/3日曜 宮神輿2基 江戸期の作、昭和29年(1954)の作
江之浦312 大美和神社 7/3日曜(元・15) 神輿 大正初期制作。過去には江戸期から神輿があった。

 ≪足柄下郡≫     
 真鶴町
    ⇒岩、真鶴
岩653 児子神社 7/3日曜 神輿1基  
花山車1台
囃子屋台1台
 
真鶴1117−ロ(鶴) 貴船神社 7/27、28 神輿1基  
花山車1台
囃子屋台2台 東、西
“貴船まつり”として海上渡御が有名である。

 湯河原町
    ⇒宮下、門川(もんがわ)、吉浜、福浦、鍛冶屋、城堀(しろほり)、福浦、吉浜
宮下360 宮下五所神社
公式HPへ
8/2(毎年) 神輿  
花車 各地区
神輿は氏子の宮下、宮上、奥湯河原、泉(中沢・五軒町・本町)を廻る。
門川3 門川八幡神社 8/1(毎年) 子供会の山車 トラック山車2台
吉浜1056 素鵞神社 8/1(毎年) 神輿
飾り屋台2台
鹿島踊り
吉浜の鹿島踊り(吉浜鹿島踊保存会)=白丁姿で右手に扇、左手に幣束を持った踊り手の中に、太鼓役一人、鉦役二人、黄金柄杓・日月・たたら棒を持った役の者がさらに加わる。これに裃をつけ、青竹を手にした警固の役がつく。
 踊り手は、太鼓と鉦の囃子と歌につれて、隊形を円陣から横隊に、横隊から円陣にと変形しながら、扇と幣束を動かして踊って行く。
 もと疫神送りの踊が、洗練された形で残ったもので、地方的特色の顕著な芸能である。
8月1日湯河原統一祭は宮下五所神社、門川八幡神社、吉浜素鵞神社にて挙行される。
福浦129 子之神社 7/最終土日
(元・旧6/15)
神輿(大小)
飾り屋台
福浦252 子之神社 7/最終土日 飾り屋台
鍛冶屋725 五郎神社 11/23 飾り屋台
城堀216 産土八幡神社 9/連休土日 神輿 昭和38年7月購入
トラック仮装山車 子供会
飾り屋台 消防団
 ■宵宮
(8:00〜)境内清掃・区内飾付け
(14:00〜)式典、例大祭開幕
(夜)奉納演芸大会
 ■本宮
(11:00〜)式典
(〜16:00)神輿渡御[雨天決行]
(16:00〜)式典
吉浜神戸483−2 熊野神社 5/4土曜 神輿5基
江戸時代、湯河原の温泉が傷だけでなく万病に効くといわれたことから、樽に詰めた湯を神輿に担いで将軍家にたびたび献湯し、献湯神輿出発の際、道中の安全を祈願し、湯を掛けお払いする儀式が行われていた。
 現在では温泉に感謝の意を込めて、沿道の人々が盛大に神輿に湯を掛ける。

 さて5基の神輿の担ぎ手は、3基は地元の神輿会、1基は湯河原のきれいどころ“湯河原芸妓”による芸妓神輿、残り1基は、湯かけまつり女性神輿体験ツアー参加者。
吉浜1466−1 吉浜稲荷神社 11/午の日 例祭

 箱根町
 ■湯本地区
湯本431 白山神社 5/4(西暦奇数年) 神輿 山崎、神明町、仲町
山車 山崎、神明町、仲町
山崎=製作年は不祥。昭和54年頃に川崎の業者より購入。

神明町=公会堂にある平成元年の集合写真には神輿が写っている。
樽神輿は手作りで以前は例祭日が同日で他地区とかちあえば、ぶつかり合いをしてよく壊した。

仲町=大人神輿は平成元年の作。子供神輿2基。
山崎=製作年、製作者は不祥。平成20年、ゴムタイヤに変更し舵とブレーキも付ける。昭和57年に塗り直し。

神明町=昭和30年代前半に制作。作者は不詳。平成10年頃に小田原市風祭の人に破風の彫物を彫ってもらう。12年に塗装する。16年にブレーキと舵を付ける。
 先代は制作年は不詳だが、公会堂の集合写真には昭和10年である。老朽化のため新山車となる。

仲町=昭和3年(1928)の昭和天皇の御大典を記念して昭和4年に完成。平成初期にゴムタイヤ化及び舵を付けた。
湯本茶屋64 山神神社 1/7 例祭
5/最終日月 神輿
山車
子供神輿=銘板には「浅草小島町 神輿師鹿野 電(85)3784」とある。東京の市内局番が二けただったのは、昭和35年(1960)2月5日までなので、それ以前の制作と分る。

樽神輿=大人用は手作りで以前は例祭日が同日で他地区とかちあえば、ぶつかり合いをした。今も部材の一部が公会堂に残るらしい。
幼児用は昭和55年頃に一升樽を利用して制作。
湯本614 湯場熊野神社 9/9 神事、縁日
塔之沢123 熊野神社 5/15 例祭
須雲川150 駒形神社 1/18 例祭
畑宿102 駒形神社 1/18 例祭
 ■温泉地区
大平台352 山神神社 4/17頃の土日 神輿(大1、小3)
山車1台 車輪はゴムタイヤ。
神輿=大人神輿は昭和30年代制作。子供神輿の1基は制作者 森万作とある。2基は手作りの幼児用。
山車=詳細不詳。平成14年(2002)に車輪を木からゴムタイヤに変更。
宮ノ下284 箱根神社 4/12、13(毎年) 神輿(大1、小2)
山車廃絶
神輿=大は昭和10年代制作。小は2基あり。
山車=戦前にはあったが、老朽化で処分される。昭和28年か29年に小田原市内から1度だけ借りてきたと云われるのでこれ以前に処分されたと思われる。
宮ノ下390 熊野神社 9/15 例祭
 ■宮城野地区
宮城野719 諏訪神社 4/15前の土日 神輿(大1、小2)
囃子屋台1台
 ■仙石原地区
仙石原88 諏訪神社 3/27(毎年) 湯立獅子舞 国選定無形民俗文化財
箱根の湯立獅子舞=国選定無形民俗文化財。現在は仙石原地区と宮城野地区の保存会が継承。獅子が湯立を行う珍しい神事。安永5年(1776)甲斐の吉田村(現・富士吉田市)の萱沼儀兵衛という神楽師により伝わる。
仙石原1181 公時神社 5/5 湯立獅子舞 子供の日に因み、子供相撲や金時山の山道を走る登山競走などが行われた。
 ■箱根地区
元箱根80−1 箱根神社 8/3 神輿、子供みこし 花火  
宵宮は神幸祭、子供神輿連合渡御、龍頭鷁首の神船渡御。夜に花火。本宮は子供みこし 等。夜に花火。
箱根290 駒形神社 8月 子供神輿 奉納弓道大会
囃子屋台=大正5年制作。車輪はゴムタイヤ。将来は再び松の小型車輪に戻す予定。
芦の湯 熊野神社 8/10(毎年) 例祭 15:00〜