京 都 府

〈南丹地方〉
 
    南丹市、船井郡〔京丹波町〕

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪南丹市≫
  平成18年(2006)1/1、船井郡園部町、八木町、日吉町+北桑田郡美山町が合併。
 ◎旧・船井郡園部町
        園部町:宮町・上本町・本町・若松町・新町 
        園部村:美園町・小桜町・栄町・城南町・小山東町・小山西町・黒田
        桐ノ庄:内林、曽我谷、熊崎、新堂、千妻(せんづま)、木崎
        川辺:佐切、熊原、船岡、高屋、大戸、越方
        摩気:宍人、口司(こうし)、口人(くちうど)、半田、大西、船阪、新江(にえ)、竹井
        西本梅:埴生(はぶ)、天引(あまびき)、大河内、法京、南八田、殿谷
        東本梅:南大谷、若森
園部町若松町 水天宮 9/1日曜 神輿   
園部町美園町1−67 生身天満宮
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5/1(毎年) 春祭り
10/3日曜 神幸祭  
屋台1台 宮町のみ。2019年、17年ぶりの曳行
春祭り=大正8年(1919)府社昇格を機に5月1日に春祭りを行う。子供神輿と共に稚児行列が氏子区域8区(栄町・小桜町・宮町・御園町・本町・上本町・新町・若松町)の町内を巡幸する。獅子頭をかぶる子役も付いて、太鼓の音を響かせながら賑やかに練り歩く。
天暦9年(956)9月7日に神殿が竣工し正遷宮を行ったので、この日を例祭日と定めたが、明治15年(1882)に10月15日に改められ、さらに平成14年(2002)に10月第3日曜日に変更になる。
神幸祭は猿田彦を先頭に神輿、榊、宝刀、弓矢、宝箱などの祭礼道具を捧げ持ち裃の衣装を身につけた古式豊かな諸役も並び、町内を練り歩く。また近年は「園部ヨサコイ踊り」が一部区間行列を先導して歩いている。
園部町城南町宮ノ谷1 加茂神社
園部町小山東町谷ノ下38 小山春日神社 10/15 例祭
園部町黒田岩谷24 熊野神社
園部町曽我谷北垣内33 一原神社
園部町熊崎ニガキ74 都々古和気神社
園部町新堂里ノ内19ー乙 日吉神社
園部町千妻岡崎7 朝倉神社
園部町上木崎町岩崎27 園部城崎神社 10/15頃の日曜 神輿  
園部町熊原宮ノ前2 大神宮社
園部町佐切細ヶ谷 春日神社
園部町船岡午房畦39 月読神社 10/2日曜(元・15) 神輿  
園部町高屋片山1 春日神社 神輿
園部町大戸 武尾神社 神輿 高屋に鎮座するが、大戸の鎮守。大戸は水害が多いので高屋にて奉祀。
園部町越方 若宮八幡宮 神輿
 【川辺四社の神幸祭】
各社の例祭が終わった後、正午になると春日神社より七道半の使と称する御幣持と紋付袴の正副使3名が月読神社に参拝し、祭始めの礼を述べて神輿のお迎えを告げる。右岸地区の武尾・春日・月読3社の神輿がそれぞれ新庄堰下流の御旅所へ向かい、途中3社が揃ったところでそれぞれの神輿を頭上まで3回差し上げ、神輿を揺らし歓声を上げて、出会いの挨拶を交わす。御旅所へ付くと、対岸の若宮神社の神輿と出会いの挨拶を交わす。
 古くは4社の神輿が大堰川を御旅所まで船で渡御し、4社合同で行なわれていたが、大堰川が改修されたため、現在は三社と一社に別れて神事が執り行われる。三社の祝詞奏上と直会の後、角力と射礼がそれぞれ7回半行なわれる。神事が終わると別れの挨拶を交わし還御する。
園部町宍人市場113 菅原神社
園部町口司 鏡神社 7/18 虫送り
園部町口人垣内40 吉備津神社
園部町竹井宮ノ口 摩気神社 10/3土日(元・15) 神幸祭 摩気郷11ヶ村の祭りだったが、現在は黒田、横田、大村、口八田の4集落は参加しておらず、竹井・仁江・船阪・宍人・大西・半田の祭りである。
宵宮:神社⇒御旅所(船阪)。昭和7年(1932)頃までは、横田の若宮神社から同様の神輿渡御があり、船阪の者はこれを迎えて御旅所まで随行、御旅所では摩氣、若宮両神社の神輿が並べられて同宿したという。
本宮:御旅所⇒神社。
園部町埴生倉谷9 出雲神社 10/17
園部町天引北山28 八幡神社 9/連休 子供神輿
園部町大河内溝の上5 大山祇神社 氏子は大河内・法京・杉ヶ所
園部町南八田土林1 御霊神社 例祭 往古、湯立神事、奉納相撲をした
園部町殿谷長谷11 鹿嶋神社
園部町南大谷宮ノ後 籔田神社 旧・郷社
園部町若森 勝手神社 籔田神社から200mくらい離れていない。文久2年(1265)籔田神社の末社であった保食神を氏神として村の鎮守とした

 ◎旧・船井郡八木町
       八木:八木、柴山
       吉富:鳥羽、南広瀬、大藪、八木島、玉ノ井、池ノ内、神田、雀部、室河内、広垣内、木原(きわら)
       富本:北広瀬、日置、氷所、刑部、青戸、西田、観音寺、屋賀、北屋賀
       新庄:船枝、山室、室橋、野条、諸畑、池上
       神吉:神吉上、神吉下、神吉和田
八木町本郷 春日神社 4/16頃の日曜 子供神輿2基 12:30〜16:30
10/21 大人神輿  
八木町八木内山3−3 春日神社 4/16頃の日曜 子供神輿2基 八木町南地区を巡幸
10/21 大人神輿
八木町柴山小字山ノ神1−18 三輪神社
八木町鳥羽小字31 鳥羽田神社 10/18 子供神輿
八木町鳥羽小字鳥栄本108 八幡神社
八木町八木嶋朝倉21の乙 春日神社
八木町玉ノ井奥谷17 八幡宮
八木町池ノ内宮ノ腰70 八幡宮
八木町神田小字荒井1 荒井神社
八木町室河原小字原ヶ谷7 八幡宮
八木町広垣内小字石月3 八幡神社
八木町木原盛蔭山24 春日神社
八木町北廣瀬黒ノ内20 八幡神社
八木町北廣瀬黒ノ内27−1 岡神社
八木町北廣瀬岡花16−1 嚴嶋神社
八木町日置東中里17 大送神社 1/17頃 綱引き神事 16時頃より。大蛇退治の伝説に基づき、氏子が綱引きをしてその勝敗でその年の豊凶を占うという民俗行事
10/21(毎年) 夫婦神事 氷所の幡日佐神社との間で行なわれる
夫婦神事=天正年間(1573〜85)から行なわれている。日置と氷所の間で水争いが絶えなかったことから、仲違いをやめ、両村が協力しようと始まったものと云われる。
男神である幡日佐神社(八木町氷所)から馬に乗った名代(使者)が3回半(本来は7回半)にわたり女神の大送神社(八木町日置)に出向、嫁の貰い受けを懇願。儀式が行なわれ、婚姻が成立すると、直会の後、大送神社か幡日佐神社へ嫁入りの行列が向かうユニークな行事。幡日佐神社に到着すると再び儀式が行なわれ、流鏑馬を行なって矢の的中ぶりで、来年の稲の収穫を占う。
八木町氷所中谷山11−73 幡日佐神社 10/21 夫婦神事 流鏑馬
八木町刑部宮ノ本3 久留守神社
八木町青戸大浦16 大辻神社 10/21 夫婦神事
八木町西田山崎49 住吉神社 古くは神功皇后の三韓征伐の故例に従った祭があり、室町時代の応永年中(1394〜1427)まではすぐそばを流れる三俣川から大堰川堤防の黒住の大欅がある八木町鹿ノ草の御旅所まで甲胄を身に着けた武者たちを舟に乗せて運ぶ祭事があったと伝わる。
八木町観音寺裏山6−2 住吉神社
八木町屋賀南氷寿34 宗神社
八木町北屋賀国府2−2 八幡神社
八木町船枝才ノ上51 船井神社公式HPへ 10/21頃の日曜 子供神輿 旧・郷社、式内社
八木町山室五郎ヶ谷1 野家守神社
八木町室橋白子谷2 稲荷神社
八木町室橋白子谷2 金刀比羅神社
八木町室橋美津谷6 山ノ神神社
八木町野条北条10の乙 八幡宮
八木町諸畑福本71 稲荷神社
八木町池上北谷11−1 八幡神社
八木町神吉西河原16−4 日吉神社 10/15 花火 宵宮に地域で花火を製造する国友銃砲火薬店が、地域貢献として花火を提供。
八木町神吉西河原23 八幡神社

 ◎旧・船井郡日吉町
 ■世木地区
     ⇒殿田、木住(こずみ)、生畑、中世木:天若(あまわか)、中
日吉町殿田上小牧 日吉神社 9/15 湯立神事 5年ごと
日吉町木住 笛吹神社 9/15 湯立神事 5年ごと 
日吉町生畑オモ谷11 多治神社
日吉町中世木宮ノ前12 大山祇神社
日吉町中世木宮ノ元18 八幡神社
 ■五ヶ荘地区
     ⇒田原、四ッ谷、佐々江
日吉町田原宮後2−2 多治神社 5/3 田原の御田 鎌倉時代の徳治2年(1306)、豊作祈願の神事として始まる。
10/15頃の日曜 神輿2基 カッコスリ
神輿=南丹市指定文化財。弘化2年(1845)、京の大工・吉野家甚之丞の作。
カッコスリ=府指定無形民俗文化財。室町時代の応永21年(1414)より行われてきたと伝わる芸能で、多治神社の神様に豊作を感謝して、4人の稚児の周りを羯鼓(カッコ)と呼ばれる鼓を打ち囃し、足をスリながら大人4名が踊る。彼らを囲むようにさんやれと呼ばれる御幣をつけた榊を持つ4名、さらにその周囲には扇子を持ってそこに書かれた祭りの歌を歌う大勢の踊り衆、またカッコスリの前では締太鼓や笛の演奏をする計12名の大人たちが演じる。
11:20〜30。カッコスリ。12:00〜。神輿巡幸。小多治神社(田原殿垣内55)にて神事、カッコスリ。15:00すぎまで田原地区を隅々まで巡幸。
日吉町四ッ谷際田12 岡安神社 10/15頃の日曜 子供神輿
日吉町四ッ谷風呂ノ本3 天神社 10/15頃の日曜 例祭
日吉町佐々江宮ノ前19 御霊神社 10/15頃の日曜 子供神輿
 ■胡麻郷地区
      ⇒胡麻、上胡麻、志和賀、保野田、畑郷
日吉町胡麻野化36 日吉神社 10/3日曜(元・15) 馬駈け、流鏑馬
役者と呼ばれる参加者らが祭礼前夜に宮籠りして「七色の膳」を食べ、祭礼当日零時を過ぎると、役者の一人である馬場量が東胡麻で祀られている神社や地蔵などの聖地を11ヶ所を巡拝して御幣を奉納する。夜が明けると、役者らは岩上池で身を清め、朝食を摂った後、背広姿の道案内と各々の扮装をした馬場量・矢取り(稚児助)・射手(女形)・騎手(衣)・神馬(鎧武者)・警護(裃姿)が、上胡麻・西胡麻で祀られている聖地10ヶ所を巡拝して御幣を奉納して行く。途中、大戸の八幡宮参拝後に近くの馬場で射手が流鏑馬を行なう。巡拝終了後は、午後2時頃より日吉神社の前の道で馬馳けが始まる。役者が神社に参拝した後、馬場量が馬場を禊め、騎手の馬馳けが3回、射手の流鏑馬が5回行なわれた後、再び馬場量によって馬場が禊められ、鎧武者による馬馳けが1回行なわれる。
日吉町東胡麻 日吉神社 10/15頃の日曜 子供神輿
日吉町胡麻大戸 八幡神社 9/1日曜 子供神輿
日吉町志和賀宮ノ岡50 志波加神社
日吉町志和賀宮ノ脇30 八幡神社
日吉町保野田宮ノ上20 岩上神社 1/13 実入祭
日吉町保野田向前田36 西山神社
日吉町畑郷宮ノ段20 日吉神社
 【日吉ダム(天若湖)】
昭和47年(1972)着工、平成9年(1997)完成。水没総面積:274ha、移転戸数:154世帯、499人。水没農地面積:94ha、日吉町の中・天若集落が水没。
昭和62年3月1日離村式。昭和63年2月25日移転完了。
神社は天稚神社(天若森形23)は平成元年に日吉町殿田に移転。小雨若神社(天若)は日吉町野田へ移転。八幡神社(中)は亀岡市千代川町へ移転。
集団移転は中が28世帯、天若が67世帯。個人移転は中が5世帯、天若が54世帯。

集団移転先は日吉町殿田前田(中:3世帯、天若8世帯)。日吉町殿田旭山(中:0世帯、天若3世帯)。日吉町保野田垣ノ内(中:0世帯、天若3世帯)。日吉町保野田桂(中:0世帯、天若11世帯)。園部町小山西(中:0世帯、天若14世帯)。亀岡市千代川第一(中:24世帯、天若23世帯)。亀岡市千代川第二(中:0世帯、天若7世帯)。

 ◎旧・北桑田郡美山町
         平屋:深見、長尾、又林、上平屋、下平屋、安掛、野添、内久保、荒倉
         知井:南、北、中、河内谷(かわうちだに)、下、知見、江和、田歌(とうた)、芦生、佐々里、白石
         宮島:宮脇、板橋、下吉田、原、静原〔市場+野々中〕、和泉、上司(じょうし)、長谷(ながたに)、島
         鶴ヶ岡:鶴ヶ岡、高野、豊郷(とよさと。松尾+神谷+名島+洞)、盛郷(もりさと)、福居〔熊壁+庄田+山森+脇〕
         大野:萱野、大野、三埜(みつの)、肱谷、小淵(おぶち)、向山、樫原、音海(おとみ)
美山町宮脇ヒノ谷43−1 道相神社 5/1 春祭り 太刀振、神楽奉納、笹ばやし
10/中旬(隔年) 神輿 3年毎だが、2014年は6年ぶりに担がれた。深見、内久保、和泉、長谷を巡幸。
神賑 雅楽、琴、福引き、剣道大会
道相神楽
旧・郷社で、氏子は宮島地区の宮脇、板橋、下吉田、原、棚田、和田、島、和泉、上司。平屋地区の深見、長尾、又林、上平屋、下平屋、安掛、野添、内久保、荒倉・大内・上久保。大野地区の萱野。
2018年、静原・和泉・上司・長谷・島の5つの区の氏子によって3年に一度の例祭だったが、台風25号のため中止になる。本年は稚児行列と神輿の巡幸の予定だった。
道相神楽=府指定無形民俗文化財。25年に一度の正遷宮祭を大祭としていた。大祭には宮元4集落(原・板橋・宮脇・下吉田)から神楽が奉納され、道相神楽と呼ばれた。道相神楽は、道化芸と大太鼓が一体となった曳山、恵比寿大黒に引かれる幟差し、俵振りという構成の行列で、原や板橋から出発し、芸を披露しながら移動して行って神社に練り込み、奉納する。道相神楽は昭和53年に屋根を銅版葺きに葺き替えたを最後に、周期を変更し、平成元年から3年ごとの例祭(10月初旬)に奉納されるようになった。平成16年の台風などでしばらく中止されていたが、道相神楽は平成20年10月12日に7年ぶりに奉納されることになった。なお、平成4年の「野々宮御所創建二千年記念大々祭」から、道相神楽に天田郡三和町(現福知山市三和町)の梅田神社の獅子舞いを取り入れた。
美山町北宮ノ本31−1 知井八幡神社 10/初旬 神輿 宮神輿に続き、知井保育所の子供みこしが、北、南、中の3つの集落を練り歩く。
例祭は明治以前は8/15。明治以降は旧暦で9月。昭和になると10/8。現在は10/8頃の日曜。
戦前は若者の相撲奉納。昭和30年頃までは境内で村芝居興行があった。
神輿は昭和50年頃に毎年より4年ごとの巡幸に変更。御旅所の中の河合神社(蔵王神社)まで巡幸する。
美山町中勘定2−1 河合神社 10/9 例祭
美山町下宮ノ上12 八幡宮 10/7 例祭
美山町知見小字出合山18 八幡宮 10/7 例祭
美山町田歌建岩 八坂神社 7/14(毎年) 祇園祭 田歌の神楽
田歌の神楽=府指定無形民俗文化財。
地区内で持ちまわりで宿が決められ、祭りは12時頃に宿からスタートする。鬼役の子供2人を先頭に、天狗、宮司、奴、ひょっとこ、お多福、爺などが、「神楽」、「さんぎり」、「にぎまくら」3曲を披露しながら宿から神社への道中を練り歩く。また宿を出発した行列は途中で何度か歩みを止め、3人の奴が「やとーせー、やとーなー」という掛声を出す。神社でも「神楽」「さんぎり」「にぎまくら」を披露する。
美山町佐々里森脇19 八幡宮 10/15 例祭 氏子は佐々里、白石
美山町静原宮ノ本13−1 菅原神社 10/連休 神輿 過疎化のため3年毎に担がれる。最近は2015年。氏地は静原、和泉、上司、長谷、島。
曳山 平成15年(2003)、25年ぶり復活。
美山町長谷小山1−1 愛宕神社 4/23 例祭
美山町島英サ1 稲荷神社 2/上牛の日 例祭
美山町鶴ヶ岡宮脇2 諏訪神社 10/5頃の日曜 子供相撲 以前は夜宮相撲だったが、2016年より日中に開催。子供力士が境内の土俵で、東西対抗団体戦や、女子・男子低学年・男子高学年の個人戦など行われる。
30年ごとに大祭 俵振、姫踊り
棚野の千両祭=府指定無形民俗文化財。例年は例祭。15年に1度の中祭。30年に1度の大祭が行われる(最近は2005年)。大祭は5大字(高野・鶴ヶ岡・豊郷・盛郷・福居)の氏子によって、地域ごとの民俗芸が奉納され、その華麗さや費用をかける事から千両祭と呼ばれる。
奉納芸は豊郷の獅子舞を先頭に盛郷・福居は刀踊、豊郷は振踊[姫踊]、高野は神楽、 鶴ヶ岡は神楽と俵振り。
美山町豊郷 鈴波神社 10/6 例祭 名島の鎮守
美山町豊郷宮ノ郷35 八坂神社 10/7 例祭 洞の鎮守
美山町福居 八坂神社 熊壁の鎮守
美山町大野札ノ辻51 天満宮 10/10 例祭
美山町三埜久里谷17 菅原神社 10/2日曜 神楽、獅子舞  川谷の鎮守
美山町三埜仲筋23 大川神社 小笹尾の鎮守
美山町三埜向山1 本宮神社 10/6 例祭 岩江戸の鎮守
美山町肱谷 八幡神社
美山町向山 瀧神社 大野ダム建設で神社が移転
美山町樫原大原谷107 大原神社 4/23 神幸祭
10/祝日 からす田楽
からす田楽=府指定無形民俗文化財。大原神社の摂社川上神社に伝わる。14:00〜。
田楽踊はビンササラ4人、太鼓4人、笛1人の9人で行われる。このビンササラの最後の1人が新入りの役とされ、「からす」と呼ばれ、他の3人と異なり、足をそろえて前方に3歩飛び、3歩下がってササラを摺る。これを「からすとび」といいこれより、「からす田楽」の名が付いたといわれている。境内3ヵ所での田楽奉納が終わると、最後に宮司が的に向かって弓矢を放ち、来年の吉凶が占われる。
 【大野ダム(虹の湖)】
昭和18年(1943)着工。昭和36年(1961)完成。旧・大野村・宮島村の39戸が水没。

 ≪船井郡≫     
 京丹波町
  平成17年(2005)10/11、船井郡丹波町+瑞穂町+和知町が合併して誕生。
 ◎旧・丹波町
       須知(しゅうち):須知、上野、市森、蒲生(こもう)、曽根、森、院内、塩田谷、安井
       竹野:口八田、高岡、水戸、新水戸
       高原:富田、実勢、豊田、下山〔黒瀬・蕨・尾長野・知野部(ちのべ)〕
須知岩清水20 導観稲荷神社 5/5 子供神輿
曳山1台 旧・山陰街道1、5kmを練り歩く
須知奥ノ谷54−1 愛宕神社
須知清水20 稲荷神社
上野北垣内63−1 能満神社 10/17 神輿
氏子は上野・須知・市森・蒲生。例祭では神輿が隔年に北回り、南回りに須知盆地を巡る。
曽根竿代29 何鹿神社 10/17 例祭 氏子は曽根、院内、幸野、森、塩田谷、安井
院内小字北側 熊野神社 7/15 例祭
塩田谷岩山1 岩山神社 4/15 例祭 氏子は塩田谷、安井
口八田小字宮ノ本13 葛城神社 10/17頃の土日 神輿
曳山6台 笹尾、中畑、辻、中村、鎌倉、下村 
 往古は八朔祭と称して8/1(新暦10/1)⇒大正末期から10/17⇒10/17に近い日曜。公式HPへ

笹尾区(曳山)=明治中期(22年頃説もあり)、現在の丹波篠山市日置より購入し、同時に囃子も習う。

辻村区(太鼓山)=太鼓御輿

中畑区(太鼓山)=太鼓御輿

中村区(作り山)=鶴亀などの祝物。

下村区(舟山)=伊勢音頭で曳く。

鎌倉区(御殿山)=伊勢音頭で曳く。
高岡小谷4 八幡神社 9/15 例祭 下村の鎮守
高岡長谷34−1 八幡宮
水戸小和田28 稲荷神社 10/17 例祭
新水戸大谷11 天満神社 10/17 例祭
富田辻69 子守神社 10/17 神輿(大小) 昭和26年、社務所改築に合わせ神輿蔵建造。子供神輿もある。高尾の鎮守。
富田大地13 八幡神社 10/17 例祭 坪井の鎮守
実勢大平54 大山咋神社 10/17 例祭 かつては馬駆け神事や湯立神楽を行った
豊田九手125 九手神社 10/17 神輿 天正10年(1582)8月17日、松尾大社の神輿を受納した
下山東山1 八坂神社 4/14 例祭 尾長野の鎮守
下山登尾90 天満宮 4/25 樽神輿 知野部の鎮守
昭和53年、子供樽神輿奉納。往古は25年ごとに大祭を行い、曳山を出した。戦前には7/25夜、籠り堂の廻り舞台で人形歌舞伎が行われていた。
 ◎旧・瑞穂町
      檜山:中台(ちゅうだい)、橋爪、大朴(おぼそ)、井尻、八田(はった)、小野、和田、井脇
      梅田:坂井、水原、鎌谷中、鎌谷下、鎌谷奥、東又、上大久保、下大久保
      三ノ宮:保井谷、粟野、妙楽寺、三ノ宮、猪鼻(いのはな)、質志(しずし)、戸津川、水呑
      質美:上、中、下、北久保
橋爪淵上34−1 二ノ宮神社
井尻宮越15 日吉神社
小野長通19 熊野神社
和田安階1−1 高倉神社
井脇鳥居ケ奥55 古岩神社
坂井宮ノ下43 熊野神社
水原安田44−2 梅田春日神社 4/1土日 提灯みこし 土曜は小学生が地域を練り歩く提灯みこし巡行。
日曜は小学生の巫女が、和太鼓に合わせて神楽を舞う。
鎌谷中宮ノ前29−2 春日神社 氏子は鎌谷中・鎌谷奥
鎌谷下宮ノ上30−2 春日神社 鎌谷4部落の二ノ宮
東又宮ノ坪12 春日神社
上大久保宮ノ馬場22 唐鞍神社
下久保堂本30 白倉神社
三ノ宮宮ノ本2 酒治志神社 10/15 例祭 式内社
猪鼻宮ノ下 熊野神社 10/15 例祭
戸津川宮ノ前8 古岩神社
水呑宮ノ本1 利倉神社 10/15頃の日曜 神輿
質美庄和ノ上46 質美八幡宮 10/15頃の日曜 山、屋台4台 宮本、下村
※氏子7区が5区に分かれて祭礼を行う。巡行に額だけで加わる北久保以外はそれぞれ額・山・囃子屋台を出す。 また剣鉾(中村)、奴(下村)、神楽(三ヶ区…庄之路、和田、上野)の役割を分担する。
宮本=見送り幕は平成13年修復。

下村
=見送り幕は「天女と老人」。縦2.08m、横1.33m。平成16年修復。

 ◎旧・和知町
       上和知:中山、升谷、市場、篠原、大迫、塩谷、長瀬、上乙見、下乙見、上粟野、下粟野、西河内、細谷、仏主(ほどす)、大倉
       下和知:小畑(おばた)、本庄、坂原、中、安栖里(あせり)、稲次、角(かど)、広瀬、出野、広野、大簾、才原:鐘打(かねうち)
升谷字宮ノ奥11 白山神社 10/2日曜 例祭 氏地は升谷・奥村・中山(一部)
塩谷字宮ノ奥39 山神神社 10/2日曜 例祭 氏地は塩谷・長瀬
上乙見字岩谷1−1 熊野神社 10/2日曜(元・11) 田楽 氏地は上乙見・下乙見
熊野神社奉納田楽踊=府指定無形民俗文化財。13:30〜14:30。本来、合図方(笛・太鼓)はそれぞれ1名、踊り方は10名の計12名だったが、現在は踊り子は減っている。
下粟野字西反圃98 阿上三所神社 10/上旬 神輿 獅子舞
流鏑馬中止 馬不足のため、昭和30年代中頃休止
細谷字ナカオ10 阿上三所神社 10/2日曜(元・9) 例祭 氏地は細谷・上粟野・仏生
本庄字小丸山28−29 阿上三所神社 10/2日曜 神輿 氏地は本庄・小畑・坂原・大倉。元の氏子は中山(一部)
坂原字森ノワキ22 坂原阿上三所神社 10/2日曜 天狗飛び 氏地は坂原・中・角・広瀬・才原・広野・出野・稲次・大簾・安栖里。
角字甲ヶ戸2−1 八幡宮 9/19 放生会
広瀬上字樋ヶ谷54−1 成瀬神社 10/2日曜 例祭
大簾字宮ノ脇11−1 熊野皇大神社 10/中旬 樽みこし
平成20年(2008)10/19、神社の創建1150年祭が行われ、この祭事に地区外へ転出した地元出身の約90世帯に招待状を送り、約100人が参加した。神事の後、手作りの樽みこしがが練り、和知太鼓を演奏。地元の歴史を寸劇で紹介する懇親会も行われた。大簾区は旧・和知町の山間部に位置し、現在は約25世帯、40人ほどが暮らす小集落。高齢化率は50%を超えこれからも祭礼が行われるかは不明である。
才原2−乙 富士位大竜神社 例祭
 【消滅集落】
鐘打(かねうち)=鉱山集落。昭和5年(1930)創業。タングステンが採掘された。
昭和30年に安栖里より独立。昭和57年(1982)9月30日閉山。金刀比羅神社もあった。

樋ヶ谷(ひげたに)=広瀬の小字。8、9戸あったらしいが、昭和37年の大火で多くが移転。現在は成瀬神社跡の碑が残る。


柳原=安栖里の小字。往古は4,5戸あったらしい。昭和40年頃、無住化。