三 重 県

    ≪北勢地方≫

     鈴鹿市、亀山市

 
住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪鈴鹿市≫
 ■神戸地区(旧・河芸郡)
神戸2丁目18−30 神館飯野高市神社
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7/4土日 石取祭車8台 神戸北萱町、神戸南萱町、神戸常盤町、神戸地子町、神戸東町、神戸北十日市町、神戸北新町、神戸六郷連
明治30年頃に南萱町・北萱町・常磐町の各町が桑名より祭車を購入したことにより始められた。その後町も参加し年々盛大な夏の行事となっている。
神戸北萱町(=神戸2丁目・8丁目)
=嘉永2年(1849)6月桑名市今北町新調。明治33年頃購入。大工は佐藤市右衛門。

神戸南萱町(=神戸2丁目・8丁目)
⇒平成20年(2008)3/23、公会堂兼祭車庫お披露目。
=平成23年(2011)新調。桑名市三の丸の大工の作。
 先代は文政期に桑名の萱町で新調。明治30年(1897)頃、桑名市萱町より購入と伝えられる。平成5年、錺金具補修。平成25年に加佐登に譲渡。

神戸常盤町(=神戸8丁目・須賀3丁目)
=初代。明治32年(1899)7/4契約。7/8に桑名市小網町より購入。

神戸地子町(=神戸3丁目・4丁目・矢橋1丁目)
=昭和22年(1947)、町内で制作。
 昭和2年(1927)、昭和天皇の御大典で祭りが始まる。
 先代は祭車は関町(現・亀山市)より購入した山車を改修して利用。現・祭車購入後、個人所有となり茶室として利用されるが、老朽化のため処分される。

神戸東町
(=矢橋2丁目・3丁目)
=平成21年(2009)新調。
 先代は昭和62年(1987)から祭り始める。町内の有志の手作り。  

北十日市町
(=神戸2丁目)
平成3年(1991)5月、桑名市八坂町より2,000万円で購入。明治初期制作。彫師は2代目小川光民で昭和9年の改修時と60年後の平成7年の追加を成した。
 始まりはその前年に川越町の天神町より借りた。

神戸北新町(=神戸2丁目)
=平成14年(2002)7/7、新造披露式典。7/3搬入。
 棟梁は辻 邦康。曲師は大新造船所(加藤新次)。木彫師は森 彫刻所(森 双鶴)。鍛冶師は鍛冶彦(加藤敬三)と渡辺邦夫。燭台塗装は上田板金塗装(上田恭久。破魔軸加工は曽根鉄工所(曽根 満)。
水引幕・胴幕は町内のカジマヤ。山形提灯・天幕提灯・破魔燭台提灯は岩永提灯店。
 平成4年より参加。この時は川越町天神町2号車を借りる。

神戸六郷連(=神戸2丁目の有志)
=平成25年(2013)祭車新調。
昭和48年、石橋町の有志により模擬祭車を製作し参加。
昭和62年、東石橋石取保存会に転身。
平成元年、東石橋町から独立し、有志の団体「六郷連」発足。
 祭車は昭和63年、四日市市天ヶ須賀一組より購入。
 ■白子地区(旧・河芸郡)
      ⇒白子、江島、寺家
白子本町10−15 勝速日神社 4/17頃の土日 神輿
屋台4台 中町、西町、東町、山中町
獅子舞2頭
中町=箱書きは安政4年(1857)。見送りは「竹に虎」。

西町
=箱書きは天保4年(1823)3月。彫師は片桐兵助。見送りは「鷹」。  

東町=箱書きは文化2年(1806)3月。大工は長谷川長蔵。見送りは「唐獅子」。
 平成21年(2009)宝くじ協会から約300万円の補助金を基に台木交換、幕の修復などをして約15年ぶりに登場した。

山中町
=箱書きは文化5年(1808)3月。見送りは「菊慈童」。

※安永7年(1778)3月に4台の屋台が奉納披露される。
堺町=屋台は無いが、祭礼の当番町が回り、また幟が町内2ヶ所に建てられる。

午天王町
=獅子舞を行っていたが、少子化で平成3年より中止。幟2基出す。

白子駅西地区=第二次世界大戦後に街が出来る。神輿の巡幸が行われる。
白子本町1丁目15−15 久留真神社 4/17頃の土日 獅子舞4頭・子供獅子
東江島町5−7 江島若宮八幡宮 7/3土日 石取祭車7台 江島1〜7丁目
獅子舞
江島3丁目=2019年が最後の曳行。2023年に太鼓を若松小学校に寄贈するなど復活の気運は無さそうだ。
寺家町3丁目2−20 比佐豆知神社 4/17頃の土日 獅子舞4頭
7/2土曜 石取祭車1台
岸岡町1876 菅原社 例祭 氏子は岸岡町打越
岸岡町2811 喜志神社 10/2日曜 例祭 氏子は岸岡町打越以外
 ■稲生地区(旧・河芸郡)
      ⇒稲生、野町新田、野村新田
稲生西2丁目24−20 伊奈冨神社公式HPへ 4/17頃の土日 獅子舞4頭 3年に1回
稲生塩屋2丁目22−22 加和良神社
 ■飯野地区(旧・河芸郡)
      ⇒西条、三日市、寺家、寺家新田、安塚
西条1丁目24−3 愛宕神社 10/2土曜 例祭 氏子は西条・西条栄町
三日市2丁目27−1 飯野神社
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4/1日曜 春祭り
10/3日曜 神輿 カラオケ大会
道伯町2153−1 忍山神社 10/祝日 例祭
飯野地子町454 八幡神社
安塚386 阿自賀神社
 ■河曲地区(旧・河芸郡)
      ⇒河田、竹野、野辺、山辺、木田、国分、十宮、須賀
河田町482 川神社
竹野2丁目15−43 八幡神社 10/連休土日 獅子舞
野辺1丁目12−27 神明神社 10/連休土日 湯の花
山辺町232 大井神社 10/9 例祭
木田町2365 鬼太神社 10/10 例祭
国分町811 菅原神社 例祭
十宮町619 八重垣神社 10月 例祭
須賀1丁目1−28 阿自賀神社 10/2土曜 例祭
 ■一ノ宮地区(旧・河芸郡)
      ⇒池田、高岡、中戸、北長太、南長太
一ノ宮町1181 都波岐奈等神社 10/連休土日 獅子舞2頭 中戸流舞神楽
池田町14 大鹿三宅神社 10/連休日曜(元・5) 湯の花神事
高岡町1333 高岡神社 例祭 氏子は高岡・高岡台
長太旭町4丁目1−26(北長太) 飯野神社 8/1(毎年) だんじり3台 宮本、四ッ谷、中瀬古
獅子舞
10/連休土日 鯨舟1台 天王丸(長太鯨船保存会)
鯨舟廃絶 長一丸
氏子は長太旭町1〜6丁目・長太新町1〜4丁目・北長太町
 天王祭】
豊臣時代に村内に悪疫が流行したとき、梵天を立てて獅子舞を舞って悪疫退散を祈願したのが始まりと言われている。
大正初期に、祭りの日が雨になってしまったためこの行事を中止したところ、赤痢患者が続発したので、それ以降、天候にかかわらず行うようになった。

8/1、昼間は獅子が町内を舞い歩く。だんじりは19時頃〜翌日早朝まで。北長太には、馬場・中瀬古・四ッ谷・西条の4組の瀬古があり、西条を除く3瀬古からそれぞれ山車が出て、飯野神社に集まり神前に獅子舞を奉納する。だんじりの外見は楫棒の無い名古屋型。宮入り整列後、3台とも7mに及ぶ提灯台を梵天として装着。
天王丸=鯨舟。平成5年(1993)新調。伊勢市の(有)ゴーリキアイランドの作。長さ5、8m。幅1、5m。高さ2、4m。
往古は天王祭の余興として鯨突き行事を行う。天王丸は戦時中は神事で無いので自粛し、昭和25年に再開するも7年ほどで休止。その後、昭和41、2年に他地区の青年団により実施され、平成3年に長太鯨船保存会を結成して24年ぶりに復活。この時に秋に祭りを変更する。
 先代は鈴鹿市立考古博物館へ。
長一丸(四ッ谷)=明治24年廃絶。
長太栄町2丁目17−42 須伎神社 例祭
 ■箕田地区(旧・河芸郡)
      ⇒上箕田、中箕田、下箕田、林崎(はやさき)、南林崎、南堀江、北堀江
中箕田1丁目2−36 八柱神社 10/連休土日 獅子舞
下箕田1丁目5−56 久々志弥神社 10/連休土日 獅子舞
林崎2丁目9 大塚神社
南堀江1丁目13 伊吹神社
 ■玉垣地区(旧・河芸郡)
      ⇒玉垣、矢橋、肥田、柳、土師
南玉垣町 深日神社 獅子舞
北玉垣町877 宇気比神社 4/17頃の土日 獅子舞2頭
矢橋1丁目19−29 矢椅神社 氏子は矢橋1丁目
肥田町306 宇気比社 10/1日曜 例祭
柳町543 矢椅(やぎ)神社 10/2日曜 例祭
柳町1312 中嶋神明社 例祭 氏子は柳町中島
土師町558 土師神社 10/9 例祭
土師町591 西土師神社 10/1日曜 例祭
 ■若松地区(旧・河芸郡)
    ⇒旧・北若松、中若松、南若松、岸岡(現・若松東)
若松北1丁目14−19 浜田神社 10/連休土日 獅子舞
若松中1丁目5−1 小川神社 10/連休土日 獅子舞
若松東3丁目22−40 深田神社 10/連休土日 獅子舞
南若松町301 春日神社 10/連休土日 獅子舞
 ■栄地区(旧・河芸郡)
     ⇒郡山、磯山、五祝、秋永、中瀬古および越知村の大部分(字北浦を除く)
郡山町1759 酒井神社公式HPへ 4/3頃の土日 獅子舞
磯山2丁目16−10 八幡神社 10/1土日 子供みこし
氏子は南條・駅前浜・新田・北条・南台・ニュータウン・南園・北浜・京田・磯山団地・磯山雇用促進住宅
 ■天名地区(旧・河芸郡)
     ⇒御薗、徳田+恵知(字北浦)
御園町2019 服織神社 10/15 例祭
徳田町2107 横道下神社 10/15 例祭
 ■合川地区(旧・河芸郡)
     ⇒三宅、長法寺、徳居
三宅町1259 三宅神社 氏子は三宅・長法寺
徳居町2035 酒井神社
 ■国府地区(旧・鈴鹿郡)
国府町1609 三宅神社 獅子舞
平野町967 賀茂神社 7/14 提灯つけ神楽
住吉町14 住吉神社
 ■牧田地区(旧・鈴鹿郡)
     ⇒平田、岡田、甲斐、算所
平田本町1丁目10−30 川俣神社 10/1か2日曜 子供みこし 湯の華神事、カラオケ大会
岡田1丁目3−22 岡太神社 10/2日曜 湯の華神事 氏子は岡田町・弓削町
甲斐町1184 夜夫多神社 10/1日曜 神輿 湯の華神事
算所3丁目21−40 八幡神社 10/2土日 神賑
 ■庄野地区(旧・鈴鹿郡)
     ⇒庄野、汲川原
庄野町12−27 川俣神社 10/連休土日 獅子舞
 ■高津瀬地区(旧・鈴鹿郡)
      ⇒津賀、広瀬、加佐登
津賀町841 春日社 例祭
広瀬町531 神明社 7/下旬 かんこ踊り
加佐登2012 加佐登神社
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10/8頃の土日 神輿
石取祭車2台 加佐登神社氏子連中
1=平成13年(2001)新調。石取祭車。以前は山車で舞台の上で巫女の舞をした。戦前よりしていた。

2=文政期に桑名の萱町で新調。明治30年(1897)頃、鈴鹿市南萱町が桑名市萱町が購入。平成5年、錺金具補修。平成25年購入。
 ■石薬師地区(旧・鈴鹿郡)
      ⇒石薬師、上野、上田
石薬師2127−3 大木神社 10/連休 4地区 北町、上野、上田本里、山の花 
獅子舞
北町=軽自動車ベース。

上野、上田本里、山の花=神輿に台車載せて曳く。 
 ■井田川地区(旧・鈴鹿郡)
     ⇒小田、和泉、中富田、西富田
小田町554 大御寶神社 例祭 氏子は町・野
和泉町213 川俣神社 10/9 例祭
中富田町5 川俣神社 10/連休土日(元・9) 例祭
西富田町709 川俣神社 10/連休土日(元・8) 獅子舞 元・郷社
 ■椿地区(旧・鈴鹿郡)
    ⇒山本、小社(こやしろ)、小岐須
山本町1871 椿大神社
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10/中旬(元・11) 神幸祭 子供神輿
獅子舞 元・県社
競馬廃絶 昭和10年頃中止。競馬場は行満堂の所にあった。
小岐須町916 小岸大神社
 ■鈴峰地区(旧・鈴鹿郡)
     ⇒〔深伊沢〕伊船、長沢、深溝 〔庄内〕原、三畑
伊船町1098−1 菅原神社 夏秋 例祭
長沢町2201 長瀬神社
深溝町1747 神明社 10/連休土日 かっこ踊り
三畑 三畑鎮守社


 ≪亀山市≫
  平成17年(2005)1/11、亀山市+鈴鹿郡関町が合併。
 ◎旧・亀山市
       亀山町:亀山城下〔亀山江ヶ室・亀山東丸・亀山旧館・亀山西丸・亀山市ヶ坂・亀山中屋敷・亀山若山・亀山東台・亀山北山・亀山渋倉・亀山南崎・亀山南野村・亀山北野村・亀山西京口・亀山東京口・亀山東町・亀山西町〕
            野村・椿世村・亀田村・羽若村・住山村および井尻村・和田村の各一部
       槇尾:阿野田、菅内、田茂、安知本
       昼生:中ノ庄、下ノ庄、三寺
       井田川:井田川(旧・海善寺)、川合、和田、井尻
       川崎:川崎、田村、長明寺(ちょうみょうじ)、太森
       野登(ののぼり):両尾(ふたお)、安坂山(あさかやま)、辺法寺
       神辺(かんべ):布気、大岡寺、山下、小野、木下
       鈴峰:(編入)小川、白木
野村町4−4−65 忍山神社 10/14(毎年) 傘鉾3本
傘鉾=当初は能牟良神社の祭礼だったが、合祀により、忍山神社に伝えられる。大竹で作った径約1、5m、高さ約4mの大傘の一対に五色の紙を貼り、その先端に大御幣を取り付けたもの。
8:30頃に3本の傘鉾が神社を出て2本は野村町、1本は和賀町をまわる(元々は野村町の傘鉾2本のみだった)。
西丸町570−1 亀山神社 10/14、15 山車
羯鼓踊
阿野田の羯鼓踊=かつて阿野田町の氏神であった槙尾神社が合祀されたので、宵宮の14日は18時に公民館に集合し、垂れ桜を形どった山車を先頭に亀山神社まで練り歩く。神前では「かめやま神社」、「陣役踊」を奉納。
 翌15日は山車を農村公園の中央に飾り、地区民総出の中、山車の周りで踊る。
江ヶ室2丁目6−19 亀山八幡神社 10/14、15 神輿 神輿巡幸は14日のみ
14日は神輿を台車に乗せて子供たちが曳く。本来は青年たちが神輿を担いで巡行していたが、、昭和37年に台車が制作されて曳くようになった。
 神輿は13:30頃に神社を出発し、東町・本町・北町をまわって神社へ戻る。神社に戻った神輿は蔵に納められ、蔵の扉を開けたまま公開されます。夕方になると、各自治会の人々が大提灯を持って境内へ集まり、それぞれの提灯の下で宴を催す。
 15日の早朝に、宮司によって
御霊遷しが行なわれ、御霊は神輿から拝殿へと遷される。9:00に社殿で本祭が始まる。本祭は氏子総代が集まり御霊は本殿へと戻されます。本祭が終わるとヤマオロシ[祭りの後片付け]で、神輿の飾りを外して蔵の扉が閉められる。
栄町1487−7 栄町神社 旧・井田川村?
菅内町856 長瀬神社 10/10 例祭
中庄町312 於々奈気神社
下庄町2604 江神社 10/10 かんこ踊り 昭和63年より中断
三寺町590 石神社 1/1〜7 獅子舞 3年に1度
10/10 例祭
井田川町699−3 若一大神社 10月初旬 羯鼓踊り
川合町128−1 須佐之男神社 10/10頃の日曜 かんこ踊り
和田町1168 和田神社
井尻町1064−1 神明社
田村町1409 能褒野神社 10/8 かんこ踊り 4年に1度
太森町1308−1 南宮大神社
両尾町3414 弥牟居神社 10/10 例祭 両尾・辺法寺・原尾・安楽・池山・坂本の鎮守
布気町1663 布気皇舘太神社 10/15 羯鼓踊
白木町2835 白川神社

 ◎旧・関町
       関:関中町、木崎、新所、古厩、久我
       坂下:坂下、市瀬(いちのせ)、沓掛
       加太(かぶと):単独
       芸濃(旧・明村):(編入)荻原、福徳
関町木崎675 関神社  7/20以降の土日 神輿、子供みこし
曳山4台  
 中町には、中町一番町、中町二番町、中町三番町、中町四番町、中町五番町、中町六番町、大裏町(北裏)、南裏町の8台の山車があったが、現在は中町三番町、中町四番町、大裏町(北裏)の3台となる。

中町三番町
=白木造り。嘉永年間(1848〜53)の作と伝えられる。平成14年の改修時に電線架設で取り除いた天庄司を復活。見送りは嘉永年間(1841〜1853)作、「双龍」。

中町四番町
=欅木地造り。彫物多し。見送りは綴織の「波と弁財天」。普段は「関まちなみ資料館」に展示。
平成23年、天障子を復元新調。

大裏町(北裏)
=明治14年5月滋賀県水口町大池より200円で購入とも。一度堺町が購入してさらに購入という説もある。
見送りは「伯龍、紋龍」。
中町一番町、中町二番町
中町五番町
=総塗り。幕見送り唐織物。女神の図。

中町六番町
=総塗り。幕見送り羅紗。

南裏町
=白木造り。幕・見送りは羅紗。
木崎町=大正2年頃に水口より購入。人形は神主人形。見送りは「蝦蟇仙人」と「風景」。
 以前は神事講、宮講の2台があったが、明治期に2台とも廃止となる。
 新所区=明神、地蔵町、堺町、中木戸町、石橋町、西の口町の6台の山車があったが、全て廃止され、どこかに売却された。

明神=白木造り。幕・見送りは羅紗。

地蔵町
=総塗り。幕見送り羅紗。大形。

堺町=
塗り山。幕は羅紗。見送り石公超良。現・大裏町。

中木戸町
=総塗り造り。横千本障子見送り親獅子が兒獅子追落の図縫。

石橋町
=塗り山。幕は羅紗。玄徳壇渓の図。漢来朝の下図。縫師京都より長徳寺に於いて仕上げる。これは神戸市商人により外国に転がしたりと。

西の口町
=白木造り。正面壇階欄干1台。
元々は木崎、中町地区の山車は熊野皇大神社の祭礼に、新所地区の山車は笛吹大神社の祭礼に出ていたが、明治42年に熊野皇大神社、笛吹大神社、久我地区の宇佐八幡宮、古厩地区の大井神社の4社が合祀されて関神社になった。
 【東海道関宿街道まつり】
11月1日曜に開催。2010年で25回を数える。開催場所は関地蔵院・旧東海道関宿。
開会式の後、鼓笛隊の先導で、着物道中、手踊り、鈴鹿馬子唄、花かご道中、時代行列、手作り時代仮装コンテスト、手作りみこし、夏祭りにも出される山車(山車は雨天は中止)が出る。
関町坂下624 片山神社 春(4年に1度くらい) 獅子舞 坂下獅子舞保存会
慶安3年(1650)鈴鹿峠一帯を大洪水が襲い、古町地区は壊滅的被害をこうむり、人々は現在の坂下集落に移住した。この折、坂下宿住人の再起の誓いと、平安無事を祈願したことを起源にすると伝えられる。
加太板屋5470 川俣神社 7月初旬 夏祭り 加太小学校の女子児童による舞、雅楽の演奏など
 【亀山市の郷土芸能】
獅子舞は坂下、布気町野尻、田茂町、三寺町で行われる。また楠平尾町でもかつて行われた。

羯鼓踊(かんこ踊り)は14ヶ所(休止中も含む)で行われる。安坂町池山、辺法寺町、太森町、田村町田村、川合町、阿野田町、中庄町、山下町、加太向井、加太板屋、加太中在家、加太北在家、加太市場で行われる。

 ★展示場 
 【関の山車会館】
亀山市関町中町531。рO595−96−1103。9時〜16:30。入館料は300円。休館日は月曜(祝日もしくは振替休日は翌日)、年末年始。
2019年7月6日オープン。関宿祇園祭りで曳き出される山車4基のうち2基を常設展示。
  
 【関町文化交流センター】
亀山市関町泉ヶ丘1011−1。п@0595−96−1201。
元の関町町民会館。山車の全面を入口に展示。これは元・二番町で山車が破損した折に、岩間辰次郎氏に譲り、岩間氏は改修して仏壇として使用。やがて岩間家が家普請の際に関町町民会館に寄贈した。中町四番町の横幕。中国製の「二十四考」も展示。