三 重 県



       津市

住所 神社名 祭礼日 内容 備考

 ≪津市≫
  平成18年(2006)1/1、津市+久居市+安芸郡安濃町、河芸町、芸濃町、美里村+一志郡香良洲町、一志町、白山町、美杉村が合併。
 ◎旧・津市
八幡町藤方2339 津八幡神社 10/連休土日 神輿
山車2台 和船山車、津商工会議所青年部  
 【津まつり】
伝統芸能の「唐人踊」や「しゃご馬」、「八幡獅子舞」、流行の「安濃津よさこい」、そして日本最大級の大きさを誇る和船山車「安濃津丸」や勇壮な「高虎時代行列」なども登場する大パレードがある。
和船山車(安津濃丸)=平成3年(1991)、ふるさと創生事業で建造。伊勢市の(有)ゴーリキアイランドの作。全長13m。
津民芸保存会=見送り幕は平成12年制作。翌13年から山車を飾る。

元気玉(津商工会議所青年部)
 【起源】
寛永9年(1632)に、津藩第2代藩主の藤堂高次が八幡宮を結城の森に移して藩祖藤堂高虎の霊を祀り、その後寛永12年(1635)に祭礼費用として藩費を八幡宮に寄附し、その資金をもとに始められ、藩が奨励したことから祭礼は盛大なものとなり、8/9に神輿を御旅所に移した後、7日間にわたって行われた。
 【山車廃絶】
 初めは各々の町が仮装や作り物で行列をつくり、町内を練り歩いた。江戸後期は山車行列が多くなった。
 明治時代の終わりごろには、からくり人形山車や芸姑踊りなどが出てきた。
 大正時代になると、それぞれの町が、せり上げ式の山車と仮屋台の囃子方が一緒になって行う、出し物や行列で華やかなものとなった。
多くの山車があったが、戦災で全て焼失。しかし大正4年の「津市誌」に写真が載っている。
 【「勢陽雑記」(津市立図書館橋本文庫本)によると
明暦年間(1655〜1658)は例祭日は8/14、15で神輿渡御は8/9だった。以下は練り町の内容である。
一番 浜魚町=曳船。町印は「金天月に金鳳凰」。行列は曳き子。曳き物は飾り舟。
    堀川町・新仲町=大名行列の真似。
町印は「銀半月に黒剣形」。行列は挟箱、槍、徒士、主人。

二番  東町=張ぬき大頭。町印は「銀籠に金孔雀」。行列は大頭かぶり、警固人。
     西末寺町=鐘曳。町印は「唐団扇に赤吹貫」。行列は鐘曳き子。曳き物は大釣鐘。

三番 西町、塔世町=仙人の真似。町印は「朱鐘に金斧」。行列は仙人の真似。警固人。
    釜屋町=山伏の真似。町印は「大鶏に鍵槍」。行列は作り山伏、先達。
    萱町=石引。町印は「金塔に糸柳」。行列は「金塔に糸柳」。曳き物は「大角石飾り、縄かけ」。

四番 築地町= 猩々。町印は「金の御幣」。行列は「猩々まね」。曳き物は「猩々造り物に酒壺」。
    山之世古町=御湯立。町印は「剣頭の御幣」。行列は「禰宜、巫女」。
    新魚町=愛宕参りの真似。町印は「金の唐傘」。行列は「参詣人、警固人」。

五番 中之番町・宿屋町=高野聖の真似。町印は「薄に金月銀星」。行列は「老僧・高野聖」。

六番 分部町=唐人。町印は「金のしに吹抜き」。行列は「唐人、鉄砲・弓持、上官」。

七番 大門町=潮汲。町印は「御幣に花籠」。行列は「老翁、潮汲女」。
     蔵町=花摘み。町印は「花摘み」。行列は「花摘み女、警固人」。

八番 立世古町、西之番町・京口町=鷹野。町印は「白絹に立房」。行列は「鷹匠、餌さし、犬牽き」。
    宝禄町=杣人。町印は「金
    新立町=巡礼。町印は「朱半月にどんす籠」。行列は「順礼」。

九番 地頭領町=川猟。町印は「籠上の鵜」。行列は「鵜使い、勢子」。
    南之世古町、大世古町=鷹野。町印は「朱の将棋駒」。行列は「鷹匠、餌さし」。

十番 伊予町、岩田町=母衣武者の真似。町印は白絹の吹貫。行列は「赤母衣、白母衣、大母衣」。

神輿行列 
弓、槍、馬、太鼓伶人、獅子頭、巫女、榊木、大麻、鉾、旗、太刀、社僧、神主総勢  200人以上
 【「伊勢新聞」によると
昭和10年(1935)発行の伊勢新聞をベースにそれ以前の記事も加筆。当時の例祭日は10/17、18だった。
 ◎行列の町
北浜町=行列は「魚づくし」。
南浜町(片浜町)=行列は「傘鉾」。

堀川町=行列は「籠馬武者」。
万町=籠馬武者。
築地町=芸妓手踊り。
新魚町=籠馬武者。
分部町=唐人行列。
 ◎山車・屋台の町
魚町(八幡丸)
=船山車。手踊りは東八景浦島。

新中町=名古屋型変形。芸者舞踊。

東町=名古屋型変形。かつて東町北組と呼ばれ、東町の一部だった。芸妓舞踊。
北町=名古屋型変形。からくり人形は司馬温公の甕割り。
西来寺町・宝禄町=山車。芸妓舞踊。
西町=山車。芸者舞踊。
中ノ番町=山車。からくり人形は鞍馬天狗。
宿屋町=名古屋型山車。明治期に入って唐子遊びを飾りつけた山車となる。
 江戸期は高野聖の行列。
大門町=名古屋型山車。人形は神功皇后、応神天皇を抱く武内宿禰。
 かつては潮汲みを模した行列。
蔵町=屋台。手踊りは笠尽くし乙女。
京口・立町=屋台。人形は連獅子の飾付け。桃太郎。
千歳町=釣り屋台。芸妓舞踊。以前は手踊り。
入江町=曳き屋台。神田囃子。
地頭領=屋台。芸妓舞踊。
大瀬古町・南瀬古町=山車。芸妓舞踊。
伊予町=屋台。人形は神功皇后?。
藤方字森目335 加良比乃神社
藤方2341 結城神社
丸之内27−16 高山神社
鳥居町210−1 比佐豆知神社
新東町塔世29 稲荷神社
岩田6−24 大市神社 10/21 例祭 旧・郷社
上浜町6−56−1 小丹(おにの)神社 10/11
氏地は上浜町、江戸橋町、栄町四丁目旧余慶町一円、栄町一丁目、旧茶屋町一円、桜橋二丁目、三丁目、南・北松本崎、大谷町 等
下弁財天町津興2391 市杵島姫神社
西古河町23−16 国魂神社
押加部町7−31 谷川神社
高茶屋1−29−27 高茶屋神社
半田1733 神館神社
神戸1944 神戸乃神社
殿村959 殿岡神社
産品484 置染神社
小舟502 宇気比神社
河辺町1326 石積神社
垂水字上屋敷1147 須賀神社
雲出本郷町1211 雲出神社
雲出伊倉津町993 塩釜神社
栗真小川町694 逆川神社 夏土用の丑の日 例祭
栗真町屋町946 千王神社 10月上旬 神輿
白塚町4558 八雲神社
片田井戸町200−1 八乳合(やちあい)神社
大里睦合町1525 多為神社 10/10 例祭
大里窪田町1501 石積神社 10/10 例祭
大里野田町1130 産野神社
大里山室町375 須賀神社
高野尾町3546−2 須賀神社
一身田町679 一御田神社
一身田大古曽1739 大乃己所神社 10/2日曜 例祭
一身田豊野1052 八幡神社
一身田豊野2101−2 宇気比神社
一身田中野694 大乃己所神社 10/2日曜 例祭
 【一身田寺内町まつり】
11月中旬。9:00〜16:00。(小雨決行)。主催は一身田寺内町まつり実行委員会。
催物の中に寺内町総踊り、子供みこし練り、南中ソーラン、一身田中学校吹奏樂部(マーチング)、高田幼稚園鼓笛隊、アンサンブルあしたば、大正琴演奏会、民謡演奏会 などがある。
 ◎旧・久居市
久居元町2099 川併(かわい)神社 10/10 例祭
戸木町2436 敏太神社 10/中旬(3年毎) カンコ踊り
カンコ踊り=鞨鼓(かっこ)踊りが訛ってと呼ばれる。以前は毎年行われていたが、現在は3年毎。最近は平成20年。かつては神明講の踊りであったが、現在では戸木東組かんこ踊り保存会、戸木中組かんこ踊り保存会、戸木西組かんこ踊り保存会がそれぞれ継承している。
庄田町181 七栗神社
稲葉町462 稲葉神社
榊原町5073 射山神社 10/10 例祭
2/11 湯立神事
新家町563 物部神社
木造町894 木造神社
 ◎旧・安芸郡安濃町
安濃町草生2419 比佐豆菅原神社 3/25 天神祭 巫女の舞い、詩吟、少年剣士による剣道の奉納試合
安濃町妙法寺824 大市神社
安濃町安濃1556 阿由多神社
安濃町粟加1048 明合神社
安濃町粟加1255 伊蔵神社
 ◎旧・安芸郡河芸町
河芸町上野3163 上野神社 9/15 例祭
河芸町久知野1781 服織神社 10/10 例祭
河芸町東千里759 尾前神社 10/10 例祭
河芸町西千里1533 春日神社
河芸町北黒田2250 弥尼布理神社 10/10 例祭 旧・郷社
河芸町南黒田1649 黒田神社
河芸町三行2623 三行神社
河芸町浜田1322 宇気比神社 10/10 例祭
河芸町赤部198 八雲神社 10/10 例祭
河芸町高佐579 事忌神社 10/10 例祭 元の例祭日は2月
河芸町中別府1874 八雲神社 7/15 神賑が行われた 伊勢音頭(昭和30年代末まで行われた)、仮装行列、相撲大会(それ以前まで)
河芸町一色409 八雲神社 7/15(毎年) ざるやぶり神事
ざるやぶり神事=市指定無形民俗文化財。20時の花火を合図にふんどし姿の若者数十人が「わっしょい、わっしょい、わーい」の掛声で神社に駈けこみ冷水をかけられるのもものとせず約20分練り合う。二回目は同じように30分ほど練り合う。21時に最後である3回目の練り合いがあり、白米を入れた直径1m20cmのざるを奪い合う。
由来は関が原の戦いの落武者が、一色にたどりつき、民家の前のザルに干してあったよまし麦を見つけ、貪っていたところを帰宅した家人に見つかり、奪い合いになったのが始まりとも、これは室町時代
中頃、近江源氏の末裔の三井氏一行だとも言われている。
 ◎旧・安芸郡芸濃町
芸濃町椋本354 椋本神社
獅子舞=3年に一度、丑、辰、未、戌の年の正月に実施される。椋本には国指定天然記念物の大椋があるが、明治3年9月の暴風雨により北側の巨枝が折れ、当時の神官がその枝をそのままにするのは忍びないと考え、獅子頭を彫刻して明治7年に椋本神社に奉納した。
芸濃町楠原303 明神社
芸濃町林990 事忌神社 10/15 例祭
芸濃町萩野512 安西神社
芸濃町雲林院2750 美濃夜神社 10/13 例祭
芸濃町河内2553 小川内神社 10/14 例祭
 【安濃ダム(錫杖湖)】
昭和56年(1981)10月着工、昭和61年(1986)10月竣工。河内地区が水没した。
 ◎旧・安芸郡美里村
美里町家所1941 辰水神社 10/連休土日 子供神輿、案山子奉納
美里町北長野2129 長野神社 10/連休土日 子供相撲
美里町五百野873 高宮神社 10/連休土日 例祭
 ◎旧・一志郡香良洲町
香良洲3675 香良洲神社 7/15 例祭
8/15、16 宮踊り
宮踊り=県指定無形民俗文化財。かんこ踊りの一種。8月15日の夜から16日の朝(近頃は5時頃に終わる)にかけて香良洲神社境内で行われる。
町内の地家区(本)、小松区(小)、馬場区(馬)、砂原郷(龍)の4地区が交代で3踊りづつ踊る。
 ◎旧・一志郡一志町
一志町波瀬4248 波多神社 10/連休土日 子供神輿 旧・県社
一志町八太1187 波多神社 2/17前の日曜 例祭 旧・郷社
一志町庄村256 波多神社 10/連休土日 獅子舞
一志町高野912 高岡神社 10/連休土日 子供神輿
一志町井関1550 住吉神社 10/連休土日 相撲大会
一志町大仰2109 大井神社 10/連休土日 例祭
一志町井生1596 白山比盗_社 10/連休土日 例祭
一志町石橋243 坂本神社 10/連休土日 例祭
 ◎旧・一志郡白山町
白山町二本木1081 大三神社
白山町川口7120 白山比盗_社
白山町南出851 白山比盗_社
白山町八対野2470 八ッ山神社
白山町山田野1814 白山比盗_社
白山町南家城414 家城神社 10月上旬 宮神輿、町内子供神輿
白山町福田山807 宇気比神社
 【廃村】
北布引=戦後の開拓集落。倭小学校北布引分校が昭和37年頃に閉校したので、その頃に離村か。
 ◎旧・一志郡美杉村
美杉町竹原2692 竹原神社
美杉町下之川5293 仲山神社 2/11 牛蒡祭 県指定無形文化財
牛蒡祭り=蟇目祭とも呼ばれる。奇祭で有名。10:00〜12:00。祭礼には当屋の調理した牛蒡が朴の葉に盛られ、鯔(ボラ)とともに神前に供える。
氏子たちが担ぐ男女のシンボルの神輿が、境内を練り歩く。氏子の厄を祓う「弓神事」。最後は直会。
10:00〜 本殿祭
11:00〜 蟇目神事(弓矢の奉射、俎行事)
12:00〜 神輿の練り(男女神輿)
美杉町上多気1148 北畠神社 10/13直前の日曜 例祭
美杉町八知2977 仲山神社
美杉町奥津1238 八幡神社
美杉町川上3498 川上山若宮八幡神社 10/18〜20 例祭
美杉町石名原1718 幡須神社 10/初旬 太鼓、獅子舞奉納 氏子外の奉納
美杉町太郎生2140 国津神社 11/23 子供神輿
 【君ヶ野ダム】
昭和40年(1965)4月着工。47年(1972)3月24日竣工。八手俣集落が水没。41戸、神社、公民館、消防車庫、田畑、山林、宅地を合わせて94、6haが水没補償。なおダム工事で2人殉職。
 【廃村】
谷中=戦後に開拓して入植したが、昭和40年頃に廃村になった。

  ≪松阪市≫
   平成17年(2005)1/1、松阪市+一志郡嬉野町、三雲町+飯南郡飯南町、飯高町が合併。
 ◎旧・松阪市
日野町689  八雲神社 7/12〜20の土日 三社神輿   
殿町1445 松阪神社 子供神輿
本町2304 御厨神社 山車3台(休止中) 日野町、平生町、駅部田町
以前は旧暦7月14日・15日に八雲・雨竜・御厨・八重垣の四天王社が行った祇園会であったが、現在は八雲・松阪・御厨神社の祭礼としてとり行われている。