≪中信地方≫

       安曇野市
&筑北地方(東筑摩郡麻績村、筑北村)

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪安曇野市≫
  平成17年(2005)4/1、南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村、堀金村+東筑摩郡明科町の合併で誕生。
 ◎旧・南安曇郡豊科町
       豊科:上鳥羽、下鳥羽、吉野、本、成相町、成相新田町
       南穂高:寺所、踏入、細萱、重柳
       高家(たきべ):小海渡、熊倉、真々部、中曽根、飯田
       上川手(編入):田沢、こおろぎ、野田、南
豊科上鳥羽 諏訪神社
下鳥羽(豊科字西原587) 下鳥羽大同神社 9/2土日 舞台1台
宵祭り用舞台休止
吉野(豊科2315) 吉野神社 9/2土日 舞台1台 荒井
舞台廃絶2 町=昭和初期に火事で焼失
本村(豊科字西原2277) 本村神社 4/2土日 舞台(御船)1隻 本村
成相(豊科字松本宮下4381) 八坂神社 4/2土日 舞台(御船)1隻 成相 
新田(豊科字西原5230) 新田神社 4/2土日 舞台(御船)1隻 新田
寺所 諏訪松尾神社 4/3土日 舞台1台  
踏入(豊科南穂高864) 八幡宮 4/28、29 舞台1台 踏入  
重柳(豊科南重柳字神免5150) 八幡宮 9/22、23 舞台1台
御船1隻 宵宮は舞台、本祭はお舟を出す
細萱(豊科南穂高字西浦3759) 洲波神社 9/4土日 舞台(御船)1隻  
不明舞台2台 殿村・新屋=平成初年頃まで出ていた
御船廃絶1隻 昭和50年頃まであった
現在は町の舞台を町の北部・町の南部・殿村・新屋の4地区が年番で曳いている。
熊倉(豊科高家2410) 春日神社 4/29、30 舞台(御船)2隻休止 上手、中村
真々部(豊科字西原544) 諏訪神社 9/2土日 神輿3基  
お船1台   
舞台1台 宵宮のみ
豊科高家飯田 諏訪神社 4/3土日 神輿
豊科高家下飯田 諏訪神社 4/3土日 神輿
田沢(豊科田沢4747) 神明宮 4/1土日(元3) 舞台(御船)1隻 宮本
舞台(御船)休止2 徳治郎、野田
舞台(御船)不明2 中村、大口沢
獅子舞
田沢徳治郎(豊科田沢6510) 伊勢宮 10/2日曜 舞台(御船)1隻 徳治郎
※豊科町主催の“南安曇郡祭り”(8/1土日)では村祭りに出た舟も出た

 ◎旧・南安曇郡穂高町
         穂高町:保高町、保高、矢原、白金、貝梅、等々力町、等々力
         有明:旧=立足、嵩下(たけのす)、新屋(あらや)、富田、橋爪、耳塚、古厩
         西穂高:柏原、牧
         北穂高:青木花見(あおけみ)、島新田、狐島
穂高6079 穂高神社
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9/26、27 御船2隻 穂高区、両町区
子供御船3艘 穂高区、等々力区、等町区
子供お船は9/2土日にも出る。
穂高区矢原(穂高字宮地931) 神明宮 9/22、23 御船1隻
舞台2台 昼用、夜用
宵祭は夜用舞台と御船。本祭は昼用舞台と御船を出す。
有明立足(穂高有明7564) 諏訪神社 9/2土日(元・10) 御船(飾りなし)1隻   
有明嵩下(穂高有明字館宮坂2698) 館宮神社 9/3土日 御船1隻  
有明新屋(穂高有明字上ノ原2258) 諏訪神社 10/連休土日 御船1隻  
有明富田(穂高有明字宮ノ南4376) 伊夜比古神社 9/最終土日 御船1隻  
有明橋爪(穂高有明7562) 北野神社 9/22、23 舞台(御船)1台  
有明耳塚(有明南中沢118−7) 香取神社 9/22、23 舞台1台 大正初年頃に松本市岡田神澤より譲り受ける 
御船2隻廃絶 昭和10年頃まで出ていた
子供御船2艘廃絶 昭和10年頃まで出ていた
有明小岩嶽(穂高有明字小岩岳3457) 三輪神社 9/3土日(元・25 御船休止中 御船は作らず、やぐらに簡易な飾付けをするのみ
有明古厩(穂高有明字中房7566) 大宮神社 9/2土日(元・26) 御船1隻  
有明豊里 豊里穂高神社 9/連休土日 御船1台 夜はカラオケ大会、和太鼓
御船=平成21年(2009)創建。長さ約7m、高さ約4.3m。御船が作られる以前の数年間はお船に見立てた大八車を曳いていた。
西穂高柏原(穂高柏原字倉平2029) 日吉神社 9/2土日 御船1隻 柏原
御船廃絶 柏原:昭和38年まで出ていた
西穂高柏原久保田(穂高柏原字松下3102) 久松諏訪神社 4/2土日 舞台1台 久保田
西穂高塚原(穂高柏原字塚田沖4089) 八幡神社 10/1土日 舞台1台 塚原
不明御船1隻 塚原:昭和50年中頃まで出ていた
西穂高牧(穂高牧鎌塚沢115) 諏訪神社 10/連休土日 御船1隻
青木花見(穂高北穂高字青木花見2031) 戸隠神社 9/2土日 舞台(御船)1台 青木花見
御船休止中 青木花見:昭和32,33年頃まで出ていた
穂高北穂高島新田 青島神社 9/14、15 御船1台?
穂高北穂高狐島 白狐神社

 ◎旧・南安曇郡三郷村
 ■小倉地区
    ⇒北小倉、南小倉、室町
北小倉(三郷小倉字若宮3453) 北小倉八幡宮 10/連休日祝 舞台1台 北小倉
舞台⇒舞台蔵は境内。制作年、大工、彫師は不詳。長さ3.182m。幅2.169m。柱間の幅1.13m。長さ1.13m。
北小倉(三郷小倉字宮ノ久保3362) 北小倉白山神社 10/連休日祝 舞台1台 北小倉
舞台休止中 北小倉
舞台⇒舞台蔵は郷蔵に格納。
 先代は明治初期に豊科町本村より購入。購入年代は不明だが、舞台がくぐれるように建てられた背の高い鳥居が明治12年建造なのでこれ以前に購入されたと思われる。昭和40年代まで曳かれたが、曳き手の若者が減少したので軽量の舞台の建造に伴い引退するが、今も例祭日には飾られる。長さ3.118m。幅1.905m。長さ2.02m。柱間:幅1.16m。高さ4.5m(収納時)。

舞台蔵は昭和56年に白山神社境内に建造する。
南小倉(三郷小倉6524−3) 諏訪神社 10/連休日祝 舞台1台 平成4年より所曳き。
南小倉=江戸後期〜明治初期制作と思われる。大工・彫師は不詳。長さ1、74m。幅0、97m。柱間:長さ1、74m。幅0、97m。高さ3、4m。(収納時は3m)。
 ■温地区
    三郷温:旧・野沢、長尾、楡、住吉
野沢(三郷温字神明原327) 津島神社 5/3、4 舞台1台 野沢
舞台⇒舞台蔵は拝殿脇。三輪。平成20年(2008)新調。
古来の記録として庄屋日記である「公私年々雑事記」があり、
 三先代は嘉永4年(1851)創建するが、安政2年(1855)に「8月18日夜9つ、郷蔵全焼する。年貢籾は空っぽだったのでよかったが、祭礼の夜台(屋台)や幟・灯篭などが焼失した」とある。
 先々代は安政3年(1866)制作。
 先代は明治25年制作、115年曳かれたが、老朽化のため平成20年(2008)8/6、魂抜きの神事が行われ解体された。
長さ2.28m。幅134m。柱間:長さ2.28m。幅1.34m。高さ3.4m。
上長尾(三郷温字スハミヤ2048) 諏訪神社 5/2、3(元・9/1) 舞台2台 上長尾、下長尾
宵祭り用舞台1台 上長尾
宵祭りには野沢の舞台も参加。
上長尾@=宵宮用。四輪内輪。
A=制作年・大工は不詳。山辺(松本市)より購入。彫師は立川流の弟子(清水虎吉?)と思われる。
長さ3、18m。幅2、05m。柱間:長さ2、49m。幅1、59m。高さ4、5m。

下長尾=昭和3年再建。大工・彫師等は不詳。二階に昼は大黒様の人形を乗せ、夜は松飾りを乗せる。
長さ2、87m。幅1、26m。柱間:長さ2、12m。幅1、26m。高さ3、7m。
 先代は焼失。
上長尾 道祖神 8/14、15 小型舞台3台 北村、東村、西村
楡(三郷温字大原5932) 住吉神社 4/最終土日 御船(舞台)2隻 昼用四輪
宵祭り用舞台1台 夜用楡。五輪。
宵祭り用舞台1台休止 住吉
楡夜用=制作年・大工・彫師 等は不詳。長さ3、23m。幅1、68m。柱間:長さ2、15m。幅1、68m。
 【住吉】
昼用=明治初期制作。大工は不詳。高さ2.4m。

夜用
=明治後期制作。大工は不詳。現在は曳かれていない。 長さ3.16m。幅1、63m。柱間:長さ2.23m。幅1.63m。
道祖神 8/中旬 舞台4台
 ■明盛地区
    ⇒及木(およびさ)、中萱、二木、一日市場、七日市場
及木(三郷明盛字社地4102) 伍社宮 10/日祝(元・8/30) 御船(舞台)1隻
及木=平成23年(2011)11月、竣工。制作は布山工務店。

先代の大工・彫師 等は不詳。明治13年に分離するまでは住吉神社祭礼に出ていた。平成23年(2011)の祭礼まで130年使われたとのこと。解体し採寸し同寸法で新調。
長さ3.03m。幅1.12m。柱間:長さ1.73m。幅1.12m。高さ3.3m。
中萱(三郷明盛字船道上3319) 熊野神社 8/最終土日 御船1隻 飾り物をした県下一の大きな船が出る
御船休止 上中萱
宵祭り用舞台1台 明治40年以前は上・下で2台出していた
御船=制作年・大工・彫師 等は不詳。 長さ3.3m。幅1.19m。柱間:長さ1.7m。幅1.19m。高さ3.4m。昭和23年から、上中萱・下中萱合同で下中萱の御船を曳いている。
二木(三郷明盛字道下4868) 三柱神社 9/連休(元・8/30) 舞台2台 二木、一日市場
宵祭り用舞台2台 二木、一日市場
二木=制作年・大工・彫師 等は不詳。長さ2.19m。幅1.56m。柱間:長さ1.57m。幅1.04m。高さ3.4m。

一日市場
=明治35年5/16、舞台蔵共に手斧始め。36年(1903)制作。大工は古田紋次郎、宮島才次郎(明盛村)。後見人は清水虎吉。彫師は清水虎吉(松本町)。
漆塗りは斉藤徳助(島立村)、野口倉吉(松本町)。長さ2.99m。幅1.8m。柱間:長さ2.1m。幅1.28m。高さ3..8m。収納時高さ3.3m。
舞台本体総費用913円22銭2厘。舞台蔵総費用222円84銭7厘。
令和元年修復。
二木=制作年・大工・彫師 等は不詳。

一日市場=制作年・大工・彫師 等は不詳。青年衆「ひとひ連」の解散により昭和42年(1967)が最後の曳行となるも、55年ぶりに令和4年(2022)9月18日、修復御披露目。
七日市場(三郷明盛字諏訪307 諏訪神社 4/28、29 舞台1台 彫師は松尾奥之丞。
宵祭り用舞台
昼用⇒舞台蔵は神社境内。平成8年建造。
=明治初期制作。大工は不詳。彫師は松尾奥之丞武啓と伝えられる。1階は春慶塗りされ、二階は黒呂色塗り。
彫物図柄:手摺りは「波、亀、仙人、きのこなどの植物、宝尽くし」、唐破部内部は「木蓮、小鳥」、庇の持送りは「大和松・鶴」、二階台は「龍、波、兎、千鳥」。懸魚は「飛龍、琴高仙人」。
長さ2.72m。幅1.8m。柱間:長さ1.98m。幅1.21m。高さ3.8m。高さ4.1m。

夜用
=現在は使われていない。 

 ◎旧・南安曇郡堀金村
        烏川:上堀金、下堀金、岩原、中堀
        三田:小田多井(こだたい)、田多井(たたい)、田尻
上堀・倉田(堀金烏川字北浦2370) 諏訪社 3/最終土日(元・31) 舞台2台 上堀・倉田=本祭りと宵祭り用  
子供舞台休止 上堀・倉田
下堀・扇町(堀金烏川5062) 下堀諏訪神社 4/3土日(元・19) 舞台2台 下堀・扇町
宵祭り用舞台(御船)1隻 下堀・扇町
三輪舞台=彫物に「清斎刀」と刻印あり。彫師は太田鶴斎。
四輪舞台=明治3年制作。大工は輪湖和藤治。
岩原(堀金烏川字山神30) 岩原山神社 4/4日曜(元・29) 担ぎ御船1隻 安曇野市唯一の担ぎ屋台
子供担ぎ御船1艘
中堀(堀金烏川字桃3409) 中堀神明社 4/1土日(H7は2日) 舞台(御船)1隻 中堀 
小田多井(堀金三田字道西439 八幡神社 4/2土日 舞台1台 小田多井=昭和53年復活 
御船(御船)休止中 小田多井
田多井(堀金三田字古城下3729) 賀茂神社 4/3土日 舞台1台 昭和34年制作
宵祭り用舞台
田尻(堀金烏川均上5062) 諏訪神社 4/1土日(元・3 舞台(御船)1隻 田尻 

 ◎旧・東筑摩郡明科町
 ■上川手地区
      光(あかしなひかる)=北村・中条・天神原の3常会からなる。
      ※矢ノ沢は昭和30年の合併を機に中川手の大足区に加入
       白牧は昭和45年に集団移転     
光(明科光山岸697) 五社神社 9/連休土日(元・29) 御船1台 光  
光矢ノ沢 山の神社 10/連休土日 担ぎ舞台(御船)休止 昭和30年より休止
  ■中川手地区
      
宮中区(旧・塔原)=平成17年4月発足。宮本・中耕地の2常会からなる。
        明科
        大足(おあし)=平・吐中・清水・矢ノ沢と新興地の柳瀬・ファミーユの6常会からなる
中川手塔原(明科中川手塔原1144) 犀宮社 10/祝日 御船1隻  
中川手明科(明科中川手4189) 広田神社 10/1土日(元・3) 子供神輿  
舞台1台 明科 
御船休止中 明科
中川手大足平(明科中川手6433−2) 諏訪神社 10/1土日 御船1隻 かつて御船2隻あったと伝えられる
中川手大足清水(明科中川手白山5783) 白山社 9/4土日 御船休止中 大足清水:昭和30年頃まで出ていた
  ■東川手地区
      潮区(旧・牛尾)=5常会ある。
      木戸区(旧・牛尾山中)
      潮沢区=各小骨に13常会ある。庄部・瓜ケ久保・山中・天田・小芹・小日向・竹ノ花・松留・柏尾・池桜・矢下沢・荻ノ久保
      上生野区
東川手潮(明科東川手914) 潮神明宮 5/4、5
(元・旧暦6/16
柴舟1台 昭和61年5/3制作。二代目。
御船2台 1号、2号=平成10年制作
寛政3年(1791)の関家文書には舞台が曳かれていることが書かれている。またかつて潮に2台・木戸に1台の御船があった、
東川手潮(明科東川手914) 潮神明宮境内社山の神 8/5 舞台廃絶
子供御船廃絶
東川手庄部 氏神 9/22 舞台休止 庄部
東川手瓜ケ久保 風宮 5/5 御船廃絶 瓜ケ久保=昭和30年頃まで出ていた
東川手山中(明科東川手字家ノ上1710) 大天白社 5/5 御船廃絶 山中=平成12年まで出ていた
東川手天田 山神社 10/5 御船廃絶 天田=昭和30年頃まで出ていた
東川手小芹(明科東川手字小芹13098) 春日社 10/2土日 御船休止 小芹=大正頃まで出ていた
東川手小日向(明科東川手字宮城3386) 大神宮 9/4土日 御船廃絶 小日向=昭和20年頃まで出ていた
舞台廃絶 小日向=昭和50年頃まで出ていた
東川手竹ノ花 諏訪社 9/23 御船廃絶 竹ノ花=昭和25年頃まで出ていた
東川手松留 大天白社 10/10 御船廃絶 松留=昭和20年代中頃まで出ていた
東川手柏尾 大天白社 9/最終日曜 御船廃絶 柏尾=昭和50年頃まで出ていた
東川手池桜 秋葉社 9月下旬 御船廃絶 池桜=昭和27年頃まで出ていた
東川手矢下沢 天王・御嵩・不動 9/23 御船廃絶 矢下沢=昭和30年頃まで出ていた
東川手荻ノ久保 津島社 8/17 御船休止 荻ノ久保=昭和27年頃まで出ていた
東川手字上生野(明科東川手字家ノ上1710) 上生野正八幡宮 10/日祝 柴舟1台  
平成7年に車輪が壊れて休止となるが、平成23年(2011)やぐらを新調して復活。
 ■七貴地区
   下押野・上押野
    塩川原(しおがわら)=塩川原と新興町の原の2常会からなる。
    荻原
七貴字押野(明科七貴6549) 正八幡宮 9/1土日 御船廃絶 上押野・下押野=大正頃まで出ていた
七貴字塩川原(明科七貴7267) 高根神社 10/1土日(元・3) 簡易御船1台 塩川原の鎮守
七貴荻原(明科七貴7902) 荻原神社 10/日祝 御船1隻 荻原の鎮守
大正初期に火事で焼失し一時期御船が出なかった。昭和10年頃までは小型御船1艘(長さ約4m)も出た。
  ■陸郷地区   
      
中村
       小泉
       金井沢=旧・寺村の一部。その他は池田町陸郷。

        ※3地区で1つの常会
中村(明科南陸郷869) 中村大己神社 10/1土日(元・4) 御船廃絶 昭和26年まで出ていた
小泉(明科南陸郷2621) 和泉神社 4/中旬 繭玉投げ
10/日祝 御船1台 小泉の鎮守
金井沢(明科南陸郷5742) 金山神社 9/1日曜 例祭 金井沢の鎮守
 【消滅集落】
白牧(はくまき)
=光の字。昭和45年に集団移転。

明賀(みょうが)=東川手潮沢区の字。

黒坪(くろつぼ)=東川手の字。

木下(きした)=東川手の字。

大久保=東川手の字。

瓜ヶ久保=東川手潮沢区の字。

入庄部=東川手の字。町史では昭和29年、5戸。昭和55年、1戸。

入矢下=東川手の字。昭和40年代離村。
「ふるさと安曇野 きのう きょう あした 8号」、2012・10.20発行によると、安曇野市内には現在42艘のオフネが祭礼に登場すると記されている。
またオフネの呼名はお船、舟、屋台、舞台、大人舟、子供舟、山車、柴舟 と多種に渡る。

 ≪東筑摩郡≫ 
 筑北村
  平成18年(2006)2/26、坂北村+本城村+坂井村が合併して誕生。
 ◎旧・坂北村
      行政上:坂北=青柳(あおやぎ)・赤松・宇洞坂・大側・苅谷沢・北組・麹屋・菖蒲田・昭和町・平・竹場・中央・長田上町・長田本町・中込・中里・中通・長畑・中尾・七ツ松・原・日影・東山・日向・細田・町・みどり町・南・向原・百瀬・矢花山寺・六王・上手方
      旧村:青柳町、苅谷沢、中、竹場、仁熊、別所、荻新田
青柳町2912 里坊稲荷神社 3/25頃の日曜 御船1台 青柳町
狐の嫁入り 七年ごと。次回は平成24年。
狐の嫁入り=男衆が女狐や狐嫁などに仮装し、花嫁は籠に、狐に仮装した花婿が付添い、里坊稲荷神社までの約2kmの道程を練り歩く。
行列は、長持歌に合わせて進む長い「長持」を先頭に、カゴに乗った花嫁、山車の順で進む。
苅谷沢(坂北) 苅谷沢神明宮 3/9頃の日曜 お田植祭 県指定無形民俗文化財
9/下旬 例祭(お練りなど)
お練り(神輿あり)、神賑、地元小学生による豊栄の舞、宮司による朝日舞、獅子舞奉納、花ころばし など。
仁熊7867 神明宮春日社合殿神社 5/5 山車(各耕地より出る)  
北村13976(別所) 秋葉神社 9/下旬 山車廃絶 戦前は町耕地、平耕地、中里耕地より山車が出た

 ◎旧・本城村
     ⇒乱橋、大沢新田、東条、西条
乱橋1827 諏訪神社 9/30頃の土日 舞台(御船)4隻 上[わで]町、中町、西村、大門・東村
舞台(御船)休止 本町
舞台(御船)が出るのは宵宮のみ。
大沢新田214 高谷神社 9/30頃の土曜日の宵(不定期) 御船1台  
東条1725ロ−1 白山神社 9/中旬か下旬 舞台(御船)1隻 竹之下=宵宮のみ
神楽4台 立川、八木、岩戸、田屋
東条立川(本立社)=雌獅子。

東条八木(旭八若社連)=雌獅子。

東条岩戸(岩壮年社)=雄獅子。

東条田屋(旭田連)=雌獅子。
西条1201−ト 手塚神社 9/3土日 舞台1台廃絶 大正末期か昭和初期
獅子神楽 西条上町中町、西条聖南町
獅子神楽廃絶 西条小仁熊、伊切
西条上町中町(本町若連=雌獅子。

西条聖南町(永盛社)
=雌獅子。
西条小仁熊(小柳連)=雌獅子。

伊切(西本若連)
=雌獅子。
 ◎旧・坂井村
坂井371 大吉原神社
坂井5557 安坂神社
坂井7453 味酒部神社
坂井7656 林下總神社
坂井8585 國經營二柱神社
坂井字四阿屋山11319 坂井四阿屋神社 9/1(毎年) 例祭
坂井字舟窪11572−ロ 安宮神社 4/下旬 例祭

 生坂村
    生坂:小立野、下生野、上生坂、下生坂
    北陸郷:字として日岐平、草尾・長谷久保・白日
    東広津:字として大久保・昭津・宇留賀・大日向・草尾・古坂・会
小立野入(丸木1739) 丸木七社 10/10 懇親会
小立野平898 七社 9/4土日 例祭
下生野5686 五社神社 10/1土日 舞台1台
上生坂6302 日置神社 10/連休日祝 舞台6台 上手、西手、関原、朝日、梅月、下生坂
上生坂=上手(わで)、西手、関原、朝日、梅月
下生坂=日曜の夜祭りには出ず、月曜の15時から行われる昼祭りのみに出る。
下生坂字雲根8940 白山社 10/1土日 御船1隻 雲根。戦前は舞台だった。
日岐平(北陸郷字日岐8699) 日置神社 9/4土日 舞台1台 日岐平
草尾(北陸郷13162) 草尾神明社 10/日祝 舞台1台
神楽 獅子舞
長谷久保(北陸郷) 中山神社  10/連休日祝(元・5) 浦安の舞 
御船休止中 往古は御船が2隻あったと伝わる
白日(北陸郷) 白駒神社 10/9、10 神楽
込地10010 諏訪神社 9/4土日 神楽
大久保(東広津字八幡1559) 八幡宮 10/1、2 例祭
宮之原18490 神明宮 10/9、10 例祭
大日向(東広津字宮ノ前20321) 大日向神社 10/1日曜(元・3) 舞台1台 大日向
担ぎ御船2 北平、南平
大日向=松本市里山辺から譲り受けるとの言伝えあり。人形は太田鶴斎の作。
古坂(東広津字古坂12960) 神明社諏訪社合殿 10/1土日 神楽
本村・才光寺(東広津16116・16117) 本村神明社諏訪社合殿 10/1 神楽
会(東広津14719) 諏訪社神明社合殿 10/連休日祝 舞台1台
 ★展示場 
 【穂高神社・資料館(御船会館)
安曇野市穂高6079(穂高神社境内)。пF098−968−4378。開館日:原則無休。9:00〜16:30。入館料:一般は300円。
昭和57年(1982)設立。御船(大小)、穂高人形、古文書(三宮穂高社御造営定日記)、道祖神、絵馬、調度品、衣装、穂高人形大飾物(歴史絵巻)などを展示。
 【生坂村農村資料館】
生坂村6042−1。休館日:土日、祝日。9:00〜17:00。入館料は無料。
2000年開館。終戦まで行われていた農村歌舞伎の引き幕・衣装・台本。また獅子頭(古坂、白日、中塚、大久保、宇留賀、込地)など、村独特の品々も展示。