≪下伊那地方≫

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪飯田市≫
  平成17年(2005)10/1、飯田市+下伊那郡上村、南信濃村が合併。
 ◎旧・飯田市
宮ノ前4164 大宮諏訪神社  4/下旬 神輿、子供みこし 花火
屋台廃絶 申・寅の年  
日中は22基の小若連(子供みこし)が練り歩き、夜は勇壮な掛け声とともに青壮年神輿21基が練り歩く。最後は奉納煙火。
 式年大祭として、7年に一度(申・寅)の年、諏訪大社の御柱祭に合わせて行われた。多くの神社では御柱祭を行うが、当神社は御柱ではなく、お練りが開催される。
 江戸時代後期には飯田城下18ヶ町はそれぞれに旗屋台・囃子屋台・本屋台を揃えて曳くようになった。

 寛政6年(1794)には知久町2丁目、大横町、番匠町、伝馬町1丁目、同2丁目、桜町1丁目が本屋台を新調し、
本町1丁目では諏訪より立川和四郎の弟子を招いて獅子、豹、鳳凰、鶴等の彫物を追加している。

桜町は本年より別々にお別れ二丁目は象屋台、三丁目は大母衣山車となる。
また松尾町1丁目は大獅子、松尾町3丁目は鹿島踊りの踊り屋台、伝馬町1丁目は大江山凱旋行列、を新たに加えました。
 明治35年の祭以降は電線架設により、旗屋台と本屋台の曳き廻しが出来なくなり、本屋台は町内に飾られるだけとなった。
しかしながら、新しい出し物も思いついた。本町3丁目は慶応2年(1866)に火災で奴屋台を焼失したが、小浜・仙台・姫路三藩の道具を入手して明治5年(1872)より大名行列を始めた。さらに明治11年には東京の奴師範志村氏と諏訪の長沢兄弟から本格的な行列儀式を習って上演した。
 東野では明治41年に籠製の大獅子を登場。大正3年(1914)に高森町牛牧より舞い方を習い、同9年に木製の獅子頭を購入して大獅子を充実させた。
 大正15年には氏子町、旧氏子町にも参加を呼びかけ、従来からの本屋台の飾付け、囃子屋台の曳行、大江山・象屋台・松一獅子などの出し物、鹿島踊りなど各種の踊りも上演なども合わせて賑やかに行われた。
 【戦後のお練り祭り
 昭和22年の大火のより本屋台(知久1丁目・松尾町2丁目・大橋町・伝馬町2丁目、桜町1丁目、通り町2丁目)をはじめ幔幕や道具などの備品を焼失してしまい様相を変え、
 大宮諏訪神社の式年大祭として、商工会議所中心の奉賛会が主導となり、飯田市内ももちろん近隣町村より獅子舞・囃子屋台・踊りが参加する祭りとなり。参加団体も昭和43年の18団体から平成10年の43団体と充実してきた。
 
 
※平成16年のお練り祭り

大名行列、大獅子、次郎長道中、会津白虎隊、長持ち行列、龍神の舞、おかめ踊り、義士踊り、虎舞い。太鼓は6団体、獅子舞は25団体。このうち1団体は獅子舞とおかめ踊りの2つ奉納なので計41団体。
 【山車の遺品】
本町1丁目
=寛政4年(1894)制作。彫師は立川金四郎の作と伝わるが、彫り筋から瀬川治助重定と思われる。
飯田の町に電線が張りめぐらせ、屋台が曳けないなら、売り払い、その代金で西洋式の楽器と衣装を揃えて鼓笛隊を編成したといわれる。
この屋台の骨組みは開善寺(龍丘上川町)の茶室となって残っている。また本屋台の龍形持送り(昇龍、降龍)もある。

池田町
(現・通り町2丁目)=池田丸。龍の頭を船首に持つ三重層の舟形屋台だったが、現在は彫刻をほどこした部品と幕や太鼓などがわずかに残るだけで、飯田市美術博物館
展示されている。

松尾町2丁目=嘉永6年(1853)作の本屋台の幔幕(松鷹図緋羅紗屋台幕)がホテル神明閣オオミヤ蔵で残っている。

伝馬町1丁目=旗屋台の幟。大宮諏訪神社蔵。
八幡町1999 鳩ヶ嶺八幡宮 9/2土曜 神輿
仲ノ町351−1 天満天神社
追手町2−641 長姫神社 9/連休土日 きおい20数台
上久堅8168 久堅神社
上久堅字宮平5068 諏訪社
上久堅字神田6230 八幡社
下久堅714−ロ 熊野社
下久堅下虎岩866−ロ 諏訪神社
下久堅山越丁201 浅間社
下久堅山口乙1992 熊野社
下久堅字メナブリ己416 神明大神宮
下久堅字溝上甲2252−2 神明社
下久堅字三ツ石丁690 山王社
下久堅字中平丙896 三島社
下久堅川原丁1973−1 水神社
下久堅丁1127 諏訪神社
下久堅丙1245 白山社
下久堅和平戊1328 諏訪社
上殿岡字殿原600 神明社 獅子屋台 獅子舞
下殿岡字宮後327 八幡社
久米字宮ツルネ1565 八幡社
座光寺3338−1 高岡神社
座光寺市場2516 麻積神社 獅子舞
三日市場字立野1057 奥位社
松尾毛賀ミサ山1087 御射山神社
上郷大字黒田2346 諏訪神社
上郷大字黒田3332 八幡社
上郷大字飯沼2870−1 田園社
上郷大字飯沼2959 諏訪神社
上郷大字飯沼字獅子場3629 田中八幡宮 4/中旬 幌獅子
10月 神輿
獅子頭は寛政3年(1791)当時の南条村の庄屋であった、岩右衛門がお伊勢参りの帰途名古屋で買ってきた。頭には「尾州名古屋本町通り門前、森田嘉七作」の銘がある。
上郷大字別府字宮ノ前垣外1194 護老神社
上村字上村754 八幡社
上飯田1172−2 白山神社
上飯田5455 琴平社
上飯田6684 白山社
上飯田8110 諏訪社
上飯田今宮6207 郊戸八幡宮 9/10、11 神輿約20基 氏子は23町
今宮町の市営今宮球場で宵宮の夜、今宮郊戸八幡宮の例祭・秋季祭典と奉納煙火が行われる。
約20基の神輿と、4000発近い花火の競演がある。
千代字井戸入240 川原沢社
千代字大峰591 大山祇社
千代字中山3566 春日社
千代字天白林1020 八幡社
千代字野池1249 野池社
上川路368 八幡神社
川路1664 琴原神社 7/2土曜(元・14)
川路3083 津島神社 7/2土曜(元・14) 囃子屋台4台 川路2区、3区、4区、5区
川路5613 諏訪神社 7/2土曜(元・14) 囃子屋台1台 川路8区
伊豆木字産土森5291−ハ 伊豆木八幡宮 10/連休土日 花火(小型のスターマインと大三国) 「伊豆木の鯖鮨祭り」とも呼ばれ姿作りの鯖鮨を奉納
伊豆木字天神前619−ロ 天満宮
下瀬字宮林373 山神社
桐林字宮林1894 桐林八幡社 10/中旬 花火 仕掛け花火、ナイアガラ、大三国
時又字八王子279 八王子社
松尾1403−ロ 北辰神社
松尾3384 天神社
松尾4286 諏訪社
松尾7189 弁天厳島神社
松尾字上溝 上溝天満宮 寅申年3/最終日曜 囃子屋台1台
松尾字久井 鳩ヶ嶺八幡宮 囃子屋台1台
千栄字宮の沢3015−ロ 諏訪社
千栄字城ケ腰46 伊雜皇社諏訪社天伯社合殿
千栄字森3918 伊雜皇社
千栄字大神宮2356 山神社伊雜皇社天伯社合殿
駄科字宮林1448 諏訪社 獅子舞
大島山814−1 日吉神社
長野原382 金山社
毛賀845 稲荷神社
毛賀885 諏訪神社
立石901 倶梨迦羅神社
立石字山王山177 津島神社 7/14 囃子屋台 “立石ぎおんまつり”
獅子舞 奉納煙火
竜江宮ノ平7335 神明社 7/2土曜
竜江字家ノ入9613 冨士浅間神社 7/2土曜
竜江字外山8782 和世田社 7/2土曜
竜江字高森9147 浅間社 7/2土曜
竜江字今宮9508 諏訪社 7/2土曜
竜江字舟久保8324 八幡社 7/2土曜
竜江字対座8753 白山社 7/2土曜
竜江字辻7883 八王子社 7/2土曜
竜江大宮3459−イ 八幡宮 7/2土曜
竜江大明神2096 春日神社 7/2土曜
大瀬木1074−1 熊野社 10/初旬土曜 花火 那智の火まつりを参考に、扇を持って練り歩き、スターマイン、大三国でクライマックスを迎えます
中村字宮原1800 八幡社
鼎一色483 諏訪神社
鼎下山1449 諏訪神社 屋台獅子
鼎切石4876 八幡神社 屋台獅子
鼎名古熊1132 稲荷神社
鼎名古熊1350 八幡神社
鼎名古熊1668−イ 八王子神社
鼎地区には屋台獅子が7台(上茶屋、上山、下山、切石、中平)ある。また囃子屋台廃絶は西鼎、東鼎である。
箱川ミヤシロ573 八幡社
北方131 育良神社
竹佐字白山862 伊奈神社
中村643 愛宕社 7/14 獅子舞
山本 七久里神社 9/最終土曜か10/1土曜 はだか祭り 花火
7集落より、裸になった青年が大桶を頭上で振りながら、三国煙火の火の粉も下で舞う勇壮な祭りで「はだか祭り」と呼ばれている。
 【初午はだか祭り】
3月の初午日前後の日曜日に飯田市時又では長石寺より地元の男衆が神馬、米俵、達磨、樽などの神輿を担いで時又を練り歩き、天竜川時又港付近で身を清める行事である。まただるま神輿(厄年神輿)、還暦神輿もある。
祭りの由来は鎌倉時代、領主の小笠原長清が戦勝の感謝と兵士の慰霊のため、木馬を時又の長石寺に奉納したのが始まりと伝えられます。この日が初午であったことと神馬を奉納したことから、以来初午の日に神馬を天竜川で清めたと云われている。
「オンスイ、オンスイ」という威勢のよい掛け声を上げながら全身を天竜川で清める男衆の豪快さ。時又港一帯びに“祈り”を共有する時間が流れます。
 ◎旧・下伊那郡上村
上町 上町正八幡宮 12/11 霜月祭 本祭りは8時〜。面の登場は4日2時30分頃 
中郷 中郷正八幡宮 12/3(元・12) 霜月祭 本祭りは8時〜。面の登場は4日2時30分頃 
下栗 十五社大明神 12/13 霜月祭 本祭りは10時〜。面の登場は4日2時30分頃 
程野 程野正八幡宮 12/14 霜月祭 本祭りは8時〜。面の登場は4日2時30分頃 
 ◎旧・下伊那郡南信濃村
小道木 熊野神社 12/1日曜と翌日 霜月祭 本祭りは13時〜。面の登場は21時頃 
中立 中立稲荷神社 12/1
(隔年交互)
霜月祭 本祭りは12時〜。面の登場は21時頃 
八日市場 日月神社 霜月祭 本祭りは12時〜。面の登場は21時頃 
木沢788 木沢正八幡社 12/13、14 霜月祭 本祭りは16時30分〜。面の登場は2時30分頃 
須沢 宇佐八幡神社 12/16 平成10年より休止中
上島 白山神社 12/1土曜 霜月祭 本祭りは13時〜。面の登場は21時頃 
和田字下市場1597 諏訪神社 12/13 霜月祭 本祭りは12時30分〜。面の登場は21時頃 
尾野島 正八幡宮 12/15 霜月祭
大町 遠山八幡宮 12/23 霜月祭 本祭りは13時〜。面の登場は19時頃

 ≪下伊那郡≫ 
 松川町
元大島1922 大洲七椙神社 4/1土日 囃子屋台2台 平成12年制作。七椙保存会
獅子舞
大島字平林987 大島神社  
元大島3985 神護原神社
元大島字的場695 八幡大神社 囃子屋台
獅子舞
天保8年(1837)の『庄屋日記』には、囃子屋台が古くなったので、3分3朱で諏訪形の大工藤左ェ門に頼んで新調したとある。
上片桐字御射山3504 御射山神社
上片桐字諏訪方3136−イ 諏訪形神社
上片桐字大栢4309 熊野神社
上片桐字大高日2850 大高日神社
上片桐字鶴部4722 鶴部八幡社
生田2787 生魂水神社
生田字宮ノ前2559 福與三柱神社
生田字高松8204−ロ 長峯神社
生田字赤休7656 諏訪神社
生田字前田2936−1 諏訪神社
生田字天王4806 諏訪神社

 高森町
上市田612 伊勢神社 4/1土日 囃子屋台1台 大正4年制作。
下市田988 萩山神社 3月最終土日 獅子屋台(嬌春台) 寛政8年(1796)制作。 
囃子屋台1台 文政2年(1819)制作。
獅子舞 荒神神社→安養寺
牛牧2104 牛牧神社 4/13頃の土日 囃子屋台1台 昭和62年制作。
獅子舞 牛牧伝承館→牛牧神社
囃子屋台=昭和62年(1987)制作。区内の松平師の作。前部と後部からなり、鎖でつながる。前部と後部共に長さ8尺6寸(約2、6m)。幅7尺3寸(約2、2m)。高さ8尺3寸(約2、5m)で2台の長さは全長20尺(約6m)になるが、かっとりで前部はさらに4尺6寸(約1、4m)、後部みさらに4尺3寸(約1、3m)延ばすことが出来る。
吉田1487 吉田神社 4/1or2土日(元・8) 囃子屋台1台 明治中期 
獅子舞 雅楽、浦安の舞
囃子屋台明治中期制作。飯田の塚平の作。屋根は紺と白の市松模様張り。手摺りは朱塗り。
山吹字円山1048 泰山神社 4/1土日 囃子屋台1台   
獅子舞
山吹上平(山吹字宮越5053) 白髭神社 4/2土日 囃子屋台1台 平成元年制作。 
山吹駒場(山吹字北駒場下3668) 子安神社 4/1or2土日(元・22) 囃子屋台1台  
獅子舞
山吹新田7678 諏訪神社 4/2土日 囃子屋台1台 大正6年頃制作。 
虎舞
山吹2919 本學神社
山吹8840 芝宮神社
山吹字越田2970 天照皇大神社
山吹字前平5266 菅原神社
山吹字前平6019 八幡神社
山吹字大明神5493 健御名方神社
出原字道上440−2 出早神社

 清内路村
上清内路 上清諏訪神社 10/6 花火   
下清内路 下清諏訪神社 4/25 神楽ばやし、稚児の舞
10/上旬 花火   
下清内路 建神社 10/上旬 花火   
江戸時代、村の特産物であったタバコと木櫛の行商で三河地方を訪れた村人が、タバコと引き替えに火薬製造の秘伝を伝授してきたことが原点と云われている。
 花火は、上清内路地区は諏訪神社秋季例祭、下清内路では諏訪神社・建神社秋季例祭で奉納。村には50人以上の製造資格者がおり、両地区それぞれの保存組織が製造し、1カ月以上前から何種類もの仕掛け花火や筒花火が準備される。

 阿智村
春日字宮山179(上中関、中関) 春日神社   ―   
駒場字清坂2079 駒場字清坂2、079(駒場)安布知神社   ―    
向関(伍和字小山193) 小山八幡社   ―    
(大鹿倉(伍和字ワケ畑2251) 水無社   ―     
伍和天神平4666(河内) 天満社 ―    
栗矢(伍和) 八幡社  
備中原(伍和3212) 春日社    
智里字杉ヶ洞1893−2
(小野川、本谷、園原)
伏谷社
大野(智里) 八幡宮
昼神(智里字宮山489 阿智神社 1/1、4/15、10/14    ―   
七久里(春日) 山の神社 ? 
曽山(駒場) 白鬚神社    
園原(智里字杉ノ木平3577) 神坂神社 1/1、4/10、10/10  獅子舞 

 阿南町
新野2608  伊豆神社 祇園祭り 囃子屋台廃絶   
※ 新野には西原(本町と東町)の山車と原町の舟形の山車があり昭和10年頃まで曳かれたが、時勢により休止となり原町の山車は昭和40年の大火で焼失した。その後西原の山車は1990年頃に組み立てられ2回は曳いたが老朽化のため農村文化伝承センターに展示となった。
粟野 神明社 10/1土日 囃子屋台1台 国道151号と旧道約1qを往復
平成元年(1989)新調。三代目。先代は昭和の御大典に合わせて制作。
富草古城2158 八幡神社 囃子屋台1台
日吉 八幡社 4/29 神輿 お鍬様のお練り
伊勢社本殿左の祠より、御神体の鍬形を曲太鼓の上にすえた神輿に移し、祭典を行う。お練の列(彩り鮮やかな神輿や幣のついた榊、赤い旗、竹の先に金紙を張りつけた奴、シデの垂れた傘、太鼓、花と柳、横笛)を組み、華麗な舞いが繰り広げられる。
門原にも囃子屋台がある
 泰阜村
温田(南宮8361) 南宮神社 8/20 榑木(くれき)踊り 無形民俗文化財
 15時に全長3mほどの「柳」を中心に円を作り、音頭取りの掛け声にあわせて笛や太鼓、鉦を打ち鳴らす「館ぼめの歌」をうたって宿を出発。
行列は旗(2人諏訪大明神・八幡大神宮)、切子灯籠(白2人・緑1人)、柳笛10数人、太鼓3人、灯籠(赤1人)、旗(塩釜大神・熊野白山権現・蚕玉祖神・多賀大社大明神・津島牛頭天王)である。村内の神仏をまわり17時頃に南宮神社へ着く。
 夜は最後の踊りである「笠破り」が舞われ、南宮大橋周辺で花火の打ち上げ。橋を美しく花火が彩り、南宮神社では手作りの仕掛花火や大三国も奉納された
梨久保(イケノ平7459) 池野大明神 10/上旬 榑木(くれき)踊り 平成19年(2007)より休止
榑木踊りは平成19年(2007)より休止となった。新聞によると、かつて100人ほどあった人口が現在28人まで減少し、20歳から39歳までの住民はゼロだという。保存会副会長で池野神社氏子総代長の柿下さんによると、「いくら協力してくれても、実際に準備する地区の住民が続けられない」と言う。踊りに使う「切り子灯籠」や柳といった手作りの飾り物の準備は、担い手が十分いたころでも一日がかりだったといい、70歳代が中心の現状では無理で、このまま続けて「みじめな踊りにしたくない」ということで地区の総会で休止を決めたといわれる。
榑木踊りは、鎌倉時代に発生した「念仏踊り」を源流とし、江戸時代、泰阜村南山地区では、耕作地が少なく、米の代わりに屋根板として用いられる榑木を年貢として納めていた。榑木とは木のかたまりの意味で幕府へは切り方、寸法が決められていた。この木を天龍川の下流へ流して納めるわけで、この年貢の完納を喜び神々に感謝するために行われるようになった。
 もともとは南山五百石領内(この地域は古くより南山と称し、漆平野・我科・温田・美佐野・大畑・田本の六ヶ村合わせて石高五百八十石余で、一口に南山五百石と称せられていた)を、旧暦7月20日の漆平野を皮切りに、1日送りに踊り継がれ、梨久保の池野社を踊り納めとされていた。
 しかしながら、高齢化や人口減のため現在は温田地区のみで受け継がれている。
4646 諏訪社
宮の後1122 諏訪社
一口林3080 大山祇神社
家ノ上566 諏訪社
宮ノ越4010−ロ 諏訪社
宮ノ後3199 筑紫社
宮ノ島8999 小鷹社
宮ノ本5915 諏訪社
原1385 熊野社
小村松3524 山神社
上ノ宮2546 八幡社
上万場3811 諏訪社
森山2784 山神社
神田4063 山神社
西洞4956 諏訪社
大山1277 大山祇社
大畑7628 諏訪社
池田6506 田本神社 4/上旬 神事、菓子まき
中ノ洞4501 津島神社
八幡林8631 八幡社
 天龍村
満島558 満島神社 10/中旬土日 神幸祭  
 例祭日は明治期は7/14、15そして9/14、15さらに10/14、15現在は10/中旬土日となっている。
起源は天正元年(1573)と云われているが、さらに明治42年に近隣の16神社が合祀された神社で祭礼も統合し、新たな芸能も加えて組立てたもので、神輿、太鼓踊り、獅子舞、大名行列、花火、祇園囃子などを伴う。
神原字森3884(向方) 天照大神社 1/3 湯立神楽
神原字森5143(大河内) 池大神社 湯立神楽
神原字大森山2359(坂部) 大森山諏訪神社 1/ 神輿 湯立神楽
神原字二ノ宮1048 諏訪社
神原字二ノ宮1048 八幡社
平岡字猿カヤ戸1572 鴬巣神社 段物(獅子舞)
平岡字長島大宮197 十五社
中井侍 白山社・小高神社・上高十四社 11/最終土日 練り(神輿 湯立神楽
地区の三社を交代に湯立神楽を中心に祭りが行われる。宵宮は当番社より前年の当番社へ神輿が練り、前年の当番社で一泊し、本宮は当番社へ練る。
練りは塩払い1人、旗2人、剣4人、踊り子、神輿、囃子、大笠である。
この祭りは芋まつりとも言われ、串芋がふるまわれる。
 下条村
小松原 小松原神社 4/11&10/11 戸数35戸
睦沢250 二柱神社 10/体育の日 浦安の舞 戸数90戸
睦沢10240 津島神社 10/2 戸数17戸
山田河内(睦沢9505) 神明社 10/体育の日 囃子屋台 戸数165戸
獅子舞
子供による花屋台を先頭に獅子屋台、囃子屋台の行列が国道を練り歩く。また神社では小学女子による浦安の舞。獅子舞が出る。
睦沢6786 親田八幡宮 4/6&10/6 浦安の舞、競射奉納。 戸数159戸
陽阜695 御射山社 戸数48戸
陽阜合原 皇大神宮 10/体育の日 氏子70人
陽阜3898 入登山神社 4/14&10/14 少女4人で浦安の舞 戸数97戸
鎮西(陽阜4588) 大山田神社 4/5&10/10 獅子舞 戸数34戸
菅野 根之神社 10/7
陽阜7035 寺尾神社 4/11&10/13 戸数23戸
新井字林の平 尹良親王社 4/24&10/6 戸数43戸
仁王関 玉関神社 4/3&10/1 例祭 戸数14戸
戸数等の情報は平成11年に下条村教育委員会に聞きました。
 浪合村
宮ヶ原581 浪合神社 4/24 囃子屋台1台  
獅子舞
 豊丘村
河野字中部 河野大宮神社 4/1土日(元・15)
囃子屋台1台  
獅子舞 練り獅子
河野壮丁踊り この年に成人になった若者が芸能踊りや舞を神社に奉納する
河野字中宮 堀越春日神社 4/10頃の土日 囃子屋台1台  
獅子舞
神稲字林 熊野神社 4/1土日 囃子屋台1台  
神稲字佐原 諏訪神社 4/3土日 囃子屋台1台  
神稲字古畑 伴野神社 4/1土日 囃子屋台1台  
神稲字小園 小野神社 4/1土日 囃子屋台1台  
神稲字柿外土 田村諏訪神社 4/10頃の土日 囃子屋台1台  
獅子舞 あばれ獅子の異名あり
福島字壬生沢 諏訪神社 4/1土日(元・3/15) 囃子屋台1台  
獅子舞

 喬木村
阿島(里原1471) 八幡宮 4/1土日 囃子屋台4台 暴れ獅子もあり。 
富田 諏訪神社 4/2土日 囃子屋台2台  
伊久間16485 諏訪神社 4/2土日 囃子屋台1台  
小川上平(諸原社8021) 諸原社 4/29 囃子屋台1台  
小川(机山7599) 机山社 4/29 囃子屋台1台  
小川両平字唐土社6005 韓郷社 獅子舞
神社に保存されている獅子頭には、寛保2年(1742)の銘があり、既にこの頃には祭礼に奉納されていたと思われる。

 大鹿村
大河原字森下3402
大磧神社 4月、10月中旬 囃子屋台1台   
大河原字釜沢4891 宇佐八幡社 神楽廃絶
大河原字上蔵2332 野々宮社
大河原字上蔵4797 信濃宮
大河原字北条山白沢山西落合4295−9 白諏神社
大河原字満平5206 松平神社 神楽廃絶
鹿塩字宮林1262 葦原神社 4月、7月中旬 囃子屋台1台 ※御柱祭の時に、余興として歌舞伎等が演じられるが、その幕間にお囃子が演奏される。
鹿塩字万塩436 市場神社 10/3日曜 大鹿歌舞伎 正午より神社舞台で行われる。
 平谷村
宮ヶ原581 諏訪神社 4/17、18(固定) 神輿 御鍬様の御神体を乗せている
屋台
屋台=神輿(御神体は鍬形の幣束)を乗せるタイプ。平成13年(2001)新調復活。制作費約500万円。長さ2、3m。幅1、8m。高さ3m。
復活までは神輿を担いでいた。

 先代は大正11年に作られたが、昭和6年に廃止。
 御神体の入った神輿を乗せた屋台は、根羽村境の新町自治会を朝10時過ぎにスタートし、。村内9自治会をリレー方式で西町、中町、旭町・入川、向町、中平、柳平、平松、うつぼの順に引き継ぎ、午後4時すぎまで練り歩く。
 自治会ごとに数十人ずつが屋台曳きをして、各々の集会所に立ち寄り祭事、直会をしてが伝統の「ニワトリの舞」をする。

 売木村
  大田稲荷神社 春分の日 “お練り祭り”   
神官、神輿を先頭に大太鼓、小太鼓、笛方と続き、後に五色旗や花が続く。
午前に山の稲荷神社から、村の中心部まで練り下り、午後には再びお山へ囃子につれてはね踊りながら練り歩き神社にて神事を行い、餅まきで解散となる。

 祭りの形態は、明治初期は「神送り」と呼んで「岡崎女郎衆」「真金小粒」「祇園囃子」の3種類を笛太鼓のみで練り歩いたが、明治40年頃に青年会有志が各地のお練りを見学、大太鼓2つ、小太鼓4つ、笛方4人に花笠、紅白襷、バチ飾りなどを加え、現在のお練りの原形となった。
旭(1009) 白鳥神社 4/29(元・29) 神輿
10/4日曜 浦安の舞、餅投げ

 根羽村
万場瀬1542 八柱神社 10/9、10(7年毎) 神幸祭(囃子屋台5台) 中央、北洞、西洞、東洞、南洞(ほら)   
獅子舞
 八柱神社七年祭とは明治40年(1907)10月に各区の神社を合祀した。その年から数えて7年の大正2年(1913)に第1回の7年祭が行われた。最近では平成15年の16回目の祭典が行われた。
村内5つの洞から練物(月瀬の廻り太鼓、小戸名の獅子舞など)が出る。

 ★展示場 
飯田市美術博物館 飯田市追手町2−655−7  0265−22−8118
“池田町(現・通り町二丁目)で曳かれた池田丸(三重層の舟形屋台)の彫物の一部と幕と太鼓が飾られている”
上村 まつり伝承館 飯田市上村753 0260−36−2005 休館日は月曜・木曜・年末年始。9:30〜16:30
霜月祭のふるさと上村の歴史民俗くらしを伝える。
遠山郷土館<和田城>  飯田市和田 0260−34−2355 休館日は月曜・年末年始。9:00〜17:00
 旧・南信濃村和田の街をのぞむ、かつての和田城跡地にある。
戦国時代、この地の領主であった遠山氏の、当時の栄華を偲び、「和田城」の再現を図ったものである。また伝統芸能をマルチビジョンで紹介し、霜月まつりに使う面の複製面を200点余り展示している。
阿南町農村文化伝承センタ−・風土と生活館 阿南町新野2069−2  рO260−24−2455 9:00〜17:00。水曜日定休日。 
昭和59年完成。“阿南町の祭りや山国の暮らしと自然を紹介。囃子屋台〔元・新野の本町〕も展示。建物は日本一大きい土蔵”