≪伊那地方≫

住所 神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪飯田市≫
  平成17年(2005)10/1、飯田市+下伊那郡上村、南信濃村が合併。
 ◎旧・飯田市
宮の前 大宮諏訪神社  4/下旬 屋台廃絶 申・寅の年  
 式年大祭として、7年に一度(申・寅)の年、諏訪大社の御柱祭に合わせて行われた。多くの神社では御柱祭を行うが、当神社は御柱ではなく、お練りが開催される。
 江戸時代後期には飯田城下18ヶ町はそれぞれに旗屋台・囃子屋台・本屋台を揃えて曳くようになった。

 寛政6年(1794)には知久町2丁目、大横町、番匠町、伝馬町1丁目、同2丁目、桜町1丁目が本屋台を新調し、
本町1丁目では諏訪より立川和四郎の弟子を招いて獅子、豹、鳳凰、鶴等の彫物を追加している。

桜町は本年より別々にお別れ二丁目は象屋台、三丁目は大母衣山車となる。
また松尾町1丁目は大獅子、松尾町3丁目は鹿島踊りの踊り屋台、伝馬町1丁目は大江山凱旋行列、を新たに加えました。
 明治35年の祭以降は電線架設により、旗屋台と本屋台の曳き廻しが出来なくなり、本屋台は町内に飾られるだけとなった。
しかしながら、新しい出し物も思いついた。本町3丁目は慶応2年(1866)に火災で奴屋台を焼失したが、小浜・仙台・姫路三藩の道具を入手して明治5年(1872)より大名行列を始めた。さらに明治11年には東京の奴師範志村氏と諏訪の長沢兄弟から本格的な行列儀式を習って上演した。
 東野では明治41年に籠製の大獅子を登場。大正3年(1914)に高森町牛牧より舞い方を習い、同9年に木製の獅子頭を購入して大獅子を充実させた。
 大正15年には氏子町、旧氏子町にも参加を呼びかけ、従来からの本屋台の飾付け、囃子屋台の曳行、大江山・象屋台・松一獅子などの出し物、鹿島踊りなど各種の踊りも上演なども合わせて賑やかに行われた。
 【戦後のお練り祭り
 昭和22年の大火のより本屋台(知久1丁目・松尾町2丁目・大橋町・伝馬町2丁目、桜町1丁目、通り町2丁目)をはじめ幔幕や道具などの備品を焼失してしまい様相を変え、
 大宮諏訪神社の式年大祭として、商工会議所中心の奉賛会が主導となり、飯田市内ももちろん近隣町村より獅子舞・囃子屋台・踊りが参加する祭りとなり。参加団体も昭和43年の18団体から平成10年の43団体と充実してきた。
 
 
※平成16年のお練り祭り

大名行列、大獅子、次郎長道中、会津白虎隊、長持ち行列、龍神の舞、おかめ踊り、義士踊り、虎舞い。太鼓は6団体、獅子舞は25団体。このうち1団体は獅子舞とおかめ踊りの2つ奉納なので計41団体。
 【山車の遺品】
本町1丁目
=本屋台の龍形持送り(昇龍、降龍)寛政6年(1794)立川金四郎の作と伝わる。開善寺蔵。

池田町
(現・通り町2丁目)=池田丸。龍の頭を船首に持つ三重層の舟形屋台だったが、現在は彫刻をほどこした部品と幕や太鼓などがわずかに残るだけで、飯田市美術博物館
展示されている。

松尾町2丁目=嘉永6年(1853)作の本屋台の幔幕(松鷹図緋羅紗屋台幕)がホテル神明閣オオミヤ蔵で残っている。

伝馬町1丁目=旗屋台の幟。大宮諏訪神社蔵。
松尾字上溝 上溝天満宮 寅申年3/最終日曜 囃子屋台1台  
松尾字久井 鳩ヶ嶺八幡宮   囃子屋台1台
川路 津島神社 7/2土曜 囃子屋台4台 川路2区、3区、4区、5区
川路 諏訪神社 7/2土曜(元・14 囃子屋台1台 川路8区
竜丘   7/2土曜  囃子屋台1台   
三穂立石 “立石ぎおんまつり” 7/14 囃子屋台  
飯沼諏訪神社 7/2土曜 囃子屋台  
※囃子屋台廃絶…西鼎、東鼎
 ◎旧・下伊那郡上村
上町 正八幡宮 12/11 霜月祭
中郷 正八幡宮 12/12 霜月祭
下栗 十五社大明神 12/13 霜月祭
程野 正八幡宮 12/14 霜月祭
 ◎旧・下伊那郡南信濃村
小道木 熊野神社 12/1日曜と翌日 霜月祭
中立 稲荷神社 12/1
(隔年交互)
霜月祭
八日市場 日月神社 霜月祭
木沢788 正八幡社 12/13、14 霜月祭
須沢 宇佐八幡神社 12/16 平成10年より休止中
上島 白山神社 12/1土曜 霜月祭
和田字下市場1、597 諏訪神社 12/13 霜月祭 
尾野島 正八幡宮 12/15 霜月祭
大町 遠山八幡宮 12/23 霜月祭

 ≪伊那市≫ 
  平成18年(2006)3/31、伊那市+上伊那郡高遠町、長谷村が合併。
白山 白山神社 4/15頃の日曜 やきもち踊り
諏訪形 諏訪神社 10/4   
 ◎旧・上伊那郡高遠町
西高遠1600 鉾持神社 4/15 神輿 ほとんど出ない
9/23 山車2台 本町、仲町 
本町=江戸末期の作と云われる。
仲町=文政5年(1852)制作。普段は郷土館に展示。

大工は宮下久右衛門。彫師は諏訪の立川儀兵衛。金具は斉藤惣左衛門。塗師は池上久兵衛。
霜町=山車廃絶。某所?に売却。
山車は2台あるが、人手のためか、隔年で1台ずつ出す。
藤沢御堂垣外字宮ノ前4048 諏訪社 4/29(元・15.隔年) 神輿(大小)
片倉7165 守屋神社 4/1日曜&10/1日曜
(元・4/15。本祭は隔年)
神輿
藤沢字荒町2122 貴船神社 4/1日曜
(元・4/15。本祭は隔年)
神輿
子供騎馬行列は大正15年まで。現在は絵島祭に参加。

 ≪上伊那郡≫ 
 辰野町
小野 矢彦神社 10/1日曜 屋台3台 上町、下町、旭町の三耕地
北大出 神明神社 10/3日曜 お舟1台、笠鉾1台  
平出字宮ノ脇2、305 法性神社 4/末〜5/上旬 屋台4台 飾り付け
※ 御柱祭り(7年に一度。虎・申年の4月末〜5月上旬)の時に、平出上町下町旭町に屋台を組み立て飾り付けされる。
 箕輪町
南小河内    8/14〜16
“おさんやり祭”
担ぎ柴舟 ※さんやりは災遣(さいやり)でその意味する通り厄除けの祭りである。この祭に依代として立てる長さ数mの楢の生木をおさんやりという。
 南箕輪村
久保 神明宮 4/3日曜 子供神輿2基
演芸会(年による)、長持ち行列(昭和末期まではしていた)。
塩ノ井 塩ノ井神社 10/1 子供神輿
北殿・南殿 殿村八幡宮 10/連休 子供神輿2基(北殿・南殿)、相撲大会
田畑 田畑神社 4月 子供神輿
神子柴 白山社・八幡社合殿 10/連休 神楽(子供による)
沢尻 日光社・月光社合殿 10/1日曜 懇親会のみ
大芝 大芝神社 12/2 子供神輿
大泉 大和泉神社 10/連休 神輿(大小合わせて5基)
隔年に鹿踊り奉納。
南原 二宮神社 7/2日曜 子供神輿
北原 諏訪神社 4/中旬 子供神輿

 宮田村
大久保(日向6015) 熊野社 4/29 獅子舞
町部(宮田村3314) 津島神社 7/3土日 神輿
子供みこし
囃子屋台1台  
宮田村の祇園祭は、天保11年(1840)頃から盛んになったといわれ、戦時中も休むことなく続けられてきました。現在は7月の第三土日の例祭日だが、昭和57年(1982)までは7/14、15が例祭日だった。
神輿=毎年檜で作られるあばれ神輿。神社に戻ってくると、御神体を社殿へと降ろし、神輿の破壊が始まる。神社の石段の上から、神輿を幾度もたたき落とし、真柱一本になるまでバラバラにする。

子供みこし
=小学6年生までの男子が担ぐ樽神輿。あばれ神輿と同じように、神社の石段から何度も落として壊します。
祇園囃子屋台=13:15〜16:00(里宮神社〜戸田木工)。曳くのは小学校6年生までの女の子。以前は芸者約50人程が屋台に乗り演奏した。
南割(姫宮2920) 姫宮神社 9/3土日 大田切地区が当番時は御練り、獅子舞
北割(宮林1273) 元宮神社 9/4土日 獅子舞
西林76757 諏訪神社

 飯島町
飯島1、848 飯島神社 9/22、23 宵宮に煙火、獅子舞
田切1、788 日方磐神社 4/9 宵宮に獅子舞
9/23 宵宮に煙火、獅子舞
本郷1、877 本郷神社 9/4日曜 宵宮に煙火、獅子舞
七久保5、048 山祇神社 10/1日曜
(三社合同祭)
獅子舞(高遠原祭囃愛好会)
七久保4、367 芝宮神社 獅子舞(芝宮神社祇園囃保存会)
七久保3423 七窪神社 獅子舞(獅子舞保存会)

 ≪下伊那郡≫ 
 松川町
元大島 大洲七椙神社 4/1土日 囃子屋台2台 平成12年制作。七椙保存会

 高森町
上市田 伊勢神社 4/1土日 囃子屋台1台 大正4年制作。
下市田 萩山神社 3月最終土日 獅子屋台(嬌春台) 寛政8年(1796)制作。 
囃子屋台1台 文政2年(1819)制作。
牛牧 牛牧神社 4/13頃の土日 囃子屋台1台 昭和62年制作。
吉田 吉田神社 4/1or2土日 囃子屋台1台 明治中期 
山吹 泰山神社 4/1土日 囃子屋台1台   
山吹上平 白髭神社 4/2土日 囃子屋台1台 平成元年制作。 
山吹駒場 子安神社 4/1土日 囃子屋台1台  
山吹新田 諏訪神社 4/2土日 囃子屋台1台 大正6年頃制作。 

 清内路村
上清内路 上清諏訪神社 10/6 花火   
下清内路 下清諏訪神社 10/上旬 花火   
下清内路 建神社 10/上旬 花火   
江戸時代、村の特産物であったタバコと木櫛の行商で三河地方を訪れた村人が、タバコと引き替えに火薬製造の秘伝を伝授してきたことが原点と云われている。
 花火は、上清内路地区は諏訪神社秋季例祭、下清内路では諏訪神社・建神社秋季例祭で奉納。村には50人以上の製造資格者がおり、両地区それぞれの保存組織が製造し、1カ月以上前から何種類もの仕掛け花火や筒花火が準備される。

 阿智村
春日神社 春日字宮山179
(上中関・中関)
  神輿  氏子の幼児が保育所から神社まで台車に乗った神輿を曳く 
浦安の舞 小学校5、6年の女子から4人選ばれる
安布知神社 駒場字清坂2079      
小山八幡社 伍和字小山193(向関)      
水無社 伍和字ワケ畑2251(大鹿倉)      
天満社 伍和天神平4666(河内)      
八幡社 伍和字上ノ森6481
春日社 伍和3212(備中原)  
若宮社 伍和山伏塚5664−イ
秋葉社 伍和字秋葉社5124
伊賀良社 伍和寺尾山7564
伏谷社 智里字杉ヶ洞1893−2
(小野川、本谷、園原)
神坂神社 智里字杉ノ木平3577(園原)
皇大神宮 智里字峰4541
阿智神社 智里字宮山489(昼神)       
山の神社 春日(七久里)  
白鬚神社 駒場(曽山)      

 阿南町
新野2、608  伊豆神社 祇園祭り 囃子屋台廃絶   
※ 新野には西原(本町と東町)の山車と原町の舟形の山車があり昭和10年頃まで曳かれたが、時勢により休止となり原町の山車は昭和40年の大火で焼失した。その後西原の山車は1990年頃に組み立てられ2回は曳いたが老朽化のため農村文化伝承センターに展示となった。
粟野 神明社 10/1土日 囃子屋台1台 国道151号と旧道約1qを往復
平成元年(1989)新調。三代目。先代は昭和の御大典に合わせて制作。
門原、古城にも囃子屋台がある

 泰阜村
温田 南宮神社 8/20 榑木(くれき)踊り
梨久保 池野社 10/9 榑木(くれき)踊り
榑木踊りは、鎌倉時代に発生した「念仏踊り」を源流とし、江戸時代、泰阜村南山地区では、耕作地が少なく、米の代わりに屋根板として用いられる榑木を年貢として納めていた。年貢の完納を喜び神々に感謝するために行われるようになった。
当初は同村南山地区の6村に伝えられていたが、現在梨久保地区と温田地区のみで受け継がれている。

 天龍村
満島 満島神社 10/中旬土日 神幸祭  
 例祭日は明治期は7/14、15そして9/14、15さらに10/14、15現在は10/中旬土日となっている。
明治末期に集落内の祭礼を統合し、新たな芸能も加えて組立てたもので、太鼓踊り、獅子舞、大名行列、花火、祇園囃子などを伴う。
神原向方 天照大神社 1/3 湯立神楽
大河内 池大神社 湯立神楽

 下条村
吉岡 大山田神社 10/体育の日 囃子屋台   
山田河内 神明社 10/体育の日 囃子屋台  
子供による花屋台を先頭に獅子屋台、囃子屋台の行列が国道を練り歩く。また神社では小学女子による浦安の舞。獅子舞が出る。
睦沢6、786 親田八幡宮 4/6&10/6 浦安の舞、競射奉納。
陽阜3、896 入登山神社 4/14&10/14 少女4人で浦安の舞
陽阜4、588(鎮西) 大山田神社 4/5&10/10 獅子舞

 浪合村
宮ヶ原581 浪合神社 4/24 囃子屋台1台  

 豊丘村
河野字中部 大宮神社 4/1土日 囃子屋台1台  
河野字中宮 堀越春日神社 4/10頃の土日 囃子屋台1台  
神稲字林 熊野神社 4/1土日 囃子屋台1台  
神稲字佐原 諏訪神社 4/3土日 囃子屋台1台  
神稲字古畑 伴野神社 4/1土日 囃子屋台1台  
神稲字小園 小野神社 4/1土日 囃子屋台1台  
神稲字柿外土 田村諏訪神社 4/10頃の土日 囃子屋台1台  
福島字壬生沢 諏訪神社 4/1土日 囃子屋台1台  

 喬木村
阿島 八幡宮 4/1土日 囃子屋台4台 暴れ獅子もあり。 
富田 諏訪神社 4/2土日 囃子屋台2台  
伊久間 諏訪神社 4/2土日 囃子屋台1台  
小川上平 諸原社 4/29 囃子屋台1台  
小川 机山社 4/29 囃子屋台1台  

 大鹿村
大河原 大 神社 4月、10月中旬 囃子屋台1台   
鹿塩字宮林1、262 葦原神社 4月、7月中旬 囃子屋台1台 ※御柱祭の時に、余興として歌舞伎等が演じられるが、その幕間にお囃子が演奏される。

 平谷村
宮ヶ原581 諏訪神社 4/16〜18 屋台
屋台=神輿(御神体は鍬形の幣束)を乗せるタイプ。平成13年(2001)新調復活。制作費約500万円。長さ2、3m。幅1、8m。高さ3m。
復活までは神輿を担いでいた。

 先代は大正11年に作られたが、昭和6年に廃止。
 御神体の入った神輿を乗せた屋台は、根羽村境の新町自治会を朝10時過ぎにスタートし、。村内9自治会をリレー方式で西町、中町、旭町・入川、向町、中平、柳平、平松、うつぼの順に引き継ぎ、午後4時すぎまで練り歩く。
 自治会ごとに数十人ずつが屋台曳きをして、各々の集会所に立ち寄り祭事、直会をしてが伝統の「ニワトリの舞」をする。

 売木村
  稲荷神社 春分の日 “お練り祭り”   
神官、神輿を先頭に大太鼓、小太鼓、笛方と続き、後に五色旗や花が続く。
午前に山の稲荷神社から、村の中心部まで練り下り、午後には再びお山へ囃子につれてはね踊りながら練り歩き神社にて神事を行い、餅まきで解散となる。

 祭りの形態は、明治初期は「神送り」と呼んで「岡崎女郎衆」「真金小粒」「祇園囃子」の3種類を笛太鼓のみで練り歩いたが、明治40年頃に青年会有志が各地のお練りを見学、大太鼓2つ、小太鼓4つ、笛方4人に花笠、紅白襷、バチ飾りなどを加え、現在のお練りの原形となった。
1、009(旭) 白鳥神社 4/29 神輿
10/4日曜 浦安の舞、餅投げ

 根羽村
万場瀬1、542 八柱神社 10/9、10(7年毎) 神幸祭(囃子屋台5台) 中央、北洞、西洞、東洞、南洞(ほら)   
 八柱神社七年祭とは明治40年(1907)10月に各区の神社を合祀した。その年から数えて7年の大正2年(1913)に第1回の7年祭が行われた。最近では平成15年の16回目の祭典が行われた。
村内5つの洞から練物(月瀬の廻り太鼓、小戸名の獅子舞など)が出る。

★展示場 
飯田市追手町2−655−7  0265−22−-8118  “池田町(現・通り町二丁目)で曳かれた池田丸(三重層の舟形屋台)の彫物の一部と幕と太鼓が飾られている”
飯田市上村753 0260−36−2005 休館日は月曜・木曜・年末年始。9:30〜16:30
霜月祭のふるさと上村の歴史民俗くらしを伝える。
飯田市和田 0260−34−2355 休館日は月曜・木曜・年末年始。
 旧・南信濃村和田の街をのぞむ、かつての和田城跡地にある。
戦国時代、この地の領主であった遠山氏の、当時の栄華を偲び、「和田城」の再現を図ったものである。また伝統芸能をマルチビジョンで紹介し、霜月まつりに使う面の複製面を200点余り展示している。
高遠町大字東高遠462−1  0265-94-2144  “本町、仲町屋台を展示”
阿南町新野2069−2  0260-24-2455 9:00〜17:00。水曜日定休日。 
昭和59年完成。“阿南町の祭りや山国の暮らしと自然を紹介。囃子屋台〔元・新野の本町〕も展示。建物は日本一大きい土蔵”