奈 良 県
≪生駒地方≫
大和郡山市、生駒市
生駒郡〔斑鳩町、三郷町、安堵町〕
住所 | 神社名 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | |
≪大和郡山市≫ | |||||
■郡山地区 郡山町:今井町・堺町・塩町・魚町・中鍛冶町・北鍛冶町・観音寺町・野垣内町・南鍛冶町・本町・新中町・藺町・奈良町・雑穀町・茶町・綿町・柳町1丁目〜6丁目・柳裏町・北大工町・南大工町・洞泉寺町・矢田町・新紺屋町・高田町・材木町・豆腐町・紺屋町・車町・東岡町・西岡町・西奈良口町・東奈良口町 村:観音寺村・野垣内村・柳町村・高田村・南郡山村・新木村・北郡山村・九条村 |
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材木町32 | 薬園八幡神社 | 10/12(毎年) | 渡御、太鼓台休止 | ||
神幸祭は昭和35年頃より休止。渡御に代わって手作りの子供会のみこしを出すようになり最盛期は10基ほど出したが、平成の頃よりは出なくなる。 | |||||
神輿=制作年、作者 等詳細不詳。大きな神輿。昭和35年頃より休止。出ていた時は稗田の人を雇った。現在は神具庫にあり例祭時も出さない。 渡御の道具は例祭時に展示される。 布団太鼓=材木町。制作年、作者 等詳細不詳。三段の布団。彫物は少ない。神社内の倉庫に保管。昭和62年頃までは飾付け。台車を付けて巡幸したいという意見もあるが、門が低くそこは台車では通れない。 地車=昔より地車は無いが、渡御の時に大阪出身の方がミニだんじりを曳いたようで、今も社務所横に飾付けでいつでも見れる。 |
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洞泉寺町15 | 源九郎稲荷神社 | 4/初旬 | 子供地車1台 | ||
柳4丁目25 | 郡山八幡神社 (公式HPへ) |
7/15 | 神明祭 | 夏祭りのこと | |
10/15 | 布団太鼓廃絶 | 柳八幡神社ともいう | |||
布団太鼓=「ふるさとの想い出写真集 大和郡山」には5段の布団太鼓が写っており、「写真は昭和8、9年頃のもの、東岡町の若い衆がほとんどのようである。この祭り後間もなく担ぎ手の不足で祭の太鼓は出せなくなっている」と書かれている。 | |||||
観音寺町178 | 八幡神社 | 10/3日曜 | 神事 | ||
高田町473 | 高田大神社 | 10/13、14 | 神事 | ||
新木町94 | 新木神社 | 7/14 | 渡御 | ||
布団太鼓廃絶 | 戦前にはあった | ||||
布団太鼓=「ふるさとの想い出写真集 大和郡山」には5段の布団太鼓が写っており、明治36年撮影とある。 | |||||
北西町212 | 八幡神社 | ? | 布団太鼓廃絶 | 戦後売却 | |
魚町30 | 八幡神社 | ? | ― | ||
北茶町(茶町9) | 天満神社 | 7/連休 | 例祭 | ||
塩町 | 恵比寿神社 | 1/10 | えべっさん | ||
野垣内町10 | 春日若宮神社 | 10/12(毎年) | 例祭 | ||
南郡山町697 | 大織冠神社 | ? | ― | ||
西矢田通り | 稲荷神社 | 1/初午 | 例祭 | ||
天井町209 | 八幡神社 | 10/2土日 | 布団太鼓 | ||
外川町282 | 八幡神社 | 10月 | 例祭 | ||
西田中町175 | 清水神社 | ? | ― | ||
南井町94 | 大神社 | ? | ― | ||
豊浦町159 | 八幡神社 | ? | ― | ||
植槻町5−2 | 植槻八幡神社 | 10/2土日 | 渡御、太鼓台 | ||
宵宮は17時より奉納芸能:(バイオリン演奏・子供ソーラン・演劇など)。本宮は9時より渡御。 | |||||
■矢田地区 ⇒矢田、城、外川(とがわ)、新、山田 |
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矢田町東良(矢田町965) | 矢田坐久志玉比古神社 | 10/中旬(元・16) | 神幸祭 | ||
矢田町2225 | 八坂神社 | ? | ― | ||
矢田町3517 | 春日神社 | ? | ― | ||
外川町282 | 外川八幡神社 | ? | ― | ||
新町 | 八幡神社 | ? | ― | ||
山田町803 | 杵築神社 | 10/2土日(元・13) | でんでらこ | ||
でんでらこ=大とんど行事である。神社境内で、大きな櫓を組み、これに火をつけてもやす。これをでんでらこと呼んでいる。 これは素盞嗚尊が大蛇に食われようとする稲田姫を助ける時、でんでらこといった。それから、この行事が起こったと云われる。 |
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■片桐地区 ⇒小泉、池之内、小林、満願寺、田中、西田中、小南、西、南井、豊浦 |
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小泉町1451 | 小泉神社 | 10/2土日(元・17) | 大太鼓6台 | 西方、北之町、本町、小泉河原、市場、市場第三 | |
子供太鼓6台 | 西方、北之町、本町、小泉河原、市場、東和苑 | ||||
布団太鼓は大太鼓。提灯台(提灯太鼓)は小太鼓と呼ばれる。その他、子供布団太鼓や子供みこしの類も多数。 | |||||
西方(にしほう)、北之町、本町、小泉河原=詳細不明。 市場=平成15年(2003)9/28新調入魂式。大工は辻井工務店。柱より下は新調。上部は斑鳩町東部の太鼓台を再利用。金具は菊地金属工芸。 往古の太鼓が高安にあるという。 先代もあり。 市場第三=詳細不明。 |
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池之内町559−1 | 八幡神社 | ? | ― | ||
小林町236 | 杵築神社 | 10/祝日 | 大太鼓 | 5段の布団太鼓のこと | |
小林=小屋は境内。 令和2年(2020)文化庁の地域文化財総合活用推進事業として修復。板谷工務店、彫師は木下彫刻工芸。12月29日搬入。御披露目は元旦。 布団・布団締めは新調。主部も新調。彫物はほとんど再利用。一部と木鼻1ヶ新調。 墨書きから明治28年(1895)10月再調。大工は筒井大吉。若連は23人だった。和釘使われているので江戸期制作と思われる。 |
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横田町1294 | 素盞鳴神社 | 10/10 | 布団太鼓廃絶 | ||
満願寺町690 | 古田神社 | ? | ― | ||
田中町234 | 甲斐神社 | ? | ― | ||
小南町6 | 小南神社 | ? | ― | ||
南井町94 | 大神社 | ? | ― | ||
豊浦 | 豊浦八幡神社 | 10月 | 当屋 | 宵宮は子供相撲 | |
■平和地区 ⇒上三橋、下三橋、若槻、大江、番匠田中、井戸野、美濃庄、稗田 |
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上三橋町353 | 須佐之男神社 | 5/12、13 | 例祭 | ||
下三橘町953 | 風神社 | ? | ― | ||
若槻町184 | 若槻天満神社 | 10/10 | 例祭 | ||
大江町233 | 大将軍神社 | 10/10 | 例祭 | ||
番匠田中町28 | 須佐之男神社 | 10/10 | 例祭 | ||
井戸野町540 | 八幡神社 | 10/10 | 例祭 | ||
美濃庄町114 | 山王神社 | ? | ― | ||
稗田町319 | 売太神社 | 10/19 | 例祭 | 旧・県社 | |
■冶道(はるみち)地区 ⇒横田、石川、白土、発志院、中城、番条、櫟枝、 伊豆七条、新庄 |
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横田町23 | 和爾下神社 | 9/12 | 例祭 | ||
横田町771 | 八幡神社 | ? | ― | ||
横田町1294 | 素盞鳴神社 | 10/10 | 布団太鼓廃絶 | ||
石川町526 | 八坂神社 | 10/10 | 神幸祭 | ||
白土町591 | 白坂神社 | 10/10 | 例祭 | ||
発志院町399 | 八王子神社 | 10/10 | 例祭 | ||
中城町304 | 八王子神社 | ? | ― | ||
番条町535 | 熊野神社 | ? | ― | ||
櫟枝町102 | 八幡神社 | ? | ― | ||
伊豆七条町225 | 子守神社 | ? | ― | ||
新庄町243 | 鉾立神社 | ? | ― | ||
新庄町393 | 素盞鳴神社 | ? | ― | ||
■筒井地区 ⇒筒井、丹後庄、本庄、杉、天井 |
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筒井町1322 | 八幡神社 | 10/13 | 例祭 | ||
筒井町1440 | 菅田比売神社 | 10/13 | 例祭 | ||
丹後庄町87 | 八雲神社 | ? | ― | ||
本庄町10 | 八幡神社 | ? | ― | ||
杉町85 | 八幡神社 | ? | ― | ||
小南町6 | 小南神社 | ? | ― | ||
天井町209 | 天井八幡神社 | ? | ― | ||
■平端地区 平端:柏木、長安寺、額田部村寺方、額田部村南方、額田部村北方、西村、八条、宮堂 本多:今国府、椎木、馬司、池沢 |
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柏木町110 | 素盞鳴神社 | ? | ― | ||
長安寺町342 | 厳島神社 | 10/10 | 例祭 | ||
額田部北町826 | 推古神社 | 10/中旬(元・18) | 子供神輿 | かつては太鼓台あった? | |
八条町619 | 菅田神社 | 10/連休(元・9) | だんじり | ||
八条町771 | 子守神社 | ? | ― | ||
宮堂町402 | 八王子神社 | ? | ― | ||
今国府町637 | 杵築神社 | ? | ― | ||
椎木町444 | 杵築神社 | ? | ― | ||
馬司町1039 | 杵築神社 | 10/21 | 例祭 | ||
池沢町541 | 春日神社 | ? | ― | ||
≪生駒市≫ 生駒:山崎、谷田、俵口、小明、辻、菜畑 南生駒:壱分、小瀬、小平尾、荻原、藤尾、西畑、鬼取、大門、小倉寺、有里、乙田 北倭:高山、鹿畑、上、南田原、北田原 |
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壱分町1527−1 | 往馬大社(公式HPへ) | 10/11 | 火祭り | 神輿4基、子供神輿 | |
火祭りは,神社の氏子区域の村々が,上座と下座の二つに分かれて競争するお祭りである。江戸期の生駒谷には,俵口・小明・辻・谷田・山崎・菜畑・壱分・有里・鬼取・大門・西畑・藤尾・萩原・小瀬・小平尾・乙田の17ヶ村があり,とりわけ俵口と乙田を除く15ヶ村から祭祀組織(宮座)が構成されている。 | |||||
乙田 | 中尾神社 | 10/10 | 子供相撲は大正初期中止 | 乙田より萩の台・東山が独立 | |
高山町12679−1 | 高山八幡宮 | 10/15頃の土日 | 稚児行列、子供神輿 | ||
宵宮=灯篭に献灯。 本宮=稚児社参・子供神輿宮入。子供神輿は大北、庄田、久保、宮方、芝、ひかりが丘。 |
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鹿畑町1764 | 素盞鳴神社 | 10/連休日祝 | 地車1台(北河内型) | 平成12年までは10/17が例祭 | |
北河内型。江戸末期の作。大工不詳。彫師は相野一門か?。 平成13年、教育委員会の祭礼調査を機会に翌14年、40数年に曳行復活。 往古は北が地車を曳き、南は甲冑を着て神社の前の馬場で馬駈け。 |
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上町4447 | 伊弉諾神社 | 10/連休日祝 | 子供神輿3基 | 上町、真弓、真弓南 | |
地車1台 | |||||
子供神輿=地車曳けないので上町が創建。その後、新興地の真弓、真弓南も購入。 真弓南=13:15〜15:00。三角公園出発で地区内巡行。 |
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上町⇒神社境内に地車小屋あり。戦時中に参道に松を植えたため曳行できず、戦後は境内に飾付けのみ。 =北河内型。江戸末期の作。大工不詳。彫師は小松源蔵。 |
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南田原町803 | 住吉神社 (公式HPへ) |
7/30 | 夏祭り | 氏地は南田原、北田原 | |
10/連休(元・15) | 地車廃絶 | ||||
北田原=戦前は神輿が出た。 | |||||
≪生駒郡≫ | |||||
斑鳩町 竜田町:竜田、神南、稲葉車瀬、小吉田、服部、五百井、目安 法隆寺:法隆寺、東福寺 富郷:阿波、三井(みい)、幸前(こうぜん)、高安、興留(おきどめ) |
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龍田1丁目5−3 | 龍田神社 | 10/2土日(元・15) | 太鼓台(布団)3台 | 北部、東部、西部 | |
北部=令和3年(2021)11月21日、新調御披露目。会場は龍田西1丁目の公園。28年ぶりの新調。11月18日搬入。大工は岸和田の隆匠(田中隆治)。彫師は新野彫刻店(新野佑一)。 先代は平成5年(1993)制作。新調に伴い隆匠に預けられ羽曳野の個人へ。その後豊中市幸和太鼓の子供用になる。 東部=平成15年(2003)8月24日、新調入魂式。 制作年は不詳。昭和38年(1963)より休止し、平成9年(1997)34年ぶりに復活。 先代の一部(上屋)は大和郡山市小泉市場の太鼓の一部として再利用。 西部=詳細不詳。 |
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龍田南1丁目1−19 | 菅神社 | 10/2土日 | 例祭 | ||
神南4丁目1−46 | 神岳神社 | 10/2土曜 | 子供みこし | ||
稲葉車瀬1丁目6−10 | 白山神社 | 10/2土日 | 例祭 | ||
小吉田1丁目1−23 | 八幡神社 | 10/2土日 | 例祭 | ||
服部1丁目7−17 | 素盞鳴神社 | 10/2土日(元・10) | お渡り | 座の当家より大麻、玉串等を唐櫃に収めて神社までお渡り | |
五百井1丁目1−19 | 伊弉冊命神社 | 10/2土日(元・10) | 例祭 | ||
目安2丁目9−22 | 春日神社 | 10/2土日 | 子供提灯台 | ||
法隆寺北1丁目11 | 斑鳩神社 | 10/2土日(元・15) | 神輿 | ||
太鼓台(布団)5台 | 西里、東里、並松、五丁町、三町 | ||||
台楽5台 | 子供用 | ||||
斑鳩神社の御神霊が神輿で、法隆寺境内の御旅所へ渡御される古来からの行事。 室町期に中断するが、明和3年(1766)に復活され、金堂と五重塔の間に御旅所渡御。文化年間(1804〜18)には太鼓台が登場。神仏分離令から一時期は中断するが、明治10年復活して、御旅所を中門・妻室・綱封蔵東側広場へと変えつつ現在に至っている。 |
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三町⇒法隆寺門前町で本町・藺町・魚町を称して三町よりなる。 =紅白五段の布団屋根。詳細は不祥。 五丁町⇒福井町・芝小路・芝の口・出垣内 ・市場のの五町からなった。現在は8つの自治会で五丁町連合自治会を組織している。 =赤7段の布団屋根。詳細は不祥。 西里、東里、並松=赤の布団屋根。詳細は不祥。 |
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阿波1丁目6−38 | 阿波神社 | 10/2土日(元・15) | 宮座 | 安堵町笠目新家、阿波新家も氏子 | |
阿波3丁目9−17 | 厳島神社 | 10/2土日 | 例祭 | ||
三井141 | 素盞鳴神社 | ? | ― | ||
幸前字幸隆寺前1 | 幸前神社 | ? | ― | ||
高安1丁目4−6 | 天満宮 | ? | ― | ||
興留東1丁目8 | 素盞鳴神社 | 10/2土日 | 例祭 | ||
三郷町 ⇒立野、勢野、南畑 |
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立野南1丁目29−1 | 龍田大社 | 10/3土日 | 太鼓台(大和型) 4台 (布団)3台 |
(大和型)坂根、山上辻堂、今井 (布団) 高山、馬場、三郷 (地車風) いわせが丘 |
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太鼓台廃絶 | 廃絶=西浦 | ||||
坂根=某所より購入。制作年、大工、彫師は不詳。平成28年(2016)5月29日、修復入魂式。施工は彫忠。内容は締直し、彫り物補修、金物再メッキなど。前回は昭和53年に太鼓正か彫忠で修理。 台車は昭和47年、板野工業製作。 山上辻堂=彫師は小松一門らしい。 高山=布団屋根。制作年は不祥。大工は飯田松太郎?。彫師は松田正幸。 |
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勢野西2丁目4−12 | 薬隆寺八幡神社 | 10/3土日 | だんじり2台 | ||
勢野西3丁目5−20 | 秋留八幡神社 | 10/3土日 | だんじり1台 | ||
信貴南畑1丁目4−23 | 素盞嗚神社 | 10/3土日 | だんじり1台 | ||
安堵町 ⇒東安堵、西安堵、岡崎、窪田、笠目 |
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東安堵380 | 廣峰神社 | 10/2日曜(元・25) | 子供みこし | 氏子は東安堵・西安堵 | |
東安堵1379 | 飽波神社 | 10/4土曜(元・25) | なもで踊り | 氏子は東安堵の飽波 | |
なもで踊り=雨乞いの御礼奉納踊り、明治中期に廃れるが、平成に入りなもで踊りに使われていた太鼓や衣装が見つかったのを契機に平成7年(1995)に約100年ぶりに復活。この時に子供みこしが出る。これは子供みこしを台車に乗せ、ススキ提灯をつないで曳いている。 | |||||
東安堵1461 | 大道教本部 | ? | 布団太鼓廃絶 | 近隣の青年団が担いでいた。 | |
岡崎511 | 子守神社 | 10/中旬(元・19) | 例祭 | ||
窪田116 | 八王子神社 | 10/中旬(元・20) | 宮座 | 氏子は上窪田の東 | |
窪田424 | 杵築神社 | 10/中旬(元・20) | 例祭 | 氏子は上窪田・中窪田 | |
窪田1127 | 杵築神社 | 10/中旬(元・20) | 例祭 | 氏子は下窪田 | |
笠目435 | 御霊神社 | 10/中旬(元・22) | 宮座 |