奈 良 県

    奈良市

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪奈良市≫
  
平成17年(2005)4/1奈良市が添上郡月ヶ瀬村+山辺郡都祁村を編入合併。
  ◎奈良市中部
 ■鼓阪(つざか)地区
春日野町160 春日大社 12/15〜18 春日若宮おん祭
 15日に大宿所でのお祭り。
 16日に若宮神社での宵宮のお祭り。
 17日は0時から始まる遷幸の儀から11時の還幸の儀。
正午からはお渡り式。14時30分から行われる御旅所祭は、神事また日本古来の神楽などをはじめ、大陸から伝来した舞楽や、中世民間におこった田楽・猿楽等など古典芸能が22時30分頃まで奉納される。
 18日は後宴として、奉納相撲と後宴能が行われる。
平安末期の保延2年(1136)、全国的な洪水飢饉のために万民が苦しんでいるのを憂えた時の関白藤原忠通公が若宮神を春日野の仮御殿にお遷し申し上げて数々の芸能を奉納し、丁重にお祭りしたところ、雨は止み、作物豊穣となり、天下が無事に治まったので、以来毎年行うことになったと伝えられている。
雑司町434 手向山八幡宮
(東大寺八幡宮)
10/5 転害会
6/14 山車廃絶 永禄10年(1567)兵火で焼失 
転害会(テンガイエ)=聖武天皇が東大寺大仏の造営にあたって守護神として大分県の宇佐神宮より八幡神を勧請し、東大寺転害門から神様が入られたことに由来すると伝えられ、この神迎えの行列の様子を再現したものといわれ、東大寺転害門を御旅所として神輿3基の渡御、神供・祭式と共に、かつては田楽・舞楽の奉納などが盛大に行われたが、現在は神事・祭礼のみが八幡宮と転害門で行われている。
神輿は鎌倉期の作。
寛正3年(1462)頃から作山が出るようになる。山は数年おきに出され、手がい、今小路、中御門、押上の4郷が廻り持ちで作った。山の趣向はそのつど異なり、守屋山、弘取判官山、感陽宮山、橋弁慶山、八劒山、キヨシケ山、カウウ山、石山、羅生門両山、梶原二度ノカケ山など、謡曲などを題材にしたものが多かった。各郷から舞車も出たが、永禄10年(1567)南都は兵火により焼失し、町や神社は復興するが、祗園会はこれ以降衰退した。
奈良阪町2480 奈良豆比古神社 10/8(毎年) 翁舞 翁講・翁舞保存会
10/9(毎年) 神事相撲 宮座主催
翁舞=国指定重要無形民俗文化財。翁舞は能楽の源流と言われている。
神事相撲=舞台中央で相撲をする。10/9の19時頃から行なう。相撲は老中(60歳以上)の前の奉行2人が行なう。褌・榊を持つ。
手貝町32−2 八鐵神社 例祭
弁才天・八鐵神社移築改修委員会のはり紙には平成21年6月7日付けで社殿移設のため例祭は当分の間お休みと書かれていた。
手貝町 八坂神社 7/13、14(毎年) 鉾廃絶
宵宮は子供狂言。本宮は手向山八幡の宮司による神事
春日野町1−4 氷室神社 10/1 神輿
5/1 献氷祭 鯉と鯛を封じ込めた高さ約1mの氷柱が供えられる
押上町26 八坂神社(押上祇園社) 7/13、14(毎年) 例祭 手向山八幡宮の摂社
 元々は手掻祇園会と呼ばれ、各町からが出て賑わっていたらしい。
13日:19:00〜 子供狂言。14日:11:00〜 手向山八幡宮宮司による神事。
 ■椿井(つばい)地区
樽井町15 采女神社 中秋の名月 釆女祭 春日大社の境外末社
 ■花扇奉納行列:17:00〜JR奈良駅〜猿沢池。秋の七草で飾った2m余りの花扇を曳いた稚児や十二単衣の花扇使と姉妹都市の福島県郡山市のミス釆女、ミス奈良などが、天平衣装をまとい市内を練り歩く。
 ■花扇奉納神事:18:00〜春日大社神官による神事が采女神社にて行われる。
 ■管絃船の儀(猿沢池):19:00〜。花扇、花扇使、ミス采女、ミス奈良を乗せた2隻の管絃船(龍頭・鷁首)が猿沢池にくり出され、南都楽所の奏する雅楽が流れるなか猿沢池に浮かぶ40余りの流し灯篭の間をぬって回った後、最後に花扇を池に投じる。 
采女は天皇に仕える官女で、天皇の寵愛が薄れたのを嘆いて猿沢池に入水したとの伝が『大和物語』に出ている。例祭は中秋名月の日で、采女祭と称し花扇を神前に捧げ、竜頭の舟にかつての采女の出身地だったといわれる福島県郡山市から選ばれた采女を乗せ、池を廻りながら花扇を投げる神事がある。
漢国町6
漢国神社 10/17 太鼓台、地車廃絶
4/19 饅頭祭
「奈良 三條村史」平成18年、奈良三條農家組合・奈良三條水利組合発行の177ページ以下の記述には、
 太鼓台については明治2年(1869)の「御輿太鼓再建記」によると三条村7ヶ町と油阪地方が相談の上、御輿太鼓を新調することになった。この荷太鼓は三条村と芝辻の若連中の衝突のためか大破され三条西町の倉に入れていたが、この土地を明治27年(1895)2月末に153円で売却し、その代金で三条池北堤の東側に移転させたとある。 
 地車
は明治28年(1896)5/15、日清戦争記念共有物として地所売却代金と地車講を組織して地車1台を205円、水引一張りを25円、計230円で大阪天王寺の大蔵太三郎(注)から購入している。
しかしながら電線・電話線の架設で邪魔となり明治44年(1911)売却となり、地車、水引、太鼓、スリ金、芋綱、ハッピ印入り、毛布4枚〆7点を53円15銭で福村米造が落札した。倉庫は福村市冶郎が21円50銭で入手した。

 (注)大蔵と書かれているが大歳の誤記と思われる。
 【饅頭祭】
境内社の林(りん)神社例祭。林神社は昭和24年に当時の漢国神社の宮司が、菓子業者の協力を得て建てたもの。例祭日は林浄因の命日に因る。
林浄因とは南北朝時代に中国の杭州から渡来した人で日本で最初にあんこの入った饅頭を作った人で、この神社すぐ近くに住んでいた。
林浄因の故郷の中国杭州にも碑が建てられ毎年、饅頭祭が行われているらしい。
11:00より例祭。玉串奉納や商売繁盛の祈願などの神事。最後に整理券を頂いた人にもお饅頭が配られる。
本子守町18 率川神社 6/17(毎年) 三枝祭 10:00〜
三枝祭(ゆりまつり)=白酒、黒酒の酒樽に、本社三輪山で自生する笹百合の花(古名さいくさ)を飾ってお祭りするところから起こった。
 大宝年間(701〜703))から伝わる古式の神事で、御供えの百合の花は疫病除けとして参拝者きそって乞い受ける。
ただし笹百合が採れなくなっていることから、最近は配られるのは造花である。
餅飯殿町41 宗像神社 7/7 神輿
中筋町  中筋神社
 ■済美(せいび)地区
   68自治会がある。
脇戸町 皇太神宮社 7/17 例祭
陰陽町 鎮宅霊符神社 7/31 例祭
西新屋町 率川神社 9/1 例祭
元興寺町 白山神社
北京終町45 京終天神社 10/祝日 例祭
中辻町 春日若宮神社
 ■飛鳥地区
薬師堂町24 御霊神社 10/13 神輿 2年かけて氏子70ヶ町を廻る
西紀寺町40 祟道天皇社 10/15 神輿 享保2年(1717)修理
高畑町468 鏡神社 10/15 神輿
高畑町1049 天神社 10/2土日 お渡り
13:00:神社⇒大乗院庭園⇒→猿沢池畔の興福寺⇒奈良町⇒今西酒造で休憩⇒福智院周辺⇒16:00帰社
高畑町1059 瑜伽神社 3/8 例祭
白毫寺町116 宅春日神社
 ■佐保地区
法華寺町600 宇奈太理坐高御魂神社 10/2土日(元・15) 太鼓台休止 神事相撲、弓取り神事休止
稚児行列
神事相撲=拝殿前で相撲をする。相撲取り2人。褌。
法連佐保田町604 狭岡神社 10/2土日 太鼓台休止 三段(赤青黄色)
内侍原町43 八幡神社 7/15 例祭
中筋町14 中筋神社 8/18 例祭
奈良阪町2480 奈良豆比古神社 10/8(毎年) 翁舞 翁講・翁舞保存会
10/9(毎年) 神事相撲 宮座主催
神事相撲=舞台中央で相撲をする。10/9の19時頃から行なう。相撲は老中(60歳以上)の前の奉行2人が行なう。褌・榊を持つ。
 ■大安寺地区
大安寺町1285 御霊神社 10/2土日(元・10) 例祭
八条町228 大安寺八幡神社 10/2土日 太鼓台 大和型
 ■都跡地区
興福院(尼辻中町6) 天神社 10/2土日  太鼓台(布団)
興福院=布団屋根。三段。明治20年代に購入。平成初期に修復。
斎音寺(尼辻南町51) 斎音寺天満神社 10/2土日  太鼓台休止
北野(尼辻北町1−20) 北野天満神社 10/2土日  太鼓台休止
門外(佐紀中町2丁目) 釣殿神社 10/2土日 太鼓台(布団) 共同運行
佐紀町小字西畑(佐紀西町)[御前池の西] 佐紀神社 10/2土日 太鼓台(布団)
門外⇒氏地は佐紀中町二丁目
布団太鼓。北新村より購入し布団屋根だけ新調。しかし今も布団屋根の四隅に、天満宮の梅鉢が付いている。
佐紀町小字亀畑(佐紀町1716) 式内佐紀神社
(二条町佐紀神社)
10/2土日 子供神輿 氏地は二条町一丁目
太鼓台廃絶
太鼓台は廃絶につき台棒(担ぎ棒)は門外に譲るが、この台棒は門外で使われず保管しているそうである。
常福寺(佐紀東町) 葛木神社 10/2土日 太鼓台(布団) 平成26年、7年ぶりに復活
六条町字大保133 天神社 10/2土日  例祭
北三条(二条大路南2−2−20) 春日神社 10/2土日  神輿
太鼓台(布団)休止
南三条(三条大路5−221) 広峰神社 10/2土日 太鼓台(布団)休止
北新(二条大路南2−259) 天神社 10/2土日 太鼓台(布団)休止
南新(四条大路4−120) 皇大神社 10/2土日 太鼓台(布団)1台休止
出屋敷(四条大路3丁目) 大将軍神社 10/2土日 氏地は三条大路三丁目
出屋敷村と南新村が共同で太鼓台を担いだ。かつては各々太鼓台があった。出屋敷は平成20年代初期より大将軍・童神会子供みこしとして復活。2015年は土曜の午前に出た。
横領(四条大路五丁目426 尼辻天神社 10/2土日 太鼓台(布団)休止 氏地は三条大路四丁目、五丁目
柏木町599 天満神社 10/2土日 太鼓台(布団)
柏木町=明治12年作と伝えられる。昭和初期に屋根太鼓を布団屋根に改造。平成6年修復。
 ■辰市地区
東九条町1316 元石清水八幡神社 10/連休 太鼓台
西九条町2丁目14−2 倭文(しずり)神社 10/2土日(元・16) 太鼓台(布団) 子供相撲
蛇祭り言伝えによると、かつて、毎年の祭りに男の子を人身御供として捧げていたところ、ある年、一人の僧がやって来て代わりに人身御供となり、夜中に現れた大蛇を退治したという。僧は大蛇を三つに切ってそれぞれを三か所に葬り、それ以来、男の子を人身御供として捧げることは無くなったという。
 この伝説に因んで行なわれ、午後2時から、ヒトミゴクを持った青年団の若者、麦わらで作られた5mほどの大蛇に見立てた松明を担いで人、太鼓を叩く子供を乗せた太鼓台などが町内を練り歩く。
行列が倭文神社に戻ってくると、神饌とヒトミゴクが神殿に供えられます。 境内では、蛇の松明が焼かれ、その後、子供相撲が行われる

 大正四年の『神社調査書』には当時の様子が記されている。
 「当社例祭ニ八十二ノ人形ヲ作リ○御供ノ上ニ差シ込ミ別ニ大炬ヲ作リテ神社境内ニ持チ込ミ神饌ノ供進終ルヤ直チニ大炬ニ火ヲ放チ之ヲ焼キ盡スノ式アリ傳説ニ云フ往昔大蛇アリテ人ニ害ヲ為スコト往々アリ李(理)源大師深ク之レヲ憐ミ大蛇ヲ打チ平ケ人々ヲシテ安全ナラシメラレタリト云フ」。
神事相撲=拝殿前で相撲をする。大相撲、中相撲、小相撲各2人。褌・太刀・扇・矢を持つ。現在は子供相撲のみか?
杏町64 辰市神社 10/連休(元・16) 渡御
 ■明治地区
北永井町425 祟道天皇神社 10/13 宮座
南永井町193 春日若宮神社 10/連休(元・13) 例祭
北之庄町429 白山神社 10/14 例祭
神殿町522 祟道天皇神社 10/10 例祭
出屋敷町28 祟道天皇神社 10/連休(元・13) 例祭
 ■東市地区
古市町294 御前原石立命神社 10/2土日 太鼓台(布団)
古市町 三宝荒神社 10/3土日 太鼓台(布団) 三段(赤青黄色)
横井町1−677  穴栗神社 10/連休(元・9) 例祭
八島町325 嶋田神社 10/連休 太鼓台(大和型)
太鼓台=大和型。明治18年頃に天理市布留より購入。この年は大日照りで隣村の帯解村より鏡池の上水1尺を30円で売却して欲しいと依頼をうけ売却した代金で購入。
幕は高島屋で新調した。
鉢伏町62 宅布世神社 10/連休 例祭 戸数4戸
鹿野園町225 八阪神社 10/連休 例祭
藤原町573 白山比盗_社 10/祝日(元・15) 太鼓台(布団) 八島の翌年に購入
横井二丁目299 青井神社 10/連休 例祭
 ■帯解地区
窪の庄町 八坂神社 10/連休(元・旧9/12) みこし
田中町 八王子社 10/祝日(元・旧8/15) お渡り 子供神輿、浦安の舞
池田町字中垣内 熊野神社 10/祝日(元・旧9/9) みこし
柴屋町 八王子社(八阪神社) 10/連休(元・旧8/15) みこし
下山町109 八坂神社 10/連休(元・旧9/9) みこし
山町 祟道天皇社(御霊神社) 10/連休(元・旧9/17) みこし
今市町 春日神社 10/連休(元・旧9/9) みこし
旧帯解町時代に例祭日は10/15に統一される。各村にみこしがあるとされるが、このみこしとは大和型(屋根)太鼓と思われる。
 ■精華(五ヶ谷)地区
中畑町字米ノ尾山508 春日神社 10/連休(元・14) 宮座 宮座は上座・下座の2組
米谷町524 白山比め命神社 10/連休(元・旧9/10) 宮座 以前の宮座は座・平の2組。太鼓踊り
興隆寺町字宮稲葉319 八坂神社 10/連休(元・15) 宮座
北椿尾町字堂垣内742 春日神社(上の社) 10/連休(元・15) 宮座 以前の宮座は座・平の2組
北椿尾町字出垣内74 椿本神社(下の社) 10/連休(元・15)
南椿尾町字天上畑256 三社神社 10/連休(元・15) 宮座 以前の宮座は古座・新座の2組
高樋町921 春日神社 10/連休(元・15) 神事 以前の宮座は座・平の2組
菩提山町43 春日神社 10/連休(元・15) 宮座
虚空蔵町字香来谷143 瀧蔵神社 10/連休(元・9/8) 神事 以前の宮座はは座・平の2組

  ◎奈良市西部
 ■平城地区
歌姫町999 歌姫神社 10/2土日 太鼓台(布団)休止
山陵(山稜町宮ノ谷446) 八幡神社 10/2土日 太鼓台(布団) 共同運行
山上(山陵町御陵前326) 八幡神社 10/2土日 太鼓台(布団)
秋篠町742 八所御霊神社 10/2土日  太鼓台(屋根)
秋篠町=明治末期に吉野より購入と伝えられる。8人で担いで帰ったとのこと。
中山町1283 中山八幡神社 10/2土日(元・9) 神輿、子供神輿
太鼓台(布団)
中山町=布団屋根。昭和45年制作。四国より購入と聞く。先代は大和型。
押熊町287 八幡神社 10/2土日  太鼓台(布団)
押熊町=布団屋根。三段。明治期の作?。平成元年、太鼓正で修復。幕は平成17年、川島織物で復元新調。「高砂」。
津風呂町2253 春日神社 10/9  宵宮に湯立神事
春日神社は昭和35年4月28日に遷座。吉野郡竜門村(現・吉野町)津風呂は昭和30年にダム湖建設による水没が決定、全65戸のうち20戸が昭和33年より奈良市山陵町に集団移転、奈良市津風呂町として発足した。
 ■伏見地区
西大寺町芝町2丁目1815 八幡神社 10/2土日 太鼓台(大和型)
西大寺町=屋根太鼓。江戸期の作。本堂を模している。昭和62年、幕を修復。
平松町 皇大神社 10/2土日 太鼓台(布団)
平松町=布団屋根。昭和10年制作。平成8〜12年に修復。平成19年頃に幕「双龍」、昼提灯、担い棒を新調。明治25年創建。
菅原東518 菅原天満宮 10/2土日 神輿 菅公会
太鼓台(大和型) 菅原
菅原町=明治19年頃に地元の大工により制作。昭和40年に台車付ける。改修は1度目は昭和29年。最近は平成9年に梶内だんじり店により。
宝来町606 蓬莱神社 10/2土日  太鼓台(布団)
疋田町582 三輪神社 10/2土日  太鼓台(布団)
疋田町=布団屋根。日露戦争戦勝祝いに購入らしい。当時は大和型。当地は晒業で裕福なため昼提灯なども備えれた。幕は京都で修復。「武内宿禰、神功皇后」。
あやめ池南9 あやめ池神社 10/2土日 例祭
最後に菅原天満宮に行く。旧伏見村の5台は共同運行する。
 ■富雄地区
ニ名町2097 杵築神社 10/1(2)土日(元・13)  地車1台
富雄=北河内型。六つコマ。江戸末期〜明治初期。大工は長尾弥兵衛、由清。彫師は相野音五郎信秀。
三碓町三丁目5−8 添御縣坐神社 10/3土日(元・13) 太鼓みこし1台 3段の布団太鼓
子供みこし
富雄北1丁目18−6 荒熊大社
石木町648−1 登弥神社 11/9 湯立行事 氏子は石堂、木島、小和田、大向、城、西城
中町3840 葛上神社 10/連休(元・9) 例祭
中町3878 六所神社 10/9 例祭
中町4439 八幡神社 10/9 例祭

  ◎奈良市東部
 ■田原地区
横田町115 白山神社 10/連休(元・16) 餅まき
茗荷町881 春日神社 10/連休(元・16) 餅まき
矢田原町1638 春日宮神社 10/連休(元・16) 餅まき
長谷町1680 日吉神社 10/連休(元・16) 餅まき
杣之川町673 春日神社 10/連休(元・15) 餅まき
南田原町1415 天満神社 10/連休(元・16) 餅まき
中之庄町476 天神社 10/連休(元・16) 餅まき
神事相撲=宵宮。拝殿前で相撲をする。小中学生の男子。現在は服装は自由。
中貫町309 天神社 10/連休(元・16) 餅まき
日笠町710 天満神社 10/連休(元・16) 餅まき
此瀬町402 天神社 10/連休(元・16) 餅まき
和田町205 天神社 10/連休(元・16) 餅まき
須山町472 春日神社 10/連休(元・16) 餅まき
誓多林町689 八柱神社 10/連休(元・16) 餅まき 宵宮に神事相撲
神事相撲=宵宮に拝殿前で相撲をする。当屋より2人「兄貴、弟」、小学生2人。褌・太刀・御幣。
水間(みま)町448 八幡大神社 10/連休(元・16) だんじり 子供相撲
馬駈け=かつては馬2頭。現在は子供の騎馬戦。
神事相撲=拝殿前で相撲をする。小学生。以前は子供12人でムサクリ(6番)だけ取組をした。現在は服装は自由。
田原春日野町 美加土神社 10/連休(元・16) 昭和24年、十津川村より入植。24戸。
 ■大柳生地区
大柳生町3693 夜支布(やぎゅう)山口神社 10/連休(元・18) 神輿2基 山口神社神輿、立磐神社神輿
太鼓台
8/15(元・17) 太鼓踊
お渡り=警固、御幣、弓、猿田彦、長刀、日の御旗、月の御旗、弓、柳花、赤傘、白傘、槍、柳花、神籠(ヒモロギ)、花傘、神籠、唐櫃、山口神社神輿、立磐神社神輿、八足、参列者一同
大柳生の太鼓踊り=県指定無形民俗文化財。室町時代に豊作を祈って始められたと伝わる歴史ある行事。上出垣内には安政6年の歌本も残っている。大柳生地区の3つの集落、上出垣内、西垣内、塔坂垣内(希望があれば下出垣内も)で氏神の夜支布山口神社の分神を祀る賀当屋の家の庭で、氏子たちが盛大に太鼓踊りを奉納するというもの。賀当屋となるのは長老格の氏子で、賀当屋は夜支布山口神社の分霊・廻明神を、1年間祀るというしきたりがあり、賀当屋がいる集落がその祭りを齋行する習わしになっている。
阪原町1625 長尾神社 10/連休(元・18) 神輿
太鼓台
神事相撲は本社と御旅所で行なう。氏子から2人。褌・太刀を持つ。
大平尾町232 八柱神社 10/連休(元・18) 宮座
忍辱山町1012 素盞鳴神社 10/連休(元・18) 宮座
大慈仙町向井谷1171 八坂神社 10/連休(元・18) 宮座
 ■柳生地区
柳生町364 八坂神社 10/3土日(元・17) 太鼓台(布団) 大小 
相撲 翁舞
興ヶ原(おくがはら)町34 天満神社 10/4土日(元・15) お渡り 神輿、子供神輿
翁舞
邑地(おおじ)町3168 水越神社 10/3土日(元・17) お渡り(子供神輿) 翁舞、相撲
大保(おおぼ)町142 八坂神社 10/3土日(元・17) 子供神輿 田楽
丹生町759 丹生神社 10/3土日(元・16) お渡り
当屋の家へお渡りした神様が神社へ還御。氏子総代・神主・当屋・渡行人(とぎょうにん)の後を神輿を曳いた子供会が続く。
道中、ハチマンサン・モリヤマサン・フルシロサンという山の神様に三ヶ所で拝礼する。
神事相撲=宵宮に舞台で相撲をする。渡御衆のうち年少者2人。素襖。
北野山町713 戸隠神社 10/3土日(元・15) お渡り
 ■東里地区
須川町1488 戸隠神社 10/17 渡御
太鼓台 女子青年会の奉納行事
渡御は幟、猿田彦、鉾、立榊、金幣、神輿、神職、主席参与、理事、参与、氏子総代、稲束、神饌櫃の列である。
宮座は大座・助郎座・今座・新座があり、天正3年(1675)の大座の記録があるらしい。また秋祭りには馬9頭で競馬が行われていたと言う。
神事相撲=本殿前で相撲をする。大座の十二老と他座の大人。
南庄町257 戸隠神社 10/17 宮座 大座、今座、千座
北村町552 戸隠神社 10/17 宮座 大座、今座、千座
神事相撲=大相撲、子相撲各2人。行司1人。脇2人。弓矢2人。神主1人。春日神社(園田町)戸数2戸を合祀した。
平清水町645 八幡大神社 10/17 宮座
法用町190 八幡大神社 10/17 宮座
東鳴川町35 春日神社 10/17 宮座
中ノ川町254 三社神社 10/17 宮座
※生硫里町は昭和22年入植。旧・満州開拓団。
 ■狭川地区
西狭川町595 奈良日御碕神社 10/17 例祭
下狭川町3 九頭神社 10/17 宮座、翁舞
氏子は狭川町(両、西、東、下)。宮座は上狭川座、下狭川
神事相撲
=拝殿脇で相撲をする。踊子の2人。褌・白紙の鉢巻き、腰に白紙を垂らす。
広岡町221 九頭神社 10/17 例祭
※旧・奈良市内で確認されているのは、布団太鼓台21台?大和型太鼓台7台、地車2台など30〜40台ほどあるらしい。
 ■月ヶ瀬地区(旧・添上郡月ヶ瀬村
   ⇒石打(いしうち)、尾山(おやま)、長引(ながひき)、桃香野(ももがの)、月瀬(つきせ)、嵩(だけ)
月ヶ瀬石打2370 石打八幡神社 10/17頃の日曜 子供神輿
稚児の舞、石打太鼓踊り
子供神輿=10:00〜。昭和54年より始まる。

石打太鼓踊り=昭和62年復活。江戸時代末期、伊賀と大和東部山間地方に流行した雨乞いの祈願の踊り
月ヶ瀬尾山348 八王神社 10/17頃の日曜 子供神輿 昭和62年より始まる
稚児の舞
月ヶ瀬尾山70 天神社 10/17頃の日曜 例祭
月ヶ瀬長引536 八王神社 10/17頃の日曜 例祭
月ヶ瀬桃香野4738 桃香野八幡神社 10/20頃の日曜 お渡り
能楽 市指定無形民俗文化財
お渡りは、当家の家から神社までお供物を持った若衆と烏帽子の12人衆が子供神輿を引き連れて、ゆっくりと行幸される。
村人の平穏無事を祈願して、地元の保存会による翁舞や今春流の能、小学2年生が演じる子供狂言などが奉納される。
月ヶ瀬月瀬326 大神神社 11/23 子供神輿 昭和62年より始まる
子供相撲
例祭は元は10/8だったが、この日に来客用の食品などが用意出来なかったので宵宮は10/7のままで例祭日は2ヶ月遅れの12/8になった。平成3年より11/23に変更。
11:00頃より子供相撲。往古は相撲は、朝は津島講、昼は稲荷講と日に2回も取られていたらしい。
午後より子供神輿の曳行。
月ヶ瀬嵩245 嵩八柱神社 10/27 例祭
 ■都祁地区(旧・山辺郡都祁村)
都祁白石町280−5 白石国津神社 10/17 太鼓台1台 大和型  
蘭生1 葛神社 11/3 太鼓台1台 大和型
都祁友田町182 都祁水分神社 10/26 神輿1基
当社の祭礼は古くより春日大社の「おん祭」を模倣して盛大に行われ、神輿は9月25日、小山戸山口神社に渡御せられ、翌26日遷御され、田楽、佃男、流鏑馬があり能狂言も催されていた。
神輿=床板の裏に康生3年(1457)丁丑九月二十五日造立之と墨書きあり。また神社縁起絵巻の一軸に「康生3年丁丑年神輿造替神主外小法師代三郎太夫大工長谷寺重政」とある。
都祁小山戸町640 都祁山口神社 10/25 神輿 水分神社の神輿が宮入りする
都祁南之庄町485 国津神社 1/8 藁で蛇を作り山の神の祠まで運ぶ
都祁甲岡町352 国津神社
都祁吐山町3955 下部神社 11/23 例祭
都祁馬場町564 神明神社 10/連休(元・9/9) 例祭
針町1391 春日神社
針ヶ別所町564 子守神社 10/連休(元・9/9) 御供まき 宮座
小倉町291
八柱神社 10/連休(元・9/9) 宮座
上深川町240 八柱神社 10/連休(元・9/9) 宮座 古くは八王子社と称す
宮座の行事として、「題目立(だいもくたて)」と称する民俗芸能がある。かぞえ17歳の若者を中心に演じられる。今も伝わる曲目は厳島、大仏供養の2曲。特徴としては、動きがほとんどなく、語ることに重点がおかれている。国指定無形文化財である。
下深川町1327 春日神社 10/連休(元・9/28) 餅まき 昭和40年までは宮座。現在は年長順。
能楽 江戸期にはしていた。能舞台はあり。
荻町978 萩坐神社 10/連休(元・9/9) 宮座
 【布目ダム(布目湖)】
昭和50年(1975)着工。平成3年(1991)完成。北野山町所在。48戸、40ha水没。