≪新潟市≫
      
      〔秋葉区〕

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ◎秋葉区
平成17年(2005)3/21、13市町村の合併により新・新潟市が誕生するが、秋葉区は旧・新津市と旧・小須戸町より成る。
 ■旧・新津市
 ◎新津地区
  ⇒新津(にいつ)、古田(こだ)、金沢(かなざわ)、柄目木 (がらめき)、飯柳 (いやなぎ)、田家(たい)
新津本町3−14−6 堀出神社 8/19、20 神輿 新津郷鎮護 
栄町神楽
屋台7台 一之町、二之町、三之町、四之町、駅前、新町、上善通
栄町神楽=獅子神楽。演目は本舞、剣と幕、鈴舞。
にいつ夏まつりで堀出神社に奉納。宮上りの神輿を守護・先導し、各町内をお祓いしながら神社に帰着する。
一之町=安政3年(1856)制作。慶応年間(1865〜68)に新発田から購入。飾り人形は稲神様。見送りは亀。昭和58年屋根を修理。

二之町
=江戸末期制作。安政年間に岩船か村上から購入。飾り人形は大黒様。見送りは素盞鳴尊命。

三之町
=昭和25年(1950)再建。制作費は59万円。飾り人形は恵比寿様。見送りは波に鯛。平成2年改修。
 先代は明治13年焼失。

四之町
=昭和49年(1974)制作。制作費は1,200万円。飾り人形は弁財天。見送りは昇り龍。

駅前=昭和48年(1973)制作。制作費は800万円。昭和63年修理。飾り人形は毘沙門天。見送りは鳳凰。

新町(新町暁進会HPへ)
=昭和50年(1975)8月制作。二輪。制作費は1,080万円。大工は新生工業(奥村吉松)。飾り人形は天神様。見送りは龍。長さ5、7m。幅2、725m。高さ4、92m。
 先々代もあり。先代は大正10年頃の作。昭和34年に壊れる。 

上善道
=昭和52年(1977)制作。二輪。制作費は1,000万円。飾り人形はなし。見送りは親子唐獅子牡丹。

 以前は“善道丸”という四輪の山車を出していた。
 【山車廃絶】
山谷=詳細は未調査。
善道町2−5−15 神明宮 8/21、22 善道神楽
善道神楽=獅子神楽。江戸期に東島から習得と云われる。演目は幕舞・幣束舞・鈴舞・幕舞・四方舞。
古田2−9−3 天満宮 8/24、25 古田神楽
古田神楽=獅子神楽。演目は幕舞・剣舞・鈴舞・棒踊・天狗舞。以前は四方舞、手踊り、花笠踊り、刀踊りがあった。
金沢町2−3−10 神明宮
柄目木63 柄目木八幡神社 8/21、22 柄目木神楽
柄目木神楽演目は岡崎舞・手踊・新剣舞・榊舞・花献舞・羽返の舞・蛭子舞・大国舞。以前は天狗舞・太夫舞があった。
飯柳129 神明宮
田家1−14−14 豊受神社 8/27、28 田家神楽 演目は鏡造舞・恵比寿舞・大黒舞
田家(たい)神楽=獅子神楽。 田家久昌寺再建の資金調達のため、寛政年間に始められた。演目は化粧舞・幕舞・剣舞・四方舞・棒踊・段玉舞・麦蒔きじじ・舞い込み。
田家3−12−6 諏訪神社
 ■荻川地区
   ⇒萩島(おぎじま)、中野(なかの)、車場(くるまば)、市之瀬(いちのせ)、覚路津(かくろづ)、川口(かわぐち)、北潟(きたがた)、結(むすぶ)、福島(ふくじま)、田島(たじま)
荻島1−8−13 諏訪神社 8/23、24 荻島神楽
荻島神楽=獅子神楽。演目は神楽舞(幕舞・天狗と神楽舞込)・四方舞・手踊・花笠踊・団七踊
中野160 諏訪神社
車場59 車場八幡宮 8/29 車場神楽
車場神楽=獅子神楽。津川から伝えられたと云われる。演目は神楽・花笠踊・手踊・団七踊・槍太刀・二枚太刀。
市之瀬 神明宮 8/28 市之瀬神楽
市之瀬 伊豆神社 8/29 市之瀬神楽
市之瀬神楽=獅子神楽。子供による神楽舞(刀舞・踊り)。1日目は神明宮で@村の境界で悪魔祓いA宮上りB奉納舞。2日目は伊豆神社で@村の境界で悪魔祓いA宮上りB奉納舞。
覚路津3649 八幡宮 8/26、27 覚路津神楽
覚路津神楽=獅子神楽と花笠踊り。獅子頭は覚路津・三枚潟・三津屋・長割の4ヶ村の伊勢御礼を集め、これを固めて作ったと云われる。
川口 川口諏訪神社 8/26、27 川口神楽
川口神楽=獅子神楽。新津の大鹿より嘉永年間に習得したと伝えられる。演目は獅子舞・天狗舞・手踊・棒踊・花笠踊・四方舞・鳥さし・麦蒔き。
北潟132 神明宮
結48 道祖神社
福島90 八幡宮
田島58 神明宮
 ■小合地区
   ⇒大鹿(おおじか)、小戸上組(こどかみぐみ)、小戸下組(こどしもぐみ)、栗宮(くりみや)、子成場(こなしば)、梅ノ木(うめのき)、出戸(でと)、四ツ興野(よつごや)、蕨曽根(わらびそね)、川根(かわね)、浦興野(うらごや)、小屋場(こやば)、大秋(おおあき)
大鹿255 大鹿諏訪神社 8/30、31 大鹿神楽
大鹿神楽=獅子神楽。加賀より伝わったと云われる。その後田家の神楽を手本にしたと云われる。演目は天狗舞・神楽舞・棒踊・四方舞。
小戸上組836 八幡宮 8/最終土日 小戸上組神楽
小戸上組神楽=青年会が悪魔祓いの神楽舞と四方舞、棒踊が奉納。
小戸下組 八幡宮 8/下旬 獅子踊り
小戸下組獅子踊り=市指定文化財。文化10年(1813)に和田村と庚村(現・新潟市)から伝授。爺面(じいめん)、雄獅子(おじし)、雌獅子(めじし)、矢来獅子(やらいじし)各1人ずつ4人、太鼓2人、笛2人の計8人が1組になっており、歌詞によって踊りが少しずつ変化し、全部で24の踊りからなる。
雄獅子は源氏車、雌獅子は牡丹、矢来獅子は水車の模様を描いた垂れ幕を下げ、笛、太鼓による歌に合わせて踊る。
栗宮528 栗宮神明宮 8/30、31 栗宮神楽
栗宮神楽=江南区両川地区の嘉瀬より伝承されたと云われる。演目は天狗の舞・神楽舞・棒踊・花笠踊・大鹿櫓櫂節。
子成場140 北山神社 8/31・9/1 子成場獅子舞
子成場獅子舞=三匹獅子。演目は花見の舞・東下りの舞・麦蒔き・どじょうすくい・鯛釣り・大黒様。
梅ノ木1110 梅ノ木諏訪神社 8/5、6 梅ノ木神楽
梅ノ木神楽=獅子神楽。伊勢参りに詣でた際に、神楽舞の指導を受けたと云われる。演目は悪魔祓い・手踊・棒踊・剣舞・道切・麦蒔きじじ・狂言。
出戸609 諏訪神社
新津四ツ興野1710 神明宮
蕨曽根434 諏訪宮
川根甲217 川根神明宮 8/21、22
川根神楽獅子神楽。明治初期、近郷より伝わったと云われる。演目は神楽舞・手踊・刀舞・宮上り舞。
浦興野445 神明宮
下興野町8−16 神明宮 8/26、27 下興野神楽
下興野神楽=獅子神楽。青年会により奉納。演目:御拝舞・鈴舞・棒使い・四方舞・手踊・棒踊・花笠踊・麦蒔き。
小屋場131 神明宮 8/25、26 小屋場太夫舞
小屋場太夫舞=採取神楽。演目は榊舞・花献舞・村雲舞(むらくもまい)・鏡造舞(かがみづくりまい)・四方堅舞(しほうがためまい)・小弓舞・羽返し舞・五つ太刀舞・恵比寿舞・地割舞・大黒舞。
大秋141 諏訪社
 ■金津地区
   ⇒程島(ほどしま)、中村(なかむら)、西島(にしじま)、東島(ひがしじま)、古津(ふるつ)、朝日(あさひ)、割町(わりまち)、塩谷(しおだに)、蒲ヶ沢(がわがさわ)、金津(かなづ)、
程島244 両皇大神宮
中村148 那加武良神社 神楽舞
西島306 諏訪神社 8月 神楽
東島228 八幡宮
古津277 諏訪神社
古津 古峯神社
朝日537 且飯野神社 8/24、25 朝日神楽
朝日神楽=獅子神楽。演目は神楽舞(鈴舞・幕絞り・玉遊び・岡崎・天狗舞・天狗と神楽の立回)・四方切り。手踊・棒踊・刀踊・おかめ狂言・三公八公・漫才。
割町65 諏訪神社
塩谷1137 諏訪社
蒲ヶ沢491 神明宮 8/25、26 蒲ヶ沢神楽
金津3283 諏訪神社 8/25、26 蒲ヶ沢神楽
蒲ヶ沢神楽=獅子神楽。神明宮と諏訪神社合同で実施。以前は神楽の玉遊びがあった。
 ■阿賀浦地区
   ⇒大安寺(だいあんじ)、東金沢(ひがしかなざわ)、中新田(なかしんでん)
大安寺465 大安寺神明宮 8/23、24 大安寺神楽 神楽とひょっとこが一緒に舞う。
大安寺神楽=獅子神楽。演目は演目は神楽舞(悪魔祓い・岡崎舞・四方舞)。四剣舞・花笠踊・手踊・麦蒔き・オーサイヤ・大安寺甚句
東金沢19 神明宮
東金沢530 神明宮
中新田514 神明宮
 ■満日地区
   ⇒満願寺(まんがんじ)、七日町(なのかまち)、大蔵(だいぞう)
満願寺 神明宮 獅子舞 江戸期発祥だが、一時途絶え昭和43年頃復活。
七日町964 稲荷神社
大蔵1150 加茂社
 ■新関地区
   ⇒六郷(ろくごう)、新郷屋(しんごや)、金屋(かなや)、下新(しもしん)、大関(おおぜき)、岡田(おかだ)、牧ヶ鼻(まきがはな)、北(きた)、安部新(あべしん)
六郷881 八幡宮
新郷屋 八幡宮
金屋 神明宮
市新105 水神社
下新42 神明宮
大関3 神明宮
岡田 神明宮
小口1020 神明宮
小口 若宮社
小口 間神社
八幡宮

 ◎旧・小須戸町
 ■小須戸町地区
小須戸3732 諏訪神社 8/24、25(毎年) 小須戸神楽
灯籠4台
子供灯籠5台
松組、竹組、梅組、桜組
小須戸神楽=文化7年(1810)、小須戸地内の若衆が信州上田地方の神楽の技を伝授されたことが始まり。
 その昔小須戸の豪商、米沢屋吉田家が京都へ商用に行く度に祇園祭の灯籠の美しさに魅せられ、「小須戸にも灯籠を飾りたい」と思い寛永16年(1639)に念願の灯籠を京都から買って諏訪神社に飾ったのが小須戸の灯籠の由来と云われている。
 諏訪神社の神、天照皇太神が町の諏訪神社から町部を回りながら町の下側に1日だけ祠を移すため神輿が出る。その神輿に付き、燈籠が各町内からだ出る。思い思いの意匠を凝らした人形を飾った4基の灯籠を若衆が担ぎ、太鼓やほら貝の音も勇ましく、町内を担ぎ回る。8月25日の17:30過ぎに、4基の燈籠を抽選で2組に分け、ぶつけ合う。昔は、担いだまま、ぶつけ合っていたが、現在では灯籠を地面に置き、20mの間隔から一気に押してきて、ぶつけ合う。
 ■24日
燈籠練り歩き、夜は民謡踊り
 ■25日
(7:00〜)小須戸神楽舞
(12:30〜)神輿発御、燈籠練り歩き
(17:30〜)4台の燈籠が2組に分かれ上と下で、燈籠押し合い
 ■横水地区
   ⇒横川浜(よこがわはま)、水田(すいた)、小向(こむかい)
横川浜3966 八幡社
水田117 諏訪神社
小向1837 諏訪神社
 ■新保地区
   ⇒新保(しんぽ)、竜玄(りゅうげん)
新保1741 新保神社
竜玄79 諏訪神社
 ■矢代田地区
   ⇒矢代田(やしろだ)、天ヶ沢(あまがさわ)、鎌倉(かまくら)
矢代田4963 矢代田神社 4/14 神楽舞
矢代田3276 諏訪神社
矢代田3882 八幡宮
天ヶ沢20 神明宮
天ヶ沢524 神明宮
鎌倉425 鎌倉神明宮 4/19&8/19 鎌倉の神楽
鎌倉の神楽=獅子神楽。江戸後期にレラが流行した際に、信州からやって来た神楽舞から獅子頭を譲り受け、神明宮の祭礼を舞ったのが始まりと云われる。
演目は厄払舞・玉遊・神来舞・幣束舞・鈴舞。