滋賀県

   ≪東近江地区≫

   東近江市

住所  神社名 祭礼日 内容 備考

 ≪東近江市≫
  平成17年(2005)2/11、八日市市+神崎郡五個荘町、永源寺町+愛知郡愛東町、湖東町が合併して成立。
  平成18年(2006)1/1、神崎郡能登川町+蒲生郡蒲生町も編入。
 ◎旧・八日市市
 ■八日市地区
   ⇒神崎郡八日市、浜野、川合寺の一部(字四軒屋・押印石)+蒲生郡金屋、小脇の一部(辻組)
八日市町3−18 皇美麻(すめみま)神社 4/10頃の日曜 神輿
獅子舞
八日市本町15−4 市神神社 10/20 例祭
八日市松尾町3−13 松尾神社 4/10頃の日曜 例祭
八日市金屋1−5−12 野々宮神社 4/10頃の日曜 例祭
 【御大典記念曳山】
昭和3年3月に昭和天皇の即位を記念して御大典の祝賀行事があり、八日市町の各字ごとに曳山を出した。
また昭和8年の皇太子の御誕生にも奉祝の曳山が出た
『ふるさとの想い出写真集 八日市』に写真が載っている。
 ■中野地区(蒲生郡)
   ⇒中野、今崎、今堀、小今および小脇の大部分(辻組を除く)
東中野町3−28 中野神社 4/4以降の日曜 神輿
今崎町296 日吉神社 4/4 例祭
今堀町450 日吉神社 4/3 例祭
小今町300 蛭児神社 4/4 例祭
小脇町2247 阿賀神社 3/24 例祭
 ■御園地区(神崎郡)
   ⇒池田、今田居、寺、岡田、薗畑、林田、上、中小路、妙法寺、野村、神田、外および川合寺の大部分(字四軒屋・押印石を除く)
御園町266 高屋八幡神社 4/6 例祭
池田町144−2 八幡神社 4/2日曜(元・9) 例祭
岡田町198 八幡神社 4/16 例祭
林田町333 飯開神社 4/2日曜 例祭
五智町120 御君神社 10/3日曜 例祭 旧称は上村
中小路町42 賽神神社 4/8 例祭
妙法寺町225 やた神社 9/1 例祭
野村町185 八幡神社 4/1日曜 例祭
神田町380 河桁御河辺神社 3/3日曜 御河辺祭 神輿、馬駈け
宵祭:頭人が袴を着用し、若衆たちが手に手に持つ提灯に囲まれて神社に参入し、ミクジ取りなどの祭事が行われる。
本宮:頭人が乗馬し、若衆連に囲まれながら宮入りし、神輿1基と馬8頭による行列を組み、2里余りの道程を練り歩く。途中、御旅所若松天神社で祭事があり、また、妙法寺地先でも6人の頭人の馬駆けが行われる。
外町902 若松天神社
オケチ=『近江の祭礼』によると、祭礼日は「一月四日午後一時から六時まで」で、概要は「弓始祭。現在の形になったのは明治初期。本郷外から籤で選ばれた、お参り・おかげの二戸に組人が集まり、餅を搗き神輿に飾る。餅形は平餅・サンダワラ形。社参は裃を着用し、御幣を持ち餅御輿を従える。境内に祭馬をつくり、宮司が梅ノ木の矢・女竹の弓を三本射る。的に当たれば豊饒になるといわれ、村人は喜んで、新年の挨拶をする。」とある。
川合寺町158 八幡神社 9/15 例祭
東沖野3−11−1 沖原神社 4/3頃の日曜 太鼓
子供神輿
 ■建部地区(神崎郡)
   ⇒堺、南、日吉、瓦屋寺、北、上中、下野
建部日吉町4 日吉神社 4/2日曜(元・14) 神輿7基
建部郷17ヶ村の連合祭典で、上の郷=日吉町、建部北町、建部堺町、建部上中町、建部南町、建部瓦屋寺と下の郷=五個荘伊野部町、五個荘山本町、五個荘新堂町、五個荘石塚町、五個荘奥町、五個荘木流町、五個荘三俣町、建部下野町からなる。
なお八日市町、浜野町は延享2年に離脱した。
古くから伝承され、日吉神社でかつて2月の申の日に行われてきたが、近年は4月第2日曜に行われる。江戸時代には井伊家から祭礼奉行が派遣され警護にあたるなどの変遷を経て、明治2年(1869))には現在の祭礼様式となる。 
宵宮は19時頃から下の郷の五個荘木流町、五個荘奥町、建部下野町の各町が大太鼓や大鉦で苗村神社に宮入。
20時頃、五個荘山本町・五個荘新堂町が宮入する。

 本宮はまず例大祭が行われ、正午過ぎから上の郷3神社の神輿[=建部北(山王神社)建部堺(八幡神社)建部上中(天神社)]が宮入り。
14時頃に下の郷の3基[=伊野部(建部神社)山本・新堂・石塚・奥(苗村二之宮)木流・三俣・建部下野(苗村天神宮)]が宮入りし、日吉神社神輿と合わせて7基の神輿が拝殿前に並ぶ。
 ■平田地区(蒲生郡)
   ⇒上平木、下平木、柏木、上羽田、中羽田、下羽田
平田町503−1 大宮神社 4/2日曜 例祭
上平木町1999 日吉神社 4/23頃の日曜 神輿
柏木町550−1 蛭子神社 3/4日曜 例祭
上羽田町2257 羽田神社 4/1日曜(1日除く) 吹囃子
『近江の祭礼』によると、祭礼日は「四月第一日曜日(四月一日は除く)」で、概要は「起源は不詳。江戸時代には九ヶ村の祭礼であったが、現在では上羽田町と中羽田町の合同で行われる。宵宮では四地区から15基の松火が奉納され、御神幸途中で点火し、広い馬場や境内は火の海となる。式典には男の子が羽織袴の正装で、横笛2人・鼓・太鼓の4人1組で上羽田三組(北方・西方・南方)・中羽田一組による吹囃子の奉納が行われる。」とある。
下羽田町705−1 剣神社 4/1日曜 例祭
 ■市辺地区(蒲生郡)
   ⇒市辺、糠塚、野口、三津屋、布施、蛇溝
市辺町1081 三所神社 4/2日曜 例祭
糠塚町68 巽神社 3/28頃の日曜 神輿
野口町1 阿賀神社 4/3日曜 子供神輿
三津屋町196 神明社 3/最終日曜 例祭
布施町115 布施神社 4/3 例祭
蛇溝町229 長緒神社 4/4 例祭
蛇溝町1043 長谷野神社 10/10 例祭 長谷野は戦中、戦後の開拓地
 ■玉緒地区(蒲生郡)
   ⇒芝原、柴原南、下二俣、尻無、上大森、下大森、土器、瓜生津
柴原南町1002 玉緒神社 4/1日曜 例祭
下二俣125 玉緒神社 4/1日曜 神輿
尻無町14−37 八坂神社 4/1日曜 例祭
大森町699−1 大森神社 4/1土日 神輿(大小)
上大森町2056 八坂神社 4/4 例祭
土器町972 天満神社 4/1日曜 例祭
土器町1051 平川天神社 8/31 例祭
 ◎旧・神崎郡五個荘町
 ■東地区
旧・旭村を構成していた山本・新堂・木流・平阪・伊野部・奥・三俣・北町屋・石塚と旧安土町の清水鼻からなる。
隣接する八日市市建部地区とつながりが深く、春には両地区合同で祭礼を行う。
 【五箇祭り】
かつては4/20に北町屋の大郡神社を総社とする北町屋、石川、竜田、川並、金堂、宮荘、塚本、七里、石馬寺の郷祭りであったが、享保19年(1734)に祭礼が中断し、その後、争いごとのため、宮荘と石馬寺が抜け、次いで大正9年に川並・塚本が脱退。昭和30年頃には現在のようにそれぞれ単独の居祭りとなる。
北町屋字大郡263 大郡神社 4/3日曜 神輿、子供みこし
曳山廃絶    
かつて秋祭りに曳山が出たが、今は無い。しかしながら、五箇祭りに際し、曳山の見送り幕が飾られる。
神輿=北町屋・石川の守護。明治16年5月制作。大工は今在家・木澤甚六。長さ6、4m。幅2、3m。高さ3、6m。
神幸式は氏子総代、鳴物、神官、稚児、神章旗、神輿、子供神輿、榊、鳴物、氏子総代。
五個荘山本町776 貴船神社 4/3 例祭
五個荘新堂町289 若宮神社 4/14前の日曜 例祭
五個荘木流町548 白山比??神社 4/14前の日曜 例祭
五個荘町平坂271 八幡神社 4/14 例祭
五個荘伊野部町457 建部神社 4/2日曜 神輿
神輿=天保8年(1838)制作。大工は今在家・木澤甚六。長さ5、95m。幅1、41m。高さ2、95m。
五個荘三俣町187 三俣神社 4/14前の日曜 例祭
清水鼻字山添285 日枝神社 4/14 神輿
神輿=終戦後京都市の仏具屋の紹介で購入。大工は不詳。長さ3.45m。幅0.95m。高さ2m。
 ■南地区
町西部。旧・南五個荘村になる。金堂・石川・塚本・川並・石馬寺・七里・下日吉からなる。
金堂字大城66 大城神社 4/20頃の日曜 神輿
9/連休土日 神輿
曳山1台
子供相撲
天満宮=神輿庫は御旅所。天保11年(1840)着仕様書を定め10月着工。13年(1842)最調と神輿に刻す。細工人は京都・茨木屋与兵衛。彫刻師は信州諏訪・立川内匠冨棟(和四郎の長子)・同専四郎冨次金物師は京都錺師吉兵衛。塗師は金堂・塚本吉兵衛。大正5〜7年修理。長さ5、8m。幅1、55m。高さ3、75m。
曳山⇒曳山蔵は神社境内。
長浜型。万延元年(1860)制作。そのため「萬延楼」とも制作費の大半を負担した外村宗兵衛の名を取って「宗兵衛山」ともいう。大工は地元の市田氏。見送り幕は「赤無地で飛龍、孔雀と翁3人」。
塚本字清水 八幡神社 4/20 神幸祭
神輿=明治初期に北町屋より譲り受ける。明治27年4/29、屋根修理。大工は今在家の木澤甚六。長さ5、7m。幅1、05m。高さ3、1m。
川並字結469 結神社 4/20 神輿2基 八幡宮、正八幡宮
曳山廃絶    
正八幡宮=安永2年(1773)11月制作。大工は京都・麩屋町二条下ル 桑島作右衛門。長さ5、5m。幅1、65m。高さ3、7m。

八幡宮
=明治36年(1903)着工。44年(1911)完成。大工は今在家の木澤甚六。助は木澤銕次郎。塗師は京都・福井弥右衛門・若林音次・金堂塚本吉兵衛。制作費は19、000円。長さ5、7m。幅1、65m。高さ3、73m。
五個荘石馬寺町833 六所神社 4/20 神輿
9/3日曜 曳山廃絶
八幡宮=天保6年(1835)正月20日完成するが廃絶。大工は今在家の木澤甚六。長さ5、3m。幅1、6m。高さ2、85m。
山車蔵らしき建物の隙間に太鼓の一部、楫棒、象鼻らしき物の一部が拝見される。 
五個荘七里町243 五箇神社 4/20頃の日曜 神輿
神輿=文化元年(1804)3月完成。昭和8年修理着工。11年4月竣功。修復時に錺金具等を新調。大工は不詳。長さ6、35m。幅1、52m。高さ2、9m。
神幸式は区長、氏子総代、頭家、飾太鼓、小鏡、神官、社守、御供櫃、警固、神輿、警固。
五個荘日吉町948(下日吉字扇谷948) 日吉神社 4/2日曜(元・14) 神輿2基
神輿=文化、文政の頃の作。10年(1813)制作。大正3年2月修復。修復時の大工は今在家の木澤甚六。
神幸式は氏子総代、稚児、神官、神社守護、神饌櫃、頭人、小太鼓、小鉦、神社取締、神社係、大太鼓、大鉦、神輿。
 ■北地区
北五個荘村を構成していた竜田(たつた)・宮荘(みやしょう)・五位田(ごいで)・小幡(おばた)・中(なか)・簗瀬(やなぜ)・和田(わだ)・河曲(かまがり)からなる。
五個荘竜田町307 龍田神社 4/3日曜(元・20) 神輿
神輿=安永年間(1772〜80)制作。大工は長浜・泉新兵衛。
神幸式は村名旗、氏子総代、小太鼓、小鉦、役員、稚児、神官、神饌櫃、神章旗、前警固、神輿、子供神輿、後警固、氏子総代。
宮荘町767 五箇神社 4/15頃の日曜 神輿(大小) 巫女の舞
曳山1台 長浜型 
神輿=嘉永4年(1851)9月着工。安政4年(1857)3月完成。大工は今在家の木澤甚六。塗師は石塚の多助。錺師は彦根・上坂万右衛門・千次郎。錺屋仙次郎。長さ8、45m。幅1、8m。高さ3、8m。
曳山=制作年代は不詳だが、江戸中期以降の制作と思われる。
嘉応2年(1170)現在の愛知川町沓掛・長野・大門・中村・川原の村々を含めて五箇祭りの組合祭礼始まるが、享保初年組合祭礼が中断し、現在は宮荘1ヶ村で例大祭が行われる。
 【小幡祭り】
 小幡郷の五個荘小幡町、五個荘中町、五個荘五位田町、五個荘簗瀬町の集落が五個荘中町の小幡神社を中心に祭事をとりおこなう。
■宵宮
(15時頃〜)各集落が神輿を担ぎ出し、5基の神輿が小幡神社に宮入りする。
(19時頃〜)各村から大太鼓で小幡神社に渡御する。
■本宮
(6時〜)卯の刻渡り。四組の御旅所まで渡御。
(13時〜)簗瀬渡り。5基の神輿が簗瀬の御旅所まで渡御。
(14時〜)昼渡り。小幡神社御旅所へ渡御。巫女の舞の奉納。 再び小幡神社へ行き解散。
五個荘中町303 小幡神社 4/8頃の土日 神輿5基 五個荘中町、五個荘小幡町、五個荘中町、五個荘五位田町、五個荘簗瀬町
大太鼓5基
神幸式は小太鼓、伶人、舞姫、社務長、神官、頭人、氏子総代、御紋旗、神輿、警固。
氏子は小幡・簗瀬・四組(中、五位田、新屋敷、出町)
簗瀬字里中309 小幡神社 4/8頃の土日 太鼓 神輿2基
若桜宮大神=弘化4年(1848)頃制作。大工は長浜の吉兵衛、沓掛の安兵衛。彫師は長浜の長谷川吉兵衛。塗師は京都の石田半兵衛。錺師は京都の久兵衛・宇兵衛 他。制作費は永代帳より500両余りと分かる。長さ5、6m。幅1、45m。高さ3、1m。

小幡八幡宮
=制作年・大工 等不詳。大火により損傷のため文政10年(1828)修復。長さ5、05m。幅1、45m。高さ2、2m。
五個荘奥町341
五個荘木流町489
奥村神社
苗村神社
4/2土日(元・14) 神輿、太鼓 提灯
大提灯は平成19年新調。28年ぶりの新調。高さ4、5メートル、直径2、1メートル、重さ約250キロ(支柱の竹含む)という巨大な提灯。専用の蝋燭も高さ25センチ、直径15センチ、重さ7、5キロある。平成19年の京都の匠の作で、制作費は85万円。
 由来は享保2年(1717)奥村神社の親社の苗村神社の落慶祝いに、他の子社は立派な太鼓なれど、奥村神社はあまり立派でない太鼓のため、考えられた。大提灯は辻村(八日市の清水町)の傘屋に造らせ、高さ4、3メートル、直径2、17メートルだったらしい。
 先代は昭和54年制作。
渡御に大提灯が使われるのが特徴。高さ4、5メートル、直径2、1メートル、重さ約250キロ(支柱の竹含む)という巨大な提灯。専用の蝋燭も高さ25センチ、直径15センチ、重さ7、5キロある。この提灯は担ぐ提灯としては日本最大である。平成19年の京都の匠の作で、制作費は85万円。当日は午後7時から若衆8名に担がれ、鉦・太鼓の囃しとともに出発し、2キロ程離れた苗村神社まで渡御をする。
二ノ宮=山本・新堂・石塚・奥の郷。文化11年(1814)2月末日制作。長浜住の宮大工の作と伝わる。長さ5、47m。幅1、55m。高さ3m。

天神宮
=木流・三俣・建部下野。文化10年(1813)制作。明治21年修復。大工は今在家の木澤甚六。塗師は金堂吉兵衛。錺師は彦根・千次郎。京都・与市。長さ5、54m。幅1、42m。高さ3、18m。
五個荘和田町503 天満宮 4/10頃の日曜 神輿
太鼓
神輿=寛政3年(1791)6月中旬新調。安政3年(1856)2/25洗直し。長さ4、8m。幅1、25m。高さ2、5m。
五個荘河曲225 河曲神社 4/13頃の日曜 神幸式
神輿=明治初期に他の神社より譲り受ける。昭和50年3月、京都・斉藤塗物店で修復。長さ4m。幅1、65m。高さ2、5m。
神幸式は社名旗、榊、長旗、鰭鉾、太刀、稚児、区長、高串、神官、警固、社務係、太鼓、鉦、神輿。
 ◎旧・神崎郡永源寺町
 ■山上地区
旧・神崎郡山上村にあたる。佐目、和南、相谷、山上、萱尾、蓼畑、杠葉尾
佐目町976 若宮八幡神社 4/2 例祭
和南町631 多度神社 4/4 例祭
永源寺相谷町1199 熊原神社 4/23 例祭
山上町418−1 歳苗神社 4/8 例祭
萱尾町192 大瀧神社 7/1 例祭
蓼畑町382 若宮八幡神社 4/5 例祭
杠葉尾町729 春日神社 5/5 例祭
 ■高野地区
旧・愛知郡高野村にあたる。高野。
永源寺高野町1461 高野神社 4/10前の日曜 例祭
 ■東小椋地区
旧・蒲生郡東小椋村にあたる。九居瀬、黄和田、政所、箕川、蛭谷、君ヶ畑、茨川
九居瀬 九居瀬八幡神社 11/23 きょうずえ神事
きょうずえ神事=氏神に奉仕している者の長男が、18歳に成長した時、餅米を蒸して皿に盛り、杉の箸(長さ30cm、太さ約2cm)を付けて、祝福する神事。
黄和田町975 日枝神社 5/5 例祭
政所町950 八幡神社 5/3 例祭 宮座若衆20人組織をもって祭典中袴着用。祭典の後は直会。
箕川町134 八坂神社 4/1日曜 例祭
蛭谷町176 筒井神社 4/5 例祭
君ヶ畑町977 大皇器地祖神社 4/1日曜 例祭
1/3&9/9 御供盛り
御供盛り=氏子の若衆ら11名が神饌を調理し、神前に供える儀式。年2回行われ、なますえ神事ともいう。当日は早朝から御供蒸し(五升)が社務所で始められ、潔斎をした若衆は素襖を着て調理にかかる。御神酒注ぎ−むすび(御供を円錐形状に仕立てる)−下まな(するめ・かます等を刻む)−上まな(大根・昆布等を刻む)−まなすえ(鮒鮨と俎板を据える)−本まな(鮒鮨調理)と進む。この間は終始無言である。
 ■市原地区
旧・蒲生郡市原村にあたる。市原野、甲津畑 など。
市原野町2128 白鳥神社 4/10前の日曜 例祭
8/14、15 まんどう火祭り
甲津畑町214 藤切神社 4/5 例祭
石谷町767 白鳥神社 4/10前の日曜 例祭
新出町312 八千戈神社 4/10前の日曜 例祭
高木町1392 白鳥神社 4/10前の日曜 例祭
池之脇町429 白鳥神社 4/10前の日曜 例祭
 【永源寺ダム(永源寺湖)】
昭和27年(1952)着工。47年(1972)完成。ダム建設により佐目(56戸)、萱尾、九居瀬、相谷の四つの村落が水没。
175戸の水没世帯に合わせ213世帯が移転した。
萱尾には大滝神社があった。
 【廃村】
茨川=昭和40年(1965)8/19、最後の1戸が離村した。昭和30年の国勢調査では10戸、44人であった。
村内には天照神社(茨川町151)がある。離村した人により平成18年(2006)10/15(日)には神主も交え神事をおこなった。
 ◎旧・神崎郡能登川町
垣見町798 能登川神社 10/3日曜 曳山1台 昭和40年頃より休止。かつて2台
曳山は戦前に行われていた。例祭日は隔年の10/10。子供歌舞伎を奉納していたと云われるが、売却される。
伊庭町1890 大浜神社 5/4 神輿3基
伊庭町34 望湖神社
能登川3401 繖峰山神社
伊庭の坂下し祭として名高い。大浜神社・望湖神社・繖峰山神社三社の春祭り。繖山(きぬがさやま(432、9m)の山腹にある繖峰山神社から麓にある大鳥居まで、三基の神輿を氏子の若衆が引きずり降ろす神事。全長約500mにおよぶ坂道は断崖絶壁で、途中何ヶ所もの難所がある。
佐野町799 天神社 4/3日曜 例祭
種町1074 白鳥神社 4/2日曜 例祭
今町41 天満神社 4/1日曜 例祭
大中町60−1 大中の湖神社 3/8頃の日曜 例祭 昭和40年、大中の湖干拓の完成で42年72戸が入植し大中区が誕生
林町232 天神社
猪子町154 上山天満天神社
南須田町832 出雲神社
北須田町701 守國神社 4/2日曜 例祭
山路町524 上山神社
躰光寺町667−1 西郡神社 4/1日曜 例祭
小川町1410 八宮赤山神社 4/20頃の日曜 神輿2基
神輿⇒神輿蔵は澤建築の建造。
=平成17年(2005)4月16日、神輿修復神具庫新築竣工奉告祭で80年ぶりに修復。修復は地元仏具店の康雲堂。
以前は江戸期より神輿だったが、明治29年(1896)の大洪水によって冠水・崩壊し、使用不可となる。
そこで現在の神輿が白木で新調。それから25年後の大正13年(1924)、小川出身の近江商人や、出稼ぎのためにアメリカ、カナダに移住した人たちが修復資金を提供し合い、金色の鳳凰が乗る黒漆塗りとなった。
新宮町1911 栗見大宮天神社 4/20 神輿
川原祭=川南(鎮守は宇佐神社[川南町1125])、阿弥陀堂(鎮守は日吉神社[阿弥陀堂町331])、福堂、野島崎神社[福堂町279]、乙女浜(鎮守は濱之神社[乙女浜町171])、新宮西(鎮守は王地神社[新宮町40])、新宮東の6集落による行なわれる。神輿を担いで突進する勇壮な「走り込み」は、11時過ぎから神社近くの愛知川河原、正午には境内で執り行われる。
栗見出在家町783  神明神社
栗見新田町480 日枝神社
 ◎旧・愛知郡愛東町
妹591 春日神社 3/2日曜 お渡り
曽根町・妹(いもと)町・中戸町・鯰江町の4町で行う。大神社(おおじんじゃ)・弁水(べんすい)・神部(かんべ)・田楽(でんがく)・星水(ほっしょう)・新幣(しんへい)の各座ごとに雪かきと呼ばれる2mほどの板御幣に幣を付け、伊勢音頭で囃しながら子供神輿も交えて練り歩く。
上岸本841 春日神社 3/29 子供神輿
 【廃村】
大萩
=昭和47年9月16日、山崩れのため、翌50年4月、上岸本地先へ集団移住。
神社は白髭神社。
 ◎旧・愛知郡湖東町
北菩提寺356 押立神社 4/24頃の日曜 渡御
60年に一度 ドケ祭
客人祭りともいう。19ヶ字の区長が年の初めにくじを引き、二字が神輿を担ぐ。渡御は稚児、紅白旗18流、社名旗、真榊、太刀、大幣、楯他の行列。
 【ドケ祭】
春祭りの内、60年に一度行われる大祭である。元々は不定期であったが、明治以降60年に1度行うようになった。最近では、昭和46年に行われ、次回祭が行われるのは平成43年である。
 渡御列は、太刀振・ササラ摺・鉦打・鼓打・笛吹・太鼓打・ドケ役が順に並んで、囃子に合わせて踊りながら行列する。殊にドケ役は鬼面や般若面をを被り、女物の長襦袢に陣羽織姿という変わった格好で踊り狂う奇祭である。
 ドケという名前は、道化がなまったもの説。囃子言葉「ドッケノ ドッケノ シッコノケ」説。神仏混合だった昔、行列の先頭だった僧侶がお経を読んだ(読経)説。行列が通るのでドケドケ説。鎌倉時代の文書に「藤家七家」という文字があるので、これが ドッケノ シッケと転じた説。多々あるが真相は不明である。
 また祭りで使われる装束などが境内にある宝物殿に展示され、見ることが出来る。
小八木町763 春日神社 4/17頃の日曜 曳山1台 神輿(大小)
曳山=平成19年(2007)の聞き取りによると、今から20数年前に一度途切れるまでは人形や松飾りがあったと言う。旧・湖東町唯一の曳山と云われている。
 ◎旧・蒲生郡蒲生町
川合町960 玉緒神社 4/16頃の日曜 神輿2基
9/連休(元・16) 子供相撲
@昭和35年の修復以来、台車に乗せ男子小学生に曳かせている。
A損傷ひどく神輿庫に保管。
中の郷町1565 長寸神社 4/17 渡御
杉町228 大屋神社
長寸神社で祭典を終えると、大屋神社まで大幣を立てて渡御し、祭典後、二柱の大幣にて再び長寸神社へ渡御し盃を交す。その後両神社の道半ばにて、各々還御する。長寸大神が大屋大神を迎え、もてなして送る祭りといわれている。
明和年間(1764〜71)までは、二社の神輿によつて渡御が行われたと伝えられる。
鋳物師町1020 竹田神社 4/15 例祭
蒲生岡本町709 高木神社 4/23 帯かけ祭
帯掛け祭り(長刀振り)=上麻生・下麻生・今村・弊村・穂村の5組の宮座によつて維持される。
境内に幔幕を張り、シュウシの後、けんけと踊りを行う。若衆による長刀振り、神輿渡御の際に新婚婦人の丸帯数本を長刀や木太刀に掛けて行列に加わる。
上麻生町61 旭野神社 4/23 帯かけ祭
下麻生町214 山部神社 4/23 例祭
大塚町345 八幡社 4/16 例祭
大塚町823 天神社 4/25 例祭
田井町35 天満宮社 4/26 例祭
蒲生大森町164 廣田神社 4/13 例祭
鈴町485 高岸神社 4/13 例祭
蒲生堂町487 落神社 4/2日曜(元・13) 例祭
宮川町44 八坂神社 5/3 渡御 神輿、薙刀振、山鉾、手踊 等
外原町(とのばら)148 八幡神社 4/11 例祭
宮井町420 八幡神社 4/11 例祭
横山町402 櫟神社 4/9 例祭
合戸町143 八幡神社 4/14 例祭
上南(かみな)町288 天神社 1/25 例祭
市子殿町443 雨宮神社 4/1 例祭
8/31 厄日除け 生茄子の肴にて神前にて神酒を祝う行事
市子沖町254 春日神社 10/中旬 例祭
市子松井町49 松井神社 4/15 例祭
市子川原町382 天満神社 3/10 例祭
平林町296 和田神社 4/13 例祭
石塔(いしどう)町940 若宮神社 4/23 宮座2座 新村座、本村座
桜川東町1 栩原(とちはら)神社 4/18 例祭
桜川西町563 子守勝手神社 4/20 神輿 子供たちが曳く
木村町335 柳宮神社 4/1日曜 例祭
稲垂町315 諏訪神社 4/16頃の日曜 例祭