滋賀県
≪近江八幡市≫
住所 | 神社名 | 祭礼日 | 内容 | 備考 | ||
≪近江八幡市≫ 平成22年(2010)3月21日、近江八幡市+蒲生郡安土町が対等合併し、新・近江八幡市成立。 |
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◎旧・近江八幡市 | ||||||
宮内町257 | 日牟礼八幡宮 | 3/15頃の土日 | 左義長の山車13基 | |||
4/14、15(毎年) | 神輿 | |||||
大太鼓 | ||||||
【左義長まつり】 八幡の左義長は安土桃山時代の安土に始まる。「信長公記」によると、信長は安土において毎年正月、左義長祭りを行い、自ら南蛮笠を被り、紅絹にて顔を包み、錦衣を着て異称華美な姿で踊り 出たという。織田信長亡き後、安土より八幡城下に移住してきた人々は、既に4月に行われていた八幡まつりに参加を申し入れたが、松明の奉火場所が無く、また新参とのことで断られたため、これに対して、安土で行われていた左義長まつりを始めたと云われている。 |
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≪行事予定≫ ■土曜 (13:00〜)日牟礼八幡宮馬場にて左義長宮入 (13:30〜)日牟礼八幡宮本殿にて渡御神幸祭 (14:00〜)渡御出発 (17:30〜)渡御帰着・渡御還幸祭 日牟礼八幡宮能舞台にて左義長ダシコンクール審査発表・表彰式 (18:00〜)左義長宿入り ■日曜 (10:00〜)日牟礼八幡宮拝殿にて左義長大祭 (夕方まで)左義長自由行動 (18:00〜)番外左義長一斉奉火 (18:10〜)鳥居前廻れ廻れ:奉火の順番に従って順々に日牟礼八幡宮を目指す (20:00〜)左義長5基一斉奉火 (20:20〜)奉納順の6番以下順次奉火 (22:20〜)最終の左義長奉火 |
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第1区=縄手町元・縄手町中・縄手町末、鍵之手町、慈恩寺町元・慈恩寺町中、慈恩寺町上。 制作者は第一区青年部。 第2区=鍛冶屋町、新左衛門町、鉄砲町、生須町、薬師町、大工町。 制作者は2区区民。 参和会(第3区)=江南町、玉屋町、東畳屋町。 制作者は参和会だし製作一同。 仲屋(すわい)町(第4区)=元・中・上の3町。 制作者はSWI48。 為心町(第4区)=元・中・上の3町。 制作者は為心町ダシ製作部。 魚屋町(第4区)=元・中・上の3町。 制作者は魚屋町青年部。 宮内町(第5区)=制作者は宮内町ダシ製作部。 新町(第6区)=1〜4丁目。“新町通り”として行う。 制作者は新翔会。 紫竹会(第7区紫竹会)=玉木町1・2丁目、正神町、小幡中上、中。 制作者は紫竹左義長実行委員会。 本町(第8区)=1〜5丁目。 制作者は本町青年部一同。 池田町(第9区)=1〜5丁目。 制作者は池田町青年部一同。 10区会=板屋町、北元町、北末町、西元町、西末町。 制作者は十区会左義長実行委員会。 第11区=元玉町、佐久間町、日杉町、孫平治町。 制作者は第十一区ダシ製作一同。 |
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【八幡まつり(松明祭)】 上之郷(市井、多賀、北之庄、鷹飼、中村、宇津呂、大林、土田)と下之郷(船木、小船木、大房、南津田)12郷のまつりである。14日の宵宮では、10mもの大松明をはじめ、大小30本あまりの松明が境内に立てられ、仕掛け花火とともに勇壮な火の柱を作る。翌15日は、各町内の氏子たちが自慢の大太鼓をかついで境内に参集するため、太鼓祭りとも言われる。 |
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浅小井町531 | 今宮天満神社 | 4/1日曜 | 神輿 | |||
7/3日曜 | 曳山6台 | 五条ノ木山、東出山、北出山、平田出山、西出山、野瀬出山 | ||||
五条ノ木山=文化3年(1806)制作。大正2年(1913)に多賀村(近江八幡市多賀町)より購入。 東出山=天保3年(1832)制作。障子箱の墨書きより。台場の前後に破風屋根が付いている唯一の曳山。 北出山=弘化3年(1846)制作。曳山の高欄部什物箱の墨書きより。 平田出山=天保11年(1840)制作。山蔵の梁に墨書きより。明治初期に日野町より購入と伝えられる。 西出山=文政7年(1828)制作。天保3年(1832)土田村より購入。屋根廻しが出来る。 野瀬出山=天保7年(1836)制作。地元の宮大工の深尾市郎兵衛作。屋根廻しが出来る。 |
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小船木町230 | 八坂神社(普門院) | 4/3 | 曳山1台 | 一部が保存 | ||
安政3年(1856)6月制作。浅小井より購入。当初は諏訪神社の雨乞い返礼のための巡幸より、八坂神社の祇園祭りに変更になったが、近代は山蔵の扉を開くのみになった。その後、昭和3年の後大典、29年の市制施行、34年の皇太子御成婚に巡幸されたが、42年の台風で山蔵が倒壊し、曳山も半壊したため、本体は町内個人に売却。什物は諏訪神社に保管。車輪は市立郷土資料館に展示。 | ||||||
大房町558 | 邇々藝志神社 | 曳山1台 | 昭和10年頃より休止。解体し保存。 | |||
北津田町 | 大嶋・奥津島神社 | 4/18 | 神輿2基 | |||
神輿=宝暦10年(1760)制作。 | ||||||
倉橋部町46 | 安吉神社 | 5/5 | 神輿 | |||
【八幡町周辺の左義長】 旧・八幡町の影響で多くの集落で左義長行うが、松明などの作り物を飾り燃やすだけの左義長は省き、村内を担ぐ左義長のみを記載した。 なお左義長は民俗行事で神社宮入り等は行われていない地区もあるが、神社境内で左義長を燃やすなど、やはりいろんな点が係わっているので記載した。祭日は元々14日で現在は祝日の前の日曜に行われている地区が大半である。 |
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牧町786 | 五社神社 | 1/15 | 子供左義長 | |||
船木町 | 青根天満宮 | 1/15 | 子供左義長 | |||
昭和末期までは船木の上下の自治会で1基ずつ左義長の山車を作った。 | ||||||
南津田町 | 八王子神社 | 1/15 | 左義長 | |||
戦前は各町(馬場町、角屋町、横町、御屋敷町、沢之口町、西出町、穴戸町、下出町、七ツ屋町、丹後町)ごとにダシを作って練り歩いたが、戦後は各町が交代でダシを作るようになった。(ただし景気づけに独自にダシを作ることもあったが)。 | ||||||
武佐町 | 牟佐神社 | 1/15 | 左義長 | |||
武佐町は西町、中町、神下町に分かれ三町内で1年交代で行う。 | ||||||
馬淵町岩倉 | 1/15 | 子供左義長 | ||||
千僧供町 | 椿神社 | 1/15 | 子供左義長5基 | |||
千僧供町の各組(堂街道、北浦、小川、馬場、千僧供[西と東合同])ごとに作られ、子供たちが担ぐ。 | ||||||
池田本町 | 津島神社 | 1/15 | 子供左義長5基 | |||
池田本町は4つの小路(田中小路、表小路、大橋小路、荻原小路)に分かれ、左義長もそれぞれの小路ごとに行っている。 | ||||||
古川町 | 白山神社 | 1/15 | 子供左義長 | 固定の左義長もある | ||
移動型の左義長は昭和35年頃に町内の青年たちが作り始めたもので、数基作った年もあった。 | ||||||
益田町 | 1/15 | 子供左義長 | 昭和30年頃より始まる | |||
赤尾町 | 1/15 | 子供左義長 | 昭和40年頃より始まる | |||
中小森町 | 菅田神社 | 1/15 | 子供左義長4基 | |||
中小森町は東小森、北出、向在家、新出、西出の5つの組に分かれているが、新興町の西出を除いた4つの組で行われる。以前は各組より出していたが、現在は二台の左義長を分かれて担ぐ。 | ||||||
大森町 | 1/15 | 子供左義長 | ||||
堀上町 | 熊野神社 | 1/15 | 子供左義長 | |||
日吉野町 | 1/15 | 子供左義長 | ||||
江頭町 | 日吉神社 | 1/15 | 子供左義長6基 | |||
江頭町は東町、中町、辻出、五軒町、北出、今堀町に分かれている。昭和初期までは将監道もあったが、戸数減のため五軒町に編入された。各町1基ずつ6基の左義長が作られる。 | ||||||
十王町 | 小田神社 | 1/15 | 子供左義長2基 | 川端組、田堂組 | ||
北里学区の江頭・十王両町はその年のえとの飾り物や、赤色の紙などを取り付けた高さ約5メートルの子供左義長約9基が、日吉神社(江頭町)に集まった後、午前11時半頃に出発する。子供たちは、 拍子木の音に合わせて「チョウヤレ」「サギヤレ」などと威勢のいい掛け声を町内に響かせ、 十王町公民館までの約1、4キロを練り歩く。 | ||||||
【八幡町周辺の松明祭り】 | ||||||
小船木町 | 諏訪神社 | 4/1土日 | 太鼓 | 子供みこし | ||
加茂町小西 | 日吉神社 | 4/2土日 | 太鼓 | |||
田中江町131 | 日枝神社 | 4/最終土日 | 太鼓 | 子供みこし | ||
田中江町519 | 八幡神社 | 4/3 | 太鼓 | |||
牧町 | 五社神社 | 5/4 | 太鼓(大小) | 子供樽みこし2基 | ||
大房町 | 邇々芸志神社 | 4/1日月 | 太鼓 | |||
船木町 | 青根天満宮 | 4/1土日 | 太鼓 | 神輿、子供樽みこし | ||
北津田町529 | 大島興津島量神社 | 4/18頃の日曜 | 神輿 | |||
太鼓 | ||||||
南津田町 | 八王子神社 | 4/1土日 | 太鼓 | 神輿 | ||
上田町 | 篠田神社 | 5/5 | 太鼓 | 子供みこし | ||
鷹飼町 | 日牟礼八幡神社 | 4/15 | 太鼓 | 樽みこし | ||
金剛寺町 | 若宮神社 | 4/5 | 太鼓 | 神輿 | ||
長田町 | 天満宮 | 4/1土日 | 太鼓 | 神輿 | ||
西庄町 | 鐃石神社 | 5/4 | 太鼓 | 神輿 | ||
武佐町 | 牟佐神社 | 4/12 | 太鼓 | 神輿 | ||
長光寺町1034 | 八幡十二神社 | 4/12頃の土日 | 太鼓 | 神輿、子供神輿3基 | ||
西宿町 | 若宮神社 | 5/3土日 | 太鼓 | 神輿 | ||
野田町 | 出雲・八坂・八幡神社 | 4/1土日 | 神輿 | |||
西行来町 | 大宮神社 | 4/1土日 | 神輿 | |||
末広町758 | 男山八幡宮 | 4/13 | 太鼓 | 神輿 | ||
1丁目=太鼓、子供神輿。 二丁目=太鼓、子供神輿。 三丁目=太鼓、子供神輿。 四丁目=太鼓。 五丁目=太鼓。 七丁目=太鼓、子供神輿。 八丁目=太鼓、子供神輿。 九丁目=太鼓。 十丁目=太鼓。 |
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馬渕町476 | 馬見岡神社 | 5/1〜4 | 日鉾、太鼓 | 神輿 | ||
円山町169 | 円山神社 | 4/20 | 太鼓 | |||
白王町白部 | 若宮神社 | 4/13 | 太鼓 | |||
白王町王之浜 | 若宮神社 | 4/19 | 太鼓 | |||
中之庄町612 | 天之御中主尊神社 | 4/3土日(元・18) | 太鼓 | 樽みこし | ||
長命寺町103 | 日吉神社 | 4/17 | 太鼓 | |||
大中町162 | 大中神明宮 | 3/23 | 太鼓 | 子供みこし | ||
中小森町 | 菅田神社 | 4/1土日(元・6) | 太鼓 | |||
氏子は中小森町、赤尾町、日吉野町、白鳥町、大森町 | ||||||
堀上町 | 熊野神社 | 4/2土日(元・13) | 太鼓 | 子供みこし | ||
若宮町 | 若宮神社 | 4/3土日(元・20) | 太鼓、子供太鼓 | 神楽 | ||
八木町397 | 日吉神社 | 4/2、3 | 太鼓 | |||
小田町大字大山54 | 小田神社 | 4/14頃の日曜 | 太鼓3基 | 神輿3基、子供みこし、樽みこし | ||
氏子は小田、十王、江頭。各町より太鼓を出す。 | ||||||
佐波江町551−30 | 稲荷神社 | 4/25頃の日曜 | 太鼓 | 子供みこし | ||
【沖島(おきしま)】 面積は1 .52km。周囲は6.8km。最高地点は220m。人口は328人(2013年)。日本では唯一の淡水湖に浮かぶ住人のいる離島。 保元・平治の乱に敗れた近江源氏の落武者が住みついたのが定住の始まりだとされ、今でも島民は皆その子孫だと言われている。 |
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沖島188 | 奥津島神社 | 5/7、8 | 神輿 | |||
◎旧・蒲生郡安土町 | ||||||
■安土地区 安土町上出、安土町上豊浦、安土町下豊浦、安土町桑実寺、安土町小中、安土町香庄、安土町慈恩寺、安土町常楽寺、安土町大中、安土町中屋、安土町宮津 |
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安土町小中598 | 若林八幡神社 | 4/1土日 | 例祭 | |||
安土町香庄110 | 熊野神社 | 4/5 | 大太鼓 | 寛永4年(1627)より始まると云われている。 | ||
宵宮:大松明3本と大太鼓の渡御。本宮:14時より大太鼓の渡御。 | ||||||
安土町上豊浦1479 | 八幡神社 | 9/15 | 例祭 | |||
安土町下豊浦4272 | 活津彦根神社 | 4/1土日 | 神輿7基 | |||
安土町常楽寺1 | 沙沙貴神社 | 4/1土日(元・5) | 神輿3基 | 本社、聖社、若宮 | ||
大松明 | ||||||
安土町大中122 | 大中神社 | 3/27 | 例祭 | |||
■老蘇地区 安土町東老蘇、安土町西老蘇、安土町石寺、安土町内野 |
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安土町東老蘇1615 | 奥石神社 | 4/上旬(元・6) | 神幸祭 | 大松明 | ||
8/4土日(元・26) | 曳山1台 | 境内社の諏訪宮例祭で曳山は土曜に出る。 | ||||
神輿=応永30年(1423)制作。 | ||||||
安土町西老蘇865 | 鎌若宮神社 | 4/4、5 | 神輿 | |||
松明 | ||||||
安土町石寺1239 | 日吉神社 | 4/14 | 神輿 | |||
安土町内野173−1 | 八幡神社 | 4/3 | 神輿 | |||
★展示場 | ||||||
【曳山とイ草の館】 近江八幡市浅小井町2468。рO748−33−0559。10:00〜16:00。休館日は月曜、祝翌日、年末年始。料金は300円。 浅小井町自治会立の伝習施設。近江商人が取り扱った代表的な産物「畳表」の製作道具やその材料となるイ草の栽培方法等が展示紹介されている。また、館内には浅小井祇園まつりで巡行する6基の曳山も展示されている。 |