≪西多摩地方≫

    青梅市、福生市、羽村市、あきる野市
   西多摩郡
〔日の出町・瑞穂町・奥多摩町・檜原村〕

住所  神社名 祭礼日 内容 備考
 ≪青梅市≫
 ■青梅地区
    ⇒青梅町、勝沼、西分、日向和田
住江町12 住吉神社 5/2、3 山車11台 住江町、本町、仲町、上町、森下町、大柳町、天ヶ瀬町、裏宿町
勝沼町(神明社)、西分町(妙見社)、日向和田(三島社)
 【青梅大祭(公式HPへ)】
昭和25年より氏子外の隣接する3地区も参加して12台の山車(滝の上町は他町より借りて参加する)が勝沼から日向和田の青海街道を3Kmに渡って巡行する。なお山車は屋台の形に変更されており、人形は祭礼の二日間だけ所有する町内に飾られている。
このほか、居囃子も12ヶ所(河邊町等)ある。
住江町(宮本町)=墨江町ともいい昔は新宿といっていた。提灯は宮本。半纏や葉や囃子連は墨江である。水引幕に明治8年とあり最古の資料となる。明治30年代後半には2台の屋台があり大きいのが現在の屋台で立川市砂川より購入。子供の山車と呼ばれた方は西分に車台を譲渡。
懸魚や、欄間の鳳凰や龍の彫師は住江町にも住んだ須崎秀一。
 平成25年(2013)1月30日、同町運動広場で修復御披露目。
銅板葺き屋根にし、内装、車輪、舵棒も修復された。
 山車人形は“神功皇后”。明治7年12月制作。人形師は仲秀英。彫物は鳳凰と龍。
囃子は墨江町囃子連。
本町=明治17年、先代山車を売却し、神田の仲秀英の周旋で購入。
長持ちの墨書きから茨城県土浦市大町の先代と思われる。
欄間の額は、幕末の書家の関雪江の書。

 山車人形は“神功皇后と応神天皇を抱く武内宿禰”明治2年、三代目原舟月の作。平成12年、人形の衣装等を復元新調。
山車二層目の幕「飛雲に鳳凰」を平成12年、復元新調
囃子は本町囃子連。

 先代は「義経と弁慶」の鉾山車だった。千ヶ瀬町に譲る。
仲町=昭和3年(1928)制作。山王祭り9番、瀬戸物町・伊勢町・本小田原町の山車と伝えられるが?。この山車は栃木市倭3丁目に現存しており、9番のさらに往古の山車かもしれない?
鬼板に八咫鏡がとりつけてあり、その下の懸魚には逆巻く簸河の水波に出現する天叢雲剣とその水波を囲む八坂瓊勾玉、すなわち三種の神器が施されている。
 山車人形は“静御前”。江戸期末期制作。人形師は松雲斎徳山。山王祭9番のものと推定される。
彫物は欄間に四季の花鳥。
 幕は大正期の作か?。緋緞子で立湧牡丹紋が施され、静御前の立烏帽子、鼓、中啓が描かれている。
囃子は仲町囃子連と柚木町の柚木町郷土芸能保存会梅花連(共に重松流)。

 先代は下長淵⇒大柳町へ。
上町=江戸期の作と思われる。明治5年にはすでに購入。平成11年(1999)までは祭りの時は福井町と名乗った。これは山車を浅草福井町(現・台東区浅草橋)より購入するが、幕まで作る余裕が無くそのまま福井町と称したからである。
平成12年(2000)は山車の塗り替え(本町。喜楽屋担当)・水引幕新調。この時に額、高張提灯も上町とした。
平成19年(2007)は人形衣装新調、高欄の修復と塗替え。旗新調。
 人形は“日本武尊”。制作年は江戸期末期。人形師不詳。
水引幕新調(川島織物作)で上町とした。
囃子は畑中の旭連。
森下町=嘉永2年(1849)制作。明治初年頃に神田祭り31番三河町4丁目(現・神田司町2丁目)より購入。大正2年に3輪を4輪に改造。長さ5m。幅3. v5m。高さ10m。
 人形は“武内宿禰”。嘉永元年(1848)頃の作。人形師は仲秀英。
幕は「千鳥」。人形と共に作られた。平成24年(2012)女子美術大学により修復。
囃子は森若囃子会。
大柳町=下長淵町より旧・仲町の山車を購入。山車を曳きだしたのは昭和25年の合同春祭り以来で下長淵より借りていた。
彫物は欄間に鷹。以前は静御前にちなんだ物。
囃子は柳連。
天ヶ瀬町=平成7年(1995)4/8、新調入魂式。制作は村上市の細野実。
幕は「天空に雨を呼び起こす龍(雄龍)と、淵に躍り入り宝珠をつかむ龍(雌龍)を左右に刺繍」。
囃子は天ヶ瀬町囃子連。
 昭和30年頃より他所より山車を借り始める。駒木町よりよく借りた。
裏宿町=平成元年(1989)4/23、新調入魂式。制作は昭島市の乙津建設の作。
鬼板は七福神。欄間は摩利支天の乗物。
幕は勝沼住の小沢政雄下絵。
囃子は裏宿囃子連。
 初めて山車を曳いたのは昭和15年11/10,11の紀元2600年祭である。住吉祭礼に参加しだしたのは昭和25年頃からで上長淵や柚木町から借りて曳いた。
滝ノ上=千ヶ瀬町の山車を借りて参加。
幕は丸い唐花。
囃子は滝ノ上囃子連と千ヶ瀬町のち友連。
 山車覚書によると、昭和12年に上長淵から山車を借用。囃子は西分に頼んで初めて住吉祭礼に参加。
 【氏子外の町】=昭和25年より4/27,28に行われる住吉神社祭礼に参加するようになる。
勝沼3丁目140 勝沼神社 5/2、3 山車1台 青梅大祭に参加
11/中旬 例祭 旧称は神明社
勝沼町=昭和25年武蔵野市境町の日本郵船の島村家から8万円で購入した。これは大名の拵えた飾り山車で島村家の長屋門に分解して置いてあった。この彫刻使いを新しい車台、屋根を載せ新造する。
柱巻きは「昇龍・降龍」。懸魚は「龍子にまたがる琴高仙人」。鬼板に「鳳凰と麒麟」。他に「牡丹に獅子、15人の童子」。
幕は「黒地に獅子」、「紫地に鳳凰」の二種類あり。
囃子は勝沼囃子連。
西分町2丁目90−1 西分神社 5/2、3 山車1台 青梅大祭に参加
11/2、3 例祭
西分町=昭和47年11/2、新調入魂式。
幕は「赤地に妙見菩薩の座である亀を刺繍」。
囃子は西分町囃子連。

 最古の記録は明治39年の日露戦争戦勝記念に山車を曳いたとある。
 先代は大正4年の御大典に合わせて制作され昭和48年に30万円で畑中に売却。
日向和田2丁目317−1 和田乃神社 5/2、3 山車1台 青梅大祭に参加
9/1日曜 奉納相撲
日向和田=昭和62年(1987)4月19日、新調入魂式。上州神輿協同組合の作。
幕は「海の波に鶴亀、恵比寿様が釣りをする図」。
囃子は日向和田囃子連。
 初めて山車を曳いたのは昭和15年の紀元2600年祭と思われる。住吉祭礼に参加しだしたのは昭和20年代後半でその後友田の山車を借りていた。
 【居囃子】
師岡囃子連=青梅大祭で東の際を守る居囃子。場所は勝沼町、岡野運輸西。

二俣尾桃花連=明治初期、神田山の手流座敷囃子を伝承。場所は西分町、駐車場東側。

上長渕囃子連=以前は裏宿町の山車に乗っていた。昭和56年から居囃子で参加。場所は住江町、多摩証券横。

下長渕囃子連=金杉流のお囃子と神楽の所作を取り入れた舞。場所は上町、佐野屋西側。

和田町囃子保存会=明治15年設立。一時途絶えるが昭和期に復活。場所は本町、青梅ハイツ前。

藤若囃子連=大正7年設立。船橋流の目黒囃子。場所は仲町、りそな銀行前。

友田町郷土芸能保存会=獅子舞のお囃子をルーツに明治期より活動。場所は上町、津田商店東側。

河辺町囃子保存会=明治後期より伝わる神田囃子。場所は森下町、後藤眼科前。
 ■調布地区
     ⇒千ヶ瀬(ちがせ)、下長淵(現・長淵1〜4丁目)、上長淵(現・長淵5〜9丁目)、駒木野(現・駒木)、河辺(かべ)、友田
千ヶ瀬町2−117 千ヶ瀬神社 4/15頃の日曜 神輿
山車4台 千ヶ瀬町、千ヶ瀬第1、々第3、 5
八雲會(千ヶ瀬町)=安永5年制作。作者は不詳。台輪寸法は2尺8寸。延軒屋根。平屋根。
千ヶ瀬町=明治5年以前、本町建造。明治16年頃譲渡される。昭和25年屋台型に改造。昭和62年、改修。
 白木造り、一部彩色。回り舞台。胴幕は「笹竜胆」。

千ヶ瀬第1自治会=
昭和40年代初期制作。

千ヶ瀬第三自治会=昭和53年制作。制作は古谷喜義。平成初期に車輪・車台部分を改修。 

千ヶ瀬第五自治会(池ノ尻)=昭和40年頃制作。 
下長淵(長淵2−519) 鹿島玉川神社 4/15頃の日曜 神輿
山車1台
9/19頃の日曜 獅子舞
神輿=明治中期の作。作者は不詳。台輪寸法は2尺3寸。延軒屋根。平屋根。
下長渕=昭和59年(1984)制作。上州神輿製造業協同組合の作。制作費3、000万円。
幕は赤地に「花と孔雀」。
 初代は昭和3年、仲町より購入。新調に伴い大柳町に売却。 
上長淵(長淵8−780) 八雲天祖神社 4/15頃の日曜 神輿
山車1台
下長渕=昭和63年制作。浅草・宮本義重の作。台輪寸法は3尺3寸。延軒屋根。勾欄造り。
上長渕=昭和10年制作。黒漆仕上げ。3輪。懸魚は「金色の鳳凰」の彫物。
駒木町2丁目452 駒木野神社 4/15頃の日曜 山車1台 駒木町
駒木町=昭和30年制作。銅屋根ニス塗り仕上げ。
胴幕は青地に「王将、飛車、銀将」の将棋駒の刺繍。
 戦後まもなくは森下町から3年山車を借りていた。
河辺町2−970 河辺八雲神社 4/15頃の日曜 神輿
山車1台
河邊神輿會=制作年・作者は不詳。台輪寸法は3尺3寸。延軒屋根。平屋根。
河辺町=昭和54年4月新調。楽屋幕は赤地、側面に金糸の波の上を跳ねる鯉。
往古は神輿のみ。戦後は西分町より山車を借りていた。  
 【青梅調布大祭】
平成7年(1995)より始まる。
かつての調布村の千ヶ瀬、下長渕、上長淵、駒木町、河辺町の5町から山車8台・ 神輿4基が、日曜の午後に下奥多摩川橋横の祭典会場に集まり、「ひっかわせ」や囃子の競演を行う。これを「調布大祭」と呼んでいる。
友田町1−1031 八雲神社 4/2土日(元・15) 山車1台 秋祭りは山車飾付けのみ
友田町5−565 御嶽神社 9/29頃の日曜
獅子舞
友田町=銅屋根白仕上げ。昭和26年(1951)制作。懸魚は「雲紋にうさぎ」の彫物。
見送りは赤地に金糸刺繍の三つ巴紋。昭和47年4月吉日の金字あり。

 先代は仲町より譲られて友田町で永らく曳かれて羽村に売却されたと伝わる。
 ■霞地区
    ⇒根ヶ布(ねかぶ)、新町、師岡(もろおか。東青梅)、野上、塩船、大門、吹上、谷野(やの)、今寺、藤橋、今井、木野下
根ヶ布1丁目316 虎柏神社 8/26〜28(毎年) 祭礼行事 都指定無形民俗文化財
古風な祭の形を遺している。26日の「御殿入り(おとのいり)祭」から、27日の「椀飯の式」、「高峯神社祭」、28日の「お炊き上げ」、「例大祭」、「奉納相撲」に至る三日間。「御殿入り祭」が「神体としての幣束を萱造りの仮屋から、深夜に消灯して神歌を唄いながら本社に還幸させるという神事である。
新町2丁目28−26 神明社 5/5 山車1台 昭和61年制作 
東青梅6丁目68 師岡神社 9/29 例祭
野上1丁目38 春日神社 10/10頃の日曜 獅子舞 野上、下師岡、大門、吹上の惣社
塩船220 神明社 1/21 例祭
大門1丁目561 大門神社 4/15頃の日曜 山車1台 平成4年制作。
原大門(大門第五自治会=大門2丁目・3丁目)=平成4年制作。白木造り、トラックのシャーシ、ゴムタイヤ
谷野139 蔵主神社 4/10頃の日曜 山車1台
谷野=囃子連所有の山車、平成5年頃より町内有志により序々に制作。牽引車両のシャーシ、ゴムタイヤ。
今寺1丁目528 常盤樹神社 4/1日曜 山車1台
今寺=回り舞台、トラックのシャーシ、ゴムタイヤ。平成30年購入。昭和48年、福生市北茂第二町会建造。羽村市五の神(平成20年〜)
藤橋107 杣保葛神社 4/15頃の日曜 山車1台、囃子屋台
藤橋=戦後、先代を模して建造。彫刻は先代を流用。
 先代は安政元年(1856)八王子八日市上町(現・八王子市上八日市町)で制作。明治15年、山車・人形一式を購入。
今井1−110 浮島神社 4/3 例祭
木野下1−450 木野下神社 4/3 例祭
 ■小曾木地区
     ⇒黒沢、小曽木(旧・南小曽木)、富岡
黒沢2丁目820 檜原神社 5/3日曜 山車1台
黒沢=昭和34年頃、埼玉県入間市野田の人形山車を購入。人形は野田の白髭神社に現存。
黒沢3丁目1712 大熊神社 5/3日曜 例祭
荒田(小曾木3−1591) 小曾木八坂神社 7/15頃の土日 宮神輿
山車1台 南小曾木地区ともいう
神輿=天保11年制作。台座寸法2尺6寸。延軒屋根。平屋根。錺金具や彫刻が無い簡素な古い神輿。
荒田(小曾木3丁目)=文久3年(1863)八王子市大横町で建造。明治43年頃に購入。
人形の「和藤内」は毎年巡行されていたが、痛みがひどくなり解体し、頭部は昭和15年、八坂神社末社の日吉神社に御神体として祀られている。
岩蔵(小曾木5−3067) 御嶽神社 9/9 山車1台 北小曾木地区ともいう
富岡1丁目210 愛宕神社 4/15 例祭
 ■吉野地区
     ⇒下:下分(後に下郷。現・梅郷1・2丁目)、中分(後に中郷。現・梅郷3〜5丁目)、上分(後に上郷。現・梅郷6丁目)
      畑中、和田(旧・日影和田)、柚木
梅郷上郷 八坂神社 8/15頃の日曜 山車1台 先代は組立式。
上郷(梅郷6丁目)=昭和58年(1983)制作。囃子連は上郷海老若囃子連(重松流)。
 山車は明治22年4月の「吉野村誕生」を期に制作。昭和30年まで曳かれた。

 屋台は大正期制作。昭和57年まで曳行。
梅郷中郷 中郷三社  4/2日曜 山車1台 梅郷3・4・5丁目 
中郷(梅郷3・4・5丁目)=昭和52年創建。大工は金子久雄さん(当時は51)りーダーに4人の大工。 
ゴムタイヤ4輪。シャーシを利用した黒漆塗り。側面の欄間は「亀と鶴」、背面の欄間は「鶴」の彫刻。
正面の額に 「春鶯囀」(しゅんおうてん)と記載あり。
幕は赤無地。見送りは「梅にうぐいす」の刺繍。
梅郷下郷 下郷三社  4/5頃の日曜 ミニ山車1台
畑中2−555 畑中神社 4/15&9/15頃の日曜 山車1台
畑中=西分町が大正4年の御大典に合わせて制作され昭和48年に30万円で畑中に売却。平成7年に修復。
初めて山車曳行は昭和23年に上町より借りたんが始まり。
和田2−483 日影和田稲荷神社 4/15頃の日曜 山車1台
柚木町1−904 愛宕神社 4/24頃の日曜 山車1台
柚木町=昭和24年頃建造。森下町の山車を参考に制作。胴幕は「黒地に獅子と牡丹の刺繍」。昭和56〜63年は青梅大祭の裏宿町へ貸し出していた。
 ■成木地区
    上成木上分(現・成木6・7丁目)、上成木下分(現・成木3〜5丁目)
    下成木上分(現・成木2丁目)、下成木下分(現・成木1丁目)
    北小曽木(きたおそき。現・成木8丁目)
成木7丁目685 上成木神社 9/9 例祭
成木3丁目207 成木熊野神社 10/10頃の日曜 獅子舞 大蔵野地区の鎮守
成木2丁目16(中里) 八雲神社 10/10頃の日曜 (元・9) 山車1台 元の下成木村上分
成木2丁目=中里と小中尾の2地区からなる。明治中期に屋根の無い屋台を制作。昭和53年車と台の部分を残し、柱から上を全て作り変える。制作は二本竹の大工伊藤金助、伊藤弘司、木崎秀二。彫物は伊藤金助。
 すり鉦に文久の刻印、金棒に「元治2年下成木村上分」の刻印があるのでこの頃には山車があったと思われる。
成木8丁目325 赤仁田神明社 9/9頃の日曜 山車1台
北小曽木(成木8丁目)=昭和31年制作。大工は成木二本竹の伊藤大工。
先代は日高市高麗川に譲渡。車輪のみ現在の山車に流用
 ■三田地区
    ⇒二俣尾(ふたまたお)、沢井上分(現・沢井・御岳本町)、沢井下分(現・沢井)、御嶽(みたけ)、御嶽山
二俣尾1丁目199 石神社 10/2日曜(元13) 獅子舞
沢井3丁目1060 青渭神社 4/18頃の日曜 例祭
御岳1丁目122 払沢熊野神社
御岳2丁目376 中野熊野神社 3/10 例祭
御岳山176 武蔵御嶽神社公式HPへ 5/8(毎年) 神幸式
山伏の入峰の儀式がその発祥と云われ、神職・白丁・鎧武者も神輿を警護し、氏子・参列者の行列が御岳平から御師集落を通り、山頂へ登る。
神輿=平成の作。
以前のは元禄13年制作。台輪寸法4尺。徳川綱吉奉納で、現在は宝物殿に飾られている。

 ≪福生市≫
    ⇒福生、熊川
福生1081 八雲神社 7/最終土日
(元・8/1)
山車11台 美町、奈賀町、永田町、志茂町、志茂二、鍋一、牛浜町、牛二町、原町、本町七町会、本町八町会
神輿18団体 大11、小19
元来、福生祭りは万燈と神輿の祭りだったが、戦後は山車が増えた。
賀美町=囃子連は加美町囃子連(重松流)。

奈賀町
=囃子連は奈賀町はやし連(重松流)。

永田町
=平成12年(2000)制作。2代目。
 見送り幕は平成元年。囃子連は永田町囃子連(重松流)。

志茂町=囃子連は志茂町囃子連(重松流)。

志茂二⇒
囃子連は志茂睦囃子連(重松流)。
平成19年(2007)7/22、新調入魂式。大工はあきる野市草花の三和工務店。長さ4m。幅2、3m。高さ4、4m。
福生唯一の廻り舞台。
 往古は囃子連がなく、祭礼時には、秋川(現・あきる野市)の二宮囃子連に依頼して囃してもらっていました。
昭和43年より志茂二睦囃子会が活動を開始。58年に志茂睦囃子連に改名。
 当初はトラックを改造した山車だった。
 先代は昭和48年(1973)制作。平成2年(1990)改造し市内で唯一の台座が回転する山車になった。
平成20年、羽村市五ノ神に譲渡。

鍋一
=囃子連は鍋一囃子連(重松流)。

牛浜町⇒囃子連は牛濱囃子連(重松流)。
=平成8年頃制作。大工はあきる野市草花の三和工務店。
 初代は熊牛囃子連に譲渡。

牛二町=昭和51年制作。地元の大工の作。

原町(原ヶ谷戸)=平成元年見送り幕新調。囃子連は原町囃子連(重松流)。

本町第七町会=詳細不詳。

本町第八町会
=囃子連は重松流。
永田町=大正期より田村酒造の嘉泉の酒樽で毎年、樽神輿を作る。

本町8丁目=天保12年創建。作者不詳。台輪寸法3尺。
熊川659 熊川神社 夏(元・9/1) 山車2台 熊牛囃子連、鍋一
“福生七夕まつり” 
8月上旬の金曜日午後3:30〜6:00に消防署(神明社)⇒栄通り(市役所)まで山車パレードを行う。毎年4〜5台出る。

 ≪羽村市≫
 【六社山車の曳き合わせ】
4/2土曜、16時にJR青海線の羽村駅西口前の広場に6神社の山車が集結する。
平成19年に一番遠い小作本町も加わり6町の山車曳き合わせが実現する。
羽西3丁目7−1 松本神社 4/2土日 山車1台 小作本町
小作本町⇒山車蔵は山車新調時に建造。
=昭和52年(1977)3月制作。大工は東町・坂上建設(小林清)。彫物は下田桂一。制作費は277万7200円。
ゴムタイヤ四輪。
幕は赤地で側面は「金糸刺繍の三つ巴紋」、見返しは「松本神社」。
囃子連は小作本町囃子保存会(重松流)。

 昭和50・51年の祭礼に下田桂一氏の貨物自動車を借りて、これに屋根をかけ、飾りをつけて小作の町内を廻ったのが祭り開始のきっかけとなる。
羽東2丁目14 八雲神社 4/2土日 神輿 文政10年(1828)制作
山車1台 東町
八雲神社と相殿の稲荷神社の祭礼。神輿を多摩川に入れて揉むのも見所。
神輿=文政10年制作。宮大工の小林藤馬の作。台座寸法は3尺。
東町=文久2年(1862)9月完成。砂川一番新調。高根村(現・瑞穂町)大工伊藤清右衛門。他彫工3人。大正8年購入。一本柱長5、7m。
鬼板は「中央に笛を持つ天女。両脇に龍」、懸魚は「鳳凰の周りに葉」の彫物。
見送りは赤地に黒字で「東町」と刺繍。

 『羽村の祭りばやし調査報告書』によると、明治22年制作の山車があったとある。盛留は加藤清正だった。
羽中4丁目3−1 玉川神社 4/2土日 神輿 子供みこし、万灯2基
山車1台 奈賀町 
神輿=平成2年制作。仏道館みこし連の作。台座寸法は2尺5寸。
奈賀町=砂川六番新調。大正8年購入。鬼板は「龍」、懸魚は「鳳凰」の彫物。
見送りは赤地に金糸で「奈賀町」と刺繍。脇下に小さくスポンサー名の「多摩包装工業株式会社」。
川崎(神明台1−16) 神明神社 4/2土日 神輿 子供みこし2基、万灯2基
山車1台 昭和58年制作
神輿=文久2年(1862)制作。浅草・宮本重義の作。山車新調時に150万円かけ修復。台輪寸法3尺。
川崎⇒山車蔵は神明台3丁目のあさひ公園。建造費は700万円。
=昭和58年(1983)10/1、?落しの式典。上棟式は7/21。大工は所沢の本橋吉蔵。山車制作費2000万円。装飾品に300万円。浅草・宮本卯之助商店で購入。
囃子連は川崎囃子保存会(重松流)。
羽加美4丁目6−7 阿蘇神社 4/2土日 山車1台 加美町
神輿 子供みこし、万灯2基
末社の八雲神社の祭礼。
神輿=文政元年(1818)制作。宮大工・小林数馬の作。台座寸法は3尺1寸。
加美町=明治5年制作。これは「明治5年、神奈川県」の焼判より分かる。当時は神奈川県に属した。
昭和48年改修。その時の大工は羽村太郎・大久保長吉・梅林時次郎・石臼博の4人。彫師は山本末広・油井外熊。
幕は赤地に「鯉の滝登り」と「鼓の刺繍」、見返しは上が「違い鷹の羽の紋」、下に「阿蘇神社」。
囃子連は加美町囃子保存会(重松流)。

 かつては2台の山車があった。
氷川台4丁目47−3 氷川神社 4/2土日(3年毎) 神輿
神輿=文化3年制作。作者不詳。台座寸法は2尺8寸。
五ノ神1−1 五ノ神社 4/2土日 山車1台
子供みこし2基、万灯4基
五ノ神=平成30年(2018)新調。彫師は八王子の井上木彫刻工房。
囃子連は五ノ神囃子保存会(重松流)。

 往古は平成10年トラック山車創建。
 先代は平成20年(2008)4月8日、お披露目。老朽化の部品は手作りで修理。
昭和48年福生市志茂第二町会制作。
 【新町内会】
 ●東町
東台
⇒昭和48年発足。
祇園囃子、神輿、子供神輿。万燈。

緑ヶ丘(第一町会)
=昭和59年制作。手作り。
 以前は瑞穂町の長岡地区より祭りの都度に借りていた。
他に万燈、祇園囃子。

緑ヶ丘(第二町会)⇒昭和55年発足。
=平成15年制作。手作り。他に万燈、祇園囃子。


緑ヶ丘(3丁目)⇒昭和55年発足。
祇園囃子、子供神輿。


 ●奈賀
緑ヶ丘西⇒昭和55年発足。
祇園囃子、子供神輿。万燈、山車。


 ●五ノ神
富士見平第一⇒昭和50年発足。
祇園囃子、神輿、子供神輿。万燈2。

 ≪あきる野市≫
 【あきる野夏まつり】
   8/初旬土曜日、15時〜21時開催。会場はJR秋川駅北口。2024年で19回を数える。
鼓笛隊、和太鼓、ソーラン、流し踊り、お囃子、神輿 など。
 ■旧・秋川市(東部地区)
      東秋留:二宮、雨間、野辺、小川、平沢
      西秋留:引田、淵上、上代継、下代継、油平(あぶらだい)、牛沼
      多西:草花、原小宮、瀬戸岡、菅生(すがお)
二宮2252 二宮神社 9/9 宮神輿 毎年渡御
山車1台
宮神輿=文化13年制作。小伝馬町・三浦屋清吉の作。台輪寸法3尺4寸。
山車=囃子連は二宮囃子連(重松流)。
雨間1941 雨武主神社 4/初旬 トラック乗せ山車1台
野辺316 八雲神社 7/25頃の日曜 山車2台
野辺囃子神楽保存会=平成20年(2008)山車蔵と2台目の山車新調。3/29搬入。4/20お披露目。大工は二宮の高木建設(高木幹夫)。総工費約800万円。
小川470 熊野神社 9/29頃の日曜 トラック乗せ山車1台 :
平沢449 平沢八幡宮 9/15 例祭
引田724−1 引田熊野神社 4/2日曜 トラック乗せ山車1台 雨間はやし保存会 
引田776 引田八雲神社 4/2日曜 トラック乗せ山車1台
下引田994 大宮神社 4/2日曜 トラック乗せ山車1台
渕上310 出雲神社 10/10頃の日曜 例祭
上代継331 白滝神社 9/29頃の日曜 獅子舞
油平255 油平八幡社 9/連休土日 山車1台 油平ばやし
油平囃子連⇒屋台小屋は屋台に先立ち平成19年12月建立。
=平成20年(2008)8/29完成。8/31お披露目。40年ぶりの新調。油平の瀬沼建築(瀬沼伊三郎)の作。

 先代は昭和43年制作。組立式。トラック乗せ山車
牛沼88 秋川神明社 5/5 例祭
草花1787 草花神社 9/1日曜 山車1台 屋台タイプ
草花(草花自治会、西ヶ谷戸町内会)=平成15年制作。大工は地元の田中建設(田中政明)。長さ4、1m。幅2、3m。高さ3、2m。囃子連は草花はやし保存会(重松流)。
 先代は昭和40年代に制作。鉄鋼製の組立式。
草花北小宮2981 小宮神社 9/23 三匹獅子舞
草花275 森山神社 9/最終日曜 森山ばやし 森山地区の鎮守
高瀬(草花792) 八幡神社 9/最終日曜 森山ばやし 高瀬地区の鎮守
折立(草花1880) 八雲神社 4/15 例祭 折立地区の鎮守
瀬戸岡445 神明社 9/3日曜 三匹獅子舞
菅生665 菅生八雲神社
菅生1819−イ 正勝神社 9/29 獅子舞廃絶 明治42年まで奉納

 ■旧・五日市町(西部地区)
      五日市町:五日市町、小中野
      三ッ里:高尾(たかお)、留原(とどはら)、小和田(こわだ)
      明治:館谷(たてや)、入野(いりの)、深沢
      増戸:山田、伊奈、網代(あじろ)、横沢(よこさわ)、三内(さんない)
      戸倉(とくら)
      小宮:養沢、乙津の一部
五日市1081 阿伎留神社 9/28〜30 神輿 大1、小5 
トラック乗せ屋台 栄町、仲町
宮神輿=昭和58年、復元新調。屋根と胴は全て六角形。
 以前のは天保2年制作。
小中野187 子生神社 4/15 例祭
高尾660 高尾神社 4/3 例祭
留原330 留原八坂神社 8/最終土日 山車1台
小和田531 御嶽神社 4/18 例祭
舘谷159 舘谷八幡神社 9/28、29 神輿
神輿=昭和23年、地元の宮大工、滝島の作。台座寸法は2尺7寸。
入野808 入野愛宕神社
深沢210 穴沢天神社 5/5 例祭
山田820 天神社 9/1日曜 山車1台
=囃子連は山田囃子連(重松流)。ゴムタイヤ。
伊奈1575 正一位岩走神社 9/連休(元・13) 神輿 約12基
山車2台 新宿、本町
トラック飾付け屋台 宮本、森町、上宿、北郷
新宿(伊奈新宿囃子保存会)=三代目。昭和32年(1957)制作。大工は山本忠夫。彫師は西田三冶。車輪は翌年。囃子連は重松流。
 先代は明治30年頃制作。初代は八王子の万町より購入?。

本町(伊奈本町囃子保存会)=重松流。
宮本=トラック利用。囃子連は宮本囃子保存会(重松流)。
森町=囃子連は森町囃子会(重松流)。
上宿=??
北郷(伊奈北郷囃子連)=トラック利用屋台。囃子連は伊奈北郷囃子連(重松流)。
網代83 喜志嶋神社 3/3 例祭
横沢127 横沢愛宕神社 9/13 例祭
三内190 三内神社 9/13 例祭
三内573 諏訪神社
戸倉414 三島神社 4/17 例祭
戸倉1041 星竹神明社 2/21 星竹囃子
戸倉1514 小宮神社 3/15 例祭
養沢1018 養沢神社 4/12 例祭
乙津294(落合) 大戸里神社 4/1日曜&9/2土日 トラック乗せ山車1台 落合囃子保存会
乙津323 宇佐竹神社 4/3 例祭
乙津427 春日明神社 9/28 例祭
高明1854 高明神社 4/9 例祭

 ≪西多摩郡≫     
 日ノ出町
    ⇒平井、大久野
平井3690 春日神社 9/29頃の土日 山車2台 加美町、志茂町
トラック改造数台 桜木 他
鳳凰の舞 都指定無形文化財
加美町=明治初年立川市砂川三番組新調。彫師は後藤徳次郎。昭和11年に同組より購入。平成13年約3、100万円かけて修復。大工は安田工務店の木住野智行。囃子連は平井加美町祭囃子振興会(重松流)。

志茂町
=明治26年の地元の大工の田村興三郎の作。平成13年改修。囃子連は平井志茂町祭囃子振興会(重松流)。
八幡囃子保存会=トラックベースだが、将来的には車輪を付けるとのこと。
平成24年(2012)の9月30日の例祭で御披露目。幅3m。長さ4.4m。高さ4.5m。
宮大工でもある木住野会長の指導で会員による制作。

 先代は30年ほど使用。
大久野2129 幸神神社 3/26 神輿
山車1台   
宮神輿=昭和51年、山車と同時に制作。作者は山車と同様で、細工は長井某。屋根は天野某。
山車=囃子連は幸神囃子保存会(重松流)。
大久野8748 三嶋神社 8/17頃の土曜 山車1台 風祭獅子舞 
大久野2281 白山神社 9/15 例祭
大久野3536 細尾熊野神社 5/14 湯の花神事

 瑞穂町
    箱根ヶ崎(はこねがさき)、高根、長岡藤橋、二本木、駒形富士山、富士栗原新田、武蔵
    石畑(いしはた)
    殿ヶ谷(とのがや)
    長岡:長岡長谷部、長岡下師岡
    埼玉県入間郡元狭山:(分割)二本木、高根、駒形富士山、富士山栗原新田
箱根ヶ崎2604 八雲神社 7/2土日(元・15) 神輿
山車1台  
昭和28年4/15に地元の大工村山由七、泰蔵が制作。部材に先代の山車を利用。長さ3.66m。台輪幅2.66m。高さ4.17m。
 先代は明治30年頃まであった。
石畑2101 須賀神社 7/2土日(元・15) 神輿 昭和初期に浅草の神輿屋より購入
山車1台 石畑財産管理委員会
太鼓山車
宮神輿=昭和7年制作。浅草の宮本重義の作。台座寸法は2尺6寸。唐破風軒屋根。
山車=町指定有形民俗文化財。一本柱単層唐破風屋根人形山車。明治12年(1879)か7年(1874)頃に石畑上組新調。大工は地元の吉岡助右衛門。彫師は東京日本橋の彫徳。
長さ3.3m。台輪幅2.5m。高さ4.55m。一本柱の高さ4   
55m。
 人形は無く元々、幣束が建てられていたが、住民の手作りで平成18年(2006)、初めて人形が飾られた。「家内安全、厄除け人形」。
演奏は石畑囃子連。重松流。
 往古は上、下に山車があった。下組は明治6年9月制作の山車を八王子か砂川より購入するが、43年12/1に所沢町下町(現・所沢市御幸町)に売却。 
太鼓山車=平成17年(2007)制作。地元の吉岡邦廣の作。屋根・塗装などは地元の職人らが協力し2ヶ月で制作。高さ2、4m。
殿ヶ谷1034 須賀神社 7/2土日(元・15) 神輿  
山車1台
宮神輿=町指定有形民俗文化財。慶応2年(1866)制作。作者は小伝馬町3丁目・海老屋忠蔵藤原陸和。台輪寸法3尺7寸。延軒屋根・平屋台造り。
山車=町指定有形民俗文化財。一本柱単層唐破風屋根人形山車。安政年間(1854〜60)新調でまもなく、砂川九番に売却したが、明治15年(1882)頃に買い戻す説と、同年砂川九番より購入説がある。
大工は不明。彫師は右脇障子鏡板の裏に入間川村 甲田近江 源高嘉彫刻 とあり。
長さ3.88m。台輪幅2.43m。高さ4.8m。一本柱の高さ5.7m。
“瑞穂の夏祭り”として日曜日に殿ヶ谷・箱根ヶ崎・石畑の神輿・山車3台がそろって巡行する
長岡長谷部374 愛宕神社 9/下旬 山車1台 長谷部・下師岡両新田の鎮守
長岡=昭和55年(1980)1月、地元の森田英雄が山車蔵や手古舞衣装合わせて愛宕神社び奉納。
大工は入間市の高崎登。屋根や胴羽目などは地元の竹細工師、森田英治郎。
 平成23年、鹿沼市の黒崎孝雄氏に依頼し、鬼板や懸魚などの彫物を施す。
高根94−8 八雲神社 7/3土日(隔年) 神輿 明治初期の作 
山車1台 高根囃子保存会
宮神輿=町指定有形民俗文化財。明治初期の作。高根出身の伊東清右衛の作。
山車=単層唐破風屋根(平屋根)。牛車山車と呼ばれる。平成20年(2008)5月御披露目。
手作り屋台新調により、山車新調の気運が生じ、平成18年(2006)駒形町の森田家(永作氏)から牛車を寄贈してもらい、高根囃子保存会の宮寺九一氏を中心に建造。彫物は高根神社の旗杭(江戸後期〜明治初期作)を再利用の分や会員の手作り。

 往古は一本柱建て人形山車があったが、背が高くほとんど曳かれず大正10年に金子村に売却と云われている。
なお埼玉県越生町新宿の山車は金子から購入と伝わる。

 先々代は昭和23年制作。地元有志の作。屋根に天龍を乗せた一本柱の人形山車。
人形は坂田金時(金太郎)と熊。その戦いを上より見守る渡辺 綱。

 以前はリヤカーに太鼓等を載せて囃子を演奏。
やがて平成18年(2006)新調。高根囃子保存会の人による手作り屋台。
駒形富士山609 元狭山神社 4/15 例祭
駒形富士山、富士栗原新田の4社を合祀し、子安神社を移転合祀し、大正7年社号を元狭山神社とする。

 奥多摩町
    氷川:氷川、日原(にっぱら)、海沢(うなざわ)、境
    古里(こり):川井(かわい)、梅沢、丹三郎(たんざぶろう)、大丹波(おおたば)、小丹波(こたば)、棚沢(たなさわ)、白丸(しろまる)
    小河内:原(はら)、河内(こうち)、川野(かわの)、留浦(とずら)
氷川字大氷川 奥氷川神社 8/2日曜 神輿
三匹獅子舞
小留浦(氷川1275) 山祗神社 8/4日曜 三匹獅子舞
氷川字南氷川 羽黒神社 8/2土日 山車1台 南町 
栃久保(氷川1804) 根元神社 8/4日曜 三匹獅子舞
日原1513 一石山神社 9/1日曜 三匹獅子舞
日原322(大沢) 伽藍神社 5/5 例祭 大沢地区の鎮守
1/9頃 流鏑馬
海沢630 海沢神社 8/1日曜(元・7/16) 三匹獅子舞
境470 白鬚神社 8/16 三匹獅子舞
川井717 八雲神社 5/5 三匹獅子舞 ;
梅沢105 熊野神社 8/1日曜 三匹獅子舞
丹三郎182 丹生神社 8/7頃の日曜 例祭
大丹波199 青木神社 8/最終日曜(元・9/1) 三匹獅子舞
獅子頭=天明8年、あきる野市横沢の大悲願寺で修復。お礼として1両と素麺を贈る。
小丹波473 小丹波熊野神社 8/最終日曜 獅子舞廃絶
棚沢517 熊野神社 8/3日曜 三匹獅子舞
白丸100 元栖神社 8/3日曜 三匹獅子舞
原276 小河内神社 9/2日曜 三匹獅子舞
河内149 小河内神社 9/2日曜 獅子舞と鹿島踊り
ダム建設のため全地域水没した河内集落の、金御岳神社祭礼に奉納されていたものを承継したものである。
川野292 小河内神社 9/2日曜 三匹獅子舞
留浦618 貴船神社 2/15 例祭
峰(留浦1454) 花入神社 9/3日曜 三匹獅子舞
 【消滅集落】
(みね)=昭和30年代初期は14戸あったが、昭和47年に廃村となる。神社は日天神社。

絹笠(きぬがさ)=氷川の小字。昭和50年代に離村か?8戸。神社は稲荷神社。

峰畑(みねはた)=氷川の小字。昭和40年代に離村か?明治期は7戸あったらしい。神社は将門神社。

倉沢(くらさわ)=日原の小字。埼玉県から来た修験者の末裔が4戸あり、鍾乳洞を倉沢権現と祀っていた。やがて奥多摩工業(石灰岩)の社宅が出来て最盛期には200人ほどになったが、昭和40年頃に社宅移転により1戸を除いて離村し1人のみとなり自然消滅。
 【小河内ダム(奥多摩湖)】
昭和11年(1936)着工。昭和32年(1957)完成。
ダム建設にあたり、旧小河内村の大半と山梨県丹波山村及び小菅村の一部が水没し945世帯、約6000人が移転した。
 奥多摩郷土資料館資料によると、奥多摩町の水没戸数は熱海(36戸)、原・出野(39戸)、湯場(41戸)、河内(85戸)、入間(5戸)、麦山(5戸)、本田(9戸)、大津久(12戸)、川野(47戸)、小留浦(31戸)、留浦(とづら)(56戸)、川崎(6戸)、南(24戸)、岫沢(くきさわ)(23戸)である。

 檜原(ひのはら)村
    ⇒本宿、上本郷、下元郷、三都郷、神戸(かのと)、小沢、樋里、藤原、南郷、人里、数馬、倉掛
本宿500 春日神社 9/3土日 山車2台 本宿、上元郷
獅子舞廃絶
本宿=昭和9年購入。
上元郷=昭和3年購入。昭和50年改修。 
泉沢(下元郷266) 貴布禰伊竜神社 9/1土曜 三匹獅子舞 泉沢獅子舞保存会
千足(三都郷2773) 御霊檜原神社 獅子舞廃絶
白倉(大嶽8189) 大嶽神社 4/2土日 宮神輿 毎年渡御
宮神輿=平成元年制作。栃木県石橋町小川政次の作。台輪寸法2尺6寸。
神戸3417 春日神社 5/3 神輿 あり
山車1台 昭和35年購入  
千足=トラックに屋台取り付ける。  
中里
=昭和29〜37年はトラックに仮設屋台取り付ける。
湯久保(小沢3684) 伊勢清峰神社 9/1土曜 三匹獅子舞
式三番 小沢式三番保存会
樋里4392 八坂神社 8/最終土曜 三匹獅子舞 樋里獅子舞保存会
笹久保(樋里4529) 貴布禰神社 4/2土日 神輿
8/最終土曜 三匹獅子舞 樋里獅子舞保存会
藤原9260 中組春日神社 9月中旬 三匹獅子舞 倉掛・沢又組の鎮守
藤原 藤倉春日神社 9/2土曜 三匹獅子舞 藤倉獅子舞保存会
藤原・倉掛の鎮守
笹野(本宿746) 笹野神明社 9月(隔年)(元・14) 式三番 笹野式三番保存会
檜原下川乗(南郷6124) 南郷神社 9/3土曜 三匹獅子舞 下川乗獅子舞保存会
神代神楽 柏木野
出野組の鎮守。例大祭では一年おきに柏木野で神代神楽、下川乗で獅子舞が奉納される。
南郷1427 熊野神社 9/15 例祭
檜原人里2013 五社神社 9/3土日(元・5) 三匹獅子舞 五社神社奉納賛会
檜原数馬7076 九頭龍神社 9/2日曜 三匹獅子舞 数馬芸能保存会
太神楽獅子舞 太神楽保存会
数馬・猿屋舗組の鎮守。例大祭では「太神楽」と「獅子舞」が奉納。どちらも東京都指定無形民俗文化財。
 【消滅集落】
茗荷平=倉掛の小字。平成14、15年頃に廃村。かつては7、8軒あった。白沢沢上流の山中にあった。