きょうの分のページは、 私が見ながら授業を進めるために作ったもので、 授業終了後に加筆・訂正を行なってあります。 次回の分以降は、これを見て履修者に自習してもらうため授業の前に作ったもので、 原則として誤りなどもそのままにしておく予定です。
最初にいくつか注意をしますが、 これらのことは(いわゆる) ホームページに書いておきますので、 あとで読めます。 ご心配なく。
履修は金沢大学理学部数学科の2年生以上の学生に限ります。 すでに単位をとったかたの再履習も認めます。 ただし単位はでませんし、未履修の人が優先です。
計算機初心者向きの実習です。 初めて計算機にさわる人でもわかるように進めます。 数学科学生だけを対象とした計算機の時間はほかにあまりないので、 なるべく多くの学生さんが履修・単位取得されることを期待します。
内容を列挙してみれば以下の通りですが、 いまはなんのことだかわからなくても何の心配もいりません。
毎回、出席をとります。 単位は「出席」と「課題の提出」により認定します。 100%出席して課題をそこそこ出すか、 そこそこ出席して100%課題を出せば「優」がもらえるでしょう。
※ 体育の授業や高等学校までの音楽・美術などの授業と同じく、 「きちんと課題に取り組みました」 とアピールすることで単位がもらえる点に注意。 うんとがんばることは期待していない。
教員免許取得のためなどのやむを得ない理由で欠席した場合、 あとでもいいですからメールでその旨を私に知らせてください。
※ それがほんとうにやむを得ない欠席かどうかで成績が違ってくる場合のみ、 学期末に学生係へ確認にゆく予定。
メールの送り方はそのうちやります。
きょうやってもらうことはあとで黒板に書いて説明しますが、 来週の最初に同様にして(いわゆる)ホームページの読み方をやります。 それ以降は各自で私の作った授業用ホームページを見て進めてもらいます。 きょうもこめて、 わからないことがあったら私が回っていったときにどんどん質問してください。 待ちきれないときは声をかけてくれてもいいです。
普通のオフィスにあるコンピュータを使うだけなので危険はまずないと思いますが、 機械類を使う実習ですので、各自それなりに注意してください。 髪の長い人はまとめたほうがいいかもしれません
※ ……と何年か前に話したときは、 まさか自分が三つ編みにしようとは思いもよらなかった。
妊娠中のかたは各自で注意してください。
通路に置かれると私がみなさんの間を回わるとき蹴ってしまう可能性がありますので。
身体に障害のある人は申し出てください。考慮します。
実習室は禁煙です。 総合情報処理センター内は飲食厳禁です。
この授業のある金曜3限は、 この授業をとっている人しか実習室は使えません。 すなわち、諸君専用です。
この第4実習室が開いている時間のうち、 授業で使われていない時間は、自習に使えることになっています。 授業に使われている時間でも、 担当の先生のお考えによって、 自習することが許可されている場合があります。 「自習」とは、一切口をきかずに各自で黙々と実習すること、 と考えてください。 友だちとの相談などはロビーで。
※ 計算機を使っている人がどのクラスの学生か、 あとで説明する finger というコマンドで調べられます。 騒いでいると私が叱られることもありますのでやめてください。
授業があるかどうか、 自習が許されているか、 などは総合情報処理センター入り口の電光掲示板(?)でわかります。
「ID」は 「ユーザ ID」「ユーザ名」「ログイン名」などとも呼ばれます。 銀行口座でいえば口座番号に当たります。みんなに教えて構いません。 それに対し「パスワード」は暗証番号にあたりますから、 絶対に自分以外の人には (親だろうが兄弟姉妹だろうが親友だろうが、 旦那だろうが奥さんだろうが彼氏だろうが彼女だろうが愛人だろうが) 決して教えてはいけません。
ID とパスワードがそろって初めてコンピュータが使えるようになります。 そうやってコンピュータを使って起こしたことはすべて自分の責任です。
本体の電源スイッチには触れないこと。
マウスはコードが向こう側になるように机の上に置いて使う。 その状態で「左ボタン」「右ボタン」などという。 真ん中のボタンはめったに使わないので名前は知らない。 マウスを机の上で動かすと画面上の矢印が動くはずだ。 この矢印を「マウスカーソル」という。 マウスのボタンを押してすぐ離すことを「クリック」という。 ボタンは、「左が主」「右が従」と覚えるとよい。 よって、 以下では左でクリックすることを単にクリックと言ったりする。 この実習室のマウスには、 使いやすいものとそうでないものとがあるようだ。 私の感じでは Sun のマウスのほうが使いやすい。
マウスカーソルをウィンドウ外の部分 (地の部分)に移動して右ボタンをクリックすると 「ワークスペース」というのがでてくる。 これを以下では「地の部分を右クリック」と簡潔に表現する。 「終了...」を左クリックすると 「ウィンドウシステムの終了を確認してください」 と聞いてくる。 「終了」を左クリックして少し待つ。 最初のようにまっ白い画面に「ws23 console login: 」 が出たらディスプレイのスイッチを切る。 これで席を離れてよい。
まずはタイピング練習をしよう。 手元を見ないでキーが打てるように慣れておくと、 あとの実習がとっても楽だ。
ログインし、 地の部分を右クリックして「ワークスペース」を出す。 「プログラム」を右クリック、 「シェルツール」を左クリックしてしばらく待つと 「シェルツール」と書かれたウィンドウが現われる。 その中に「ws23{eb00g23}1% 」 などとでているであろう。 これを「プロンプト」と呼ぶ。 プロンプトの後ろの小さな四角は白抜きになっているが、 そのウィンドウの中を左クリックするとそれが黒くなる。 その状態で「~iwase/tx2000」と打って --- 「~」は「ほ」の右隣の「へ」を「Shift」を押しながら打つことに注意 ---、 リターンを押す。 すると練習プログラムが動きだす。
この練習プログラムはその中で使い方が説明されるのでその通りに進めればよい。 「]」「[」キーを使うが、 これらは「Enter」または 「Return」と書かれた大きめのキーのすぐ左にある。
練習を終えるときは、 練習プログラムの指示どおりに終了する。 帰るならログアウトも忘れずに。
※ タイピング練習プログラムも含めて、 プログラムは指示通りに終了してからログアウトしましょう。 そうでないと次に使うとき自分が困ることもあります。
※ タイピング練習プログラムについては、 作者のページも参照のこと。