どのウィンドウも受けつけませんか? もし受けつけるコマンドツールなどがあるなら、その中で 「ps -u $user」とします。 そして、あとは下の説明にならってください。
全部だめでも、マウスが動くなら、 プロンプトに戻っている(=プロンプトが表示されている) コマンドツールやシェルツールのウィンドウを終了してみましょう。 これで回復する場合もあります。
それでもだめなら、 別の WS にログインしましょう。 そしてコマンドツールかシェルツールの中から telnet ws?? とします。 ここで ws?? はおかしくなった WS の名前です。 プロンプトのところに出ているはずです。 もしプロンプトが見えない場合は、 WS は番号順に並んでいますから左右のマシンの名前を調べればわかるでしょう。 すると、 いつもはディスプレイ全体に出ていたログイン画面がウィンドウの中にでます。 いつもどおりにログインしてください。 そうすると、そのウィンドウの中は ws?? を見ていることになります。 別の言い方をすれば、そのウィンドウの中で ws?? を遠隔操作しているわけです。 そして「ps -u $user」とします。
※ 以下の出力例は 1999 年度のもの。
ws43{iwase}12% telnet ws42 Trying 133.28.21.52... Connected to ws42. Escape character is '^]'. UNIX(r) System V Release 4.0 (ws42) login: cf7175 Password: Last login: Thu Oct 21 19:09:30 on console Sun Microsystems Inc. SunOS 5.5.1 Generic May 1996 ws42{cf7175}1% ps -u $user PID TTY TIME CMD 17867 console 0:01 csh 17914 console 0:03 Xsun 17968 ?? 0:00 cmdtool 17915 console 0:00 sh 17920 console 0:00 fbconsol 17935 console 0:00 olwm 17929 console 0:00 vkbd 17913 console 0:00 xinit 17932 console 0:00 ttsessio 17951 pts/1 0:00 csh 17936 console 0:00 olwmslav 17909 console 0:00 openwin 17992 console 0:01 mailtool 17945 console 0:01 htt 18001 pts/3 0:01 csh 17983 console 0:01 filemgr 17948 ?? 0:00 cmdtool 17944 console 0:00 htt 17971 pts/2 0:00 csh 17946 console 0:00 htt ws42{cf7175}2%これが、いま自分が動かしているプロセス (「プログラム」とは少し違うらしいがよく説明できない) のリストです。 PID は「プロセス番号」と呼ばれます。
※ ここまではいつやっても何の害もありません。 よく自習する人は一度試して慣れておくといいかも。
このプログラムが悪さをしているな」 と思われるものをカンでさがし、 そのプロセス番号 nnnn を引数にとって 「kill -9 nnnn」とします。
ws42{cf7175}2% kill -9 ***** ← この通り打つ人がいるといけないのでわざと伏せ字にしました ws42{cf7175}3%こうやってゆくうちにうまくゆけば OK です。
隣の WS からログインしたときは exit でログアウトします。 プロンプトに出ている WS 名が変わっているのに注意してください。 (この例では ws43 側と ws42 側とでログイン名も別ですね。)
ws42{cf7175}3% exit ws42{cf7175}4% ログアウト Connection closed by foreign host. ws43{iwase}13%実は、上の例はどこもおかしくない状態の WS に脇からログインしてウィンドウシステム自身(?)を kill したためログイン画面まで戻ってしまったのですが、 そのあと再ログインしようとしたら調子がおかしくて、 結局センターの人にお願いして直してもらうことになってしまいました。 だから、もし kill の練習をするなら cat とかのコマンド名がわかっているものでやったほうがいいでしょう。
こうやって回復したあとは、 いったんログアウトしてログインし直すのがよいでしょう。