2001 年度「計算機基礎論3B」 2001-10-12

口頭で述べる予定のこと

ファイル操作

ファイルマネージャコマンドライン
ファイル名の一覧 ただ見ればよい (注:フォルダのようなアイコンはファイルではなくディレクトリである。) 「ls」(エル、エス)または「ls -l」(マイナス、エル)。 (注:後ろに「/」のついた名前はファイルではなくディレクトリである。)
テキストファイルの中身を見る アイコンをダブルクリック(テキストエディタが起動) 「cat ファイル名」または「textedit ファイル名 &」 (テキストエディタが起動)
テキストファイルの新規作成 「ファイル」「ドキュメント作成」(改名は Back Space キーで仮の名を消してからキーボードで。確定はリターン) 「textedit ファイル名 &」(テキストエディタが起動)
テキストファイルの更新(=中身の変更) アイコンをダブルクリック(テキストエディタが起動) 「textedit ファイル名 &」(テキストエディタが起動)
ファイルを改名 名前をクリックして黒くし、あとはキーボードで (確定はリターン) 「mv file1 file2」で file1 を file2 に改名 (上書きされるので注意)
ファイルを複写 クリックして網がけにしてから「編集」「コピー」、 「編集」「ペースト」(それから改名) 「cp file1 file2」で file1 を file2 に複写 (上書きされるので注意)
ファイルを削除 (ごみ箱が見えていれば)ひきずっていってごみ箱に落とす。 (ごみ箱が見えていなければ)クリックして網がけにしてから 「編集」「削除」 「rm file」で file を削除

テキストエディタの終わり方

必要なら、「ファイル」「保存」でファイルに書き込む。 その後「▼」「終了」。

日本語入力

「日本語 On-Off」と書かれたキーでオンオフ。 ウィンドウ左下にオンのときは「ひら」、 オフのときは「無変換」と表示される。 オンにしてローマ字で読みを打ち込むとかなで表示されるので、 「変換」「確定」などのキーを使って漢字への変換を行なう。

ごみ箱について

ごみ箱はダブルクリックで大きくなる。 その状態で「ごみ箱を空にします」 を選ぶまでファイルは本当には消えていない。 クリックして網がけにしてから「編集」「削除取り消し」 で復活が可能である。

ファイル core について

このファイルは爆弾マーク入りの赤いアイコンで表示される。 サイズが異常に大きいので、できたらすぐに完全に削除するほうがよい。

練習問題(の一例)

次を順に実行してください。

  1. 自分の名前だけからなる、namae という名前のファイルを作ろう。すなわち、
    1. namae という名前のファイルがないことを確認せよ。
    2. namae という名前のファイルを作れ。その内容は自分の名前。
    3. namae という名前のファイルが本当にできたことを確認せよ。
    4. namae という名前のファイルの内容を確認せよ。
  2. 「こんにちは。」の次の行に自分の名前の書かれた、tegami という名前のファイルを作ろう。すなわち、
    1. tegami という名前のファイルがないことを確認せよ。
    2. tegami という名前のファイルで、内容は「こんにちは。」 の次の行に自分の名前、というものを作れ。 (ファイル namae を生かすこと。namae はそのまま残すように。)
    3. tegami という名前のファイルが本当にできたことを確認せよ。
    4. tegami という名前のファイルの内容を確認せよ。
  3. namae と同じ内容で、signature という名前のファイルを作ろう。すなわち、
    1. signature という名前のファイルがないことを確認せよ。
    2. namae と同じ内容で、signature という名前のファイルを作れ。 (ファイル namae は残しても、残さなくても構わない。)
    3. signature という名前のファイルが本当にできたことを確認せよ。
    4. signature という名前のファイルの内容を確認せよ。
  4. いま作ったファイルのうち、signature を残して全て削除せよ。すなわち、
    1. いま作ったファイルのうち、signature を残して全て削除せよ。
    2. 削除が成功したことを確認せよ。
    3. 残ったファイル signature の内容を確認せよ。

岩瀬順一