2004 年度「計算機基礎論3B」 2004-10-15 補い

(いわゆる)日本語を含むソースファイルをコンパイルした際、

hello.c: 関数 `main' 内:
hello.c:4: プログラムとして逸脱した文字 '\33'
hello.c:4: プログラムとして逸脱した文字 '\'
hello.c:4: `B' が宣言されていません (この関数内で最初に利用)
hello.c:4: (未宣言の各変数については、それが最初に現われたそれぞれの関数
hello.c:4:  に対して一度だけ報告されます。)
hello.c:4: 構文解析エラー が "n" の前にあります
hello.c:4:27: 警告: 複数行文字列リテラルは推奨されません
hello.c:4:27: " 文字での終端を欠いています
hello.c:4:27: 終端のない文字列リテラルの推定開始位置
のようなメッセージが出たら、 ファイルをセーブしたときの日本語コードが不適切だった可能性があります。

この現象が起こらないようにするために、前回「emacs の設定」のところに書いた 「cp -ip ~cf5326/.emacs .」をもう一度実行してください。 こんどは「上書きしてもよろしいですか」と尋ねられるので、 「y」と答えます。

この操作をした後では、ファイルは望ましい日本語コードでセーブされます。 すでにあるファイルのコードは変わりませんが、 中身をそっくり別ファイルにコピーして保存すれば OK です。

(2004-10-21 記す)


岩瀬順一