2005 年度「情報処理演習A」 2005-04-25

§2.1 タイピング練習のやり方

(2.1.1) ウィンドウ内に math{.......}1% のような文字列が現れたはずである。

(2.1.2) 文字が小さすぎると感じたら、 「Setup」「Font...」の順にクリックし、 「Size」の数値を大きくする。 (「Font」を変えると字体が変わる。)

(2.1.3) ~iwase/tx (「~」は Shift キーを押しながら「々」のキー (Enter の左上にある)) と打ち、それから Enter を押すと練習開始。

(2.1.4) このソフトの中ではマウスは使えない。 すべてキーで操作する。 操作のしかたは、常に画面右上に出るようになっている。 ページを進めたり終了したりするのに使うキーは Enter, Esc, ], [ の四つである。 Esc はキーボードの左上の隅に、 ][ は Enter のすぐ左隣にある。

(2.1.5) 指示通りに終了すると、メッセージが出たあと再び math{.......}2% のような文字列が出る。 ここで Ctrl キーを押しながらキー D を押すと Tera Term が終了し、そのウィンドウが閉じる。 (「D」という文字を打ち込むには Shift キーを押しながらキー D を押すが、 ここでは Shift キーを押す必要はない。また、この操作を Ctrl+D と略記するので、覚えておくこと。)

(2.1.6) ※ 以上は、 Windows 上からセンターの unix マシン math.ipc.kanazawa-u.ac.jp にログインして ~iwase/tx を実行したことになる。 これは、この周辺だけで通用する、ローカルなやり方である。 (この注の意味はわからなくても構いません。 また、このクラス以外の人も同様に練習ができます。)

§2.2 ウィンドウの操作

(2.2.1) ※ 多くの操作はマウスでもキーボードでもできる。 とりあえずはマウスのほうを覚えよう。

(2.2.2) Windows のソフト(アプリケーションとも呼ぶ) は「ウィンドウ」の中で実行される。

(2.2.3) ウィンドウの上辺の青い帯 --- 灰色に変わることもある --- を「タイトルバー」と呼ぶ。

(2.2.4) 「〜にマウスカーソルを合わせてマウスの左ボタンを押し、 押したままマウスを動かし、 しかるべき位置でボタンを離す(=押し続けるのをやめる)」ことを 「〜をドラッグする」と言う。 「〜をつかんで動かす」、あるいは「〜をつまんで動かす」 といった感じである。

(2.2.5) ウィンドウを移動するには、タイトルバーをドラッグする。

(2.2.6) [練習]タイピング練習のウィンドウを好きな位置に移動してみよ。 それからタイピング練習をいったん終了することでそのウィンドウを閉じよ。 それから先に進め。

(2.2.7) ブラウザで一画面に収まらないページを見たとき右端にでるのが 「スクロールバー」である。

することで、 画面に表示されている範囲が上下に移動する。 (「スクロール」とは、このように画面をウィンドウ内で動かすことを言う。)

(2.2.8) (これらをキーボードで行なうには、 矢印キー、PageUp キー、PageDown キーを用いる。 Home キー、End キーを押すと、ページの一番上、一番下へ飛べる。 また、マウスの二つのボタンの間についている灰色の玉を手前に、 あるいは向こうに動かすことでもスクロールが可能である。)

(2.2.9) [練習]Internet Explorer に適当なページを表示させ、これを試せ。 この実習のプリントのページでもできる。 マウスによる三つの操作は動きが異なるので、全て試すこと。

(2.2.10) ※ スクロールバーは下端に出ることもある。その場合は左右に移動する。

(2.2.11) ウィンドウの「最大化」は 1.5.5 で述べた。 最大化されていないウィンドウの大きさを変えるには、 四辺や四隅をドラッグする。

(2.2.12) ウィンドウの右上の「_」をクリックすると、 ウィンドウは「最小化」され、画面下部の「タスクバー」にはいる。 最小化を解除するには、タスクバーのほうをクリックする。

(2.2.13) (これらおよび 2.2.5 のウィンドウの移動をキーボードで行なう方法は、 Alt+Space を押し、出てきた選択肢を見て考えよ。 記号の読み方は 2.2.16 を参照のこと。 「元のサイズに戻す」が最大化をやめることである。 「移動」「サイズ変更」は矢印キーで行ない、Enter で決定する。)

(2.2.14) [練習]Internet Explorer のウィンドウでこれらを試せ。 (タイピング練習のウィンドウは、 最小化は可能だが大きさは変えられないようになっている。)

(2.2.15) Internet Explorer は、 「ファイル」「新規作成」「ウィンドウ」の順にクリックすることで、 別のウィンドウを出すことができる。 複数のウィンドウで別々のページを見ることも可能である。

(2.2.16) ※ 画面上で 「ファイル(F)」「新規作成(N)」「ウィンドウ(W) Ctrl+N」 となっているのは、 「Alt を押したまま F, N, W の順にキーを押す」 あるいは 「Ctrl+N」でもこの操作が行なえる、の意味。

(2.2.17) 複数のウィンドウが開いているときでも、 「アクティブ」なのは高々一つであり、 そのウィンドウはタイトルバーが青いことでほかと区別される。 タイトルバーをクリックすればそのウィンドウがアクティブになり、手前にくる。 タイトルバーが全く見えていないときは、 タスクバー上のそのウィンドウに対応している部分をクリックすればよい。

(2.2.18) (Alt キーを押しながら Tab キーを押すと、 アクティブなウィンドウを次々と変えることができる。 この操作は Alt+Tab と略記する。)

(2.2.19) [練習]Internet Explorer の複数のウィンドウとタイピング練習のウィンドウで、 これを試せ。

(2.2.20) ※ 複数のボタンから選んでクリックするとき、 一つだけは影が濃いことがある。 「OK」がそれになっていることが多いが、 それをクリックすることは Enter を押すことで代用できる場合が多い。 「キャンセル」は Esc である。 また、 一つのウィンドウ内に複数の記入枠(など)がある場合、 Tab でそれらの間を移動できる。 Shift+Tab だと逆順に移動する。 「スタート」は左下の Ctrl と Alt の間のキーで代用できる。 シャットダウンは Alt+F4 である。 (F4 キーは Esc の右のほうにある。)


岩瀬順一