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ファイルには「名前」と“中身”がある。 |
(3.2.1) 「マイ コンピュータ」のアイコンをダブルクリック、 「'fs\...' の ... (Z:)」をダブルクリック。 ここ(「Z ドライブ」)が各自のファイルを置くところである。 普通のパソコンと違うので注意。 unix (linux) の用語を借用し、ここを「ホームディレクトリ」 あるいは「ホーム」と呼ぶことにしよう。
(3.2.2) そこにあるファイルとフォルダが、アイコンで表示されている。 フォルダみたいな絵の黄色いアイコンはフォルダである。
(3.2.3) フォルダのアイコンをダブルクリックするとその中のファイル ・フォルダが表示されるようになる。 正式な言い方ではないと思うが、これを 「そのフォルダに移った / 移動した」ということがある。 戻るには左上の「←戻る」をクリックする。 わからなくなったら Explorer をいったん終了すればよい。
(3.2.4) ファイルのアイコンをダブルクリックすればそのファイルが「開く」。 初心者のうちは、よくわからないファイルは開こうとしないこと。 クリックすればそのファイルが「選択」される (=アイコンとファイル名が青くなる)。 選択を取り消すには、 Explorer のウィンドウ内の何もないところをクリックする。
(3.2.5) 名前が .txt という「拡張子」 (=名前のうち、最後のピリオド以降の部分)で終わっているファイルは 「テキストファイル」である。
操作 | やり方 |
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テキストファイルの新規作成 | 「ファイル」→「新規作成」→「テキスト文書」。それから改名する。 |
テキストファイルの中身を見る・編集する | ダブルクリックするとテキストエディタ「メモ帳」が起動する。 (「メモ帳」の使い方は後述。) |
ファイルの改名 | 選択しておいて「ファイル」→「名前の変更」。 (拡張子は必要でない限り変えないこと。) |
ファイルのコピー | 選択しておいて「編集」→「コピー」、 続いて「編集」→「貼り付け」。それから改名する。 |
ファイルの削除 | 選択しておいて「ファイル」→「削除」。 (復元できないので注意。) |
(3.2.6) フォルダの新規作成、改名、削除も上と同様。 ファイルを他のフォルダに移動するには、 選択しておいてから「編集」→「切り取り」、 移動先のフォルダに移ってから「編集」→「貼り付け」。
(3.2.7) ※ すでにあるフォルダやファイルは変更したり削除したりしないように。 tx.scr.txt と tx.usr.txt はタイピング練習の成果を収めたファイルである。 普通には変更したり削除したりできないように設定してあるが、 絶対にできないわけではないのでちょっと注意しながら開いてみよ。 (ただし、 タイピング練習をしているときは開いてもうまく表示されないようになっている。)
(3.3.1) 起動のしかたは上に述べた。起動後に使うキーは次の通り。
(3.3.2) カーソルの移動はマウスでクリックすることでも行なえる。
(3.3.3) 「ファイル」→「上書き保存」でファイルに書き込む。 書き込みたくなければ終了してしまえばよい。終了は右上の「×」。 保存するかどうか聞かれたら、よく考えてクリック。 (そこに出る第三の選択肢「キャンセル」は終了することをキャンセルする、の意味である。)
(3.3.4) 一つのファイルを複数の「メモ帳」で同時に開いて編集すると、 せっかく打ったものを失う可能性があるので危険である。 なぜか。考えてみよ。
とりあえず「メモ帳」を使ってみよう。 次を順番にやってみよ。
上の続きである。 次を順番にやってみよ。
(3.5.1) Windows では、 左上の「半角 / 全角」 キーを押すごとにアルファベット・数字の入力と(いわゆる) 日本語入力とが切り替わる。 画面右下のバーの中の「A」と「あ」が替わるのを確かめること。
(3.5.2) 日本語入力になっているときは、 ローマ字で打ち込むとまずひらがなで表示される。 それを必要なら漢字やカタカナに変換する。 「変換」はスペースバー。 次の読みを入力するか Enter を押すかすれば「確定」する。 「やまだたろう」を変換しようとすると「やまだ」と「たろう」 に分かれて変換されるが、 こういうときは「←」や「→」を使う。 切れ目がおかしいときは Shift キーを押しながら「←」や「→」を押す。
自分の氏名を内容とする、 namae.txt という名前のファイルを作れ。 このファイルは残しておくこと。 氏名は大学に届けてある通りの文字で書くように。 (ただし、珍しい漢字はコンピュータでは使えないことがある。 そのときは適当な文字で代用するのだが、判断に困ったら相談すること。)
以下も「メモ帳」の中で行なう。 順番にやってみよ。 保存はしてもしなくてもよい。
1234 1234 5678 5678上の二つの状態の間を行き来する練習をせよ。 空行をいれる練習、空行を取り除く練習をしたことになる。
(3.8.1) テキストの一部(または全部)を「範囲指定」するには、 範囲の始点にマウスカーソルを合わせてマウスの左ボタンを押し、 押したままマウスカーソルを範囲の終点まで移動して離す (=ボタンを押し続けるのをやめる)。 範囲指定された部分は青地に白字となる。
(3.8.2) テキストの一部(または全部)を「コピー」するには、 範囲指定しておいて「編集」→「コピー」、 続いてコピー先にカーソルを移してから 「編集」→「貼り付け」。 (前半の操作では画面は何も変わらないので注意。 また、後半の操作をくり返せばいくつもコピーできる。)
(3.8.3) テキストの一部(または全部)を別の場所に「移動」するには、 範囲指定しておいて「編集」→「切り取り」、 続いて移動先にカーソルを移してから 「編集」→「貼り付け」。
(3.8.4) これらは、一つの「メモ帳」の画面の中でもできるし、 複数の「メモ帳」の間でもできる。 Internet Explorer から「メモ帳」へは、 コピーはできるが移動はできない。
(3.8.5) キーボードだけで範囲指定をするには Shift キーを押したまま矢印キーでカーソルを動かす。 ただし、Internet Explorer の中ではできない(と思う)。 切り取り、コピー、貼り付けは順に Ctrl+X, Ctrl+C, Ctrl+V である。
以下はそれぞれ独立した練習問題である。
abcdef___ ghij行末にはスペースはいれないのが普通なので、これは(一般には)かっこ悪い。 スペースがついていることは、 カーソルを動かすか、その行を含む範囲を範囲指定するかしてみればわかる。 このことを試せ。 また、行末のスペースを削除する練習をせよ。
と思います。 |のようになるのが(一般には)望ましく、
と思います。 |や
と思います。|はあまり望ましくない。 これらの状態を作り、また、望ましい状態に直す練習をせよ。