今回と次回は Windows の「Microsoft Word」(略して「Word」) を使ってワープロの練習をします。
諸君のアカウントで印刷できるのは 50 枚までです。 あまり使いすぎないように。
なお、早く終わってしまった人のためのおまけが、 ホームページにあります。
(5.1.1) Explorer で Z ドライブを見る(cf. §3.2)。 「ファイル」→「新規作成」→「Microsoft Word 文書」とすると 「新規 Microsoft Word 文書.doc」という名前のファイルができる。 ここで Word 文書のアイコンの形を(だいたい)覚えること。 それを適当な名前に改名(cf. 3.2.5)する。 ただし「.doc」は変えてはいけない。
(5.1.2) .doc ファイルのアイコンをダブルクリックすると Microsoft Word が起動する。 表示の大きさを変えたければ「表示」「ズーム」か、 「100%」の右の「▼」をクリックしてから選択。
(5.1.3) 「上書き保存」や「終了」は「メモ帳」と同じである(cf. 3.3.3)。
(5.1.4) 「切り取り」「コピー」「貼り付け」も同様(cf. §3.8)。 既習の他のソフトとの間でもほぼ可能。
(5.1.5) Word は、 一行が画面の横幅より長くなると自動的に“折りたたむ”。 また、Enter キーで改行すると特別なマークを表示する。 このあたりは「メモ帳」と違う。
(5.1.6) フォントを変えるには、
(5.1.7) 上部の、フォント変更に関連するボタンの右に、 横棒が数本書かれたボタンがいくつかある。 マウスカーソルをあててしばらく待つと 「両端揃え」「中央揃え」などという文字が出る。 前者が普通の段落の書き方。 後者は行を中央でそろえる書き方である。 上のフォント変更を参考にして試してみること。 より細かく設定したければ「書式」→「段落」→「インデントと行間隔」。
(5.1.8) 「ファイル」→「印刷プレビュー」で、印刷前にだいたいの感じがつかめる。 左上の「50%」は拡大率。 変えたければその右の「▼」をクリックしてから選択する。 右上の「×」で元の画面に戻る。
(5.1.9) 実際に印刷するには「ファイル」→「印刷」。 設定画面が出てくるが(とりあえずは)「OK」を押す。 いままで何枚印刷したかを教えてくれる画面になるので、 見たら「OK」を押す。
(5.2.1) 「編集」→「元に戻す」 (キーボードなら Ctrl+Z) で直前の操作が取り消せることがある。
(5.2.2) 「編集」→「すべて選択」 (キーボードなら Ctrl+A) で文書全体を範囲指定(cf. 3.8.1)。
(5.2.3) Explorer(cf. §3.2)の中でファイルを 「選択」するとファイルのサイズが表示される。 .txt ファイルについては、 半角文字は 1 バイト、全角文字は 2 バイト、 改行は 2 バイトとカウントしたものと同じになるはずである。 「KB」は 1000 バイトまたは 1024 バイトのことである。
(5.3.1) なんとかしてメモ帳を起動し、 見たいファイルのアイコンをドラッグ(cf. 2.2.4) してメモ帳のウィンドウの中にもってくる。 (すなわち、ウィンドウの中までひきずってきてそこでボタンを離す。 この操作を「ドラッグ & ドロップ」という。)
(5.3.2) メモ帳のウィンドウが隠れているときは、 画面下部のタスクバー(cf. 2.2.12)の、 メモ帳に対応する部分の上までアイコンをひっぱってきて、 ボタンは押したまましばらく待つ。 するとメモ帳が手前に出てくる。
(5.4.1) .doc ファイルを「メモ帳」で見たらどう見えるか。 (見たら、上書き保存せずに終了すること。)
(5.4.2) .doc ファイルにある程度の量の文章を書いてから、 そのすべての文章をコピーした .txt ファイルを作ってみよ。 逆も試してみよ。 また、それらのファイルのサイズを比べてみよ。
(5.5.1) Word で「何か」を作れ。 文章の内容は、どこかから写すのではなく、自分で考えて書くこと。
印刷し、最下部の「ユーザー名」「印刷日時」の行の余白に学部名(など)、 学籍番号、氏名(として大学に届けてあるもの)をペン (インクの色は黒または青)で手書きし、 来週のこの授業の時間中に岩瀬に手渡すこと。 また、.doc ファイルそのものも、削除・変更せずに置いておくこと。 最後の課題で再利用できるし、私が調査する場合もある。