2005 年度「情報処理演習A」 2005-07-04

最後に、Microsoft PowerPoint を使ってプレゼンテーション作成の練習をします。

§8.1 Microsoft PowerPoint の使い方

(8.1.1) Microsoft PowerPoint は「スライド」の集まりを作るソフトである。 このソフトではスライドの集まりを「プレゼンテーション」と呼ぶ。

(8.1.2) Explorer で Z ドライブを見る(cf. §3.2)。 「ファイル」→「新規作成」→「Microsoft PowerPoint プレゼンテーション」 とすると 「新規Microsoft PowerPoint プレゼンテーション.ppt」 という名前のファイルができる。 ここでこのアイコンの形を(だいたい)覚えること。 それを適当な名前に改名(cf. 3.2.5)する。 ただし「.ppt」は変えてはいけない。

(8.1.3) それから、そのアイコンをダブルクリックすると Microsoft PowerPoint が起動する。

(8.1.4) ※ このソフトはサブメニューの内容が多いため、 必ずしも全てのサブメニューを表示しない。 例えば「編集」をクリックしたが探しているサブメニューが表示されていないときは、 一番下の「»」が下を向いたようなところをクリックすると現れる(かもしれない)。

(8.1.5) 「上書き保存」や「終了」は「メモ帳」と同じである(cf. 3.3.3)。

(8.1.6) 「編集」→「元に戻す」で直前の操作が取り消せる(ことがある)。

(8.1.7) 「クリックして最初のスライドを追加」とあるのでそれに従う。 二枚め以降のスライドは「挿入」→「新しいスライド」として挿入する。 左のスライド一覧の中からそのスライドをクリックして選択し、 Delete キーを押せば削除できる。 (スライドの順序はドラッグ & ドロップ(cf. 5.3.1)で変えられる。)

(8.1.8) スライドの「レイアウト」は右側に出ているのでそこから選ぶ。 (出ていなかったら「デザイン」をクリック。 そのすぐ下の行の右のほうにある「▼」をクリックすると 「デザイン テンプレート」 「画面切り替え」などいろいろ出てくる。)

(8.1.9) 「クリックしてテキストを入力」 などと出ているところをクリックするとそこに文字が書き込める。 文字のフォントや大きさは Word のとき(cf. 5.1.6)と同じように変えられる。

(8.1.10) 画面下の「オートシェイプ」をクリックし、 サブメニューをたどってゆくと、いろいろな図形が簡単に書ける。 その右に並んでいるアイコンについて、左から順に説明する。 マウスカーソルを上にのせて少し待つとごく簡単な説明が出るので、 それも利用すること。

いろいろなものを回転させたり、裏返しにしたりすることもできる!

(8.1.11) Word(§5)や Excel(§6)のファイルを挿入したいときは (しかるべきレイアウトを指定し、挿入したい位置をクリックしたのち) 「挿入」→「オブジェクト」とし、 「オブジェクトの種類」からしかるべきものをクリックして選び、 「ファイルから」をクリックし、「参照」を押す。 それから「ファイル名」に「z:」と打って「OK」を押すと 自分のファイル一覧が出るから、 挿入したいファイルをダブルクリック。 それから「OK」を押す。 挿入したあとで位置や大きさを変えられる。

(8.1.12) ほかに、「ペイントブラシの絵」(.bmp ファイル) などの画像ファイルも入れられる。 (.bmp ファイルは Explorer で「新規作成」→「ビットマップ イメージ」とすれば作成できる。 適当な名前に改名してからそのアイコンをダブルクリックすれば 「ペイント」というソフトが起動する。 ペイントの使い方は自分で試しながら考えてみてほしい。)

(8.1.13) 「アニメーション」の一例は次の通り。 まず矢印を書く。それを選択して(=クリックして)おいてから 「スライドショー」→「アニメーションの設定」。 右のほうに「アニメーションの設定」が出るので 「効果の追加」を押す。あとは自分で考えてほしい。 右の下の「再生」を押すとアニメーションを見ることができる。 矢印以外のオブジェクトでも同じようにできる。

(8.1.14) スライドを全部通して見るには 「スライドショー」→「実行」。 マウスをクリックするごとに次へ進む。 (右クリックするとメニューが出て、戻ることも可能。)

§8.2 課題6

(8.2.1) Microsoft PowerPoint で、何かを作ってください。 例えば、「『情報処理演習A』でこんなことを習いました」 とまとめたものでも OK です。

(8.2.2) 締め切りはそのうち決めます。 提出方法は次の通り。

私は「課題6.ppt」のほうを見て採点します。 なお、採点の際、もしかすると、 私の手元にあるパスワードの控えを用いてログインし、 「kadai6.ppt」のほうも見るかもしれません。

(8.2.3) ※ コピーしてもらうのは、 なぜかここのシステムでは、 こうすると初めて、 この授業の履修者全員(教員・TA も含む)から見えるようになるからです。 Explorer の「アドレス」の欄に 「\\fs\home\sgr4205\j17ar??」 (「??」はユーザ id の下二桁) のように打ち込めば、その人のホームが見えます。 ただし、メールのように個人的なファイルの中身は見えないはずです。

§8.3 みなさんのアカウントの有効期限は今学期いっぱいです

授業が終わったあとも、九月下旬までは使えるはずです。 おおいに利用されることを希望します。


岩瀬順一