(3.1.1) この実習では Active! mail を使ってメール送受信を行なう。 特に理由がなければ、ほかのメールソフトは使わないこと。 一般にはいろいろなソフトを試すのはよいことであるが、 メールは例外で、 複数のメールソフトを使うと受信したメールがあちこちに分散して困った事態になる。
(3.1.2) Active! mail は、 ブラウザでセンターのページにアクセスすることでメール送受信を行なう。 実習室のパソコンだけでなく、諸君のパソコンでも使える。
(3.1.3) 諸君のメールアドレスは 「j18aa??@mailedu1.ipc.kanazawa-u.ac.jp」 (j18aa?? の部分は実際には各自のユーザ id) である。 また、mailedu1 の最後の文字は数字の一であることに注意。
(3.1.4) ブラウザで https://email.kanazawa-u.ac.jp/ にアクセスする。 実習室からは、 Internet Explorer を起動して最初に出てくるページの左上にあるリンクを利用するのが一番簡単だろう。 「セキュリティの警告」が出るかもしれないが、 これは「このあとの画面ではパスワードなどを打っても大丈夫だ」 と言っているのである。ざっと読んでから OK を押す。 「ユーザ ID」「パスワード」は(通称)「センター実習室のアカウント」のそれである。 「サーバ」のうちの mailedu1.ipc の前の白丸をクリックしてそこに黒い点を入れる。 もし間違えたら正しくクリックしなおせば OK だ。 「言語選択」は日本語のまま。 それからその下の「ログイン」をクリック。
(3.1.5) 上部に「メールホーム」「メール受信」「メール作成」 「スケジューラ」「オプション」と出ている画面になったはずだ。 この画面が、Active! mail の最初のページ、「メールホーム」である。
(3.1.6) 終了するときは、右上の「ログアウト」をクリックする。 それから、普通に Internet Explorer を終わればよい。
(3.1.7) ※ 学生証を使って各自で登録したアカウントも、 Active! mail でメール送受信が可能だそうだ。 この場合は、「サーバ」は stu を選ぶ。 メールアドレスがどうなるかは、この実習のアカウントにメールを送ってみればわかる。 なお、次のセクションに述べる設定はアカウントごとにしなければならない。
(3.2.1) 最初に一度だけ、Active! mail の設定をする必要がある。 ログインしてから、 ページの上のほうに並んでいる「オプション」をクリック。 「プロフィール」をクリック。
(3.2.2) 「オプション」「表示と編集」をクリック。 「ウインドウ」内の「カラー」はとりあえず好きなのを選べ。 あとでいつでも変えられる。 「メール受信」内の「添付モード」の二つはチェックをつける (=行頭の白い四角をクリックし、中に「レ」印を入れる)。 間違ったところにチェックをつけてしまったら、 もう一度クリックすれば消える。 それから一番下の「OK」をクリック。
(3.2.3) 「オプション」「住所録」をクリック。 ここで、自分と担当教員を登録しよう。 「住所録作成」をクリック。 「名前」に氏名、「eMAIL」にメールアドレスを半角文字で記入。 「ふりがな」も記入。 それから「OK」をクリック。 これで一つのアドレスが登録できた。 さらに登録するには、 「住所録作成」をクリックする。 担当教員のプロフィールは 「いわせじゅんいち」 「岩瀬順一」 「cf0542@mailedu1.ipc.kanazawa-u.ac.jp」 である。「様」や「先生」はつけないこと。
(3.2.4) また、 ここでは電話番号などの個人データも打ち込めるようになっているが、 メール送受信とは直接関係ないので、打ち込まないほうがいいと思う。
(3.2.5) ※ ホーム(Z ドライブ)に .forward, .mailboxlist, Sent, Trash, Drafts, JunkMail などのファイルができるかもしれないが、 これは Active! mail が作ったファイルなので、 変更したり削除したりしないこと。 アイコンをダブルクリックすると 「ファイルを開くアプリケーションの選択」になる。 アルファベット順にいろいろなソフト名が表示されるので、 「Internet Explorer」を選択すればよいだろう。 こうすればおなじみの Internet Explorer で見ることができる。 間違って内容を変更してしまう心配がないので安心である。
(3.3.1) 「メール受信」をクリックする。 「件名」の部分がリンクになっているのでクリックすればメールが読める。 (件名が全角スペースだけからなる場合はクリックできないが、 そのときはその左の「△」をクリックすると別にウィンドウが開く。)
(3.3.2) 諸君にメールを送ってあるので、読んでみよ。
(3.3.3)
(3.3.4) 「メール作成」をクリックすると別ウィンドウが開く。 「宛先」「Cc」(および「Bcc」)にはそれぞれアドレスを書くのだが、 住所録に登録してあるアドレスはそれを利用するとよい。 簡単だし、 アドレスだけでなく名前もはいるのでわかりやすいからだ。 それには、そのうえの「住所録」をクリックし、 虫眼鏡のアイコンをクリックすると一覧が出るので 「宛先」「Cc」(「Bcc」)の四角に適宜チェックを入れればよい。 「件名」にはメールの内容を簡潔に表現する文字列を書く。 「土曜日の件」「Summer Concert」など。 「本文」に本文を書く。 一行の長さは半角文字でおよそ 60 文字以下になるよう、 Enter キーを押して改行すること。 (本文の書き方については、下のサンプルを参照。)
(3.3.5) 「署名」「添付ファイル」「重要度」はそのままでよい。 書き終えたら「送信」を押す。 (「取消」は廃棄する場合、 「下書き保存」はいまは送らず保存しておきたいとき。 後者については後述。)
(3.3.6) 押しても送信ボタンは引っ込まず、何も起こらないが、 少し待つと作成ウィンドウが消えるので送られたことがわかる。
(3.3.7) 自分に Cc を送ってあるなら、少し経ってから 「メール受信」をクリックすればそれがきているはずだ。
=== サンプル ================================================== ○○先生、 先生の授業で習ったとおり、なんたらかんたら。ああたらこうたら したらああでこうで。 どこかおかしくしてしまったのでしょうか? 教えてください。 -- 金沢大学△学部△学科1年 △△△△ ===============================================================
(3.3.8) 受け取ったメールに返信するには、 そのメールを画面に出しておいて返信のアイコン (件名などのすぐ上、左から三番目。 マウスカーソルを乗せて少し待つと字が出てくる) をクリックする。 「宛先」には元のメールの送信者がはいっているから、そのままでよい。 必要なら「Cc」を指定する。 「件名」には元のメールのそれが「Re:」で始まっていればそれそのもの、 そうでなければその前に「Re:」をつけたもの、がすでにはいっている。 普通はこのままでよいが、変えてもよい。 元のメールの本文が行頭に「>」をつけてすでに本文内におかれているから、 必要ならそれを利用して返事を書く。
=== サンプル ================================================== 金沢大学△学部△学科1年 △△△△君、 >先生の授業で習ったとおり、なんたらかんたら。ああたらこうたら >したらああでこうで。 どこそこをこれこれしていませんか? とりあえずそこを確かめて みてください。 -- ○○○○ ===============================================================
(3.3.9) 「メール受信」の画面では、 左上に「受信箱」と書いてあるであろう。 これは、いまは受信箱の中のメールを見ているんだよ、という意味である。 そのあたりをクリックして 「送信箱」「ごみ箱」「下書き保存」を選ぶとそれぞれの中が表示される。
(3.3.10)
(3.3.11) 「下書き保存」したメールの続きを書きたいなら、 “便せんの上に鉛筆”といった感じのアイコン (マウスカーソルを乗せて待つと「再編集」の文字が現れる) をクリックすると作成画面になる。
(3.4.1) 自分にメールを送れ。「件名」と本文は適当に。 それを受信せよ。それに返信せよ。その返信を受信せよ。 (ここがうまくゆかない場合、 どこか設定が間違っていることになる。)
(3.4.2) Google ニュース --- この授業のページからリンクをはっておいた --- を利用して適当なニュースを選び、 記事本文の一部分をコピーして私(担当教員の岩瀬。アドレスなどは前述) にメールで送れ。
(3.4.3) 私のメールアドレスは、メールがつくと自動的に 「受け取りました」という返信メールが出るようにしてある。 もしもそれがつかなかったら、どこかおかしいので、TA か私に相談すること。 また、この時間中は、 私は諸君からメールがついたらただちに上のポイントをざっとチェックして結果を板書する。 「やり直し」だった人は「OK」になるまで出し直すこと。 (何度出し直しても減点にはならない。)
(3.4.4) 授業終了後、来週までに私はもう一度メールをよくチェックする。 その結果、授業中に「OK」だった人も「やり直し」になる可能性がある。 (その場合は来週のこの時間に伝えますので、出し直してください。 減点にはなりません。)
(3.5.1) ファイルの内容をコピーしてメールで送る練習、 メールで受け取った内容をファイルにする練習をせよ。 いままでに習ったことを組み合わせればできるはずだ。
(3.5.2) メール本文の上に表示されている、 「source」と書かれたアイコンのうちの右側のものをクリックし、出てくる指示に従えば、 メールそのものを .eml ファイルとして保存できる。 その右の「text」と書かれたアイコンだとテキストファイルとして保存する。