2007 年度「情報処理基礎」 2007-07-17

今回は、 Microsoft Office PowerPoint 2007 を使って、 人前で発表をするときに使う(いわゆる)「プレゼンテーション」の作成をします。 これまた私自身よくわかっていないソフトなので、 各自でいろいろ試して“遊んで”ください。

§8.1 Microsoft PowerPoint の使い方

(8.1.1) Explorer で Z ドライブを見る(cf. §2.4)。 「ファイル」「新規作成」「Microsoft Office PowerPoint プレゼンテーション」 とすると 「新規Microsoft Office PowerPoint プレゼンテーション.pptx」 という名前のファイルができる。 それを改名(cf. 2.4.7)する。 ただし「.pptx」は変えてはいけない。 ここでこのアイコンの形を(だいたい)覚えること。

(8.1.2) そのアイコンをダブルクリックすると PowerPoint が起動する。

(8.1.3) 「上書き保存」や「終了」、 「元に戻す」「繰り返し」「やり直し」は Word や Excel と同じ。

(8.1.4) プレゼンテーションは「スライド」の集まりでできている。

(8.1.5) 「クリックして最初のスライドを追加」とあるのでそれに従う。 このスライドの上の枠にはプレゼンテーションのタイトルを、 下の枠には大学名・学部・学科、氏名などを打ち込むのが普通だろう。

(8.1.6) 「クリックして〜を入力」 などと出ているところをクリックするとそこに文字が書き込める。 「ホーム」タブの中の「フォント」、「段落」は Word のとき(cf. 4.1.6, 4.1.7)と同様。

(8.1.7) 二枚め以降のスライドは「ホーム」タブの中の 「新しいスライド」と書かれている部分(その上のアイコンではない)をクリックして追加する。 レイアウトを選ぶことになるが、よくわからない場合、「白紙」を選んでおけば無難である。 スライドを削除するには、左のスライド一覧の中からクリックして選択し、Delete キー。 スライドの順序はドラッグ & ドロップ(cf. 4.2.2)で変えられる。

(8.1.8) 白紙のスライドに 文字を書きたいときは、 「挿入」タブの中の「テキストボックス」と書かれている部分。 横書きか縦書きかを選んだのち、 どこかにマウスカーソルをあてて左ボタンを押し、 押したまま少し右下へにマウスカーソルを動かして左ボタンを押すのをやめると枠が表示されるので、 この中に書く。

(8.1.9) いま説明した枠だけでなく、いろいろなものの、位置や大きさを変えられる。 それには、クリックして周りの点を出し、それらを動かす。

(8.1.10) 「デザイン」タブの中のテーマを選ぶとスライドのデザインが変わる。 その右の「配色」で配色が変えられる。その右は「背景」。 左クリックだとすべてのスライドが一斉に変わってしまう。 一枚だけ変えたい場合は右クリックしてみよ。

(8.1.11) 「ホーム」タブの中の「図形描画」。 やってみればわかると思うので説明は省略。 楕円(だえん)などの中には文字が書ける。

(8.1.12) Word や Excel で作ったものなど、いろいろなものをコピーして利用できる。 (「ペイント」で描いた .bmp ファイルも。)

(8.1.13) いろいろなものを回転させたり、裏返しにしたりすることもできる!  (クリックして周りの点を出し、それらのどれかを動かせばよい。)

(8.1.14) 「アニメーション」の指定法。 動かしたいものを選択して(=クリックして)おいてから 「アニメーション」タブの中の「アニメーションの設定」。 右のほうに「アニメーションの設定」が出るので 「効果の追加」を押す。あとは自分で考えてほしい。 右の下の「再生」を押すとアニメーションを見ることができる。

(8.1.15) スライドを全部通して見るには 「スライドショー」タブの中の「最初から」。 マウスをクリックするごとに次へ進む。 (右クリックするとメニューが出て、戻ることも可能。)

§8.2 課題8

(8.2.1) PowerPoint で、何かを作れ。 例えば、「『情報処理基礎』でこんなことを習いました」 とまとめたものでもよい。

(8.2.2) ※ 自分以外の人が作った .pptx ファイルも、見ることができる。 それには、Explorer の「アドレス」の欄に 「\\fs02\home\z07ja」と打ち込み、Enter を押す。 すると全員のホームのフォルダが並んでいるのが見えるから、 見たい人のフォルダをダブルクリックし、 それから .windows というフォルダをダブルクリックする。 (アドレス欄に打ち込む文字列は Explorer で Z ドライブを見ているときにタイトルバーに表示されているものと似ているので、 (慣れれば)覚えやすい。)

§8.3 終わりに

(8.3.1) 予定していた箇所まできょうじゅうに進んだ場合は、来週(七月 24 日)は“自習”にします。

(8.3.2) その場合、WebClass(アカンサスポータル)のこの授業のところの 「テスト/アンケート」の中にある「アンケート第3回(全15回終了時)」を、 来週のこの時間以降、七月 31 日 23 時 55 分までに、必ずやってください。 このアンケートに答えた人は七月 24 日の授業に出席したものとします。 答えなかった人は七月 24 日の授業を欠席したものとします。

(8.3.3) きょう出席した人で、二三日たっても私の元にきょうの課題がこない人や、 提出されたきょうの課題に不備があった人については、 WebClass(アカンサスポータル)のメッセージ機能で全員に連絡します。 見忘れる人も出ると思うので、互いに知らせあってください。 それ以外については、もう催促しません。

(8.3.4) 課題の最終締め切りは*月*日です。 それよりあとに提出しても、成績には反映されません。

(8.3.5) この授業のアカウントは、九月末ごろまでは使えるはずです。


岩瀬順一