2008 年度「計算機基礎論3B」 2008-11-07

§25 課題1

(25.1) 君のユーザ id の下二ケタ n に対し k = 1 + 0.01 * n とおき、 漸化式 an = k * an-1 + an-2 で決まる数列を考える。 (たとえば z08ei025 の人の場合は an = 1.25 * an-1 + an-2 である。)

(25.2) この数列の初めの 20 項(a0 から a19 まで)について、その値と、 隣り合った二項間の比 an/an-1 を計算して出力し、比が収束することを実感するプログラムを書き、 以下のようにレポートせよ。

(25.3) プログラムでは、 初項 a0, 次の項 a1 の値はユーザに入力させるようにせよ。 そして、

a[0] は ... です.
a[1] は ... です.
     ...
a[19] は ... です.
a[1]/a[0] は ... です.
a[2]/a[1] は ... です.
     ...
a[19]/a[18] は ... です.
のように出力するようにせよ。

(25.4) プログラムが完成したら、それを用いて実験を行なう。 初項 a0, 次の項 a1 の値は適当に正の値を入力せよ。 20 項まで計算しても比が収束しなかったら入力する値を変えてやり直し。

(25.5) できあがったら、次のような体裁でレポートにし、メールで送れ。

(25.6) ※ メールでは an のような記法は使えないので、 C言語の記号を使って a[n] と書くとよい。

(25.7) ※ 感想などがあれば添えてもよいが、 無理に書かなくてよろしい。

(25.8) 宛て先は私(岩瀬)の実習用アカウント z08eit01@mailedu.ipc.kanazawa-u.ac.jp である。 件名は「kadai1」(←全て半角文字、アルファベットは小文字、 途中にスペースをいれない)とせよ。 自分の学籍番号、氏名(として大学に届けてあるもの) をメールの本文冒頭に書くのを忘れずに。

(25.9) 私はメールを受けとったらプログラムを読み、コンパイルし、 動作をチェックして、 「OK」なり「やり直し!」なりで始まる返事をメールで送る。 「やり直し!」だった人は「OK」 がもらえるまでやり直して再提出しないと課題を提出したことにならない。

(25.10) 締め切りは 2008 年 11 月 21 日(金)13 時 00 分。 きょうの実習時間はこれにあてる。 来週は新しい内容を用意してくるので、 そちらに取り組んでもよいし、この課題をやってもよい。

(25.11) ※ 締め切りまで時間があるが、 時間をかけて取り組むことを求めているわけではない。


岩瀬順一