(3.1.1)
昔からの呼び方 | 最近の呼び方 | |
---|---|---|
個々の“文書” | ファイル | ドキュメント |
“文書”の置き場 | ディレクトリ | フォルダ |
(3.1.2) ※ すでにあるフォルダやファイルは変更したり削除したりしないように。
(3.1.3) ※ ファイルは、「開く」ことで中身を見たり、 編集したり(=書き足したり書き改めたり)できるようになるが、 初心者のうちは、よくわからないファイルは開こうとしないこと。
(3.2.1) ファイル名には、普通、filename.txt のように、 最後にピリオドから始まる数文字がついている。この部分は「拡張子」と呼ばれ、 ファイルの種類を表わすのに使われている。
(3.2.2) テキスト (cf. 2.1.4) を内容とするファイルを「テキストファイル」と呼ぶ。 その拡張子は「.txt」。
操作 | 諸君のパソコン | センターのパソコン |
---|---|---|
テキストファイルを新規作成 | 何もないところを右クリック、「新規作成」、「テキスト ドキュメント」。 それから改名。 | |
テキストファイルを開く | アイコンをクリック。 | アイコンをダブルクリック。 |
(テキストエディタ「メモ帳」が起動する。) | ||
ファイルの改名 | 右クリック、「名前の変更」。 | |
(拡張子は必要でない限り変えないこと。) | ||
ファイルのコピー | 右クリック、「コピー」、 続いて何もないところを右クリック、「貼り付け」。それから改名。 | |
ファイルの削除 | 右クリック、「削除」。 | |
(ごみ箱から復元可能。) | (復元は不可能。) |
(3.3.1) 「メモ帳」は「テキストエディタ」の一種で、テキストファイルの編集 (書き足したり書き改めたりすること)を行なう。 起動のしかたは上の表にある。
(3.3.2) メモ帳を起動したあとのキー操作は、メールの本文を書いたときと同じである。 「ファイル」、「上書き保存」でファイルに書き込む。 書き込みたくなければ終了してしまえばよい。終了は右上の「×」。 保存するかどうか聞かれたら、よく考えてクリック。 (そこに出る第三の選択肢「キャンセル」は終了することをキャンセルする、の意味である。)
(3.3.3) ※ 一つのファイルを複数のメモ帳で同時に開いて編集すると、 せっかく打ったものを失う可能性があるので危険である。 なぜか。考えてみよ。 いらないファイルで試してみるのもよいだろう。
(3.4.1) 「スタート」をクリックすると、 右上に諸君が自分で決めたユーザ名がある。 仮にそれを misako としよう。 それをクリック。 これが個人のファイルを置く、「個人用フォルダ」と呼ばれるところである。 すでに、アドレス帳などのアイコンがある。
(3.4.2) 諸君のパソコンでは拡張子は表示されない。 つまり、ファイル a.txt は a と表示される。 拡張子は、ファイルのアイコンの図柄から判断する。
(3.4.3) ※ 「表示」をクリックすると、表示のしかたが変わる。その右の「▼」もクリックしてみよ。
(3.4.4) 練習のため、次の操作を順に行なえ。
(3.4.5) ※ 削除されたファイル・フォルダは「ごみ箱」にはいる。 ごみ箱にはいったファイル・フォルダは、ある操作で元に戻すこともできるが、 決まった量を超えると古いものから消えてゆく。 また、ごみ箱を空にすることもできる。
(3.5.1) 「マイ コンピュータ」のアイコンをダブルクリックすると Explorer(注意:Internet Explorer ではない!)が起動する。 「'fs02\home\...' の .windows (Z:)」をダブルクリック。 ここ(「Z ドライブ」)が各自のファイルを置くところである。 Windows XP では普通は「マイ ドキュメント」に置くが、 センター実習室のパソコンでは違うので注意。
(3.5.2) (3.4.4) の練習を、センターのパソコンで行なえ。 個人用フォルダに当たるのは Z ドライブである。 センターのパソコンでは拡張子が表示されるので、 a が a.txt のようになる。
(3.5.3) ※ tx.scr.txt と tx.usr.txt にはタイピング練習の成果が収められている。 普通には変更したり削除したりできないように設定してあるが、 絶対にできないわけではないので注意しつつ、メモ帳で見てみよ。 変更しないように、 また、変更してしまった場合は保存しないように注意して終了すればよい。 (ただし、 タイピング練習をしているときは開いてもうまく表示されないようになっている。)
(3.6.1) ファイルが多くなってきたら、フォルダを使って分類すると整理しやすい。
misako -+- 情報処理基礎 -+- a.txt | | | +- b.txt +- a.txt | +- c.txtフォルダ misako を開くとフォルダ 情報処理基礎, ファイル a.txt, c.txt が見える。 フォルダ 情報処理基礎 を開くとファイル a.txt と b.txt が見える。 (二つある a.txt は別物である。)
(3.6.2) フォルダ 情報処理基礎 から見たとき、 フォルダ misako を「一つ上のフォルダ」と言う。 フォルダ 情報処理基礎 は フォルダ misako の「直下にあるフォルダ」と言う(こともある)。 (左が上、右が下。)
(3.6.3) 個人用フォルダ misako の中に 二つのフォルダ 共通教育科目, 専門科目 を作り、 前者の中にフォルダ 情報処理基礎 を、 後者の中にフォルダ 数学序論1, 物理学序論1 を作った。(ファイルはもっとあるはずだが省略。)
misako -+- 共通教育科目 -+- 情報処理基礎 -+- a.txt | +- 専門科目 -+- 数学序論1 -+- a.txt | | | +- 物理学序論1 -+- a.txt +- a.txt
(3.6.4) 共通教育科目 の中にある 情報処理基礎 を、 フォルダ misako\共通教育科目\情報処理基礎 と呼ぶ。 その中にあるファイル a.txt を、 ファイル misako\共通教育科目\情報処理基礎\a.txt と呼ぶ。
(3.6.5) センターのパソコンでは、Z ドライブと呼ばれる場所が自分のファイルを置くところだった。 Z ドライブは「Z:」と書くので、上の misako が Z: に置き換わる。 よって、ファイル Z:\共通教育科目\情報処理基礎\a.txt などと呼ばれる。
操作 | 諸君のパソコン | センターのパソコン |
---|---|---|
(直下に)フォルダを新規作成 | 何もないところを右クリック、「新規作成」、「フォルダ」、それから改名。 | |
(直下の)フォルダを開く | クリック。 | ダブルクリック。 |
上のフォルダへ戻る | 左上の「←」ボタンをクリック。 | |
フォルダの改名 | 右クリック、「名前の変更」。 | |
フォルダの削除 | 右クリック、「削除」。 | |
(ごみ箱から復元可能。) | (復元は不可能。) | |
フォルダ間でのファイル・フォルダの移動 | 右クリック、「切り取り」、移動先フォルダに移って何もないところを右クリック、「貼り付け」。 |
(3.7.1) 個人用フォルダの中に「情報処理基礎」という名前のフォルダを作れ。 以後、この授業のファイルはすべてそこに置くことにする。
(3.7.2) フォルダ操作の練習のため、次の操作を順に行なえ。
(3.7.3) フォルダ間でのファイルの移動の練習のため、次の操作を順に行なえ。
前のセクションの練習を、センターのパソコンで行なえ。 ただし、フォルダ 情報処理基礎 は Z ドライブと読み替えよ。
センターのパソコンで、 Z ドライブにフォルダ namae を作り、 その中に、 自分の氏名のみからなる一行だけを内容とする、 name.txt という名前のテキストファイルを作れ。 氏名の書き方はメールのときと同じ。 姓の前、名のあとにはスペースは置かない。 また、このファイルはずっと残しておくこと。
(3.10.1) Active! mail は、多くのメールソフトと同様に、 任意のファイルを「添付ファイル」として送受信することができる。
(3.10.2) これを利用すると、 諸君のパソコンとセンターのパソコンとの間でファイルのやりとりができる。 (自分から自分へのメールに添付して送ればよい。)
(3.10.3) Active! mail でファイルを添付して送るには、 「メール作成」ウィンドウ右下の「添付ファイル」の右の 「選択」をクリック。出てきたウィンドウの「参照...」をクリック。
(3.10.4) Active! mail で添付されてきたファイルを受け取るには、 そのメールを表示させ、 添付ファイル名をクリックすると「ファイルのダウンロード」の窓が出る。 「保存」をクリック。
諸君のパソコンで、次の操作を行なえ。 (センターのパソコンで行なってもよいが、その際は適当に読み替えること。)
諸君のパソコンではフォルダ 情報処理基礎 を、 センターのパソコンでは Z ドライブを開く。 何もないところを右クリック、「新規作成」に続いて
センターのパソコンでは、諸君のファイルはほかの人からも見える。 ただし、メールなどのプライベートなものは見えないように設定されているはずである。 unix の文化圏では「見えるファイルは見てもよい」と考えるが、 金沢大学ではそうとは限らないので注意が必要である。 ほかの人のファイルを見るには、Explorer の「アドレス」欄に 「\\fs02\home\z08jc」と打ち込む。あとは自分で考えよ。