2008 年度「情報処理基礎」 2008-07-08

今回は、 Microsoft Office PowerPoint 2007 を使って、 人前で発表をするときに使う(いわゆる)「プレゼンテーション」の作成をします。 これまた私自身よくわかっていないソフトなので、 各自でいろいろ試して“遊んで”ください。

§6.1 Microsoft PowerPoint の使い方

(6.1.1) 前々々回の最後にやったようにして PowerPoint 用の新規ファイルを作り、改名する。 ただし、センターのパソコンの場合、拡張子「.pptx」は変えてはいけない。

(6.1.2) .pptx ファイルのアイコンをクリックあるいはダブルクリックすると PowerPoint が起動する。

(6.1.3) 「上書き保存」や「終了」、 「元に戻す」「繰り返し」「やり直し」は Word や Excel と同じ。

(6.1.4) プレゼンテーションは「スライド」の集まりでできている。

(6.1.5) 「クリックして最初のスライドを追加」とあるのでそれに従う。 このスライドの上の枠にはプレゼンテーションのタイトルを、 下の枠には大学名・学部・学科(諸君の場合は「学域・学類」)、 氏名などを打ち込むのが普通だろう。

(6.1.6) 「クリックして〜を入力」 などと出ているところをクリックするとそこに文字が書き込める。 「ホーム」タブの中の「フォント」、「段落」は Word のときと同様。

(6.1.7) 二枚め以降のスライドは「ホーム」タブの中の 「新しいスライド」と書かれている部分(その上のアイコンではない)をクリックして追加する。 レイアウトを選ぶことになるが、よくわからない場合、「白紙」を選んでおけば無難である。 スライドを削除するには、左のスライド一覧の中からクリックして選択し、Delete キー。 スライドの順序はドラッグ & ドロップで変えられる。

(6.1.8) 白紙のスライドに 文字を書きたいときは、 「挿入」タブの中の「テキストボックス」と書かれている部分。 横書きか縦書きかを選んだのち、 どこかにマウスカーソルをあてて左ボタンを押し、 押したまま少し右下へにマウスカーソルを動かして左ボタンを押すのをやめると枠が表示されるので、 この中に書く。

(6.1.9) いま説明した枠だけでなく、いろいろなものの、位置や大きさを変えられる。 それには、クリックして周りの点を出し、それらを動かす。

(6.1.10) 「デザイン」タブの中のテーマを選ぶとスライドのデザインが変わる。 その右の「配色」で配色が変えられる。その右は「背景」。 左クリックだとすべてのスライドが一斉に変わってしまう。 一枚だけ変えたい場合は右クリックしてみよ。

(6.1.11) 「ホーム」タブの中の「図形描画」。 やってみればわかると思うので説明は省略。 楕円(だえん)などの中には文字が書ける。

(6.1.12) Word や Excel で作ったものなど、いろいろなものをコピーして利用できる。 (「ペイント」で描いた .bmp ファイルも。)

(6.1.13) いろいろなものを回転させたり、裏返しにしたりすることもできる!  (クリックして周りの点を出し、それらのどれかを動かせばよい。)

(6.1.14) 「アニメーション」の指定法。 動かしたいものを選択して(=クリックして)おいてから 「アニメーション」タブの中の「アニメーションの設定」。 右のほうに「アニメーションの設定」が出るので 「効果の追加」を押す。あとは自分で考えてほしい。 右の下の「再生」を押すとアニメーションを見ることができる。

(6.1.15) スライドを全部通して見るには 「スライドショー」タブの中の「最初から」。 マウスをクリックするごとに次へ進む。 (右クリックするとメニューが出て、戻ることも可能。)

§6.2 課題4

(6.2.1) PowerPoint で、何かを作れ。 例えば、「『情報処理基礎』でこんなことを習いました」 とまとめたものでもよい。

(6.2.2) ※ §3.13 のようにすれば、 自分以外の人が作った .pptx ファイルも見ることができるのだった。 参考にするとよい。

§6.3 終わりに

(6.3.1) きょう出席した人で、二三日たっても私の元にきょうの課題がこない人や、 提出されたきょうの課題に不備があった人については、 WebClass(アカンサスポータル)のメッセージ機能で全員に連絡します。 見忘れる人も出ると思うので、互いに知らせあってください。 それ以外の催促はもうしません。

(6.3.2) 印刷して提出すべきものをきょうの授業中に提出できなかった場合、 来週7月15日のこの授業の始まる直前に、この部屋の外、入り口近くで、受け取ります。 それ以外の場所・時間では受け取りません。

(6.3.3) 提出物の返却は、TAの人にお願いする予定です。

(6.3.4) この授業のアカウントは、九月末ごろまでは使えるはずです。


岩瀬順一