1998 年度「計算機基礎論3B」 1998-10-16

続・Netscape でネットサーフィンをしよう

【注意】 この説明を読みながら操作を始めるといま見ている文章が画面から消えてしまい、 元に戻す方法がわからなくなる場合がある。 操作法をノートしてから実行する、 隣の友だちの画面に出ている説明を見ながら自分のマシンを操作する、 など工夫されたい。

前回 Netscape の起動と簡単な操作まで説明したが、 Netscape の終了のしかたを説明するのを忘れていました。 ごめんなさい。

一番上の青い帯状の部分のすぐ下に「ファイル(F)」がある。 そこをクリックしてメニューを出し、その中の「終了(X)」を選べば終了する。 ノートには《(Netscape の)終了:「ファイル」「終了」》 とでもメモしておけばいいだろう。

ついでにもうひとつ説明しておく。 「ファイル(F)」「新規作成(N)」「Navigator ウィンドウ(N)」の順に選ぶと Netscape のウィンドウがもうひとつ開く。 二つのウィンドウをどう扱うかは次の項目で説明する。 ウィンドウを一つだけ閉じるには「ファイル(F)」「閉じる(C)」。

日本語が化けているときは「表示(V)」「文字コードセット(E)」 「日本語(自動選択)」を選んでみよう。 ついでに、日本語が化けてない人も 「文字コードセット」の中のそれ以外の項目を選んでわざと化けてみると 「文字が化ける」という意味がわかるはずだ。

Netscape のウィンドウを使ってウィンドウ操作の基本を覚えよう

このパソコンではそれぞれのアプリケーションソフトウェアはウィンドウの中で実行される。 (厳密にいえば「このパソコンでは」でなはく「この OS (WinNT) では」となるが。) まずは Netscape のウィンドウを使ってウィンドウ操作の基本を覚えよう。

ウィンドウたちのうち、アクティブになっているのは上の帯状の部分が青くなっている一つだけである。

重なって下になっているウィンドウを手前にもってくるには、 そのウィンドウのどこかをクリックするか、 画面の一番下にあるタスクバーのそのウィンドウに対応する部分をクリックする。

ウィンドウは手前にもってくるとアクティブになる。

ウィンドウの上の青い帯状の部分にマウスカーソルをあて、 マウスの左ボタンを押しながら移動するとウィンドウが移動できる。 ここぞというところでボタンを離す。

ウィンドウの右上すみの「_」をクリックするとウィンドウは最小化され、画面の一番下のタスクバーの中にはいる。 元に戻すにはタスクバーの中のそれをクリックする。

ウィンドウの右上すみの「□」をクリックするとウィンドウは最大化され、画面いっぱいになる。 そして代わりにそこに「呂」みたいな記号(ちょっと違うけど)が出るので、それを押せば元にもどる。

マウスカーソルをウィンドウの辺や角にあてると形が変わる。 そこでボタンを押し、 押したままマウスを動かすとウィンドウのサイズを自由に変えることができる。

ウィンドウの右上すみの「×」をクリックするとそのアプリケーションを終了し、ウィンドウは消滅する。

ここまでに習ったことを利用すると、Netscape のウィンドウを二つ開いて並べ、 片方を参考にしながらもう一方を操作する、なんてこともできる。

Telnet でワークステーションにログインしよう

Telnet というソフトを使い、向かいの第四実習室にあるワークステーションにログインしてみましょう。 すると、その Telnet のウィンドウの中でワークステーションのソフトを動かすことができます。 といってもなんのことだかよくわからないかもしれないけど、 さしあたっての目的はワークステーションにあるタイピング練習プログラムを使うことなので、 細かい理屈はわからなくてもいいです。やっているうちわかってきます。

また、前の項目までのことがよくわかっていれば、 以下の操作はメモをとらなくても Netscape のウィンドウを見ながらできると思います。 (でもメモもとったほうがいいかもしれない。)

Telnet の起動からログインまで

画面左下に「スタート」があります。 これをクリックし、 以下順に「プログラム」、「アクセサリ」、「Telnet」をクリックします。 すると「Telnet」と書かれたウィンドウが開きます。

これはセンターのパソコンから Telnet でセンターのワークステーションにログインする際のローカルルールなのですが、 毎回 Telnet の側で日本語コードを合わせなければなりません。 それには「ターミナル(T)」「設定(P)...」とクリックしてから 「漢字コードセット」のなかの「日本語 EUC」を選び、 「OK」をクリックします。

次に「接続(C)」、「リモートシステム(R)...」とクリックし「ホスト名」に 「ws??.ipc.kanazawa-u.ac.jp」(「??」は 01 から 48 のどれか) と打ち込んで「接続」をクリックしてください。

「login:」が画面に出たらユーザ ID を小文字で打って Enter を押します。 「Password:」と出たらワークステーションのパスワードを大文字小文字もその通りに打って Enter をおします。 なお、大文字や「!#$%&()」のような記号は Shift キーを押しながら打ちます。

すると数行の文字が画面に出たあとで「ws47{eb00d48}1%」のような文字列が出ます。 最初の ws47 はワークステーションの名前、 中カッコのなかはユーザ ID です。 この記号をプロンプトと呼びます。 プロンプトが出ているところでキーボードからワークステーションに命令を与え、 仕事をさせます。 そして仕事が終わるとまたプロンプトが出ます。 これをくりかえしていろいろな仕事をさせるのです。

ログアウト

プロンプトのでているところで ctrl+D を押す(「ctrl」と書かれたキーをおしながら「D」を押す)か、 exit と打って Enter を押すか、 logout と打って Enter を押すとワークステーションからログアウトします。

その後「OK」をクリックし、「接続(C)」「Telnet の終了(X)」の順にクリックします。

タイピング練習

ワークステーションにログインして「~iwase/tx」(「~」は Shift を押しながら「々」) と打って Enter を押してください。 あとはそのソフトが画面でやりかたを説明してくれます。


岩瀬順一 <iwase@math.s.kanazawa-u.ac.jp>