1998 年度「計算機基礎論3B」準備編

1998-08-10 (1)

きょうから、 総合情報処理センター実習室で後期の「計算機基礎論3B」の準備を行なう。

きょう試すマシンは Fujitsu, OS は NT だ。 まず、本体の電源を入れる。 本体は机の下。 電源ボタンは丸く、丸いボタンは unique である。 机の下は十分広いので、 学生にはカバン等を机の下にいれさせよう。 そのほうが私が間を回わりやすい。

電源を入れてから、センターのホームページにあったように、 マシンが自分自身をチェックするので十数分の時間がかかる。 その間は ID もパスワードもなしに Internet Explorer や telnet が使えたが、 チェックが終わってログイン画面になるときに落とされた。

やはり ID とパスワードがいるようだ。 kenroku.kanazawa-u.ac.jp の ID と Password をいれてみたがダメ。 センターの人に聞いたら、 実習用の教員用アカウントは実習生と同じく、 2週間ほど前にならないとできないそうだ。 別の人に聞いてもらったら、 センターに登録してあるなら使えるはずで、 自分で変更したパスワードではなく、 センターに提出した用紙に書いたパスワードを打ち込めば OK のはずだと言われたので、 記憶を新たにして試すが、やはりダメ。 もしやと思って、 昔 BITNET とやらの ID だった ab0636 とそのパスワードを入れてみたら OK だった。

普通の人は実習2週間前で十分準備ができるのだろうか?

1998-08-11 (2)

本体の電源がはいっているかどうかはランプでわかる。 休み時間はディスプレイの電源だけを切るようにとセンターが指示しているようなので、 この見分け方を教えるのは重要である。

きょうは立ち上げ後のメンテがなかった。

タイピング練習ソフトは Trr という名前のもの。 正しいキーを打つまで先に進めないしかけである。

DOS 上で動くエディタはないようだ。 PATH を A:\LSIC86\BIN に通し、 COPY CON TEST.C でソースファイルを作り、 LSIC86 を動かしてみたら動いた。 まさかこの方法で実習させるわけにはゆくまい。 WinNT 上の秀丸でエディットして DOS 窓でコンパイルさせる? edlin がある! と気づいたがラインエディタはちょっと。

実習室利用心得には 「個人のフロッピーでアプリケーションを起動してはいけない」 とあるのだが、 CD-ROM で起動してはいけないとは書いてない。 CD-ROM を配って持ち込ませるか? C:\TEMP には自由にものが書き込める! 配布フロッピーをここにコピーしてここから起動させるか? これも心得に違反していないはずだ。 試してみたら1分ほどでコピーできるしコンパイルも成功。

AL-Mail でのメール送受信に成功。 奥村晴彦さん から個人情報をどこに置くか注意が必要と助言をいただいたが、 フロッピーに置き、パスワードは保存しない設定になっているようだ。 しかし、いつ実際にメールを送るのかがわかりにくい。 送ったつもりでいたら送れてなく、 「サーバに接続」(だったかな)を押したときに送られるのだった。 また、ヘッダを完全には保存しないのも気に入らない。 それから、赤い郵便受けをメールのシンボルに使うのもどうも。 これは世界共通ではないそうだから。

WinNT のコマンドプロンプトの中で使えるエスケープシーケンスについてセンターのかたに尋ねたが、 なかなかわからなかった。使えないのではないか、というお話。

Delphi3 とは何をするソフトだろう?

実習室にはカメラがとりつけてあり、 内部の様子を1分ごとに撮影してはセンターのホームページに載せている。 その一枚。 (センターからは複製・公開の許可をもらってある。) 画面中央左にいる、髪を長く伸ばして白いシャツを着ているのが私。

1998-08-12 (3)

きょうは起動後メンテがあった。5分間。 直前に使った人が終了してからの時間の長さでメンテの有無が決まるのか?

「ログオンの開始」という枠の中に 「ログオンするには Ctrl+Alt+Del キーを押してください」 と出るが、 Del キーは存在せず、 実在するのは Delete キーである。 「ユーザー名」から「パスワード」にカーソルを移すには Tab キーを使う。 パスワードは全部小文字で、 って言ったって最初ログインするときは shift も CAPS も知らないし……。 教えなければならないことが多い。 最後には Enter を押す!

アセンブラで書いた自作の mypasswd.com が動いた。 ということは int 21h の ah = 08h, すなわち Read Keyboard without echo が使えるということだ。 タイピング練習プログラム TX をエスケープシーケンスは使わないように改造するか……。

C:\WINNT\system32 の Autoexec.nt と Config.nt を書き換えられることを発見。 ANSI.SYS を指定すればエスケープシーケンスが使えるのだろうか。 しかし、セキュリティーの観点からすると、 これらのファイルを一般ユーザが変更できるのはおかしいような気がする。

Delphi は Pascal であると判明。 Pascal は被除数が除数×商+剰余と等しくならない場合があるそうなので、 数学科の学生向きではあるまい。

続いて、別の部屋に行き、WS を調べる。 電源は入れっぱなしのようで、ディスプレイの電源だけ入れれば OK. kenroku の ID, パスワードでログインし、 大学院生から教わっていた通り、 /usr/local/bin/Xconf を実行して /usr/local/skel/ 以下をホームディレクトリにコピーし、 ログインし直したら X が立ち上がった。 実は X はよく知らないのでおそるおそる使う。

Mule が使える。Canna で日本語入力も OK. Netscape は最初使うときに英文で "次を Accept しろ" と言ってくる。 日本語対応でないせいだろうか、 新しいページにゆくたびに Warning が出る。 コマンドラインからの Mail も OK. cat filename | Mail "" も使える。 シェルウィンドウ(って言っていいのかな) はエスケープシーケンスで色をつけることも可能! tx の unix 版を作るか? naochan! さんの linux 版 を読んで勉強すればできるか?

この WS で OpenWindows を使えるようにする方法も教わっていたのだが、 そちらはなぜかうまくゆかなかった。

最後に、NT から telnet で WS にはいって実習する方法もあることに気づいた。 mule + canna で日本語入力も OK. (mule のメッセージが JIS で出るのはなぜ?) でももし実習中に WS を shutdown されたら? と思ったが、NT の部屋も WS の部屋も私が予約してあるのだから、 「現在、この部屋の WS は下の実習室からログインして使っています。 shutdown するときは声をかけてください」 とでも貼り紙をしておけばよいのだ。

(実習室は2階に分かれているが、 どちらが上でどちらが下だったかはっきり覚えていない。 メインの玄関は下の階にあり、 理学部からゆくときに使う入り口は上の階にあるせいだろうか。 確かドラクエ3の幽霊船がそんな構造で、 たった2階しかないのにさんざん迷ったような思い出が……。)

tx の unix 版を作るというのが最も現実的に思えてきた。

研究室にもどり、TERM=vt100 で使えるエスケープシーケンスを調べる。

#include <stdio.h>

main() {
    int i;

    for (i=0; i<256; i++) {
        printf("[%3d] \033[%dmhello, world\033[m\n", i, i);
    }
}  
7 が反転であった。 それ以外は(少なくとも見た目は)何も起きない。

1998-08-13 (4)

NT から WS にログインし、 きのうのプログラムをコンパイルしようとしたら /usr/ucb/cc: language optional software package not installed と言われ、 C コンパイラがはいっていないのか!? と思ってセンター職員にたずねたら gcc としてみてくださいと言われた。 なるほど、GNU の C コンパイラだけをインストールしてあるのか。

gcc は動いたが、「#include のあとにファイル名がなんたら」 と言ってくる。 実はプログラムは自分の(いわゆる)ホームページから切り抜いたのだが、 <PRE> と </PRE> の間であっても <stdio.h> や i<256 をそのまま置いてはいけない、 ということに気づいていなかった (ので研究室に戻ってからホームページを修正した)。

mule を使う前に set term=vt100 とし Telnet の設定の漢字コードを JIS 漢字にしなければならない。 前者はともかく、 後者はどこか設定を変えればなんとかなるはずだ。

WS のコンソールできのうのプログラムを動かしたところ、

1 太字
4 下線
5 太字
7 反転

31 赤
32 緑(やや見にくい)
33 黄色(見にくい)
34 青
35 マゼンタ
36 シアン(見にくい)
37 白? 見えない
40 黒地に黒字(見えない!)
41 赤地に黒字(やや見にくい)
42 緑地に黒字
43 黄色地に黒字
44 青地に黒字(かなり見にくい)
45 マゼンタ地に黒字(やや見にくい)
46 シアン地に黒字

printf("[%3d] \033[7;%dmhello, world\033[m\n", i, i); としたところ

1 反転太字
4 反転下線
5 反転太字
31 赤地に白字
32 緑地に白字(やや見にくい)
33 黄地に白字(かなり見にくい)
34 青地に白字
35 マゼンタ地に白字
36 シアン地に白字(見にくい)
37 白地に白字? (見えない)
40 黒地に黒字(見えない)
41 黒地に赤
42 黒地に緑
43 黒地に黄
44 黒地に青(見にくい)
45 黒地にマゼンタ
46 黒地にシアン

unix 版 tx のだいたいの配色を決めた。 (それより先にやることがあるような気もするが……。)

地の文は黒
これから打つ練習文は青(あるいは黄色地に黒)
済んだ練習文はマゼンタ(あるいはマゼンタ地に黒)

誤打は赤地に黒字
脱落は緑地に黒字で「>」
挿入はシアン地に黒字
転置はマゼンタに黒字

合格済は黄色地に黒字
未合格はマゼンタ地に黒字

WS の実習室で学生の話を聞いていたら、 多様体のレポートを写すとか言っているし、 これじゃ誰々に怒られるとか言っていた人名が同僚の名前と同じなので、 どうやら先学期教えた理学部某学科の学生たちだと気がついた。

そこで書いたプログラム。
#include <stdio.h>

char s[256];

main() {
    int i;

    for (i=1; i<=48; i++) {
        sprintf(s, "finger @ws%02d.ipc.kanazawa-u.ac.jp", i);
        system(s);
    }
}
出力結果は、やはり某学科の学生であった。 女子学生が一人いるが女性名はなく、 となりあった二カ所にログインしている男子学生がいるから、 その学生が ID を貸しているのであろう。

さっき決めた tx の配色でどんな感じになるか試してみようと思ったが、 センターのマシンでは DOS 版の tx は正しく動かないから、 画面をコピーすることができない。 そこで、記憶をたよりに、 またホームページにおいてある tx 練習文の説明を見たりして、 画面を再現しようとしたが、 canna で全角文字のEを打つ方法がわからないのでやめにした。

あとは、桜田幸嗣「MINIX C プログラミング」(アスキー出版局) を参考に ioctl() の実験をした。

研究室にもどっても DOS/V 版の tx を動かせるマシンはなく、 98 版をコンパイルするのもめんどうだ、と思ったが、 Linux が動いている math に Win95 もインストールされていたことを思い出し、 このマシンで実験。 おととしの実習の際配布したディスクにいれたバージョンではフロッピーが2ドライブあることを前提としていたので、 1ドライブのこのマシンではさかんに「Aドライブに入れるフロッピーをいれてリターンを押せ」 「Bドライブに入れるフロッピーをいれてリターンを押せ」が出る。 めんどうなので一枚のフロッピーで両方兼用とし、入れかえずにリターンを押すのみ。 これって本当はまずいのかもしれない。 後のほうの課を選んで DOS 画面からコピーし、無事成功。 (十分ほどで math は回復しましたが、 その間にアクセスされたかたがいらっしゃったらごめんなさい。)

1998-08-14 (5)

naochan! さんのページから tx の linux 版ソース tx302l.tar をダウンロード。 パソコンに落としてから WS に ftp したが tar が文句をいって解凍してくれない。 WS の lynx で直接落としてみたら実はファイル名は tx302l.tar.gz で、 まず gunzip することが必要なのだった。 拡張子が隠されていることを忘れて改名してから ftp したための失敗。

この WS は man の出力も JIS だ。見にくくてかなわない。

naochan! さんの Linux 版は input2.c のコンパイルで止まった。 ところで、getch が呼ばれるたびに raw モードに出入りしているように見える。

宿題:

1998-08-24 (1)

センターの監視用カメラをプリクラの代わりに使えないだろうか? と思って前に立ってみた。 その一枚。 この後、うしろ姿(初めての三つ編み)をとろうとしたら、 一分ごとに更新のはずがなぜかそのまま。 私の顔を写して壊れた?

1998-10-06 (2)

いろいろなことがあった夏休みも終わり、学会からも帰ってきて、 いよいよタイピング練習プログラムの unix への移植を開始。 移植のログは別に公開する予定。

1998-10-08 (4)

いよいよ明日から授業だ。 8月31日のちびまる子ちゃんのようにあわただしい一日の予感。 (i.e. まだ準備が全然できていない。;_;)

実習用アカウントのパスワードはかなり規則的で、 二人あるいは三人がパスワードを見せあって考えれば他の者のパスワードも類推できかねない。 そこでパスワードの変更法を調べるべく、 実習用アカウントにおまけでついてくる教師用アカウントで WS にログインし、 passwd コマンドでパスワードを変えようとしてみた。 コマンドは無事終了するがパスワードが変わっていない :-(。 下にそのときのログを再現映像で。

ws47{cf8014}6% passwd
passwd:  Changing password for cf8014
Enter login(NIS+) password:
New password:
Re-enter new password:
        NIS+ password information changed for cf8014
        NIS+ credential information changed for cf8014
ws47{cf8014}7%                                                       

昼食にでかけたついでに総合情報処理センターによって尋ねたが、 歓迎されていないことが明らかだったので自分で考えることに決めた。 ついでに、パソコンについているのが return キーではなく Enter キーであることを調べてきた。

理学部学生係によって2年生以上の学生の名簿をもらい、 研究室にもどってもう一度ログインしようとしたらパスワードが変わっている。 時間がかかるということか。

センターに行って最後の準備をする。 パソコンのパスワードは元のままだ。 まあ、こっちはそれほどのセキュリティは要求されないからいいだろう。

明日の授業では、パソコンにログインして Netscape を使うまでのやり方を説明して終わることにした。 単に問題を先送りしているだけ、という気がしなくもないが。

1998-10-12 (1)

タイピング練習プログラムの unix への移植は、一応ヤマは越えた感じ。 たぶん金曜までには完成できると思う。

1998-10-13 (2)

総合情報処理センターの端末でも動作を確認。

1998-10-14 (3)

センターへ行ってみたら、 水曜は一日中空いている予定の第三実習室が5限まで講習会でふさがっている。 ピンチ!

実習用アカウントの .emacs に

(set-display-coding-system *euc-japan*)
(set-default-file-coding-system *euc-japan*)
(set-keyboard-coding-system *euc-japan*)
の3行を加えたら mule のデフォルトの(いわゆる)日本語コードが EUC になった。 (この3行は計算科学科の後藤俊一先生のアカウント goto のホームディレクトリからコピーさせていただきました。感謝!)

同じく .cshrc の set path = ... のなかから「.」を削除。 トロイの木馬にひっかからないようにするためである。

もう講習会は終わったころではとセンターに行ってみたら第三実習室にはカギがかかっている。 第一は17時40分まで授業で18時には閉まることになっていて、それ以降は第三を使うことになっているらしい。 どうもおかしいのでセンターの職員に聞いてみたらカギがかかっているのが何かの間違いだったそうで、 開けてくれた。 一人で準備をしていたら、学生がばらばらと数人やってきて使い始めた。

1998-10-15 (4)

昨夜、乱数を使った簡単なパスワード発生ルーチンを書き、全員のパスワードを決めた。 そのプログラムは、セキュリティー保護のため、さしあたっては非公開とする。

実習用アカウントの .cshrc たちは X には対応していない。 X 用の .cshrc たちは別に入手してあるのだが、 それをマージするのは時間の関係であきらめた。

パスワードは

  学籍番号1   ユーザ名1   パスワード1
  学籍番号2   ユーザ名2   パスワード2
  学籍番号3   ユーザ名3   パスワード3
  学籍番号4   ユーザ名4   パスワード4
     ...         ...          ...

のように印刷し、拡大コピーし、 左端の字の書いてない部分の裏にのりをつけ、別の紙に貼りつける。 そして行と行の境目に右の方から切り込みを入れ、一人分ずつが簡単にちぎれるようにしておく。 これを「いかそうめん」という(大ウソ)。 最後にパスワードが見えないよう右半分に上から別の紙をかぶせ、 適当に止めてできあがり。 学部会の間に内職としてやってしまった。

日が暮れてから、もう一度センターにいって細部のチェック。

あした配るアカウントだけ、パスワードを書き換える。 うちに帰ってから、ログインできるかもう一度チェック。 テレホーダイの時間帯になってから残りのアカウントのパスワードも書き換えてしまった。 これらもログインできるかチェック。 かなり目が疲れた。

1998-10-16 (5)

きょうはアカウント発行に時間がかかるかと思い、 昼休みから実習室に行ってます、と掲示したらかなりの学生さんが早くからきていて、 アカウント発行にはあまり時間がかからなかった。

1998-10-22 (4)

研究室であしたの分の Web Page を書く。 おととしのプリントを元にするが、 WS が数学科の kappa からセンターのにかわったこと、 MS-DOS をやってから unix に移っていたのがいきなり unix を使うようにしたこと、 などが違うので微妙に書き換えが必要だった。

18時ごろほとんど完成し、 もうきょうはセンターでのデバッグは不要かと思ったが、 念のためセンターへ。

最近、 センター実習室でインターネットなどをしながらおしゃべりする学生がいて集中できないのできょうも CD プレイヤーをもってゆく。 BGM は「ドラゴンクエスト III そして伝説へ」。 NT の CD-ROM ドライブに CD を入れて聴くこともできそうだが、 なんとなく気持ち悪いのでそれはしない。

センターの Netscape で Web Page を見てみて、 階層ディレクトリ構造を説明する図などが <PRE> ... </PRE> で書いたにもかかわらずグチャグチャなのに気づく。 ここまでひどいとは。 しかたがないので、 ペイントブラシ(って今は言わないのかな)の中にコピーして .bmp ファイルにし、 それを kappa に ftp し、研究室でフロッピーに移した。 (直接フロッピーに入れないのはウィルスを避けるため。) うちへ帰って Casio の QV-LINK で .bmp から .jpg に変換しよう。

うちでよく調べてみると、図が一つ足りない。 うちの Win95 で同じ操作をしてみたが、フォントが違うせいで見た目がさっきのと合わない。 しかたなく、全部やり直し。 ちなみに「書式設定」は Terminal の 10 だ。 回わりの空白を、 センターでやったときは目分量でとっていたが拡大表示して1ドットまでそろえる。 上下と左が20ドット、横は全体で679ドット。 さらにこり出して、「+」「-」「|」で書いていたディレクトリ間のつながりの線のすき間を埋め、 余分な出っぱりを消す。ああ、何やってんだか。

1998-10-23 (5)

反省点いろいろ。

1998-11-19 (4)

「課題その1」は crontab を利用して集めた。 以下はその報告メールの写しである。

From iwase@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp Thu Nov 19 23:02 JST 1998
Received: (from iwase@localhost)
	by ws47.ipc.kanazawa-u.ac.jp (8.8.8+2.7Wbeta7/3.6W/KAINS-1.2) id XAA12235
	for iwase; Thu, 19 Nov 1998 23:02:02 +0900 (JST)
Date: Thu, 19 Nov 1998 23:02:02 +0900 (JST)
From: iwase@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Message-Id: <199811191402.XAA12235@ws47.ipc.kanazawa-u.ac.jp>
To: iwase@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Subject: Output from "cron" command
Content-Type: text
Content-Length: 5025

Your "cron" job

cp -pr /home/kakuma/iwase jissyuu

produced the following output:

cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d01/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d02/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d03/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d04/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d05: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d06/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d06/.fm: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d06/nsmail: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d06/.netscape: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d06/.Xauthority: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d06/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d07/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d08/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d09/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d09/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d10/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d11/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d12/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d13/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d14/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d15/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d16/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d17/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d18/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d19/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d20/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d20/#mbox#: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d21/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d22/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d23/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d24/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d24/#mbox#: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d24/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d25/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d25/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d26/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d26/.fm: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d26/.Xauthority: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d27/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d28/.fm: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d28/nsmail: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d28/.netscape: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d28/.Xauthority: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d28/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d28/.newsrc-news: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d29/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d30/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d31/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d31/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d32/mail/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d32/mail/#mbox#: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d33/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d33/.fm: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d33/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d33/.Xauthority: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d34/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d35/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d36/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d36/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d37/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d37/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d38/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d39/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d40/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d41/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d42/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d43/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d44/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d45/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d46/mbox: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d47/mbox: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d48/ftp: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d48/nsmail: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d48/.netscape: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d48/.fm: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/eb00d48/mail: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/eb00d48/.Xauthority: Permission denied

(この日の分のみ、1999-03-27 記す。)

1998-11-27 (5)

自宅から PPP 接続して「課題その1」の採点。 Internet Explorer と lynx の両方でやってよかった。 (確か)前者は単なるテキストファイルでもそれらしく表示してしまうのだ。

(この日の分のみ、1999-03-20 記す。)

1998-11-05 (4)

実習用 WS から日本語を含むメールを送るとそのままのコードで発信されることがわかった。 nkf を用いたコード変換にはリダイレクションの説明をしなければならないので、 あわててあすの実習内容をホームページ作りに変更。

総合情報処理センターでの最終チェックの際のBGMは中島みゆき「夜を往け」。

1998-11-12 (4)

リダイレクションの話からしているとなかなかメールを送るところまでたどりつかないことがわかったので、 あすは妥協して「とにかくこうやればメールが送受信できます」というふうにもってゆこうと決める。 次回以降に、ひとつひとつのステップの説明をしよう。

総合情報処理センターでの最終チェックの際のBGMは今週も中島みゆき「夜を往け」。

確か前回あたりから、 最終チェックの際はホームページの原稿を実習用 WS に ftp しておいてその場で直してしまうようにしているのだが、 なぜか今回、第四実習室で OpenWindows 上の mule で修正したら <PRE> ... </PRE> の間の行頭の空白がすべて飛んでしまった。 きっと使い方が悪かったのだろうけど。

1998-11-13 (5)

OpenWindows 上でも Netscape が使えることを学生の一人に教えてもらった。

1998-11-19 (4)

きょうの23時00分が課題その1の締め切りだ。 アカウント iwase で 「crontab -l」して 「01 23 19 11 * cp -pr /home/kakuma/iwase jissyuu」 をしかける。 at で十分なんだろうけどこっちのほうが慣れているもので。

1998-11-26 (4)

1998-11-13 分にあった間違いを先週学生さんに指摘されたので直した。

誤)これで mbox のコードを日本語 EUC コードに変換したものがファイル mail.euc に収まりました。
正)これで mbox のコードを日本語 EUC コードに変換したものがファイル mbox.euc に収まりました。

1998-12-03 (4)

今週からCによるプログラミングにはいるので一昨年度のプリントを流用すれば簡単、 と思っていたらさにあらず。 いまは数学関数を含むプログラムをコンパイルする際のオプションがわからず冷や汗をかいた。 man sin で調べればよかったのね。

1998-12-10 (4)

きょうは総合情報処理センターへ出かけてのチェックは省略しよう。手抜き。

1998-12-11 (5)

1998-12-04 分にあった間違いを先週ひとりの学生に指摘されたので直した。

誤)
C言語での記法 > < >= < == !=
数学上の記法

正)
C言語での記法 > < >= <= == !=
数学上の記法

1998-12-21 (1)

10 月 20 日分の見出しが違っているとひとりの学生に指摘されたので直した。

誤)1998 年度「計算機基礎論3B」 1998-10-20

正)1998 年度「計算機基礎論3B」 1998-10-02

12 月 04 日分の間違いを学生に指摘されたので直した。

誤)また、コメントにもつけておいたように、「-ml」をつけてコンパイルする必要がある。

正)また、コメントにもつけておいたように、「-lm」をつけてコンパイルする必要がある。

12 月 25 日に補講を行なうと言ってしまったが、 教職科目の集中講義と重なるので 01 月 08 日にした。 それに伴ってページの一部を改変。

課題その3の締切を一週間延期したのでそれに伴ってページの一部を変更。

1998-12-25 (5)

きょうは冬休み期間中で授業はないが、 授業で予約してある時間にはほかの授業が行われているはずはないので、 準備のため総合情報処理センターに行った。 第四実習室で、OpenWindows の使い方を Web Page にまとめる。

暖かくないなと思ってエアコンのスイッチを見たら、なんと冷房がはいっていた。 そういえば、 さっきまで連れの男子学生とぺちゃくちゃおしゃべりしていた女子学生がスイッチをいじっていたっけ。 向かいの席で真剣に実習に取り組んでいた別の男子学生はくしゃみをしていた。 クリスマスの日に冷房で風邪をひいたりするとすごくむなしいんじゃないかと思う。

JIS ハンドブック「情報処理 プログラム言語編」に POSIX が出ているが、 そこに「パス名」などの定義がある。 来年度以降の教材を作るときに参考にできるかも。

1999-01-07 (4)

あしたの補講に関する掲示を研究室のパソコンで作ったが、 学科の計算機室のプリンタがうまく動いてくれない。 しかたなく総合情報処理センターでプリントすることにした。 センターの計算機室は傘持ち込み禁止となっているため、 傘を持たずに出かけて全力ダッシュだ(と言ってももう歳だからスピードはたかが知れている)。 このキャンパスは、 タテマエとしては屋根の下だけを歩いて移動できるよう設計されているのだが、 金沢の雪は風に吹かれて舞うし、 屋根はあってもすき間から雨もりがしていることもあるので 「屋根があるイコール傘がいらない」ではないのだ。 それでいてかなり遠回りなので、ぬれる量はどちらが多いかわからない。 (でもかなりぬれた。失敗。)

WS の部屋でプリントしてみたがなかなか出力されない。 2台あるプリンタのうちの1台は故障となっているが、 そっちにつながっているのかも。 しかたなく WinNT の部屋へ移動しメモ帳からプリントした。 帰りは雪が小やみになっていて走らずに済んだ。

あ、デスクトップにセーブして消すの忘れてきた。:-)

1999-01-29 (5)

やむをえない私的な急用が発生し、授業は休みにしてしまった。

1999-02-04 (4)

第4実習室で準備。 きょうのBGMはモーツァルトの「レクイエム」。 カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、 独唱はヴィルマ・リップ(ソプラノ)、ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)、 アントン・デルモータ(テノール)、ヴァルター・ベリー(バス)、 合唱はウィーン楽友協会合唱団。 Requiem aeternam dona eis, Domine: et lux perpetua luceat eis.

1999-02-05 (5)

きょうから第4実習室で実習を行なう。 第3でやっていたときと同じく、私のクラス以外の人も自習可、 としたのだが、なんだかいちじるしくやかましい。 「うちのクラスの学生には相談しながら実習に取り組ませているけれど他のクラスの人は私語厳禁、 一切会話をしないであくまでも自習」 と言っておくと前はそれでよかったのに。

「適当な大きさの声で相談するのは構わない」 と言われててもついつい声が大きくなってしまって叱られる、 ということはよくある。 (私もそうでした。:-)) それに対し、いっさい口をきくな、 というのは小学生でも守れることだと思うのだが。

1999-02-11 (4)

この Web ページは WinNT マシン内に下書きを作り、 samba を利用してそれを math にコピーしているのだが、 ちょっと前、時間がなくてうちから直接 math を更新したことがあった。 ということは、 本来全く同一であるはずの WinNT マシンと math の間で内容が食い違っていたりして、 これを合わせるので結構苦労してしまった。 改行コードは samba でコピーすれば 0dh, 0ah のままなのだが、 うちから ftp で送った分は 0ah になっていたりして。 (バイナリモードで送ればよかったんだ……。)

帰り道、計算科学科の某先生に前回の実習の際の話をしたら、 実習室によって使う学部が違うのでは、という話だった。 そういえば、きていたのは授業で見かけたような学生だった。

夜、「キリストにならって」(荻原晃訳、中央出版社)を読む。 第一巻第二〇章「孤独と沈黙とを愛すること」の第7節に 「全く沈黙することは、言葉の上で度を過ごさないでいることよりもやさしいことである」 とあった。 なお、岩波文庫のトマス・ア・ケンピス著 大沢章・呉茂一訳「キリストにならいて」では 「物を言って行き過ぎないより、全然何も言わないでいるほうがずっとたやすい」 となっている。

1999-02-12 (5)

予告しておいたとおり、 一限と二限の間の休み時間に理学部大講義室前で課題4(のうち印刷したもののほう)を受け取る。 (まだこのあとにも提出のチャンスはある。)

三限、授業の最終回。 今週からは私のクラス以外の人には退出してもらうことにした。 TeX で数式を含む文章を文章を打つ、という課題の続き。 参加した学生諸君はみな余裕をもって課題を終了することができた。よかった。

16時から17時、 予告しておいたとおり研究室で課題4(のうち印刷したもののほう)を受け取るべく待っていたが、 誰も現われなかった。

1999-03-27 (6)

もうすぐ実習用アカウントは消去されるので、 とっておきたいファイルのうち WWW で公開し続けることが適当でないものはフロッピーに保存した。


岩瀬順一 <iwase@math.s.kanazawa-u.ac.jp>