前回 .forward について説明した二つのことを合わせると、 外部にもメールを転送したい人は 「\eb00g??@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp, aaa@bbb.ne.jp」 のように書いておくのがベストかも知れません。
いま諸君が実習で使っているアカウントは、 今学期末で削除されます。 それと同じ名前のアカウントを、 来学期は別の人が使う可能性があります。 よって、 もしいまのメールアドレスを誰かに教えた人は、 その人に 「このメールアドレスは3月いっぱいで終わりだから、 それ以降は決してここへはメールを送ってくれるな」 と伝えてください。 それを忘れると、 別の人に諸君あてのメールがついてしまい、 迷惑をかけることになります。 就職情報などをメールで送ってくるサービスに登録した人は、 それも解除しておくことが必要です。
なお、 削除時にはホームディレクトリも全部削除されるので、 .forward を設定した人はそのままで問題ありません。 そうしておけばアカウントが削除される直前まで転送が続くので便利でしょう。
それには、 実習用アカウントではなく研究用アカウントを取得してください。 料金がかかりますので、教職員の許可印が必要です。 数学科では、学科長が印を押すことになっています。 今年度の学科長は菅野先生です。 料金は使った時間に応じて請求され、その料金は学科の予算から支払われます。 また、申請にあたっては利用内容を記入し、 利用期間の終了時には報告書を書かねばなりません。 よって、学科長に説明できるような利用目的があり、 責任をもって使える人以外は申請しないでください。
いま急いで申請すれば今年度中にアカウントがもらえます。 そうすれば実習用アカウントにあるファイルをそちらにコピーすることにより、 中断期間なしにセンターのコンピュータを使いつづけることができるでしょう。 申請用紙はセンターの窓口でもらえます。 アカウント名は8文字までの英数字で好きなものがつけられますが、 よくある名前の場合はすでに使われていることが多いので、 finger コマンドで調べておくとよいでしょう。 すでに使われていたら、tanaka7 のように後ろに数字をつけるとか、 mtanaka のようにファーストネームの頭文字を前につけるとかすることが多いようです。 また、あまり短い名前だとだめと言われるみたいです。 記入後、なるべくみんなでまとまって菅野先生のところに行き、印鑑を押してもらってください。
なお、研究用アカウントは実習用アカウントとは細かい点が異なるかもしれません。 そのあたりのフォローはできませんのでご了承ください。
TeX について、 このページに書き始めたらきりがないので、 実習時間中に個別に説明しようと思っていますが、 基本的なことを少しだけ。
「Gを群、Nをその正規部分群とする」 を TeX で組むときは 「$G$ を群、$N$ をその正規部分群とする」 のようにします。 一文字からなる記号でも数式扱いなのです。 また、数式は半角文字で打ちます。
TeX も、最初にやった HTML と同じく、 ソースファイル上で改行していてもできたものは改行しません。 よって、ソースファイルには見やすいように適当に改行を入れましょう。
TeX の参考書で最も基本的なのは作者自身による
Donald E. Knuth 著 監修:斎藤信男 翻訳:鷺谷好輝「TEX ブック」(アスキー出版局)でしょう。
掲示でも連絡したように、提出期限を一週間延長します。 間違いがあるといけないので、もう一度最初から書きます。
platex を使って、 数学書の一部を写してください。 数式がある程度含まれていなければなりません。 分量はA4版用紙で15行以上1ページ以下、 \title には「課題4」(かぎカッコは含まない、「4」も全角)と書き、 \author には学籍番号と氏名を書くこと。 また、著者名・書名・ページを適当なところに入れること (例:小平邦彦「解析入門」27 ページ)。
platex でコンパイルし印刷したものを前回、今回または次回 (02 月 04 日)の授業時間に私(岩瀬)に見せ、 私が OK と言って受け取ったら、 ソースファイルをメールで送ってください。 宛て先は私(岩瀬)の実習用アカウント cf7175 です。 実習用 WS からは To: のところに cf7175 と書くだけで届きます。 Subject は「kadai 4」 (すべて小文字、スペースにも注意!)にしてください。 自分の学籍番号、氏名(フルネーム)も忘れずに。 メールの提出期限は 2000 年 02 月 04 日(金) 16 時 30 分です。
※ 提出された紙は返却しない予定なので必要な者は余分に印刷して持っておくこと。
※ 今回はメールの返事は不備のあった人だけに送る予定。