1999 年度「計算機基礎論3B」準備編

1999-03-20 (6)

学期途中に 2000 年がやってきます。 「2000 年問題」とかでコンピュータが暴走しないことを祈ります。

(ほかと文体が違うのは、 最初別のページに書いたためである。 (1999-09-30 (4) 加筆))

1999-03-22 (1)

1999 年末の時点で、 そこまでに提出された課題の採点をすませよう。 「2000 年問題」で私のファイルが全て消されてしまう、 なんてことは起こらないと思うけど。

今年の 12 月 24 日は金曜日なので授業にあたるが、 テレビ人形劇「サンダーバード」の登場人物レディーペネロープの誕生日だ。 ということで休講にしてしまおうか?

(のちに、この日は冬季休業期間中であることが判明。 数年前は確かこの日授業をしたのだが。(1999-09-29 (3) 加筆))

1999-09-17 (5)

十日ほど前、 授業で使う予定のタイピング練習プログラム tx にいわゆる 「2000 年問題」に関連するバグがあることがわかった。 パッチはここに。

1999-09-29 (3)

本日、総合情報処理センター(以下「センター」という)からアカウントが到着。 センターへいってきょうあすの実習室空き時間を確かめようとしたが、 コンピュータディスプレイを用いた掲示板にはすでに後期の時間割が。 しかたがないので窓口でたずねる。

理学部学生係で最新の名簿をもらおうとしたが、 すでに手元にある4月のが最新だそうだ。 2年生の部分のみ、拡大コピーする。 3年生以上の受講者には、空白に記入してもらおう。

実習室へ行ったが実習用アカウントのパスワードを忘れてきたのに気づく。 しかたがないので iwase でログインし、 X のなかから初めて新しい tx を試す。 無事動いた。 前のは一応動いたものの画面クリアすると左上端の表示がおかしかったが、 それも OK だ。 まあ、よかったことにしよう。

いったん研究室にパスワードを取りに帰り、 隣り合った2台のマシンのディスプレイをつけて 一台は iwase でログイン。 メモをとりつつもう一台で、と思ったが mule が「かな漢字変換サーバと通信できませんでした」 といってくる。

それはひとまずおいておき、 私の実習用アカウント cf7175 と学生用アカウントのひとつ eb00g01 の中味が同じであることを確かめた。

cf7571 でログイン。 なんだ、OpenWindows ではないか。なつかしい。 パスワードを変えた。 このアカウントでも mule の具合が同じようにおかしい。

cf7571 から iwase に .cshrc, .login をコピーし iwase も OpenWindows にしてしまおうとしたが、 OpenWindows は立ち上がらずログアウトしてしまう。 エラーメッセージが一瞬出ているのだが読めない。 エラー出力のリダイレクトはどうやるんだったかな、 と思い出しつついろいろ試す。 結果は、

X_mkdir: Not owner
Default Font Path: /usr/openwin/lib/X11/
/home/kakuma2/iwase/iwase/.xinitrc: fvwm2: コマンドが見つかりません。
だった。 .xinitrc を消したら OK だった。 (実際には消さずにリネームしてとってある。)

mule + canna は使えないので、 テキストエディタと OpenWindows のかな漢字変換(って言っていいのかな)を使おう。 と思ったが、これがえらくつかいにくい。 変換もひらがなのままの確定も普通はスペースバーでいいはずだが、 「変換」「確定」キーを打たないとスペースそのものが入力されてしまう。 こんなだったかな。

そうこうしているうち、 さっき不具合を報告しておいたセンター職員の川崎さんが症状をくわしく聞きにきた。 富士通に連絡して早目に直してくださるそうだ。

こんなことをしているうちもう17時30分だ。 日暮れて道遠し。

タイピング練習プログラムはコマンドツール内ではエスケープシーケンスが効いてないようで使えない。 原因は不明。

タイピング練習の分だけマニュアルを書き上げる。

雑談している学生の声がうるさいので、 ポータブルCDプレーヤーを持ち込んで音楽を聞きながら準備をすすめた。 本日のBGM: マーラー「交響曲第3番ニ短調」、 サー・ゲオルク・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団、 シカゴ交響合唱団、 グレン・エリン少年合唱団、 ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)。 途中、膝の上から滑り落ち、ふたが開いてCDが飛び出すなどし、 何度か第1楽章をくり返したが、 理学部へ戻る途中で第6楽章最後のティンパニ連打の部分になった。

夜、以前作っておいた、 Tコードに従って「ASCII -> 全角文字」 と変換するフィルタープログラムを自宅から kenroku に送る。 思ったように動くので、 これで日本語入力が楽になるかもしれない。

1999-09-30 (4)

研究室の WinNT マシンで、 きのう書いたものを整理。 このマシンの「メモ帳」はときどきハングするのを後悔の念とともに思い出す。

昨年度は Netscape を先に教え、 私のページを見てタイピング練習をしてもらうようになっていた。 今年はタイピング練習から始めるつもりで準備をしてきたが、 初回に Netscape まで教えるべきではないか? と少々悩む。

プールに行く途中実習室によったら、 きのうの mule の不具合がなおっていた。 しかし、それでも telnet ではいったときは mule が使えない。 これは別の原因か?

泳ぎながら、やっぱり初回はタイピング練習だけにしよう、 と決心する。

夕方、最後のチェックのため実習室へ。 教卓上のマシンも同じように使えることがわかった。 明日はそこに Web ページを表示させ、 それを見ながら話そう。 話が全部終わったところで 「課題承認書」を配ること。 そうでないとわさわさしてくるかもしれないから。

きょうの夕方は、実習室は静かだった。 きょうの昼間までは、 特定の学科の質の悪い学生が騒いでいたのだろうか? Java がどうのこうの、と言っていたような気がする。

きのうのTコードのフィルタープログラムはそこそこ使える。

BGMはベートーベン「交響曲第7番イ長調作品 92」、 ワインガルトナー指揮、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。 録音は 1936 年 2 月だが“聞ける音”である。

1999-10-05 (2)

telnet で mule が使えるようになっている。

火曜日のセンター第4実習室は5限まで授業がはいっているので、 5限の終わったあと、17時45分ごろから準備にゆく。 (関係ないけど、この時期のこの時刻って、もう夕暮れなのね。 冬学期はなるべく5限に授業をいれない、とかってできないかな。 やっぱり明るいうちに帰ったほうが気持ちがいい。)

コマンドツール内で tx が使えないのはスクロール可能になって いたからだった。スクロール不可にすれば OK.

BGMはマーラー「交響曲第8番変ホ長調」、 サー・ゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団、 ヘザー・ハーパー(ソプラノ1:罪深き女)、 ルチア・ポップ(ソプラノ2:罪を悔ゆる女)、 アーリーン・オージェ(ソプラノ3:光明の神なる女)、 イヴォンヌ・ミントン(アルト1:サマリアの女)、 ヘレン・ワッツ(アルト2:エジプトのマリア)、 ルネ・コロ(テノール:マリアを讃える学者)、 ジョン・シャーリー・カーク(バリトン:法悦の神父)、 マルッティ・タルヴェラ(バス:思索の神父)、 ウィーン国立歌劇場合唱団、 ウィーン楽友協会合唱団、 ウィーン少年合唱団。 第一部と、第二部の途中まで。

1999-10-06 (3)

BGMはきのうの続きとリヒターのマタイ受難曲(新盤)。 急にメールツールを使うことにしたのでそのマニュアル書きなど。 kappa(むかしの数学科の WS)では使っていたが、 教えるとなると結構知らないことが多い。

1999-10-07 (4)

きのうの続き。最後のチェック。

1999-10-08 (5)

まさに授業の始まる時刻に 「cat minna | Mail ""; cat minna2 | Mail ""」 として全員にメールを送ったが、 minna2 のほうが先になってしまった。 失敗。

きょうは最初にホワイトボードに 「コマンドツールに netscape ~iwase/public_html/index.html & と打つ」 と書き、あとは個別に説明した。

デフォルトの日本語入力は使いにくい、という学生多し。 ワープロに慣れている者が結構いるようだ。

MAILER-DAEMON からメールがかえってくるとき、 添付ファイルになるのを知らなかった。 このメールツールは kappa のと違って添付ファイル対応だな、 とは気づいていたのだが。 よって、 Cc をとらずに存在しない宛て名に送って MAILER-DAEMON から帰ってきたメールを、 改めて新規メール作成として本文を cut & copy で送る、 というやり方がわからなかった。 ただダブルクリックするだけだと JIS コードで開いてしまうのだ。 コマンドライン版の Mail を使えばいいのだろうけど。

センターの WS で mule を使って ~iwase/public_html のファイルをエディットするものだから 991008.html~ のような名前をもつバックアップファイルができる。 「これ何ですか?」と聞かれた。

「今週やろうかと思ったけどやっぱり来週に回そう」 と思い直した分は来週の日付を名前にもつファイル 991015.html にいれてあるが、 「来週はこれだけですか?」 と聞かれた。 「未完成」とか書いて置かねば。

いろいろ聞かれると勉強になるので楽しい。

これからもらったメールに返事を書かねば。

1999-10-09 (6)

センターで準備。 土曜日は16時半までなので、 開いているうちにここでしかできないこと --- GUI 関連の確認とか --- をやってしまおうと思いつつ、 気がつくと研究室から LAN 経由でもできることをやっている私。:-)

1999-10-11 (1)

もらったメールに返事を書く。 イカの絵が書いてあるメールを見ていたらおなかがすいてきた。 昼飯を食べていない。

1999-10-12 (2)

次回はファイル操作コマンドをやる。 「ファイル名」と「パス名」の正式な違いがようやくわかったこともあり、 去年までのを大幅に書き換えたくなった。

タイピング練習の結果ファイル tx.usr と tx.scr があるので、 これを種(たね)に cp, mv, rm の練習をしてもらおうかと思ったが、 これらはパーミッションが 444 なので上書きなどの際の動作がやや特殊なのだった。 ああ、やり直し。

夜ふかししてタイピング練習プログラムの JavaScript への移植。 実習の準備はせずに終わった。

1999-10-14 (4)

昨夜はおとといの分を取り返すべく爆睡するはずだったが、眠れず。 こんなことなら起きて準備をすればよかった。

去年の今ごろディレクトリツリーの絵を jpg で作ったのだが、 あれは第三実習室のブラウザが固定幅フォントとして固定幅でないものを指定していたからなのだった。

仕事がはかどらない。 センター実習室はうるさい。 夜は PPP 接続ができない。

1999-10-21(4)

mule の使い方は去年の分を流用できそうなのだが、 それを今年の中に組み込むか、 それとも独立して読めるような mule.html にしてリンクを張るか、 とさんざん迷ったのだが、前者にした。

ウィンドウシステムの中で使っているときは新しいウィンドウが開いて mule が起動します。 「mule filename」と打ち込んだウィンドウを mule 使用中も使いたいなら、 「mule filename &」とするとよいでしょう。 また、「mule -nw filename」とすると 新しいウィンドウを開かずそのウィンドウの中で mule を実行します。
と書こうと思ったのだが、 MS-Windows から telnet で WS にログインしているときに ウィンドウシステムの意味を誤解されるといけないので。

1999-10-27 (3)

週末は不覚にも体調を崩してしまった。 先週の準備で疲れたせいか?

ホームページの作りかたの説明はうまくなかった。 やり直し。

今年度はリダイレクトの話は後回しだ。 Telnet ではなく OpenWindows でやっているので画面の 「巻き戻し」と「Cut & Paste」が可能だから。

1999-10-28 (4)

去年まで、シェル変数と環境変数を間違えて教えていたのに気づく。

1999-10-29 (5)

授業中に指摘され、 「¥」と「\」の説明をしていなかったことに気づく。

1999-10-30 (6)

「¥」と「\」の説明を書き足そうとして 「キーボードにあるのは「¥」だけだから……」 まで書いて、実は「\」もあることに気づく。 mule の日本語オンオフはこっちでやればよかったんだ。 (「¥」は「1」の左、「\」は「/」の右。)

センター窓口で川崎さんに相談したところ、 自分の実習時間に自分の学科の学生だけに自習を許可しても構わないそうだ。 電光掲示板は「自習不可」のままでよい。

実習時間にいたのが本当に自分のクラスの学生だったかどうかを調べるためのプログラムを書いた。 system() に渡される文字列は rsh ws01 last | grep "Sat Oct 30" のようになり、 その日に使ったユーザ一覧が出力されるわけだ。

#include <stdio.h>
#include <time.h>

char s[256];

main() {
    int i;
    time_t now;
    struct tm* tp;

    time(&now);
    tp = localtime(&now);
    for (i=1; i<=48; i++) {
        sprintf(s, "rsh ws%02d last | grep \"", i);
        strcat(s, asctime(tp));
        s[32] = '\0';
        strcat(s, "\"");
#if DEBUG
        puts(s); return 0;
#endif
        printf("ws%02d =========================================================================\n", i);  
        fflush(stdout);
        system(s);
    }
}

実習用アカウントのおまけアカウント cf7175 はいくら使っても固定料金 (もしかしてタダ?) だが、 研究用アカウント iwase は使用時間に応じて課金される。 よって、実習の準備に iwase を使えば損なのだ。 実習用ホームページは ~cf7175 の下に作って iwase のほうからリンクを張っておけば、 と思っていったんそうしてみたが、 わずかなことでも混乱を引き起こすといけないので元に戻した。 これは来年度の課題。 もしここに勤めていればの話だけど。

1999-11-05 (5)

授業の終わり近く、 キーを受け付けなくなったマシンが2台でて、 富士通の SE さんに見てもらった。 ついでに、きのうから紙を吐き出しつづけているというプリンタも止めてもらう。

課題1の締め切り前の最後の授業なので、 どどっとメールがきた。

1999-11-06 (6)

メールの返事書き。 研究室の WinNT マシンの Netscape で見て、 同じマシンから ws?? に telnet して mule で書いた。 大学では終わらなかったのでうちで続きを、 と思ったのだが、 うちからだと mule の漢字変換ができなかったのを忘れていた。 しかたなく、netscape で 見るだけみて隣の 98 でメモをとり、 電話を切ってからまとめて JIS コードに変換して uuencode して PC-VAN 経由で ws?? にアクセスして送信した。 疲れた。

1999-11-09 (2)

ホームで ls をした際の様子がなんか変だ。 よく見たら、グループが iwase から iwase1 に変わっている。 研究用アカウント iwase のグループは iwase のまま。 ls -latc で調べたところ、 16:30 から 16:35 の間に一斉に変更したように思われる。 センターにメールで問い合わせ。

1999-11-10 (3)

センターから返事。 やはり、都合で変更したとのことだった。 iwase のホーム以下に置いたファイルのパーミッションを 640 とかにしておかなくてよかった。

1999-11-19 (5)

きょうは準備がぎりぎりになってしまい、 非常にあせって授業直前にアップした。

kappa にアクセスしたら次のようなメールがきていた。

From iwase@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp Fri Nov 19 23:06 JST 1999
Received: from ws47.ipc.kanazawa-u.ac.jp (ws47.ipc.kanazawa-u.ac.jp [133.28.21.57])
	by kappa.s.kanazawa-u.ac.jp (8.8.8+2.7Wbeta7/3.6W06/05/99) with ESMTP id XAA04008
	for ; Fri, 19 Nov 1999 23:06:06 +0900 (JST)
Received: (from iwase@localhost)
	by ws47.ipc.kanazawa-u.ac.jp (8.8.8+2.7Wbeta7/3.6W/KAINS-1.2) id XAA06812
	for iwase; Fri, 19 Nov 1999 23:05:43 +0900 (JST)
From: iwase@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Date: Fri, 19 Nov 1999 23:05:43 +0900 (JST)
Message-Id: <199911191405.XAA06812@ws47.ipc.kanazawa-u.ac.jp>
To: iwase@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Subject: Output from "cron" command
Content-Type: text
Content-Length: 10563

Your "cron" job

cp -pr /home/kakuma/iwase jissyuu

produced the following output:

cp: /home/kakuma/iwase/cf7175/.fm: Permission denied
cp: cannot open /home/kakuma/iwase/cf7175/.Xauthority: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/cf7175/nsmail: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/cf7175/.netscape: Permission denied
cp: /home/kakuma/iwase/cf7175/mail: Permission denied
         ... 以下略 ...
がーーーーん、すっっっっかり忘れていたが、 昨年度、ホームページの課題を“集める”ためにしかけた cron が残っていたのだ。 最初見たときはヘッダの一部が省略されて表示されていたため、 48 台(以上)ある WS のうちどれに cron をしかけたのかわからず、あせってしまった。
ws47{iwase}13% crontab -l
01 23 19 11 * cp -pr /home/kakuma/iwase jissyuu
ws47{iwase}14% crontab -r
として止めた。

1999-11-24 (3)

WebBBS の最初に書いたものの写し。

理・数学(計算機基礎論3B) 内容表示 

 題名:
            掲示板を作っていただきました
 書き込み者:
            岩瀬順一 [iwase] 
 書き込み日:
            1999/11/22 15:17


理学部「計算機基礎論3B」(数学科)用の掲示板を作っていただきました。
総合情報処理センターの車古先生、小松崎さんに感謝いたします。


理・数学(計算機基礎論3B) 内容表示 

 題名:
            書き込みにあたっての注意
 書き込み者:
            岩瀬順一 [iwase] 
 書き込み日:
            1999/11/24 18:15


理学部の授業科目「計算機基礎論3B」の受講者へ:授業に関連
する内容で、受講者全員に関連すると思われる質問・コメント等を
書き込んでください。内容・書き方についてはほかの掲示板を参考
にするのもよいでしょう。

受講者以外の方へ:ここに書かれている質問に対する答えなどは、
書き込んでくださって結構です。ただし、まったく授業と関係の
ない書き込みはやめてください。お願いします。

1999-12-10 (5)

メールで送られてきた課題を見たが、 30分かかって一人分しか見られない。 メールは12通きているので6時間かかることになる! 帰る時刻を1時間送らせたがとても終わらない。

1999-12-11 (6)

大学にきて続きをしているが、 月曜までには返事が書けそうにない。 ああ。

mule の表示する日本語コードがデフォルトでは JIS になる。 たぶん .emacs を変えれば直るはずだがめんどうなので telnet の表示する日本語も JIS にする。 メールは JIS で送られてくるので cat するときなどはかえって便利か?! と思ったが、 EUC に変換すると gcc を通るプログラムでも JIS のままだと通らないことがあるのだ。 ああ。

1999-12-16 (4)

あすのテーマは数値型データのメモリへの格納法なので、 結果は機種に依存する。 よって、 うちの 98 でプログラムやページを書いて最後に PPP 接続して確認&アップロード、というわけにはゆかない。 最後は一時間ほどつなぎっぱなしで仕上げた。 テレホにしていてよかった。

眠れないのでまた PPP 接続してレポートへの返事を書こうとしたが、 うちの Win95 からだと Ctrl+@ もはいらないのでプログラム部分の切り抜きができない。 Ctrl+\ がだめで「かんな」が使えないことはわかっていたが、 これもだめとは。 しかたなく寝る。

1999-12-17 (5)

大学に着いてからあわててレポートへの返事など3通のメールを書く。

マシンがおかしくなったので、 川崎さんにお願いして「ある方法」で shutdown & reboot していただく。 そのあと、別のマシンもおかしくなっていることがわかり、 今度は自分一人でやってみた。簡単だ。 いうことは、 telnet で login している間に「簡単に」 shutdown される可能性もあるということだ。

研究室に戻りメールを見たら 24 通きていた。 そのうち 3 通は自分の書いたものだから返事を書く必要はないがそれでも 21 通。 しかし、よく見たらメール送信に失敗したのだろうか、 同じ ID から 5 通きている。 少し気が楽になった。

1999-12-18 (6)

大学にきて研究室からセンターの WS にログインしてメールに返事を書く。 きょうは暖房がはいっている!

1999-12-23 (4)

大学にきて研究室からセンターの WS にログインしてメールに返事を書く。 暖房がないので寒い。 カップヌードルを食べ、 羽毛布団を膝にかけてしのぐ。

1999-12-24 (5)

研究室からセンターの WS にログインしてメールに返事を書く。 なぜかネットワークがぶつぶつ切れるようで、 切断されてしまう。 マシンを変えたりしていろいろ試す。

一応、全部仕事は終わったはずだ。

1999-12-26 (0)

いつだったかふと思ったのだが、 C言語とメールだけに絞ったら、 どれだけ時間が節約できるだろう?

ドットファイルを書き換えておくか、 寸止め(ログイン直後に Ctrl+C を押すこと。 バーチャファイター3の葵の技参照)で OpenWindows が立ち上がらないようにさせる。 プログラムもメールも vi で書かせて、 メールは Mail コマンドで送らせる。 いわゆる日本語は使えないのでレポートは英語で。

こうすればウィンドウ操作や日本語入力の部分は完全にカットできる。 また、ディレクトリ操作を教える必要もないかも。 現在はホームページ作成のために public_html を作る必要があるのだ。

1999-12-28 (2)

夕方、 実習用アカウントのバックアップをとる。 tar で固めて研究室のパソコンに持ってきておくだけだが。

core を作っているものが数名いた。 上の二つめで直接 ~cf7175/.. を tar で固めなかったのはそのため。 しかし、..core という名前の 8MB 近いファイルは一緒に固めてしまった。

その作業も終わり近く、 telnet でログインしていた実習用マシンがシャットダウンを始めた。 他のマシンに移ってしのぐ。

1999-12-29 (3)

いまログインしようとしてみたら、 WS?? は全てとまっているようだ。 2000 年問題に備えて、 数学科の WS にもメールを転送するよう cf7175@kenroku のホーム (cf7175@mailedu2 と共通)に .forward をしかけた。 しかし mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp もシャットダウンされているようだ。 これではメールの来ようがないな。

と思ったがさにあらず。

Dec 29 16:58:35 kappa sendmail[10278]: QAA10278: from=iwase, size=126, class=0,
pri=30126, nrcpts=1, msgid=<199912290758.QAA10278@kappa.s.kanazawa-u.ac.jp>, rel
ay=iwase@localhost
Dec 29 17:01:54 kappa sendmail[10281]: QAA10278: to=cf7175@mailedu2.ipc.kanazawa
-u.ac.jp, ctladdr=iwase (1000/100), delay=00:03:19, xdelay=00:03:19, mailer=smtp
, relay=icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp. [133.28.20.12], stat=Sent (RAA24150 Message
 accepted for delivery)
Dec 29 17:01:54 kappa sendmail[10281]: QAA10278: (SMTP DONE) delivery time = 0 +
 199 seconds (1/2 sessions, 1/1 recipients, 75 bytes), max wait connections = 0
と icews2 が代わりに預かってくれるのだ。

しかし、icews2 には cf7175 というアカウントはない。 いったいどうなるのだろう? 来年のお楽しみだ。

ところで、 C言語だけを教える場合、メールも不要だと気づいた。 こっちが各人のホームディレクトリを回わって採点することにすれば。

ftp で kenroku にこのページを置きにいってから気がついた。 wwwedu も止まっているのでチェックができないのだ。

年末年始の休暇中に学生からメールで出された課題を見てやろう、 などと思わなくてよかった。 動いている WS でログインできるのは kenroku だけみたいで、 kenroku と実習用の WS?? とでは勝手が違う。 たとえばメールは別々だ。

1999-12-31 (5)

29 日分を書いたときには気づいていなかったのだが、 もしもメールを自分のディレクトリにもってきておらず、 御用納めのあとでバックアップをとろうと思っていたら、 実習用アカウントにきたメールのバックアップはとれなかったのだ。

YYMMDD.html の形式でファイル名をつけていたので、 ファイル名順にソートすると年明けの分が先にくる。 間違わないように注意しよう。

2000-01-01 (6)

2時すぎ、 電話回線やネットワークの混雑に配慮しつつ、 大学に PPP 接続してみた。 タイピング練習プログラム tx は無事 2000 年問題をクリアした。

2000-01-02 (2)

23 時半すぎ、.forward を削除。

2000-01-03 (1)

cf7175@mailedu2 あてのメールは戻ってきてしまった。 5日間預かったが配達できないので返す、といっているらしい。 要するに MX が次順位のマシンは一時預かりをするだけということか。

From MAILER-DAEMON Mon Jan  3 17:48 JST 2000
Received: from icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp (icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp [133.28.20.12])
	by kappa.s.kanazawa-u.ac.jp (8.8.8+2.7Wbeta7/3.6W06/05/99) with ESMTP id RAA08986
	for ; Mon, 3 Jan 2000 17:48:04 +0900 (JST)
Received: from localhost (localhost)
	by icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp (8.9.1/3.7W/KAINS-1.3) with internal id RAF07207;
	Mon, 3 Jan 2000 17:53:02 +0900 (JST)
Date: Mon, 3 Jan 2000 17:53:02 +0900 (JST)
From: Mail Delivery Subsystem 
Subject: Returned mail: Cannot send message within 5 days
Message-Id: <200001030853.RAF07207@icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp>
To: 
MIME-Version: 1.0
Auto-Submitted: auto-generated (failure)
Content-Type: multipart/report; report-type=delivery-status;
	boundary="RAF07207.946889582/icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp"
Content-Length: 1788

This is a MIME-encapsulated message

--RAF07207.946889582/icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp

The original message was received at Wed, 29 Dec 1999 17:06:58 +0900 (JST)
from kappa.s.kanazawa-u.ac.jp [133.28.49.137]

   ----- The following addresses had permanent fatal errors -----


   ----- Transcript of session follows -----
... Deferred: Connection timed out with mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp.
Message could not be delivered for 5 days
Message will be deleted from queue

--RAF07207.946889582/icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Content-Type: message/delivery-status

Reporting-MTA: dns; icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Arrival-Date: Wed, 29 Dec 1999 17:06:58 +0900 (JST)

Final-Recipient: RFC822; cf7175@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Action: failed
Status: 4.4.7
Remote-MTA: DNS; mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Last-Attempt-Date: Mon, 3 Jan 2000 17:53:02 +0900 (JST)

--RAF07207.946889582/icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Content-Type: message/rfc822

Return-Path: 
Received: from kappa.s.kanazawa-u.ac.jp (kappa.s.kanazawa-u.ac.jp [133.28.49.137])
	by icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp (8.9.1/3.7W/KAINS-1.3) with ESMTP id RAA24150
	for ; Wed, 29 Dec 1999 17:06:58 +0900 (JST)
From: iwase@kappa.s.kanazawa-u.ac.jp
Received: (from iwase@localhost)
	by kappa.s.kanazawa-u.ac.jp (8.8.8+2.7Wbeta7/3.6W06/05/99) id QAA10278
	for cf7175@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp; Wed, 29 Dec 1999 16:58:35 +0900 (JST)
Date: Wed, 29 Dec 1999 16:58:35 +0900 (JST)
Message-Id: <199912290758.QAA10278@kappa.s.kanazawa-u.ac.jp>
To: cf7175@mailedu2.ipc.kanazawa-u.ac.jp
Subject: a test for .forward

This is a test for .forward.

iwase

--RAF07207.946889582/icews2.ipc.kanazawa-u.ac.jp--


2000-01-06 (4)

学生あてに外部からメールがきていればそれも戻ってしまっただろう。 実習用アカウントは実習用 WS の間でのみメールのやりとりをすることになっていたかな、 と思って書類を見直してみたがそうではない。

mailedu2 といくつかの ws?? で last|more をしてみると、 4 日の 9 時ごろ reboot している。 shutdown は記録されないようだが、 毎朝 6 時ごろに ftp ではいってくる actman というアカウントが 29 日から 4 日ははいってきていないので、 おそらく 28 日午後から 4 日の朝まで止められていたのだろう。 wwwedu2 の /var/log/syslog で Dec 28 14:13:01 の次が Jan 4 08:55:43 の starting daemon うんぬんとなっていることもこれを裏づける。

ところで、 nihonkai は止まらなかったようだ。 調べてみると kenroku, nihonkai, mailedu1, mailedu2 はホームは共通だが別々のメールスプールのようだ。 nihonkai は時計が 18 分ほど進んでいる。 わけがわからない。

2000-01-17 (1)

突発的な仕事が発生! 期限までに終えるには実習どころではないか? もうすでに 12 回、 授業は済ませているのであと3回は休講にすることを真剣に考える。

2000-01-18 (2)

しかし、できるところだけでもやろうと思い直してセンターへ行き、 TeX の「α \alpha」 とかの一覧を作った。 alpha と打つと 「$\alpha$ alpha,」と出力されるプログラムを書いて、 Knuth の本を見て適当にいろいろ打ち込んで。

2000-01-19 (3)

雪の中をセンターへ。 南福利からまっすぐ走ったつもりが、 風で押しながされたせいかずいぶん北側にたどりついた。 これがもっと広いところだと遭難に結びつくのかもしれない。

第4実習室は学生が多くきていておしゃべりをしているのでうるさい。 rlogin して調べたら案の定、とある学科の学生だ。 学生の質が悪いのか、教官がけしかけて私の授業の準備の邪魔をさせているのか。

そうそうに引き上げてきた。帰りは近道、じゃなかった、 地下道を通って。

2000-01-29 (6)

きのうの実習時間にプリンタが大量のプリントアウトを吐き始めたのは、 特定の学科の誰かの嫌がらせではないか? と気づく。 自習可としていないひとの授業中にはいってくるんだから追い出されても文句はないはずだが、 ログアウト直前にどでかいファイルをプリントアウトしてゆくことは十分考えられる。 関係あるかどうかわからないが、 センター職員にプリンタを止めてもらうとき 「誰がプリントしているのか教えてください」 と言ったのに結局教えてもらえなかった。

2000-02-03 (4)

早いもので、昨年度 「やむをえない私的な急用が発生し、授業は休みにしてしまっ」てから一年。 一年後にやってくる行事のため二度帰省した。 でも授業を一回も休まずに済んだことに感謝。

二度目の上京のとき、 去年の準備編に書いた Requiem aeternam dona eis, Domine: et lux perpetua luceat eis. の日本語訳が刻まれている石を見た。

2000-02-04 (5)

最終回。 他クラスの学生がいつもより頻繁にはいってくるので、 そのたびに「授業中です」といって帰ってもらった。 10回ほどあっただろうか。 最後にはいってきた学生にも同じように言ったら 「ものをとりにきただけです」とだけ言ってつかつかと入り込んできて、 忘れ物らしきものを持って出ていった。

センターがいま掲示している区分は「自習可」「自習不可」だけだから、 どちらにしておいたところで、 他クラスの授業をやっている教室に断わりなくはいってきて 「自習にきたのではない、ただきただけだ」 と言い張るような学生を使っての授業妨害には対処できない。

ひとまず今年度の実習は無事に終わった。

「ほんとうにありがたいわね。 ようやくのこと春になって」と言って、 晴れ晴れしい眉を張った。 宗助は縁に出て長く延びた爪を切りながら、 「うん、しかしまたじき冬になるよ」と答えて、 下を向いたまま鋏を動かしていた。 (夏目漱石「門」より)
というフレーズがふと頭に浮かんだ。


岩瀬順一